JPH057124Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057124Y2 JPH057124Y2 JP16304086U JP16304086U JPH057124Y2 JP H057124 Y2 JPH057124 Y2 JP H057124Y2 JP 16304086 U JP16304086 U JP 16304086U JP 16304086 U JP16304086 U JP 16304086U JP H057124 Y2 JPH057124 Y2 JP H057124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recess
- edge
- upper edge
- bent
- bottle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は耐膨出補強部を備えた合成樹脂製ボト
ルに関する。
ルに関する。
合成樹脂製ボトルに充填された液体は、充填時
の温度と密閉した後の温度差により縮小し、又は
膨張する。
の温度と密閉した後の温度差により縮小し、又は
膨張する。
前記現象に対応するボトルとして実開昭60−
175016号公報及び第5図・第6図に示すものなど
がある。
175016号公報及び第5図・第6図に示すものなど
がある。
前記実開昭60−175016号公報に記載されたもの
は、第3図・第4図に示すように、ボトルの筒状
胴部1に補強リブ18で区画された縦長の凹部1
9を形成したものである。
は、第3図・第4図に示すように、ボトルの筒状
胴部1に補強リブ18で区画された縦長の凹部1
9を形成したものである。
第5図・第6図に示すものは、ボトルの筒状胴
部1に屈曲部2で区画された縦長の凹所3を形成
したものである。
部1に屈曲部2で区画された縦長の凹所3を形成
したものである。
前記第3図乃至第6図に示す従来のボトルは、
ボトル内の液体の体積の増減に応じて、凹所3又
は凹部19が更に凹入し、或は凹所3内の又は凹
部19のパネルが突出して体積の変化に対応でき
るものである。
ボトル内の液体の体積の増減に応じて、凹所3又
は凹部19が更に凹入し、或は凹所3内の又は凹
部19のパネルが突出して体積の変化に対応でき
るものである。
しかしながら、ボトル内の液体の体積が大きく
膨張すると、縦長の凹所3内のパネル又は、凹部
19のパネルが、その上部及び下部まで反転状態
に膨出し、液体の冷却後も原形に戻らないことが
ある。
膨張すると、縦長の凹所3内のパネル又は、凹部
19のパネルが、その上部及び下部まで反転状態
に膨出し、液体の冷却後も原形に戻らないことが
ある。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、
ボトル内の液体の体積の増減に対応して変形し、
かつ、復元するボトルとすることを技術的課題と
する。
ボトル内の液体の体積の増減に対応して変形し、
かつ、復元するボトルとすることを技術的課題と
する。
本考案は合成樹脂製薄肉ボトルの筒状胴部1に
屈曲部2で区画された縦長の凹所3を形成し、こ
の凹所3内の上部及び下部にそれぞれ環状屈曲部
8,8を形成し、そして、上部の環状屈曲部8の
上縁部8aは、前記屈曲部2の上縁部2aの下側
に、前記上縁部2aと略同一方向の略横方向に伸
びる上縁部8aに形成し、下部の環状屈曲部8の
下縁部8bは、前記屈曲部2の下縁部2bの上側
に、前記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸
びる下縁部8bに形成して耐膨出補強部を備えた
ボトルとした。
屈曲部2で区画された縦長の凹所3を形成し、こ
の凹所3内の上部及び下部にそれぞれ環状屈曲部
8,8を形成し、そして、上部の環状屈曲部8の
上縁部8aは、前記屈曲部2の上縁部2aの下側
に、前記上縁部2aと略同一方向の略横方向に伸
びる上縁部8aに形成し、下部の環状屈曲部8の
下縁部8bは、前記屈曲部2の下縁部2bの上側
に、前記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸
びる下縁部8bに形成して耐膨出補強部を備えた
ボトルとした。
本考案はボトル内の液体の体積が減少すると凹
所3のパネルが更に凹入し、液体の体積が増加す
る凹所3内のパネルが突出するが、縦長の凹所3
の上部及び下部には、屈曲部2の上縁部2aの下
側、及び下縁部2bの上側に、前記上縁部2aと
略同一方向の略横方向に伸びる上縁部8aと、前
記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸びる下
縁部8bの形成された環状屈曲部8,8が形成さ
れて補強されているので、凹所3内のパネルの上
部及び下部は反転するようには変形せず、中央部
が大きく突出する。そして、液体の体積が再び減
少すると凹所3内のパネルは原形に戻る。
所3のパネルが更に凹入し、液体の体積が増加す
る凹所3内のパネルが突出するが、縦長の凹所3
の上部及び下部には、屈曲部2の上縁部2aの下
側、及び下縁部2bの上側に、前記上縁部2aと
略同一方向の略横方向に伸びる上縁部8aと、前
記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸びる下
縁部8bの形成された環状屈曲部8,8が形成さ
れて補強されているので、凹所3内のパネルの上
部及び下部は反転するようには変形せず、中央部
が大きく突出する。そして、液体の体積が再び減
少すると凹所3内のパネルは原形に戻る。
第1図・第2図は本考案の一実施例を示すもの
であり、合成樹脂製薄肉ボトルの横断面が略円形
に形成された筒状胴部1に、屈曲部2で区画され
た縦長の凹所3を6個形成し、この縦長の凹所3
は第2図の縦断面図で示すように、縦方向中央部
4が最も深く凹入している。そして、この凹所3
内のパネルの上部及び下部にそれぞれ円形の環状
屈曲部8,8を形成して、その内側を円形凹所
9,9に形成し、さらに、上部の環状屈曲部8の
上縁部8aは、前記屈曲部2の上縁部2aの下側
に、前記上縁部2aと略同一方向の略横方向に伸
びる上縁部8aに形成し、下部の環状屈曲部8の
下縁部8bは、前記屈曲部2の下縁部2bの上側
に、前記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸
びる下縁部8bに形成して耐膨出補強部を形成
し、筒状胴部1の下部と上部にはそれぞれ下部環
状膨出部12と上部環状膨出部13を形成し、上
部環状膨出部13の上部には、くびれ部14を介
して弧状膨出部15を形成し、さらに、口頸部1
6に接続している。
であり、合成樹脂製薄肉ボトルの横断面が略円形
に形成された筒状胴部1に、屈曲部2で区画され
た縦長の凹所3を6個形成し、この縦長の凹所3
は第2図の縦断面図で示すように、縦方向中央部
4が最も深く凹入している。そして、この凹所3
内のパネルの上部及び下部にそれぞれ円形の環状
屈曲部8,8を形成して、その内側を円形凹所
9,9に形成し、さらに、上部の環状屈曲部8の
上縁部8aは、前記屈曲部2の上縁部2aの下側
に、前記上縁部2aと略同一方向の略横方向に伸
びる上縁部8aに形成し、下部の環状屈曲部8の
下縁部8bは、前記屈曲部2の下縁部2bの上側
に、前記下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸
びる下縁部8bに形成して耐膨出補強部を形成
し、筒状胴部1の下部と上部にはそれぞれ下部環
状膨出部12と上部環状膨出部13を形成し、上
部環状膨出部13の上部には、くびれ部14を介
して弧状膨出部15を形成し、さらに、口頸部1
6に接続している。
前記実施例では環状屈曲部8を円形に形成し、
その内側を円形凹所9に形成したが、この環状屈
曲部8は他の形状に形成してもよく、また、円形
凹所9も筒状胴部1の外表面と略同一面となるよ
うに突出させることも可能である。
その内側を円形凹所9に形成したが、この環状屈
曲部8は他の形状に形成してもよく、また、円形
凹所9も筒状胴部1の外表面と略同一面となるよ
うに突出させることも可能である。
本考案はボトルの筒状胴部1に屈曲部2で区画
された縦長の凹所3を形成し、この凹所3内の上
部及び下部に環状屈曲部8,8を形成し、そし
て、環状屈曲部8,8の上縁部8aは、前記屈曲
部2の上縁部2aの下側に、前記上縁部2aと略
同一方向の略横方向に伸びる上縁部8aに形成
し、下部の環状屈曲部8の下縁部8bは、前記屈
曲部2の下縁部2bの上側に、前記下縁部2bと
略同一方向の略横方向に伸びる下縁部8bに形成
したので、凹所3の上部及び下部は補強され、ボ
トル内の液体の体積が増加して凹所3の中央部が
大きく外部に突出しても、凹所3の上部及び下部
はそれ程変化しない。したがつて、液体の体積が
再び減少すると凹所3の変形も原形に容易に戻
る。
された縦長の凹所3を形成し、この凹所3内の上
部及び下部に環状屈曲部8,8を形成し、そし
て、環状屈曲部8,8の上縁部8aは、前記屈曲
部2の上縁部2aの下側に、前記上縁部2aと略
同一方向の略横方向に伸びる上縁部8aに形成
し、下部の環状屈曲部8の下縁部8bは、前記屈
曲部2の下縁部2bの上側に、前記下縁部2bと
略同一方向の略横方向に伸びる下縁部8bに形成
したので、凹所3の上部及び下部は補強され、ボ
トル内の液体の体積が増加して凹所3の中央部が
大きく外部に突出しても、凹所3の上部及び下部
はそれ程変化しない。したがつて、液体の体積が
再び減少すると凹所3の変形も原形に容易に戻
る。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
その胴部の縦断面図、第3図は従来例の正面図、
第4図はその胴部の横断面図、第5図は別の従来
例の正面図、第6図はその胴部の縦断面図であ
る。 1……筒状胴部、2……屈曲部、2a……上縁
部、2b……下縁部、3……凹所、8……環状屈
曲部、8a……上縁部、8b……下縁部。
その胴部の縦断面図、第3図は従来例の正面図、
第4図はその胴部の横断面図、第5図は別の従来
例の正面図、第6図はその胴部の縦断面図であ
る。 1……筒状胴部、2……屈曲部、2a……上縁
部、2b……下縁部、3……凹所、8……環状屈
曲部、8a……上縁部、8b……下縁部。
Claims (1)
- 合成樹脂製薄肉ボトルの筒状胴部1に屈曲部2
で区画された縦長の凹所3を形成し、この凹所3
内の上部及び下部にそれぞれ環状屈曲部8,8を
形成し、そして、上部の環状屈曲部8の上縁部8
aは、前記屈曲部2の上縁部2aの下側に、前記
上縁部2aと略同一方向の略横方向に伸びる上縁
部8aに形成し、下部の環状屈曲部8の下縁部8
bは、前記屈曲部2の下縁部2bの上側に、前記
下縁部2bと略同一方向の略横方向に伸びる下縁
部8bに形成した耐膨出補強部を備えたボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16304086U JPH057124Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16304086U JPH057124Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370913U JPS6370913U (ja) | 1988-05-12 |
JPH057124Y2 true JPH057124Y2 (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=31090869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16304086U Expired - Lifetime JPH057124Y2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057124Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3135995B2 (ja) * | 1992-08-21 | 2001-02-19 | 株式会社吉野工業所 | ボトル |
US8561821B2 (en) * | 2010-01-14 | 2013-10-22 | Amcor Limited | Heat set container |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP16304086U patent/JPH057124Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370913U (ja) | 1988-05-12 |
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