JPH057173A - 無線中継送受信装置 - Google Patents

無線中継送受信装置

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JPH057173A
JPH057173A JP15498691A JP15498691A JPH057173A JP H057173 A JPH057173 A JP H057173A JP 15498691 A JP15498691 A JP 15498691A JP 15498691 A JP15498691 A JP 15498691A JP H057173 A JPH057173 A JP H057173A
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JP
Japan
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frequency
intermediate frequency
receiver
antenna
transmitter
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Application number
JP15498691A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Kono
実則 河野
Shigetsune Azumabayashi
繁恒 東林
Yasuhiro Kondo
泰弘 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送信機と受信機で一部の回路を流用して機能さ
せるように構成することで、回路部品点数を大幅に低減
し小型化とコストダウンする。 【構成】無線搬送波を増幅する1系統の受信増幅手段
(21)と1系統の第1の中間周波処理手段(41),
(22),(23)を通じて第1の中間周波信号を得
て、これを複数系統の第2の中間周波処理手段(24
a),(24b),(25a),(25b),(26
a),(26b)で異なる複数の周波数に選別して複数
の第2の中間周波数の信号を得ると共に複数系統の検波
手段(28a),(28b)で複数のベースバンド信号
を出力させ、このベースバンド信号を複数系統の変調手
段(34a)(34b),(35a),(35b)で送
信のために異なる複数の無線搬送波に変換し、さらにそ
れぞれを(42),(33),(32)にて混合し、1
系統の送信増幅手段(31)を通じて送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無線中継送受信装置に
係り、特にコードレス電話機において子機との間を中継
する親機の構成を簡略化するに好適な無線中継送受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の無線中継送受信装置のブロ
ック図であり、例えば文献「移動通信−理論と設計」
(社団法人電子通信学会刊行)の96頁〜99頁の図面
等から類推される自動車電話装置等に採用される従来の
無線装置を例示するものである。図5は図4の無線装置
で使用する無線搬送波の周波数帯域の一例を示す周波数
アロケーション図である。図において、(1)は移動通
信機A(2)と交信する無線中継装置A、(3)は移動
通信機B(4)と交信する無線中継装置B、(5)はケ
ーブル(5a),(5b),(5c)を含むケーブル、
(6)は移動通信機A(2)に対して無線搬送波を送受
信するためのアンテナA、(7)はアンテナA(6)を
介して無線搬送波を受信する受信機A、(8)はアンテ
ナA(6)を介して無線搬送波を送信する送信機A、
(9)はアンテナA(6)から受信機A(7)へ、また
送信機A(8)からアンテナA(6)へ分波するアンテ
ナ共用器A、(10)は受信機A(7)と送信機A
(8)の発振周波数を決定するシンセサイザA、(1
1)は受信機A(7)、送信機A(8)、アンテナ共用
器A(9)のそれぞれの動作を制御する制御回路Aであ
る。(12)は移動通信機B(4)に対して無線搬送波
を送受信するためのアンテナA、(13)はアンテナB
(12)を介して無線搬送波を受信する受信機B、(1
4)はアンテナB(12)を介して無線搬送波を送信す
る送信機B、(15)はアンテナB(12)から受信機
B(13)へ、また送信機B(14)からアンテナB
(12)へ分波するアンテナ共用器B、(16)は受信
機B(13)と送信機B(14)の発振周波数を決定す
るシンセサイザB、(17)は受信機B(13)、送信
機B(14)、アンテナB(12)、アンテナ共用器B
(15)のそれぞれの動作を制御する制御回路Bであ
る。なお、ケーブル(5a)は受信機A(7)で受信し
た無線搬送波を送信機B(14)に伝送し、ケーブル
(5b)は無線搬送波が受信機B(13)から送信機A
(8)へと伝送される。また、ケーブル(5c)は制御
回路A(11)と制御回路B(17)を接続し、互いに
各種情報の送受信を行なう。
【0003】なお、上記の構成において、無線搬送波の
周波数については図5の周波数アロケーション図に示す
ように、移動通信機A(2)から送信され無線中継装置
A(1)で受信される周波数を周波数f(RX1)とし
無線中継装置A(1)から移動通信機A(2)へ送信さ
れる周波数を周波数f(TX1)としている。また、移
動通信機B(4)から送信され無線中継装置B(3)で
受信される周波数を周波数f(RX2)とし無線中継装
置B(3)から移動通信機B(4)へ送信される周波数
を周波数f(TX2)としている。そして、周波数f
(TX1)と周波数f(TX2)は互いに近接した周波
数帯域に設定され、周波数f(RX1)と周波数f(R
X2)は互いに近接した周波数帯域に設定される。一
方、送信用無線搬送波と受信用無線搬送波の相互干渉を
避けるために、周波数f(TX1)と周波数f(TX
2)の周波数帯域と周波数f(RX1)と周波数f(R
X2)の周波数帯域は十分に離して設定される。
【0004】以上述べたような構成において、次にその
動作を説明する。
【0005】先ず、移動通信機A(2)から送信された
無線搬送波が無線中継装置A(1)、無線中継装置B
(3)を介して移動通信機B(4)に送信される過程に
ついて説明する。移動通信機A(2)から送信された周
波数f(RX1)の無線搬送波がアンテナA(6)によ
り受信され、アンテナ共用器A(9)で分波され、受信
機A(7)に送られる。受信機A(7)では無線搬送波
が検波され、受信ベースバンド信号としてケーブル(5
a)を経由して送信機A(8)へと送られる。そして、
この受信ベースバンド信号は送信機B(14)により変
調され、周波数f(TX2)の無線搬送波となり、アン
テナ共用器B(15)で分波されアンテナB(12)か
ら移動通信機B(4)に送信される。
【0006】逆に、移動通信機B(4)から送信された
無線搬送波が無線中継装置B(3)、無線中継装置A
(1)を介して移動通信機A(2)へと送信される過程
について説明する。この場合、移動通信機B(4)から
周波数f(RX2)の無線搬送波がアンテナB(12)
により受信され、アンテナ共用器B(15)、受信機B
(13)、ケーブル(5b)、送信機A(8)、アンテ
ナ共用器A(9)を介してアンテナA(6)から周波数
f(TX1)の無線搬送波として移動通信機A(2)に
送信される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線中継送受信
装置は以上のように複数の周波数を用いて機器相互間の
無線送受信を行なうに際して無線搬送波の数に応じた送
信機や受信機を設置するように構成されていたので、個
々の送受信機を独立に設けなければならず、回路部品点
数が増大して、コストがかかるだけでなく小型化の障害
となっていた。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、送信機と受信機で一部の回路を流
用して機能させるように構成することで、回路部品点数
を大幅に低減し小型化やコストダウンに適した無線中継
送受信装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、受信した無線搬送波を増幅する1系統
の受信増幅手段と、前記受信増幅手段からの受信信号を
第1の中間周波数に変換しフィルタ処理する1系統の第
1の中間周波処理手段と、前記第1の中間周波処理手段
の出力を異なる複数の周波数に選別して複数の第2の中
間周波数の信号を出力する複数系統の第2の中間周波処
理手段と、前記第2の中間周波処理手段の出力を検波し
て複数のベースバンド信号を出力する複数系統の検波手
段と、前記検波手段からのベースバンド信号を送信のた
めに異なる複数の無線搬送波に変換すると共にそれぞれ
を混合して出力する複数系統の変調手段と、前記変調手
段からの無線搬送波を送信する1系統の送信増幅手段を
備える無線中継送受信装置を提供するものである。
【0010】
【作用】上記手段において、この発明の無線中継送受信
装置は、受信した無線搬送波を1系統の受信増幅手段で
増幅し、さらに1系統の第1の中間周波処理手段で第1
の中間周波数に変換しフィルタ処理し、前記第1の中間
周波処理手段の出力を複数系統の第2の中間周波処理手
段で異なる複数の周波数に選別して複数の第2の中間周
波数の信号とし、さらに複数系統の検波手段で検波して
複数のベースバンド信号とし、このベースバンド信号を
複数系統の変調手段で送信のために異なる複数の無線搬
送波に変換すると共にそれぞれを混合し、この無線搬送
波を1系統の送信増幅手段を通じて送信する。
【0011】
【実施例】第1実施例 以下、図面を参照しながらこの発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1はこの発明の一実施例に係る無線中継
送受信装置のブロック図である。図において、(44)
は送受信アンテナ、(45)は送受信アンテナ(44)
を送信受信で共用するためのアンテナ共用器、(48)
はアンテナ共用器(45)に接続される受信機、(4
7)はアンテナ共用器(45)に接続される送信機、
(46)は基本となる周波数を発生するシンセサイザ部
である。シンセサイザ部(46)において、(43)は
基本周波数の信号を発生する基準発振器、(41)は基
準発振器(43)からの基本周波数に基づいて受信機
(48)用の局部発振周波数を発生する受信局部発振
器、(42)は基準発振器(43)からの基本周波数に
基づいて送信機(47)用の局部発振周波数を発生する
送信局部発振器である。受信機(48)において、(2
1)はアンテナ共用器(45)からの無線搬送波を増幅
する高周波増幅器、(22)は高周波増幅器(21)か
らの無線搬送波にシンセサイザ部(46)からの受信局
部発振周波数をミックスする第1のミキサ、(23)は
第1のミキサ(22)からの中間周波信号を取り出す第
1の中間周波フィルタ、(25a),(25b)は第2
の局部発振器、(24a),(24b)は第1の中間周
波フィルタ(23)からの信号に第2の局部発振器(2
5a),(25b)からの局部発振周波数をミックスす
る第2のミキサ、(26a),(26b)は第2のミキ
サ(24a),(24b)からの信号から第2の中間周
波数信号を取り出すための第2の中間周波フィルタ、
(27a),(27b)は第2の中間周波フィルタ(2
6a),(26b)の出力信号を増幅する第2の中間周
波増幅器、(28a),(28b)は第2の中間周波増
幅器(27a),(27b)からの第2の中間周波信号
からベースバンド信号を検波するFM検波回路、(29
a),(29b)はそれぞれケーブル(5)のケーブル
(5a),(5b)に接続される受信機(48)の送信
出力端子である。送信機(47)において、(37
a),(37b)はケーブル(5)のケーブル(5
a),(5b)に接続される送信入力端子、(36
a),(36b)は送信入力端子(37a),(37
b)からのベースバンド信号を処理するIDC、(35
a),(35b)はIDC(36a),(36b)から
の信号を変調するための周波数を発生する送信周波発振
器、(34a),(34b)は送信周波発振器(35
a),(35b)からの周波数に基づいてIDC(36
a),(36b)からの信号を変調する変調器、(3
3)はシンセサイザ部(46)からの発振周波数信号に
基づいて変調器(34a),(34b)からの信号を無
線搬送波に変換するアップコンバータ、(32)はアッ
プコンバータ(33)からの信号をフィルタ処理するフ
ィルタ、(31)はフィルタ(32)からの信号を増幅
してアンテナ共用器(45)に出力する共通増幅器であ
る。
【0013】以上のような構成において、次にその動作
を説明する。
【0014】先ず、送受信アンテナ(44)で受信され
た無線信号はアンテナ共用器(45)で受信信号が分波
され受信機(48)に入力される。受信機(48)では
高周波増幅器(21)でこの信号を増幅し、第1のミキ
サ(22)によって受信局部発振器(41)の出力と混
合される。その結果、第1の中間周波数に変換された信
号は第1の中間周波フィルタ(23)によって選択さ
れ、更に第2のミキサ(24a),(24b)により第
2の局部発振器(25a),(25b)の出力と混合さ
れる。その結果、第2の中間周波数に変換された信号は
第2の中間周波フィルタ(26a),(26b)で選択
される。ところで、第2の局部発振器(25a),(2
5b)の発振周波数は同一または異なる周波数であり、
第2の中間周波フィルタ(26a),(26b)では同
一または異なる周波数を選択することができる。そし
て、第2の局部発振器(25a),(25b)の発振周
波数が同一の場合は第2の中間周波フィルタ(26
a),(26b)は異なる周波数に設定され、第2の局
部発振器(25a),(25b)の発振周波数が同一の
場合は第2の中間周波フィルタ(26a),(26b)
は同一または異なる周波数に設定される。さて、第2の
ミキサ(24a),(24b)で得られた第2中間周波
信号は第2の中間周波フィルタ(26a),(26b)
によって選択され、第2の中間周波増幅器(27a),
(27b)によって増幅され、更にFM検波回路(28
a),(28b)によりベースバンドの音声信号に変換
される。この音声信号は送信出力端子(29a),(2
9b)に出力されるが、送信出力端子(29a)に出力
されるのがA側の受信出力であり、送信出力端子(29
b)に出力されるのがB側の受信出力である。
【0015】これらの受信出力はそれぞれケーブル(5
a),(5b)により送信機(47)の送信入力端子
(37a),(37b)に導出される。さて、送信機
(47)において送信入力端子(37a),(37b)
から入力された音声信号はそれぞれIDC(36a),
(36b)を通じて変調器(34a),(34b)に接
続される。変調器(34a),(34b)は送信周波発
振器(35a),(35b)によって駆動され、音声信
号を変調する。変調器(34a)、(34b)の出力は
合成されアップコンバータ(33)で送信局部発振器
(42)からの信号に混合される。この信号はフィルタ
(32)によって送信信号が選択され、共通増幅器(3
1)により増幅され、アンテナ共用器(45)を介して
送受信アンテナ(44)に出力される。
【0016】ここで、受信局部発振器(41)の周波数
をf(l1)とし、第2の局部発振器(25a)の周波
数をf(l1a)、第2の局部発振器(25b)の周波
数をf(l2a)、第2中間周波数をf(i2a)、f
(i2b)とすると、 f(RX1)=f(i2a)+f(l2a)+f(l1) f(RX2)=f(i2b)+f(l2b)+f(l1) の関係がある。一方、送信周波発振器(35a)の発振
周波数をf(Tia)、送信周波発振器(35b)の発
振周波数をf(Tib)、送信局部発振器(42)の周
波数をf(Tl)とすると、 f(TX1)=f(Tia)+f(Tl) f(TX2)=f(Tib)+f(Tl) の関係となる。したがって、送受信アンテナ(44)で
受信された受信周波数f(RX1)は送信周波数f(T
X2)として中継され、受信周波数f(RX2)は周波
数f(TX1)として中継されることになる。受信周波
数f(RX1)、f(RX2)は受信局部発振器(4
1)の周波数f(l1)を変化させることによって任意
の値に設定できるが、周波数f(RX1)とf(RX
2)の関係は f(RX1)−f(RX2)={f(i2a)−f(i2b)} +{f(l2a)−f(l2b)} となり、一定の値となる。
【0017】同様に、送信周波数f(TX1)およびf
(TX2)は送信局部発振器(42)からのf(Tl)
を変化させることにより任意の値に設定することができ
るが、周波数f(TX1)とf(TX2)の関係は f(TX1)−f(TX2)=f(Tia)+f(Tib) となり一定の値となる。
【0018】以上のように構成することにより、周波数
f(RX1)とf(RX2)の間隔および周波数f(T
X1)とf(TX2)の間隔を一定に保ちながら、任意
の周波数に設定できることから、任意の開きチャンネル
を選択して移動通信機間の中継を行なうことができるこ
とになる。
【0019】第2実施例 図2はこの発明の他の実施例に係る無線中継送受信装置
のブロック図であるが、同図の構成の図1の構成と異な
る点は、受信機(48)側に共通に設けた第2の局部発
振器(25)と第2のミキサ(24)を有して、送信機
(47)側にはIDC(36a),(36b)の出力に
それぞれシンセサイザ部(38a),(38b)が接続
され、発振器と変調器の機能を果たし、それぞれの出力
が混合されて共通増幅器(31)に接続されるように構
成されていることである。この場合、第2の中間周波フ
ィルタ(26a),(26b)の周波数は異なることに
なる。また、シンセサイザ部(38a),(38b)の
基本周波数はシンセサイザ部(46)の基準発振器(4
3)から直接供給されることになる。
【0020】以上のような構成においても、図1の構成
と同様に、周波数f(RX1)とf(RX2)の間隔お
よび周波数f(TX1)とf(TX2)の間隔を一定に
保ちながら、任意の周波数に設定できることから、任意
の開きチャンネルを選択して移動通信機間の中継を行な
うことができることになる。
【0021】第3実施例 図3はこの発明の更に他の実施例に係る無線中継送受信
装置のブロック図であるが、同図の構成の図1の構成と
異なる点は、受信機(48)において第2の局部発振器
(25a),(25b)と第2のミキサ(24a),
(24b)の機能を共通の第2の局部発振器(25)と
第2のミキサ(24)で実現するようにしたもので、第
2の中間周波フィルタ(26a),(26b)の周波数
を異なるように設定している。この構成においても、図
1の構成と同様の機能を実現することができる。
【0022】なお、上記各実施例は周波数スキャン方式
のコードレス電話機や自動車電話機等を例にとって説明
したが、この発明の思想は他の無線伝送系においても適
用可能である。また、送受信アンテナ(44)とアンテ
ナ共用器(45)を用いる代わりに、専用の送信アンテ
ナと受信アンテナを設けるようにしても同様の効果を得
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2組
の送受信機で少なくとも共通の高周波増幅器、中間周波
段、中間周波フィルタ段、受信局部発振部、送信電力増
幅部で必要な機能を実現できるように構成したので、回
路部品が低減し小型化が容易となり、装置コストを低減
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る無線中継送受信装置
のブロック図である。
【図2】この発明の他の実施例に係る無線中継送受信装
置のブロック図である。
【図3】この発明の更に他の実施例に係る無線中継送受
信装置のブロック図である。
【図4】従来の無線中継送受信装置のブロック図であ
る。
【図5】図4の装置で使用する無線搬送波の周波数帯域
の一例を示す周波数アロケーション図である。
【符号の説明】
(1) 無線中継装置A (2) 移動通信機A (3) 無線中継装置B (4) 移動通信機B (5),(5a),(5b) ケーブル (6) アンテナA (7) 受信機A (8) 送信機A (9) アンテナ共用器A (10) シンセサイザA (11) 制御回路A (12) アンテナB (13) 受信機B (14) 送信機B (15) アンテナ共用器B (16) シンセサイザB (17) 制御回路B (21) 高周波増幅器 (22) 第1のミキサ (23) 第1の中間周波フィルタ (24),(24a),(24b) 第2のミキサ (25),(25a),(25b) 第2の局部発振器 (26a),(26b) 第2の中間周波フィルタ (27a),(27b) 第2の中間周波増幅器 (28a),(28b) FM検波回路 (29a),(29b) 送信出力端子 (31) 共通増幅器 (32) フィルタ (33) アップコンバータ (34a),(34b) 変調器 (35a),(35b) 送信周波発振器 (36a),(36b) IDC (37a),(37b) 送信入力端子 (38a),(38b) シンセサイザ部 (41) 受信局部発振器 (42) 送信局部発振器 (43) 基準発振器 (44) 送受信アンテナ (45) アンテナ共用器 (46) シンセサイザ部 (47) 送信機 (48) 受信機
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】先ず、移動通信機A(2)から送信された
無線搬送波が無線中継装置A(1)、無線中継装置B
(3)を介して移動通信機B(4)に送信される過程に
ついて説明する。移動通信機A(2)から送信された周
波数f(RX1)の無線搬送波がアンテナA(6)によ
り受信され、アンテナ共用器A(9)で分波され、受信
機A(7)に送られる。受信機A(7)では無線搬送波
が検波され、受信ベースバンド信号としてケーブル(5
a)を経由して送信機B(14)へと送られる。そし
て、この受信ベースバンド信号は送信機B(14)によ
り変調され、周波数f(TX2)の無線搬送波となり、
アンテナ共用器B(15)で分波されアンテナB(1
2)から移動通信機B(4)に送信される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 (1) 無線中継装置A (2) 移動通信機A (3) 無線中継装置B (4) 移動通信機B (5),(5a),(5b),(5c) ケーブル (6) アンテナA (7) 受信機A (8) 送信機A (9) アンテナ共用器A (10) シンセサイザA (11) 制御回路A (12) アンテナB (13) 受信機B (14) 送信機B (15) アンテナ共用器B (16) シンセサイザB (17) 制御回路B (21) 高周波増幅器 (22) 第1のミキサ (23) 第1の中間周波フィルタ (24),(24a),(24b) 第2のミキサ (25),(25a),(25b) 第2の局部発振器 (26a),(26b) 第2の中間周波フィルタ (27a),(27b) 第2の中間周波増幅器 (28a),(28b) FM検波回路 (29a),(29b) 送信出力端子 (31) 共通増幅器 (32) フィルタ (33) アップコンバータ (34a),(34b) 変調器 (35a),(35b) 送信周波発振器 (36a),(36b) IDC (37a),(37b) 送信入力端子 (38a),(38b) シンセサイザ部 (41) 受信局部発振器 (42) 送信局部発振器 (43) 基準発振器 (44) 送受信アンテナ (45) アンテナ共用器 (46) シンセサイザ部 (47) 送信機 (48) 受信機
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図4は従来の無線中継送受信装置のブロ
ック図であり、例えば文献「移動通信の基礎」(社団法
人電子情報通信学会刊行)の96頁〜99頁の図面等か
ら類推される自動車電話装置等に採用される従来の無線
装置を例示するものである。図5は図4の無線装置で使
用する無線搬送波の周波数帯域の一例を示す周波数アロ
ケーション図である。図において、(1)は移動通信機
A(2)と交信する無線中継装置A、(3)は移動通信
機B(4)と交信する無線中継装置B、(5)はケーブ
ル(5a),(5b),(5c)を含むケーブル、
(6)は移動通信機A(2)に対して無線搬送波を送受
信するためのアンテナA、(7)はアンテナA(6)を
介して無線搬送波を受信する受信機A、(8)はアンテ
ナA(6)を介して無線搬送波を送信する送信機A、
(9)はアンテナA(6)から受信機A(7)へ、また
送信機A(8)からアンテナA(6)へ分波するアンテ
ナ共用器A、(10)は受信機A(7)と送信機A
(8)の発振周波数を決定するシンセサイザA、(1
1)は受信機A(7)、送信機A(8)、アンテナ共用
器A(9)のそれぞれの動作を制御する制御回路Aであ
る。(12)は移動通信機B(4)に対して無線搬送波
を送受信するためのアンテナA、(13)はアンテナB
(12)を介して無線搬送波を受信する受信機B、(1
4)はアンテナB(12)を介して無線搬送波を送信す
る送信機B、(15)はアンテナB(12)から受信機
B(13)へ、また送信機B(14)からアンテナB
(12)へ分波するアンテナ共用器B、(16)は受信
機B(13)と送信機B(14)の発振周波数を決定す
るシンセサイザB、(17)は受信機B(13)、送信
機B(14)、アンテナB(12)、アンテナ共用器B
(15)のそれぞれの動作を制御する制御回路Bであ
る。なお、ケーブル(5a)は受信機A(7)で受信し
た無線搬送波を送信機B(14)に伝送し、ケーブル
(5b)は無線搬送波が受信機B(13)から送信機A
(8)へと伝送される。また、ケーブル(5c)は制御
回路A(11)と制御回路B(17)を接続し、互いに
各種情報の送受信を行なう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 受信した無線搬送波を増幅する受信増幅
    手段と、前記受信増幅手段からの受信信号を第1の中間
    周波数に変換しフィルタ処理する第1の中間周波処理手
    段と、前記第1の中間周波処理手段の出力を異なる複数
    の周波数に選別して複数の第2の中間周波数の信号を出
    力する第2の中間周波処理手段と、前記第2の中間周波
    処理手段の出力を検波して複数のベースバンド信号を出
    力する検波手段と、前記検波手段からのベースバンド信
    号を送信のために異なる複数の無線搬送波に変換すると
    共にそれぞれを混合して出力する変調手段と、前記変調
    手段からの無線搬送波を送信する送信増幅手段を備える
    ことを特徴とする無線中継送受信装置。
JP15498691A 1991-06-27 1991-06-27 無線中継送受信装置 Pending JPH057173A (ja)

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JP15498691A JPH057173A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 無線中継送受信装置
CA 2072335 CA2072335C (en) 1991-06-27 1992-06-25 Radio repeater

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CA2072335A1 (en) 1992-12-28

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