JPH057193Y2 - - Google Patents

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JPH057193Y2
JPH057193Y2 JP1987201335U JP20133587U JPH057193Y2 JP H057193 Y2 JPH057193 Y2 JP H057193Y2 JP 1987201335 U JP1987201335 U JP 1987201335U JP 20133587 U JP20133587 U JP 20133587U JP H057193 Y2 JPH057193 Y2 JP H057193Y2
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chute
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latch mechanism
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連続自動操業に好適なコンテナの排
出装置に関するものである。
(従来技術及びその問題点) この種のコンテナの排出口にバタフライバルブ
を設けて、コンテナに収容してある粉粒体を排出
する技術は従来から知られているが、バタフライ
バルブは余り大きくできず、開口部に弁体開閉軸
があるため粉粒体の流出を阻害し、また開閉時に
粉粒体が一度に大量排出され、受入ホツパー等に
衝撃が発生するという点で欠点があつた。
また、実開昭62−125798号も知られているが、
コンテナからの粉粒体の排出作業を繰り返し長時
間連続して自動化する点で不十分である。
(考案の目的) 本考案は、コンテナからの粉粒体の排出作業を
長時間連続して自動運転するのに好適なコンテナ
の排出装置を提供することを目的としている。
(考案の構成) (1) 技術的手段 本考案は、コンテナの排出口を下に向けて支持
するコンテナ受け台を備え、コンテナ内の粉粒体
を排出させる排出装置において、昇降自在に設け
られ、上昇位置にてコンテナの排出口を囲む筒状
のシユートと、コンテナの排出口に一端部にて枢
着された扉の他端部に設けられ、扉の施開錠を行
なうラツチ機構と、シユートに設けられ、シユー
トの上昇位置にてラツチ機構を自動で施開錠操作
する施開錠機構と、シユートに設けられ、シユー
トの上昇位置にて、開閉動作可能状態の扉を先端
部にて下から支持して回動するアーム及びアーム
を緩かに自動で回動駆動する支持力発生機構とを
備え、上記施開錠機構は、シユートの外側に設け
られており、シユートを貫通して内方に延び軸回
りに回動する出力軸の先端部に、シユートの上昇
位置にてラツチ機構に係合するアームを備えてお
り、支持力発生機構は、シユートの外側に設けら
れており、出力軸はシユートを貫通して内方に延
びてアームに連結しており、出力軸は軸回りに回
動するようになつており、アームの上記先端部に
は扉の下面に摺動自在に接触する接触体が設けら
れていることを特徴とするコンテナの排出装置で
ある。
(2) 作用 コンテナの排出口はシユートで囲まれているの
で、粉粒体が周囲に洩れない。
自動でコンテナの扉を開き、自動運転する。
(実施例) 本考案を採用したコンテナの排出装置を示す第
1図で、コンテナ本体10の下端部には角錐状の
出口部11が設けられており、出口部11の最下
端(排出口)には扉12を開閉自在に取付けてあ
る。この扉12は例えば500mm角の正方形をなす
大型である。扉12の図中の左端部はヒンジ13
で出口部11に回動自在に連結し、右端部には扉
12を施開錠するラツチ機構14が設けてある。
前記扉12の外方を囲むように枠体16がコンテ
ナ本体10に固定し、出口部11には全周にわた
つて連続した縁部17を固定してある。
以上のコンテナ本体10は固定された略枠状の
コンテナ受け台15上に搭載してあり、コンテナ
本体10内の粉粒体を排出し終わつた後には、別
のコンテナ本体10を順次に搬送してきて内部の
粉粒体を排出する作業を繰り返すようになつてい
る。コンテナ本体10に収容する粉粒体の例とし
ては、化学薬品類および食品類(米、麦、コーヒ
ー豆)等がある。
コンテナ受け台15の上面左右両端部には、略
壁状のガイド18が紙面に対して直角に伸びてお
り、同じく紙面の直角方向に搬送されるコンテナ
本体10をコンテナ受け台15上に案内する機能
を備えている。なお、このガイドは壁状に限ら
ず、枠状に形成することもできる。
扉12の直下部分で且つコンテナ受け台15の
内方には、略角筒状のシユート20が詳しくは後
述するように昇降自在に設けられている。シユー
ト20の下端部にはフレキシブルジヨイント21
が連結し、扉12から排出した粉粒体がシユート
20、フレキシブルジヨイント21を通つて次工
程へ供給されるようになつている。
シユート20の外周面には略枠状のベース22
(第2図)が溶接してあり、ベース22の例えば
4箇所にはガイドバー23が固定してある。ま
た、ベース22には2本の空気圧シリンダー24
(または油圧シリンダー)のロツド25が連結し
ており、空気圧シリンダー24を伸縮動作するこ
とによつてシユート20は実線で示す最上端位置
から2点鎖線で図示する符号20aの最下端位置
までの間で昇降自在である。シユート20の上端
には最上端位置で縁部17に圧接する枠体26を
固定してある。
第1図中で拡大して図示するように、この枠体
26は縁部17のチヤンネル材17aに圧接する
パツキン26aを備えている。チヤンネル材17
およびパツキン26aは全周にわたつて連続して
いる。
ベース22の第1図中の左端部には、例えばギ
ヤドモータ30(支持力発生機構)が設けてあ
る。ギヤドモータ30の出力軸31はシユート2
0を貫通してシユート20の内方に伸びており
(第2図)、出力軸31の先端部にはアーム32が
固着してある。したがつて、アーム32は出力軸
31と一体に回動自在である。アーム32の先端
部は扉12の中央部にまで伸びて、先端部の樹脂
製ローラ33を扉12の下面34に摺動自在に圧
接している。ローラ33(接触体)は軸36でア
ーム32に軸支してある。なお、ローラ33の代
わりに下面34に圧接して滑動するスライダ等他
の部材を使用することもできる。
第1図のシユート20の右端部には、シユート
20が最上端位置に上昇した状態で、前記ラツチ
機構14を開閉操作する施開錠操作する施開錠機
構140が設けられている。施開錠機構140を
構成するアクチユエーター40はシユート20に
ブラケツト41で固定してある。外部からの操作
信号で回動するロータリーソレノイドであるアク
チユエーター40の出力軸42はシユート20を
貫通してラツチ機構14の直下部に伸び、先端部
のアーム43でラツチ機構14を施開錠操作する
ようになつている。
第3図、第4図に示すように、ラツチ機構14
は扉12側のストライカー45と出口部11側の
受け金具46およびロツド47等から構成されて
おり、ストライカー45を受け金具46に嵌合し
てロツド47でロツクすることでラツチ機構14
を施錠操作する。ロツド47が摺動自在に嵌合す
るスリーブ48の内部にはロツド47を逆A方向
に付勢するスプリング49が内蔵してあり、ロツ
ド47にはアーム43が係合する端板50が設け
てある。したがつて、アクチユエーター40を回
動駆動することによつてアーム43で端板50を
矢印A方向に引つ張り、ロツド47を矢印A方向
に開位置まで摺動して、ストライカー45と受け
金具46のロツクを自動的に解除するようになつ
ている。
即ち、ラツチ機構14が開錠操作されると扉1
2は上記排出口に対して開閉動作可能状態とな
り、施錠操作されると開閉動作不可能状態とな
る。
次に作用を説明する。シユート20が最上端部
に上昇している第1図において、実線で図示する
扉12の閉状態では、粉粒体の重量が扉12に加
わつており、小さなアクチユエーター40の力で
はラツチ機構14を開錠操作することが困難であ
るので、外部からの指令信号で動作するギヤドモ
ータ30によつて上方へ向かつてアーム32を回
動し、ローラ33を下面34に圧接し、扉12全
体を上方へ持ち上げてから、ラツチ機構14を小
出力のアクチユエーター40で開錠操作する。
外部からの信号で動作可能なアクチユエーター
40を開錠操作し、アーム43でロツド47(第
3図)の端板50を矢印A方向に引つ張り、スト
ライカー45と受け金具46のロツクを解除し、
ラツチ機構14を開錠操作する。
ラツチ機構14が開錠操作されると、扉12は
開閉動作可能状態となる。そして、アーム32で
扉12にかかる粉粒体の重量を支えながら、ゆつ
くりとギヤドモータ30でアーム32を下方に向
かつて回動し、扉12を序々に開く。扉12の開
度はギヤドモータ30の回動を停止することによ
つて任意の位置に設定可能であるが、扉12は2
点鎖線で示す符号12aの全開位置まで開く。
出力軸31,出力軸42はシユート20を貫通
しているが、両軸とも軸回りに回動するだけで軸
方向に摺動しないので、軸封が容易で内部の粉粒
体が外部に洩れない。
コンテナ本体10に収容してある粉粒体を全て
排出した後には、扉12を再び閉めて空のコンテ
ナ本体10を搬送し、空気圧シリンダー24を短
縮動作してシユート20を符号20aまで下げ
る。このとき、シユート20の上方から内部に付
着している粉粒体を吸引して内部の清掃をしても
よい。この清掃は異なる種類の粉粒体を輸送する
場合に、粉粒体が混合してしまうことを防止す
る。
コンテナ受け台15上に次のコンテナ本体10
が搬送されて来ると、再び以上の排出作業を繰り
返す。なお、空気圧シリンダー24、ギヤドモー
タ30、アクチユエーター40およびコンテナ本
体10の搬送を自動制御すれば、粉粒体の排出移
送作業は無人で長時間連続操業が可能になる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によるコンテナの排
出装置では次の効果を奏する。
まず、外部からの信号で制御可能なアクチユエ
ーター40を設けたので、ラツチ機構14の施開
錠操作を自動化することができ、粉粒体の排出移
送作業を長時間連続して自動操業する場合に適し
た装置を提供できる。
出力軸31、出力軸42はシユート20を貫通
しているが、両軸とも軸回りに回動するだけで軸
方向に摺動しないので、軸封が容易で内部の粉粒
体が外部に洩れることを防止できる。
また、シユート20は昇降自在に設けられてお
り、粉粒体の排出を行なう時には上昇させて用
い、排出の終了したコンテナを移動させる時には
下降させて用い得るようになつている。従つて、
コンテナを移動させる時にシユート20が邪魔に
なることはなく、特にコンテナを水平移動させる
ことができ、コンテナの移動作業を簡単なものに
できる。即ち、コンテナのハンドリング性を向上
させることができる。更に、コンテナをコンテナ
受け台15に設置した後でも、シユート20を下
降させることにより、シユート20内の清掃を行
なうことができ、任意な時に容易に清掃を行なう
ことができる。
シユート20の枠体26に設けられたパツキン
26aを縁部17のチヤンネル材17aに圧接し
た場合には、粉粒体をコンテナ本体10から排出
する際に、粉粒体が枠体26と縁部17との間か
ら漏洩することを防止でき、シール効果を発揮で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例装置の側面図、第
2図は第1図の−矢視図、第3図は第2図の
要部拡大図、第4図は第3図の矢視図である。 10……コンテナ本体、12……扉、15……
コンテナ受け台、20……シユート、24……空
気圧シリンダー、30……ギヤドモータ、32…
…アーム、33……ローラ、40……アクチユエ
ーター、140……施開錠機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンテナの排出口を下に向けて支持するコンテ
    ナ受け台を備え、コンテナ内の粉粒体を排出させ
    る排出装置において、 昇降自在に設けられ、上昇位置にてコンテナの
    排出口を囲む筒状のシユート20と、 コンテナの排出口に一端部にて枢着された扉1
    2の他端部に設けられ、扉12の施開錠を行なう
    ラツチ機構14と、 シユート20に設けられ、シユート20の上昇
    位置にてラツチ機構14を自動で施開錠操作する
    施開錠機構と、 シユート20に設けられ、シユート20の上昇
    位置にて、開閉動作可能状態の扉12を先端部に
    て下から支持して回動するアーム32及びアーム
    32を緩かに自動で回動駆動する支持力発生機構
    30とを備え、 上記施開錠機構は、シユート20の外側に設け
    られており、シユート20を貫通して内方に延び
    軸回りに回動する出力軸42の先端部に、シユー
    ト20の上昇位置にてラツチ機構14に係合する
    アーム43を備えており、 支持力発生機構30は、シユート20の外側に
    設けられており、出力軸31はシユート20を貫
    通して内方に延びてアーム32に連結しており、
    出力軸31は軸回りに回動するようになつてお
    り、アーム32の上記先端部には扉12の下面に
    摺動自在に接触する接触体33が設けられている
    ことを特徴とするコンテナの排出装置。
JP1987201335U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH057193Y2 (ja)

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