JPH0571868A - 断熱箱体 - Google Patents
断熱箱体Info
- Publication number
- JPH0571868A JPH0571868A JP23601891A JP23601891A JPH0571868A JP H0571868 A JPH0571868 A JP H0571868A JP 23601891 A JP23601891 A JP 23601891A JP 23601891 A JP23601891 A JP 23601891A JP H0571868 A JPH0571868 A JP H0571868A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- metal
- outer box
- thermoplastic resin
- inner box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はアルミロールボンド等の金属製の内
箱と金属製の外箱と、内箱と外箱との間隙に充填された
ウレタンフォーム等の発泡断熱材とからなる断熱箱体に
関するもので、金属製の内箱と金属製の外箱との内側に
熱可塑性樹脂塗料を塗布したことで、廃棄時，解体時熱
可塑性樹脂塗料を溶かすことにより金属製の内箱および
金属製の外箱と、発泡断熱材の分離を容易にすることを
目的としたものである。 【構成】 金属製の内箱２と金属製の外箱１と、前記内
箱２と前記外箱２との間隙に充填されたウレタンフォー
ム等の発泡断熱材３と前記内箱２の内側と前記外箱１の
内側に塗布した熱可塑性樹脂塗料４から構成される。
箱と金属製の外箱と、内箱と外箱との間隙に充填された
ウレタンフォーム等の発泡断熱材とからなる断熱箱体に
関するもので、金属製の内箱と金属製の外箱との内側に
熱可塑性樹脂塗料を塗布したことで、廃棄時，解体時熱
可塑性樹脂塗料を溶かすことにより金属製の内箱および
金属製の外箱と、発泡断熱材の分離を容易にすることを
目的としたものである。 【構成】 金属製の内箱２と金属製の外箱１と、前記内
箱２と前記外箱２との間隙に充填されたウレタンフォー
ム等の発泡断熱材３と前記内箱２の内側と前記外箱１の
内側に塗布した熱可塑性樹脂塗料４から構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫等の断熱箱体に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、廃棄やリサイクルを容易にするた
めに、廃棄時，解体時に金属とプラスチックを簡単に分
離することのできる冷蔵庫等の商品化が進められてい
る。
めに、廃棄時，解体時に金属とプラスチックを簡単に分
離することのできる冷蔵庫等の商品化が進められてい
る。
【０００３】以下、図面を参照しながら従来の断熱箱体
の一例について説明する。図３は従来の断熱箱体の部分
断面図である。図３において、１は金属製の外箱、２は
アルミロールボンド等の金属製の内箱、３は前記外箱１
と前記内箱２間に発泡充填された断熱材である。
の一例について説明する。図３は従来の断熱箱体の部分
断面図である。図３において、１は金属製の外箱、２は
アルミロールボンド等の金属製の内箱、３は前記外箱１
と前記内箱２間に発泡充填された断熱材である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、金属製の外箱１と断熱材３との密着およ
び、アルミロールボンド等の金属製の内箱２と断熱材３
との密着は非常に強固であり、廃棄時，解体時に金属製
の外箱１と断熱材３、金属製の内箱と断熱材３とを分離
させることが非常に困難であるといった欠点があった。
来の構成では、金属製の外箱１と断熱材３との密着およ
び、アルミロールボンド等の金属製の内箱２と断熱材３
との密着は非常に強固であり、廃棄時，解体時に金属製
の外箱１と断熱材３、金属製の内箱と断熱材３とを分離
させることが非常に困難であるといった欠点があった。
【０００５】本発明は従来の欠点をなくすもので、廃棄
時，解体時に金属製の外箱１と断熱材３、金属製の内箱
２と断熱材３とを容易に分離させることのできる断熱箱
体を提供することを目的とする。
時，解体時に金属製の外箱１と断熱材３、金属製の内箱
２と断熱材３とを容易に分離させることのできる断熱箱
体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の断熱箱体は、外箱の内側と内箱の内側とに熱
可塑性樹脂塗料を塗布し、断熱材を発泡充填したもので
ある。
に本発明の断熱箱体は、外箱の内側と内箱の内側とに熱
可塑性樹脂塗料を塗布し、断熱材を発泡充填したもので
ある。
【０００７】
【作用】本発明は上記構成によって、熱可塑性樹脂塗料
が誘導加熱等で溶けるため、廃棄時，解体時は外箱と断
熱材、内箱と断熱材との分離を容易にさせる。
が誘導加熱等で溶けるため、廃棄時，解体時は外箱と断
熱材、内箱と断熱材との分離を容易にさせる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例の断熱箱体について
図１と図２を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については同一符号を付け、その詳細な説明を省略
する。
図１と図２を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については同一符号を付け、その詳細な説明を省略
する。
【０００９】図１は、本発明の一実施例における断熱箱
体の部分断面図である。図１において、４は前記金属製
の外箱１の内側と前記アルミロールボンド等の金属製の
内箱２の内側に塗布した熱可塑性樹脂塗料である。
体の部分断面図である。図１において、４は前記金属製
の外箱１の内側と前記アルミロールボンド等の金属製の
内箱２の内側に塗布した熱可塑性樹脂塗料である。
【００１０】上記構成において、外箱１の内側と内箱２
の内側に熱可塑性樹脂塗料を塗布した後、ウレタンフォ
ーム等の発泡断熱材３を発泡充填するものである。
の内側に熱可塑性樹脂塗料を塗布した後、ウレタンフォ
ーム等の発泡断熱材３を発泡充填するものである。
【００１１】以上のように、外箱１の内側と内箱２の内
側に熱可塑性樹脂塗料を塗布して、廃棄時，解体時外箱
１と内箱２を加熱し熱可塑性樹脂塗料４を溶かし、外箱
１および内箱２と、ウレタンフォーム等の発泡断熱材３
を分離するものである。
側に熱可塑性樹脂塗料を塗布して、廃棄時，解体時外箱
１と内箱２を加熱し熱可塑性樹脂塗料４を溶かし、外箱
１および内箱２と、ウレタンフォーム等の発泡断熱材３
を分離するものである。
【００１２】図２は、本発明の他の実施例における断熱
箱体の部分断面図であり、以下これについて先の実施例
と同一構成については同一符号を付け、その詳細は説明
を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
箱体の部分断面図であり、以下これについて先の実施例
と同一構成については同一符号を付け、その詳細は説明
を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
【００１３】４は前記外箱１の内側と内箱２の内側に帯
状に塗布した熱可塑性樹脂塗料である。
状に塗布した熱可塑性樹脂塗料である。
【００１４】上記構成において、外箱１の内側と内箱２
の内側に熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布した後、ウレタ
ンフォーム等の発泡断熱材３を発泡充填するものであ
る。
の内側に熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布した後、ウレタ
ンフォーム等の発泡断熱材３を発泡充填するものであ
る。
【００１５】以上のように、外箱１の内側と内箱２の内
側に熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布して、廃棄時，解体
時外箱１と内箱２を加熱し熱可塑性樹脂塗料４を溶か
し、外箱１および内箱２と、ウレタンフォーム等の発泡
断熱材３を分離しやすくするものである。
側に熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布して、廃棄時，解体
時外箱１と内箱２を加熱し熱可塑性樹脂塗料４を溶か
し、外箱１および内箱２と、ウレタンフォーム等の発泡
断熱材３を分離しやすくするものである。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、本発明は、アルミロール
ボンド等の金属製の内箱と金属製の外箱と、前記内箱と
前記外箱との間隙に充填されたウレタンフォーム等の発
泡断熱材とからなり、前記外箱の内側と前記内箱の内側
に熱可塑性樹脂塗料を塗布したものであり、廃棄時，解
体時に前記外箱と前記内箱を加熱することにより前記熱
可塑性樹脂塗料が溶け、前記外箱と前記断熱材、前記内
箱と前記断熱材との分離を容易に行うことができる。
ボンド等の金属製の内箱と金属製の外箱と、前記内箱と
前記外箱との間隙に充填されたウレタンフォーム等の発
泡断熱材とからなり、前記外箱の内側と前記内箱の内側
に熱可塑性樹脂塗料を塗布したものであり、廃棄時，解
体時に前記外箱と前記内箱を加熱することにより前記熱
可塑性樹脂塗料が溶け、前記外箱と前記断熱材、前記内
箱と前記断熱材との分離を容易に行うことができる。
【図１】本発明の一実施例における断熱箱体の部分断面
図
図
【図２】本発明の第２の実施例における断熱箱体の部分
断面図
断面図
【図３】従来の断熱箱体の部分断面図
１ 金属製の外箱 ２ 金属製の内箱 ３ 断熱材 ４ 熱可塑性樹脂塗料
Claims (2)
- 【請求項１】 金属製の内箱と金属製の外箱と、前記内
箱と前記外箱との間隙に充填されたウレタンフォーム等
の発泡断熱材とからなり、前記内箱の内側と前記外箱の
内側に熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布したことを特徴と
する断熱箱体。 - 【請求項２】 熱可塑性樹脂塗料を帯状に塗布したこと
を特徴とする請求項１記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23601891A JPH0571868A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23601891A JPH0571868A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 断熱箱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571868A true JPH0571868A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16994556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23601891A Pending JPH0571868A (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0571868A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016111259A1 (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-14 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP23601891A patent/JPH0571868A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016111259A1 (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-14 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫 |
| CN106796079A (zh) * | 2015-01-06 | 2017-05-31 | 夏普株式会社 | 冰箱 |
| CN106796079B (zh) * | 2015-01-06 | 2019-09-03 | 夏普株式会社 | 冰箱 |
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