JPH0568257U - 畜産用マット - Google Patents

畜産用マット

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JPH0568257U
JPH0568257U JP1722492U JP1722492U JPH0568257U JP H0568257 U JPH0568257 U JP H0568257U JP 1722492 U JP1722492 U JP 1722492U JP 1722492 U JP1722492 U JP 1722492U JP H0568257 U JPH0568257 U JP H0568257U
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JP
Japan
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mat
livestock
rubber layer
surface layer
layer
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Withdrawn
Application number
JP1722492U
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English (en)
Inventor
一郎 兼坂
Original Assignee
一郎 兼坂
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Publication date
Application filed by 一郎 兼坂 filed Critical 一郎 兼坂
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Priority to EP93101733A priority patent/EP0557755B1/en
Priority to DE69326574T priority patent/DE69326574T2/de
Priority to DK93101733T priority patent/DK0557755T3/da
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Publication of JPH0568257U publication Critical patent/JPH0568257U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 畜産用マットにおいて、保温効果の高いもの
を供給する。 【構成】 畜産用マット1は上面ゴム層10および下面
ゴム層20によって構成される。上面ゴム層10に含有
された多機能セラミックス14は遠赤外線放射効果を有
するから、ガスヒータ3からの熱を受けて遠赤外線を放
射する。下面ゴム層20に含有されたアルミニウム24
は熱反射率が高いから、上部からの熱を反射し、下方に
逃がさない。マット上の子豚2を効果的に保温できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は畜産用マットに関し、特に畜産用動物の保温効果の高い畜産用マット に関する。
【0002】
【従来の技術】
畜産現場においては、畜産用動物を所定の温度で保温することが要求される。 たとえば養豚においては、屋舎内で飼育される子豚の保温が非常に重要であり、 屋舎内を常に所定の温度に保たなければならない。
【0003】 そこで、従来からガスヒータその他の暖房手段によって屋舎内を充分に保温す るようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ガスヒータから放射される熱や子豚の体温が屋舎の床面を通して失わ れるため、充分な暖房効果が得られず、そのため、暖房設備に多くの負荷がかか るという問題があった。
【0005】 本考案は、畜産用動物の保温効果を高める畜産用マットを提供することを目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、畜産用屋舎において敷設され、畜産用動物の保温に用いられ る畜産用マットは、遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスが添加された 上面層と、熱吸収性の低い材料または熱反射性の高い材料が添加された下面層と を有するものである。
【0007】
【実施例】 次に添付図面を参照して本考案による畜産用マットの実施例を詳細に説明する 。
【0008】 図1には、本考案による畜産用マットの一実施例の断面が示されている。マッ ト1は、上面ゴム層10と下面ゴム層20とからなっている。上面ゴム層10は ゴム12を主体とし、遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスの粉末14 が添加されている。下面ゴム層20はゴム22を主体とし、アルミニウムの粉末 24が添加されている。
【0009】 なお、下面ゴム層20に添加される材料はアルミニウムの粉末に限られず、放 射熱反射性の高いものであればよい。または、下面ゴム層20に代えて伝導熱吸 収性の低い層を設けてもよい。伝導熱吸収性の低い層としては、たとえば発砲ス チロールや小孔を有するハニカム状の材料を使用することができる。また、上面 ゴム層10および下面ゴム層20は、上記の実施例ではゴムを主体としているが 、適度の弾力性を有するその他の材料を使用し、これに上記の多機能セラミック スの粉末14、アルミニウムの粉末24等を添加したものとすることもできる。
【0010】 本マットはたとえば幅60cm、長さ90cm、厚さ5mm程度の大きさに形 成される。
【0011】 本マット1は、使用時には図2に示すように、上面ゴム層10が上になるよう にして屋舎内に敷設され、敷設されたマット1の上で子豚2が飼育される。
【0012】 本マット1を敷設して子豚2を飼育すると、上面ゴム層10に含有された多機 能セラミックスの粉末14はガスヒータ3から放射されてマット1に達した熱や 子豚2から発散される熱を吸収して遠赤外線を放射する。したがって、遠赤外線 によって子豚を効果的に保温することができる。また、多機能セラミックスの粉 末14は抗菌性を有するから、屋舎内の細菌による腐敗のおそれがない。さらに 、多機能セラミックスの粉末14は脱臭性を有するから、屋舎内を清潔に保こと ができる。
【0013】 また、下面ゴム層20に含有されたアルミニウムの粉末24は、放射熱反射性 が高いから、マット1の上面からの熱を上面側へ反射し、マット1の下面側へ熱 が逃げるのを防止できる。下面ゴム層20に代えて伝導熱吸収性が低い材料によ る層を用いた場合にも、上面からの熱が床面へ逃げるのを防止できる。
【0014】 図3には本発明の他の実施例が示されている。この実施例においては、下面ゴ ム層20の下側にさらに、耐腐食性を有する耐腐食層30が積層されている。こ のマットによれば、耐腐食層30は、動物の糞等に含まれるアンモニア等による 腐食に対する耐性を有するから、床面からの影響によるマットの腐食を防ぐこと ができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案のマットによれば、上面層に含まれる多機能セラミックスによって遠赤 外線が放射され、下面層に含まれる熱吸収性の低い材料または熱反射性の高い材 料によって上面層側からの熱が反射されるから、マット上で飼育される動物を効 果的に保温することができる。
【提出日】平成4年7月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、畜産用屋舎において敷設され、畜産用動物の保温に用いられ る畜産用マットは、遠赤外線放射効果を有する機能性セラミックスが添加された 上面層と、熱吸収性の低い材料または熱反射性の高い材料が添加された下面層と 、下面層に接触して設けられた耐腐食層とを有するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 図1には、本考案による畜産用マットの一実施例の断面が示されている。マッ ト1は、上面ゴム層10と下面ゴム層20とからなっている。上面ゴム層10は ゴム12を主体とし、遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスの粉末14 が添加されている。遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスとしては、シ リカ(SiO2 ) 、マグネシア(MgO) 、アルミナ( Al2 O 3 ) 、チタン(TiO2 ) 等が 挙げられる。下面ゴム層20は放射熱反射性の高い層であり、たとえばゴム22 を主体とし、アルミニウムの粉末24が添加されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 下面ゴム層20はまた、伝導熱吸収性の低い層としてもよい。伝導熱吸収性の 低い層としては、各種の断熱材料を使用することができ、たとえば発砲スチロー ル、ウレタン、ハニカム状の材料、コルク、ベニア板等を使用することができる 。また、上面ゴム層10および下面ゴム層20は、上記の実施例ではゴムを主体 としているが、適度の弾力性を有するその他の材料を使用し、これに上記の多機 能セラミックスの粉末14、アルミニウムの粉末24等を添加したものとするこ ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による畜産用マットの一実施例を示す断
面図である。
【図2】本考案による畜産用マットの使用状態を示す図
である。
【図3】本考案による畜産用マットの他の実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 マット 2 子豚 3 ガスヒータ 10 上面ゴム層 12 ゴム 14 セラミックス粉末 20 下面ゴム層 22 ゴム 24 アルミニウム粉末 30 耐腐食層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜産用屋舎において敷設され、畜産用動
    物の保温に用いられる畜産用マットにおいて、該マット
    は、 遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスを含む上
    面層と、 熱吸収性の低い材料を含む下面層とを有することを特徴
    とする畜産用マット。
  2. 【請求項2】 畜産用屋舎において敷設され、畜産用動
    物の保温に用いられる畜産用マットにおいて、該マット
    は、 遠赤外線放射効果を有する多機能セラミックスを含む上
    面層と、 熱反射性の高い材料を含む下面層とを有することを特徴
    とする畜産用マット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマットにおいて、前記
    熱反射性の高い材料はアルミニウムであることを特徴と
    する畜産用マット。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のマットにおい
    て、前記上面層および下面層はゴムを主体とする層であ
    ることを特徴とする畜産用マット。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のマットにおい
    て、該マットはさらに、 前記下面層に接触する、耐腐食性の層を有することを特
    徴とする畜産用マット。
JP1722492U 1992-02-24 1992-02-24 畜産用マット Withdrawn JPH0568257U (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1722492U JPH0568257U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 畜産用マット
EP93101733A EP0557755B1 (en) 1992-02-24 1993-02-04 Mat for stock-raising
DE69326574T DE69326574T2 (de) 1992-02-24 1993-02-04 Matte für die Aufzucht von Tieren
DK93101733T DK0557755T3 (da) 1992-02-24 1993-02-04 Måtte til husdyropdræt
TW082101128A TW211510B (en) 1992-02-24 1993-02-18 Mat for stock-raising

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1722492U JPH0568257U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 畜産用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0568257U true JPH0568257U (ja) 1993-09-17

Family

ID=11937985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1722492U Withdrawn JPH0568257U (ja) 1992-02-24 1992-02-24 畜産用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0568257U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8964361B2 (en) 2010-07-21 2015-02-24 Teradyne, Inc. Bulk transfer of storage devices using manual loading

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606