JPH0569901U - 絶縁形抵抗器 - Google Patents

絶縁形抵抗器

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Publication number
JPH0569901U
JPH0569901U JP018040U JP1804092U JPH0569901U JP H0569901 U JPH0569901 U JP H0569901U JP 018040 U JP018040 U JP 018040U JP 1804092 U JP1804092 U JP 1804092U JP H0569901 U JPH0569901 U JP H0569901U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
mounting
resistor
housing
drive unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP018040U
Other languages
English (en)
Inventor
誠 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP018040U priority Critical patent/JPH0569901U/ja
Publication of JPH0569901U publication Critical patent/JPH0569901U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機を制御するモータ駆動ユニット等に用
いられる絶縁形抵抗器において、周辺に実装される部品
への熱影響を回避し、基板上のスペースを有効に使用で
きるようにし、さらに、取付けや交換が容易に行なえる
ようにする。 【構成】 抵抗エレメント11の両側を耐熱性絶縁板1
2a,12b,12cで挟持し、これらの耐熱性絶縁板
12に設けた取付け穴13により筺体に取付可能とす
る。そして、エレメント11の両端に接続された外部端
子14に設けたネジ穴15により基板にネジ止め可能と
する。なお、絶縁形抵抗器から発生する熱は筺体へ速や
かに伝導される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動機を制御するモータ駆動ユニット等に用いられる絶縁形抵抗器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は工作機械の電動機を制御する一般的なモータ駆動ユニットの回路の一例 を示すブロック図であり、三相交流R、S、Tが電磁開閉器1を介して整流回路 2に入力される。整流回路2で交流から直流に変換された電源は、平滑コンデン サ3にて平滑化されてスイッチング回路(トランジスタ)4に送られる。そして 、スイッチング回路4で再び三相交流に変換された電源により電動機20が駆動 される。抵抗R1,R2は電動機20の駆動電流を検出する。また、事故などで 電動機20の制御が不能となったり、スイッチング回路4が破壊した場合は、電 磁開閉器5が速やかにオフし、電動機20の三相交流U、V、W相が抵抗器R3 ,R4,R5により短絡され、その短絡電流により電動機20のブレーキがかけ られるようになっている。
【0003】 図5は、従来の絶縁形抵抗器のモータ駆動ユニットへの実装例を示す斜視図で あり、特に放熱を必要とするスイッチング回路4や整流回路2は、筺体の一部で ある放熱フィン6上に取付けられている。そして、スイッチング回路4及び整流 回路2の電気的接続は、プリント基板7をねじ止めすることにより行なわれる。 絶縁形抵抗器R1,R2及びその他の部品については、プリント基板7上にハン ダ付けによって固定及び電気的に接続されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したモータ駆動ユニットの絶縁形抵抗器R1,R2は電動機の駆動電流が 直接流れて大きな発熱量となるため、それに耐えられるように磁器製のパッケー ジに抵抗エレメントを納め、耐熱性充填材により固定されたものが一般的に用い られている。絶縁形抵抗器R1,R2は耐熱性があるが発熱量が大きいので、周 辺に実装される耐熱性のない部品は絶縁形抵抗器R1,R2から発生される熱を 受けないように十分離す必要がある。そのため、プリント基板上のスペースを無 駄に要することになり、モータ駆動ユニット小型化への障害となっていた。また 、絶縁形抵抗器R1,R2を実装しているプリント基板7にも高耐熱性をもつ特 殊プリント基板を使用しなければならない場合があり、コストの点でも問題を生 じていた。
【0005】 さらに、電動機を変更した場合、その容量や特性などにより絶縁形抵抗器R1 ,R2の抵抗値を変える必要があるが、絶縁形抵抗器R1,R2がハンダ付けさ れていると、別の抵抗器との交換が容易でないという欠点があった。 本考案は上述した事情より成されたものであり、本考案の目的は、周辺に実装 される部品への熱影響を回避し、基板上のスペースを有効に使用でき、取付けや 交換が容易な絶縁形抵抗器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電動機を制御するモータ駆動ユニット等に用いられる絶縁形抵抗器 に関するものであり、本考案の上記目的は、一方向に延伸する抵抗エレメントと 、この抵抗エレメントの両側を挟持可能であって、筺体に取付けるための取付穴 を有する耐熱性絶縁板と、前記抵抗エレメントの両端に接続され基板の取付けが 可能な複数の外部端子とを備え、前記筺体及び基板に対する取付け面を互いに平 行に形成することによって達成される。
【0007】
【作用】
本考案にあっては、抵抗エレメントを挟んでいる耐熱性絶縁板に筺体をネジ止 め可能なようにすると共に、外部端子に基板をネジ止め可能なようにしているの で、抵抗器から発生する熱を筺体へ効果的に伝導させることができ、抵抗器及び モータ駆動ユニットの小型化が可能になると共に、抵抗器の取付けや交換が容易 になる。
【0008】
【実施例】
図1(A)は本考案の絶縁形抵抗器の一例を示す斜視図であり、図1(B)は 分解斜視図である。この絶縁形抵抗器10の抵抗エレメント11(図1(B)参 照)は耐熱性絶縁板12に挟持されている。耐熱性絶縁板12には筺体にネジ等 で取付けるための取付け用穴13が設けられている。抵抗エレメント11の両端 に接続された外部端子14にはプリント基板をネジで取付けるためのネジ穴15 が設けられている。そして、プリント基板の取付け面と筺体の取付け面とは互い に平行に形成されている。
【0009】 図2は、モータ駆動ユニットへの実装例を図5に対応させて示す斜視図であり 、図3は、図2のモータ駆動ユニットの放熱フィン6とプリント基板7とをネジ 止めしたときの、矢印X方向から見た部分断面図である。この例でのモータ駆動 ユニットは、従来の絶縁形抵抗器R1,R2がプリント基板7から取除かれ、本 考案の絶縁形抵抗器10が放熱フィン6上に取付けられている。そして、絶縁形 抵抗器10の電気的接続は、プリント基板7をネジ止めすることにより行なわれ る。
【0010】 図に示すように、筺体の一部である放熱フィン6に絶縁形抵抗器10を直付け しているので、絶縁抵抗器10からの発熱は速やかに放熱フィン6に伝導され、 プリント基板7及び周辺に実装される部品に熱影響を与えることがない。また、 抵抗器単体での熱容量を小さくできるため、抵抗器の小型化が可能になる。従来 の絶縁形抵抗器のモータ駆動ユニットへの実装例(図5)では、プリント基板7 の部品面側に抵抗器R1,R2を実装していたが、本考案の実装例では、筺体の 一部である放熱フィン側に本考案の絶縁形抵抗器10を実装し、プリント基板の 両面を有効に使用できるようにしたのでモータ駆動ユニットの小型化が可能にな る。
【0011】
【発明の効果】 以上のように本考案の絶縁形抵抗器によれば、抵抗器からの発熱を速やかに筺 体へ伝導させることができるので抵抗器の小型化が可能になると共に、周辺に実 装される部品へ熱影響を与えることなくモータ駆動ユニットの小型化を図ること ができる。また取付けや交換作業が容易なため、工数低減を図ることができる。 さらに、抵抗エレメントを耐熱性絶縁板で挟持する構造としたので、抵抗エレメ ントを固定するための耐熱性充填材などが不要になり、抵抗器のコスト低減や軽 量化ができるという利点も生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の絶縁形抵抗器の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1の絶縁形抵抗器のモータ駆動ユニットへの
実装例を示す斜視図である。
【図3】図2の放熱フィンとプリント基板をネジ止めし
たときの矢印X方向から見た部分断面図である。
【図4】工作機械の電動機を制御する一般的なモータ駆
動ユニットの回路の一例を示すブロック図である。
【図5】従来の絶縁形抵抗器のモータ駆動ユニットへの
実装例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 絶縁形抵抗器 11 抵抗エレメント 12,12a,12b,12c 耐熱性絶縁板 13 取付け用穴 14 外部端子 15 ネジ穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を制御するモータ駆動ユニット等
    に用いられる絶縁形抵抗器において、一方向に延伸する
    抵抗エレントと、この抵抗エレメントの両側を挟持可能
    であって、筺体に取付けるための取付穴を有する耐熱性
    絶縁板と、前記抵抗エレメントの両端に接続され基板の
    取付けが可能な複数の外部端子とを備え、前記筺体及び
    基板に対する取付け面が互いに平行であることを特徴と
    する絶縁形抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記外部端子に前記基板を取付けるため
    のネジ穴を設けた請求項1に記載の絶縁形抵抗器。
JP018040U 1992-02-26 1992-02-26 絶縁形抵抗器 Pending JPH0569901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018040U JPH0569901U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 絶縁形抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP018040U JPH0569901U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 絶縁形抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0569901U true JPH0569901U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11960572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP018040U Pending JPH0569901U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 絶縁形抵抗器

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JP (1) JPH0569901U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266977A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Koa Corp 金属板抵抗器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266977A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Koa Corp 金属板抵抗器

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