JPH0571982A - 位置・速度検出方式 - Google Patents

位置・速度検出方式

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JPH0571982A
JPH0571982A JP25873691A JP25873691A JPH0571982A JP H0571982 A JPH0571982 A JP H0571982A JP 25873691 A JP25873691 A JP 25873691A JP 25873691 A JP25873691 A JP 25873691A JP H0571982 A JPH0571982 A JP H0571982A
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JP
Japan
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signal
sine wave
wave signal
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JP25873691A
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Inventor
Mitsuhiko Hirota
光彦 広田
Tadashi Inoue
正 井上
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速時でも高速時でも精度が高くかつ正確に
位置・速度情報を得ることができるようにする。 【構成】 正弦波信号MAを内挿分割して2進データD
0〜D8をROM15より得る。該2進データの最上位
1乃至数ビットから正弦波信号を2以上に分割する信号
を求めこの信号をカウンタ16でカウントする。そうす
ると、該カウンタの下位ビットの正弦波信号の1周期内
をカウントするビットは上記2進データの上位ビットと
同一値を示す。そこで、同一値を示すカウンタの下位ビ
ットか2進データの上位ビットのどちらか一方を削除
し、レジスタ18に2進データを下位にカウンタ20の
値を上位に入力すれば、このレジスタの値は移動体の位
置を表すことになる。その結果、2進データで正弦波信
号MAを内挿分割する分割数を上げ位置精度を向上させ
たとしても、カウンタ16でカウントする信号は、正弦
波信号を大まかに分割した信号となり、カウンタ16が
カウント不能になることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械主軸やモータのロ
ータ軸等の回転軸及び移動体の速度及び位置を検出する
位置・速度検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械等の機械主軸の回転速度,もし
くは位置を検出するために、従来、主軸1回転につき所
定数の矩形波パルスを発生するポジションコーダが使用
されている。また、モータのロータ軸の回転軸の回転位
置・速度を検出するために回転軸1回転でn波の正弦
波,余弦波を発生させ、この正弦波,余弦波信号をm倍
に内挿しポジション信号を作り使用していた。また、リ
ニアスケール等においては直線移動体が移動することに
よって正弦波,余弦波を発生させ、この正弦波,余弦波
信号をm倍に内挿し精度の高い位置・速度情報を得てい
る。
【0003】図4は、従来から使用されている正弦波,
余弦波信号から位置・速度信号情報を得る回路のブロッ
グ図である。図4中MAは正弦波信号、*MAは該正弦
波MAの反転信号、MBは上記正弦波信号MAより90
度位相がずれた正弦波(余弦波)信号で、*MBはこの
余弦波信号MBの反転信号である。1は正弦波信号MA
とその反転信号*MAの差を増幅する差動増幅器、2は
余弦波信号MBとその反転信号*MBの差を増幅する差
動増幅器である。なお、Rは抵抗、Vmは差動増幅器
1,2より出力される正弦波,余弦波の中性点電圧を設
定する電圧である。3,4はアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器、5はROMでA/D変換
器3,4から出力されるデータに応じて正弦波を4倍に
内挿し、かつ90度の位相差がある矩形波のA相信号及
びB送信号を発生するものである。6はA相信号及びこ
のA相信号より90度位相差のあるB相信号のエッジ
(立ち上がり,立ち下がり)をカウントするカウンタ、
7はA相信号とB相信号より回転方向を検出する回転方
向検出回路、8はカウンタの値を記憶するレジスタ、9
は微分回路で当該クロック時と前回のクロック時のレジ
スタ8の値との差より速度情報を得るものである。
【0004】以上の構成において、回転軸に取り付けら
れた信号発生部から回転軸1回転につき256の正弦波
信号MA,余弦波信号MBが出力されているとすると、
これら正弦波信号MA,余弦波信号MBと夫々の反転信
号*MA,*MBとの差を差動増幅器1,2で増幅し、
A/D変換器3,4でディジタル信号に変換し、ROM
5のアドレスに入力する。ROM5は入力されたアドレ
ス値に応じて正弦波1周期を4倍に内挿したA相,B相
の信号を出力する。この場合、回転軸1回転につき10
24パルス(=256×4パルス)のA相信号とA相信
号より90度位相差のあるB相信号が出力されることに
なる。回転方向検出回路7はこのA相,B相信号より回
転軸の回転方向を検出し、カウンタ6はA相,B相信号
のエッジをカウントする。その結果、該カウンタ6は回
転軸1回転でエッジを4096個(256×4×4=4
096)カウントすることになる。4096=212でカ
ウンタ6は12ビットであればよいが、さらに、回転軸
の最高速度に合わせて上位に数ビット付加することによ
り、この上位ビットにより回転軸の回転数を検出するこ
とができ、下位12ビットの値により、1回転中の回転
位置を検出することができる。そして、このカウンタ6
の値をレジスタ8に記憶し、レジスタ8の値を読み出す
ことによって回転軸の位置情報を得ることができる。ま
た、レジスタ8の当該クロック時の値と前回のクロック
時の値との差より速度情報を得ることができる。上述し
た例では、カウンタ6は回転軸1回転で4096を計数
することになり、位置検出の精度は約0.088度(3
60度÷4096=0.08789…)となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような位置・
速度検出方式であると、位置の検出精度は約0.088
度であり、位置の精度をこれ以上に上げることができな
い。また、回転軸が低速度で回転している場合にはカウ
ンタ6で検出するエッジの間隔が長くなり、短時間での
速度検出が不可能となり、速度制御が不安定となる。こ
の問題を解決するには、ROM5から出力される回転軸
1回転当たりの矩形波のA相,B相信号のパルス数を増
やす必要があるが、パルス数を増加させると回転軸が高
速で回転している時にA相,B相のエッジの間隔が狭く
なり、カウンタ6でこのエッジをカウントできない状態
が生じ、回転軸の回転速度を上げることができなくな
る。
【0006】また、回転軸の回転位置を上述したような
エッジをカウンタでカウントする方式ではない方式で得
る方式として、1回転分の位置情報を常に出力できる絶
対位置検出タイプの検出器が公知であるが、この場合で
も位置精度を0.088度のものを得ようとすると、1
回転を4096に分割する12ビットの信号が必要とな
り、さらに精度を上げようとすれば、さらに処理しよう
とする信号の数が増加し、好ましくない。
【0007】そこで本発明の目的は、低速時でも高速時
でも精度が高くかつ正確に位置・速度情報を得ることが
できる位置・速度検出方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】移動体に取り付けられた
信号発生部からから発生する正弦波信号及び余弦波信号
より移動体の位置・速度を検出する位置・速度検出方式
において、本発明は、上記正弦波信号及び余弦波信号の
値より正弦波信号を内挿分割した2進データを求め、該
2進データの上位ビットより正弦波信号を2以上に内挿
分割する信号を求め、この信号をカウンタでカウント
し、上記2進データの上位もしくは上記カウンタの下位
の内挿位置の共通位置を示す部分の内どちらか一方を切
り捨て、上記カウンタの値と上記2進データの値により
位置情報を求めるようにすることによって、カウンタの
カウント速度を上げることなく、位置精度を向上させる
ようにした。
【0009】
【作用】正弦波信号を内挿分割して2進データで表す
と、該2進データの最上位ビットは「0」と「1」によ
って正弦波信号を2分割することになる。また、上位か
ら2ビット目は、最上位が「0」の状態で「0」と
「1」に2分割し、最上位ビットが「1」の状態で
「0」と「1」に2分割する。結局、上位2ビットで正
弦波信号を4分割する。同様に上位から3ビットをとる
と正弦波信号を8分割、4ビットをとると16分割する
ことになる。以下同様である。そのため正弦波信号を内
挿分割した2進データの最上位1乃至数ビットから正弦
波信号を2以上に分割する信号を求めこの信号をカウン
タでカウントする。そうすると、該カウンタの下位にお
ける正弦波信号の1周期内をカウントするビットは上記
2進データの上位ビットと同一値を示す。例えば、2進
データから正弦波信号を16分割する信号をカウンタで
カウントすれば、該カウンタの下位4ビット(24=1
6)は正弦波信号の内挿分割位置を示すことになるの
で、2進データの上位4ビットと同一の値となる。そこ
で、カウンタの下位4ビットか2進データの上位4ビッ
トどちらか一方を削除し、2進データを下位にカウンタ
の値を上位にするデータを求めれば、このデータは移動
体の位置を表すことになる。その結果、2進データで正
弦波信号を内挿分割する分割数を上げ位置精度を向上さ
せたとしても、カウンタでカウントする信号は、正弦波
信号を大まかに分割した信号となり、カウンタがカウン
ト不能になることはない。
【0010】
【実施例】図1は本発明の方式を実施する一実施例のブ
ロック図である。図1中、11は正弦波信号MAとその
反転信号*MAの差を増幅する差動増幅器、12は余弦
波信号MBとその反転信号*MBの差を増幅する差動増
幅器であり、Rは抵抗、Vmは中性点電圧の設定値であ
る。13,14はA/D変換器、15はROM、16は
カウンタ、17は回転方向検出回路、18はレジスタ、
19は微分回路、20は図1に示す従来のA相,B相信
号に対応する信号を生成する処理回路である。
【0011】この図4に示す実施例と図1に示す実施例
において大きく相違する点は、ROM15に記憶される
データが異なっていることと、処理回路20が設けら
れ、レジスタ18にはカウンタ16の値とROM15か
ら読み出される角度情報(D0〜D8)が格納されるよ
うになった点である。この実施例においても、図1に示
した従来例と同様に、回転軸に取り付けられた信号発生
部から回転軸1回転で256の正弦波信号MA,余弦波
信号MBが出力されるものとしている。そして、ROM
15には、正弦波MAの1周期を0〜511に512
(=29 )に内挿分割した情報が記憶されており、A/
D変換器13,14から出力された信号をアドレスと
し、このアドレスに記憶する内挿分割位置すなわち角度
情報を9ビット(D0〜D8)の情報で出力するように
なっている。
【0012】図2は上記処理回路20の詳細ブロック図
で、21は2進数を十進数に変換するデコーダで、RO
M15から出力される角度情報の9ビットの2進数のデ
ータD0〜D8の上位D5,D6,D7の信号を入力
し、この信号を十進数に変換し端子T0〜T7から出力
信号を出力する。G0〜G3はアンド回路でアンド回路
G0にはデコーダ21の出力端子T4,T5,T6,T
7からの信号が入力され、アンド回路G1には出力端子
T0,T5,T6,T7からの信号が入力され、アンド
回路G2には出力端子T0,T1,T6,T7からの信
号が入力され、アンド回路G3には出力端子T0,T
1,T2,T7からの信号が入力されている。また、E
X1,EX2はイクスクルシブオア回路でイクスクルシ
ブオア回路EX1にはアンド回路G0とG2の出力信号
Q0,Q2が入力され、イクスクルシブオア回路EX2
にはアンド回路G1,G3の出力信号Q1,Q3が入力
されている。
【0013】図3は上記処理回路20の動作タイミング
チャートである。ROM15から出力される上位ビット
のD5,D6,D7の信号は、このタイミングャートの
ように変化する。ROM15は正弦波信号MAを「51
2」に内挿分割してD0〜D8の9ビットの信号を出力
するものであるから、最上位のビットD8が「0」から
「1」に変化し次に再び「0」になるまでが、正弦波の
一周期を意味する。その結果、図3のD5〜D7の信号
がすべて「0」(D0〜D4も「0」)から再びすべて
「0」(D0〜D4も「0」)になるまでが、正弦波1
/2周期をとなる。すなわち図3に示す0〜7までが正
弦波1/2周期である。そして、デーコータ21にRO
M15の出力D5〜D7を入力すると、各端子T0〜T
7からは図3に示すように出力信号が出力される。すな
わち、(D7,D6,D5)が(0,0,0)である間
は端子T0のみが「0」(ローレベル)を出力し、(D
7,D6,D5)が(0,0,1)となると端子T1の
みが「0」となる。また(D7,D6,D5)が(0,
1,0)となると、端子T2のみが「0」となる。すな
わち(D7,D6,D5)で二進法で示される値が10
進法に変換され、10進数で表される値の対応する端子
T0〜T7が「0」となるものである。アンド回路G0
は端子T4,T5,T6,T7がすべて「1」(ハイレ
ベル)の時「1」の信号Q0を出力し、アンド回路G1
からは端子T0,T5,T6,T7がすべて「1」の時
に「1」の信号Q1を出力する。以下図3にQ0〜Q3
として示すように各信号が出力される。そして、イクス
クルシブオアEX1からは、図3に示すように正弦波1
/2内に2周期のA相信号を出力する。またイクスクル
シブオアEX2からは、A相信号より90と位相差のあ
るA相信号と同一周期のB相信号を出力することにな
る。
【0014】これによって、従来と同様に正弦波信号M
Aを4倍に内挿したA相,B相信号が出力されることに
なる。その結果、図3に示すようにこのA相,B相のエ
ッジによって正弦波信号1/2周期は8分割され、正弦
波信号1周期を16分割することになる。そして、カウ
ンタ16はこのA相,B相信号のエッジをカウントする
ことになるので、カウンタ16の下位12ビットの値
(212=4096)は回転軸一回転を4096(=25
6×4×4)に内挿分割した値を示すことになる。
【0015】一方、A相,B相のエッジによって上述し
たように正弦波信号MAの一周期を16分割したもので
あるから、カウンタ16の下位4ビットは正弦波信号M
Aの1周期内を分割した値を示している。また、ROM
15の9ビットの出力は正弦波信号MAの1周期を29
=512に分割したものであり、該ROM15の上位4
ビット、D5,D6,D7,D8によって正弦波信号M
A1周期を24 =16分割したものである。すなわち、
D8の「0」と「1」で正弦波信号MAを1/2に分割
し、D7の信号でD8の信号が「0」及び「1」を夫々
2分割するから、D8,D7の信号で正弦波信号一周期
を1/4に分割し、同様にD8,D7,D6で1/8に
分割し、D8,D7,D6,D5で1/16に分割する
ものである。その結果、カウンタ15の下位4ビットの
値とROM15から出力されるデータの上位4ビット
(D8,D7,D6,D5)の値は同一であるので、レ
ジスタ18の下位ビットにはROM15からの9ビット
の出力を格納し、10ビット目から以上の各ビットに
は、カウンタ16の下位4ビットを捨てた5ビット目以
上の各ビットの値を格納する。そうすれば、レジスタ1
8には回転軸一回転を28 ×29 =217=131072
に分割した回転位置が記憶されることになり、このレジ
スタの値を読み出すことによって精度の高い位置情報を
得ることができる。なお、カウンタ16は従来と同様に
回転軸の最高速度に合わせて、回転軸1回転内の位置を
記憶する12ビットよりも多いビット数を備え、この1
2ビット目以上のビットの値で回転軸の回転数を検出す
るようにしている。
【0016】以上のようにして、回転軸の一回転を217
に分割したので、位置精度は360÷217=0.002
746…となり、約0.0027度の精度を得ることが
できる。しかもカウンタ16でカウントするA相,B相
の信号は、正弦波信号が回転軸1回転で256であれ
ば、これを4倍した回転軸1回転で1024のA相,B
相信号となり従来と同様であり、カウント速度が早くな
りカウント不能となることはない。
【0017】なお、速度情報はレジスタの値を微分する
ことによって、すなわち、当該クロック時のレジスタ1
8の値と前回のクロック時のレジスタ18の値の差によ
って求めることは従来と同様である。
【0018】上記実施例では、処理回路20で正弦波信
号MAの1周期を4倍に内挿分割したA相信号及び該A
相信号より90度位相差のあるB相信号を作り正弦波信
号NAを16分割してカウンタ16でカウントするよう
にしたが、正弦波信号MAの1周期を2倍に内挿分割し
たA相信号(例えば図2,図3に示す信号Q0)及び該
A相信号より90度位相差のあるB相信号(例えば図
2,図3の信号Q2)を作り正弦波信号MAを8分割し
てカウンタ16でカウントし、レジスタ18にはR0M
15から出力される9ビットの信号を下位に入力し、上
位にはカウンタ16の4ビット目以上の各データを入力
するようにしても良い。この場合もカウンタ16の下位
3ビットは正弦波信号MAを23 =8に内挿分割した値
を示し、ROM15の出力の上位3ビットは正弦波信号
MAを「8」に内挿分割した値を示すから、上述したよ
うにカウンタ16の下位3ビット(若しくはROM15
からの出力の上位3ビット)を捨てれば良いことにな
る。この場合も、カウンタによって回転軸1回転を25
6×8=211に分割した値を示し、ROM15の9ビッ
トの出力は正弦波信号MAを512=29 に分割した値
を示し結局、カウンタ16の下位3ビットを捨てるから
8 ×29 =217に回転軸1回転を分割したことにな
り、上述した実施例と同様に約0.0027度の位置精
度を得ることができる。しかもこの場合には、カウンタ
のカウント速度は上述した実施例の1/2となる。その
結果、回転軸1回転で発生する正弦波信号を2倍に増や
すこともでき、また、ROM15に記憶させる正弦波信
号を内挿分割する分割数を2倍にしても良い。
【0019】以上のように、回転軸1回転で発生させる
正弦波の数,ROM15によって正弦波信号の1周期を
内挿分割する分割数、すなわち角度情報の精度を上げる
こと,さらには、カウンタでカウントするA相,B相の
矩形波により正弦波信号をいくつに分割するかを調整す
ることによって、カウント速度を上昇させずに、かつ、
位置精度を向上させることができる。
【0020】なお、上記実施例では、正弦波,余弦波信
号を発生する発生部を回転軸に取り付けた例を説明した
が、この発生部を直線移動する移動体に取り付け直線移
動体の位置・速度を検出する場合にも本発明を適用でき
ることは明らかである。
【0021】
【発明の効果】本発明は、カウント速度を上げることな
く、正弦波信号の内挿分割数を増加して位置精度を格段
に向上させることができるため、回転軸の低速での速度
検出が不能になることはなく、安定した速度制御を実施
することが可能になる。また、回転軸や移動体が高速で
移動しても、カウンタによるカウントが不能になること
もなく、精度の高い位置情報を得ることができるので精
度の高い位置制御が可能となり、低速時においても高速
時においても位置・速度情報を精度が高く正確に得るこ
とができ、位置及び速度制御を安定して実施できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方式を実施する一実施例のブロック図
である。
【図2】同実施例における処理装置の詳細ブロック図で
ある。
【図3】同実施例における処理装置の動作タイミングチ
ャートである。
【図4】従来の位置・速度検出方式のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2,11,12 差動増幅器 3,4,13,14 A/D変換器 5,15 ROM 6,16 カウンタ 7,17 回転方向検出回路 8,18 レジスタ 9,19 微分 20 処理回路 21 デコーダ G0〜G3 アンド回路 EX1,EX2 イクスクルシブオア MA 正弦波 MB 余弦波

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に取り付けられた信号発生部から
    発生する正弦波信号及び余弦波信号より移動体の位置・
    速度を検出する位置・速度検出方式において、上記正弦
    波信号及び余弦波信号の値より正弦波信号を内挿分割し
    た2進データを求め、該2進データの上位ビットより正
    弦波信号を2以上に内挿分割する信号を求め、この信号
    をカウンタでカウントし、上記2進データの上位もしく
    は上記カウンタの下位の内挿位置の共通位置を示す部分
    の内どちらか一方を切り捨て、上記カウンタの値と上記
    2進データの値により位置情報を求めるようにした位置
    ・速度検出方式。
  2. 【請求項2】 移動体に取り付けられた信号発生部から
    発生する正弦波信号及び余弦波信号より移動体の位置・
    速度を検出する位置・速度検出方式において、上記正弦
    波信号及び余弦波信号の値より正弦波信号を内挿分割し
    た2進データを求め、該2進データの上位ビットより正
    弦波信号を2以上に内挿分割する信号A相信号及び該A
    相信号より90度位相差のあるB相信号を求め、このA
    相信号及びB相信号をカウンタでカウントし、上記2進
    データの上位ビットもしくは上記カウンタの下位ビット
    の内挿位置の共通位置を示す部分のビットの内どちらか
    一方を切り捨て、レジスタの上位ビットに上記カウンタ
    の各ビットの値を入力し、上記レジスタの下位ビットに
    上記2進データの各ビットの値を入力し、このレジスタ
    の値によって位置情報を求めるようにした位置・速度検
    出方式。
  3. 【請求項3】 移動体に取り付けられた信号発生部から
    発生する正弦波信号及び余弦波信号より移動体の位置・
    速度を検出する位置・速度検出方式において、上記正弦
    波信号及び余弦波信号の値より正弦波信号を内挿分割し
    た2進データを求め、該2進データの上位ビットより正
    弦波信号を4倍に内挿分割する信号A相信号及び該A相
    信号より90度位相差のあるB相信号を求め、このA相
    信号及びB相信号をカウンタでカウントし、上記2進デ
    ータの上位もしくは上記カウンタの下位の4ビットのど
    ちらか一方を切り捨て、レジスタの上位ビットに上記カ
    ウンタの各ビットの値を入力し、上記レジスタの下位ビ
    ットに上記2進データの各ビットの値を入力し、このレ
    ジスタの値によって位置情報を求めるようにした位置・
    速度検出方式。
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