JPH0566241U - 車両用制御回路の自動電源遮断装置 - Google Patents

車両用制御回路の自動電源遮断装置

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JPH0566241U
JPH0566241U JP1396292U JP1396292U JPH0566241U JP H0566241 U JPH0566241 U JP H0566241U JP 1396292 U JP1396292 U JP 1396292U JP 1396292 U JP1396292 U JP 1396292U JP H0566241 U JPH0566241 U JP H0566241U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンを停止したまま制御回路電源に電流を
供給することによるバッテリ消耗を防止する。 【構成】バッテリの+端子1はキースイッチ2を介して
エッジ検出ワンショット回路4の入力端子とリレー3の
接点3aとコイル3bに接続されている。接点3aの他
方の端子は電子燃料制御装置11の制御回路電源5の入
力端子に接続され、コイル3bの他方の端子はトランジ
スタ10のコレクタに接続されている。エッジ検出ワン
ショット回路4の出力端子はダイオード8を介してトラ
ンジスタ10のベースに接続されている。制御回路電源
5はマイクロコンピュータ6の電源を供給する。マイク
ロコンピュータ6は回転信号出力装置7からエンジンの
停止を検出すると出力端子6bにオフ信号を出力する。
マイクロコンピュータ6の出力端子6bはダイオード9
を介してトランジスタ10のベースに接続されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用制御回路の自動電源遮断装置に関わり、特に、電子制御燃料噴 射装置とキルスイッチを備えた自動二輪車、スノーモービル等に好適な車両用制 御回路の自動電源遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子制御燃料噴射装置を採用した車両では、エンスト等によりエンジンが停止 したままキースイッチをオンにしておくと、比較的短期間にバッテリが消耗して しまうという問題がある。
【0003】 特に、エンジンを停止させるキルスイッチが設けられた自動二輪車やスノーモ ービルではエンジンを停止させて、キースイッチをオフにすることを忘れること があり、バッテリの上がる機会が多い。
【0004】 このようなエンジン停止時のバッテリ消耗を防止するための自動電源遮断装置 が実開平3−78947号公報に提案されている。実開平3−78947号公報 に提案された第1の自動電源遮断装置は、外力を印加したときのみオンとなる操 作スイッチにより制御回路電源に電流を供給するリレーをオンとし、エンジン回 転停止を検出した後所定期間経過すると前記リレーをオフとするものである。
【0005】 また、実開平3−78947号公報に提案された第2の自動電源遮断装置は、 スタータスイッチにより制御回路電源に電流を供給するリレーをオンとし、エン ジン回転停止を検出した後所定期間経過すると前記リレーをオフとするものであ る。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】
上記の第1の自動電源遮断装置は、通常のキー操作だけではエンジンが始動せ ず、使いにくいという問題があった。また、電源からリレーや制御回路電源への 配線には、グランド配線の他に操作スイッチを通した配線と操作スイッチを通さ ない配線が必要であり、部品点数および組立て工数が増大するという欠点があっ た。
【0007】 上記の第2の自動電源遮断装置は、スタータの操作だけでエンジンを始動させ ることはできるが。電源からリレーや制御回路電源への配線には、グランド配線 の他にスタータスイッチを通した配線とスタータスイッチを通さない配線が必要 であり、部品点数および組立て工数が増大するという欠点があった。
【0008】 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、通常のキ ースイッチとその配線の他に余分の操作スイッチや配線を必要としない車両用制 御回路の自動電源遮断装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案の車両用制御回路の自動電源遮断装置は、キースイッチを介して入力 端子が電源に接続され入力端子電圧がハイレベルになると一定期間オン信号を出 力するエッジ検出ワンショット回路と、接点の一方の端子がキースイッチを介し て電源に接続され他方の端子が制御回路電源の入力端子に接続されコイルがキー スイッチおよびスイッチング素子と直列に電源に接続されたリレーと、前記制御 回路電源により電源が供給されエンジン回転信号を入力しエンジン回転停止後所 定期間後にオフ信号を出力するマイクロコンピュータと、OR回路とを備え、前 記OR回路に前記エッジ検出ワンショット回路の出力とマイクロコンピュータの 出力とを入力しOR回路の出力により前記スイッチング素子をオンオフさせるよ うに構成したものである。
【0010】
【作用】
キースイッチをオンとすると、エッジ検出ワンショット回路からオン信号が一 定期間出力される。そのオン信号はOR回路を介してスイッチング素子をオンと する。
【0011】 スイッチング素子がオンとなるとリレーコイルに電流が供給され、リレー接点 が閉じられ制御回路電源に電流が供給される。マイクロコンピュータは制御回路 電源がオンとなるとOR回路にオン信号を出力し、それ以後エッジ検出ワンショ ット回路からオン信号が出力されなくなっても、OR回路はスイッチング素子を オンとしたままでありリレー接点は閉じた状態に保たれる。
【0012】 このように、キースイッチをオンとすることにより制御回路電源に電源を供給 できる。また、制御回路電源はキースイッチを介して電源が供給されているので 、キースイッチをオフとすれば制御回路電源の電源供給は停止する。
【0013】 キースイッチをオンとしたままエンジンが停止すると、マイクロコンピュータ はエンジンの停止を検出して一定期間後にOR回路にオフ信号を出力し、そのと きエッジ検出ワンショット回路からオン信号が出力されていない。
【0014】 従って、OR回路はスイッチング素子をオフとしリレー接点は開かれ制御回路 電源への電源供給が停止する。このように、エンジン停止状態で制御回路電源へ 電源を供給することによるバッテリの消耗が防止される。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の実施例であ る車両用制御回路の自動電源遮断装置を示すブロック図である。図に示す1は車 両のバッテリの+端子であり、キースイッチ2を介してエッジ検出ワンショット 回路4の入力端子と、リレー3の接点3aとコイル3bに接続されている。
【0016】 リレー3の接点3aの他方の端子は電子燃料制御装置11の制御回路電源5の 入力端子に接続され、リレー3のコイル3bの他方の端子はトランジスタ10の コレクタに接続されている。
【0017】 エッジ検出ワンショット回路4は電源を兼ねた入力信号がハイレベルとなると 一定期間ハイレベルの信号を出力する回路であり、その出力端子はダイオード8 を介してトランジスタ10のベースに接続されている。
【0018】 制御回路電源5は電子燃料制御装置11のマイクロコンピュータ6および他の 回路素子の電源を供給する。マイクロコンピュータ6はROM、RAMおよび入 出力インターフェースを内蔵しており、ROMに書かれたプログラムおよび入力 端子6a等からの信号に従って動作し、出力端子6b等に信号を出力する。
【0019】 7はエンジンの回転に伴いパルス信号を出力する回転信号出力装置であり、マ イクロコンピュータ6の入力端子6aに信号を出力する。マイクロコンピュータ 6の出力端子6bはダイオード9を介してトランジスタ10のベースに接続され ている。すなわち、ダイオード8とダイオード9によりOR回路が形成されてい る。なお、トランジスタ10のエミッタはグランドに接続されており、図示して いないが車両のバッテリの−端子もグランドに接続されている。
【0020】 上記構成において、キースイッチ2を図2(a)に示すようにオンとすると、 エッジ検出ワンショット回路4は図2(b)に示すように一定期間ハイレベルの 信号を出力する。エッジ検出ワンショット回路4の出力によりダイオード8を介 してトランジスタ10のベース電流が供給され、図2(e)に示すようにトラン ジスタ10およびリレー3はオンとなる。
【0021】 リレー3がオンとなると、制御回路電源5からマイクロコンピュータ6に電源 が供給される。マイクロコンピュータ6の電源の状態は図2(d)に示してある 。マイクロコンピュータ6に電源が投入されると、初期設定の後に、図2(d) に示すように出力端子6bはハイレベルを出力する。エンジンが回転している間 、回転信号出力装置7は図2(f)に示すようにパルス信号を出力する。
【0022】 エンジンが停止すると、回転信号出力装置7はパルス信号を出力しなくなり、 その後一定期間後にマイクロコンピュータ6の出力端子6bはローレベルとなる 。そのとき、エッジ検出ワンショット回路4の出力もローレベルであるので、ト ランジスタ10はオフとなり、リレー3のコイル3bに電流が供給されなくなる 。 従って、リレー3の接点3aは開かれ、制御回路電源5に電流が供給されな くなる。このように、エンジン停止状態で制御回路電源へ電源を供給することに よるバッテリの消耗が防止される。なお、キースイッチをオフとすることにより 制御回路電源5の電源が遮断されることは一般の電子制御燃料噴射装置と同様で ある。
【0023】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案の車両用制御回路の自動電源遮断装置によれば、 エンジンが停止後一定期間して制御回路電源が遮断されるのでバッテリの消耗が 防止される。
【0024】 また、従来のキースイッチをそのまま使用でき、使用方法も従来のものと同様 である。配線本数も特別に増加しない。
【0025】 電子制御燃料噴射装置を採用した車両にはもともと回転信号出力装置を備えて おり、マイクロコンピュータに余分の出力端子があれば、僅かな回路変更とソフ トウエアの変更により本装置が得られ、そのためのコスト上昇は小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である車両用制御回路の自動電
源遮断装置を示すブロック図である。
【図2】同車両用制御回路の自動電源遮断装置の作用を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 バッテリ+端子 2 キースイッチ 3 リレー 4 エッジ検出ワンショット回路 5 制御回路電源 6 マイクロコンピュータ 7 回転信号出力装置 8 ダイオード 9 ダイオード 10 トランジスタ 11 電子燃料制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キースイッチを介して入力端子が電源に
    接続され入力端子電圧がハイレベルになると一定期間オ
    ン信号を出力するエッジ検出ワンショット回路と、接点
    の一方の端子がキースイッチを介して電源に接続され他
    方の端子が制御回路電源の入力端子に接続されコイルが
    キースイッチおよびスイッチング素子と直列に電源に接
    続されたリレーと、前記制御回路電源により電源が供給
    されエンジン回転信号を入力しエンジン回転停止後所定
    期間後にオフ信号を出力するマイクロコンピュータと、
    OR回路とを備え、前記OR回路に前記エッジ検出ワン
    ショット回路の出力とマイクロコンピュータの出力とを
    入力しOR回路の出力により前記スイッチング素子をオ
    ンオフさせるように構成した車両用制御回路の自動電源
    遮断装置。
JP1396292U 1992-02-13 1992-02-13 車両用制御回路の自動電源遮断装置 Expired - Fee Related JP2557518Y2 (ja)

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