JPH0565848A - 内燃機関のノツキング制御装置 - Google Patents

内燃機関のノツキング制御装置

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JPH0565848A
JPH0565848A JP3227337A JP22733791A JPH0565848A JP H0565848 A JPH0565848 A JP H0565848A JP 3227337 A JP3227337 A JP 3227337A JP 22733791 A JP22733791 A JP 22733791A JP H0565848 A JPH0565848 A JP H0565848A
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frequency
noise
internal combustion
combustion engine
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Takashi Shiraishi
白石  隆
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内燃機関のノッキング制御装置において、ノイ
ズ周波数がノッキング周波数近傍に発生した場合でもノ
ッキングの正確な判定を可能とし、更にノッキングとノ
イズが同時に発生した場合でもノッキングの正確な判定
を可能とする。 【構成】ノッキングセンサ11の出力を、ノッキング発
生時の3つの周波数成分とノイズ発生時の1つの周波数
成分とに分けて、それぞれの積分値f1n〜f4nを求
め、これらとその加重平均よりノッキング判定指数g1
n〜g4nを求める。g1n〜g3nの総計が所定値a
以上であればノッキング発生と判定し、g4nが所定値
d以下であればノイズ発生なしと判定し、ノッキング制
御に移行する。g1n〜g3nの総計が所定値a以上で
あり、g4nが所定値d以上であっても、g1n〜g3
nの総計に対するノイズ周波数に近いg3nの比が所定
値b以上であれば、ノイズの影響が大と判断し、ノッキ
ング制御に移行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のノッキング制
御装置に係わり、特に、内燃機関のノッキングの発生を
検出し、ノッキングが機関を破壊する前にノッキングを
防止する内燃機関のノッキング制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノッキング検出装置においては、
エンジンブロックに取り付けられたノッキング検出セン
サの信号を、ノッキング発生時の振動周波数群のうち、
代表的な周波数である7〜14kHzに中心周波数を持
つアナログ式バンドパスフィルタに入力し、バンドパス
フィルタから得られた出力信号を各気筒の上死点後10
度付近から上死点後70度付近まで積分し、その結果と
所定のスライスレベルの大小比較によってノッキング発
生の有無を判定していた。しかし、このような制御方式
においては、エンジン機械部分から機械的ノイズが発生
すると、あたかもノッキングが発生したかのごとく前記
積分出力が上昇し、機械的ノイズをノッキングと誤判定
してしまう不具合が発生する。これを回避するために、
特開昭60−82931号公報に記載のように、上記フ
ィルタを第1のフィルタとして設けると共に、ノイズ発
生時の周波数成分を通過させる第2のフィルタを設け、
第1及び第2のフィルタの出力の偏差と設定値とを比較
し、その結果によりノッキング判定を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には、ノイズ周波数がノッキング周波数近傍に発
生した場合にノッキングの検出が非常に困難になるとい
う問題がある。
【0004】即ち、ノッキング検出センサは、エンジン
振動を電気的信号に変換するためのセンサであり、エン
ジン回転時の各機械部品の摩擦や吸排気弁の打音などに
よる振動は同様にセンサ出力の周波数成分として発生す
る。図3は、その状態を表したものである。図3におい
て、実線はノッキング発生時の周波数成分、点線はエン
ジンノイズ発生時の周波数成分を示す。このようにエン
ジンノイズはノッキング発生時の帯域と完全に一致する
わけではないが、エンジンの運転状態によってはノッキ
ング発生時の周波数帯域と同じ帯域に発生し、その出力
レベルはノッキング発生時とほぼ同等に達することがあ
る。このような状態においては、単にノッキング時及び
ノイズ発生時の周波数成分の2つからノイズ分を除去す
る上記従来技術では、エンジンノイズ発生時にもノッキ
ング周波数に設定したバンドパスフィルタ(第1のフィ
ルタ)の出力増加をもたらし、このバンドパスフィルタ
から得られたノイズ周波数成分出力が第2のフィルタか
ら得られたノイズ周波数成分の出力より大なる場合は、
ノッキングでもないのにノッキングが発生したと誤判定
してしまう可能性がある。このようにノッキング判定を
誤ると、ノッキングが発生していないのに点火時期を遅
らせる遅角制御が行われ、最悪の場合にはエンジンが異
常燃焼し、更に排気温度が上昇して触媒の劣化やターボ
チャージャの溶融などの危険性がある。
【0005】また、上記従来技術では、ノッキングとノ
イズの両方が発生している場合に特にノイズが大きくな
ると、バンドパスフィルタ(第1のフィルタ)から得ら
れるノッキング周波数成分の出力レベルより第2のフィ
ルタから得られるノイズ周波数成分の出力レベルが大き
くなり、ノッキングが発生しているのに発生していない
と誤判定してしまう可能性がある。
【0006】本発明の第1の目的は、ノイズ周波数がノ
ッキング周波数近傍に発生した場合でもノッキングの正
確な判定が可能であり、機関の異常燃焼を防止する内燃
機関のノッキング制御装置を提供することである。
【0007】本発明の第2の目的は、ノッキングとノイ
ズが同時に発生した場合でもノッキングの正確な判定が
可能であり、ノッキングによる機関の破壊を防止する内
燃機関のノッキング制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、内燃機関に設置されたノッキングセ
ンサの出力を、ノッキング発生時の周波数成分とノイズ
発生時の周波数成分とを含む少なくとも2つの異なる周
波数成分に分け、これらの値に基づきノッキングを判定
し、この判定結果に基づいて点火時期制御を行う内燃機
関のノッキング制御装置において、(a)前記ノッキン
グセンサの出力を、前記2つの異なる周波数成分に加
え、ノッキング発生時の前記周波数成分とは異なる少な
くとも1つの周波数成分を含む少なくとも3つの異なる
周波数成分に分け、ノッキング発生時の少なくとも2つ
の周波数成分に対応する第1及び第2の周波数判定値
と、ノイズ発生時の少なくとも1つの周波数成分に対応
する第3の周波数判定値とを求める第1の手段と;
(b)前記第1及び第2の少なくとも2つの周波数判定
値により第1のノッキング判定を行う第2の手段と;
(c)前記第3の少なくとも1つの周波数判定値により
ノイズ判定を行う第3の手段と;(d)前記第2の手段
でノッキングが発生してると判定され、前記第3の手段
でノイズが発生していないと判定されたときにノッキン
グ時の点火時期制御に移行させる第4の手段と;を備え
るものである。
【0009】好ましくは、前記第2の手段は、前第1及
び第2の周波数判定値の総和を求め、この総和と所定値
とを比較し、総和が所定値以上であればノッキングが発
生していると判定する。
【0010】また、好ましくは、前記第3の手段は、前
記第3の周波数判定値と所定値とを比較し、該周波数判
定値が所定値以上であればノイズが発生していると判定
する。前記第3の手段は、前記第1及び第2の周波数判
定値の総和を求め、この総和に対する前記第3の周波数
判定値の比を求め、この比が所定値以上であればノイズ
が発生していると判定してもよい。
【0011】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明は、上記ノッキング制御装置において、更に、
(e)前記第2の手段でノッキングが発生してると判定
され、かつ前記第3の手段でノイズが発生していると判
定されたときに、前記第1及び第2の周波数判定値によ
り前記第2の手段でのノッキング発生の判定がノイズに
よって引き起こされたものかどうかを判定する第5の手
段;を備える。この場合、好ましくは、前記第5の手段
は、前記第1及び第2の周波数判定値の総和を求め、こ
の総和に対する前記第1及び第2の周波数判定値のうち
のノイズ発生時の周波数成分に最も近い周波数成分に対
応する周波数判定値の比を求め、この比が所定値以上で
あれば前記第2の手段でのノッキング発生の判定がノイ
ズによって引き起こされたものであると判定する。
【0012】また、上記第2の目的を達成するため、本
発明は、上記ノッキング制御装置において、更に、
(f)前記第3の手段でノイズが発生していると判定さ
れたときに、前記第1及び第2の周波数判定値からノイ
ズ発生時の周波数成分に最も近い周波数成分に対応する
周波数判定値を除外し、残りの周波数判定値のみから第
2のノッキング判定を行う第6の手段;を備える。
【0013】以上において、好ましくは、前記第1の手
段は、前記少なくとも3つの周波数成分のそれぞれの積
分値と、これら積分値のそれぞれの加重平均値とを求
め、これら積分値の加重平均値に対する比をそれぞれ前
記第1〜第3の周波数判定値として求める。
【0014】
【作用】以上のように構成した本発明では、第2の手段
でノッキング発生時の周波数成分に対応する第1及び第
2の周波数判定値によりノッキング判定を行うことに加
え、第3の手段でノイズ発生時の周波数成分に対応する
第3の周波数判定値によりノイズ判定を行い、第2の手
段でノッキングが発生してると判定され、第3の手段で
ノイズが発生していないと判定されたときに第4の手段
でノッキング時の点火時期制御に移行させることによ
り、第1及び第2の周波数判定値に対応する周波数成分
の1つがノイズ周波数帯域に一致し、ノイズの発生でそ
の周波数成分の出力が増加して第2の手段でノッキング
と判定されたとしても、第3の手段でノイズありと判定
されるので、ノッキング時の点火時期制御には移行せ
ず、正確なノッキングの検出が可能となる。
【0015】第2の手段で、第1及び第2の周波数判定
値の総和を求め、この総和と所定値とを比較し、総和が
所定値以上であればノッキングが発生していると判定す
ることにより、ノッキング発生時の周波数成分の一方の
出力レベルが低い場合にもノッキングの発生を確実に検
出することができる。
【0016】第3の手段で、第3の周波数判定値と所定
値とを比較し、第3の周波数判定値が所定値以上であれ
ばノイズが発生していると判定することにより、簡便に
ノイズの発生を判定できる。また、第1及び第2の周波
数判定値の総和を求め、この総和に対する第3の周波数
判定値の比を求め、この比が所定値以上であればノイズ
が発生していると判定することにより、ノイズのみが発
生した場合は、前記の比が大きくなるので、ノイズの発
生を判定できると共に、ノッキングとノイズの両方が発
生した場合は、前記の比は大きくならないので、ノッキ
ングが発生したと判定され、正確なノッキングの判定が
可能となる。
【0017】第2の手段でノッキングが発生してると判
定されかつ第3の手段でノイズが発生していると判定さ
れたときに、第1及び第2の周波数判定値より第2の手
段でのノッキング発生の判定がノイズによって引き起こ
されたものかどうかを判定する第5の手段を設けるこ
と、又は第3の手段でノイズが発生していると判定され
たときに、第1及び第2の周波数判定値からノイズ発生
時の周波数成分に最も近い周波数成分に対応する周波数
判定値を除外し、残りの周波数判定値のみから第2のノ
ッキング判定を行う第6の手段を設けることにより、ノ
ッキングとノイズの両方が発生したときにはノッキング
が発生していると判定されるので、正確なノッキングの
判定が可能となる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図9により説明す
る。まず、本実施例のシステム構成を図1に基づき説明
する。図1において、エンジン1には各気筒ごとに点火
コイル4が設置されており、エンジンブロックにはノッ
キングセンサ11が設置される。また、気筒判別センサ
2がカム軸に直結されて各気筒の判別信号を発生し、そ
の他のエンジン角度情報は、クランク軸に接続されたリ
ングギア8の歯部とリングギヤ8に設置されたピン7に
応答する磁気式の角度センサ5及び基準位置センサ6に
より与えられる。エンジン1が回転を始めるとセンサ
2,5及び6は図2に示す信号を発生する。図2におい
て201はセンサ2より発生する気筒判別信号、202
はセンサ6より発生する基準位置信号、203はセンサ
5より発生する角度信号である。これらの信号は、エン
ジンへの空気流量を計測する空気流量計測センサ13及
びスロットル開度センサ12の信号より求められたエン
ジン負荷情報と共に、制御ユニット10に入力され、制
御ユニット10は、これらの信号をもとに算出した出力
タイミング及び気筒位置に対してイグナイタ9あるいは
インジェクタ3に信号を送る。イグナイタ9はこの信号
に応じて該当する点火コイル4の電流を通電あるいは遮
断し、204,205,206,207に示す気筒別点
火信号を発生する。また制御ユニット10は、ノッキン
グセンサ11の出力よりノッキング判定を行い、前述し
た点火時期を遅らせることにより、点火信号の補正を行
なう。
【0019】ここで、本実施例のノッキング制御を図3
〜図9を用いて説明する。ノッキング発生時にノッキン
グセンサ11が発生する信号は、図3の実線のように、
数種類の周波数成分に分けられる。点線はエンジンノイ
ズ発生時の周波数成分を示す。エンジンノイズはノッキ
ング発生時の帯域と完全に一致するわけではないが、エ
ンジンの運転状態によってはノッキング発生時の周波数
帯域と同じ帯域に発生し、その出力レベルはノッキング
発生時とほぼ同等に達することがある。本実施例による
ノッキング判定は、この実線のピーク部における各周波
数成分の出力と、破線のピーク部における周波数成分の
出力をもとに行われる。
【0020】図4は、上記処理のブロック図であり、ノ
ッキングセンサ11より発生した信号401は、信号増
幅回路402によって、各気筒の上死点後10度付近か
ら60度(クランク角度)程度の間、信号検出ウインド
を開くことにより一定角度幅の間、信号401を増幅
し、これをアナログ−デジタル変換器403,404,
405,406に入力することによりデジタル信号に変
換する。さらにデジタルフィルタ部407,408,4
09,410を介して各周波数成分ごとの出力を積分し
てf1,f2,f3,f4の値を得る。なお、アナログ
−デジタル変換器及びデジタルフィルタ部はアナログ回
路、マイクロコンピュータによる高速フーリエ変換、デ
ジタルシグナルプロセッサなどにより実現される。ここ
で、f1,f2,f3は、ノッキング発生時にピークを
持つ周波数の積分値、f4はエンジンノイズ発生時にピ
ークを持つ周波数の積分値に設定される。これらf1か
らf4までの信号が信号処理ブロック411に入力さ
れ、ノッキング判定をうける。
【0021】信号処理ブロック411での処理内容を図
5にフローチャートで示す。図5の処理は各気筒におけ
るf1,f2,f3,f4の値が確定した時点で実行さ
れ、処理タイミングとしては前述したウインド区間に測
定した情報の処理終了後に実行される。また、図5の各
記号に“n”のサフィックスを付しているが、これは、
各気筒ごとに個別の情報を持つことを意味し、n=1の
時は第1気筒の情報であることを示す。
【0022】まずステップ501で、ノッキングセンサ
11が正常に機能しているか否かを判定する。センサの
故障判定は、信号線の断線あるいはショートといった状
態を検出することであり、異常時は、図4のf1,f
2,f3,f4の出力レベルが異常に大きく、あるいは
小さい値となる。図6にセンサ故障時のf1の出力変化
を示す。図中、803が正常時、804及び805が異
常時であり、正常時803の間は判定レベル801と8
02の間にある信号f1のレベルが、センサショート時
804では判定レベル802未満となり、断線時805
では判定レベル801以上となる。故に、判定は各信号
f1,f2,f3,f4のレベルが判定レベル801以
上あるいは802以下となったときにセンサ異常と判断
し、ステップ509にて各周波数の積分値の加重平均値
fa1n,fa2n,fa3n,fa4nを所定値eに
イニシャライズして、図5のフローを終了する。各信号
f1,f2,f3,f4のレベルが判定レベル801か
ら802の範囲内にあれば正常と判断し、ステップ50
2に進み、空気流量計測装置13とスロットル開度セン
サ12により検出された負荷からエンジン運転状態が図
7に示す斜線部のノッキング検出領域かを判定する。こ
こで、ノック検出領域であると判定されたときにはステ
ップ503に進み、現在入力された各周波数の積分値f
1n,f2n,f3n,f4nと各積分値の加重平均値
fa1n,fa2n,fa3n,fa4nとの比より、
周波数判定値としてノッキング判定指数g1n,g2
n,g3n,g4nを算出する。
【0023】次にステップ504で、周波数ごとに計算
された値g1n,g2n,g3nの総計を求め、これを
所定値aと比較し、総計が所定値以上であればステップ
505に進む。ステップ505ではノッキング判定指数
g4nの値が所定値dより小であるかを判定し、小であ
ると判定された場合はステップ506で、第n気筒のノ
ッキング検出中であることを示す第n気筒ノッキング検
出フラグをセットし、このフローを終了する。一方、ス
テップ505にて、判定が偽であった場合にはステップ
510に進み、ステップ504で求めたg1n,g2
n,g3nの総計においてg3nの値の占める割合をチ
ェックする。ここで、g3nを算出したf3nは、ノッ
キング発生時にピークを持つ周波数のうちエンジンノイ
ズ発生時にピークを持つ周波数の1つに近い周波数の積
分値であると想定してあり、g3n/総計(g1n+g
2n+g3n)の値が所定値b以上であるならばノイズ
の影響大とみなし、すなわち、ステップ504でのノッ
キング判定はノイズによって引き起こされたものである
と判断し、ステップ507に進む。ステップ507で
は、第n気筒ノッキング検出フラグをクリアし、ステッ
プ508でfa1nからfa4nまでの加重平均を計算
した後、このフローを終わる。ステップ510でg3n
/総計(g1n+g2n+g3n)の値が所定値b以下
であるならば、ノイズの影響が小とみなし、すなわち、
エンジンノイズは発生しているがノッキングも発生して
いると判断し、ステップ506で第n気筒のノッキング
検出中であることを示す第n気筒ノッキング検出フラグ
をセットし、このフローを終了する。なお、ステップ5
08でαは1以下の数である。また、ステップ504、
505,510での判定指数a,b,dは、気筒別に所
定値を持たせるのが好ましい。更に、エンジン運転状態
に応じて判定指数a,b,dを変更することもノッキン
グ制御の精度を向上させるのに効果的である。
【0024】図5のフローチャートのステップ506で
セットされたノッキング検出フラグは、図8のフローチ
ャートで示す点火時期遅角処理にて使用される。この処
理は各気筒の上死点前110度ごとに実行される。図8
において、ステップ601にてセンサが正常と判断され
たときにはステップ602に進み、エンジン運転状態が
ノッキング検出領域であるかを判定する。ステップ60
1,602の具体的処理内容は図5に示すステップ50
1,502と同じである。ステップ601及び602に
て判定結果が偽であったときにはステップ607に進
み、ノッキング遅角量Rnに0をセットした後、ステッ
プ614に進む。ステップ602にて、ノッキング検出
領域であると判定されたときには、ステップ603にて
ノッキング検出フラグをチェックする。ステップ603
でノッキング検出フラグがセットされていると判定され
たら、ステップ604でノッキング遅角量Rnが所定量
f以上か否かを判定する。Rnがf未満であるときは、
ステップ605にてRnに2を加えた後、ステップ60
6へ進む。ステップ604にて、Rnがf以上の時には
ステップ606へ直接進む。ステップ606では、点火
時期復帰ディレイカウンタCOUNTに0をセットし、
ステップ612で、該当する気筒のノッキング検出フラ
グをクリアした後、ステップ614でエンジン運転状態
から算出された通常点火時期MからRnを引いた値を点
火時期Inにセットし、このフローを終える。ステップ
603で、ノッキング検出フラグがセットされていない
と判定されたときには、ステップ608にてCOUNT
の値がβ以上であるかチェックする。β以上であったと
きにはステップ609にてCOUNTに0をセットし、
ステップ610でRnの値が正のときのみステップ61
1を実行する。ステップ608で、COUNTの値がβ
未満であったときにはステップ613にてCOUNTを
1増加し、ステップ614へと進む。ステップ611で
は、Rnの値を1減じた後ステップ614に進み、前述
と同様に点火時期InへM−Rnの結果をセットするこ
とによりノッキング制御を行う。
【0025】図4、図5及び図8に示す一連の処理の実
行タイミングを図9に示す。図中701は、増幅部40
2によって設定されるウインド位置を示し、図4のブロ
ック411以前の処理はA点から破線終了までの間、処
理が続けられる。また、B点は図5の実行タイミング、
C点は図8の実行タイミングであり、これら一連の処理
によってノッキング制御を行なう。
【0026】本実施例によれば、図5に示すノッキング
判定処理において、仮に信号f1n〜f3nのいずれか
ノイズ周波数帯域に一致する周波数成分の積分値であ
り、ノイズの発生でその周波数成分の積分値が増加して
ステップ504でノッキングと判定されたとしても、ス
テップ505でノイズありと判定されるので、ノッキン
グ時の点火時期制御には移行せず、正確なノッキングの
検出が可能となる。
【0027】また、ステップ504で、ノッキング判定
指数gn1〜g3n総和を求め、この総和と所定値aと
を比較し、総和が所定値a以上であればノッキングが発
生していると判定するので、ノッキング発生時にf1n
〜f3nの周波数のいずれかの出力レベルが低い場合に
もノッキングの発生を確実に検出することができる。な
お、この点に関し上記実施例では、f1n〜f3nの3
つの周波数を用いてノッキング判定を行ったが、2つの
周波数を用いてもよく、この場合でも1つの周波数を用
いてノッキング判定を行う場合に比べてノッキング判定
の精度を向上できる。
【0028】さらに、ノッキングとノイズの両方が発生
したときには、ステップん504で肯定され、スッテプ
505で否定されるが、スッテプ510で、ステップ5
04で求めたg1n,g2n,g3nの総計においてノ
イズ周波数に近い周波数のノッキング判定指数g3nの
値の占める割合をチェックし、その値が所定値b以下で
あるならば、エンジンノイズも発生しているがノッキン
グが発生していると判断するので、この場合においても
正確なノッキングの判定が可能となる。
【0029】本発明の第2の実施例を図10により説明
する。本実施例は、第1の実施例中、図5にフローチャ
ートで示す処理の代わりに図10にフローチャートで示
す処理を使用するものである。図5と図10の違いは、
ステップ505,510に示す処理の代わりにステップ
1005の処理を行なうことである。以下この部分の説
明をする。図10において、図5と同じく、ステップ1
004にてノッキング判定指数g1n,g2n,g3n
の総計を所定値aと比較し、総計が所定値以上であれば
ステップ1005に進む。ステップ1005では、ノッ
キング判定指数g1n,g2n,g3nの総計とエンジ
ンノイズ判定指数g4nとの比が所定値h以上であるか
を判定する。この比が所定h値以上であったときには、
得られた周波数出力がノイズによって引き起こされたも
のと判定し、ステップ1007へ進む。この比が所定値
未満であるときにはステップ1006にてノッキング検
出フラグをセットする。その他は図5の処理と同様であ
る。
【0030】本実施例によっても、ノッキングのみが発
生している場合はステップ1005で否定されるので、
ノッキングが検出され、ノイズのみが発生しているとき
にはノッキング周波数の1つがノイズ周波数に近くでも
ステップ1005で肯定されるので、ノッキングの誤検
出が防止できる。また、エンジンノイズによって引き起
こされる周波数積分値の大きいときでも、大きなノッキ
ングが発生した場合においては、ステップ1005で肯
定されるので、速やかにノッキング制御を開始すること
が可能であり、ノイズ発生時においても精密なノッキン
グ制御が可能である。すなわち、本実施例では、図5の
2つのステップ505,510の処理を1つのステップ
1005で行なっている。
【0031】本発明の第3の実施例を図11により説明
する。本実施例は、第1の実施例中、図5にフローチャ
ートで示す処理の代わりに図11にフローチャートで示
す処理を使用するものである。図5と図10の違いは、
ステップ504,505,510の処理の代わりにステ
ップ1104,1105,1106の処理を行なうこと
である。以下この部分の説明をする。図11において、
ステップ1103にて、ノッキング判定指数g1n,g
2n,g3n,g4nを算出した後、ステップ1104
にてエンジンノイズ判定指数g4nの値が所定値mより
大きいかを判定し、m以下の場合にはステップ1105
へと進む。ステップ1105では、エンジンノイズ判定
指数g4nの値が小さいため、現在はエンジンノイズが
発生していないと判断し、ノッキング判定をg1n,g
2n,g3nの値により行なう。ノッキング判定指数g
1n,g2n,g3nの総計が所定値a以上である場合
にはステップ1108に進み、第n気筒のノッキング検
出フラグをセットする。総計が所定値a以下の場合には
ステップ1107へと進み、第n気筒のノッキング検出
フラグをクリアする。ステップ1104にて、g4nが
mより大きいと判定された場合には、ステップ1106
に進む。ここで、第1の実施例で説明したように、g3
nを算出するf3nは、ノッキング発生時にピークを持
つ周波数のうちエンジンノイズ発生時にピークを持つ周
波数の1つに近い周波数の積分値であると想定してあ
る。したがって、g3nはエンジンノイズによる周波数
成分が含まれている可能性があるので、ステップ110
6ではこれを除外し、g1nとg2nのみでノッキング
の判定を行なう。g1nとg2nの総計が所定値cより
大きい場合にはステップ1108に進み、総計が所定値
c以下の場合には、ステップ1107へと進んで、それ
ぞれ先程と同じ処理を行なう。その他は、図5の処理と
同様である。
【0032】本実施例によっても、ノッキングのみが発
生している場合はステップ1104で否定され、ステッ
プ1105で肯定されるので、ノッキングの検出が可能
であり、エンジンノイズによって引き起こされる周波数
積分値の大きいときでも、ノイズのみが発生していると
きにはステップ1106で否定されるので、ノッキング
の誤検出が防止できる。また、エンジンノイズとノッキ
ングの両方が生じているときには、ステップ1106で
肯定されるので、精密なノッキング制御が可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ノイズ周波数がノッキ
ング周波数近傍に発生した場合でも、エンジンノイズに
よるノッキング制御の誤動作を防ぐことができ、機関の
異常燃焼を防止できる。また、ノッキングとエンジンノ
イズが同時に発生した場合でもノッキングの正確な判定
が可能であり、ノッキング検出精度を高めることができ
る結果、点火時期を最適に設定でき、高トルクで経済性
の良いエンジンを供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による内燃機関のノッキング
制御装置のシステム構成図である。
【図2】図1に示す気筒判別センサ、角度センサ、基準
位置センサの出力及びイグナイタの発生する気筒別点火
信号を示すクランク角度信号図である。
【図3】ノッキング周波数とノイズ周波数を示す図であ
る。
【図4】図1に示す制御ユニットで行う処理内容を示す
ブロック図である。
【図5】図4に示す信号処理ブロックで行う第n気筒の
ノッキング判定のフローチャートである。
【図6】ノッキングセンサが正常動作中かを判定すると
きの判定レベルを示す図である。
【図7】エンジン状態がノック制御領域であるかを判定
するときの回転数と負荷の関係を示す図である。
【図8】図4に示す信号処理ブロックで行う第n気筒の
点火時期遅角処理のフローチャートである。
【図9】図4、図5及び図8に示す一連の処理の実行タ
イミングを示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例における第n気筒のノ
ッキング判定のフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例における第n気筒のノ
ッキング判定のフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 2 気筒判別センサ 3 インジェクタ 4 点火コイル 5 角度センサ 6 基準位置センサ 9 イグナイタ 10 制御ユニット 11 ノッキングセンサ 407〜410 デジタルフィルタ部(第1の手段) 411 信号処理ブロック(第2〜第6の手段) 503 ステップ(第1の手段) 504 ステップ(第2の手段) 505 ステップ(第3の手段) 506 ステップ(第4の手段) 510 ステップ(第5の手段) 1004 ステップ(第2の手段) 1005 ステップ(第3の手段) 1006 ステップ(第4の手段) 1104 ステップ(第3の手段) 1105 ステップ(第2の手段) 1106 ステップ(第6の手段) 1108 ステップ(第4の手段) g1n〜g4n ノッキング判定指数(周波数判定値)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 5/15 D 9150−3G

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に設置されたノッキングセンサ
    の出力を、ノッキング発生時の周波数成分とノイズ発生
    時の周波数成分とを含む少なくとも2つの異なる周波数
    成分に分け、これらの値に基づきノッキングを判定し、
    この判定結果に基づいて点火時期制御を行う内燃機関の
    ノッキング制御装置において、 (a)前記ノッキングセンサの出力を、前記2つの異な
    る周波数成分に加え、ノッキング発生時の前記周波数成
    分とは異なる少なくとも1つの周波数成分を含む少なく
    とも3つの異なる周波数成分に分け、ノッキング発生時
    の少なくとも2つの周波数成分に対応する第1及び第2
    の周波数判定値と、ノイズ発生時の少なくとも1つの周
    波数成分に対応する第3の周波数判定値とを求める第1
    の手段と; (b)前記第1及び第2の少なくとも2つの周波数判定
    値により第1のノッキング判定を行う第2の手段と; (c)前記第3の少なくとも1つの周波数判定値により
    ノイズ判定を行う第3の手段と; (d)前記第2の手段でノッキングが発生してると判定
    され、前記第3の手段でノイズが発生していないと判定
    されたときにノッキング時の点火時期制御に移行させる
    第4の手段と; を備えることを特徴とする内燃機関のノッキング制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、前記第2の手段は、前第1及び第2の
    周波数判定値の総和を求め、この総和と所定値とを比較
    し、総和が所定値以上であればノッキングが発生してい
    ると判定することを特徴とする内燃機関のノッキング制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、前記第3の手段は、前記第3の周波数
    判定値と所定値とを比較し、該周波数判定値が所定値以
    上であればノイズが発生していると判定することを特徴
    とする内燃機関のノッキング制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、前記第3の手段は、前記第1及び第2
    の周波数判定値の総和を求め、この総和に対する前記第
    3の周波数判定値の比を求め、この比が所定値以上であ
    ればノイズが発生していると判定することを特徴とする
    内燃機関のノッキング制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、更に、 (e)前記第2の手段でノッキングが発生してると判定
    され、かつ前記第3の手段でノイズが発生していると判
    定されたときに、前記第1及び第2の周波数判定値によ
    り前記第2の手段でのノッキング発生の判定がノイズに
    よって引き起こされたものかどうかを判定する第5の手
    段; を備えることを特徴とする内燃機関のノッキング制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、前記第5の手段は、前記第1及び第2
    の周波数判定値の総和を求め、この総和に対する前記第
    1及び第2の周波数判定値のうちのノイズ発生時の周波
    数成分に最も近い周波数成分に対応する周波数判定値の
    比を求め、この比が所定値以上であれば前記第2の手段
    でのノッキング発生の判定がノイズによって引き起こさ
    れたものであると判定することを特徴とする内燃機関の
    ノッキング制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、更に、 (f)前記第3の手段でノイズが発生していると判定さ
    れたときに、前記第1及び第2の周波数判定値からノイ
    ズ発生時の周波数成分に最も近い周波数成分に対応する
    周波数判定値を除外し、残りの周波数判定値のみから第
    2のノッキング判定を行う第6の手段; を備えることを特徴とする内燃機関のノッキング制御装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の内燃機関のノッキング制
    御装置において、前記第1の手段は、前記少なくとも3
    つの周波数成分のそれぞれの積分値と、これら積分値の
    それぞれの加重平均値とを求め、これら積分値の加重平
    均値に対する比をそれぞれ前記第1〜第3の周波数判定
    値として求めることを特徴とする内燃機関のノッキング
    制御装置。
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