JPH057035Y2 - - Google Patents

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JPH057035Y2
JPH057035Y2 JP2989687U JP2989687U JPH057035Y2 JP H057035 Y2 JPH057035 Y2 JP H057035Y2 JP 2989687 U JP2989687 U JP 2989687U JP 2989687 U JP2989687 U JP 2989687U JP H057035 Y2 JPH057035 Y2 JP H057035Y2
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airplane
support
support legs
airplane body
hinge plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、飛行機の胴体下腹部を特殊な昇降動
する支柱で支承することによつて、実物の飛行機
が離着陸時、及び飛行中に呈する動作を再現して
臨場感あふれる飛行操縦気分を満喫することので
きる飛行機玩具に関するものである。
(ロ) 従来技術及びその問題点 従来の飛行機玩具は、単に地上を走行するもの
又は線条等に係留されて単に空中を旋回するもの
等が多く、離陸、飛行、着陸等の夫々の状況に応
じた飛行機の動きを同時に再現するものではなか
つた。また、模型飛行機のように、機体構造が極
度に精巧で、電波誘導によつて遠隔操作されるも
のもあるが、そのコストが高価となるばかりでな
く、その操縦場所の確保も極めて困難であり、家
庭内で手軽に楽しむことができないという欠点を
有していた。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点、即ち、本考
案の目的は、従来の欠点を解消するものであつ
て、家庭内で、簡単な操作で、実物の飛行機が離
着陸時及び飛行中に呈する動作をあふれる臨場感
をもつて再現して楽しむことができる安価な飛行
機玩具を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、前記(ハ)の如き目的を達成するために
次の如き構成を有するものである。即ち、本考案
は、飛行機本体の重心よりやや前方位置の主翼部
にプロペラの回転に連動して開閉する折畳み支持
脚を設け、該飛行機本体の重心よりやや後方位置
にある胴体下腹部をヒンジ板を介して昇降動する
巻取り収納自在な直立扛重支柱で支承すると共
に、前記ヒンジ板に飛行機本体の前傾を防止して
水平に保持するストツパを設けたことを特徴とす
るものである。
(ホ) 作用 本考案は、上述した構成を有しているので、以
下の如き作用を奏する。即ち、飛行機本体の重心
よりやや前方位置にある主翼部にプロペラの回転
に連動して開閉する折畳み支持脚を設け、該飛行
機本体の重心よりやや後方位置にある胴体下腹部
を、ヒンジ板を介して、昇降動する巻取り収納自
在な直立扛重支柱で支承すると共に、前記ヒンジ
板に飛行機本体の前傾を防止して水平を保持する
ストツパを設けたことによつて、 (a) 駐機時には、機体重心より前方位置にある折
畳み支持脚を開脚して機体を支持しているの
で、機体は、胴体下腹部に設けたヒンジ板を介
して機首を上に向けた後傾姿勢で直立扛重支柱
に支承される。
(b) プロペラを回転駆動し、直立扛重支柱を上方
へ伸長させることにより、飛行機は離陸し上昇
するが、離陸により支持脚が浮上するので、機
体は機体重心より後方位置にある直立扛重支柱
で支承されることになつて、機体は前傾付勢さ
れるが、ヒンジ板に設けたストツパにより前傾
を阻止されて水平姿勢に保持される。そして、
開脚している支持脚をプロペラの逆回転に連動
させて主翼部下面に折畳み、閉脚させる。した
がつて、飛行機は機首を上げた駐機姿勢より、
プロペラを回転させて上昇し閉脚した水平飛行
姿勢に移行することになる。
(c) また、水平飛行時には、直立扛重支柱を上下
動させることにより、悪気流中を飛行する飛行
機の状態を現出させることも可能である。
(d) 直立扛重支柱を降下させることにより飛行機
は着陸姿勢に入るので、再びプロペラを逆回転
させて支持脚を開脚させる。開脚状態の飛行機
が着陸すると、支持脚によつて飛行機は機首を
上に向けた後傾姿勢になる。
このとき、直立扛重支柱の降下動が停止さ
れ、プロペラの回転を停止する。したがつて、
飛行機は前述した駐機姿勢に戻る。
(ヘ) 実施例 第1〜8図は、本考案の飛行機玩具の実施例を
示したものである。第1図は、その外観を示した
一部破断斜視図であり、第2図は飛行機の駐機し
た姿勢の側面図であり、第3図は飛行機が離陸し
た場合の側面図であり、第4図は第3図の正面図
であり、第5図は飛行機の内部駆動機構を示した
平面図であり、第6図は直立扛重支柱の昇降駆動
機構の第1実施例を示す斜視図であり、第7図は
直立扛重支柱の昇降駆動機構の第2実施例を示し
た一部破断斜視図であり、第8図は第7図−
線の断面図である。
まず、第1〜4図に示す如き本考案の実施例の
飛行機玩具は、飛行機本体1の重心Gよりやや前
方位置の主翼部に折畳み支持脚2を開閉自在に設
け、該飛行機本体1の重心Gよりやや後方位置に
ある胴体下腹部に、第3図に示す如きヒンジ板3
の一片を固定し、次いで、該ヒンジ板3の他片を
巻取り収納可能な直立扛重支柱4の繰出し頂端部
に固着したL型の飛行機本体支承柱5に固定し、
該支承柱5の上部には、飛行機本体の前傾を防止
して水平を保持させるストツパ6が取付けられて
いる。
飛行機本体1内には、第5図に示す如く、飛行
機本体1と分離して設けた電源とスイツチからな
る駆動源7(第1図参照)によつて回転するモー
タ8と、該モータ8によつて駆動される減速歯車
9から伝動軸10、伝動ベルト11を介して、主
翼部の両翼に配設した1対の折畳み支持脚2の開
閉軸12に伝達して支持脚2を開閉操作する駆動
機構と、該モータ8によつて駆動される減速歯車
9からの伝動軸13を介して機首先端に設けたプ
ロペラ14を回転させる駆動機構とを内蔵してい
る。なお、伝動ベルト11,11は一方をタスキ
掛けにすることにより、支持脚は同時に開閉動す
ることができる。
また、直立扛重支柱4は、第6図に示す如く、
筐体15内に固定・収納された基盤16上に離隔
対設して軸架された一対の巻取りロール17a,
17bに分離収納された屈撓自在な帯状の支持板
18a,18bからなり、一対の巻取りロール1
7a,17b間の中間位置の基盤16上に、巻取
りロール17a上の支持板18a及び巻取りロー
ル17b上の支持板18bの夫々を、その巾方向
に凹湾曲変形させる凹面ローラ19a,19bと
凸面ローラ20a,20bとからなる挟圧繰出し
駆動ローラを近接して配設し、夫々の支持板18
a,18bの凸面を相互に対向衝接して直立扛重
支柱4を形成させ、該支柱4の繰出し先端部にL
型の飛行機本体支承柱5を固定すると共に、挟圧
繰出し駆動ローラの駆動軸には減速歯車21を介
してモータ22が連結され、該モータ22が第1
図に示す如く筐体15の空所に設けた電源とスイ
ツチからなる駆動源23によつて駆動され、更
に、筐体15の上面には、直立扛重支柱4が出入
する案内孔24が設けられており、屈撓自在な帯
状の支持板18a,18bの長さの範囲内におい
て直立扛重支柱4を繰り出すことができると共
に、飛行機本体の支承柱5が筐体15の上面に残
留・係止するまで直立扛重支柱4の降下を可能に
する構造を有している。
なお、直立扛重支柱4の上昇限・下降限は公知
の手段、例えば、リミツトスイツチ等で制御され
る。
かくして得られた本実施例の飛行機玩具は、実
物の飛行機の離着陸及び飛行時に呈する挙動を見
事にシミユレイシヨンすることができるので、臨
場感あふれる飛行操縦気分を手軽に簡単な操作で
楽しむことができるものである。
また、第7〜8図に示す如き本考案の第2実施
例は、直立扛重支柱4を上下動させて悪気流中の
飛行機の挙動を現出させるものであつて、筐体1
5内の四隅に立設するバネ体25a,25b,2
5c,25dに固定した基盤16を、モータ22
で駆動せしめられる偏心カム体26の回動によつ
て上・下動させ飛行機本体1の飛行中の挙動が
上・下に揺れることとなる。
なお、第8図に示す基盤16上には第7図に示
す基盤上に設けられたと同じものが取付けられて
いるが、省略して図示した。
(ト) 本考案の効果 本考案は、上述した構成及び作用を有している
ので、家庭内において簡単な操作で、実物の飛行
機の離着陸時及び飛行中に呈する動作をあふれる
臨場感をもつて再現して飛行操縦気分を満喫して
楽しむことができ、しかも昇降する直立扛重支柱
が巻取り収納されるので、小形の筐体であつても
飛行機の昇降落差を大にすることができ、その実
用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の飛行機玩具であつて、第1図
はその外観を示した一部破断斜視図、第2図は飛
行機が駐機した状態の側面図、第3図は飛行機が
開脚して離陸上昇している状態の側面図、第4図
は飛行機が支持脚を開閉するときのプロペラの正
逆回転を示す正面図、第5図は飛行機本体の内部
駆動機構を示す平面図、第6図は直立扛重支柱の
昇降駆動機構の第1実施例を示す斜視図、第7図
は昇降駆動機構の第2実施例を示す上下揺動する
直立扛重支柱駆動機構の斜視図、第8図は第7図
−線の断面図である。 1……飛行機本体、2……折畳み支持脚、3…
…ヒンジ板、4……直立扛重支柱、5……支承
柱、6……水平保持用のストツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飛行機本体の重心よりやや前方位置の主翼部に
    プロペラの回転に連動して開閉する折畳み支持脚
    を設け、該飛行機本体の重心よりやや後方位置に
    ある胴体下腹部をヒンジ板を介して昇降動する巻
    取り収納自在な直立扛重支柱で支承すると共に、
    支持脚の閉脚時に飛行機本体の前傾を防止して水
    平に保持するストツパを前記ヒンジ板に設け、開
    脚時に支持脚が飛行機本体を後傾姿勢に支承する
    長さを有していることを特徴とする飛行機玩具。
JP2989687U 1987-03-03 1987-03-03 Expired - Lifetime JPH057035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2989687U JPH057035Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2989687U JPH057035Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63137692U JPS63137692U (ja) 1988-09-09
JPH057035Y2 true JPH057035Y2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=30834198

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JP2989687U Expired - Lifetime JPH057035Y2 (ja) 1987-03-03 1987-03-03

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JPS63137692U (ja) 1988-09-09

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