JPH0565982U - ローディングブロック - Google Patents

ローディングブロック

Info

Publication number
JPH0565982U
JPH0565982U JP1371892U JP1371892U JPH0565982U JP H0565982 U JPH0565982 U JP H0565982U JP 1371892 U JP1371892 U JP 1371892U JP 1371892 U JP1371892 U JP 1371892U JP H0565982 U JPH0565982 U JP H0565982U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
loading block
block body
voice
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1371892U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2599281Y2 (ja
Inventor
誠 伊嶋
Original Assignee
大豊建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大豊建設株式会社 filed Critical 大豊建設株式会社
Priority to JP1992013718U priority Critical patent/JP2599281Y2/ja
Publication of JPH0565982U publication Critical patent/JPH0565982U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2599281Y2 publication Critical patent/JP2599281Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Safety Of Cranes (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉掛けの際、目測以外に、周囲に視覚および
/もしくは聴覚により、正確な吊り荷重を容易に知らせ
るようにし、作業性、安全性等を向上させる。 【構成】 クレーン装置のローディングブロックにおい
て、そのフック部分に設けられた吊り荷重を受けるロー
ドセル(5)と、その出力が加えられ、かつローディン
グブロック本体(1)に設けられた外部への表示部(6
a)を有する荷重表示装置(6)と、前記ローディング
ブロック本体(1)に設けられ、かつ吊り荷重を音声に
より報知する音声告知装置(8)と、前記ローディング
ブロック本体(1)に設けられた発光装置(7)とを備
えた構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はクレーン装置のローディングブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
クレーン作業においては、ローディングブロックのフック部分を介し所定の物 を吊り上げる。この場合、通常、クレーン作業時の吊り荷重は玉掛作業員の目測 により想定し、玉掛作業を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、目測を誤ると、吊り上げが困難となり、作業に支障をきたしたり、 吊り上げても危険である、といった課題があった。 また、トラッククレーン等ではロードセルによる吊り荷重の測定ができるが、 オペレータがそれを知るのみで、玉掛作業員が吊り荷重を直接確認できるわけで はないため、上記と同様の課題があった。
【0004】 本考案はこのようなことに鑑み提案されたもので、その目的とするところは、 玉掛作業者自身やその他の人が、目測以外に、視覚および/もしくは聴覚により 、正確な吊り荷重を容易に知らせることができ、また、暗くてもローディングブ ロック本体等の位置がわかるようにし、作業性、安全性等が向上したローディン グブロックを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、クレーン装置のローディングブロックにおいて、そのフック部分 に設けられた吊り荷重を受けるロードセル5と、その出力が加えられ、かつロー ディングブロック本体1に設けられた外部への表示部6aを有する荷重表示装置 6と、前記ローディングブロック本体1に設けられ、かつ吊り荷重を音声により 報知する音声告知装置8と、前記ローディングブロック本体1に設けられた発光 装置7とを備えた構成とすることにより、上記目的を達成している。
【0006】
【作用】
この考案は上記のように構成し、液晶ディスプレイ等からなる表示部6aを有 する荷重表示装置6により、吊り荷重を表示するようにしているため、外部から 容易に正確な吊り荷重を作業者等が読み取ることができるようにしている。した がって、吊り上げ可能か否かが直ちにわかるため、作業に支障が生じたり、ある いは吊り上げ後の危険の発生率を事前に回避することができる。
【0007】 また、発光ダイオードの如き発光装置7を設けているため、夜間作業ではロー ディングブロック等の位置を容易に確認でき、作業の安全性が確保できるように している。
【0008】 さらに、音声告知装置8により、音によって吊り荷重を外部に知らせるように しているため、荷重表示装置6の表示部6aが見えにくい状態であっても確実に 吊り荷重がわかるようにしている。また、目または耳の何れか一方であると、う っかり誤解を生じるおそれがあるが、音声告知装置8と荷重表示装置6両者を併 用することにより、目と耳の両方で吊り荷重を知ることができ、吊り荷重を誤る ことがない。
【0009】
【実施例】
図1は本考案のローディングブロックの一実施例を示す。図中1はローディン グブロック本体で、周知のように上部に複数本のワイヤー2の一端が連結され、 これらのワイヤー2の他端はクレーン装置に連結されている。また、ローディン グブロック本体1の下部にはフック3が設けられ、このフック3にはワイヤー返 り止め4が設けられ、かつ周知のロードセル5がフック3とローディングブロッ ク本体1との間に設けられている。
【0010】 しかして、ローディングブロック本体1の正面1aのほぼ中央には、例えば矩 形の窓1bが形成され、この窓1bの部分に、荷重表示装置の表示部6aが設け られている。また、正面の、例えば外周には所定の間隔で点滅自在な発光ダイオ ードの如き発光装置7が設けられている。さらに、正面の適位置に音声告知装置 のスピーカ8aが設けられ、また、例えば上部中央に、これら荷重表示装置、音 声告知装置、発光装置7等の電源5として用いると好適な太陽電池が設けられて いる。なお、太陽電池に代え、通常のバッテリーを電源5として使用することも 可能である。
【0011】 図2は上記電源5から電気が供給され、駆動され、かつロードセル5からの出 力が加えられる上記荷重表示装置6や、音声を発する音声告知装置8、発光装置 7のブロック図を示すもので、例えばクレーン装置の運転席の操作盤に設けられ たスイッチ9を操作することにより、電源5が各部へ供給され、駆動可能となっ ている。
【0012】 この場合、音声告知装置8は音声合成ICを用いてなる周知のディジタル技術 を用いて構成されている。また、発光装置7も発光ダイオードを駆動する周知の 電子回路で構成されている。
【0013】 図3は荷重表示装置6のブロック図を示すもので、この荷重表示装置6は、C PUを包有してなり、計量を行い、かつ液晶ディスプレイを駆動する駆動回路6 bと、この出力が加えられる液晶ディスプレィからなる表示部6aとを備えてい る。また、駆動回路6bからの出力は音声告知装置8の音声合成ICに加えられ 、その音声信号はスピーカ8aを介し音声に変換され、外部に報告されるように 構成されている。なお、音声告知装置8には、ロードセル5からの出力を直接加 え、動作するように構成することも可能である。
【0014】 そして、動作にあたり、吊り荷重を受けたロードセル5により、吊り荷重を検 出し、これを荷重表示装置6の表示部6aで表示し、また音声告知装置8により 外部に報知したりし、また、クレーンの定格荷重以上の負荷のとき警報を出すよ うになっている。 また、夜間には発光装置7を動作させればローディングブロック本体1等の位 置が容易に確認できる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、玉掛作業者は勿論のこと、その他の人であって も、目測による吊り荷重の把握のほか、目や耳等で正確、かつ容易に吊り荷重を 知ることができ、また、薄暗いときや夜間作業において発光装置7によってロー ディングブロック本体1や吊り荷の位置を知ることができ、作業性、安全性等が 向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のローディングブロックの斜視図。
【図2】本考案の要部のブロック図。
【図3】本考案の荷重表示装置、音声告知装置のブロッ
ク図を示す。
【符号の説明】
1 ローディングブロック 2 ワイヤー 3 フック 4 ワイヤー返り止め 5 ロードセル 6 荷重表示装置 6a 表示部 6b 駆動回路 7 発光装置 8 音声告知装置 8a スピーカ 9 スイッチ 10 電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーン装置のローディングブロックに
    おいて、そのフック部分に設けられた吊り荷重を受ける
    ロードセル(5)と、その出力が加えられ、かつローデ
    ィングブロック本体(1)に設けられた外部への表示部
    (6a)を有する荷重表示装置(6)と、前記ローディ
    ングブロック本体(1)に設けられ、かつ吊り荷重を音
    声により報知する音声告知装置(8)と、前記ローディ
    ングブロック本体(1)に設けられた発光装置(7)と
    を備えたことを特徴とするローディングブロック。
JP1992013718U 1992-02-12 1992-02-12 ローディングブロック Expired - Lifetime JP2599281Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013718U JP2599281Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ローディングブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992013718U JP2599281Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ローディングブロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0565982U true JPH0565982U (ja) 1993-08-31
JP2599281Y2 JP2599281Y2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=11841031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992013718U Expired - Lifetime JP2599281Y2 (ja) 1992-02-12 1992-02-12 ローディングブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2599281Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413368B1 (ko) * 2001-04-03 2003-12-31 김재원 기중기의 인양 하중 표시장치
JP2023078090A (ja) * 2021-11-25 2023-06-06 マニトワック・クレーン・グループ・フランス・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエ フックブロック

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158671U (ja) * 1981-03-30 1982-10-05
JPS6164691A (ja) * 1984-09-07 1986-04-03 三井造船株式会社 耐熱式クレ−ンスケ−ル
JPS61137222U (ja) * 1985-02-18 1986-08-26

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57158671U (ja) * 1981-03-30 1982-10-05
JPS6164691A (ja) * 1984-09-07 1986-04-03 三井造船株式会社 耐熱式クレ−ンスケ−ル
JPS61137222U (ja) * 1985-02-18 1986-08-26

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100413368B1 (ko) * 2001-04-03 2003-12-31 김재원 기중기의 인양 하중 표시장치
JP2023078090A (ja) * 2021-11-25 2023-06-06 マニトワック・クレーン・グループ・フランス・ソシエテ・パール・アクシオン・サンプリフィエ フックブロック

Also Published As

Publication number Publication date
JP2599281Y2 (ja) 1999-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5147636B2 (ja) 安全帯および安全帯の装着確認システム
CN108249311A (zh) 起重机抗大风智能控制系统及控制方法
JP3161674B2 (ja) クレーンの安全装置
CN101343023B (zh) 一种塔吊安全综合保护装置
JPH0565982U (ja) ローディングブロック
CN211224967U (zh) 一种吊装式垃圾车安全作业的保护系统
JP2000044167A (ja) 車両搭載用クレーンの遠隔操作器
CN110498164B (zh) 吊装式垃圾车安全作业的保护系统
CN210286473U (zh) 一种新型四轮吊钩装置
CN221165593U (zh) 一种防碰撞吊具
CN218159288U (zh) 一种电气设备停电检修用声光报警器
CN201180076Y (zh) 用于电动葫芦的称重和过载控制装置
JP2007001667A (ja) 巻上機
CN216471755U (zh) 一种辅助混凝土布料机吊移的工装
CN220845111U (zh) 一种起重机用的照明灯具
JPH0312799Y2 (ja)
CN2306982Y (zh) 采用e型取力装置的起重机力矩限制器
CN217996580U (zh) 一种行车作业安全预警系统
CN216210626U (zh) 一种智能建筑用支撑架
CN214880003U (zh) 一种具有安全报警功能的吊篮
ES2157176B1 (es) Dispositivo de vigilancia de linea telefonica.
CN214495525U (zh) 基于蓝牙技术的塔机起升变幅及回转的工况检测系统
CN213518535U (zh) 一种限制吊机越控的安保报警系统
CN221521870U (zh) 一种应用于起重机钢丝绳缠绕系统的限位结构
CN207483160U (zh) 一种新型带偏重报警的异形构件起吊架