JPWO2008023418A1 - 収納パレット及び自動組立装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の収納パレット(P,P´)は、組立対象物及び組立対象物に組付けられる部品を一緒に収納するべく、組立対象物(W0)を収納する第1収納部(11,210)と、第1収納部よりも上下方向の下側に配列されて部品(W1,W2,W3)を収納する第2収納部(21,22,23,220,230,240)を含む。また、本発明の自動組立装置は、収納パレット(P,P´)を搬送する搬送機構(120)、保持機構(130)、移載組付けユニット(150)等を備えている。これにより、組立対象物及び部品を搬送又は取扱いに要する面積を小さくでき、その結果、設備の設置面積を省スペース化できる。また、別々のパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要になり、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。

Description

本発明は、製品の基礎となる組立対象物に種々の部品を組付けてその製品を完成させる際に、その組立対象物,部品等を収納する収納パレット及びその収納パレットを用いた自動組立装置に関する。
従来、種々の部品からなる製品を組立てる組立ラインにおいては、例えば、所定の組立作業を施す複数の組立ステーションを設け、組立ステーション毎に作業を分担させ、全体の組立ステーションを経て一つの製品を完成させる手法が採られている。この際、一つの組立ステーションにおいては、予め同種の部品を複数個準備しておき、次々に搬入されてくる組立対象物に対して、所定の組立ロボットによりその部品を繰り返し組付けていた。
そして、組立ステーションにおいて予め準備される部品は、収納状況の確認及び管理あるいは供給形態を考慮して、平面状に複数配列して収納できる収納パレットに収納されて、その組立ステーションに搬入されていた。
ここで、一つの組立ステーションにおいて、異なる種類の部品を取り扱う場合は、種類毎に部品を収納した複数の収納パレット(トレイ)を複数段に積み重ねて、上下に離隔して配置された各々のストックコンベアに担持して待機させ、組立てる際に必要とする種類の部品を収納した上側又は下側のストックコンベア上に担持された複数段の収納パレットのうち最下段の収納トレイを取り出して上方の部品取出し位置まで移載し、その収納パレットから部品を取り出し、取り出した部品を別の搬送ラインにより搬入されてきた組立対象物に対して供給して組付け、空になった収納パレットは別に設けられた排出コンベアにより排出するようにした手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、組立ラインの高速化に伴い、組立に要する部品を途切れなく供給するために、平面状に配列された二つのコンベアによりそれぞれ部品を収納した収納パレット(部品収納箱)を搬入し、一方のコンベアにより搬入された収納パレットから部品を取り出している最中に、他方のコンベアにより次の収納パレットを搬入して予め準備しておき、一方の収納パレットが空になると、他方の収納パレットから途切れなく部品を取り出せるようにした手法、あるいは、コンベア上に担持されて複数段に積み重ねられた収納パレット(部品収納箱)のうち最下段の収納パレットを取り出して所定位置まで移送し、その収納パレットから複数の部品を取り出して、仮置き台の上に載置し、これらの部品を仮置き台から組立対象物に対して供給して組付け、空になった収納パレットは別に設けられた排出コンベアにより排出するようにした手法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記特許文献1,2に開示の組立手法では、組立対象物を収納又は担持したパレットを搬入及び搬出する搬送機構(コンベア等)、収納パレットから部品を取り出す取出し機構(ロボット等)、所定の組立作業を行う組立ロボット等の他に、部品のみを収納した収納パレット(部品収納箱)を搬入する一つ又は二つの搬入機構(コンベア等)、空になった収納パレットを回収する回収機構(コンベア等)が必要になる。
また、取り出した部品を仮置き台に載置する場合は、その載置機構(ロボット等)及び仮置き台から組立対象物に対して部品を供給する供給機構(ロボット等)等が必要になり、又、部品を絶え間なく供給するには、収納パレット(部品収納箱)を複数連続的に供給及び回収できるスペースを確保する必要があり、種々の機構を配置するための幅広い設置面積が必要になる。
さらに、製品の基礎(基板、ベース枠、マザーボード等)となる組立対象物の個数と組み付けられる部品の個数のバランスが崩れると端数が発生し、この端数を処理するために、組立を調整する特別な動作が必要になり、組立を調整するための制御が困難になると共に、その調整動作中は、異なる他の製品の組立作業を行うことができず、組立装置が停止して生産効率が悪くなる。
また、組立ラインの途中に作業者が介在して、手作業により部品の組立てを行う場合としては、組立対象物とこの組立対象物に組付けられる複数の部品を一つの収納パレットに平面状に並べて収納した状態で搬送し、この収納パレットが所定の作業エリアに到着すると、作業者が手作業で部品を取り出して組立対象物に部品を組付ける手法が知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、この手法では、組立対象物及び部品が比較的小物の場合はよいが、液晶パネル又は表示パネル等の如く、組立対象物及びその部品が比較的大きい面積を占める大物あるいは部品の個数が多い製品の場合は、このように一つの収納パレットに平面状に収納するのは、スペース的な制約により困難である。
特開平5−310325号公報 特開2001−259936号公報 実公平7−42577号公報
本発明は、上記従来技術の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、小型化、設備を設置する面積の省スペース化等を図りつつ、端数等の処理が不要で、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる、収納パレット及びこの収納パレットを適用する自動組立装置を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の収納パレットは、組立対象物及び組立対象物に組付けられる部品を一緒に収納する収納パレットであって、組立対象物を収納する第1収納部と、第1収納部よりも上下方向の下側に配列されて部品を収納する第2収納部とを含む。
この構成によれば、組立対象物に種々の部品を組付けて所定の製品を完成させる自動組立ライン等において、上下方向に配列される第1収納部及び第2収納部を含む収納パレットを採用することにより、組立対象物及び部品を一緒に収納して搬送する(運ぶ)ことができる。したがって、この収納パレットを搬送する搬送ラインは一つでよく、又、上下方向に配列されるため組立対象物及び部品が比較的大きい場合でも搬送又は取扱いに要する面積を小さくでき、設備の設置面積を省スペース化できる。また、組立対象物及び部品を一緒に収納して搬送することができるため、別々にパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
上記構成をなす収納パレットにおいて、第1収納部は、所定の輪郭をなす筐体の上面において画定され、第2収納部は、筐体に対して水平方向に出し入れ可能に形成された引出し状箱である、構成を採用することができる。
この構成によれば、筐体の上面(最上部)に組立対象物を収納(載置)し、その下方に位置する引出し状箱に部品を収納して、組立対象物及び部品を一緒に確実に搬送する(運ぶ)ことができる。すなわち、組立対象物及び部品が常に一緒に取扱われるため、管理が容易になる。
上記構成をなす収納パレットにおいて、引出し状箱は、上下方向に配列されてそれぞれに部品を収納する複数の引出し状箱からなる、構成を採用することができる。
この構成によれば、筐体の上面(最上部)に組立対象物を収納(載置)し、その下方に配列された複数の引出し状箱に対してそれぞれ部品を収納することができ、又、取っ手があることで、引出し状箱の出し入れを容易に行うことができる。
上記構成をなす収納パレットにおいて、複数の引出し状箱は、お互いに水平方向に偏倚して配置された取っ手を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、複数の引出し状箱に設けられた取っ手がお互いに水平方向に偏倚して配置されているため、高さの低い引出し状箱を複数配列した場合でも取っ手の取り付けが容易であり、又、取っ手の位置で収納する部品の識別等を行うこともでき、さらに、上下方向において取っ手同士が近接した状態であっても水平方向にお互いに離隔しているため、作業者は容易に把持することができ、又、取っ手を把持する機構等を適用する場合、他の取っ手に干渉しないようにその機構を確実に作動させることができる。
上記構成をなす収納パレットにおいて、第1収納部は、上方に向けて開放された開口部を有する第1凹状箱であり、第2収納部は、上方に向けて開放された開口部を有すると共に,第1凹状箱の下側において相互に離脱可能に積み重ねられた少なくとも一つの第2凹状箱である、構成を採用することができる。
この構成によれば、収納パレットが重箱状に分離可能に積み重ねられた複数の凹状箱からなるため、組立対象物及び部品の収納及び取出し作業が容易であり、又、部品の個数に応じて第2凹状箱を増加させることも容易である。さらに、必要に応じて(上流側の準備工程等において)、組立対象物と部品を別々に取り扱うことができ、柔軟な管理が可能である。
上記目的を達成する本発明の自動組立装置は、組立対象物に部品を自動的に組付けて所定の製品を組立てる自動組立装置であって、組立対象物を収納する第1収納部と第1収納部よりも上下方向の下側に配列されて部品を収納する第2収納部を含む収納パレットと、収納パレットを所定の搬入位置に位置決めして保持する保持機構と、搬入位置に位置付けられた収納パレットから部品を取り出して組立対象物に組付けるハンドリング機構と、を含む。
この構成によれば、組立対象物及び部品を一緒に収納した収納パレットが、所定の搬入位置にて搬入されて保持機構により保持されると、ハンドリング機構が第2収納部に収納された部品を取り出して組立対象物に組付ける。
このように、組立対象物及び部品が上下方向に積み重ねられて一緒に収納された状態で運ばれるため、組立対象物及び部品が比較的大きい場合でも搬送又は取扱いに要する面積を小さくでき、設備の設置面積を省スペース化でき、装置の簡素化、小型化等を達成することができる。また、組立対象物及び部品を一緒に収納して搬送することができるため、別々にパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
さらに、単独の作業ステーションで製品の組付け作業を完了させることができるため、装置の配置場所を自由に設定することができる。したがって、この装置を複数配列して自動組立ラインを設定する際に、そのレイアウトの自由度が高まる。
上記構成をなす自動組立装置において、収納パレットを搬入位置に搬入すると共に外部に搬出する搬送機構を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、組立対象物及び部品を一緒に収納した収納パレットは、一つの搬送機構により所定の搬入位置に搬入され、又、所定の組付け作業等が完了すると、所定の部品が組付けられた組立対象物(及び未組付けの部品がある場合はその部品)を収納した収納パレットは、次の工程に向けて搬出される。
このように、一つの搬送機構(コンベア等)だけで組立対象物と部品の搬送を行うことができるため、構造の簡素化、装置の小型化、設備の設置面積の省スペース化等を達成することができる。
上記構成をなす自動組立装置において、収納パレットの第1収納部は、所定の輪郭をなす筐体の上面において画定され、収納パレットの第2収納部は、筐体に対して水平方向に出し入れ可能に形成された少なくとも一つの引出し状箱であり、ハンドリング機構は、筐体に対して引出し状箱を出し入れする引出しユニットと、引出しユニットにより引き出された引出し状箱内の部品を取り出して保持し第1収納部内の組立対象物まで移動させて組付ける移載組付けユニットとを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、筐体の上面(最上部)に組立対象物及びその下方に位置する引出し状箱に部品をそれぞれ一緒に収納した収納パレットが、所定の搬入位置にて搬入されて保持機構により保持されると、引出しユニットが引出し状箱を引き出して、移載組付けユニットがその引出し状箱に収納された部品を取り出して筐体の上面に収納された組立対象物に組付ける。
このように、収納パレットの最上部(筐体の上面)を組付け作業を行う作業エリアとして用いることができ、専用の作業エリアを設ける場合に比べて設備の設置面積を小さくでき、又、ハンドリングに要する経路を短縮化でき、作業効率を向上させることができる。
上記構成をなす自動組立装置において、引出しユニットは、筐体に対して引出し状箱を水平方向に移動させる水平移動ユニットと、水平移動ユニットにより引出された引出し状箱を水平方向にガイドすると共に所定の引出し位置に保持する保持ユニットを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、引出し状箱は、筐体に対して水平移動ユニットにより出し入れされ、又、引き出された引出し状箱は保持ユニットにより確実に保持されるため、移載組付けユニットが引出し状箱から部品を取り出す際に、位置ずれを生じることなく確実に取り出すことができ、又、引出し状箱は堅固に形成される必要がないため、収納パレットの軽量化、小型化等を達成することができる。
上記構成をなす自動組立装置において、移載組付けユニットは、保持した部品の姿勢を調整する姿勢調整機構を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、移載組付けユニットが部品を保持して移載する際に、保持した部品(例えば平板状のパネル)が所望の姿勢からずれている(例えば傾斜している)場合に、姿勢調整機構により、その部品の姿勢を調整しつつ組立対象物に組付けることができる。
上記構成をなす自動組立装置において、移載組付けユニットは、独立して駆動されるべく複数設けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、引出し状箱に収納された部品が複数の小物のような場合に、それぞれの移載組付けユニットが独立して作動し、部品をそれぞれ取り出して組付けることができ、組付け作業を一層効率良く行うことができる。
上記構成をなす自動組立装置において、引出し状箱は、その側面に取っ手を有すると共に上下方向に配列されてそれぞれに部品を収納する複数の引出し状箱からなり、水平移動ユニットは、取っ手を把持し得ると共に上下方向に移動自在に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、複数段に亘って上下に配列された複数の引出し状箱に、それぞれ部品を収納することができ、それぞれの引出し状箱を筐体に対して出し入れする際には、水平移動ユニットを対応する引出し状箱の高さ位置に移動させた後に取っ手を把持することで、容易にかつ確実に、引出し状箱を筐体から引き出し又筐体に押し込むことができる。
上記構成をなす自動組立装置において、収納パレットの第1収納部は、上方に向けて開放された開口部を有する第1凹状箱であり、収納パレットの第2収納部は、上方に向けて開放された開口部を有すると共に第1凹状箱の下側において相互に離脱可能に積み重ねられた少なくとも一つの第2凹状箱であり、ハンドリング機構は、搬入位置に位置付けられた第1凹状箱を第2凹状箱から分離して又は第2凹状箱を下側に位置する他の第2凹状箱から分離して搬入位置に隣接した所定の載置位置に移載し,かつ,載置位置から搬入位置に向けて第1凹状箱又は第1凹状箱及び第2凹状箱を移載する移載ユニットと、搬入位置に位置付けられた第2凹状箱内の部品を取り出して保持し載置位置に位置付けられた第1凹状箱内の組立対象物に組付ける組付けユニットとを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、最上段に位置する第1凹状箱に組立対象物及びその下方に位置する第2凹状箱に部品をそれぞれ収納した収納パレットが、所定の搬入位置にて搬入されて保持機構により保持されると、先ず第1凹状箱が、移載ユニットにより隣接する載置位置に移載され、第2凹状箱に収納された部品が、組付けユニットにより取り出されて載置位置にある第1凹状箱内の組立対象物に組付けられ、第1凹状箱が移載ユニットにより再び搬入位置に移載される。ここで、他の部品を収納した第2凹状箱がある場合は、その部品が露出するように、第1凹状箱及び直下の第2凹状箱が移載ユニットにより載置位置に移載され、同様に第2凹状箱に収納された部品が組付けユニットにより取り出されて載置位置にある組立対象物に組み付けられる。第2凹状箱が複数ある場合は同様の動作が繰り返される。
このように、収納パレットの搬入位置と隣接する載置位置だけを作業エリアとして用いるため、組立対象物及び部品を別々に搬入して取扱う場合に比べて設備の設置面積を小さくでき、又、ハンドリングに要する経路を短縮化でき、作業効率を向上させることができる。
上記構成をなす自動組立装置において、移載ユニットは、組付けユニットを兼ねる移載組付けユニットとして形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、移載ユニット及び組付けユニットを兼ね備えた移載組付けユニットを採用することにより、構造を簡素化でき、装置の小型化、設置面積の省スペース化等を達成することができる。
上記構成をなす自動組立装置において、組付けユニットを兼ねる移載組付けユニットは、保持した部品の姿勢を調整する姿勢調整機構を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、移載組付けユニットが部品を保持して移載する際に、保持した部品(例えば平板状のパネル)が所望の姿勢からずれている(例えば傾斜している)場合に、姿勢調整機構により、その部品の姿勢を調整しつつ組立対象物に組付けることができる。
上記構成をなす自動組立装置において、載置位置に位置付けられた部品又は組立対象物に対して、所定の作業を施す作業ユニットを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、移載組付けユニットにより部品の組付けが行われると共に、作業ユニットにより、所定の作業を施す(例えば、組み付けられた部品等がネジ等の場合にネジ締め作業)ことができる。
上記構成をなす収納パレット及び自動組立装置によれば、構造の簡素化、小型化、設備を設置する面積の省スペース化等を達成しつつ、端数等の処理が不要で、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができ、製品を自動的に組立てる自動組立ラインに適した収納パレット及び自動組立装置を得ることができる。
本発明に係る収納パレットの一実施形態を示す平面図である。 本発明に係る収納パレットの一実施形態を示す正面図である。 収納パレットの引出し状箱を引き出した状態を示す側面図である。 収納パレットの引出し状箱を引き出した状態を示す平面図である。 収納パレットに収納される組立対象物及び部品の一例を示す斜視図である。 本発明に係る自動組立装置の一実施形態を示す平面図である。 図4中のE1−E1における断面図である。 図4中のE2−E2における断面図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 本発明に係る収納パレットの他の実施形態を示す平面図である。 本発明に係る収納パレットの他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る自動組立装置の他の実施形態を示す平面図である。 図13中のE1−E1における断面図である。 図13中のE2−E2における断面図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図16中のE1−E1における断面図である。 図16中のE2−E2における断面図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図19中のE1−E1における断面図である。 図19中のE2−E2における断面図である。 本発明に係る自動組立装置を複数配列して自動組立ラインを構成した実施形態を示す平面図である。 本発明に係る自動組立装置を複数配列して自動組立ラインを構成した他の実施形態を示す平面図である。 本発明に係る収納パレットのさらに他の実施形態を示す平面図である。 図24A中のE1−E1における断面図である。 本発明に係る収納パレットのさらに他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図25中のE1−E1における断面図である。 図25中のE2−E2における断面図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 自動組立装置の動作を説明する動作図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図38中のE1−E1における断面図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図40Aに示す自動組立装置のXZ面における断面図である。 本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示す平面図である。 図41Aに示す自動組立装置のXZ面における断面図である。
符号の説明
W 液晶モジュール(製品)
W0 組立対象物(裏面側枠体)
W1 部品(バックライトユニット)
W2 部品(液晶パネル)
W3 部品(表面側枠体)
M,M´,M´´,M´´´ 自動組立装置
P,P´ 収納パレット
L,L´ 搬送ライン
10 筐体
11 上面
11a 載置部
11b 規制部
12 側面
12a,12b,12c 支持口
21,22,23 引出し状箱
21a,22a,23a 載置部
21b,22b,23b 規制部
21c,21c´,22c,22c´,23c,23c´ 取っ手
100 ベース
110 フレーム
120 搬送機構
121 搬送面
122 ガイド部材
123 駆動機構
130 保持機構
131 担持テーブル
131a 位置決めピン
132 昇降機
132a ロッド
132b 駆動源
140 引出しユニット
141 水平移動ユニット
141a 一対の把持片
141b 水平駆動部
142 保持ユニット
142a,142b,142c 保持片
143 昇降ユニット
140´´ 載置台
141´´ 載置面
141a´´ 位置決めピン
150,150´,150´´ 移載組付けユニット
151,151´ 把持部
151´´ 保持部
152,152´,152´´ 姿勢調整機構
153,153´,153´´ 昇降部
154,154´,154´´ X軸駆動部
155,155´,155´´ Y軸駆動部
210 第1凹状箱(第1収納部)
211,221,231,241 開口部
212,222,232,242 底部
212a,222a,232a,242a 載置部
212b,222b,232b,242b 規制部
220,230,240 第2凹状箱(第2収納部)
以下、本発明の最良の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
ここでは、本発明に係る収納パレットP及びこの収納パレットPを適用する自動組立装置Mの一実施形態について説明する。
収納パレットPは、図1Aないし図2Bに示すように、輪郭が略直方体形状をなす筐体10、筐体10に対して水平方向(X方向)に出し入れ可能に上下方向(Z方向)に配列して形成された複数(3つの)引出し状箱21,22,23等を備えている。
筐体10は、図1Aないし図2Bに示すように、その上面(最上部)11において、組立対象物W0を載置するべく突出した4つの載置部11a、載置部11aに隣接して形成されると共に載置部11aよりも上方に向けて突出し水平方向(X方向及びY方向)の位置決めを行う4つの規制部11b、その側面12において、3つの引出し状箱21,22,23を出し入れ自在に支持する支持口12a,12b,12c等を備えている。
そして、組立対象物W0は、筐体10の上面(最上部)11において、4つの規制部11bにより位置決めされつつ4つの載置部11aに支持されるようになっている。すなわち、組立対象物W0は、載置部11a及び規制部11bにより画定される第1収納部に収納されるようになっている。
引出し状箱21,22,23は、図1Bないし図2Bに示すように、第1収納部が画定される上面11よりも下側において上下方向(Z方向)に配列されるように、筐体10の支持口12a,12b,12cにそれぞれ摺動自在に嵌合されて、水平方向(X方向)に出し入れ自在になっている。
引出し状箱21,22、23は、それぞれ上部が開口した有底の凹状箱に形成され、その内部底面において、それぞれ部品W1,W2,W3を載置するべく突出した4つの載置部21a,22a,23a、載置部21a,22a,23aに隣接して形成されると共に載置部21a,22a,23aよりも上方に向けて突出し水平方向(X方向及びY方向)の位置決めを行う4つの規制部21b,22b,23b、その外側の側面においてお互いに上下方向(Z方向)に配列された取っ手21c,22c,23c等を備えている。
そして、部品W1は、引出し状箱21内の4つの規制部21bにより位置決めされつつ4つの載置部21aに支持されるようになっている。すなわち、部品W1は、載置部21a及び規制部21bを備えた引出し状箱21により画定される第2収納部に収納されるようになっている。
また、部品W2は、引出し状箱22内の4つの規制部22bにより位置決めされつつ4つの載置部22aに支持されるようになっている。すなわち、部品W2は、載置部22a及び規制部22bを備えた引出し状箱22により画定される第2収納部に収納されるようになっている。
さらに、部品W3は、引出し状箱23内の4つの規制部23bにより位置決めされつつ4つの載置部23aに支持されるようになっている。すなわち、部品W3は、載置部23a及び規制部23bを備えた引出し状箱23により画定される第2収納部に収納されるようになっている。
ここで、収納パレットPに収納される組立対象物W0及び複数の部品W1,W2,W3としては、例えば、図3に示すように、製品(完成品)としての液晶モジュールWを構成する、組立対象物としての裏面側枠体W0、部品としてのバックライトユニットW1、部品としての液晶(LCD)パネルW2、部品としての表面側枠体W3等が適用される。
このように、収納パレットPが、上下方向(Z方向)に配列される第1収納部(上面11)及び第2収納部(引出し状箱21,22,23)を含むように形成されることにより、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送する(運ぶ)ことができる。したがって、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が比較的大きい場合でも、搬送又は取扱いに要する面積を小さくでき、設備の設置面積を省スペース化できる。また、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送することができるため、別々のパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品の組付け忘れを防止でき、自動組立ラインにおいて、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
自動組立装置Mは、図4ないし図6に示すように、ベース100、フレーム110、収納パレットPをY方向において搬入及び搬出する搬送機構120、所定の搬入位置において収納パレットPを搬送機構120から離脱させて位置決めしつつ保持する保持機構130、搬入位置に位置付けられた収納パレットPから部品W1,W2,W3を取り出すべく引出し状箱21,22,23を出し入れする引出しユニット140、引出し状箱21,22,23に収納された部品W1,W2,W3を取り出して保持し収納パレットPの最上部(筐体10の上面11)に収納された組立対象物W0まで移動させて組付ける移載組付けユニット150等を備えている。
ここでは、引出しユニット140、移載組付けユニット150等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットPから部品W1,W2,W3を取り出して組立対象物W0に組付けるハンドリング機構が構成されている。
搬送機構120は、図4及び図5に示すように、収納パレットPを担持して水平方向(Y方向)に搬送する搬送面121、収納パレットPをY方向にガイドするガイド部材122、搬送面121を画定するローラを駆動する駆動機構123等を備えたローラコンベアである。
そして、搬送機構120は、外部の搬送ラインLにより担持されて搬送されてきた収納パレットPを所定の搬入位置まで搬入すると共に、所定の組付け作業が完了した完成品Wを収納した収納パレットPを、その搬入位置から外部の搬送ラインL(及び下流側の工程)に向けて搬出するようになっている。
保持機構130は、図4及び図5に示すように、搬入位置において収納パレットPを担持する担持テーブル131、担持テーブル131を搬送面121に対して出没させる昇降機132等を備えている。
担持テーブル131は、図4及び図5に示すように、平坦でY方向に長尺な矩形形状に形成され、その上面四隅近傍において、収納パレットPを位置決めする4つの位置決めピン131aを備えている。
昇降機132は、図5に示すように、担持テーブル131を下側から支持するロッド132a、ロッド132aを上下方向(Z方向)に伸縮させる駆動源132b等を備えている。
すなわち、収納パレットPが搬入位置に搬入されると、駆動源132bがロッド132aを伸長させて、担持テーブル131を所定高さまで上昇させる。すると、収納パレットPは、担持テーブル131に担持されて搬送面121から離れ、位置決めピン131aにより位置決めされて、搬入位置でかつ所定高さだけ上昇した位置において位置ずれを生じないように堅固に保持される。
一方、所定の組付け作業が完了すると、駆動源132bがロッド132aを収縮させて、担持テーブル131を元の待機位置まで下降させる。すると、収納パレットPは、担持テーブル131から離脱して搬送面121に担持されるようになっている。
引出しユニット140は、図4ないし図6に示すように、搬送機構120及び保持機構130に隣接して配置され、収納パレットPの引出し状箱21,22,23を筐体10から引き出し又筐体10内に押し込む水平移動ユニット141、水平移動ユニット141により引き出された引出し状箱21,22,23を水平方向(X方向)にガイドすると共に所定の引出し位置において保持する保持ユニット142、水平移動ユニット141を上下方向(Z方向)に昇降させる昇降ユニット143等を備えている。
水平移動ユニット141は、図5及び図6に示すように、引出し状箱21,22,23の取っ手21c,22c,23cを把持し得る一対の把持片141a、把持片141aを水平方向(X方向)に移動させる水平駆動部141b等を備えている。
水平駆動部141bとしては、ボールネジ及びナットを用いるネジ送り機構、油圧式の伸縮アクチュエータ、ベルト式、歯車式等その他の駆動手法が適用される。
保持ユニット142は、図4ないし図6に示すように、引出し状箱21,22,23を、Y方向の両縁部においてガイドしつつ保持する保持片142a,142b,142cを備えている。
すなわち、引出し状箱21,22,23を引き出す場合、水平移動ユニット141は、昇降ユニット143を作動させて把持片141aを対応する取っ手21c,22c,23cの高さ位置に合わせ、続いて、水平駆動部141bを駆動させて、把持片141aを取っ手21c,22c,23cに近づけて把持させた後、水平方向(X方向)に移動させて、引出し状箱21,22,23を引き出し、保持ユニット142の保持片142a,142b,142c上に担持させる。これにより、引出し状箱21,22,23は、保持ユニット142に対して堅固に保持されることになる。尚、引出し状箱21,22,23を筐体10に押し込む際には、逆向きの動作が行われる。
このように、引出し状箱21,22,23は、筐体10に対して水平移動ユニット141により出し入れされ、又、引き出された引出し状箱21,22,23は保持ユニット142により確実に保持されるため、移載組付けユニット150が引出し状箱21,22,23から部品W1,W2,W3を取り出す際に、位置ずれを生じることなく確実に取り出すことができる。また、引出し状箱21,22,23は、保持ユニット142により保持されるため堅固に形成される必要がなく、収納パレットPの軽量化、小型化等を達成することができる。
移載組付けユニット150は、図4ないし図6に示すように、部品W1,W2,W3をY方向の両側から把持する一対の把持部151、一対の把持部151をそれぞれ枢動自在に支持してその姿勢を調整する一対の姿勢調整機構152、把持部151及び姿勢調整機構152を保持して上下方向(Z方向)に昇降する一対の昇降部153、昇降部153を保持してX方向に駆動する一対のX軸駆動部154、X軸駆動部154の両端を保持してY方向に駆動する一対のY軸駆動部155等を備えている。
昇降部153、X軸駆動部154、Y軸駆動部155としては、ボールネジ及びナットを用いるネジ送り機構、油圧式の伸縮アクチュエータ、ベルト式、歯車式等その他の駆動手法が適用される。
すなわち、移載組付けユニット150は、昇降部153を作動させて、所定の待機位置にある一対の把持部151を所定高さまで下降させ、Y軸駆動部155を作動させて一対の把持部151を部品W1(W2,W3)に近づけて把持(保持)すると、昇降部153及びX軸駆動部154を作動させて、把持した部品W1(W2,W3)を、搬入位置に位置決めされた収納パレットPの最上部(上面11の第1収納部)に収納された組立対象物W0の上方に位置付け、その位置にて昇降部153を作動させて一対の把持部151を下降させつつ、部品W1(W2,W3)を組立対象物W0(部品W1,部品W2)上に組付け、Y軸駆動部155を作動させて部品W1(W2,W3)を解放し、昇降部153及びX軸駆動部154を作動させて、一対の把持部151を所定の待機位置に戻すようになっている。
ここで、移載組付けユニット150は、把持(保持)した部品W1,W2,W3の姿勢を調整する姿勢調整機構152を有するため、部品W1,W2,W3を保持して移載する際に、保持した部品W1,W2,W3が所望の姿勢からずれている(例えば傾斜している)場合に、その姿勢調整機構152により、その部品W1,W2,W3の姿勢を調整しつつ最適な姿勢で組立対象物W0に組付けることができる。
次に、この自動組立装置の動作について、図7ないし図11を参照しつつ説明する。尚、保持機構130、引出しユニット140、移載組付けユニット150等の動作は、前述の如き各々の構成要素(保持機構130の担持テーブル131及び昇降機132、引出しユニット140の水平移動ユニット141,保持ユニット142,及び昇降ユニット143、移載組付けユニット150の把持部151,姿勢調整機構152,昇降部153,X軸駆動部154,及びY軸駆動部155)がそれぞれ駆動されることにより行われるが、説明の便宜上、動作の詳細な説明を省略する。
先ず、収納パレットPには、組立対象物W0が第1収納部としての上面11(載置部11a及び規制部11b)に収納され、3つの部品W1,W2,W3が第2収納部としての引出し状箱21,22,23にそれぞれ収納される。
そして、この収納パレットPが、外部の搬送ラインLにより装置Mまで搬送されると、搬送機構120が作動して収納パレットPを装置M内の搬入位置まで搬入して停止させ(図7中のS1,S2)、保持機構130が作動して担持テーブル131により収納パレットPを所定高さ持ち上げて位置決めつつその搬入位置に保持する(図7中のS3)。
続いて、引出しユニット140が、一対の把持片141aにより取っ手21cを把持して(図8中のS4)、最上段に位置する引出し状箱21を所定の引出し位置まで引き出す(図8中のS5)。このとき、保持ユニット142が、引出し状箱21をX方向にガイドしつつ、所定の引出し位置において、引出し状箱21を堅固に(ガタツキを生じないように)保持する。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を引出し状箱21に近づけて(図8中のS6、図9中のS7)、部品W1を把持(保持)して引出し状箱21から取り出し(図9中のS8)、搬入位置に位置決めされた収納パレットPの最上部(上面11)に収納された組立対象物W0の上方に移動させる(図8中のS9)。
また、引出しユニット140は、空になった引出し状箱21を筐体10内に押し込んで元の位置に戻す(図8中のS9)。
続いて、移載組付けユニット150が、把持(保持)した部品W1を下降させて、組立対象物W0に組付ける(図10中のS10)。このとき、部品W1の姿勢が所望の位置からずれている場合は、姿勢調整機構152により、部品W1が最適な姿勢となるように調整される。
また、引出しユニット140は、取っ手21cを解放した後若干後退して、一対の把持片141aを二段目の引出し状箱22の取っ手22cの高さに位置決めする(図10中のS10)。
その後、移載組付けユニット150は、部品W1を解放して上昇し(図10中のS11,S12)、所定の待機位置まで戻る。
続いて、引出しユニット140は、一対の把持片141aにより取っ手22cを把持し(図10中のS12)、二段目の引出し状箱22を所定の引出し位置まで引き出し、移載組付けユニット150は、引出し状箱22に収納された部品W2を把持して取り出し、前述の部品W1の組付け動作と同様に、収納パレットPの最上部に収納された組立対象物W0の上方に移動させ、部品W1の上から部品W2を組付ける。三段目の引出し状箱23に収納された部品W3の取出し及び組付け動作も、前述同様に行われる。
そして、部品W1,W2,W3の全ての組付けが終了して製品Wが完成すると、移載組付けユニット150及び引出しユニット140は所定の待機位置に戻ると共に、保持機構130は下降して、収納パレットPを解放して搬送機構120上に移載する(図11中のS13,S14)。
その後、搬送機構120が、完成品Wを収納した収納パレットPを、外部の搬送ラインLに向けて搬出する(図11中のS15)。
このように、上記自動組立装置Mによれば、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が上下方向(Z方向)に積み重ねられて一緒に収納された状態で運ばれるため、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が比較的大きい場合でも搬送又は取扱いに要する面積を小さくすることができ、設備の設置面積を省スペース化でき、装置Mの簡素化、小型化等を達成することができる。
また、収納パレットPの最上部(筐体10の上面11)を組付け作業を行う作業エリアとして用いるため、専用の作業エリアを設ける場合に比べて設備の設置面積を小さくでき、又、ハンドリングに要する経路を短縮化でき、作業効率を向上させることができる。
また、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送することができるため、別々のパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品W1,W2,W3の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
さらに、単独の作業ステーションで製品Wの組付け作業を完了させることができるため、装置Mの配置場所を自由に設定することができる。したがって、この装置Mを複数配列して自動組立ラインを設定する際に、そのレイアウトの自由度が高まる。
図12A及び図12Bは、本発明に係る収納パレットの他の実施形態を示すものである。この実施形態において、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この収納パレットPは、図12A及び図12Bに示すように、筐体10、筐体10に出し入れ可能に設けられた3つの引出し状箱21,22,23を備えている。
そして、3つの引出し状箱21,22,23の取っ手21c´,22c´,23c´は、水平方向(Y方向)においてお互いに偏倚した位置に配置されている。
これによれば、3つの取っ手21c´,22c´,23c´がお互いに水平方向(Y方向)に偏倚して配置されているため、高さの低い引出し状箱21,22,23を複数配列した場合でも、取っ手21c´,22c´,23c´を容易に取り付けることができ、又、取っ手21c´,22c´,23c´の位置を指標として、引出し状箱21,22,23にそれぞれ収納される部品W1,W2,W3の識別等を行うこともできる。
さらに、上下方向(Z方向)において取っ手21c´,22c´,23c´同士が近接した状態であっても、水平方向(Y方向)にお互いに離隔しているため、作業者は容易に把持することができ、又、取っ手21c´,22c´,23c´を一対の把持片141aで把持する場合、他の取っ手に干渉しないように確実に把持させることができる。
図13ないし図15は、本発明に係る自動組立装置の他の実施形態を示すものである。この実施形態において、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この自動組立装置Mは、図13ないし図15に示すように、ベース100、フレーム110、搬送機構120、保持機構130、引出しユニット140、引出し状箱21,22,23に収納された部品W1,W2,W3を取り出して保持し収納パレットPの最上部(筐体10の上面11)に収納された組立対象物W0まで移動させて組付ける移載組付けユニット150´等を備えている。
ここでは、引出しユニット140、移載組付けユニット150´等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットPから部品W1,W2,W3を取り出して組立対象物W0に組付けるハンドリング機構が構成されている。
移載組付けユニット150´は、図13ないし図15に示すように、部品W1,W2,W3をY方向の両側から把持する一対の把持部151、一対の把持部151をそれぞれ枢動自在に支持してその姿勢を調整する一対の姿勢調整機構152、把持部151及び姿勢調整機構152を保持して上下方向(Z方向)に昇降する一対の昇降部153、Y方向の両端に位置しX方向に伸長する一対のX軸駆動部154´、Y方向の両端部が一対のX軸駆動部154´に保持されていると共に一対の昇降部153を保持してY方向に駆動する一つのY軸駆動部155´等を備えている。
昇降部153、X軸駆動部154´、及びY軸駆動部155´としては、前述同様に、ボールネジ及びナットを用いるネジ送り機構、油圧式の伸縮アクチュエータ、ベルト式、歯車式等その他の駆動手法が適用される。
この自動組立装置Mにおいては、移載組付けユニット150´を構成するY軸駆動部155´が一つであり、この一つのY軸駆動部155´に対して、それぞれ把持部151及び姿勢調整機構152を保持する一対の昇降部153が移動自在に保持されているため、前述の実施形態に比べて構造が簡素化され、又、部品W1,W2,W3を把持する際に、一対の把持部151の相互関係は、X方向の相対的な位置制御が不要で、Y方向の離隔距離だけを制御すればよいため、制御シーケンスが簡素化され、迅速な把持動作を行わせることができる。
図16ないし図18は、本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態において、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この自動組立装置Mは、図16ないし図18に示すように、ベース100、フレーム110、搬送機構120、保持機構130、引出しユニット140、引出し状箱21,22,23に収納された比較的小物の部品(不図示)を取り出して保持し収納パレットPの最上部(筐体10の上面11)に収納された組立対象物W0まで移動させて組付ける2つの移載組付けユニット150´´等を備えている。
ここでは、引出しユニット140、2つの移載組付けユニット150´´等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットPから部品を取り出して組立対象物W0に組付けるハンドリング機構が構成されている。
2つの移載組付けユニット150´´は、図16ないし図18に示すように、それぞれ、部品を把持又は吸着等により保持する保持部151´´、保持部151´´を枢動自在に支持してその姿勢を調整する姿勢調整機構152´´、保持部151´´及び姿勢調整機構152´´を保持して上下方向(Z方向)に昇降する昇降部153´´、昇降部153´´を保持してX方向に駆動するX軸駆動部154´´、X方向の両端部を保持してY方向に駆動する一対のY軸駆動部155´´等を備えている。ここでは、2つの移載組付けユニット150´´は、一対のY軸駆動部155´を兼用するように構成されている。
昇降部153´´、X軸駆動部154´´、及びY軸駆動部155´´としては、前述同様に、ボールネジ及びナットを用いるネジ送り機構、油圧式の伸縮アクチュエータ、ベルト式、歯車式等その他の駆動手法が適用される。
この自動組立装置Mにおいて、2つの移載組付けユニット150´´(保持部151´´,姿勢調整機構152´´,昇降部153´´,及びX軸駆動部154´´)は、それぞれ独立して駆動されるようになっている。したがって、引出し状箱21,22,23に収納された部品が複数の小物のような場合に、それぞれの移載組付けユニット150´´が独立して作動し、部品をそれぞれ取り出して組付けることができ、組付け作業を一層効率良く行うことができる。
図19ないし図21は、本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態は、前述の図13ないし図15に示す実施形態と図16ないし図18に示す実施形態を組み合わせたものであり、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この自動組立装置Mは、図19ないし図21に示すように、ベース100、フレーム110、搬送機構120、保持機構130、引出しユニット140、引出し状箱21,22,23に収納された比較的小物の部品(不図示)を取り出して保持し収納パレットPの最上部(筐体10の上面11)に収納された組立対象物W0まで移動させて組付ける2つの移載組付けユニット150´´等を備えている。
ここでは、引出しユニット140、2つの移載組付けユニット150´´等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットPから部品を取り出して組立対象物W0に組付けるハンドリング機構が構成されている。
2つの移載組付けユニット150´´は、図19ないし図21に示すように、それぞれ、部品を把持又は吸着等により保持する保持部151´´、保持部151´´を枢動自在に支持してその姿勢を調整する姿勢調整機構152´´、保持部151´´及び姿勢調整機構152´´を保持して上下方向(Z方向)に昇降する昇降部153´´、Y方向の両端に位置しX方向に伸長する一対のX軸駆動部154´、Y方向の両端部が一対のX軸駆動部154´に保持されていると共に2つの昇降部153´´を保持してY方向に駆動する一つのY軸駆動部155´等を備えている。ここでは、2つの移載組付けユニット150´´は、一つのY軸駆動部155´を兼用するように構成されている。
昇降部153´´、X軸駆動部154´、及びY軸駆動部155´としては、前述同様に、ボールネジ及びナットを用いるネジ送り機構、油圧式の伸縮アクチュエータ、ベルト式、歯車式等その他の駆動手法が適用される。
この自動組立装置Mにおいては、移載組付けユニット150´´を構成するY軸駆動部155´が一つであり、この一つのY軸駆動部155´に対して、それぞれ保持部151´´及び姿勢調整機構152´´を保持する2つの昇降部153´´が独立して移動自在に保持されているため、構造が簡素化される。また、2つの移載組付けユニット150´´(保持部151´´,姿勢調整機構152´´,昇降部153´´)は、Y軸駆動部155´´上においてそれぞれ独立して駆動されるため、引出し状箱21,22,23に収納された部品が複数の小物のような場合に、それぞれの移載組付けユニット150´´が独立して作動し、部品をそれぞれ取り出して組付けることができ、組付け作業を一層効率良く行うことができる。
図22は、本発明に係る自動組立装置Mを複数配列して自動組立ラインを形成した実施形態を示すものである。
この自動組立ラインは、図22に示すように、前述の図4ないし図6に示す自動組立装置Mを複数(例えば5つ)直列に配列して、それぞれの装置Mにおいて所定の組付け作業を施すようになっている。したがって、この自動組立ラインにおいて組み立てられる製品としては、部品点数の多いものを適用することができる。ここで、適用される収納パレットとしては、3つの引出し状箱に限らずそれ以上の複数個の引出し状箱を備え、より多くの部品を組立対象物と一緒に搬送できるものが好ましい。
図23は、本発明に係る自動組立装置M´を複数点在させて自動組立ラインを形成した実施形態を示すものである。
この自動組立ラインは、点在して配置された複数の自動組立装置M´と、これらの自動組立装置M´を結んで収納パレットPを搬送する自走式の搬送ラインL´等により形成されている。
自動組立装置M´は、前述の図4ないし図6に示す自動組立装置Mにおいて搬送機構120を廃止したものである。
搬送ラインL´は、収納パレットPを各々の自動組立装置M´まで搬送し、装置M´の保持機構130に対して、収納パレットPを搬入及び搬出するようになっている。
この自動組立ラインにおいては、装置Mの配置場所を自由に設定することができるため、装置M´を複数配列する際のレイアウトの自由度が高まり、所望の作業工程に応じた自動組立ラインを容易に形成することができる。
図24Aないし図24Cは、本発明に係る収納パレットのさらに他の実施形態を示すものであり、図25ないし図27は、この実施形態に係る収納パレットP´を適用する自動組立装置の実施形態を示すものである。尚、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この収納パレットP´は、図24Aないし図24Cに示すように、第1収納部としての第1凹状箱210、上方に向けて開放された開口部221,231,241をそれぞれ有すると共に第1凹状箱210の下側において相互に離脱可能に積み重ねられた第2収納部としての3つの第2凹状箱220,230,240等を備えている。
第1凹状箱210は、図24A及び図24Bに示すように、上方に向けて開放された開口部211、底部212、底部212において組立対象物W0を載置するべく突出して形成された4つの載置部212a、載置部212aに隣接して形成されると共に載置部212aよりも上方に向けて突出し水平方向(X方向及びY方向)の位置決めを行う4つの規制部212b、その下面から下方に矩形状に突出した嵌合突部213等を備えている。
そして、組立対象物W0は、第1凹状箱210の底部212において、4つの規制部212bにより位置決めされつつ4つの載置部212aに支持されるようになっている。すなわち、組立対象物W0は、載置部212a及び規制部212bにより画定される第1収納部に収納されるようになっている。
第2凹状箱220,230,240は、図24Aないし図24Cに示すように、それぞれ、上方に向けて開放された開口部221,231,241、底部222,232,242、底部222,232,242において部品W1,W2,W3を載置するべく突出して形成された4つの載置部222a,232a,242a、載置部222a,232a,242aに隣接して形成されると共に載置部222a,232a,242aよりも上方に向けて突出し水平方向(X方向及びY方向)の位置決めを行う4つの規制部222b,232b,242b、その下面から下方に矩形状に突出した嵌合突部223,233,243等を備えている。
そして、部品W1は、第2凹状箱220の底部222において、4つの規制部222bにより位置決めされつつ4つの載置部222aに支持されるようになっている。すなわち、部品W1は、載置部222a及び規制部222bにより画定される第2収納部に収納されるようになっている。
また、部品W2は、第2凹状箱230の底部232において、4つの規制部232bにより位置決めされつつ4つの載置部232aに支持されるようになっている。すなわち、部品W2は、載置部232a及び規制部232bにより画定される第2収納部に収納されるようになっている。
さらに、部品W3は、第2凹状箱240の底部242において、4つの規制部242bにより位置決めされつつ4つの載置部242aに支持されるようになっている。すなわち、部品W3は、載置部242a及び規制部242bにより画定される第2収納部に収納されるようになっている。
このように、収納パレットP´が、上下方向(Z方向)に配列される第1収納部としての第1凹状箱210及び第2収納部としての3つの第2凹状箱220,230,240を含むように形成されることにより、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送する(運ぶ)ことができる。したがって、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が比較的大きい場合でも、搬送又は取扱いに要する面積を小さくでき、設備の設置面積を省スペース化できる。また、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送することができるため、別々のパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品の組付け忘れを防止でき、自動組立ラインにおいて、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
また、収納パレットP´が重箱状に分離可能に積み重ねられた複数の凹状箱からなるため、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3の収納及び取出し作業が容易であり、又、部品の個数に応じて第2凹状箱を増加させることも容易である。さらに、必要に応じて(上流側の準備工程等において)、組立対象物W0と部品W1,W2,W3を別々に取り扱うことができ、柔軟な管理が可能である。
自動組立装置M´´は、図25ないし図27に示すように、ベース100、フレーム110、収納パレットP´をY方向において搬入及び搬出する搬送機構120、所定の搬入位置において収納パレットP´を搬送機構120から離脱させて位置決めしつつ保持する保持機構130、搬送機構120及び保持機構130に隣接して配置されて載置位置を画定する載置台140´´、第1凹状箱210及び第2凹状箱220,230の移載動作,部品W1,W2,W3の移載動作及び組付け動作を行う移載組付けユニット150等を備えている。
ここでは、載置台140´´、移載組付けユニット150等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットP´から部品W1,W2,W3を取り出して組立対象物W0に組付けるハンドリング機構が構成されている。
載置台140´´は、図25ないし図27に示すように、搬送機構120及び保持機構130に隣接して配置され、第1凹状箱210又は第2凹状箱220,230を載置する載置位置を画定する載置面141´´、載置面141´´から突出した4つの位置決めピン141a´´等を備えている。
移載組付けユニット150は、部品W1,W2,W3の取出し及び組付け動作の他に、第1凹状箱210及び第2凹状箱220,230の移載動作も行うようになっている。
すなわち、移載組付けユニット150は、X軸駆動部154、Y軸駆動部155、昇降部153を適宜駆動制御することにより、所定の待機位置にある一対の把持部151を適宜移動させて、第1凹状箱210及び第2凹状箱220,230を把持(保持)し搬入位置と載置位置との間で移載すると共に、部品W1,W2,W3を把持(保持)し搬入位置から載置位置に向けて移載し組付けるようになっている。
次に、この自動組立装置M´´の動作について、図28ないし図37を参照しつつ説明する。尚、保持機構130、引出しユニット140、移載組付けユニット150等の動作は、前述の如き各々の構成要素(保持機構130の担持テーブル131及び昇降機132、引出しユニット140の水平移動ユニット141,保持ユニット142,及び昇降ユニット143、移載組付けユニット150の把持部151,姿勢調整機構152,昇降部153,X軸駆動部154,及びY軸駆動部155)がそれぞれ駆動されることにより行われるが、説明の便宜上、動作の詳細な説明を省略する。
先ず、収納パレットP´には、組立対象物W0が第1収納部としての第1凹状箱210に収納され、3つの部品W1,W2,W3が第2収納部としての第2凹状箱220,230,240にそれぞれ収納される。
そして、この収納パレットP´が、外部の搬送ラインLにより装置M´´まで搬送されると、搬送機構120が作動して収納パレットP´を装置M´´内の搬入位置まで搬入して停止させ(図28中のS1,S2)、保持機構130が作動して担持テーブル131により収納パレットP´を所定高さ持ち上げて位置決めつつその搬入位置に保持する(図28中のS3)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を第1凹状箱210の上方に移動させた後下降して両側部を把持し(図29中のS4,S5,S6)、第1凹状箱210を第2凹状箱220から分離して上方に持ち上げると共に水平移動(載置台140´´の直上まで移動)及び下降移動を行って、第1凹状箱210を載置台140´´上の載置位置(載置面141´´)に移載する(図30中のS7,S8)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を第1凹状箱210から離脱させて上昇及び水平移動(搬入位置の上方まで移動)を行って、再び搬入位置にある第2凹状箱220に近づけ、第2凹状箱220に収納された部品W1を把持する(図30中のS9、図31中のS10,S11,S12)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151により把持した部品W1を、第2凹状箱220から取り出して上方に持ち上げると共に水平移動(載置台140´´の直上まで移動)及び下降移動を行って、部品W1を第1凹状箱210に収納された組立対象物W0に組付ける(図32中のS13,S14,S15)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を部品W1から離脱させた後(図33中のS16)、第1凹状箱210の両側部を把持して載置台140´´から離脱させるように上方に持ち上げ(図33中のS17)、水平移動(搬入位置の上方まで移動)及び下降移動を行って、第1凹状箱210を空になった第2凹状箱220に近づけて積み重ねる(図33中のS18)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を第1凹状箱210から離脱させた後(図34中のS19)、所定量だけ下降させて(図34中のS20)、第2凹状箱210の両側部を把持する(図34中のS21)。
続いて、移載組付けユニット150が、第1凹状箱210を積み重ねた状態で、第2凹状箱220を第2凹状箱230から分離して上方に持ち上げると共に水平移動(載置台140´´の直上まで移動)及び下降移動を行って、第1凹状箱210及び第2凹状箱220を載置台140´´上の載置位置(載置面141´´)に移載する(図35中のS22,S23)。
続いて、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を第2凹状箱220から離脱させて(図35中のS24)、上昇及び水平移動の後に再び搬入位置にある第2凹状箱230まで下降させて、第2凹状箱230に収納された部品W2を把持し、その後、部品W1の場合と同様に、載置位置にある第1凹状箱210に収納された部品W1を組付けた組立対象物W0に組付ける。以下、第2凹状箱240内の部品W3の組付けも同様にして行われる。
そして、全ての部品W1,W2,W3の組付けが完了すると(図36中のS25)、移載組付けユニット150が、一対の把持部151を部品W3から離脱させた後最下端まで下降させ(図36中のS25)、第1凹状箱210及び第2凹状箱220を上側に積み重ねた第2凹状箱230の両側部を把持して(図36中のS26)、載置台140´´から離脱させるように上方に持ち上げた後、水平移動(搬入位置の上方まで移動)及び下降移動を行って、第1凹状箱210及び第2凹状箱220を積み重ねた第2凹状箱230を、空になった第2凹状箱240に近づけて積み重ねる(図36中のS27)。
続いて、移載組付けユニット150は、一対の把持部151を第2凹状箱230から離脱させると共に上方に移動させ(図37中のS28,S29)、保持機構130が下降して、第2凹状箱240の下面を搬送機構120の搬送面121に移載する(図37中のS29)。
その後、搬送機構120が、完成品Wを収納した収納パレットP´を、外部の搬送ラインLに向けて搬出する(図37中のS30)。
このように、上記自動組立装置M´´によれば、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が上下方向(Z方向)に積み重ねられて一緒に収納された状態で運ばれるため、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3が比較的大きい場合でも搬送又は取扱いに要する面積を小さくすることができ、設備の設置面積を省スペース化でき、装置M´´の簡素化、小型化等を達成することができる。
また、収納パレットP´の搬入位置と隣接する載置位置だけを作業エリアとして用いるため、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を別々に搬入して取扱う場合に比べて設備の設置面積を小さくでき、又、ハンドリングに要する経路を短縮化でき、作業効率を向上させることができる。
また、収納パレットP´は、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を一緒に収納して搬送することができるため、別々のパレットに収納して搬送し又取扱う場合に生じ得る端数等の処理が不要であり、又、部品W1,W2,W3の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができる。
また、収納パレットP´が重箱状に分離可能に積み重ねられた複数の凹状箱210,220,230,240からなるため、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3の収納及び取出し作業が容易であり、又、部品の個数に応じて第2凹状箱を増加させることも容易である。
さらに、収納パレットP´は分離可能な複数の凹状箱210,220,230,240からなるため、必要に応じて(上流側の準備工程等において)、組立対象物W0と部品W1,W2,W3を別々に取り扱うことができ、柔軟な管理が可能であり、単独の作業ステーションで製品Wの組付け作業を完了させることができるため、装置M´´の配置場所を自由に設定することができ、この装置M´´を複数配列して自動組立ラインを設定する際に、そのレイアウトの自由度が高まる。
図38及び図39は、本発明に係る自動組立装置のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態において、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
この自動組立装置M´´は、図38及び図39に示すように、ベース100、フレーム110、搬送機構120、保持機構130、載置台140´´、移載組付けユニット150、載置位置に位置付けられた組立対象物W0又は部品W1,W2,W3に対して所定の作業を施す2つの作業ユニット160´´等を備えている。
ここでは、載置台140´´、移載組付けユニット150、作業ユニット160´´等により、搬入位置に位置付けられた収納パレットP´から部品W1,W2,W3を取り出して組立対象物W0に組付け又種々の作業を施すハンドリング機構が構成されている。
この自動組立装置M´´によれば、移載組付けユニット150により部品W1,W2,W3の組付けを行うことができると共に、2つの作業ユニット160´´により、所定の作業を施す(例えば、組付けられた部品等がネジ等の場合にネジ締め作業)ことができる。
上記実施形態においては、収納パレットを構成する第2収納部として、複数の第2収納部(引出し状箱21,22,23、第2凹状箱220,230,240)を備えた収納パレットP,P´を示したが、これに限定されるものではなく、一つの引出し状箱又は一つの第2凹状箱からなる第2収納部を採用してもよい。また、載置部11a,21a,22a,23aは、4つに限定されることなく、組立対象物W0及び部品W1,W2,W3を載置するために、必要かつ最適な個数及び位置に設定されることができる。
上記実施形態においては、収納パレットP,P´に収納される組立対象物W0及び部品W1,W2,W3として、パネル状の比較的大きなものを示したが、これに限定されるものではなく、占有面積が比較的小さい小物であってもよい。
上記実施形態においては、自動組立装置M´´において、凹状箱又は部品の移載動作と部品の組付け動作を兼ねる移載組付けユニット150を採用した場合を示したが、スペース的な余裕があれば、移載ユニットと組付けユニットを別々に設けてもよい。
上記実施形態においては、収納パレットP上を作業エリアとして使用し、又は、保持機構130に隣接する載置台140´´を作業エリアとして使用する場合を示したが、スペース的に少し余裕がある場合は、例えば、図40A及び図40Bに示すように、装置M´´に隣接して、空になった第2凹状箱220,230,240を排出する排出装置M1を設ける構成を採用してもよく、又、図41A及び図41Bに示すように、装置M´´´に2つの載置台140´´と2つの移載組付けユニット150を設け、一方の載置台140´´を組付け作業を行う作業エリアとして使用し、他方の載置台140´´を空になった第2凹状箱220,230,240を重ねてストックするエリアとして使用してもよい。
上記実施形態においては、自動組立装置Mを複数直列に配列して自動組立ラインを形成し、又、自動組立装置M´を点在させて自動組立ラインを形成した場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、組立工程の前半に複数の自動組立装置Mを配置し、組立工程の後半に複数の自動組立装置M´を配置して、装置M,M´を組み合わせた自動組立ラインを形成してもよい。
以上述べたように、本発明の収納パレット及び自動組立装置は、構造の簡素化、小型化、設備を設置する面積の省スペース化等を達成しつつ、端数等の処理が不要で、部品の組付け忘れを防止でき、作業効率を向上させることができ、最適な生産計画にて製品を完成させることができるため、パネル状の部品の組付けからなる液晶モジュール等の製品の自動組立ラインに適用できるのは勿論のこと、パネル状の製品に限らず、小物からなる機械製品又は電機製品等の自動組立ラインにも有用である。

Claims (16)

  1. 組立対象物及び前記組立対象物に組付けられる部品を一緒に収納する収納パレットであって、
    組立対象物を収納する第1収納部と、
    前記第1収納部よりも上下方向の下側に配列されて部品を収納する第2収納部と、
    を含む、収納パレット。
  2. 前記第1収納部は、所定の輪郭をなす筐体の上面において画定され、
    前記第2収納部は、前記筐体に対して水平方向に出し入れ可能に形成された引出し状箱である、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の収納パレット。
  3. 前記引出し状箱は、上下方向に配列されてそれぞれに部品を収納する複数の引出し状箱からなる、
    ことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の収納パレット。
  4. 前記複数の引出し状箱は、お互いに水平方向に偏倚して配置された取っ手を有する、
    ことを特徴とする請求の範囲第3項に記載の収納パレット。
  5. 前記第1収納部は、上方に向けて開放された開口部を有する第1凹状箱であり、
    前記第2収納部は、上方に向けて開放された開口部を有すると共に,前記第1凹状箱の下側において相互に離脱可能に積み重ねられた少なくとも一つの第2凹状箱である、
    ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載の収納パレット。
  6. 組立対象物に部品を自動的に組付けて所定の製品を組立てる自動組立装置であって、
    組立対象物を収納する第1収納部,前記第1収納部よりも上下方向の下側に配列されて部品を収納する第2収納部,を含む収納パレットと、
    前記収納パレットを所定の搬入位置に位置決めして保持する保持機構と、
    前記搬入位置に位置付けられた前記収納パレットから部品を取り出して組立対象物に組付けるハンドリング機構と、
    を含む、自動組立装置。
  7. 前記収納パレットを前記搬入位置に搬入すると共に外部に搬出する搬送機構を含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の自動組立装置。
  8. 前記収納パレットの第1収納部は、所定の輪郭をなす筐体の上面において画定され、
    前記収納パレットの第2収納部は、前記筐体に対して水平方向に出し入れ可能に形成された少なくとも一つの引出し状箱であり、
    前記ハンドリング機構は、前記筐体に対して前記引出し状箱を出し入れする引出しユニットと、前記引出しユニットにより引出された前記引出し状箱内の部品を取り出して保持し前記第1収納部内の組立対象物まで移動させて組付ける移載組付けユニットと、を含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の自動組立装置。
  9. 前記引出しユニットは、前記筐体に対して前記引出し状箱を水平方向に移動させる水平移動ユニットと、前記水平移動ユニットにより引出された引出し状箱を水平方向にガイドすると共に所定の引出し位置に保持する保持ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の自動組立装置。
  10. 前記移載組付けユニットは、保持した部品の姿勢を調整する姿勢調整機構を有する、
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の自動組立装置。
  11. 前記移載組付けユニットは、独立して駆動されるべく複数設けられている、
    ことを特徴とする請求の範囲第8項に記載の自動組立装置。
  12. 前記引出し状箱は、その側面に取っ手を有すると共に、上下方向に配列されてそれぞれに部品を収納する複数の引出し状箱からなり、
    前記水平移動ユニットは、前記取っ手を把持し得ると共に上下方向に移動自在に形成されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第9項に記載の自動組立装置。
  13. 前記収納パレットの第1収納部は、上方に向けて開放された開口部を有する第1凹状箱であり、
    前記収納パレットの第2収納部は、上方に向けて開放された開口部を有すると共に,前記第1凹状箱の下側において相互に離脱可能に積み重ねられた少なくとも一つの第2凹状箱であり、
    前記ハンドリング機構は、前記搬入位置に位置付けられた前記第1凹状箱を前記第2凹状箱から分離して又は前記第2凹状箱を下側に位置する他の第2凹状箱から分離して前記搬入位置に隣接した所定の載置位置に移載し,かつ,前記載置位置から前記搬入位置に向けて前記第1凹状箱又は前記第1凹状箱及び第2凹状箱を移載する移載ユニットと、前記搬入位置に位置付けられた前記第2凹状箱内の部品を取り出して保持し前記載置位置に位置付けられた前記第1凹状箱内の組立対象物に組付ける組付けユニットと、を含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の自動組立装置。
  14. 前記移載ユニットは、前記組付けユニットを兼ねる移載組付けユニットとして形成されている、
    ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の自動組立装置。
  15. 前記移載組付けユニットは、保持した部品の姿勢を調整する姿勢調整機構を有する、
    ことを特徴とする請求の範囲第14項に記載の自動組立装置。
  16. 前記載置位置に位置付けられた部品又は組立対象物に対して、所定の作業を施す作業ユニットを含む、
    ことを特徴とする請求の範囲第13項に記載の自動組立装置。

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