JPH057128B2 - - Google Patents
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- JPH057128B2 JPH057128B2 JP56096251A JP9625181A JPH057128B2 JP H057128 B2 JPH057128 B2 JP H057128B2 JP 56096251 A JP56096251 A JP 56096251A JP 9625181 A JP9625181 A JP 9625181A JP H057128 B2 JPH057128 B2 JP H057128B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P21/00—Machines for assembling a multiplicity of different parts to compose units, with or without preceding or subsequent working of such parts, e.g. with programme control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は被作業物が搭載されて搬送ラインから
供給されたキヤリアを移動テーブル上に載置して
水平方向に移動させる一方、これに関連されて昇
降駆動されるチヤツキングヘツドを有する作業ユ
ニツトにて上記被作業物に対する部品の供給、加
工、組立及びこれらに関連する作業を行うように
構成した自動組立装置に関するものである。
供給されたキヤリアを移動テーブル上に載置して
水平方向に移動させる一方、これに関連されて昇
降駆動されるチヤツキングヘツドを有する作業ユ
ニツトにて上記被作業物に対する部品の供給、加
工、組立及びこれらに関連する作業を行うように
構成した自動組立装置に関するものである。
従来からこの種自動組立装置は各種機器の生産
設備として製造ラインに広範囲の分野に実施され
ている。しかしながら従来は専用組立機が主流で
あつて、組立てられる機器の機種変更や機種の切
り替え等の変更に対する対応性(フレキシビリテ
イ)が極めて低く、これらの変更が生じる度に作
業ユニツト全体の取り替え等と言つた大巾な改造
を行わなければならなかつた。また作業ユニツト
全体の取り替え作業は非常に面倒であり、多大の
労力及び時間を要していた。
設備として製造ラインに広範囲の分野に実施され
ている。しかしながら従来は専用組立機が主流で
あつて、組立てられる機器の機種変更や機種の切
り替え等の変更に対する対応性(フレキシビリテ
イ)が極めて低く、これらの変更が生じる度に作
業ユニツト全体の取り替え等と言つた大巾な改造
を行わなければならなかつた。また作業ユニツト
全体の取り替え作業は非常に面倒であり、多大の
労力及び時間を要していた。
本発明は上述の如き欠陥を是正すべく発明され
たものであつて、被作業物と、その被作業物に組
立てられる部品とが所定の配置で搭載されて搬送
されるキヤリアを用いる一方、昇降駆動される昇
降台を有する作業ユニツトを所定位置に固定し、
各種作業用の作業用ヘツドを上記作業ユニツトの
昇降台に選択的に取付けるように構成することに
よつて、組立てられる機器の設計変更や機種の切
り替え等の変更に対しては、キヤリアの変更と、
作業ユニツトに対する作業用ヘツドの交換とによ
つて即座に対応することが出来るようにしたフレ
キシビリテイの非常に高い自動組立装置を提供し
ようとするものである。
たものであつて、被作業物と、その被作業物に組
立てられる部品とが所定の配置で搭載されて搬送
されるキヤリアを用いる一方、昇降駆動される昇
降台を有する作業ユニツトを所定位置に固定し、
各種作業用の作業用ヘツドを上記作業ユニツトの
昇降台に選択的に取付けるように構成することに
よつて、組立てられる機器の設計変更や機種の切
り替え等の変更に対しては、キヤリアの変更と、
作業ユニツトに対する作業用ヘツドの交換とによ
つて即座に対応することが出来るようにしたフレ
キシビリテイの非常に高い自動組立装置を提供し
ようとするものである。
以下本発明をテープレコーダのメカシヤーシに
対する部品の供給、加工、組立及びこれらに関連
する作業を行う為の自動組立装置に適用した一実
施例を図面に基き説明する。
対する部品の供給、加工、組立及びこれらに関連
する作業を行う為の自動組立装置に適用した一実
施例を図面に基き説明する。
先ず第1図はこの自動組立装置に使用されるキ
ヤリア1の一例を示したものであつて、こゝに示
されたキヤリア1は、ベース板2の上部に4個の
パレツト3が縦横に正確に並べられて固定された
構造に構成されている。なおベース板2の4隅に
は懸架用把手4が取付けられている。
ヤリア1の一例を示したものであつて、こゝに示
されたキヤリア1は、ベース板2の上部に4個の
パレツト3が縦横に正確に並べられて固定された
構造に構成されている。なおベース板2の4隅に
は懸架用把手4が取付けられている。
そしてこの自動組立装置では、キヤリア1の各
パレツト3上に、被作業物であるメカシヤーシ5
と、そのメカシヤーシ5上に組立てるべき専用部
品のうちの主要部品(各種ギヤ類、レバー類、軸
受類やその他必要な部品)6とを夫々位置決めし
て予め搭載して置く。なおこの際部品6は種類別
に積み重ねたり、メカシヤーシ5に対する方向を
規制させた状態で、夫々所定の位置に位置決めし
た所定の配置状態で搭載される。そしてこの状態
のキヤリア1を後述するアツセンブリセンタに搬
送し、そのアツセンブリセンタにて部品6を順次
ピツクアツプしてメカシヤーシ5上に順次供給し
て順次組立てる。なおこの際共通部品や専用部品
の他の一部(リール軸、ビスその他の必要な部
品)はアツセンブリセンタにて別に供給してメカ
シヤーシ5に順次組立てる。またアツセンブリセ
ンタでは上記のメカシヤーシ5に対する部品の供
給、組立の他にも、ビス締め、注油、磁性部材へ
の着磁やその他の必要な加工及びこれらに関連す
る作業を夫々自動的に行うようになされている。
そしてアツセンブリセンタでは上記の供給、加
工、組立及びこれらに関連する作業をメカシヤー
シ5上の4個のパレツト3に対して同時に行うよ
うになされている。
パレツト3上に、被作業物であるメカシヤーシ5
と、そのメカシヤーシ5上に組立てるべき専用部
品のうちの主要部品(各種ギヤ類、レバー類、軸
受類やその他必要な部品)6とを夫々位置決めし
て予め搭載して置く。なおこの際部品6は種類別
に積み重ねたり、メカシヤーシ5に対する方向を
規制させた状態で、夫々所定の位置に位置決めし
た所定の配置状態で搭載される。そしてこの状態
のキヤリア1を後述するアツセンブリセンタに搬
送し、そのアツセンブリセンタにて部品6を順次
ピツクアツプしてメカシヤーシ5上に順次供給し
て順次組立てる。なおこの際共通部品や専用部品
の他の一部(リール軸、ビスその他の必要な部
品)はアツセンブリセンタにて別に供給してメカ
シヤーシ5に順次組立てる。またアツセンブリセ
ンタでは上記のメカシヤーシ5に対する部品の供
給、組立の他にも、ビス締め、注油、磁性部材へ
の着磁やその他の必要な加工及びこれらに関連す
る作業を夫々自動的に行うようになされている。
そしてアツセンブリセンタでは上記の供給、加
工、組立及びこれらに関連する作業をメカシヤー
シ5上の4個のパレツト3に対して同時に行うよ
うになされている。
次に第2図はこの自動組立装置のコンベアとア
ツセンブリセンタとの配置状態の一例を示したも
のであつて、キヤリア1を同一方向に搬送する一
対のコンベア9,10が互に隣接されて平行状に
配置され、コンベア10の外側に沿つて例えば3
箇所にアツセンブリセンタ11,12,13が配
置されている。なお両コンベア9,10に対して
離間されて平行状にもう1つのコンベア14が配
置され、このコンベア14と両コンベア9,10
との両端部間には中継用の一対のコンベア15,
16が配置されている。従つてこれらのコンベア
9,10,14,15,16によつてエンドレス
状のコンベアラインが構成されていて、キヤリア
1はこれらのコンベアによつて矢印方向に搬送さ
れるように構成されている。またこれらのコンベ
アはキヤリア1を任意の位置でストツパーにより
自在に停止出来、かつストツパーの解除により直
ちに搬送開始出来るようなローラコンベア等にて
構成されている。また特にコンベア9,10,1
4はコンベアラインの組替えを自由に行えるよう
に夫々複数の短いコンベア9a,10a,14a
を直列状に連結して構成されている。またコンベ
ア15の先端部にはキヤリア1を両コンベア9,
10に選択的に供給する為の分配器17が設けら
れている。またコンベア14にはその下流側の例
えば2箇所にローデイングステーシヨン18,1
9が配置され、上流側にはアンローデイングステ
ーシヨン20が配置されている。
ツセンブリセンタとの配置状態の一例を示したも
のであつて、キヤリア1を同一方向に搬送する一
対のコンベア9,10が互に隣接されて平行状に
配置され、コンベア10の外側に沿つて例えば3
箇所にアツセンブリセンタ11,12,13が配
置されている。なお両コンベア9,10に対して
離間されて平行状にもう1つのコンベア14が配
置され、このコンベア14と両コンベア9,10
との両端部間には中継用の一対のコンベア15,
16が配置されている。従つてこれらのコンベア
9,10,14,15,16によつてエンドレス
状のコンベアラインが構成されていて、キヤリア
1はこれらのコンベアによつて矢印方向に搬送さ
れるように構成されている。またこれらのコンベ
アはキヤリア1を任意の位置でストツパーにより
自在に停止出来、かつストツパーの解除により直
ちに搬送開始出来るようなローラコンベア等にて
構成されている。また特にコンベア9,10,1
4はコンベアラインの組替えを自由に行えるよう
に夫々複数の短いコンベア9a,10a,14a
を直列状に連結して構成されている。またコンベ
ア15の先端部にはキヤリア1を両コンベア9,
10に選択的に供給する為の分配器17が設けら
れている。またコンベア14にはその下流側の例
えば2箇所にローデイングステーシヨン18,1
9が配置され、上流側にはアンローデイングステ
ーシヨン20が配置されている。
そしてこの自動組立装置では、各ローデイング
ステーシヨン18,19において作業者が個々の
キヤリア1上にメカシヤーシ5と部品6とを搭載
してそのキヤリア1をコンベア14上に載せる。
するとキヤリア1はコンベア14,15によつて
分配器17へ搬送され、この分配器17にて予め
設定された分配方式に基いてコンベア9又は10
に選択的に供給される。そしてその供給されたキ
ヤリア1はコンベア9又は10によつて最初のア
ツセンブリセンタ11へ搬送される。
ステーシヨン18,19において作業者が個々の
キヤリア1上にメカシヤーシ5と部品6とを搭載
してそのキヤリア1をコンベア14上に載せる。
するとキヤリア1はコンベア14,15によつて
分配器17へ搬送され、この分配器17にて予め
設定された分配方式に基いてコンベア9又は10
に選択的に供給される。そしてその供給されたキ
ヤリア1はコンベア9又は10によつて最初のア
ツセンブリセンタ11へ搬送される。
そしてその搬送されて来たキヤリア1は後述す
るキヤリアローダによつて取上げられてアツセン
ブリセンタ11の移動テーブル上に供給され、こ
のアツセンブリセンタ11にてメカシヤーシ5に
対する部品6の供給、加工、組立及びこれらに関
連する作業の第1工程の作業が自動的に行われ
る。そしてその作業終了後のキヤリア1は再びキ
ヤリアローダによつて何れか一方のコンベア9又
は10上へ排出されて次のアツセンブリセンタ1
2へ搬送される。
るキヤリアローダによつて取上げられてアツセン
ブリセンタ11の移動テーブル上に供給され、こ
のアツセンブリセンタ11にてメカシヤーシ5に
対する部品6の供給、加工、組立及びこれらに関
連する作業の第1工程の作業が自動的に行われ
る。そしてその作業終了後のキヤリア1は再びキ
ヤリアローダによつて何れか一方のコンベア9又
は10上へ排出されて次のアツセンブリセンタ1
2へ搬送される。
そして両コンベア9,10の下流側に配置され
ているアツセンブリセンタ12,13においても
上記と同様の方式で第2工程及び第3工程の作業
が行われる。そしてこれらの作業終了後にキヤリ
ア1はコンベア16,14によつてアンローデイ
ングステーシヨン20へ搬送されて作業者によつ
てコンベア14から降ろされる。
ているアツセンブリセンタ12,13においても
上記と同様の方式で第2工程及び第3工程の作業
が行われる。そしてこれらの作業終了後にキヤリ
ア1はコンベア16,14によつてアンローデイ
ングステーシヨン20へ搬送されて作業者によつ
てコンベア14から降ろされる。
なおこの自動組立装置によれば、両コンベア
9,10による各アツセンブリセンタ11,1
2,13でのキヤリア1の供給、排出のラインの
切換えにより、アツセンブリセンタ11,12,
13にて別工程の作業を直列に行うこと、同一工
程の作業を並列的に行うこと、その直列的作業と
並列的作業との複合作業を行うことを自在に切換
え得るように構成されている。
9,10による各アツセンブリセンタ11,1
2,13でのキヤリア1の供給、排出のラインの
切換えにより、アツセンブリセンタ11,12,
13にて別工程の作業を直列に行うこと、同一工
程の作業を並列的に行うこと、その直列的作業と
並列的作業との複合作業を行うことを自在に切換
え得るように構成されている。
次に第3図〜第5図はアツセンブリセンタ11
を示したものであり、他のアツセンブリセンタ1
2,13も同様の構造に構成されている。
を示したものであり、他のアツセンブリセンタ1
2,13も同様の構造に構成されている。
先ずベース23上に平面形状がほゞコ字状をな
す作業ユニツト取付用コラム24が設置されてい
る。そしてコラム24の互に直角な内側面24
a,24bには作業ユニツト取付板25,26が
垂直状に固着されている。そして各取付板25,
26には夫々水平方向に所定の間隔を隔てゝ複数
のキー27,28が垂直状に取付けられていて、
これらのキー27,28に各種の作業ユニツト2
9,30が選択的にかつ交換可能に取付けられて
いる。なお各作業ユニツト29,30の下端には
後述するように上下に往復動駆動される各種の作
業用ヘツドが取付けられている。一方ベース23
の上部には第4図でX方向とY方向とに水平状に
駆動される移動テーブル31が配置されている。
また移動テーブル31の上部には第4図でX方向
に一定範囲内で水平状に往復動駆動されるシフト
テーブル32が載置されている。
す作業ユニツト取付用コラム24が設置されてい
る。そしてコラム24の互に直角な内側面24
a,24bには作業ユニツト取付板25,26が
垂直状に固着されている。そして各取付板25,
26には夫々水平方向に所定の間隔を隔てゝ複数
のキー27,28が垂直状に取付けられていて、
これらのキー27,28に各種の作業ユニツト2
9,30が選択的にかつ交換可能に取付けられて
いる。なお各作業ユニツト29,30の下端には
後述するように上下に往復動駆動される各種の作
業用ヘツドが取付けられている。一方ベース23
の上部には第4図でX方向とY方向とに水平状に
駆動される移動テーブル31が配置されている。
また移動テーブル31の上部には第4図でX方向
に一定範囲内で水平状に往復動駆動されるシフト
テーブル32が載置されている。
またコラム24の一部にはローダガイド33が
水平状に架設されていて、このローダガイド33
の下側にキヤリアローダ34が取付けられてい
る。そしてキヤリアローダ34はローダガイド3
3に沿つてアツセンブリセンタ11の移動テーブ
ル31の上部に対向する位置と、両コンベア9,
10の上部に対向する位置との間で水平方向に往
復動駆動されるように構成されている。そしてキ
ヤリアローダ34にはその下部に両コンベア9,
10に夫々対向する一対のチヤツキングステーシ
ヨン35,36が設けられている。なお両チヤツ
キングステーシヨン35,36にはキヤリア1の
4つの懸架用把手4に夫々係合してキヤリア1を
持上げるように動作する各々4個の懸架用爪3
7,38が設けられている。
水平状に架設されていて、このローダガイド33
の下側にキヤリアローダ34が取付けられてい
る。そしてキヤリアローダ34はローダガイド3
3に沿つてアツセンブリセンタ11の移動テーブ
ル31の上部に対向する位置と、両コンベア9,
10の上部に対向する位置との間で水平方向に往
復動駆動されるように構成されている。そしてキ
ヤリアローダ34にはその下部に両コンベア9,
10に夫々対向する一対のチヤツキングステーシ
ヨン35,36が設けられている。なお両チヤツ
キングステーシヨン35,36にはキヤリア1の
4つの懸架用把手4に夫々係合してキヤリア1を
持上げるように動作する各々4個の懸架用爪3
7,38が設けられている。
そしてこの自動組立装置では、先ず第5図で実
線の如く例えば一方のコンベア9によつて搬送さ
れて来てアツセンブリセンタ11の前部で停止さ
れた作業開始前のキヤリア1を、キヤリアローダ
34の一方のチヤツキングステーシヨン35の懸
架用爪37によつて持上げる。次に第5図で仮想
線の如くキヤリアローダ34をアツセンブリセン
タ11内の移動テーブル31上に移動させて、シ
フトテーブル32上に載置されている作業終了後
のキヤリア1をキヤリアローダ34の他方のチヤ
ツキングステーシヨン36の懸架用爪38によつ
て持上げる。次に第5図で仮想線の如く上部が空
になつたシフトテーブル32をキヤリアローダ3
4の一方のチヤツキングステーシヨン35下に移
動させて、その一方のチヤツキングステーシヨン
35に保持されている作業開始前のキヤリア1を
シフトテーブル32上に下降して位置決めする。
次に所定の制御システムに従つて移動テーブル3
1をX方向とY方向とに移動させ、かつこれに同
期させて作業ユニツト39,40の作業用ヘツド
を上下動させて、その作業用ヘツドによりメカシ
ヤーシ5に対する部品6の供給、加工、組立及び
これらに関連する作業を行う。一方この作業の間
にキヤリアローダ34は第5図で実線の如く両コ
ンベア9,10上に移動される。そして第5H図
の如く他方のチヤツキングステーシヨン36に保
持されている作業終了後のキヤリア1を他方のコ
ンベア10上に下降排出し、これと同時に一方の
コンベア9上の作業開始前のキヤリア1を一方の
チヤツキングステーシヨン35の懸架用爪37に
よつて持上げて、アツセンブリセンタ11での作
業終了まで待機する。
線の如く例えば一方のコンベア9によつて搬送さ
れて来てアツセンブリセンタ11の前部で停止さ
れた作業開始前のキヤリア1を、キヤリアローダ
34の一方のチヤツキングステーシヨン35の懸
架用爪37によつて持上げる。次に第5図で仮想
線の如くキヤリアローダ34をアツセンブリセン
タ11内の移動テーブル31上に移動させて、シ
フトテーブル32上に載置されている作業終了後
のキヤリア1をキヤリアローダ34の他方のチヤ
ツキングステーシヨン36の懸架用爪38によつ
て持上げる。次に第5図で仮想線の如く上部が空
になつたシフトテーブル32をキヤリアローダ3
4の一方のチヤツキングステーシヨン35下に移
動させて、その一方のチヤツキングステーシヨン
35に保持されている作業開始前のキヤリア1を
シフトテーブル32上に下降して位置決めする。
次に所定の制御システムに従つて移動テーブル3
1をX方向とY方向とに移動させ、かつこれに同
期させて作業ユニツト39,40の作業用ヘツド
を上下動させて、その作業用ヘツドによりメカシ
ヤーシ5に対する部品6の供給、加工、組立及び
これらに関連する作業を行う。一方この作業の間
にキヤリアローダ34は第5図で実線の如く両コ
ンベア9,10上に移動される。そして第5H図
の如く他方のチヤツキングステーシヨン36に保
持されている作業終了後のキヤリア1を他方のコ
ンベア10上に下降排出し、これと同時に一方の
コンベア9上の作業開始前のキヤリア1を一方の
チヤツキングステーシヨン35の懸架用爪37に
よつて持上げて、アツセンブリセンタ11での作
業終了まで待機する。
次に第6A図〜第7G図は各アツセンブリセン
タ11,12,13におけるメカシヤーシ5上へ
の部品6の組立作業の一例を示したものである。
タ11,12,13におけるメカシヤーシ5上へ
の部品6の組立作業の一例を示したものである。
先ず第6A図及び第6B図に示す如く、コラム
38に取付けられた作業ユニツト29には内蔵さ
れた上下に往復動駆動される昇降台41が設けら
れており、この昇降台41の前面に各種の作業用
ヘツド42が交換可能に取付けられている。なお
こゝでは4ヘツドタイプが示されていてヘツドホ
ルダ43の下端に4本のチヤツキングヘツド44
が所定の間隔で垂直状に取付けられている。なお
この4本のチヤツキングヘツド44は前述したキ
ヤリア1における4個のパレツト3の間隔に一致
されている。またこれらのチヤツキングヘツド4
4は夫々バキユームポンプ(図示せず)に接続さ
れていて、その下端44aに設けられた開口44
bからの空気の吸引作用により、その下端44a
にて部品6を夫々吸着して持ち上げることが出来
るように構成されている。またこれらのチヤツキ
ングヘツド44はヘツドホルダ43に対するこれ
らの支持部に夫々嵌装された圧縮バネ45の反撥
力を介して部品6上に弾性的に押圧されるように
構成されている。
38に取付けられた作業ユニツト29には内蔵さ
れた上下に往復動駆動される昇降台41が設けら
れており、この昇降台41の前面に各種の作業用
ヘツド42が交換可能に取付けられている。なお
こゝでは4ヘツドタイプが示されていてヘツドホ
ルダ43の下端に4本のチヤツキングヘツド44
が所定の間隔で垂直状に取付けられている。なお
この4本のチヤツキングヘツド44は前述したキ
ヤリア1における4個のパレツト3の間隔に一致
されている。またこれらのチヤツキングヘツド4
4は夫々バキユームポンプ(図示せず)に接続さ
れていて、その下端44aに設けられた開口44
bからの空気の吸引作用により、その下端44a
にて部品6を夫々吸着して持ち上げることが出来
るように構成されている。またこれらのチヤツキ
ングヘツド44はヘツドホルダ43に対するこれ
らの支持部に夫々嵌装された圧縮バネ45の反撥
力を介して部品6上に弾性的に押圧されるように
構成されている。
そしてこの自動組立装置では、先ず前述した如
く各アツセンブリセンタ11,12,13に供給
されたキヤリア1が移動テーブル31上に設けら
れたシフトテーブル32上に載置されて位置決め
される。次に移動テーブル31が第6A図におけ
るX方向及びY方向に移動制御されて、第7A図
の如くキヤリア1がX方向及びY方向に移動さ
れ、作業用ヘツド42の4本のチヤツキングヘツ
ド44に対するキヤリア1のX方向及びY方向の
位置が決定される。この結果第6B図の如く4本
のチヤツキングヘツド44がキヤリア1の4個の
パレツト3上に夫々位置決めされて載置されてい
る部品6のうち該当する4個の部品6上に位置決
めされる。次に第6A図及び第7C図の如く作業
ユニツト29の昇降台41により作業用ヘツド4
2が下降されて、4本のチヤツキングヘツド44
の下端44aが上記4個の部品6上に弾性的に押
圧され、それらの下端44aにその部品6が夫々
吸着される。次に第7D図の如く昇降台41によ
り作業用ヘツド42が上昇されて、吸着された4
個の部品6が持ち上げられる。次に移動テーブル
31が再びX方向及びY方向に移動制御されて、
今度はキヤリア1上に位置決めされて載置されて
いる4個のメカシヤーシ5に対する4本のチヤツ
キングヘツド44のX方向及びY方向の位置が決
定される。この結果第7E図の如く4本のチヤツ
キングヘツド44が4個のメカシヤーシ5に対す
る部品6の組立位置上に位置決めされる。次に第
6B図及び第7F図の如く昇降台41により作業
用ヘツド42が下降されて、4本のチヤツキング
ヘツド44の下端44aに吸着されている4個の
部品6が4個のメカシヤーシ5上の所定の組立位
置上に弾性的に押圧されて組立てられる。次にそ
の組立完了と同時に4本のチヤツキングヘツド4
4による部品6の吸着作用(空気の吸引作用)が
解除されて、部品6がチヤツキングヘツド44の
下端44aから夫々離脱される。次に第7G図の
如く昇降台41により作業用ヘツド42が上昇さ
れて当初の状態に復帰する。
く各アツセンブリセンタ11,12,13に供給
されたキヤリア1が移動テーブル31上に設けら
れたシフトテーブル32上に載置されて位置決め
される。次に移動テーブル31が第6A図におけ
るX方向及びY方向に移動制御されて、第7A図
の如くキヤリア1がX方向及びY方向に移動さ
れ、作業用ヘツド42の4本のチヤツキングヘツ
ド44に対するキヤリア1のX方向及びY方向の
位置が決定される。この結果第6B図の如く4本
のチヤツキングヘツド44がキヤリア1の4個の
パレツト3上に夫々位置決めされて載置されてい
る部品6のうち該当する4個の部品6上に位置決
めされる。次に第6A図及び第7C図の如く作業
ユニツト29の昇降台41により作業用ヘツド4
2が下降されて、4本のチヤツキングヘツド44
の下端44aが上記4個の部品6上に弾性的に押
圧され、それらの下端44aにその部品6が夫々
吸着される。次に第7D図の如く昇降台41によ
り作業用ヘツド42が上昇されて、吸着された4
個の部品6が持ち上げられる。次に移動テーブル
31が再びX方向及びY方向に移動制御されて、
今度はキヤリア1上に位置決めされて載置されて
いる4個のメカシヤーシ5に対する4本のチヤツ
キングヘツド44のX方向及びY方向の位置が決
定される。この結果第7E図の如く4本のチヤツ
キングヘツド44が4個のメカシヤーシ5に対す
る部品6の組立位置上に位置決めされる。次に第
6B図及び第7F図の如く昇降台41により作業
用ヘツド42が下降されて、4本のチヤツキング
ヘツド44の下端44aに吸着されている4個の
部品6が4個のメカシヤーシ5上の所定の組立位
置上に弾性的に押圧されて組立てられる。次にそ
の組立完了と同時に4本のチヤツキングヘツド4
4による部品6の吸着作用(空気の吸引作用)が
解除されて、部品6がチヤツキングヘツド44の
下端44aから夫々離脱される。次に第7G図の
如く昇降台41により作業用ヘツド42が上昇さ
れて当初の状態に復帰する。
なお上述した部品6の組立作業における移動テ
ーブル31のX方向及びY方向の移動制御と、こ
れに関連された作業用ヘツド42の昇降制御と
は、キヤリアローダ34との移動制御と相俟つて
予めメモリーされたシステムコントロール方式に
て自動制御されるようになされている。
ーブル31のX方向及びY方向の移動制御と、こ
れに関連された作業用ヘツド42の昇降制御と
は、キヤリアローダ34との移動制御と相俟つて
予めメモリーされたシステムコントロール方式に
て自動制御されるようになされている。
また上述した部品6の組立作業はいわゆる専用
部品の組立であり、この他にも各アツセンブリセ
ンタ11,12,13には、例えばビス締め、ポ
リグリツプやポリワツシヤーの取付け、注油、磁
性部材への着磁やその他必要な共通部品の組立て
や加工及びこれらに関連する作業を行う為の作業
用ユニツトが設けられていて、上述同様に移動テ
ーブル31のX方向及びY方向の移動制御と関連
して上記の作業が行われる。
部品の組立であり、この他にも各アツセンブリセ
ンタ11,12,13には、例えばビス締め、ポ
リグリツプやポリワツシヤーの取付け、注油、磁
性部材への着磁やその他必要な共通部品の組立て
や加工及びこれらに関連する作業を行う為の作業
用ユニツトが設けられていて、上述同様に移動テ
ーブル31のX方向及びY方向の移動制御と関連
して上記の作業が行われる。
ところでこの自動組立装置では、前述した如
く、キヤリア1上に被作業物であるメカシヤーシ
5と、それに組立てられる部品6とを夫々位置決
めした状態で搭載して各アツセンブリセンタ1
1,12,13に供給して所定の組立作業を行う
ように構成されているので、各アツセンブリセン
タ11,12,13における上記部品6の供給装
置及びその組立治具等を大巾に削減することが出
来る。しかも上記メカシヤーシ5及び部品6はキ
ヤリア1上において夫々位置決めされて搭載され
ているから、各アツセンブリセンタ11,12,
13では、キヤリア1を移動テーブル31によつ
てX方向及びY方向に水平に移動制御する一方、
所定位置に固定された各作業ユニツト29,30
の各作業用ヘツド42を単に上下に移動制御する
方式の極めて簡単な制御システム(この制御シス
テムは予めメモリーされたシステムコントロール
方式にて極めて簡単に行える。)によつて、多種
類の部品6をメカシヤーシ5上に極めて能率良
く、かつ正確に組立てることが出来る。即ち例え
ば作業用ヘツド42をX方向、Y方向、Z方向の
上下左右に移動させながら供給される部品を順次
ピツクアツプして被作業物上に組立てる方式の制
御システムでは、各アツセンブリセンタ11,1
2,13にて夫々多種類の部品を組立てる場合、
その作業用ヘツド42のシステムコントロールが
極めて困難であり、組立作業の能率が悪い上に、
誤動作を発生し易い。
く、キヤリア1上に被作業物であるメカシヤーシ
5と、それに組立てられる部品6とを夫々位置決
めした状態で搭載して各アツセンブリセンタ1
1,12,13に供給して所定の組立作業を行う
ように構成されているので、各アツセンブリセン
タ11,12,13における上記部品6の供給装
置及びその組立治具等を大巾に削減することが出
来る。しかも上記メカシヤーシ5及び部品6はキ
ヤリア1上において夫々位置決めされて搭載され
ているから、各アツセンブリセンタ11,12,
13では、キヤリア1を移動テーブル31によつ
てX方向及びY方向に水平に移動制御する一方、
所定位置に固定された各作業ユニツト29,30
の各作業用ヘツド42を単に上下に移動制御する
方式の極めて簡単な制御システム(この制御シス
テムは予めメモリーされたシステムコントロール
方式にて極めて簡単に行える。)によつて、多種
類の部品6をメカシヤーシ5上に極めて能率良
く、かつ正確に組立てることが出来る。即ち例え
ば作業用ヘツド42をX方向、Y方向、Z方向の
上下左右に移動させながら供給される部品を順次
ピツクアツプして被作業物上に組立てる方式の制
御システムでは、各アツセンブリセンタ11,1
2,13にて夫々多種類の部品を組立てる場合、
その作業用ヘツド42のシステムコントロールが
極めて困難であり、組立作業の能率が悪い上に、
誤動作を発生し易い。
従つてこの自動組立装置では、組立てるべき機
器の設計変更や機種の切り替え等に対しては、キ
ヤリア1をその変更や切り替えに対応したものに
交換することによつて充分に対応出来、各アツセ
ンブリセンタ11,12,13における部品供給
装置やその組立治具等の大巾な改善等を一切不要
であり、機器の設計変更や機種の切り替え等に対
する順応性(フレキシビリテイ)が高い、汎用機
の性能を発揮する。
器の設計変更や機種の切り替え等に対しては、キ
ヤリア1をその変更や切り替えに対応したものに
交換することによつて充分に対応出来、各アツセ
ンブリセンタ11,12,13における部品供給
装置やその組立治具等の大巾な改善等を一切不要
であり、機器の設計変更や機種の切り替え等に対
する順応性(フレキシビリテイ)が高い、汎用機
の性能を発揮する。
ところでこの自動組立装置には、例えば移送ユ
ニツト、移送圧入ユニツト、ACユニツト、ビス
締めユニツト、ポリグリツプユニツト、ポリワツ
シヤーユニツト、デイスペンサーユニツト、着磁
ユニツト、その他必要に応じて各種作業用の作業
ユニツトが使用される。なお移送ユニツトとは、
キヤリア1上に搭載されている部品6或いはキヤ
リア1上以外の所定位置に供給、配置されている
部品を前述した吸着作用にて保持してキヤリア1
上のメカシヤーシ5上に移送して組立てる作業を
行う。また移送圧入ユニツトとは、上記移送ユニ
ツトと同様にメカシヤーシ5上に移送した部品6
をメカシヤーシ5に圧入して組立てる作業を行
う。またACユニツトとは、チヤツキングヘツド
44の先端のツールを部品6に応じて自動交換し
ながら移送ユニツトや移送圧入ユニツトと同様な
部品6の移送組立てや移送圧入組立ての作業を行
う。またビス締めユニツトとは、部品6をメカシ
ヤーシ5にビス締めする作業を行う。またポリグ
リツプユニツトやポリワツシヤーユニツトとは、
回転体のスラスト方向のストツパーとなるポリグ
リツプや回転体間の摺動用のワツシヤーをフープ
材から打ち抜きながらメカシヤーシ5上の対象軸
に装着する作業を行う。またデイスペンサーユニ
ツトとは、メカシヤーシ5上の複数の注油箇所に
同時に注油する作業を行う。また着磁ユニツトと
は、磁性部材への着磁作業を行う。
ニツト、移送圧入ユニツト、ACユニツト、ビス
締めユニツト、ポリグリツプユニツト、ポリワツ
シヤーユニツト、デイスペンサーユニツト、着磁
ユニツト、その他必要に応じて各種作業用の作業
ユニツトが使用される。なお移送ユニツトとは、
キヤリア1上に搭載されている部品6或いはキヤ
リア1上以外の所定位置に供給、配置されている
部品を前述した吸着作用にて保持してキヤリア1
上のメカシヤーシ5上に移送して組立てる作業を
行う。また移送圧入ユニツトとは、上記移送ユニ
ツトと同様にメカシヤーシ5上に移送した部品6
をメカシヤーシ5に圧入して組立てる作業を行
う。またACユニツトとは、チヤツキングヘツド
44の先端のツールを部品6に応じて自動交換し
ながら移送ユニツトや移送圧入ユニツトと同様な
部品6の移送組立てや移送圧入組立ての作業を行
う。またビス締めユニツトとは、部品6をメカシ
ヤーシ5にビス締めする作業を行う。またポリグ
リツプユニツトやポリワツシヤーユニツトとは、
回転体のスラスト方向のストツパーとなるポリグ
リツプや回転体間の摺動用のワツシヤーをフープ
材から打ち抜きながらメカシヤーシ5上の対象軸
に装着する作業を行う。またデイスペンサーユニ
ツトとは、メカシヤーシ5上の複数の注油箇所に
同時に注油する作業を行う。また着磁ユニツトと
は、磁性部材への着磁作業を行う。
しかしてこの自動組立装置では、標準化した標
準の作業ユニツトを用い、前述した各種作業用の
作業ユニツトのヘツド機能を有する各種の作業用
ヘツドを、上記標準の作業ユニツトに着脱自在に
取付けることによつて前述した各種作業用の作業
ユニツトを構成するようになしている。
準の作業ユニツトを用い、前述した各種作業用の
作業ユニツトのヘツド機能を有する各種の作業用
ヘツドを、上記標準の作業ユニツトに着脱自在に
取付けることによつて前述した各種作業用の作業
ユニツトを構成するようになしている。
即ち先ず第6A図、第6B図及び第8図によつ
て標準の作業ユニツトの詳細を説明すれば、先ず
前述した作業ユニツト29〔なお作業ユニツト3
0も同様の構造を呈している。〕が上記標準化さ
れた標準の作業ユニツトに構成されている。そし
てこの作業ユニツト29はそのユニツトハウジン
グ48の後端面に設けられたキー嵌合溝49によ
つて作業ユニツト取付板25,26の複数のキー
27,28の所定のものに着脱自在に嵌合されて
位置決めされ、複数の取付ボルト50によつて着
脱自在に取付けられている。そして昇降台41は
ユニツトハウジング48内の前端部に垂直状に設
けられたガイド軸51にて案内されて昇降自在に
構成され、その前端側に一体に設けられた取付板
41aが前面開口52からユニツトハウジング4
8の前方に突出されている。またユニツトハウジ
ング48内には回転カム53が回転軸54を介し
て回転自在に取付けられている。またこの回転カ
ム53上に当接されたカムフオロアローラ55が
枢着されたカムフオロアレバー56がその一端に
て支点軸57を介して上下に揺動自在に枢支され
ている。そしてそのカムフオロアレバー56の先
端が長孔58及びピン59を介して昇降台41に
連結されている。なおユニツトハウジング48上
に取付けられたモータ60にてタイミングベルト
61を介して回転駆動される駆動軸62に固着さ
れたウオーム63が回転軸54に固着されたウオ
ームホイール64に噛合されている。
て標準の作業ユニツトの詳細を説明すれば、先ず
前述した作業ユニツト29〔なお作業ユニツト3
0も同様の構造を呈している。〕が上記標準化さ
れた標準の作業ユニツトに構成されている。そし
てこの作業ユニツト29はそのユニツトハウジン
グ48の後端面に設けられたキー嵌合溝49によ
つて作業ユニツト取付板25,26の複数のキー
27,28の所定のものに着脱自在に嵌合されて
位置決めされ、複数の取付ボルト50によつて着
脱自在に取付けられている。そして昇降台41は
ユニツトハウジング48内の前端部に垂直状に設
けられたガイド軸51にて案内されて昇降自在に
構成され、その前端側に一体に設けられた取付板
41aが前面開口52からユニツトハウジング4
8の前方に突出されている。またユニツトハウジ
ング48内には回転カム53が回転軸54を介し
て回転自在に取付けられている。またこの回転カ
ム53上に当接されたカムフオロアローラ55が
枢着されたカムフオロアレバー56がその一端に
て支点軸57を介して上下に揺動自在に枢支され
ている。そしてそのカムフオロアレバー56の先
端が長孔58及びピン59を介して昇降台41に
連結されている。なおユニツトハウジング48上
に取付けられたモータ60にてタイミングベルト
61を介して回転駆動される駆動軸62に固着さ
れたウオーム63が回転軸54に固着されたウオ
ームホイール64に噛合されている。
従つてモータ60の回転により回転カム53に
てカムフオロアレバー56が上下に揺動され、そ
のカムフオロアレバー56にて昇降台41が標準
のストロークで上下に昇降駆動されるように構成
されている。
てカムフオロアレバー56が上下に揺動され、そ
のカムフオロアレバー56にて昇降台41が標準
のストロークで上下に昇降駆動されるように構成
されている。
一方各種作業用の作業用ヘツド42はそのヘツ
ドホルダ43の後端側に一体に設けられた取付板
43aによつて昇降台41の取付板41aの前面
に接合され、複数の取付ボルト65によつて着脱
自在に取付けられている。なおこの場合も取付板
43aは取付板41aに対してキー嵌合構造(図
示せず)によつて所定状態に位置決めされて結合
される。
ドホルダ43の後端側に一体に設けられた取付板
43aによつて昇降台41の取付板41aの前面
に接合され、複数の取付ボルト65によつて着脱
自在に取付けられている。なおこの場合も取付板
43aは取付板41aに対してキー嵌合構造(図
示せず)によつて所定状態に位置決めされて結合
される。
なお移送ユニツトを構成する作業ユニツト29
としては、第6A図及び第6B図に示した4本の
チヤツキングヘツド44を有する4ヘツドタイプ
のものゝ他、第9図に示すようなシングルヘツド
タイプのものや第10図に示すようなダブルヘツ
ドタイプのもの等が使用される。なお第11図に
示されるように、これらの作業用ユニツト42に
おけるチヤツキングヘツド44は、ヘツドホルダ
43に設けられた垂直状をなすヘツド挿通孔68
に挿通されて上下に移動自在に支持され、圧縮バ
ネ45によつて下方に摺動附勢されると共に、ス
トツパー69にて定位置で停止され、前述した部
品6の持ち上げ時やメカシヤーシ5上への組立て
時の高さの変化に対しては圧縮バネ45の圧縮作
用にて対応出来るように構成されている。またチ
ヤツキングヘツド44の下端44aにはツール7
0が取付けられていて、そのツール70の下端
(先端)に開口44bが設けられて、その下端が
吸着面70aに構成されている。なおツール70
はチヤツキングヘツド44の下端44aの外周に
設けられたネジ部71にネジ込まれて取付けられ
るロツクシリンダ72にて着脱自在に取付けら
れ、かつその下端44aとツール70とはOリン
グ73にて気密状態に結合される。
としては、第6A図及び第6B図に示した4本の
チヤツキングヘツド44を有する4ヘツドタイプ
のものゝ他、第9図に示すようなシングルヘツド
タイプのものや第10図に示すようなダブルヘツ
ドタイプのもの等が使用される。なお第11図に
示されるように、これらの作業用ユニツト42に
おけるチヤツキングヘツド44は、ヘツドホルダ
43に設けられた垂直状をなすヘツド挿通孔68
に挿通されて上下に移動自在に支持され、圧縮バ
ネ45によつて下方に摺動附勢されると共に、ス
トツパー69にて定位置で停止され、前述した部
品6の持ち上げ時やメカシヤーシ5上への組立て
時の高さの変化に対しては圧縮バネ45の圧縮作
用にて対応出来るように構成されている。またチ
ヤツキングヘツド44の下端44aにはツール7
0が取付けられていて、そのツール70の下端
(先端)に開口44bが設けられて、その下端が
吸着面70aに構成されている。なおツール70
はチヤツキングヘツド44の下端44aの外周に
設けられたネジ部71にネジ込まれて取付けられ
るロツクシリンダ72にて着脱自在に取付けら
れ、かつその下端44aとツール70とはOリン
グ73にて気密状態に結合される。
従つてチヤツキングヘツド44はいわゆるバキ
ユームチヤツクが標準となつていて、吸着面70
aの共通化で数種の部品6については同一のチヤ
ツキングヘツド44で共用出来るように構成され
ている。また異形状の部品6に対してはツール7
0を交換することにより対応出来るものである。
ユームチヤツクが標準となつていて、吸着面70
aの共通化で数種の部品6については同一のチヤ
ツキングヘツド44で共用出来るように構成され
ている。また異形状の部品6に対してはツール7
0を交換することにより対応出来るものである。
また移送圧入ユニツトを構成する作業ユニツト
29は、第12図に示す如く、圧入用シリンダ7
5を備えており、メカシヤーシ5上への部品6の
移送後に、その圧入用シリンダ75にてチヤツキ
ングヘツド44の上端を押圧してメカシヤーシ5
への部品6の圧入による組立て作業を行う。なお
この際圧入用シリンダ75はホルダー76によつ
てユニツトハウジング48の上端に着脱自在に取
付ける構造になつているが、ヘツドホルダ43及
びチヤツキングヘツド44等の構造及び機能は前
述した移送ユニツトとほゞ同等に構成されてい
る。
29は、第12図に示す如く、圧入用シリンダ7
5を備えており、メカシヤーシ5上への部品6の
移送後に、その圧入用シリンダ75にてチヤツキ
ングヘツド44の上端を押圧してメカシヤーシ5
への部品6の圧入による組立て作業を行う。なお
この際圧入用シリンダ75はホルダー76によつ
てユニツトハウジング48の上端に着脱自在に取
付ける構造になつているが、ヘツドホルダ43及
びチヤツキングヘツド44等の構造及び機能は前
述した移送ユニツトとほゞ同等に構成されてい
る。
またACユニツトを構成する作業ユニツト29
は、第13図に示す如く、チヤツキングヘツド4
4の先端(下端)にツール交換用ヘツド77を具
備すると共に、ツール自動把持用シリンダ78と
シール自動離脱用シリンダ79とを夫々備えてお
り、その両シリンダ78,79にてツール交換用
ヘツド77を自動操作して、そのツール交換用ヘ
ツド77にてチヤツキングヘツド44の先端のツ
ールを部品6に応じて自動交換しながら部品6の
移送、圧入の作業を行うものである。
は、第13図に示す如く、チヤツキングヘツド4
4の先端(下端)にツール交換用ヘツド77を具
備すると共に、ツール自動把持用シリンダ78と
シール自動離脱用シリンダ79とを夫々備えてお
り、その両シリンダ78,79にてツール交換用
ヘツド77を自動操作して、そのツール交換用ヘ
ツド77にてチヤツキングヘツド44の先端のツ
ールを部品6に応じて自動交換しながら部品6の
移送、圧入の作業を行うものである。
またビス締めユニツトを構成する作業ユニツト
29は、第14図に示す如く、ヘツドホルダ43
のエアドライバー又は電動ドライバー等の自動ド
ライバー81を取付けたものであり、その自動ド
ライバー81を先端(下端)にはビスチヤツキン
グヘツド82が設けられている。なおこの際はユ
ニツトハウジング48にビス自動供給装置83を
取付け、そのビス自動供給装置83のビス供給シ
ユート84を図中仮想線に示した如く左右に揺動
させながら、これに関連させて自動ドライバー8
1を上下に昇降駆動させることにより、ビス供給
シート84の先端84aに順次移送されるビスを
ビスチヤツキングヘツドにて順次ピツクアツプし
てメカシヤーシ5への部品6のビス締め作業を行
う。
29は、第14図に示す如く、ヘツドホルダ43
のエアドライバー又は電動ドライバー等の自動ド
ライバー81を取付けたものであり、その自動ド
ライバー81を先端(下端)にはビスチヤツキン
グヘツド82が設けられている。なおこの際はユ
ニツトハウジング48にビス自動供給装置83を
取付け、そのビス自動供給装置83のビス供給シ
ユート84を図中仮想線に示した如く左右に揺動
させながら、これに関連させて自動ドライバー8
1を上下に昇降駆動させることにより、ビス供給
シート84の先端84aに順次移送されるビスを
ビスチヤツキングヘツドにて順次ピツクアツプし
てメカシヤーシ5への部品6のビス締め作業を行
う。
従つてこの自動組立装置では、標準の作業ユニ
ツト29に各種の作業用ヘツド42を着脱自在に
取付けることによつて、前述した各種の作業ユニ
ツトを構成するようになしているから、組立てら
れる機器の設計変更や機種の切り替え或いは生産
量の増減等の変更に対しては、前述した如くキヤ
リア1を変更すると共に、そのキヤリア1に対応
させて作業用ヘツド42を変更することによつて
即座に対応することが出来る。しかもその際各種
の作業ユニツト全体を変更するものと異なり、標
準の作業ユニツト29を用い、先端部品である各
種作業ヘツド42をその標準の作業ユニツト29
に対して着脱するように構成したので、その作業
用ヘツド42の交換作業が非常に容易であり、迅
速な交換を行える。
ツト29に各種の作業用ヘツド42を着脱自在に
取付けることによつて、前述した各種の作業ユニ
ツトを構成するようになしているから、組立てら
れる機器の設計変更や機種の切り替え或いは生産
量の増減等の変更に対しては、前述した如くキヤ
リア1を変更すると共に、そのキヤリア1に対応
させて作業用ヘツド42を変更することによつて
即座に対応することが出来る。しかもその際各種
の作業ユニツト全体を変更するものと異なり、標
準の作業ユニツト29を用い、先端部品である各
種作業ヘツド42をその標準の作業ユニツト29
に対して着脱するように構成したので、その作業
用ヘツド42の交換作業が非常に容易であり、迅
速な交換を行える。
即ち例えば、作業ユニツト29のうち移送ユニ
ツトにおける作業用ヘツド42の交換に関して
は、上記機器の設計変更や機種の切り替え或いは
生産量の増減等の変更に応じて、第15A図〜第
15C図に示す如く、パレツト3の数が異なるキ
ヤリア1に変更する一方、そのパレツト3のに数
応じた本数(例えば4本、2本、1本)のチヤツ
キングヘツド44を有する作業用ヘツド42に変
更するように、キヤリア1のパレツト3の数に応
じてチヤツキングヘツド44の数を選択すること
が出来る。
ツトにおける作業用ヘツド42の交換に関して
は、上記機器の設計変更や機種の切り替え或いは
生産量の増減等の変更に応じて、第15A図〜第
15C図に示す如く、パレツト3の数が異なるキ
ヤリア1に変更する一方、そのパレツト3のに数
応じた本数(例えば4本、2本、1本)のチヤツ
キングヘツド44を有する作業用ヘツド42に変
更するように、キヤリア1のパレツト3の数に応
じてチヤツキングヘツド44の数を選択すること
が出来る。
またこの自動組立装置では、両コンベア9,1
0による搬送ラインに沿つて設けられた複数のア
ツセンブリセンタ11,12,13間における作
業ユニツト29の組み替えが可能であるから、組
立てられる機器の組立工程手順の変更等に対し
て、そのアツセンブリセンタ11,12,13間
での作業ユニツト29の組み替えによつて迅速に
対応することが出来る。従つて上記機器の設計変
更や機種の切り替え或いは組立工程手順の変更等
に対して、各アツセンブリセンタ11,12,1
3を大巾に改造する必要は一切なく、この対応性
(フレキシビリテイ)は非常に高い。
0による搬送ラインに沿つて設けられた複数のア
ツセンブリセンタ11,12,13間における作
業ユニツト29の組み替えが可能であるから、組
立てられる機器の組立工程手順の変更等に対し
て、そのアツセンブリセンタ11,12,13間
での作業ユニツト29の組み替えによつて迅速に
対応することが出来る。従つて上記機器の設計変
更や機種の切り替え或いは組立工程手順の変更等
に対して、各アツセンブリセンタ11,12,1
3を大巾に改造する必要は一切なく、この対応性
(フレキシビリテイ)は非常に高い。
またこの自動組立装置では、第16図に示す如
く、前述した各種の複数の作業ユニツト29,3
0を作業ユニツト取付用コラム24の互に直角状
をなす作業ユニツト取付板25,26の所定位置
のキー27,28に夫夫分配して選択的に取付け
ている。この際両作業ユニツト取付板25,26
のうち一方の取付板25は移動テーブル31のX
方向の移動方向と平行であり、他方の取付板26
は移動テーブル31のY方向の移動方向と平行で
あるから、これら両取付板25,26に分配して
取付けられた複数の作業ユニツト29,30は、
移動テーブル31の移動範囲の周囲にそれを囲む
ようにして極めて効果的に配置される。
く、前述した各種の複数の作業ユニツト29,3
0を作業ユニツト取付用コラム24の互に直角状
をなす作業ユニツト取付板25,26の所定位置
のキー27,28に夫夫分配して選択的に取付け
ている。この際両作業ユニツト取付板25,26
のうち一方の取付板25は移動テーブル31のX
方向の移動方向と平行であり、他方の取付板26
は移動テーブル31のY方向の移動方向と平行で
あるから、これら両取付板25,26に分配して
取付けられた複数の作業ユニツト29,30は、
移動テーブル31の移動範囲の周囲にそれを囲む
ようにして極めて効果的に配置される。
この結果移動テーブル31のX方向及びY方向
の最小限の移動量によつて、キヤリア1を各作業
ユニツト29,30へ移送させることが出来るか
ら、複数の作業ユニツト29,30によつて順次
複数の工程作業を行う場合に、移動テーブル31
の移動量を最小限に押えることが出来て、その複
数の工程作業を最少のロス時間で順次高能率に行
うことが出来る。また作業ユニツトで取付用コラ
ム24がコ字状をなしていることで、各アツセン
ブリセンタ11,12,13は著しく小型化され
ている。
の最小限の移動量によつて、キヤリア1を各作業
ユニツト29,30へ移送させることが出来るか
ら、複数の作業ユニツト29,30によつて順次
複数の工程作業を行う場合に、移動テーブル31
の移動量を最小限に押えることが出来て、その複
数の工程作業を最少のロス時間で順次高能率に行
うことが出来る。また作業ユニツトで取付用コラ
ム24がコ字状をなしていることで、各アツセン
ブリセンタ11,12,13は著しく小型化され
ている。
ところでこの自動組立装置では、第16図に示
す如く、両取付板25,26に設けられたキー2
7,28の夫夫の間隔l1及びl2を、キヤリア1上
の4つバレツト3のX方向及びY方向の間隔l′1及
びl′2(但しl′1<l′2)に夫々対応させて、l1=l′1
及
びl2=l′2に構成している。この結果各種の作業ユ
ニツト29,30のヘツドのマルチ化が容易にな
る。
す如く、両取付板25,26に設けられたキー2
7,28の夫夫の間隔l1及びl2を、キヤリア1上
の4つバレツト3のX方向及びY方向の間隔l′1及
びl′2(但しl′1<l′2)に夫々対応させて、l1=l′1
及
びl2=l′2に構成している。この結果各種の作業ユ
ニツト29,30のヘツドのマルチ化が容易にな
る。
即ち移送ユニツト、移送圧入ユニツト、ACユ
ニツト等においてチヤツキングヘツド14が1本
のシングルヘツドの場合には、それらの作業ユニ
ツトをキー27に隣接して2個取付ければ、それ
らのヘツド間隔はキヤリア1のパレツト3の間隔
l′1で配置される。同様にそれらの作業ユニツトを
キー28に隣接して2個取付ければ、それらのヘ
ツド間隔はキヤリア1のパレツト3の間隔l′2で配
置される。そしてその取付け状態で夫々2個の作
業ユニツトを同時に作動させれば、パレツト3の
X方向及びY方向の夫々について2個づつ同時に
前述した組立作業を行うことが出来る。そして特
にビス締めユニツトはその機構上からヘツドのマ
ルチ化は出来ず、前述したビス自動供給装置33
やビス供給シユート等の附属装置の関係で、その
全体の横巾が大きい。そこで上記の如くキヤリア
1のパレツト3の間隔をl′1<l′2に構成し、かつキ
ー28の間隔l2をl′2と等しく構成して、そのキー
28に隣接して2個ビス締めユニツトを取付ける
ようにすれば、その2個のビス締めユニツトによ
つてパレツト3のY方向について2個づつ同時に
ビス締め作業を行うことが出来る。
ニツト等においてチヤツキングヘツド14が1本
のシングルヘツドの場合には、それらの作業ユニ
ツトをキー27に隣接して2個取付ければ、それ
らのヘツド間隔はキヤリア1のパレツト3の間隔
l′1で配置される。同様にそれらの作業ユニツトを
キー28に隣接して2個取付ければ、それらのヘ
ツド間隔はキヤリア1のパレツト3の間隔l′2で配
置される。そしてその取付け状態で夫々2個の作
業ユニツトを同時に作動させれば、パレツト3の
X方向及びY方向の夫々について2個づつ同時に
前述した組立作業を行うことが出来る。そして特
にビス締めユニツトはその機構上からヘツドのマ
ルチ化は出来ず、前述したビス自動供給装置33
やビス供給シユート等の附属装置の関係で、その
全体の横巾が大きい。そこで上記の如くキヤリア
1のパレツト3の間隔をl′1<l′2に構成し、かつキ
ー28の間隔l2をl′2と等しく構成して、そのキー
28に隣接して2個ビス締めユニツトを取付ける
ようにすれば、その2個のビス締めユニツトによ
つてパレツト3のY方向について2個づつ同時に
ビス締め作業を行うことが出来る。
以上本発明の実施例に付き述べたが、本発明の
技術的思想に基き各種の変更が可能である。
技術的思想に基き各種の変更が可能である。
例えば実施例ではテープレコーダのメカシヤー
シに対する部品の供給、加工、組立及びこれらに
関連する作業を行う為の自動組立装置に付き述べ
たが、本発明によればこれに限定されることな
く、その他の各種機器の自動組立装置として広範
の分野、用途に適用可能である。
シに対する部品の供給、加工、組立及びこれらに
関連する作業を行う為の自動組立装置に付き述べ
たが、本発明によればこれに限定されることな
く、その他の各種機器の自動組立装置として広範
の分野、用途に適用可能である。
また実施例ではチヤツキングヘツド44とし
て、空気吸引作用にてヘツド先端に部品を吸着さ
せるようにしたバキユーム式のものを用いたが、
本発明はこれに限定されることなく、ヘツド先端
で部品を機械的に把持したり或いは電磁的に吸着
するもの等の如く各種のチヤツキングヘツドを使
用することが出来る。
て、空気吸引作用にてヘツド先端に部品を吸着さ
せるようにしたバキユーム式のものを用いたが、
本発明はこれに限定されることなく、ヘツド先端
で部品を機械的に把持したり或いは電磁的に吸着
するもの等の如く各種のチヤツキングヘツドを使
用することが出来る。
本発明は上述の如く、1つ又は複数の被作業物
及びその被作業物に組立てられる1つ又は複数の
部品が所定の配置で1組又は複数組となるように
選択的に搭載されたキヤリアと、搬送ラインから
供給された上記キヤリアを載置して水平面内で互
に直角なX方向とY方向とに移動する移動テーブ
ルと、上記移動テーブルの上方位置に配置された
一つの昇降台を有する作業ユニツトと、上記キヤ
リアに搭載された上記被作業物及び部品の組数に
対応した数のチヤツキングヘツドを有する複数の
作業用ヘツドとを具備し、上記キヤリアに搭載さ
れた上記被作業物及び部品の組数に対応された1
つ又は複数のチヤツキングヘツドを有する作業用
ヘツドを上記作業ユニツトの一つの昇降台に着脱
自在に構成し、上記移動テーブルによる上記キヤ
リアのX方向とY方向との移動に関連して、上記
作業用ヘツドを上記昇降台で昇降させることによ
つて、上記被作業物及び部品の組に対応した数の
チヤツキングヘツドによつて上記キヤリアに搭載
されている1つ又は複数の部品を同時にピツクア
ツプして上記1つ又は複数の被作業物上に同時に
組立てるように構成した自動組立装置である。
及びその被作業物に組立てられる1つ又は複数の
部品が所定の配置で1組又は複数組となるように
選択的に搭載されたキヤリアと、搬送ラインから
供給された上記キヤリアを載置して水平面内で互
に直角なX方向とY方向とに移動する移動テーブ
ルと、上記移動テーブルの上方位置に配置された
一つの昇降台を有する作業ユニツトと、上記キヤ
リアに搭載された上記被作業物及び部品の組数に
対応した数のチヤツキングヘツドを有する複数の
作業用ヘツドとを具備し、上記キヤリアに搭載さ
れた上記被作業物及び部品の組数に対応された1
つ又は複数のチヤツキングヘツドを有する作業用
ヘツドを上記作業ユニツトの一つの昇降台に着脱
自在に構成し、上記移動テーブルによる上記キヤ
リアのX方向とY方向との移動に関連して、上記
作業用ヘツドを上記昇降台で昇降させることによ
つて、上記被作業物及び部品の組に対応した数の
チヤツキングヘツドによつて上記キヤリアに搭載
されている1つ又は複数の部品を同時にピツクア
ツプして上記1つ又は複数の被作業物上に同時に
組立てるように構成した自動組立装置である。
即ち、本発明は、1つのキヤリア上に1つ又は
複数の被作業物及びその被作業物に組立てられる
1つ又は複数の部品を1組又は複数組となるよう
に選択的に搭載したキヤリアを用いる一方、その
キヤリアに搭載された被作業物及び部品の組数に
対応された1つ又は複数のチヤツキングヘツドを
有する複数の作業用ヘツドを用意し、これら複数
の作業用ヘツドの中から、上記キヤリアに搭載さ
れた被作業物の数の変更に対応して、作業ユニツ
トに取付ける作業用ヘツドをシングルヘツド又は
マルチヘツドに選択することができるようにした
ものである。
複数の被作業物及びその被作業物に組立てられる
1つ又は複数の部品を1組又は複数組となるよう
に選択的に搭載したキヤリアを用いる一方、その
キヤリアに搭載された被作業物及び部品の組数に
対応された1つ又は複数のチヤツキングヘツドを
有する複数の作業用ヘツドを用意し、これら複数
の作業用ヘツドの中から、上記キヤリアに搭載さ
れた被作業物の数の変更に対応して、作業ユニツ
トに取付ける作業用ヘツドをシングルヘツド又は
マルチヘツドに選択することができるようにした
ものである。
つまり、キヤリアに搭載された被作業物の数が
1個であるならば、作業ユニツトにシングルヘツ
ドの作業用ヘツドを取付け、また、被作業物の数
が2個ならば、ダブルヘツドの作業用ヘツドを取
付け、さらに、被作業物の数が4個ならば、4ヘ
ツドの作業用ヘツドの取付けることができるよう
にしたことを特徴とするものである。
1個であるならば、作業ユニツトにシングルヘツ
ドの作業用ヘツドを取付け、また、被作業物の数
が2個ならば、ダブルヘツドの作業用ヘツドを取
付け、さらに、被作業物の数が4個ならば、4ヘ
ツドの作業用ヘツドの取付けることができるよう
にしたことを特徴とするものである。
従つて、本発明の自動組立装置によれば、キヤ
リア上に搭載する被作業物及び部品の組数を変更
した場合、その変更に応じてチヤツキングヘツド
をシングルヘツドかマルチヘツドに交換するに当
つて、予め用意されている複数の作業用ヘツドの
中から所定のものを選んで、作業ユニツトの昇降
台に選択的に取付けるだけで良い。しかもその
際、作業ユニツト全体を交換する必要が全くな
く、その作業ユニツトの先端部品である作業用ヘ
ツドのみ昇降台に対して交換するだけで良いか
ら、チヤツキングヘツドの交換も容易に行える。
リア上に搭載する被作業物及び部品の組数を変更
した場合、その変更に応じてチヤツキングヘツド
をシングルヘツドかマルチヘツドに交換するに当
つて、予め用意されている複数の作業用ヘツドの
中から所定のものを選んで、作業ユニツトの昇降
台に選択的に取付けるだけで良い。しかもその
際、作業ユニツト全体を交換する必要が全くな
く、その作業ユニツトの先端部品である作業用ヘ
ツドのみ昇降台に対して交換するだけで良いか
ら、チヤツキングヘツドの交換も容易に行える。
そして、本発明の自動組立装置によれば、組立
てられる機器の設計変更の機種の切り替え等に対
するフレキシビリテイを非常に高くし、しかも、
その切り替え等を容易にかつ即座に行えると言う
効果を奏する。
てられる機器の設計変更の機種の切り替え等に対
するフレキシビリテイを非常に高くし、しかも、
その切り替え等を容易にかつ即座に行えると言う
効果を奏する。
図面は本発明をテープレコーダのメカシヤーシ
に対する部品の供給、加工、組立及びこれらに関
連する作業を行う為の自動組立装置に適用した一
実施例を示したものであつて、第1図はキヤリア
の斜視図、第2図はコンベアとアツセンブリセン
タとの配置状態を示した平面図、第3図はアツセ
ンブリセンタの斜視図、第4図は同上の平面図、
第5図はコンベアとアツセンブリセンタとの間で
のキヤリアの供給及び排出の動作を説明する側面
図、第6A図及び第6B図は作業ユニツトによる
キヤリア上での組立作業を説明する斜視図、第7
A図〜第7G図は同上の組立作業時の作業用ヘツ
ドと移動テーブルとの移動制御を説明する側面
図、第8図は作業ユニツト部分の断面図、第9図
〜第14図は各種の作業ユニツトの斜視図、第1
5A図〜第15C図はキヤリアの形状に応じ作業
用ヘツドの交換状況を説明する平面図、第16図
は作業ユニツト取付用コラムの部分拡大平面図で
ある。 また図面に用いられた符号において、1……キ
ヤリア、5……メカシヤーシ、6……部品、9,
10……コンベア、11,12,13……アツセ
ンブリセンタ、24……作業ユニツト取付用コラ
ム、25,26……作業ユニツト取付板、27,
28……キー、29,30……作業ユニツト、3
1……移動テーブル、41……昇降台、42……
作業用ヘツド、43……ヘツドホルダ、44……
チヤツキングヘツドである。
に対する部品の供給、加工、組立及びこれらに関
連する作業を行う為の自動組立装置に適用した一
実施例を示したものであつて、第1図はキヤリア
の斜視図、第2図はコンベアとアツセンブリセン
タとの配置状態を示した平面図、第3図はアツセ
ンブリセンタの斜視図、第4図は同上の平面図、
第5図はコンベアとアツセンブリセンタとの間で
のキヤリアの供給及び排出の動作を説明する側面
図、第6A図及び第6B図は作業ユニツトによる
キヤリア上での組立作業を説明する斜視図、第7
A図〜第7G図は同上の組立作業時の作業用ヘツ
ドと移動テーブルとの移動制御を説明する側面
図、第8図は作業ユニツト部分の断面図、第9図
〜第14図は各種の作業ユニツトの斜視図、第1
5A図〜第15C図はキヤリアの形状に応じ作業
用ヘツドの交換状況を説明する平面図、第16図
は作業ユニツト取付用コラムの部分拡大平面図で
ある。 また図面に用いられた符号において、1……キ
ヤリア、5……メカシヤーシ、6……部品、9,
10……コンベア、11,12,13……アツセ
ンブリセンタ、24……作業ユニツト取付用コラ
ム、25,26……作業ユニツト取付板、27,
28……キー、29,30……作業ユニツト、3
1……移動テーブル、41……昇降台、42……
作業用ヘツド、43……ヘツドホルダ、44……
チヤツキングヘツドである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1つ又は複数の被作業物及びその被作業物に
組立てられる1つ又は複数の部品が所定の配置で
1組又は複数組となるように選択的に搭載された
キヤリアと、 搬送ラインから供給された上記キヤリアを載置
して水平面内で互に直角なX方向とY方向とに移
動する移動テーブルと、 上記移動テーブルの上方位置に配置された一つ
の昇降台を有する作業ユニツトと、 上記キヤリアに搭載された上記被作業物及び部
品の組数に対応した数のチヤツキングヘツドを有
する複数の作業用ヘツドとを具備し、 上記キヤリアに搭載された上記被作業物及び部
品の組数に対応された1つ又は複数のチヤツキン
グヘツドを有する作業用ヘツドを上記作業ユニツ
トの一つの昇降台に着脱自在に構成し、 上記移動テーブルによる上記キヤリアのX方向
とY方向との移動に関連して、上記作業用ヘツド
を上記昇降台で昇降させることによつて、上記被
作業物及び部品の組に対応した数のチヤツキング
ヘツドによつて上記キヤリアに搭載されている1
つ又は複数の部品を同時にピツクアツプして上記
1つ又は複数の被作業物上に同時に組立てるよう
に構成した自動組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9625181A JPS57211440A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Automatic assembly device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9625181A JPS57211440A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Automatic assembly device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57211440A JPS57211440A (en) | 1982-12-25 |
JPH057128B2 true JPH057128B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=14159987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9625181A Granted JPS57211440A (en) | 1981-06-22 | 1981-06-22 | Automatic assembly device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57211440A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715702Y2 (ja) * | 1988-03-18 | 1995-04-12 | 新キャタピラー三菱株式会社 | ワーク積層装置 |
US7946030B2 (en) * | 2005-10-26 | 2011-05-24 | Hirata Corporation | Apparatus for assembling components on a target object utilizing a slider for movement of a pallet |
JPWO2008023418A1 (ja) * | 2006-08-24 | 2010-01-07 | 平田機工株式会社 | 収納パレット及び自動組立装置 |
CN103934678B (zh) * | 2014-03-26 | 2016-04-20 | 哈尔滨工业大学 | 分段式自构建导轨支撑系统 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031481A (ja) * | 1973-07-21 | 1975-03-27 | ||
JPS5639844A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Assembling method |
-
1981
- 1981-06-22 JP JP9625181A patent/JPS57211440A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5031481A (ja) * | 1973-07-21 | 1975-03-27 | ||
JPS5639844A (en) * | 1979-09-05 | 1981-04-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Assembling method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57211440A (en) | 1982-12-25 |
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