JPH0572303U - 自動パイプ切断機 - Google Patents

自動パイプ切断機

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JPH0572303U
JPH0572303U JP2086192U JP2086192U JPH0572303U JP H0572303 U JPH0572303 U JP H0572303U JP 2086192 U JP2086192 U JP 2086192U JP 2086192 U JP2086192 U JP 2086192U JP H0572303 U JPH0572303 U JP H0572303U
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夏雄 宮崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1・第2カッターを正確に同期させて中空
パイプを切削できる自動パイプ切断機を提供する。 【構成】 回転する長尺の中空パイプ3を挟むようにし
て対向配置され中空パイプ3の径方向へスライド自在な
一対の第1スライドテーブル1及び第2スライドテーブ
ル2と、第1スライドテーブル1及び第2スライドテー
ブル2に取付けられて中空パイプ3を輪切状に切断する
第1カッター13及び第2カッター52と、第1スライドテ
ーブル1及び第2スライドテーブル2に連結された第1
ナット部材22及び第2ナット部材31と、第1ナット部材
22及び第2ナット部材31を螺進退自在に螺合させた第1
ボールネジ26及び第2ボールネジ32と、第1ボールネジ
26及び第2ボールネジ32を回転させる第1サーボモータ
28及び第2サーボモータ36と、第1サーボモータ28及び
第2サーボモータ36を同期させて回転駆動させる制御手
段37と、を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動パイプ切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ベアリングの内輪や外輪などに使用するために、長尺の中空パイプを 複数の突切りバイト等のカッターにて輪切状に、次々と切断する自動パイプ切断 機が用いられている。
【0003】 この自動パイプ切断機は、従来、油圧シリンダの作動でスライドするスライド テーブルを、中空パイプの軸心を中心にして対称に一対配設し、パイプ回転用主 軸本体部のチャックでクランプした中空パイプを回転させ、各スライドテーブル に取付けられたカッターを、(各油圧シリンダを介して)同期させて中空パイプ の外周部から内径方向に切込んで切断する構造であった。そして、上記各油圧シ リンダを油圧回路で同期させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のように油圧回路で上記各油圧シリンダを同期させると、油温の 変化によって油圧シリンダの作動速度、つまり、カッターの切込速度が変化して 切削条件が変わるため、一日の内で数回上記パイプ切断機を停止させて、油の圧 力や流量等の微調整を行う必要があり、生産性が低下する問題があった。
【0005】 また、エアーが混入した場合など作動油の圧縮性のために、油圧シリンダを正 確に同期させることが困難であった。
【0006】 そこで、本考案は上記問題点を解決する自動パイプ切断機を提供することを目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、回転する長尺の中空パイプを挟むよう にして対向配置され該中空パイプの径方向へスライド自在な一対の第1スライド テーブル及び第2スライドテーブルと、該第1スライドテーブル及び第2スライ ドテーブルに取付けられて上記中空パイプを輪切状に切断する第1カッター及び 第2カッターと、上記第1スライドテーブル及び第2スライドテーブルに連結さ れた第1ナット部材及び第2ナット部材と、該第1ナット部材及び第2ナット部 材を螺進退自在に螺合させた第1ボールネジ及び第2ボールネジと、該第1ボー ルネジ及び第2ボールネジを回転させる第1サーボモータ及び第2サーボモータ と、該第1サーボモータ及び第2サーボモータを同期させて回転駆動させる制御 手段と、を備えたものである。
【0008】
【作用】
上述の如く構成された自動パイプ切断機は、第1サーボモータ及び第2サーボ モータにて、第1カッターと第2カッターを同期させているので、同期精度が良 好となり、第1カッターと第2カッターの切込速度が、一日の内で度々自然に変 化することがない。
【0009】 しかも、第1サーボモータ及び第2サーボモータを用いて第1カッターと第2 カッターをスライド(位置決め)させているので、微小な往復動作───中空パ イプへの切込み及び逃がし───を行わせることができる。
【0010】
【実施例】
以下実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0011】 図1と図2は本考案に係る自動パイプ切断機の一実施例を示しており、1は第 1スライドテーブルであって、この第1スライドテーブル1と第2スライドテー ブル2が、長尺円筒状の中空パイプ3を挟むようにして対向配置される。
【0012】 つまり、第1スライドテーブル1と第2スライドテーブル2は、中空パイプ3 の軸心を中心にして、所定間隔をもって対称に配設されており、中空パイプ3の 径方向へスライド自在となっている。
【0013】 第1スライドテーブル1は、基台4に固着された第1案内テーブル5と、第1 案内テーブル5にスライド自在に取付けられた第1主スライド体6と、第1主ス ライド体6にスライド自在に取付けられた第1副スライド体7と、第1副スライ ド体7の上面に固着された第1刃物台8と、を有している。
【0014】 第1案内テーブル5の上部長手方向(中空パイプ3の軸心と直交する方向)に は、第1主スライド体6の下面長手方向に形成された蟻溝等に、摺動自在に嵌合 する主ガイドレール9が形成される。
【0015】 また、第1主スライド体6の上部長手方向(中空パイプ3の軸心と直交する方 向)には、第1副スライド体7の下面長手方向に形成された蟻溝等に、摺動自在 に嵌合する副ガイドレール10が形成される。
【0016】 第1刃物台8の上部には、上方に開口するカッター固定用凹所11が形成され、 この凹所11に、複数の帯板状突切りバイト12…からなる第1カッター13が止着ボ ルトにて固定される。
【0017】 突切りバイト12…は、中空パイプ3の軸心と直交する方向に取付けされ、所定 厚みの角棒状スペーサ43…を介装して等ピッチで並設される。
【0018】 また、中空パイプ3の要部平面断面図である図3に示すように、突切りバイト 12…は、中空パイプ3の先端3aから基端(図の上方)に向かって順次、突切り バイト12…の切刃の先端を外径方向へずらした状態で取付けされる。
【0019】 次に、図1と図2に示すように、第2スライドテーブル2は、基台4に固着さ れた第2案内テーブル14と、第2案内テーブル14にスライド自在に取付けられた 第2主スライド体15と、第2主スライド体15にスライド自在に取付けられた第2 副スライド体16と、第2副スライド体16の上面に固着された第2刃物台17と、を 有している。
【0020】 第2案内テーブル14の上部長手方向(中空パイプ3の軸心と直交する方向)に は、第2主スライド体15の下面長手方向に形成された蟻溝等に、摺動自在に嵌合 するガイドレール18が形成される。
【0021】 第2主スライド体15の上部には、第2副スライド体16の下面に(ガイドレール 18と直交する方向に)形成された蟻溝等に、摺動自在に嵌合するクロスガイドレ ール19が形成される。
【0022】 第2刃物台17は第1刃物台8と同様の構成となっており、第2刃物台17のカッ ター固定用凹所20には、複数の帯板状突切りバイト21…からなる第2カッター52 が上述と同様に固定され、第1カッター13と第2カッター52は、中空パイプ3の 外周を180 ゜反対の両側方(同図の左右方向)から挟むように配設される。
【0023】 なお、第1カッター13と第2カッター52は、第1・第2カッター13,52の切刃 のすくい面が対向状となるように、何れか一方を上下逆にして第1刃物台8と第 2刃物台17に取付けられる。
【0024】 次に、図4に示すように、第1スライドテーブル1の第1主スライド体6の一 端縁部には第1ナット部材22が連結される。
【0025】 第1ナット部材22は、固定用ボルトにて第1主スライド体6に固定される有底 筒状の連結ケース23と、連結ケース23の大径孔部24に内嵌固着されたボールベア リングナット25とからなる。
【0026】 このボールベアリングナット25に、所定長さのネジ部を有する第1ボールネジ 26を螺合させ、第1ナット部材22を螺進退自在とする。
【0027】 第1ボールネジ26の一端側(図4の右側)は、スライドベアリングを内装した 軸受部材51に回転自在に枢支され、この軸受部材51は基台4に固着される。さら に、第1ボールネジ26の一端部にはネジ側プーリーギヤ27が固着される。
【0028】 そして、図1と図2に示すように、エンコーダ内蔵型ACサーボモータである 第1サーボモータ28の回転軸部に固着されたモータ側プーリーギヤ29と、ネジ側 プーリーギヤ27との間に、第1サーボモータ28の回転トルクを第1ボールネジ26 に伝達する歯付ベルト30が介装される。
【0029】 第1サーボモータ28は基台4に固着されており、この第1サーボモータ28を回 転駆動させることにより、第1スライドテーブル1の第1主スライド体6が主ガ イドレール9に沿ってスライドし、同時に第1カッター13,第1刃物台8及び第 1副スライド体7が第1主スライド体6と一体に移動する。
【0030】 また、第1スライドテーブル1側の第1ナット部材22,第1ボールネジ26,軸 受部材51,ネジ側プーリーギヤ27,モータ側プーリーギヤ29,歯付ベルト30及び 第1サーボモータ28と、同様の構成の第2ナット部材31,第2ボールネジ32,軸 受部材53, ネジ側プーリーギヤ33,モータ側プーリーギヤ34,歯付ベルト35及び 第2サーボモータ36が、第2スライドテーブル2側にも設けられる。
【0031】 従って、第2サーボモータ36を回転駆動させることにより、第2スライドテー ブル2の第2主スライド体15がガイドレール18に沿ってスライドし、同時に第2 カッター52,第2刃物台17及び第2副スライド体16が第2主スライド体15と一体 に移動する。
【0032】 49はパイプ回転用駆動モータを備えた主軸本体部で、主軸本体部49のチャック 50で中空パイプ3をクランプして、所定方向に所望回転数にて回転させることが できる。
【0033】 そして、第1サーボモータ28と第2サーボモータ36の回転速度、回転角度及び 回転方向は、制御手段37によって制御される。
【0034】 第1・第2サーボモータ28,36は(油圧と比べ)応答性に優れ、制御手段37に より、第1・第2サーボモータ28,36を正確に同期させて回転駆動させることが できる。
【0035】 従って、第1主スライド体6(第1カッター13)と第2主スライド体15(第2 カッター52)を正確に同期させて、所望速度で所望位置に位置決めすることがで き、しかも、微小な往復動作を行わせることが可能となる。
【0036】 ところで、図4に示すように、第1スライドテーブル1は、カッタ突出量調整 機構Fを備えている。
【0037】 カッタ突出量調整機構Fは、第1副スライド体7の一端部に内設されたネジ孔 付連結板38と、第1主スライド体6の上面に固着されたアジャスト板39と、アジ ャスト板39に内装されたベアリングにて回転自在に枢支されたアジャストボルト 40と、アジャストボルト40の基端部に止着ピン等により固着されたボルト操作用 ナット41とからなる。
【0038】 アジャストボルト40の先端側は連結板38のネジ孔に螺着されており、ナット41 を回動操作することによって連結板38が螺進退し、第1副スライド体7(と一体 に第1刃物台8及び第1カッター13)が副ガイドレール10に沿ってスライドする 。42はアジャストボルト40先端部の逃がし孔である。
【0039】 このカッタ突出量調整機構Fにより、図5に示すように、(後述の如く第1カ ッター13と第2カッター52を同期させて切込むときの)第2カッター52の切込切 削量T1に対して、第1カッター13の切込切削量T2を微調整することができる。
【0040】 図6は第2スライドテーブル2の要部側面断面図を示しており、第2スライド テーブル2は、図2と図6の如く、カッタ位置調整機構Hを備えている。
【0041】 カッタ位置調整機構Hは、第2主スライド体15の一端部に内設されたネジ孔付 連結板44と、第2副スライド体16の一端面に固着されたアジャスト板45と、アジ ャスト板45に内装されたベアリングにて回転自在に枢支されたアジャストボルト 46と、アジャストボルト46の基端部に止着ピン等により固着されたボルト操作用 ナット47とからなる。
【0042】 アジャストボルト46の先端側は連結板44のネジ孔に螺着されており、ナット47 を回動することによって連結板44が螺進退し、第2副スライド体16(と一体に第 2刃物台17及び第2カッター52)がクロスガイドレール19に沿ってスライドする 。48はアジャストボルト46先端部の逃がし孔である。
【0043】 このカッタ位置調整機構Hにより、図3に示すように、第2カッター52の位置 を矢印C方向(中空パイプ3の軸方向)に微調整でき、第1カッター13との位置 ずれを修正することができる。
【0044】 このように構成された自動パイプ切断機によれば、回転する中空パイプ3の周 速に合った切込速度───即ち最適切削条件───にて、中空パイプ3に第1カ ッター13と第2カッター52を正確に同期させて切込んで、輪切状に切断すること ができる。
【0045】 従って、第1・第2カッター13,52の切削抵抗のバランスが良好となって、中 空パイプ3を安定した状態で切削できる。また、第1・第2カッター13,52の切 込速度が一日の内で度々自然に変化することがない。
【0046】 具体的には、所定の突出し長さでチャック50にクランプした中空パイプ3を所 定回転数で回転させ、第1カッター13と第2カッター52を同期させて図3の矢印 A方向(内径方向)に前進させ、中空パイプ3を短円筒状に切断する。
【0047】 このとき、上述の如く、突切りバイト12…,21…の切刃の先端を順に外径方向 へずらしてあるので、中空パイプ3の先端3aから基端へ向かって、順次中空パ イプ3が等ピッチで切断されていく。
【0048】 そして、最も基端側寄り(図3の上側)の突切りバイト12a,21aが、中空パ イプ3を切断すれば、第1カッター13と第2カッター52が矢印B方向(外径方向 )に後退し、中空パイプ3の回転が停止する。
【0049】 その後、チャック50のクランプを緩め、図示省略のパイプ送り機構により中空 パイプ3を所定の突出し長さだけ(図3の下方に)送り出して、チャック50で再 クランプすることができるようになっている。
【0050】 このサイクルを自動で繰返して、中空パイプ3を定寸で次々と切断することが できる。なお、切断された中空パイプ3は、図示省略の排出機構により取出され る。
【0051】 また、第1カッター13と第2カッター52を複数回往復動(前後進)させて、中 空パイプ3を断続的に切削することにより、(連続的に切削した場合に線状に連 続して排出される)切り粉を短くカットして、第1・第2カッター13,52への切 り粉の巻付きや、切り粉詰まりを防止できる。
【0052】 具体的には、図3と図7に示す第1カッター13の突切りバイト12aを例にして 説明すると、例えば、突切りバイト12aを、(ACサーボモータ内臓のエンコー ダの機械原点である)加工原点OからP1点まで図の左方向に早送り及び切削送り にて前進させて中空パイプ3を切削した後、加工原点Oまで一旦後退させ、次に 、P1点の手前まで早送りにて前進させ、ソフトランディング切削及び及び通常切 削にてP2点まで前進させて切削した後、再度加工原点Oまで後退させる。
【0053】 同様に、P3点からP5点まで順次、突切りバイト12aを加工原点Oへ復帰させな がら、断続的に中空パイプ3を切削し、切り粉を短くカットする。なお、中空パ イプ3が小径の場合は、必ずしも加工原点Oに復帰させる必要がなく、中空パイ プ3と加工原点Oの中間位置に復帰させ、その中間位置を仮の加工原点とし、上 記同様に順次切断し、切り粉を短くカットする。
【0054】 ここで、P6点は、最も先端3a側(図3の下側)の突切りバイト12が最初に中 空パイプ3を切断する位置で、このP6点まで突切りバイト12aを前進させた後は 、加工原点Oまで後退させずに、S2点まで前進させて切削した後、S1点まで一旦 後退させる。
【0055】 さらに、突切りバイト12aをS3点までソフトランディング切削及び通常切削に て前進させて中空パイプ3を切削した後、S2点まで後退させ、次に、S3点を越え てソフトランディング切削及び通常切削にて前進させて中空パイプ3を切断する 。このP6点からS3点を越える間に、順次、中空パイプ3の先端3aから基端へ向 かって、中空パイプ3が等ピッチで切断されていく。
【0056】 そして、第2カッター52は、この例にあげた第1カッター13の突切りバイト12 aと同様の動作にて、第1カッター13と同期して切込みされる。なお、上述の突 切りバイト12aの動作以外の前後進動作の制御も、もちろん可能である。
【0057】 このように、第1・第2カッター13,52の切込みにおいて、第1・第2サーボ モータ28,36(図1参照)を毎回原点復帰させているのでフィードバックが不要 となり、位置決めの際にバックラッシュ等による累積誤差が生じない。
【0058】 従って、位置検出やフィードバックのための機器が不要となって、フィードバ ック制御と比べ、自動パイプ切断機の安価製作が可能となる。
【0059】 また、油圧回路と比べ騒音が少なく、複雑で高精度な制御が可能となり、保守 点検が容易で、しかも、油タンク等の装置が不要となって、自動パイプ切断機全 体をコンパクトにすることができ、省スペース化を図り得る。
【0060】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載するような著大な効果を奏 する。
【0061】 第1・第2カッター13,52の切込速度が一日の内で度々自然に変化することが ないので、自動パイプ切断機を止めて調整する必要がなく、従来と比べて生産性 が向上する。
【0062】 第1・第2サーボモータ28,36(第1・第2カッター13,52)を高精度で同期 させることができ、中空パイプ3の切削状態が安定する。従って、切削時の第1 ・第2カッター13,52のビビリや食い込み等を防止できる。
【0063】 第1・第2カッター13,52を往復動(前後進)させて中空パイプ3を切削する ことにより、切り粉を短くカットして第1・第2カッター13,52への巻付きを防 止できる。
【0064】 第1・第2カッター13,52の切込みにおいて、第1・第2サーボモータ28,36 を毎回原点復帰させているのでフィードバックが不要となり、位置決めの際にバ ックラッシュ等による累積誤差が生じない。
【0065】 従って、位置検出やフィードバックのための機器が不要となって、フィードバ ック制御と比べ、自動パイプ切断機の安価製作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】中空パイプの先端部の平面断面図である。
【図4】第1スライドテーブルの要部正面図である。
【図5】第1・第2カッターの中空パイプへの切込み状
態を示す説明図である。
【図6】第2スライドテーブルの要部側面断面図であ
る。
【図7】第1カッターの切削動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1スライドテーブル 2 第2スライドテーブル 3 中空パイプ 13 第1カッター 22 第1ナット部材 26 第1ボールネジ 28 第1サーボモータ 31 第2ナット部材 32 第2ボールネジ 36 第2サーボモータ 37 制御手段 52 第2カッター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する長尺の中空パイプ3を挟むよう
    にして対向配置され該中空パイプ3の径方向へスライド
    自在な一対の第1スライドテーブル1及び第2スライド
    テーブル2と、該第1スライドテーブル1及び第2スラ
    イドテーブル2に取付けられて上記中空パイプ3を輪切
    状に切断する第1カッター13及び第2カッター52と、上
    記第1スライドテーブル1及び第2スライドテーブル2
    に連結された第1ナット部材22及び第2ナット部材31
    と、該第1ナット部材22及び第2ナット部材31を螺進退
    自在に螺合させた第1ボールネジ26及び第2ボールネジ
    32と、該第1ボールネジ26及び第2ボールネジ32を回転
    させる第1サーボモータ28及び第2サーボモータ36と、
    該第1サーボモータ28及び第2サーボモータ36を同期さ
    せて回転駆動させる制御手段37と、を備えたことを特徴
    とする自動パイプ切断機。
JP1992020861U 1992-03-06 1992-03-06 自動パイプ切断機 Expired - Lifetime JP2528351Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110193746A (zh) * 2019-07-10 2019-09-03 中国工程物理研究院机械制造工艺研究所 一种金刚石飞切刀具精加工进给机构

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