JPH0569006A - プレス成形性の優れた鋼板 - Google Patents

プレス成形性の優れた鋼板

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JPH0569006A
JPH0569006A JP3261430A JP26143091A JPH0569006A JP H0569006 A JPH0569006 A JP H0569006A JP 3261430 A JP3261430 A JP 3261430A JP 26143091 A JP26143091 A JP 26143091A JP H0569006 A JPH0569006 A JP H0569006A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、鋼板表面粗度パターンを規制する
ことにより、塗装鮮映性を著しく向上させた塗装用鋼板
にある。 【構成】 鋼板表面に微小且つ複数の凹部を設け、該凹
部の形状は、直径dが50〜500μm、凹部深さhが
2〜16μm、鋼板表面1mm2当たり凹部体積の合計
が0.70×106μm3以上を満足し、圧延方向に隣接
する凹部間中心距離(P1)=1.0d〜1.5d、圧
延方向列の列間中心距離(P2)=1.0d〜1.5d
とした事を特徴とする塗装鮮映性及びプレス成形性の優
れた鋼板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板表面粗度パターン
を規制する事により、塗装鮮映性、及びプレス成形性を
向上させる事を目的とし、冷間圧延鋼板、表面処理鋼
板、熱間圧延鋼板、アルミ鋼板、アルミ合金鋼板及びク
ラッド鋼板に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、加工用冷間圧延鋼板は、プレス
加工し易くするため、鋼板表面をダル仕上げする。即
ち、プレス加工時、鋼板表面に形成された凹凸に、加工
用潤滑油が貯留され、金型と鋼板の摩擦を少なくし、か
つ焼付けを防止する作用をするからである。プレス成形
性に関する研究は、素材である鉄板側と、成形技術の両
面から行われてきているが、製品の高精度化と複雑化に
伴い、鋼板に対する要求特性がより高級化、多様化しつ
つある。このため、現状としては、鋼板粗度を最終的に
調整する調質圧延において、鋼板表面にショットブラス
ト、放電、あるいはレーザー等でダル加工したワークロ
ールを使用し、鋼板表面に粗さを転写している。また、
実際のプレス成形における評価基準は、従来用いられて
きた鋼板の機械的特性(r値、El値等)だけでは不十
分であり、鋼板表面粗度潤滑油等もプレス成形性に大き
な影響を及ぼす。一方、自動車ボディや家電製品などの
外装鋼板は、塗装仕上げをして、美観を付与するが、こ
の際、塗装面の乱反射によって美観を損なわれないよう
にすること即ち、所謂鮮映性に優れていることが要求さ
れる。
【0003】上記のような従来技術として、特開昭62
−168602号公報「塗装用鋼板及びその製造方法」
がある。その内容は、表面の中心線平均粗さRaが0.
3〜2.0μmの範囲内にあり、かつその表面粗さを構
成する微視的形態が、平坦な山頂面を有する台形状の山
部と、その周囲の全部または一部を取囲むように形成さ
れた溝状の谷部と、山部の間であってかつ谷部の外側に
その谷部の底よりも高くかつ山部の山頂面より低いかま
たは同じ高さに形成された中間平坦部とによって構成さ
れ、しかも隣り合う山部の平均中心間距離をSm、谷部
の外縁の平均直径をD、山部の平坦な山頂面の平均直径
をd0山部の平坦な山頂面と前記中間平坦部の平坦面の
面積の和が全面積に占める割合をη(%)と定義したと
き、0.85≦Sm≦1.7,Sm−D<280(μ
m),30≦d0≦500(μm),20≦η≦85
(%)を満足するように構成されている塗装用鋼板であ
る。
【0004】上記の従来技術でのロール及び鋼板表面の
プロフィールを図4、図5(特開昭62−168602
号公報の第10図、第11図)で示すと、以下のように
なる。 D :ロール表面のフランジ2の平均外径=鋼板表面の
谷部11の外縁の平均直径 d :ロール表面のクレータ1の平均直径 d0 :鋼板表面の山部10の平坦な山頂面8の平均直径 H :ロール表面のクレータ1の深さ h1 :ロール表面のフランジ2の高さ=鋼板表面の中間
平坦部9から谷部11の底までの深さ h2 :鋼板表面の山部10の平坦な山頂面8の中間平坦
部9からの高さ Sm:ロール表面の隣り合うクレータ1の平均中心間距
離=鋼板表面の隣り合う山部10の平均中心間距離 α :ロール表面のフランジ2の幅 η :平坦部の面積(山部10の平坦な山頂面8の面積
占有率η1と中間平坦部9の面積占有率η1との和)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば自動車用外板で
あれば従来の技術でも塗装鮮映性及びプレス成形性が十
分に得られるが、自動車用内板では外板に比べ過酷なプ
レス成形性が要求されるために従来の技術の課題として
は、自動車用内板のように塗装鮮映性を劣化させずに過
酷なプレス成形性が要求されるものには適用されない欠
点を有している。鋼板表面での塗装鮮映性は一般的に鋼
板表面の平坦部が多いほど向上する。それに対して鋼板
表面でのプレス成形性は一般的に鋼板表面の凹部体積が
多いほど凹部を濡らすプレス加工用潤滑油も多く含むの
で良好となる。
【0006】従来技術での凹部体積は凹部1つ当たりロ
ール表面のフランジ2の幅αを直径とした半円断面積の
環状(リング状)として、 u=(1/2)×(πα2/4)×π(D+d0)/2 (1) ロール表面のフランジ2の幅αは上記公報6頁4欄17
行より、 α=0.09×D (2) 1mm2当たりの凹部個数は、1mm=1000μmな
ので n=(1000/Sm)×(1000/Sm) (3) よって、1mm2当たりの凹部体積は V=u×n =4.99×103×(D+d0)/(Sm/D)2 (4) さらにD=d0+2α(図4、図5より)、d0=30〜
500μm、α=20〜40μm(上記公報8頁1欄1
9行より)なので、 V=(0.499〜5.389)×106/(Sm/D)2 (5) 表1はSm/D、平坦部の面積η、1mm2当たりの凹
部体積Vとの関係を表すもので、平坦部の面積ηは上記
公報第2a表、第2b表より、1mm2当たりの凹部体
積Vは上記(5)式にSm/D:0.85〜1.75を
代入したものである。
【0007】
【表1】
【0008】表1では平坦部の面積ηが0.29〜0.
87で1mm2当たりの凹部体積Vが0.163〜7.
459×106となる。自動車用内板のように塗装鮮映
性を劣化させずに過酷なプレス成形性が要求されるもの
には、従来技術に比べて1mm2当たりの凹部体積Vが
7.5×106を越えるもので、凹部を濡らす凹部体積
が多いプレス加工用潤滑油も多く含むものが要求され
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の課題
を有利に解決するものであって、鋼板表面に微小且つ複
数の凹部を設け、該凹部の形状は、直径dが50〜50
0μm、凹部深さhが2〜16μm、鋼板表面1mm2
当たり凹部体積の合計が0.70×106μm3以上を満
足し、圧延方向に隣接する凹部間中心距離(P1)=
1.0d〜1.5d、圧延方向列の列間中心距離
(P2)=1.0d〜1.5dとした事を特徴とする塗
装鮮映性及びプレス成形性の優れた鋼板である。
【0010】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図1(A)は、本発明で用いるロールの断面形状であ
る。ロール21の表面にレーザーを照射して、直径50
〜500μmの穴を形成する。27は穴凹部26の上に
付着したロール表面より高さHが2〜16μmの範囲に
なるように突出したクロムを主成分とする突起であり、
圧延方向に隣接する穴凹部26間中心距離(P1)=
1.0D〜1.5D、圧延方向列の列間中心距離(P
c)=1.0D〜1.5D間隔で配設する。突起27の
高さHが16μmを越えると、圧延時に突起27がロー
ル表面より脱落したり、圧延荷重による破壊を引き起こ
すことがあるため、この突起27の高さは低い程良く1
6μm以下程度が好ましい。しかし2μmより低くなる
と、鋼板表面に転写する凹部深さが低く、粗度も小さく
なり、本発明の目的が達成できない。
【0011】また、図1(B)には、上記した表面形状
を有するロールにて調質圧延し、40〜100%の割合
で転写された本発明による鋼板の断面形状を示す。な
お、40%以下の転写率では、鋼板表面に転写する凹部
深さが低く、粗度も小さくなり、本発明の目的が達成で
きない。図2は、本発明による鋼板表面の平面図を模式
的に示したもので、鋼板24表面に、直径50〜500
μmの凹部を形成される。圧延方向に隣接する穴凹部2
6間中心距離(P1)=1.0D〜1.5D、圧延方向
列の列間中心距離(Pc)=1.0D〜1.5D間隔で
配設する。自動車用内板等の鮮映性とプレス性の両方の
機能を要求される部材においては、このピッチをあまり
大きくすると、鋼板表面粗度が低下し、圧延時にスベリ
の発生、伸率変動による材質低下、等の鋼板品位低下及
び、プレス性の低下等の問題を招く。また、あまり小さ
くすると、鋼板表面のうねりの増加による塗装後の鮮映
性低下を招くため、本発明は上記範囲に限定した。鋼板
凹部深さの上限は、前記に示した突起27の高さより1
6μmとし、鋼板凹部深さが2μmより低くなると、鋼
板表面の凹部深さが低く粗度も小さくなり本発明の目的
が達成できない。なお鋼板凹部形状は、プレス時の油溜
め効果、及び鋼板表面への潤滑効果等を考慮すると、台
形、及び角状の物も考えられ、鋼板凹部形状は、いかな
る形状でもかまわない。
【0012】本発明による平坦部の面積率ηをもとめる
にあたって、最初に1mm2当たりの凹部個数nは、1
mm=1000μmなので n=(1000/P1)×(1000/P2) (6) 平坦部の面積率ηは凹部が直径dの円形部を除くので
1=P2=Pとすると、 η=1−(πd2/4)×n/(1000×1000) =1−(π/4)×(d/P)2 (7) P=1.0d〜1.5dであるので、 η=0.215〜0.651 (8) となる。本発明による1個当たりの凹部体積は u=(πd2/4)×h (9) とすると、本発明による1mm2当たりの凹部体積は、
1=P2=Pとし、h=2〜16μmであるので、 V=u×n =(π/4)×(d/P)2×h×106 =h×(1−η)×106 =(2〜16)×(1−η)×106(μm3/mm2) (10) となる。表2に本発明による平坦部に面積率ηと1mm
2当たりの凹部体積Vとの関係を(10)式を用いて示
す。
【0013】
【表2】
【0014】表2の括弧内の数字は(10)式の計算上
であって、本発明では1mm2当たりの凹部体積Vの下
限は8.00×106(μm3/mm2)である。表2で
は平坦部の面積率ηが0.215〜0.651で1mm
2当たりの凹部体積Vが0.70〜12.56×106
なる。自動車用内板のように塗装鮮映性を劣化させずに
過酷なプレス成形性が要求されるものには、1mm2
たりの凹部体積Vが0.70×106未満であると、凹
部を濡らすプレス加工用潤滑油が十分でないためプレス
加工後に鋼板表面にひび割れ疵が多発するのでVの下限
は0.70×106(μm3/mm2)とする。
【0015】
【実施例】図3は本発明による鋼板を製造するためのロ
ールの製造法についての説明図である。本発明は、まず
図3(A)に示す様に、ロール21表面に約20〜30
μmの樹脂22を被覆する。被覆する樹脂は、耐アルカ
リ性・耐クロム酸性・絶縁性等の性質を有し、後工程で
除去が容易である様にアルカリ系樹脂及びメッキシール
用樹脂等が好ましく、ロール表面に16〜50μmの厚
さとなる様に被覆する。被覆の方法としては、ロール非
回転によるロール引き抜き法、電着塗装法、及びロール
回転によるロールコーター、スプレーによる吹きつけ、
カーテンコーター、粉体塗装法、フィルム状樹脂等を巻
きつける、等の手段でロール表面に均一に付着させ乾燥
させる。次いで、図3(B)に示す様に、樹脂を被覆し
たロール21は高密度エネルギー、例えばレーザービー
ム23により加工を受ける。即ち、レーザービーム23
を被覆した樹脂22の表面から照射して、その部分の樹
脂を溶解除去する。樹脂が溶解除去された後の穴凹部2
6径は、レーザー照射条件、特にレーザー出力、集光レ
ンズ〜ロール間ギャップ(焦点ずれ)により調整するこ
とができ、本発明においては、穴径が50〜500μm
の範囲になる様にレーザー照射条件を選定する。上記し
たロール表面にレーザー加工を行うには、樹脂被覆した
ロールを回転させながら、レーザー加工ヘッドを移動さ
せ、あらかじめ設定されたピッチ間隔Pに基づく加工周
波数、ロール回転数にてレーザーを照射して行う。
【0016】レーザー加工後、図3(C)に示す様に、
本発明ロールをクロムメッキ溶液中でクロムメッキ25
を行う。メッキ条件はクロムメッキ酸溶液中で20〜5
0A/dm2の電流密度、及び樹脂が溶解除去された後
の凹部直径、即ちクロムメッキ部有効面積比に応じた投
入電流2000A〜20000A等の条件で電解メッキ
を行うことにより、前記でレーザー加工によって形成さ
れた穴径5〜20μmの厚みでクロム突起を付着するこ
とができる。この際、樹脂が絶縁物質であるため、クロ
ムその表面に付着することなく、設定したメッキ条件に
より、樹脂の厚さとほぼ同等、またはそれ以下の厚さに
て、穴の部分だけにメッキされる。図3(C)は、クロ
ムメッキ後の表面状態を示すもので、樹脂22及びロー
ル21表面によって形成された穴凹部26に、電解メッ
キされた曲面状のクロム突起27が付着している。次い
で、図3(D)に示す様に、クロム突起27を有するロ
ールは、溶剤を溶かした溶媒中に浸漬するか、溶剤でブ
ラッシングするなどして、表面の樹脂を除去する。そし
て、図3(D)に示すごとく、樹脂を除去したロール2
1の表面には、クロム突起27が表出する。このように
して製造したロールを用いて、0.75mm厚さの冷延
鋼板を調質圧延し、ロール表面に形成した粗面を鋼板に
転写し、その際の鋼板形状パターンを表3に示す。
【0017】
【表3】
【0018】直径d(μm)、凹部間中心距離P1(μ
m)、圧延方向列の列間中心距離P2(μm)、凹部深
さh(μm)、平坦部の面積率η、鋼板表面1mm2
たり凹部体積V(×106μm3/mm2)に対して、自
動車用内板の評価テストとして、加工後にひび割れの有
無(プレス・加工性)を調査し且つ限界絞り比(L,
D,R)にて評価した。このL,D,Rはポンチ径32
mmの金型を用いて深絞りしうる最大素板径を求め、そ
の最大素板径とポンチ径との比から求められたものであ
る。本発明の鋼板は、No.1〜9までで、比較例をN
o.10〜12で示す。自動車用内板のように塗装鮮映
性を劣化させずに過酷なプレス成形性が要求されるもの
には、1mm2当たりの凹部体積Vが0.70×106
満であると、凹部を濡らすプレス加工用潤滑油が十分で
ないためプレス加工後に鋼板表面にひび割れ疵が多発す
るのでVの下限は0.70×106(μm3/mm2)と
なる。
【0019】図6は、本発明による鋼板と従来技術によ
る鋼板との平坦部の面積率ηと鋼板表面1mm2当たり
凹部体積V(×106μm3/mm2)との関係を示す図
である。表4に従来技術による鋼板形状パターンを表3
に示す。鋼板表面の谷部11の外縁の平均直径D、鋼板
表面の山部10の平坦な山頂面8の平均直径d0ロール
表面のフランジ2の幅α、鋼板表面の隣り合う山部10
の平均中心間距離Sm(以上、単位はいずれもμm)、
平坦部の面積率η、凹部体積率V(×106μm3/mm
2)に対して、自動車用内板の評価テストとして、加工
後にひび割れの有無(プレス・加工性)を調査し且つ限
界絞り比(L,D,R)にて評価した。
【0020】
【表4】
【0021】
【発明の効果】本発明によって、従来のレーザー鋼板に
比較しプレス性と塗装後の高鮮映性を兼ね備えた冷延鋼
板の製造が可能となるとともに、従来出来なかった自動
車用内板のプレス加工性も良く、ひび割れ等の品質問題
も解決する事が可能とならしめた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による鋼板を製造するロール(A)と本
発明による鋼板(B)表面を示す図、
【図2】本発明による鋼板の平面図、
【図3】本発明による鋼板を製造するロールの製造工程
図、
【図4】従来技術による鋼板を製造するロールと鋼板表
面を示す図、
【図5】従来技術による鋼板の平面図である。
【符号の説明】 1 ロ−ル表面のクレ−タ 2 ロ−ル表面のフランジ 3 ロ−ル 7 鋼板 8 山頂面 9 鋼板表面の中間平坦部 10 鋼板表面の山部 11 鋼板表面の谷部 21 本発明に係るロ−ル 22 樹脂 23 レ−ザ−ビ−ム 24 本発明に係る鋼板 25 クロムメッキ 26 穴凹部 27 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩沢 修一 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板表面に微小且つ複数の凹部を設け、
    該凹部の形状は、直径dが50〜500μm、凹部深さ
    hが2〜16μm、鋼板表面1mm2当たり凹部体積の
    合計が0.70×106μm3以上を満足し、圧延方向に
    隣接する凹部間中心距離(P1)=1.0d〜1.5
    d、圧延方向列の列間中心距離(P2)=1.0d〜
    1.5dとした事を特徴とする塗装鮮映性及びプレス成
    形性の優れた鋼板。
JP26143091A 1991-09-03 1991-09-13 プレス成形性の優れた鋼板 Expired - Lifetime JP2509489B2 (ja)

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KR1019930701326A KR960015330B1 (ko) 1991-09-03 1992-08-26 도장의 선명성과 프레스 성형성이 우수한 강판 및 무딘 압연 롤의 제조방법
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11285724A (ja) * 1998-04-01 1999-10-19 Sumitomo Metal Ind Ltd 厚鋼板の冷却方法
JP2020500715A (ja) * 2017-08-29 2020-01-16 宝山鋼鉄股▲分▼有限公司 鋼板の表面形状を圧延成形するためのロールおよびその製造方法

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