JPH0570468B2 - - Google Patents

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JPH0570468B2
JPH0570468B2 JP12865188A JP12865188A JPH0570468B2 JP H0570468 B2 JPH0570468 B2 JP H0570468B2 JP 12865188 A JP12865188 A JP 12865188A JP 12865188 A JP12865188 A JP 12865188A JP H0570468 B2 JPH0570468 B2 JP H0570468B2
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JP
Japan
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rhythm curve
rhythm
pulse rate
curve
moving average
Prior art date
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JP12865188A
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English (en)
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JPH01297053A (ja
Inventor
Emi Koyama
Hiroshi Hagiwara
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、サーカデイアンリズム曲線推定装置
に関するものである。
[従来の技術] 一般に、生体のもつ種々の生理現象は、約1日
の周期で変動しており、この周期的変動のことを
サーカデイアンリズムと称している。したがつ
て、サーカデイアンリズムの位相を知ることによ
つて体調を整えたり、心身の活動効率が最高にな
る時間帯を知る上で重要である。また、生体リズ
ムの位相や周期の乱れが種々の心身の不調の原因
になつていることが最近解明されつつあり、生体
リズムのうちで、特にサーカデイアンリズムの位
相計測の重要性が指摘されている。このサーカデ
イアンリズムの位相を示す生理的指標としては、
直腸体温が最も信頼性の高いものであり、従来、
第5図に示すような直腸体温の変動を計測するこ
とによつてサーカデイアンリズムを推定してい
た。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように直腸体温を計測し
てサーカデイアンリズムを推定する従来の方法で
は、直腸体温の計測自体が一般の被験者に馴染み
難いものであるので、日々刻々変化するサーカデ
イアンリズムを計測することが難しく、実用性に
乏しいという問題があつた。すなわち、毎日同じ
ような生活パターンを続けているにも拘わらず、
直腸体温が最低になる時間帯にはばらつきが認め
られ、当然、体温変動に基いて得られるサーカデ
イアンリズム曲線の形状も日々変化する。したが
つて、このように日々変化する可能性のあるサー
カデイアンリズムの位相を計測することは重要で
あるが、直腸体温の計測に伴う不快感、不便さな
どを考慮すると、直腸体温によるサーカデイアン
リズムの位相計測は実用性が低いという問題があ
つた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、計測が不快感を伴
うことなく簡便に行え、実用性の高いサーカデイ
アンリズム曲線推定装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のサーカデイアンリズム曲線推定装置
は、脈拍数を計測する脈拍数計測手段と、計測さ
れた脈拍数の移動平均をとる移動平均演算部と、
移動平均データの最低値を時間前進方向に逐次プ
ロツトしてリズム曲線を演算する第1のリズム曲
線演算部と、上記移動平均データの最低値を時間
後退方向に逐次プロツトしてリズム曲線を演算す
る第2にリズム曲線演算部と、両リズム曲線演算
部にて演算されたリズム曲線の同時刻における大
きい方の値をとつてリズム曲線を演算する第3の
リズム曲線演算部とで形成され、第3のリズム曲
線演算部出力をサーカデイアンリズム曲線として
出力するようにしたものである。
[作用] 本発明は上述のように構成されており、脈拍数
計測手段にて計測して得られる脈拍数の移動平均
データの最低値を、第1および第2のリズム演算
部にて時間前進方向および時間後退方向に逐次プ
ロツトしてそれぞれリズム曲線を演算し、第3の
リズム曲線演算部にて、両リズム曲線の同時刻に
おける大きい方の値をとつてサーカデイアンリズ
ム曲線を得るようにしており、脈拍数計測結果に
基いてサーカデイアンリズム曲線を演算している
ので、計測が不快感を伴うことなく簡便に行え、
実用性の高いサーカデイアンリズム曲線推定装置
を提供できるようになつている。
[実施例] 第1図は本発明一実施例を示すもので、脈波信
号あるいは心電信号に基いて脈拍数を計測する脈
拍数計測手段1と、計測された脈拍数の移動平均
をとる移動平均演算部2と、移動平均データの最
低値を時間前進方向に逐次プロツトしてリズム曲
線を演算する第1のリズム曲線演算部3と、上記
移動平均データの最低値を時間後退方向に逐次プ
ロツトしてリズム曲線を演算する第2のリズム曲
線演算部4と、両リズム曲線演算部3,4にて演
算されたリズム曲線の同時刻における大きい方の
値をとつてリズム曲線を演算する第3のリズム曲
線演算部5とで形成され、第3のリズム曲線演算
部5出力をサーカデイアンリズム曲線として出力
するようにしたものである。
以下、実施例の具体的動作について説明する。
第2図はサーカデイアンリズムの推定動作を示
すフローチヤート、第3図は脈拍数の実測デー
タ、サーカデイアンリズムの演算結果および睡眠
の深さを示すものである。いま、脈拍数を計測す
る脈拍数計測手段1では、1分間毎の脈拍数を順
次計測して出力するようになつており、例えば、
夜間睡眠中に計測された脈拍数は第3図aに示し
たようになる。この脈拍数はアーチフアクトによ
る変動を含んでおり、このデータ点を単純に結ん
だだけではサーカデイアンリズム曲線を得ること
ができない。すなわち、体動や睡眠ステージの急
激な変化(第3図dによる脈拍数の変動、あるい
はREM睡眠期の自律神経系の活動度の変化によ
る脈拍数の乱れが観測されるからである。そこ
で、移動平均演算部2にて、脈拍数計測手段1か
ら出力された脈拍数データの移動平均をとつて第
3図bに示すような曲線を得る。この際、周囲の
データから飛び離れたデータを除去してアーチフ
アクトによる急激な変動による影響を除去する。
実施例では、ε−フイルタを用いて前後7分づつ
の区間のうちの7割を越えるデータ点から見て、
しきい値Ep以上(例えば、4拍以上)離れてい
る点を不要データとして除去するようにしてい
る。
ところで、このようにして得られた曲線を見て
もREM睡眠期や中途覚醒などによる一過性の脈
拍数の増加は残つている。そこで、本発明にあつ
ては、このREM睡眠期や中途覚せいによる一過
性の脈拍数増加を除去するために、第1〜第3の
リズム曲線演算部3〜5が設けられており、第1
のリズム曲線演算部3では、移動平均データの最
低値を時間前進方向(左から右)に逐次プロツト
してリズム曲線R1が演算され、第2のリズム曲
線演算部4では、移動平均データの最低値を時間
後退方向(右から左)に逐次プロツトしてリズム
曲線R2が演算されるようになつている。
さらに、第3のリズム曲線演算部5では、両リ
ズム曲線演算部3,4にて演算されたリズム曲線
R1,R2の同時刻における大きい方の値をとつて
第3図cに示すようなリズム曲線R3が演算され、
この第3のリズム曲線演算部5出力がサーカデイ
アンリズム曲線として出力されるようになつてい
る。また、出力部6では、サーカデイアンリズム
曲線を出力するとともに、サーカデイアンリズム
曲線の下降期、最低期、上昇期の位相を推定した
結果も出力するようになつている。
第4図a〜cは、それぞれサーカデイアンリズ
ム曲線の推定結果を示すもので、上段は計測され
た脈拍数データ、中段はサーカデイアンリズム、
下段は直腸体温の変動を示している。上記実測デ
ータは夜間のみの結果であるが、本発明のリズム
曲線演算部3〜5で算出したサーカデイアンリズ
ム曲線と、計測された直腸体温の変動との間で、
強い類似性(相関性)が存在し、本発明によつて
得られたサーカデイアンリズム曲線は、直腸体温
に基いて推測されるサーカデイアンリズム曲線と
ほぼ一致していることが分かる。特に、サーカデ
イアンリズム曲線の最低期の位相推定が可能とな
つたことは、生理学的、生体計測技術的にも意義
の大きいことである。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、脈拍数
計測手段にて計測して得られる脈拍数の移動平均
データの最低値を、第1および第2のリズム演算
部にて時間前進方向および時間後退方向に逐次プ
ロツトしてそれぞれリズム曲線を演算し、第3の
リズム曲線演算部にて、両リズム曲線の同時刻に
おける大きい方の値をとつてサーカデイアンリズ
ム曲線を得るようにしており、脈拍数計測結果に
基いてサーカデイアンリズム曲線を演算している
ので、計測が不快感を伴うことなく簡便に行え、
実用性の高いサーカデイアンリズム曲線推定装置
を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成を示すブロ
ツク図、第2図は同上の動作を示すフローチヤー
ト、第3図および第4図は同上の動作説明図、第
5図は直腸体温の変動を示す説明図である。 1は脈拍数計測手段、2は移動平均手段、3〜
5はリズム曲線演算部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脈拍数を計測する脈拍数計測手段と、計測さ
    れた脈拍数の移動平均をとる移動平均演算部と、
    移動平均データの最低値を時間前進方向に逐次プ
    ロツトしてリズム曲線を演算する第1のリズム曲
    線演算部と、上記移動平均データの最低値を時間
    後退方向に逐次プロツトしてリズム曲線を演算す
    る第2のリズム曲線演算部と、両リズム曲線演算
    部にて演算されたリズム曲線の同時刻における大
    きい方の値をとつてリズム曲線を演算する第3の
    リズム曲線演算部とで形成され、第3のリズム曲
    線演算部出力をサーカデイアンリズム曲線として
    出力するようにしたことを特徴とするサーカデイ
    アンリズム曲線推定装置。
JP63128651A 1988-05-26 1988-05-26 サーカディアンリズム曲線推定装置 Granted JPH01297053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63128651A JPH01297053A (ja) 1988-05-26 1988-05-26 サーカディアンリズム曲線推定装置

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JP63128651A JPH01297053A (ja) 1988-05-26 1988-05-26 サーカディアンリズム曲線推定装置

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JPH01297053A JPH01297053A (ja) 1989-11-30
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JP4848616B2 (ja) * 2004-01-15 2011-12-28 セイコーエプソン株式会社 生体情報解析装置
JP5799581B2 (ja) 2011-05-24 2015-10-28 ソニー株式会社 生体リズムの乱れ度算出装置、生体リズムの乱れ度算出システム、生体リズムの乱れ度算出方法、プログラム、及び記録媒体

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JPH01297053A (ja) 1989-11-30

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