JPH0570132U - 圧縮式２線引留金具 - Google Patents

圧縮式２線引留金具

Info

Publication number
JPH0570132U
JPH0570132U JP1432492U JP1432492U JPH0570132U JP H0570132 U JPH0570132 U JP H0570132U JP 1432492 U JP1432492 U JP 1432492U JP 1432492 U JP1432492 U JP 1432492U JP H0570132 U JPH0570132 U JP H0570132U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
section
wires
cross
electric wires
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1432492U
Other languages
English (en)
Inventor
住 裕 二 吉
田 正 史 吉
田 育 宏 深
井 澄 夫 雲
山 昌 之 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Tekki Corp
Original Assignee
Sanwa Tekki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanwa Tekki Corp filed Critical Sanwa Tekki Corp
Priority to JP1432492U priority Critical patent/JPH0570132U/ja
Publication of JPH0570132U publication Critical patent/JPH0570132U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平行２電線を曲がりを起こすことなく圧縮引
留可能な金具を提供する。 【構成】 本体の圧縮部１ａを断面楕円形とし、その長
軸方向一面を開口させ、中に平行２電線を挿入可能なひ
ょうたん形切込を設ける。ダブテイル形ふた３のさし込
みによって開口を閉し、楕円形断面を補完する。この断
面に於いて長軸の左右と短軸の上下とを夫々対称にして
おくことが特徴である。圧縮は上下ダイスＵ，Ｌによっ
て長軸方向に行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
フィード線等の電線を２条まとめて電柱等の構築物に引留める引留金具に関す るものである。
【０００２】
【従来の技術】
実開昭６０−１４１６２６に単線用の圧縮式引留金具が開示されている。この 構造を平行２電線用とした場合、金具断面が円形でなくなるので、電線の曲がり なしに圧縮することが難しい。圧縮後の曲がり直しが容易でない。このため２電 線用にはくさび挿入型の実開昭５９−３７２２が利用される。しかしこの型は金 具製作及び取付が容易でないので、２線引留を圧縮式で曲がりを伴わず可能にす る金具の開発が望まれていた。
【０００３】
【課題解決の手段】
圧縮式引留金具は６角ダイスを用いて油圧で圧縮するが、電線を挿入した引留 金具は、圧縮によって軸線方向に伸びを生じる。その際金具の半径方向肉厚に偏 りがあると、その偏りに対応して伸びが変わり、金具は電線もろとも曲がりを起 こす。従ってこの曲がりは単線の圧縮でも発生することがあるが、圧縮対象が平 行２電線となると、金具の断面が円形でなくなるので、曲がり防止には特別の工 夫が必要となる。
【０００４】 本考案では引留金具の圧縮部断面を楕円とし、その長軸は平行２電線の各中心 を結ぶ線上におき、短軸は２電線間中心で直交させる。かつこの楕円は長軸中心 に左右対称、短軸中心に上下対称としておく。この構成により圧縮による金具の 軸線方向伸びは圧縮部の各断面に於いて常に均等となり、左右にも上下にも曲が りを発生しない。
【０００５】
【実施例】 本考案は本体１とアイ金具２とふた３とから成る。本体１は圧縮部１ａへ偏向 部１ｂを接続させたもので、圧縮部１ａは図２の如く楕円断面の片面開口し、中 に平行２電線Ａ，Ｂを挿入可能なひょうたん形切込を備えている。開口部は対向 両端をダブテイル形にしてある。偏向部１ｂは圧縮部１ａの軸線から偏向するが 、圧縮部１ａと同じひょうたん形切込が接続している。圧縮部１ａの同じ端部に は構築物への引留用アイ金具２が螺合固着されている。前記の偏向部１ｂはこの アイ金具２との抵触を避けるためのものである。ふた３は前記の圧縮部の開口に 対応するダブテイル形をなし、切込へ２電線を挿入後に圧縮部端から挿入可能で ある。
【０００６】 圧縮部は開口をふた３で補完され、断面は完全な楕円形となるが、その長軸は ２電線Ａ，Ｂの中心を結ぶ線上にあり、短軸は２電線Ａ，Ｂ間の中心で長軸と直 交する。またこの楕円は図２に於いて長軸中心に左右対称であり、短軸中心に上 下対称となるよう形成しておく。圧縮時に両電線ＡＢ間の隙間を充填できるよう 、短軸上の肉厚は長軸上の肉厚より適当に大きなものとしておく。
【０００７】
【作用】
この引留金具は開口部から２電線Ａ，Ｂを挿入し、ふた３をさし込んだ後、図 ２の如く上下の６角ダイスＵ，Ｌで長軸方向に圧縮する。所定の圧縮比で圧縮が 完了するよう設計しておけば、圧縮により図３の如く６角形の圧着体が得られる 。前記した対称関係が与えてあるので、圧縮による曲がりは起こらない。ダイス に対し圧縮部の長さが長い場合はつぎつぎと圧縮位置をずらすが、ダイスの取付 方向を６角の角隅部が接続するようにすれば、ねじれも起こらない。２電線Ａ， Ｂの直径が異なるときは、小径のものにカラを巻きつけることによって同様の作 用が可能となる。
【０００８】
【効果】
本金具により２電線圧着が曲がりなしに実施可能となり、引留工事を著しく簡 易化する。
【０００９】
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の正面図である。
【図２】圧縮部の圧縮前断面図である。
【図３】圧縮部の圧縮後断面図である。
【００１０】
【符号の説明】
１ 本体 １ａ 圧縮部 ２ アイ金具 ３ ふた Ａ，Ｂ 平行２電線 Ｕ，Ｌ 上下ダイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 深 田 育 宏 東京都品川区南品川６丁目５番19号 三和 テッキ株式会社内 (72)考案者 雲 井 澄 夫 栃木県河内郡河内町中岡本2703 三和テッ キ株式会社宇都宮工場内 (72)考案者 杉 山 昌 之 東京都品川区南品川６丁目５番19号 三和 テッキ株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 上面開口し平行２電線を挿入可能なひょ
    うたん形切込を有する圧縮部及び同圧縮部端へ折曲がっ
    て接続する偏向部から成る本体と、同圧縮部端へ固着し
    た引留用アイ金具と、圧縮部の上記切込の対向両端間へ
    挿入可能なダブテイル形ふたとから構成され、ふた挿入
    後の圧縮部外周断面を、内蔵２電線の各中心を結ぶ線上
    に長軸をまたこの２電線間中心に直交短軸をもつ楕円と
    し、その長軸と短軸とを中心に夫々上下と左右を対称と
    したことを特徴とする圧縮式２線引留金具。
JP1432492U 1992-02-18 1992-02-18 圧縮式２線引留金具 Pending JPH0570132U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432492U JPH0570132U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 圧縮式２線引留金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1432492U JPH0570132U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 圧縮式２線引留金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570132U true JPH0570132U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11857898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1432492U Pending JPH0570132U (ja) 1992-02-18 1992-02-18 圧縮式２線引留金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0570132U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114498236A (zh) * 2022-01-17 2022-05-13 吉林重通成飞新材料股份公司 一种风电叶片电缆并线夹和压模的设计方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114498236A (zh) * 2022-01-17 2022-05-13 吉林重通成飞新材料股份公司 一种风电叶片电缆并线夹和压模的设计方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5200576A (en) Multi-point contact compression connector
US5103068A (en) Connector twist tie
US4350843A (en) Method and system for crimping a metal connector
US3879981A (en) Fishline connector device
US4646395A (en) Cable clamp, body portion therefore and method of manufacturing same
US2151032A (en) Joint and method of making same
US2674725A (en) Electrical connector
US4405827A (en) Electrical connector
JPH05303983A (ja) 電線接続用圧縮スリーブ及びダイス
JPH0570132U (ja) 圧縮式２線引留金具
US4009927A (en) Spiral crimp for retaining a wire conductor in a metal contact
JPH05347163A (ja) 電線接続用圧縮スリーブ及びダイス
EP0499141B1 (en) Multipoint contact compression connector
US3407477A (en) Method of joining a rope clip to a rope
US4068962A (en) Cable or rope clamp
US3338608A (en) Tap off connector
JPH1137224A (ja) ロープ端末装置及びその製造方法
JPH0722048Y2 (ja) 電線用スリーブ
JPH0722049Y2 (ja) 電線用スリーブ
US5307548A (en) A method of forming tapered channels for scissors jack
JP2954315B2 (ja) 線状体の接続方法
JP3070789B2 (ja) 鋼撚線の接続方法
JPS5910887Y2 (ja) 圧着ねじれの防止金具
JPS5847774Y2 (ja) 金車通過型笑い防止引止クランプ
JPS5897451A (ja) 撚線作業における素線の接続方法