JPH056984Y2 - - Google Patents

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JPH056984Y2
JPH056984Y2 JP1990066067U JP6606790U JPH056984Y2 JP H056984 Y2 JPH056984 Y2 JP H056984Y2 JP 1990066067 U JP1990066067 U JP 1990066067U JP 6606790 U JP6606790 U JP 6606790U JP H056984 Y2 JPH056984 Y2 JP H056984Y2
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chair
massage
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balls
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、あんま器用の椅子に関する。
更に詳しくは、本考案は、あんま器の背もたれ
部の前面側下部に配設され、あんま治療者の腰
部、臀部の押圧あんま時に押圧力を効果的にあん
ま治療部に印加させることができるあんま器の椅
子に関するものである。
〔従来の技術〕
本考案が改良の対象としているあんま器の構造
は、第1図〜第2図に示されるものである。即
ち、第1図の正面図及び第2図の側面図に示され
ているように、あんま器Aは、背もたれ部1と椅
子5から構成される。
前記背もたれ部1は、モーターによる駆動機構
(図示せず)を内部に収納するとともに、丸綱の
中心を角孔に穿孔した形状の2個の駆動軸2を該
駆動機構に一体化して背もたれ部1の前面側に必
要量突出させた構造のものである。
前記2個の駆動軸2,2には、一対の両端部に
もみ玉8を固着したアーム6が固着され、駆動機
構の運行により、夫々のアームの先端部は設定さ
れた範囲内で左右に反覆して同期回転、即ち左右
方向に反覆揺動する。また、背もたれ部1の前面
側に設けた二条の移動溝4,4に沿つて夫々のア
ームは上下自在に移動する。
前記移動軸2に固着されるアーム6は、駆動軸
2の角孔に嵌着し得る角棒からなり、かつ第2図
に図示されるように所望の背高量をもつて上部と
下部をそれぞれ反対方向に直角状に屈曲した構造
のものである。またアーム6、その上部屈曲端部
に雌ねじ孔が穿孔され、これにボルト7を螺入し
た上、その両端部にそれぞれもみ玉8が結合一体
化される。そして、駆動軸2に対して、アーム6
の下部屈曲部をもつて嵌着一体化される。
前記背もたれ部1の前面側下部に、図示のよう
に椅子5、更には肘掛3が装着されてあんま器A
が構成される。
前記椅子5の構造は、この種のあんま器Aの使
用機構を説明する第3図に示されるように、あん
ま治療者が背もたれ部1の前面側(正面側)から
腰掛けられるばかりでなく、腰部や臀部をあんま
治療できるように左右方向(両側方向)からも腰
掛けられる構造のものである。別言すれば、肘掛
3があつても左右方向に腰掛けられるように肘掛
3と椅子5の腰掛部51の間に空間部を形成する
ものである。そして、該あんま器Aのあんま治療
は、前記したの2個の駆動軸2,2、該駆動軸に
固着された先端部にもみ玉8を有する2個のアー
ム6,6の上下及び左右方向の移動、揺動により
所望のあんま治療部位が押圧治療されることにな
る。
次に、前記した構造のあんま器Aの使用態様に
ついて説明する。
第3図に示されるように、椅子5の腰掛部51
上に横向き(第3図の場合、右向き)に腰掛け、
もみ玉8の運行方向(左右への反覆揺動)に腰部
を直面させて押圧もみ治療する場合、もみ玉8の
連続的な指圧力(押圧力)によつて腰部は次第に
押圧されてしまい、もみ玉8による押圧力を十分
に受け止めることが出来ず、もみ治療の効果が失
われてしまう。
このため、もみ治療者は、もみ治療の効果をあ
げようとして、肘掛3で支えたり、あるいは両足
を床で支えようとするが、治療者に、負担を強い
たり、またなかなか支えきれないものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
近時の種々複雑化した社会環境下において、腰
痛に苦しむ患者は益々多発し、その治療方法とし
ては特に腰を中心とした周囲の筋肉を徹底的にも
みほぐすことが最良の手段である。
そのためにはもみ玉8の運行方向に患部を直面
させた上、もみ玉の押圧力を余す処なく患部に集
中させるようにしなくてはならない。
なお、本考案者らの実験において、もみ玉8の
押圧面を親指の指頭大程度とした上、押圧力を人
力の数倍にし、もみ玉8を患部筋肉に適量に喰い
込むようにすることが最も効果的であることが判
つている。
この様な押圧効果を得るためには、もみ玉8の
押圧力に対してこれを受圧する人体が押圧方向に
移動してしまつたのでは全く無意味であり、その
ためには人体を押圧力に対して押し出されて移動
しない様にする配慮が必要である。
本考案者らは、前記したあんま器Aの押圧力を
効果的にあんま治療部へ印加させる方式について
種々検討した結果、あんま器Aの背もたれ部1の
前面側大部に配設される椅子5の構造を改善する
ことにより、前記した問題的が解消されることを
見い出した。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案を概説すれば、本考案は、上下方向へ移
動、及び左右方向へ反覆揺動する二本のアーム
6,6′であり、かつ該二本のアーム6,6の
夫々の先端部にボルト7を固着するとともに該ボ
ルト7の両端部にもみ玉8を固着した二本のアー
ム6,6を前面側に突設した背もたれ部1、及び
前記背もたれ部1の前面側下部に配設される椅子
5、からなるあんま器Aにおいて、前記椅子5
が、 (i) 正面及び左右両方向から腰掛ける構造のもの
であり、かつ、 (ii) 椅子5の腰掛部51が、左右両側に盛り上げ
部9を有する構造のもの、 であることを特徴とするあんま器用椅子に関する
ものである。
以下、本考案の技術的構成及び実施態様につい
て図面を参照して詳しく説明する。
もみ玉8の押圧方向に対して、人体の移動を防
止する手段としては種々のもの考えられ、例えば
第3図の如く両腕をもつて肘掛3を、又両脚をも
つて床をそれぞれ支承する手段が最も簡便であ
る。しかしながら、そのために両腕と両脚に荷重
される負担は決して軽度なものではなく、却つて
患者が疲労してしまうという結果を招いてしま
う。
あるいは、別の手段としてバンド等であんま器
Aと人体をしめ付けること等も考えられるが、こ
れは人体に却つて苦痛を与えてしまう。
かくして種々実験した結果、強力な押圧力のも
とにおいても意外にも椅子5の腰掛部51の左右
両側を若干量盛り上げることにより臀部の下面が
これに係止され、加えて加重される体重によつて
極めて効果的に人体の移動を防止できることが判
明した。
〔作用及び実施例〕 本考案は、前記した構造のあんま器Aにおい
て、特にあんま器Aに配設される椅子5の構造に
特徴を有するものである。
即ち、本考案のあんま器用椅子5は、第4図に
示される如く椅子5の腰掛部51の両側を若干量
盛り上げて、盛り上げ部9を形成した点に特徴が
ある。また、前記したあんま器の使用態様からみ
ていうまでもないことであるが、本考案のあんま
器Aに配設される椅子5の構造は、左右両方向か
ら腰掛けることができる構造のものであるという
特徴をも有するものである。
前記したあんま器用の椅子5において、施療者
は臀部をもみ玉8に対して突出す体位とすること
により、盛り上げ部9と体重によつて臀部が腰掛
部9に無理なく定置し、両脚はただ床に置くだけ
で特に踏ん張る必要はなく、又両腕はただ肘掛3
上に置くだけという極めて自然な体勢で効果的に
施療することができる。
なお、前記したように、本考案のあんま器Aに
おいて、アーム6は左右何れも脱着地自在である
ため、第3図及び第4図はいずれも対向する右側
のアーム6を取り外して左側のアーム6のみの装
着による施療状態を図示したものである。
〔考案の効果〕
本考案の強力な押圧(指圧)力のもとであんま
治療を行なうあんま器において、該あんま器に配
設される椅子として、左右両側部に盛り上げ部9
を形成したものを採用することにより、押圧(指
圧)力を十分に所望の治療部に押圧印加させるこ
とができる。そして、従来のように押圧力を確保
するために治療者に強いられていた負担や無理な
姿勢を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のあんま器の正面図である。第
2図は、従来のあんま器の側面図である。第3図
は、従来のあんま器の使用態様を説明する図であ
る。第4図は、本考案のあんま器の使用態様を説
明する図である。 A……あんま器、1……背もたれ部、2……駆
動部、3……肘掛、4……移動溝、5……腰掛、
6……アーム、7……ボルト、8……もみ玉、9
……盛り上げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下方向へ移動、及び左右方向へ反覆揺動する
    二本のアーム6,6′であり、かつ該二本のアー
    ム6,6の夫々の先端部にボルト7を固着すると
    ともに該ボルト7の両端部にもみ玉8を固着した
    二本のアーム6,6を前面側に突設した背もたれ
    部1、及び前記背もたれ部1の前面側下部に配設
    される椅子5、からなるあんま器Aにおいて、前
    記椅子5が、 (i) 正面及び左右両方向から腰掛ける構造のもの
    であり、かつ、 (ii) 椅子5の腰掛部51が、左右両側に盛り上げ
    部9を有する構造のもの、 であることを特徴とするあんま器用椅子。
JP1990066067U 1990-06-25 1990-06-25 Expired - Lifetime JPH056984Y2 (ja)

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JP1990066067U JPH056984Y2 (ja) 1990-06-25 1990-06-25

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Publication Number Publication Date
JPH0425731U JPH0425731U (ja) 1992-02-28
JPH056984Y2 true JPH056984Y2 (ja) 1993-02-23

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ID=31598466

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5145910U (ja) * 1974-10-03 1976-04-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5145910U (ja) * 1974-10-03 1976-04-05

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Publication number Publication date
JPH0425731U (ja) 1992-02-28

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