JPH0572133A - 分光分析方法および装置 - Google Patents

分光分析方法および装置

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JPH0572133A
JPH0572133A JP23820791A JP23820791A JPH0572133A JP H0572133 A JPH0572133 A JP H0572133A JP 23820791 A JP23820791 A JP 23820791A JP 23820791 A JP23820791 A JP 23820791A JP H0572133 A JPH0572133 A JP H0572133A
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JP
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wavelength
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etching
state
target
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JP23820791A
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Kazuhiko Kawai
和彦 河合
Taketo Usui
建人 臼井
Seiichi Kato
誠一 加藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対象における特定現象の観測に適当な発光ス
ペクトルの波長や波長域を、迅速かつ的確に決定するこ
とが可能な分光分析技術を提供する。 【構成】 エッチングレートなどに基づいて、既知試料
におけるエッチング終点前後の時刻を決め、両時刻の間
における所定の広い波長域λ1 〜λ2 の間の各波長につ
いて変動率および相対発光強度を算出する。そして変動
率の絶対値が閾値aを超え、かつ相対発光強度が閾値b
以上という波長または波長域λk 〜λk+m およびλl
λl+n を自動的に選定し、実際のエッチング時には、当
該波長または波長域の発光スペクトルの観測結果に基づ
いて、エッチング終点の検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分光分析技術に関し、
特に、プラズマエッチングプロセスなどにおける分光分
析によるエッチング終点検出などに適用して有効な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、半導体装置の製造プロセスに
おけるホトリソグラフィ技術においては、所定の物質か
らなる薄膜を所望のパターンに形成する方法として、プ
ラズマエッチングを用いることが知られている。ところ
で、このようなプラズマエッチング技術においては、目
的の薄膜のエッチング終点を正確に把握することが、適
度のオーバーエッチングによるエッチング残りの防止
や、過剰エッチングによる下地膜の損傷の防止などを実
現して、良好なエッチング結果を得るなどの観点から重
要となる。
【0003】このようなエッチング終点の検出技術とし
ては、エッチング処理中のプラズマ発光に含まれる特定
の発光スペクトルを継続的に観測し、当該発光スペクト
ルの強度変化などに基づいてエッチング終点を決定する
ことが行われているが、この場合、観測すべき発光スペ
クトルの波長を適切に選択することが終点検出精度の向
上の上から重要である。
【0004】従来、このようなエッチング終点検出のた
めの発光スペクトルの波長を決定する方法としては、た
とえば、エッチング種、被エッチング物、反応生成物の
発光スペクトル中で既知の波長に着目し、エッチング終
点の前後で変動の大きいものを試行錯誤的に評価検討し
て、観測すべき波長を選定していた。
【0005】なお、プラズマエッチングにおける分光分
析による終点検出技術については、たとえば、株式会社
工業調査会、昭和57年11月15日発行、「電子材
料」1982年11月号P146〜P151、などの文
献に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回路パター
ンの微細化に伴う被エッチング面積の減少により、エッ
チング種、被エッチング物、反応生成物などの発光スペ
クトルのエッチング終点の前後などにおける変動は、ま
すます小さくなる傾向にあり、上述の従来技術のような
試行錯誤的な方法では、適切な終点検出のための波長を
決定することは困難となる。
【0007】特に、新材料のエッチングや複数のガスに
よる複雑かつ多様なエッチングプロセスでは、既知の波
長だけでは、エッチング終点検出のための波長を決定で
きない場面も生じることが懸念される。
【0008】したがって、本発明の目的は、対象におけ
る特定現象の観測に適当な発光スペクトルの波長や波長
域を、迅速かつ的確に決定することが可能な分光分析技
術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、プラズマエッチング
におけるエッチング終点検出のための適当な発光スペク
トルの波長や波長域を、迅速かつ的確に決定することが
可能な分光分析技術を提供することにある。
【0010】本発明の上記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願に於いて開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0012】すなわち、本発明の分光分析方法は、同時
に複数の波長の発光スペクトルを分析できるマルチチャ
ネル分光分析方法において、対象における任意の二つの
第1および第2の状態における分析結果を用いて、当該
第1および第2の状態間における各波長の発光スペクト
ル強度の変動率を計算し、この変動率の大小関係に基づ
いて、第1および第2の状態の間における対象の特定現
象の観測に用いる波長または波長域を決定するものであ
る。
【0013】また、本発明の分光分析方法は、請求項1
記載の分光分析方法において、変動率の大小関係ととも
に、各波長の発光スペクトルの相対発光強度の大小関係
に基づいて、第1および第2の状態の間における対象の
特定現象の観測に用いる波長または波長域を決定するも
のである。
【0014】また、本発明の分光分析方法は、請求項1
または2記載の分光分析方法において、対象をプラズマ
エッチング装置におけるプラズマとし、第1および第2
の状態をエッチング終点の前後の状態とし、特定現象を
エッチング終点としたものである。
【0015】また、本発明の分光分析方法は、請求項1
または2記載の分光分析方法において、第1の状態を対
象が未知の物質を含まない状態とし、第2の状態を対象
が未知の物質を含む状態とし、特定現象を対象における
特定物質の有無、としたものである。
【0016】また、本発明の分光分析装置は、対象から
の光を取り込み、同時に複数の波長の発光スペクトルの
分析動作を行うマルチチャネル分光分析手段と、このマ
ルチチャネル分光分析手段に接続された情報処理手段と
からなり、情報処理手段は、対象における任意の二つの
第1および第2の状態における分析結果を用いて、当該
第1および第2の状態間における各波長の発光スペクト
ル強度の変動率を計算し、この変動率の大小関係に基づ
いて、第1および第2の状態の間における対象の特定現
象の観測に用いる波長または波長域を自動的に決定する
動作を行うようにしたものである。
【0017】また、本発明の分光分析装置は、請求項5
記載の分光分析装置において、情報処理手段は、変動率
の大小関係とともに、各波長の発光スペクトルの相対発
光強度の大小関係に基づいて、第1および第2の状態の
間における対象の特定現象の観測に用いる波長または波
長域を決定するようにしたものである。
【0018】また、本発明の分光分析装置は、請求項5
または6記載の分光分析装置において、対象をプラズマ
エッチング装置におけるプラズマとし、第1および第2
の状態をエッチング終点の前後の状態とし、特定現象を
エッチング終点としたものである。
【0019】また、本発明の分光分析装置は、請求項5
または6記載の分光分析装置において、第1の状態を対
象が未知の物質を含まない状態とし、第2の状態を対象
が未知の物質を含む状態とし、特定現象を対象における
特定物質の有無としたものである。
【0020】
【作用】上記した本発明の分光分析技術によれば、対象
の特定現象の前後において継続的に観測された複数の波
長の発光スペクトルのうち変動率が所定の閾値を超えた
波長または波長域を選出して、当該特定現象の観測に用
いることにより、たとえば、試行錯誤などによって当該
特定現象の観測に用いる発光スペクトルの波長や波長域
を選定する従来技術に比較して、対象における特定現象
の観測に適当な発光スペクトルの波長や波長域を、迅速
かつ的確に決定することが可能となる。
【0021】また、相対発光強度の大小関係を併用する
ことにより、より適切な波長や波長域を、迅速かつ的確
に決定することができる。
【0022】これにより、たとえば、対象としてのプラ
ズマエッチングにおける、特定現象としてのエッチング
終点検出のための適当な発光スペクトルの波長や波長域
を、迅速かつ的確に決定することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
である分光分析方法および装置について詳細に説明す
る。
【0024】なお、以下の説明では、一例として、本発
明の分光分析方法および装置を、半導体装置の製造プロ
セスにおけるプラズマエッチングに適用した場合につい
て説明する。
【0025】図1の(a),(b)および図2は、本実施
例の分光分析方法の作用の一例を示す線図である。ま
た、図3は、本実施例の分光分析方法および装置の作用
の一例を示すフローチャートであり、図4は、本実施例
の分光分析装置を備えたプラズマエッチングシステムの
構成の一例を示すブロック図である。
【0026】まず、図4を参照しながら、本実施例にお
けるプラズマエッチングシステムの構成を説明する。
【0027】本実施例のプラズマエッチングシステム
は、プラズマエッチング装置1と、当該プラズマエッチ
ング装置1における、真空排気やエッチングガスの供給
動作、さらにはプラズマ形成のための高周波電力などの
諸制御を司るプロセス制御部2とを備えている。
【0028】プラズマエッチング装置1には、光ファイ
バ3を介して、マルチチャネル分光分析部4が接続され
ている。このマルチチャネル分光分析部4は、光ファイ
バ3を介して観測されるプラズマエッチング装置1の内
部の図示しないプラズマ発光から、充分に広い波長範囲
の発光スペクトルを同時に並行して検出する機能を備え
ている。
【0029】プロセス制御部2およびマルチチャネル分
光分析部4は、制御コンピュータ(情報処理手段)6に
接続されており、この制御コンピュータ6は、マルチチ
ャネル分光分析部4において採取された発光スペクトル
のデータに基づいて、後述のような方法によって、プラ
ズマエッチング装置1におけるエッチング終点検出のた
めの、特定の発光スペクトルの波長や波長域を決定する
とともに、実際のエッチング作業に際して、当該波長や
波長域に基づいてプロセス制御部2を制御する動作を行
うようにプログラムされている。
【0030】また、制御コンピュータ6には、X−Yプ
ロッタ7やプリンタ8が接続されており、マルチチャネ
ル分光分析部4における発光スペクトルの検出波形など
を必要に応じて可視化して出力可能になっている。
【0031】マルチチャネル分光分析部4には、作業者
によって操作される制御卓5が接続されており、外部か
ら、当該マルチチャネル分光分析部4や制御コンピュー
タ6に対するコマンドやデータなどの入力が可能になっ
ている。
【0032】以下、本実施例の分光分析方法および装置
の作用の一例について説明する。
【0033】まず、既知の厚さの所定のエッチング対象
の薄膜が形成された図示しない試料ウェハを、プラズマ
エッチング装置1に装填し、所望のエッチング条件によ
ってエッチングを行わせ、このエッチング間における発
光スペクトルのデータを、充分に広い波長域λ1 〜λ2
で、マルチチャネル分光分析部4において採取する(ス
テップ11)。
【0034】次に、制御コンピュータ6は、採取された
データ群から、図2に示されるように、エッチング終点
の前後における時刻t1 と時刻t2 との間における発光
スペクトルのデータを選定する(ステップ12)。な
お、この試料ウェハにおけるエッチング終点は、エッチ
ング速度と、対象薄膜の既知の厚さとから知ることがで
き、この方法によって知られたエッチング終点の前後に
時刻t1 および時刻t2 を設定する。
【0035】さらに、制御コンピュータ6は、選定され
た発光スペクトルのデータに関し、図1の(a)に例示
されるように、各波長毎に、時刻t1 と時刻t2 との間
における変動率および時刻t2 における発光強度の相対
値(相対発光強度)を計算するとともに(ステップ1
3)、変動率の閾値aおよび相対発光強度の閾値bを設
定する(ステップ14)。
【0036】ただし、変動率は、たとえば次式で算出す
る。
【0037】
【数1】
【0038】そして、変動率の絶対値がaよりも大き
く、かつ、相対発光強度の値がb以上の波長または波長
域を、図1の(b)に示されるように選出する(ステッ
プ15)。この例では、λk 〜λk+m およびλl 〜λ
l+n の二つの波長域が前記条件に合致しており、候補と
して選定される。
【0039】次に、選定された波長や波長域の数が適当
か否かを判定し(ステップ16)、適当であるならば、
さらに当該波長または波長域が当該エッチングプロセス
における発光スペクトルの同定に適当か否かを判定する
(ステップ17)。
【0040】この二つのステップ16およびステップ1
7のいずれか一方で否と判定された場合には、前記ステ
ップ14に戻って、適宜、閾値aおよび閾値bの設定を
変更し、ステップ15以降をやり直す。
【0041】一方、前記ステップ16およびステップ1
7の両方で可と判定された場合には、制御コンピュータ
6は、選定された波長域λk 〜λk+m およびλl 〜λ
l+n を記憶し、実際のウェハによるエッチングを開始す
る(ステップ18)。
【0042】この時、制御コンピュータ6は、エッチン
グ中における発光スペクトルを、前述の波長域λk 〜λ
k+m およびλl 〜λl+n に着目して観測し、エッチング
終点を判定し、プロセス制御部2を介して、プラズマエ
ッチング装置1におけるエッチングプロセスを制御す
る。
【0043】このように、本実施例の分光分析方法によ
れば、エッチング終点の前後における変動率および相対
発光強度が、所定の閾値aおよび閾値bよりも大きな波
長または波長域を選択するので、たとえば、試行錯誤に
よってエッチング終点検出用の波長を決定する従来技術
に比較して、エッチングガスやエッチング対象物などが
多様なエッチングプロセスにおいて、エッチング終点の
検出に最適な波長や波長域の決定を迅速かつ的確に行う
ことができるという利点がある。
【0044】このため、たとえば、新規のエッチング種
や所望の物質からなる薄膜のエッチングなどに際して、
エッチングプロセスの立ち上げまでに要する所要時間や
労力が削減され、半導体装置の製造工程における生産性
が向上する。
【0045】なお、上記の説明では、通常のプラズマエ
ッチングにおける終点検出に適用した場合について説明
したが、所望の物質の同定などにも用いることができ
る。
【0046】すなわち、未知の物質を含まない状態Aで
の基板のプラズマ発光、および所望の物質が付着してい
ると想定される状態Bでの基板のプラズマ発光を、上述
のように充分広い波長範囲において観測し、前述の場合
と同様に、変動率および相対発光強度を計算する。
【0047】そして、状態Aと状態Bとの間における変
動率の絶対値が所定の閾値a以上で、状態Bにおける相
対発光強度が所定の閾値b以上の波長または波長域の発
光スペクトルを選出し、選定された当該発光スペクトル
を既知の種々の発光スペクトルと照合することにより、
基板上における未知の物質の同定を高精度に行うことが
できる。
【0048】なお、この場合、制御コンピュータ6は、
既知の種々の発光スペクトルをライブラリとして持って
いることは言うまでもない。
【0049】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】たとえば、分光分析装置やプラズマエッチ
ングシステムの構成は、前述の実施例に例示したものに
限定されない。
【0051】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0052】すなわち、本発明の分光分析方法によれ
ば、対象における特定現象の観測に適当な発光スペクト
ルの波長や波長域を、迅速かつ的確に決定することがで
きるという効果が得られる。
【0053】また、本発明の分光分析方法によれば、プ
ラズマエッチングにおけるエッチング終点検出のための
適当な発光スペクトルの波長や波長域を、迅速かつ的確
に決定することができるという効果が得られる。
【0054】また、本発明の分光分析装置によれば、対
象における特定現象の観測に適当な発光スペクトルの波
長や波長域を、迅速かつ的確に決定することができると
いう効果が得られる。
【0055】また、本発明の分光分析装置によれば、プ
ラズマエッチングにおけるエッチング終点検出のための
適当な発光スペクトルの波長や波長域を、迅速かつ的確
に決定することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の一実施例であ
る分光分析方法の作用の一例を示す線図である。
【図2】本発明の一実施例である分光分析方法の作用の
一例を示す線図である。
【図3】本発明の一実施例である分光分析方法および装
置の作用の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例である分光分析装置を備えた
プラズマエッチングシステムの構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 プラズマエッチング装置 2 プロセス制御部 3 光ファイバ 4 マルチチャネル分光分析部 5 制御卓 6 制御コンピュータ(情報処理手段) 7 X−Yプロッタ 8 プリンタ a 変動率の閾値 b 相対発光強度の閾値

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同時に複数の波長の発光スペクトルを分
    析できるマルチチャネル分光分析方法であって、対象に
    おける任意の二つの第1および第2の状態における分析
    結果を用いて、当該第1および第2の状態間における各
    波長の前記発光スペクトル強度の変動率を計算し、この
    変動率の大小関係に基づいて、前記第1および第2の状
    態の間における前記対象の特定現象の観測に用いる波長
    または波長域を決定することを特徴とする分光分析方
    法。
  2. 【請求項2】 前記変動率の大小関係とともに、各波長
    の前記発光スペクトルの相対発光強度の大小関係に基づ
    いて、前記第1および第2の状態の間における前記対象
    の特定現象の観測に用いる波長または波長域を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の分光分析方法。
  3. 【請求項3】 前記対象がプラズマエッチング装置にお
    けるプラズマであり、前記第1および第2の状態がエッ
    チング終点の前後の状態であり、前記特定現象が前記エ
    ッチング終点であることを特徴とする請求項1または2
    記載の分光分析方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の状態が前記対象が未知の物質
    を含まない状態であり、前記第2の状態が前記対象が未
    知の物質を含む状態であり、前記特定現象が前記対象に
    おける特定物質の存在であることを特徴とする請求項1
    または2記載の分光分析方法。
  5. 【請求項5】 対象からの光を取り込み、同時に複数の
    波長の発光スペクトルの分析動作を行うマルチチャネル
    分光分析手段と、このマルチチャネル分光分析手段に接
    続された情報処理手段とからなり、前記情報処理手段
    は、前記対象における任意の二つの第1および第2の状
    態における分析結果を用いて、当該第1および第2の状
    態間における各波長の前記発光スペクトル強度の変動率
    を計算し、この変動率の大小関係に基づいて、前記第1
    および第2の状態の間における前記対象の特定現象の観
    測に用いる波長または波長域を自動的に決定する動作を
    行うことを特徴とする分光分析装置。
  6. 【請求項6】 前記情報処理手段は、前記変動率の大小
    関係とともに、各波長の前記発光スペクトルの相対発光
    強度の大小関係に基づいて、前記第1および第2の状態
    の間における前記対象の特定現象の観測に用いる波長ま
    たは波長域を決定することを特徴とする請求項5記載の
    分光分析装置。
  7. 【請求項7】 前記対象がプラズマエッチング装置にお
    けるプラズマであり、前記第1および第2の状態がエッ
    チング終点の前後の状態であり、前記特定現象が前記エ
    ッチング終点であることを特徴とする請求項5または6
    記載の分光分析装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の状態が前記対象が未知の物質
    を含まない状態であり、前記第2の状態が前記対象が未
    知の物質を含む状態であり、前記特定現象が前記対象に
    おける特定物質の存在であることを特徴とする請求項5
    または6記載の分光分析装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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