JPH0571474A - まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構 - Google Patents

まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構

Info

Publication number
JPH0571474A
JPH0571474A JP26298891A JP26298891A JPH0571474A JP H0571474 A JPH0571474 A JP H0571474A JP 26298891 A JP26298891 A JP 26298891A JP 26298891 A JP26298891 A JP 26298891A JP H0571474 A JPH0571474 A JP H0571474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
positive displacement
displacement pump
casing
timing gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26298891A
Other languages
English (en)
Inventor
Komei Yokoi
康名 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anlet Co Ltd
Original Assignee
Anlet Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anlet Co Ltd filed Critical Anlet Co Ltd
Priority to JP26298891A priority Critical patent/JPH0571474A/ja
Publication of JPH0571474A publication Critical patent/JPH0571474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】まゆ型二軸容積式ポンプは理論的には3Kg/cm2
程度のドライエヤー源が得られるに拘わらず空冷式であ
るとき少なく共大型の冷却フアン2台がポンプ殻の両端
に必要であるのに、現用の形式のものはポンプ運転と別
の回路、別のモータを使用しない限り不可能であるの
を、可能にすることを目的とするものである。 【構成】駆動側シャフト15に固着したタイミングギヤ
18の中心孔の周りに前記駆動側シャフトを覆って固着
したカップの中心から延長状に突出した連結軸のポンプ
殻から外部に突出する端部と、駆動力が伝達される他端
のポンプ殻から突出する部分とに第1、第2の大型冷却
フアンを夫々に取付け、まゆ型二軸容積式ポンプ外殻の
前記の各大型冷却フアン間に内面をガイド面とする冷却
風ガイド板を取付けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はまゆ型二軸容積式ポンプ
の冷却機構にかかり、オイルミスト等の混入がない約3
Kg/cmのドライエヤー源が容易に得られるようにさ
れ、セメント等の比較的重い粉体輸送に使用する車搭載
用等で、冷却水の供給が困難か不能な車搭載の用途に適
応できる構成にしたものである。
【0002】
【従来の技術】まゆ型二軸容積式ポンプは金属が直接に
接触する部分がなく、オイルが圧縮エヤー乃至圧縮ガス
に混合しないので、理論的には3Kg/cm程度のドライ
エヤー源が得られるが、高圧縮であるから高発熱を伴う
ので冷却の必要がある。しかしセメント等の運搬車に搭
載するものにあっては、冷却水が得難いことがあるから
空冷式にしなければならないが、空冷式にするには大型
冷却フアンが少なくとも2台なければ本体部分の発熱を
抑止できない。しかし現用の前記ポンプは次の〜に
述べる欠点がある。 まゆ型二軸容積式ポンプは、ロータ相互及びロータ
とケーシングの間にクリアランスが必要なため容積効率
が悪く、一軸ロータリーポンプ等に比べて圧縮熱が高
く、高湿化するから、冷却フアンによる冷却効率の向上
を図らねばならない。 少なくとも2個の大型冷却フアンを駆動されるシャ
フトに取付けるのに、タイミングギヤ側を使用する例は
なく、ポンプ駆動とは別の回路及びモータを使用すると
きは単価が高くなる。 ポンプ外殻の両端にポンプ駆動とは別の回路によっ
て大型冷却フアンを配置することもできるが前記のの
ようであれば、ポンプ装置全体が軸方向に甚だしく長大
化しかつ冷却効果が低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はまゆ型二軸容
積式ポンプについて問題がある前記〜の欠点を製作
経費上で高負担がかからない構成により解決することを
課題とし、本発明の目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のまゆ型二軸容積
式ポンプの冷却機構は、ケーシングの一側のハウジング
から動力を伝達されるプーリを取付けた駆動側シャフト
を突出し、他側のハウジング外側のタイミングギヤ室に
その駆動側シャフトを突出してタイミングギヤを固定し
てなるまゆ型二軸容積式ポンプにおいて、前記駆動側シ
ャフトに固着したタイミングギヤの中心孔の周りに、前
記駆動側シャフトの端面を覆って固着したカップの中心
から延長状に突出した連結軸のタイミングギヤ室から外
部に突出する部分と、プーリ取付の外側突出部分とに第
1、第2の大型冷却フアンを夫々に取付け、ポンプ外殻
の前記の各大型冷却フアン間に内面をガイド面とする冷
却風ガイド板を取付けたことを特徴とするもので、冷却
効率が優れた冷却機構を提供できる。
【0005】
【作用】本発明は、駆動側シャフト15のタイミングギ
ヤ室7内で固定したタイミングギヤ18中心孔の周り
に、前記駆動側シャフト15の端面を覆って固着したカ
ップ21の中心から延長状に突出した連結軸23を前記
タイミングギヤ室7のカバー8から外部に突出する特有
構造とした上で、その突出部に第1冷却フアン30を取
付け、さらにエンドカバー10から突出してモータとの
動力連結を行う駆動側シャフト15の前記突出部分に第
2冷却フアン31を取付け、ポンプ外殻には第2冷却フ
アン31の方向に送られ、又は逆に送られる冷却風を内
面で誘導する冷却風ガイド板33を取付けていて、2台
の第1、第2冷却フアンを別の回路とかモータを必要と
しないで風冷する作用を生じさせ、この構成のため部品
点数は少し増加するが、特別なコスト高を伴わない構成
にできると共に、高圧縮熱を冷却するにふさわしい風冷
式の車搭載用まゆ型二軸容積式ポンプを構成できる。
【0006】
【実施例】添付図面は本発明の一実施例を示し、図1は
2軸シリンダの部分で横断したポンプの平面図、図2は
側面図、図3はまゆ型二軸ロータの駆動側のものを示し
た斜視図、図4は連結軸23のタイミングギヤ18に対
する取付を示した斜視図、図5は連結軸のベアリング2
5、26による支持態様の拡大平面図、図6は冷却風ガ
イド板33の斜視図である。
【0007】1は二段圧縮型ケーシングであって、第1
段圧縮室2と第2段圧縮室3の間に隔壁4を設けた上下
分割式になり、その1側に右ハウジング5とタイミング
ギヤ室7を構成するカバー8を順次に取付け、他側には
左ハウジング6と潤滑オイル室9を構成するエンドカバ
ー10を順次に取付ける。第1段圧縮室2の吐出口2b
と第2圧縮室3の吸込口3aとは公知のように配管19
により連通する。(図2参照)図3は三葉ロータ11、
12の間にケーシング1の前記の隔壁4を通る連結軸部
13を設け、前記ロータ11、12を60°の位相差を
持つように形成すると共に、両端にシャフト14を形成
した、一体金属から創製した駆動側シャフト15を示す
もので、これに前記エンドカバー10の外部に突出し、
該突出部にVプーリを止めるキー溝17を設ける。(図
1)
【0008】その駆動側シャフト15は、右ハウジング
5及び左ハウジング6のベアリングにより回転可能に支
持し、タイミングギヤ室7に突出する端部にタイミング
ギヤ18を固定する。従動側シャフト16は前記した両
端のカバー8及びエンドカバー10の内面間の長さ以内
に形成され、前記と同様に60°の位相差をもつロータ
11a、12a、連結軸部13a、シャフト14aを一
体形成してベアリングにより支持し、タイミングギヤ室
7に突出する端部に、前記のタイミングギヤ18と噛合
うタイミングギヤ18aを固定する。
【0009】タイミングギヤ室7内で駆動側シャフト1
5に固着したタイミングギヤ18の端面に、前記シャフ
ト15の端面の中心を覆うカップ21のフランジ22を
ネジ24により固着し、カップ21の中心から突出した
連結軸23を、カバー8に設けたベアリング25、26
により支持し、ベアリング26の外側にオイルシール2
7を設け、該オイルシール27によりダスト等の侵入を
防いで外部に突出し、該突出部に大型の第1冷却フアン
30を連結し、前記したキー溝17を設けた駆動側シャ
フト15の他の端部にVプーリ32と大型の第2冷却フ
アン31を順次に取付ける。ケーシング1、左右のハウ
ジング5、6を含むポンプ外殻及び配管19の外側には
図2及び図7により明瞭なように内面をガイド面とする
一対の冷却風ガイド板33、33を取付ける。
【0010】
【発明の効果】本発明はケーシング1の一側のハウジン
グ5から動力を伝達されるVプーリ32を外部に取付け
た駆動側シャフト15の他側のタイミングギヤ室7内で
固定するタイミングギヤ18に、駆動側シャフト15を
の端面を覆って固着したカップ21の中心から延長状に
突出した連結軸23のタイミングギヤ室7から外部に突
出する部分を作る特有の構成になり、その連結軸23及
び駆動側シャフト15等を覆うポンプ殻部から突出する
各端に大型風冷式の第1、第2冷却フアン30、31を
取付け、ポンプ駆動とは別回路とか別のモータを使用し
ない構成にすると共に、ポンプ外殻に冷却風を案内し
て、発熱を冷却する冷却風ガイド板33、33を取付
け、風冷却の効率を顕著に向上する構成になり、これら
の構成によりポンプ外殻の同一軸線上の両端に、大型の
第1、第2冷却フアン30、31を設けることができる
に至り、粉体輸送のため車両に搭載する冷却装置付きの
まゆ型二軸容積式ポンプを、強大な冷却機構を備えさせ
る構成で提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、
【図1】2軸シリンダの部分で横断したポンプの平面図
【図2】側面図
【図3】駆動側まゆ型二軸ロータ示した斜視図
【図4】連結軸23のタイミングギヤ8に対する取付を
示した斜視図
【図5】連結軸23のベアリング25、26による支持
態様の拡大平面図
【図6】冷却風ガイド板33の斜視図
【符号の説明】
1 二段圧縮型ケーシング、 2 第1段圧縮室、 3
第2段圧縮室、4 隔壁、 5 右ハウジング、 6
左ハウジング、7 タイミングギヤ室、 8 カバ
ー、 9 潤滑オイル室、10 エンドカバー、 1
1、11a、12、12a 三葉ロータ、13、13a
連結軸部、 14、14a シャフト、15駆動側シ
ャフト、 16 従動側シャフト、 17 キー溝、1
8、18a タイミングギヤ、 19 配管、 21
カップ、22 フランジ、 23 連結軸、 24 ネ
ジ、25、26 ベアリング、 27 オイルシール、
30 第1冷却フアン、31 第2冷却フアン、 3
2 Vプーリ、 33 冷却風ガイド板、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの一側のハウジングから動力
    を伝達されるプーリを取付けた駆動側シャフトを突出
    し、他側のハウジング外側のタイミングギヤ室にその駆
    動側シャフトを突出してタイミングギヤを固定してなる
    まゆ型二軸容積式ポンプにおいて、 前記駆動側シャフトに固着したタイミングギヤの中心孔
    の周りに、前記駆動側シャフトの端面を覆って固着した
    カップの中心から延長状に突出した連結軸のタイミング
    ギヤ室から外部に突出する部分と、プーリ取付の外側突
    出部分とに第1、第2の大型冷却フアンを夫々に取付
    け、まゆ型二軸容積式ポンプ外殻の前記の各大型冷却フ
    アン間に内面をガイド面とする冷却風ガイド板を取付け
    たことを特徴とするまゆ型二軸容積式ポンプの冷却機
    構。
JP26298891A 1991-09-12 1991-09-12 まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構 Pending JPH0571474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26298891A JPH0571474A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26298891A JPH0571474A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0571474A true JPH0571474A (ja) 1993-03-23

Family

ID=17383342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26298891A Pending JPH0571474A (ja) 1991-09-12 1991-09-12 まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0571474A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7560171B2 (en) 2002-12-10 2009-07-14 Nhk Spring Co., Ltd. Composite material member and method for producing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7560171B2 (en) 2002-12-10 2009-07-14 Nhk Spring Co., Ltd. Composite material member and method for producing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000097186A (ja) オイルフリースクリュー圧縮機
US4684330A (en) Drive for rotary compressor
JP3508206B2 (ja) 車両駆動用電動機
CA2173287A1 (en) Cooling Structure for Compressor
JP2007049850A (ja) 液冷式回転電機
JP3951880B2 (ja) モータ装置
JP2931865B2 (ja) モータ内蔵形アクチュエータ
JP2004501308A (ja) 2つの協働するロータを備えた真空ポンプ
JPH0571474A (ja) まゆ型二軸容積式ポンプの冷却機構
JP4225101B2 (ja) 電動圧縮機
CN111064312B (zh) 同轴双输出机构
JP2010133289A (ja) 空冷式ドライ真空ポンプ
MXPA01005956A (es) Compresor de aire de locomotora con motor soportado por cojinete exterior.
JP2005291004A (ja) 電動圧縮機
CN109729720B (zh) 双旋转涡旋型压缩机
JP2004197688A (ja) 電動圧縮機
JPH0953589A (ja) スクロール式流体機械
JP2003343438A (ja) 電動圧縮機
WO2021237931A1 (zh) 一种外转子无刷电机及其罩壳
US6305333B1 (en) Air blower apparatus
JPH10336967A (ja) 原動機と発電機とポンプユニットからなる複合機械
JP2004044606A (ja) オイルフリースクリュー圧縮機
JP2533021Y2 (ja) 油回転真空ポンプ
WO2023068565A1 (ko) 전동 압축기
CN210599408U (zh) 一种封闭式双级螺杆空压机