JPH056957Y2 - - Google Patents

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JPH056957Y2
JPH056957Y2 JP10939387U JP10939387U JPH056957Y2 JP H056957 Y2 JPH056957 Y2 JP H056957Y2 JP 10939387 U JP10939387 U JP 10939387U JP 10939387 U JP10939387 U JP 10939387U JP H056957 Y2 JPH056957 Y2 JP H056957Y2
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label
folding
folded
supply roller
guide
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はブランド、品質、洗濯、アイロン掛け
上の注意等を表示したラベルを二つ折にして被縫
製物に自動的に縫付ける際に使用され、ミシン上
方に設置されるラベル供給装置に関する。
従来技術 第4図はこの種ラベル供給装置の一例を示すも
ので、全体がミシン1背後に立設される支柱2に
装着され、図示しないリールよりテープ状のラベ
ル3を繰り出すラベル供給ローラと、ラベルの切
断マークを検出し、それにより供給ローラの駆動
を停止する検知機構と、供給ローラより送り出さ
れたラベル3を折り返して二つ折りにする折返し
機構と、ラベルを切断マーク位置で切断するメス
機構と、二つ折りにして切断されたラベルをクラ
ンプし、ミシン1の縫合部に供給するラベル挿入
機構とからなつており、これらについて以下順に
詳述する。
ラベル供給ローラはパルスモータ5によつて駆
動される図示しない下側の駆動ローラと、上側の
押えローラ6の上下一組のローラからなつてお
り、駆動ローラは検知機構が切断マークを検出す
る際発する出力信号に基づいてラベルを一定量送
り出す毎に一定時間停止するようになつている。
検知機構は検知台7に内蔵され、検知台上を通
過するラベル3の切断マークを検出するセンサー
からなり、ラベル毎の切断マークの位置の相違に
対応して巾方向に位置調整することができ、かつ
メス機構による切断が切断マーク位置で確実に行
われるように送り方向にも位置調整できるように
してある。そして切断マーク間の絵、文字、数字
等を検出しないように不感帯を設けている。図中
8はラベルを押える押え板、9はラベルを案内す
るガイドで、検知台上と供給ローラの手前側とに
設けられ、それぞれラベルの巾に応じて取付位置
が調整できるようにしてある。10は案内板、1
1は案内板上方に添設される安定ノズルで、図示
していないが、下側にはラベル送り方向へ斜め下
方にエアーを吹出すスリツトを設け、これにより
吹出すエアーによりテープ状のラベルを後述のラ
ベルガイドに沿つて真直ぐに進ませるようにして
いる。
折返し機構は支持台12に形成される上下一対
の各横孔13を通して止着される止めネジ14に
より送り方向に位置調整可能に支持されるブラケ
ツト15と、該ブラケツトに回転可能に軸支され
るラベル折返し棒16と、該棒一側のセグメント
状に切除された平坦面に適度な隙間を存して並設
され、スリツトを形成するラベルガイド17と、
支持板12に縦向きに取付けられるラベル折返し
用のエアーシリンダー18と、ブラケツト15の
軸承部15′より突出する折返し棒16の軸端に
固着されるギア19に噛合して掛け渡され、一端
が上記エアーシリンダー18のピストンロツド2
1に、他端が引張りバネ(図示しない)にそれぞ
れ連結されるギアベルト22とからなつており、
ピストンロツド21は常に突出た状態にあつて折
返し棒16を下向きにし(第3図参照)、ラベル
が供給ローラより送り出されるときに引込んで折
返し棒16及びラベルガイド17を図の反時計方
向に回動させ、第2図に示す状態においてラベル
をラベルガイド上に進ませ、折返し棒との間のス
リツトに通すようにしている。ラベルが折返し棒
16とラベルガイド17との間のスリツトを通つ
て進み、センサーが切断マークを検出したとき検
知機構からの出力信号に基づいてエアーシリンダ
ー18が作動し、ピストンロツド21を突出させ
て折返し棒16を図の時計方向に回動させる。こ
れによりラベル3が二つに折曲げられるが、ピス
トンロツド21のストロークは折返し棒16が半
回転する量に設定してあり、図の時計方向に半回
転したときラベルは二つに折返され、ラベル先端
が後述のメス機構による切断位置と一致するよう
にされる。
メス機構はラベルの送り方向と直交する向きに
配置される固定の下メス23と、ソレノイド24
によつて駆動され、上下動して下メス23と協働
してラベル3を切断する上メス25とからなつて
おり、上メスはセンサーからの出力信号に基づく
ラベル供給ローラの駆動停止、ラベル折返し棒1
6の半回転によるラベルの折返し、折返されたラ
ベルのクランプ(後述する)につゞいて作動する
ようにシーケンス制御されている。
ラベル挿入機構は支持台27に上下方向に回動
可能に軸支されるラベル挿入腕28と、該腕回動
用のエアーシリンダー29と、ラベル挿入腕28
の自由端に取着されるクランプ下降用のエアーシ
リンダー31と、該シリンダー31のピストンロ
ツド32に取着されるクランプ33と、常には閉
じるクランプ33を開放するためのクランプ開放
用エアーシリンダー34とよりなり、クランプ3
3はピストンロツド32端に取着される倒L形状
の主クランプ片35と、中間部より直角に折曲げ
られ、折曲部において主クランプ片に回動可能に
軸支されるクランプ片36と、一端が主クランプ
片35に取着され、ピストンロツド32に平行し
てエアーシリンダー31にスライド可能に支持さ
れるガイドバー37と(これによりクランプ33
の回転止めが行われる)、主クランプ片35とク
ランプ片36との間に介在し、一端がクランプ片
36に、他端が上記ガイドバー37にそれぞれ連
結され、クランプ片36を常には主クランプ片3
5に引付けて閉じるように作用し、二つ折りにし
て切断されたラベル3をクランプする引張りバネ
38とからなつている。そしてクランプ33は常
にはメス23,25と折返し棒16との間に介在
し、主クランプ片35の先端部をラベルガイド上
に一部が重復するようにして位置させ、かつクラ
ンプ片36をクランプ開放用エアーシリンダー3
4の開放棒39でその下側部を突き上げることに
より主クランプ上に持上げ開口させている。
図中、41は押え金、42は押え金の先端に止
着され、ラベルが押え金下に円滑に導かれるよう
にするラベル案内、43は針板である。
二つ折にしたラベルのミシンへの供給は次のよ
うにして行われる。
パルスモータ5で駆動されるラベル供給ローラ
によつて図示しないリールよりテープ状のラベル
3が繰出されると同時にエアーシリンダー18が
作動してピストンロツド21を引込め、折返し棒
16及びラベルガイド17を図の反時計方向に回
動させる(第2図参照)。ラベル供給ローラより
繰出されるラベルは安定ノズル11から吹出すエ
アーで斜め下方に吹付けられながら、その先端が
開口する上メス25と下メス23の間及びクラン
プ33を通つてラベルガイド17に達し、つゞい
てラベルガイド17と折返し棒16の間のスリツ
トを通つて進行する。ラベル3が適当量送られ、
センサーがその上を通過するラベルの切断マーク
を検出したとき(このときこれに先行する切断マ
ークが切断位置に達している)、その出力信号に
基づいてローラが停止し、ラベルの供給を停止す
る。同時にラベル折返し用エアーシリンダー18
の作動によりピストンロツド21が突出し、折返
し棒16が図の時計方向に半回転する。これに伴
いスリツトより突出るラベルが折返され、二つ折
にされる。そしてその先端が切断位置に位置す
る。次にクランプ開放用エアーシリンダー34の
開放棒39を引込め、クランプ片36をバネ38
の作用により主クランプ片35に圧着させ、その
間に挟まるラベルをクランプする。ついでソレノ
イド24によつて上メス25が下向きに回動し、
下メス23と協働してラベルを切断マーク位置で
切断する。その後押え金41の下に身生地を挿入
して押え金を下ろし、ミシンを始動させる。これ
とともに先ずラベル挿入腕回動用エアーシリンダ
ー29のピストンロツド30が突出し、これによ
りラベル挿入腕28が下向きに回動し、二つ折に
したラベルをクランプした状態でラベルガイド1
7と折返し棒16の間のスリツトより外し、手前
側に向つて旋回させる。そして縫合部の斜め上方
位置にそのまゝ一旦停止させる(第4図参照)。
縫合を開始し、所定の針数だけ身生地を縫い進ん
だのちクランプ下降用エアーシリンダー31を作
動させてクランプ33を降下させ(第5図)、二
つ折にしたラベルを上向きに反る押え金先端と身
生地との間に挿入する。そして身生地が縫い進ま
れるのに伴い押え金下に進み縫付けられる。
考案が解決しようとする問題点 ラベルの折返しは上述するように、ラベル折返
し棒が半回転することによつておこなわれるが、
ラベルには厚さ、巾、柔軟性、腰の強さ、表面の
滑り易さなど素材や性状の異なる種々のものがあ
り、表面の滑り易いものはことに折返す際にラベ
ルの端部が第6図に示すようにずれ易く、ずれた
状態のまゝ身生地に縫い込まれることがある。第
6図に示すようなラベルのずれはラベル折返し棒
の向きを左右に調整することによつてある程度矯
正することができるが、ラベルのずれはラベルの
種類や性状によつて微妙に変化し、ずれの調整を
折返し棒の向きを変えることによつて行うのは容
易でない。
本考案の目的は上記の問題を解消し、ラベルが
第7図に示されるようにずれることなくきちんと
折り重ねられ、身生地に縫い付けられるようにす
ることにある。
問題点の解決手段 本考案はそのため上述するような折返し棒に代
表される押え部材にエアーによる吸着手段を設
け、折返し時にラベルの折曲部を保持してラベル
が滑らないようにしたものである。すなわち本考
案はリールよりテープ状のラベル3を繰り出すラ
ベル供給ローラと、ラベルの切断マークを検出
し、それにより供給ローラの駆動を停止する検知
機構と、供給ローラより送り出されたラベル3を
折り返して二つ折りにする折返し機構と、ラベル
を切断マーク位置で切断するメス機構と、二つ折
りにして切断されたラベルをクランプし、ミシン
1の縫合部に供給するラベル挿入機構とからな
り、ラベルを二つに折り重ねてその開放端を被縫
製物に縫付けるのに使用されるミシンのラベル供
給装置において、上記押え部材にエアーによる吸
着手段を設け、折り返し時にラベルの折曲部を吸
着保持するようにしたことを特徴とするものであ
る。
ここで吸着手段としては例えば、押え部材に添
設され、スリツト或いは複数の吸込口を軸方向に
形成した吸着管、押え部材自体を吸着管とし、こ
れにスリツト或いは複数の吸込口を軸方向に形成
したものなどを例として挙げることができる。
押え部材としては、上述の例で示される軸状の
折返し棒、板状のものなどが例として挙げられ
る。
なお、ラベル供給装置は前述した構造のものに
限らず、装置を構成する各機構は適宜他のものに
変更することができる。例を挙げていえば、例え
ば、前述の装置では、ラベル挿入機構のクランプ
は手前側に旋回して縫合部上方に一旦留められた
のち真直ぐに降下するようにしているが、クラン
プを手前側に旋回後直ちに下降させて押え金手前
に待機させたり、旋回など一動作でクランプ位置
より縫合部へ移動さることなどが可能である。ま
た押え部材として前述の装置では折返し棒を示し
たが、板状のものにすることも可能である。
実施例 第1図に示す実施例は、前記したラベル供給装
置におけるラベル折返し機構の折返し棒16に沿
つて吸着管45をラベルガイド17上に折返し棒
と同程度の隙間を存して添設し、ラベルガイド1
7に対向する側にスリツト46を軸方向に形成し
たもので(第2,3図参照)、図示しない切換弁
の切換えにより安定ノズル11からのエアーの吹
出しが停止するとともに吸着管45からのエアー
の吸込が行われるようになつており、上記吸着管
45によるエアーの吸込は、ラベル先端が折返し
棒16とラベルガイド17の間を通過したのちの
センサーによる切断マークの検出時に行われ、二
つ折りにされたラベルがクランプされた時点で停
止するように制御される。
本装置のラベル折返し機構は以上のように構成
され、センサーがその上を通過するテープ状ラベ
ルの切断マークを検出したとき、切換弁の切換え
が行われ、安定ノズルからのエアーの吹出しが停
止するとともに吸着管からエアーの吸込みが行わ
れ、折返し棒16に沿つてラベルが吸着される
(第2図)。同時に折返し棒16及びラベルガイド
17が一体となつて半回転し、ラベルを二つに折
曲げる。次にクランプ片36が下がつてラベルの
開口部付近をクランプしたのちメス機構により切
断マーク位置で切断される(第3図)。
考案の効果 本考案によれば、ラベルの折曲部が吸着された
状態で折返されるようになつているので、表面が
滑らかなラベルであつても滑つてずれるようなこ
とがなくなり、第7図に示すようにきちんと二つ
折にされたラベルを身生地に縫付けることができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるラベル供給装
置の要部斜視図、第2図は折返し直前、第3図は
折返し後の切断時における状態を示す図、第4図
はミシンに設けたラベル供給装置全体の斜視図、
第5図はラベル供給装置におけるラベル挿入機構
の要部斜視図、第6図は二つ折りにされたラベル
がずれている場合、第7図は揃つている場合の斜
視図である。 3……ラベル、11……安定ノズル、16……
折返し棒、17……ラベルガイド、18……ラベ
ル折返し用エアーシリンダー、33……クラン
プ、34……クランプ開放用エアーシリンダー、
45……吸着管、46……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リールよりテープ状のラベルを繰り出すラベル
    供給ローラと、ラベルの切断マークを検出し、そ
    れにより供給ローラの駆動を停止する検知機構
    と、回転可能に軸支されるラベルガイド及び該ガ
    イドに適当な間隙を存して添設される押え部材を
    有し、両者間に供給ローラより送り出されたラベ
    ルを通して半回転させることによりラベルを折り
    返す折返し機構と、ラベルを切断マーク位置で切
    断するメス機構と、二つ折りにして切断されたラ
    ベルをクランプし、ミシンの縫合部に供給するラ
    ベル挿入機構とからなり、ラベルを二つに折り重
    ねてその開放端を被縫製物に縫付けるのに使用さ
    れるミシンのラベル供給装置において、上記押え
    部材にエアーによる吸着手段を設け、折り返し時
    にラベルの折曲部を吸着保持するようにしたこと
    を特徴とするラベル供給装置。
JP10939387U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH056957Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10939387U JPH056957Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JP10939387U JPH056957Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6414367U JPS6414367U (ja) 1989-01-25
JPH056957Y2 true JPH056957Y2 (ja) 1993-02-22

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ID=31345594

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JP10939387U Expired - Lifetime JPH056957Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110791892A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 施马尔控股股份有限公司 用于形成圈环的方法和设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110791892A (zh) * 2018-08-03 2020-02-14 施马尔控股股份有限公司 用于形成圈环的方法和设备

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JPS6414367U (ja) 1989-01-25

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