JPH056718B2 - - Google Patents
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- JPH056718B2 JPH056718B2 JP59116202A JP11620284A JPH056718B2 JP H056718 B2 JPH056718 B2 JP H056718B2 JP 59116202 A JP59116202 A JP 59116202A JP 11620284 A JP11620284 A JP 11620284A JP H056718 B2 JPH056718 B2 JP H056718B2
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- Japan
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
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Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は銀行、郵便局等の金融機関や、その他
一般の建造物内へ強盗が侵入し、現金又は物品強
奪後、逃亡するのを防ぐための防犯方法に関する
ものである。
一般の建造物内へ強盗が侵入し、現金又は物品強
奪後、逃亡するのを防ぐための防犯方法に関する
ものである。
従来より、一般的に銀行、郵便局等の金融機関
や美術館等は防犯上、テレビカメラや警報器等を
設置している。そして、テレビカメラは常時室内
を撮影しており、警報器は予め決められた場所に
設置し、その警報器を作動させる非常ボタンを所
定の場所に設置している。
や美術館等は防犯上、テレビカメラや警報器等を
設置している。そして、テレビカメラは常時室内
を撮影しており、警報器は予め決められた場所に
設置し、その警報器を作動させる非常ボタンを所
定の場所に設置している。
しかし、このテレビカメラはカウンターに近づ
いた客の姿を撮影するだけであり、カウンターに
強盗犯があらわれた場合でも、その覆面をした犯
人の姿を捕らえ、それを録画しているだけであ
る。また、警報器は職員が非常ボタンを押して始
めて警報を発するものである。
いた客の姿を撮影するだけであり、カウンターに
強盗犯があらわれた場合でも、その覆面をした犯
人の姿を捕らえ、それを録画しているだけであ
る。また、警報器は職員が非常ボタンを押して始
めて警報を発するものである。
このため、強盗が侵入し、職員を脅したり、人
質をとつて現金を強奪しても、テレビカメラはそ
の状態を録画しているにとどまり、また警報器の
非常ベルは職員が非常ボタンを押釦操作しなけれ
ば作動せず、仮りに押釦操作をしても、非常ベル
が作動するだけである。
質をとつて現金を強奪しても、テレビカメラはそ
の状態を録画しているにとどまり、また警報器の
非常ベルは職員が非常ボタンを押釦操作しなけれ
ば作動せず、仮りに押釦操作をしても、非常ベル
が作動するだけである。
従つて、現金強奪後の強盗の逃亡を防ぐために
は、職員や客が強盗の逃亡を阻止する必要がある
が、このことは職員や客の身の安全上難しく、強
盗は容易に戸外へ脱出して逃亡に成功してしまう
ことがしばしばある。
は、職員や客が強盗の逃亡を阻止する必要がある
が、このことは職員や客の身の安全上難しく、強
盗は容易に戸外へ脱出して逃亡に成功してしまう
ことがしばしばある。
本発明は上記問題に鑑みて、従来より設置して
いる防犯用テレビカメラや非常警報器とは別に設
けるか又は併用し、強盗の強迫音声、銃声、職員
や客の悲鳴等の異常波形を検知し、この信号によ
り建造物の出入口に設けた風除室に強盗犯を閉じ
込めて逮捕する防犯方法を提供することを目的と
する。
いる防犯用テレビカメラや非常警報器とは別に設
けるか又は併用し、強盗の強迫音声、銃声、職員
や客の悲鳴等の異常波形を検知し、この信号によ
り建造物の出入口に設けた風除室に強盗犯を閉じ
込めて逮捕する防犯方法を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するために、本発明における防
犯方法は、職員側や顧客側をカウンターにて仕切
り、顧客側と外部を内外扉を有する風除室を介し
て出入り可能にした建造物において、上記建造物
内に異常波形をもつ音圧を検知する異常音圧検出
センサーを設け、上記風除室内に有無人センサー
を設け、該異常音圧検出センサーと有無人センサ
ーからの信号により、上記風除室の内側扉と外側
扉を独立的/選択的に開閉ロツクする制御装置に
より、上記異常音圧検出センサーからの信号で上
記風除室の内側扉を閉ロツクし、上記有無人セン
サーの無人検知信号で外側扉を閉ロツクするとと
もに内側扉の閉ロツクを解除し、上記有無人セン
サーの有人検知信号で内側扉を閉ロツクすること
を特徴とするものである。
犯方法は、職員側や顧客側をカウンターにて仕切
り、顧客側と外部を内外扉を有する風除室を介し
て出入り可能にした建造物において、上記建造物
内に異常波形をもつ音圧を検知する異常音圧検出
センサーを設け、上記風除室内に有無人センサー
を設け、該異常音圧検出センサーと有無人センサ
ーからの信号により、上記風除室の内側扉と外側
扉を独立的/選択的に開閉ロツクする制御装置に
より、上記異常音圧検出センサーからの信号で上
記風除室の内側扉を閉ロツクし、上記有無人セン
サーの無人検知信号で外側扉を閉ロツクするとと
もに内側扉の閉ロツクを解除し、上記有無人セン
サーの有人検知信号で内側扉を閉ロツクすること
を特徴とするものである。
上記構成により、異常音圧検出センサーが、強
盗の強迫音声、銃声、職員や客の悲鳴など常時の
音声以外の異常波形をもつた音声を検知して犯罪
発生を検出すると、制御装置により風除室の内側
の扉を閉状態で閉ロツクして外部から客の入室を
禁止する。そして、有無人センサーにて風除室内
の無人を検知したら外側扉を閉ロツクし、且つ内
側扉の閉ロツクを解除する。その後、犯人が風除
室の内側扉を開いて風除室内に進入すると有無人
センサーで有人を検知し、内側扉を閉ロツクする
ことにより犯人を風除室内に閉じ込めて逃亡を阻
止して逮捕する。
盗の強迫音声、銃声、職員や客の悲鳴など常時の
音声以外の異常波形をもつた音声を検知して犯罪
発生を検出すると、制御装置により風除室の内側
の扉を閉状態で閉ロツクして外部から客の入室を
禁止する。そして、有無人センサーにて風除室内
の無人を検知したら外側扉を閉ロツクし、且つ内
側扉の閉ロツクを解除する。その後、犯人が風除
室の内側扉を開いて風除室内に進入すると有無人
センサーで有人を検知し、内側扉を閉ロツクする
ことにより犯人を風除室内に閉じ込めて逃亡を阻
止して逮捕する。
以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明
する。この実施例では銀行、郵便局等の金融機関
を例にしており、以下の説明では銀行と仮定して
説明する。
する。この実施例では銀行、郵便局等の金融機関
を例にしており、以下の説明では銀行と仮定して
説明する。
第1図はキヤツシユコーナを付設していない建
物の平面的な見取図であり、第2図はキヤツシユ
コーナを付設した建物の平面的な見取図をそれぞ
れ示し、第3図は風除室(エントランスホール)
の斜視図を示している。
物の平面的な見取図であり、第2図はキヤツシユ
コーナを付設した建物の平面的な見取図をそれぞ
れ示し、第3図は風除室(エントランスホール)
の斜視図を示している。
第1図の見取図に示すように、室内はカウンタ
ー2により職員側Aと顧客側Bに別れており、こ
の職員側Aには事務机1を所定箇所に配置し、こ
の事務机1とカウンター2の所定箇所には非常時
の発生を報知する非常ボタン11を複数個設置し
ている。また、顧客側部屋Bには異常音圧検出セ
ンサー12を4ケ所に設置し、強盗犯人がどの位
置から強迫しても検知できるようになつている。
ー2により職員側Aと顧客側Bに別れており、こ
の職員側Aには事務机1を所定箇所に配置し、こ
の事務机1とカウンター2の所定箇所には非常時
の発生を報知する非常ボタン11を複数個設置し
ている。また、顧客側部屋Bには異常音圧検出セ
ンサー12を4ケ所に設置し、強盗犯人がどの位
置から強迫しても検知できるようになつている。
この異常音圧検出センサー12は、一般に人々
が会話する時の音量や外部工事音等の波形は検知
せず、強迫時等の異常な波形・声量なる人の発生
音や悲鳴・銃声音・電話ベル連継音にて作動する
ようなものを使用している。なお、この異常音圧
検出センサー12は、それ自体は音圧を検出する
のみで後述する制御装置で異常音圧かどうかを判
断するものでよく、あるいは、異常音圧検出セン
サー12自体が異常音圧を検知する機能を有して
いるものでもよい。
が会話する時の音量や外部工事音等の波形は検知
せず、強迫時等の異常な波形・声量なる人の発生
音や悲鳴・銃声音・電話ベル連継音にて作動する
ようなものを使用している。なお、この異常音圧
検出センサー12は、それ自体は音圧を検出する
のみで後述する制御装置で異常音圧かどうかを判
断するものでよく、あるいは、異常音圧検出セン
サー12自体が異常音圧を検知する機能を有して
いるものでもよい。
また職員側Aと顧客側Bには、時間外、特別
時、あるいは異常発生時等の必要に応じて職員あ
るいは顧客が出入りする非常出入口を設け、この
出入口にも扉5,6を設けている。
時、あるいは異常発生時等の必要に応じて職員あ
るいは顧客が出入りする非常出入口を設け、この
出入口にも扉5,6を設けている。
また、この銀行には建物の一箇所に顧客の出入
口3を設けている。この出入口3は、第3図にも
示すように内外二重式扉を有する風除室4を形成
しており、この風除室4の内側扉31と外側扉3
2はともに自動的に開閉し、しかもその開閉は内
側扉31、外側扉32をそれぞれ独立して選択的
に行なうと共に、異常時には、閉扉状態でロツク
機構(図示せず)が作動して扉をロツクするよう
になつている。そしてこの内側扉31と、外側扉
32との間は小さな空間(風除室)を構成してお
り、通常は、人がこの外側扉32よりまずこの風
除室4内に入り、次に内側扉31を開いて銀行内
へ入ることになる。そしてこの風除室4の大きさ
はその目的を達成し、且つ少なくとも大人一人以
上がゆつたりと入れる適当な空間を有している。
口3を設けている。この出入口3は、第3図にも
示すように内外二重式扉を有する風除室4を形成
しており、この風除室4の内側扉31と外側扉3
2はともに自動的に開閉し、しかもその開閉は内
側扉31、外側扉32をそれぞれ独立して選択的
に行なうと共に、異常時には、閉扉状態でロツク
機構(図示せず)が作動して扉をロツクするよう
になつている。そしてこの内側扉31と、外側扉
32との間は小さな空間(風除室)を構成してお
り、通常は、人がこの外側扉32よりまずこの風
除室4内に入り、次に内側扉31を開いて銀行内
へ入ることになる。そしてこの風除室4の大きさ
はその目的を達成し、且つ少なくとも大人一人以
上がゆつたりと入れる適当な空間を有している。
更に風除室4には、風除室4内に人が居るかど
うかを赤外線センサー等にて検知する有無人セン
サー13を2ケ所に設け、この風除室4内のどこ
に人が居ても検知できるようにしている。
うかを赤外線センサー等にて検知する有無人セン
サー13を2ケ所に設け、この風除室4内のどこ
に人が居ても検知できるようにしている。
14は送信器であり、誤動作時、あるいは犯人
逮捕後、防犯装置を解除するための押釦を付設し
ている。15は緊急事態を知らせる警告板であ
る。
逮捕後、防犯装置を解除するための押釦を付設し
ている。15は緊急事態を知らせる警告板であ
る。
なお、上述した実施例は銀行の平面的な見取図
の一例であり、職員用の事務机1やカウンター2
もその一例を示したが、その数や配置形態、場所
等はこれに限定されることはなく、一般顧客はカ
ウンターを越えて容易に職員側には進入できない
ようになつている。
の一例であり、職員用の事務机1やカウンター2
もその一例を示したが、その数や配置形態、場所
等はこれに限定されることはなく、一般顧客はカ
ウンターを越えて容易に職員側には進入できない
ようになつている。
以上の構成は、自動現金引出機に設置していな
い銀行の配置であるが、第2図の見取図に示すよ
うに、この顧客側Bの横に自動現金引出機7を設
置したキヤツシユコーナ室8を設ける場合もあ
る。この場合、客、職員双方に便利なようにキヤ
ツシユコーナ室8と顧客側Bを扉9にて接続し、
キヤツシユコーナ室8の裏室8aと職員側Aを扉
10にて接続している。
い銀行の配置であるが、第2図の見取図に示すよ
うに、この顧客側Bの横に自動現金引出機7を設
置したキヤツシユコーナ室8を設ける場合もあ
る。この場合、客、職員双方に便利なようにキヤ
ツシユコーナ室8と顧客側Bを扉9にて接続し、
キヤツシユコーナ室8の裏室8aと職員側Aを扉
10にて接続している。
上述のように構成した防犯装置において、強盗
等が進入した場合どのように作動するかを以下に
説明する。
等が進入した場合どのように作動するかを以下に
説明する。
この作動順序は第4図のフローチヤートにも示
すように、今強盗等が一般顧客にまぎれて銀行
(郵便局、その他の金融機関、貴金属宝石店等)
へ侵入し、職員に向つて加害者音声例えば「手を
上げろ」、「静かにしろ」、「金を出せ」等を発声し
たり、また顧客や女子職員等の被害者音声「キヤ
ーツ」などの悲鳴、その他室内異常騒音や銃声な
どを異常音圧検出センサー12にて検知すると、
この検知信号を異常音圧検出センサー12より送
信器14へ送り、警察や警備会社へ警報送信す
る。そして、警察や警備会社で事件発生を受信す
ると直ちに出動指令が出る。これと同時に出入口
3のまず風除室4の内側扉31を閉じ状態又は閉
じた後、閉ロツクすると共に非常出入口5,6も
全てロツクする。
すように、今強盗等が一般顧客にまぎれて銀行
(郵便局、その他の金融機関、貴金属宝石店等)
へ侵入し、職員に向つて加害者音声例えば「手を
上げろ」、「静かにしろ」、「金を出せ」等を発声し
たり、また顧客や女子職員等の被害者音声「キヤ
ーツ」などの悲鳴、その他室内異常騒音や銃声な
どを異常音圧検出センサー12にて検知すると、
この検知信号を異常音圧検出センサー12より送
信器14へ送り、警察や警備会社へ警報送信す
る。そして、警察や警備会社で事件発生を受信す
ると直ちに出動指令が出る。これと同時に出入口
3のまず風除室4の内側扉31を閉じ状態又は閉
じた後、閉ロツクすると共に非常出入口5,6も
全てロツクする。
しかし、もしこの時異常音圧検出センサー12
にて検知したが、強盗に関係のない場合には、職
員によつて異常事態発生解除釦を押して警察や警
備会社へ誤動作を通知すると共に内側扉31の閉
ロツクを解除する。
にて検知したが、強盗に関係のない場合には、職
員によつて異常事態発生解除釦を押して警察や警
備会社へ誤動作を通知すると共に内側扉31の閉
ロツクを解除する。
実際に強盗等が侵入している場合、この異常事
態の発生によつて自動的に内側扉31が閉ロツク
し、この内側扉31を閉ロツクすると風除室4内
に居る人、あるいは外側扉より中へ入ろうとする
人に対し異常事態が発生したことを知らせ、速や
かに外部へ避難するように避難放送をしたり非常
灯15を点灯させる。この避難放送や非常灯15
の点灯は銀行内の職員側Aや顧客側Bでは聴こえ
ないように、あるいは見えないようにしておくも
のとする。
態の発生によつて自動的に内側扉31が閉ロツク
し、この内側扉31を閉ロツクすると風除室4内
に居る人、あるいは外側扉より中へ入ろうとする
人に対し異常事態が発生したことを知らせ、速や
かに外部へ避難するように避難放送をしたり非常
灯15を点灯させる。この避難放送や非常灯15
の点灯は銀行内の職員側Aや顧客側Bでは聴こえ
ないように、あるいは見えないようにしておくも
のとする。
そして、有無人センサー13にて風除室4内が
無人であることを検知すると直ちに外側扉32を
閉ロツクし、且つ、内側扉31の閉ロツクを解除
して風除室4の内側扉31を自由に開閉できるよ
うにする。外側扉32を閉ロツクした状態で犯人
が逃亡しようとして風除室4内に侵入した時有無
人センサー13にて有人を検知し、直ちに内側扉
31を閉ロツクする。
無人であることを検知すると直ちに外側扉32を
閉ロツクし、且つ、内側扉31の閉ロツクを解除
して風除室4の内側扉31を自由に開閉できるよ
うにする。外側扉32を閉ロツクした状態で犯人
が逃亡しようとして風除室4内に侵入した時有無
人センサー13にて有人を検知し、直ちに内側扉
31を閉ロツクする。
本発明は、このようにして犯人を風除室4内に
閉じ込め、警察官又は警備員の到着を待つて逮捕
するものであり、これらの一連動作は、図示しな
い制御装置により制御している。この制御装置は
図示していないが、上述した送信器14を内設す
るような構成にすることにより送信器14と一体
化してもよい。
閉じ込め、警察官又は警備員の到着を待つて逮捕
するものであり、これらの一連動作は、図示しな
い制御装置により制御している。この制御装置は
図示していないが、上述した送信器14を内設す
るような構成にすることにより送信器14と一体
化してもよい。
なお、この風除室4内に閉じ込められた犯人が
さらに逃亡せんとして発砲したり、あばれたりし
ても扉31,32は破壊されないような材質(例
えば、防弾ガラス等)を用いるか、ガラス扉3
1,32が破損しても別の手段、例えばシヤツタ
ーを降下せしめて逃亡を防ぐようにしてもよい。
また、風除室4内に閉じ込められた犯人がさらに
逃亡を図かり、器物を損壊するだけでなく他の
人々例えば風除室4の外にいる職員、客、見物者
等に銃などにて危害を加えないように、あるいは
人質をとつて共に風除室4に閉じ込められた場
合、他の人々の人命が必要以上に危険にさらされ
ないよう、この風除室4内の犯人がおとなしくな
るよう催涙ガス、麻酔性・睡眠性のガス等を注入
するようにしてもよい。これらのガス注入は法律
によつて許される場合にのみ使用するものとす
る。
さらに逃亡せんとして発砲したり、あばれたりし
ても扉31,32は破壊されないような材質(例
えば、防弾ガラス等)を用いるか、ガラス扉3
1,32が破損しても別の手段、例えばシヤツタ
ーを降下せしめて逃亡を防ぐようにしてもよい。
また、風除室4内に閉じ込められた犯人がさらに
逃亡を図かり、器物を損壊するだけでなく他の
人々例えば風除室4の外にいる職員、客、見物者
等に銃などにて危害を加えないように、あるいは
人質をとつて共に風除室4に閉じ込められた場
合、他の人々の人命が必要以上に危険にさらされ
ないよう、この風除室4内の犯人がおとなしくな
るよう催涙ガス、麻酔性・睡眠性のガス等を注入
するようにしてもよい。これらのガス注入は法律
によつて許される場合にのみ使用するものとす
る。
また、犯人が人質をとつて風除室4内に逃げ込
んだ場合、人質の命が危険にさらされることにな
るので、この場合、風除室4の外側扉32の閉ロ
ツクを手動にて直ちに解除することは可能であ
る。
んだ場合、人質の命が危険にさらされることにな
るので、この場合、風除室4の外側扉32の閉ロ
ツクを手動にて直ちに解除することは可能であ
る。
上述した実施例では銀行や郵便局などの金融機
関について説明したが、本発明はこれら金融機関
以外の貴金属宝石店や美術館、美術骨董品店など
高価な品物を扱う店舗、会社などにも応用できる
ものである。
関について説明したが、本発明はこれら金融機関
以外の貴金属宝石店や美術館、美術骨董品店など
高価な品物を扱う店舗、会社などにも応用できる
ものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、通常の会話や騒音以外の強
迫、悲鳴、銃声などの異常波形の音圧を異常音圧
検出センサーにより検知することにより、自動的
に異常事態の発生を検知し、これと連動して出入
口に設けた風除室の内外扉を独立的/選択的に開
閉ロツクを行なうことにより、犯人を顧客や職員
と別に風除室内に隔離して閉じ込めることができ
るので、他の人の安全を確保しつつ犯人を速やか
に逮捕することができる。
迫、悲鳴、銃声などの異常波形の音圧を異常音圧
検出センサーにより検知することにより、自動的
に異常事態の発生を検知し、これと連動して出入
口に設けた風除室の内外扉を独立的/選択的に開
閉ロツクを行なうことにより、犯人を顧客や職員
と別に風除室内に隔離して閉じ込めることができ
るので、他の人の安全を確保しつつ犯人を速やか
に逮捕することができる。
また既設の風除室を使用すれば店舗を改造する
ことなく設置することも可能である。
ことなく設置することも可能である。
第1図は本発明を設置した銀行等の一実施例を
示す平面的な見取図、第2図はキヤツシユコーナ
を隣接した実施例の平面的な見取図、第3図は風
除室の斜視図、第4図はフローチヤートである。 1……事務机、2……カウンター、3……出入
口、31……内側扉、32……外側扉、4……風
除室、5,6……扉、7……自動現金引出機、8
……キヤツシユコーナ室、9,10……扉、11
……非常押釦、12……異常音圧検出センサー、
13……有無人センサー、A……職員側、B……
顧客側。
示す平面的な見取図、第2図はキヤツシユコーナ
を隣接した実施例の平面的な見取図、第3図は風
除室の斜視図、第4図はフローチヤートである。 1……事務机、2……カウンター、3……出入
口、31……内側扉、32……外側扉、4……風
除室、5,6……扉、7……自動現金引出機、8
……キヤツシユコーナ室、9,10……扉、11
……非常押釦、12……異常音圧検出センサー、
13……有無人センサー、A……職員側、B……
顧客側。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 職員側と顧客側をカウンターにて仕切り、顧
客側と外部を内外扉を有する風除室を介して出入
り可能にした建造物において、 上記建造物内に異常波形をもつ音圧を検知する
異常音圧検出センサーを設け、上記風除室内に有
無人センサーを設け、該異常音圧検出センサーと
有無人センサーからの信号により、上記風除室の
内側扉と外側扉を独立的/選択的に開閉ロツクす
る制御装置により、上記異常音圧検出センサーか
らの信号で上記風除室の内側扉を閉ロツクし、上
記有無人センサーの無人検知信号で外側扉を閉ロ
ツクするとともに内側扉の閉ロツクを解除し、上
記有無人センサーの有人検知信号で内側扉を閉ロ
ツクすることを特徴とする防犯方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620284A JPS60262299A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 防犯方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620284A JPS60262299A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 防犯方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60262299A JPS60262299A (ja) | 1985-12-25 |
JPH056718B2 true JPH056718B2 (ja) | 1993-01-27 |
Family
ID=14681362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11620284A Granted JPS60262299A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 防犯方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60262299A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017517826A (ja) * | 2014-04-16 | 2017-06-29 | インダイム ソリューションズ, エルエルシーIndyme Solutions, Llc | 試着室の管理および使用状況監視システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820380B1 (ja) * | 1969-02-26 | 1973-06-20 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820380U (ja) * | 1971-07-16 | 1973-03-08 | ||
JPS5320883U (ja) * | 1976-08-02 | 1978-02-22 | ||
JPS57131787U (ja) * | 1981-02-09 | 1982-08-17 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP11620284A patent/JPS60262299A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4820380B1 (ja) * | 1969-02-26 | 1973-06-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60262299A (ja) | 1985-12-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |