JPH0565424A - バイクロモフオリツクメチン染料 - Google Patents

バイクロモフオリツクメチン染料

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JPH0565424A
JPH0565424A JP4030568A JP3056892A JPH0565424A JP H0565424 A JPH0565424 A JP H0565424A JP 4030568 A JP4030568 A JP 4030568A JP 3056892 A JP3056892 A JP 3056892A JP H0565424 A JPH0565424 A JP H0565424A
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JP
Japan
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alkyl
formula
dye
hydrogen atom
alkoxy
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JP4030568A
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Volker Bach
バツハ フオルカー
Karl-Heinz Etzbach
エツツバツハ カール−ハインツ
Ruediger Sens
ゼンス リユーデイガー
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BASF SE
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BASF SE
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B23/00Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes
    • C09B23/0008Methine or polymethine dyes, e.g. cyanine dyes substituted on the polymethine chain
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/385Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the transferable dyes or pigments
    • B41M5/39Dyes containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds, e.g. azomethine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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    • C09B23/14Styryl dyes
    • C09B23/143Styryl dyes the ethylene chain carrying a COOH or a functionally modified derivative, e.g.-CN, -COR, -COOR, -CON=, C6H5-CH=C-CN
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B55/00Azomethine dyes
    • C09B55/005Disazomethine dyes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規バイクロモフォリックメチン染料を提供
する。 【構成】 該メチン染料は、式: A=N−Z−L−Y−W=B (I) [式中、AおよびBはCH−酸化合物を表し、Wは窒素
原子または 【化1】 で示される基を表し、LはZとYの間にπ電子の共有結
合を形成しない橋員を表し、ZおよびYは場合によりベ
ンゼン環のオルト位で縮合したアミノフェニル基または
複素環式基を表す]で示される化合物である。 【効果】 上記染料は、良好な熱転写可能性と高いリボ
ン安定性を有し、印刷インキに使用するのに適してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、式: A=N−Z−L−Y−W=B (I) [式中、AおよびBは同じかまたは異なり、かつ互いに
独立にそれぞれCH−酸化合物の基を表し、Wは窒素原
子または
【0002】
【化3】
【0003】で示される基を表し、Lは基ZとYの間に
π電子の共有結合を形成しない橋員を表し、かつZおよ
びYは同じかまたは異なり、かつ橋員Lと結合して互い
に独立にそれぞれ式:
【0004】
【化4】
【0005】で示される基を表し、上記式中、nは0ま
たは1であり、R1およびR5は同じかまたは異なり、か
つ互いに独立にそれぞれアルキル、アルコキシアルキ
ル、アルコキシカルボニルアルキル、アルカノイルオキ
シアルキルを表し、その際これらの基はそれぞれ10個
までの炭素原子を有し、かつヒドロキシまたはシアノに
より置換されていてもよく、水素原子、ベンジル、シク
ロヘキシル、フェニルまたはトルイルを表し、R2は水
素原子、C1〜C8−アルキル、C1〜C6−アルコキシま
たは式:R7−CO−NH−, R7−O−CO−NH−
またはR7−SO2NH− (R7はエーテル官能基中の1個または2個の酸素原子
により中断されていてもよいフェニル、トルイル、ベン
ジルまたはC1〜C8−アルキルを表す)で示される基を
表し、R3は水素原子、メチル、エチルまたはC1〜C4
−アルコキシを表し、R4は水素原子、ハロゲン、C1
8−アルキル、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4
アルコキシにより置換されていてもよいフェニル、C1
〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシにより置
換されていてもよいベンジル、シクロヘキシル、チエニ
ルまたは基−NHR1(R1は前記のものを表す)を表
し、かつR6は水素原子またはC1〜C8−アルキルを表
す]で示される新規バイクロモフォリック(bichromopho
ric)メチン染料ならびに該染料の熱転写法に関する。
【0006】
【従来の技術】ジシアノビニル基を有するバイクロモフ
ォリックメチン染料は、たとえば英国特許公開第120
1925号明細書、米国特許第3553245号明細
書、西独特許公開第1569678号明細書、西独国特
許公開第2519592号明細書または西独国特許公開
3020473号明細書から公知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、有利
な使用技術的特性を有すべき新規バイクロモフォリック
メチン染料を提供することであった。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題は、冒頭に詳細
に記載した式Iのバイクロモフォリックメチン染料によ
り解決される。
【0009】前記式Iに登場するアルキル基またはアル
キレン基はすべて直鎖および分枝鎖状であってもよい。
【0010】基ZとYの間にπ電子の共有結合を形成し
ない橋員Lは、一般に式: −E1−D−E2− [式中、Dは化学結合、酸素原子、−SO2−、−O−
CO−O−、1,4−シクロヘキシレン、フェニレン、
−O−CO−(CH2l−CO−O、−O−(CH2)m
−O−、
【0011】
【化5】
【0012】(lは1〜10およびmは2〜10を表
す)
【0013】
【化6】
【0014】を表し、かつE1およびE2は同じかまたは
異なり、互いに独立にそれぞれ化学結合またはC1〜C
15−アルキレンを表す]で示される。
【0015】式I中のAおよびBを誘導する適当なCH
−酸化合物AH2またはBH2は、たとえばニトロメタ
ン、ニトロエタンまたは式:
【0016】
【化7】
【0017】[式中、X1はシアノ、ニトロ、C1〜C4
−アルカノイル、場合によりC1〜C4−アルキル、C1
〜C4−アルコキシまたはハロゲンにより置換されたベ
ンゾイル、C1〜C4−アルキルスルホニル、場合により
1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはハロ
ゲンにより置換されたフェニルスルホニル、カルボキシ
ル、エーテル官能基中の1個または2個の酸素原子によ
り場合により中断されたC1〜C6−アルコキシカルボニ
ル、C5〜C7−シクロアルコキシカルボニル、フェノキ
シカルボニル、カルバモイル、場合によりエーテル官能
基中の1または2個の酸素原子により中断されたC1
6−モノ−またはジアルキルカルバモイル、C5〜C7
−モノ−またはジシクロアルキルカルバモイル、場合に
よりC1〜C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまたは
ハロゲンにより置換されたフェニルカルバモイル、場合
によりC1〜C4−アルキル、シアノ、C1〜C4−アルコ
キシ、ハロゲンまたはニトロにより置換されたフェニ
ル、ベンゾチアゾール−2−イル、ベンゾイミダゾール
−2−イル、5−フェニル−1,3,4−チアジアゾー
ル−2−イルまたは2−ヒドロキシキノクサリン−3−
イルを表し、X2はC1〜C4−アルキル、C1〜C4−ア
ルコキシを表し、X3はC1〜C4−アルコキシカルボニ
ル、フェニルカルバモイルまたはベンゾイミダゾール−
2−イルを表し、X4はC1〜C4−アルキルを表し、か
つX5は水素原子、C1〜C4−アルキルまたはフェニル
を表す]の化合物である。
【0018】この場合特に、式IVaまたはIVbのC
H−酸化合物から誘導される基が挙げられる。
【0019】適当な基R1,R2,R4,R5,R6および
7は、たとえばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、
ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、t−ペンチ
ル、ヘキシル、2−メチルフェニル、ヘプチル、オクチ
ル、2−エチルヘキシルまたはイソオクチルである。
【0020】更に、基R2は、基R3と同じく、たとえば
メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシまたはs−
ブトキシである。
【0021】更に、基R1およびR5は、たとえばノニ
ル、イソノニル、デシル、イソデシル、2−メトキシエ
チル、2−エトキシエチル、2−プロポキシエチル、2
−ブトキシエチル、2−または3−メトキシプロピル、
2−または3−エトキシプロピル、2−または3−プロ
ポキシプロピル、2−または3−ブトキシプロピル、4
−メトキシブチル、4−エトキシブチル、4−ブトキシ
ブチル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル、4−
シアノブチル、2−ヒドロキシエチル、
【0022】
【化8】
【0023】である。
【0024】更に、基R4は、たとえばフェニル、2
−,3−または4−メチルフェニル、2−または4−イ
ソプロピルフェニル、2−ブチルフェニル、2−,3−
または4−メトキシフェニル、2−プロポキシフェニ
ル、4−ブトキシフェニル、2−(ブト−2−オキシ)
フェニル、ベンジル、2−.3−または4−メチルベン
ジル、2−,3−または4−メトキシベンジル、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子、チエン−2−イルまたはチ
エン−3−イルである。
【0025】更に、基R2は、たとえばペンチルオキ
シ、イソペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、ヘキシ
ルオキシ、アセチルアミノ、プロピオニルアミノ、ブチ
リルアミノ、3−オキサブチルカルボニルアミノ、3−
オキサペンチルカルボニルアミノ、3−オキサヘプチル
カルボニルアミノ、3,6−ジオキサヘプチルカルボニ
ルアミノ、3,6−ジオキサオクチルカルボニルアミ
ノ、ベンジルカルボニルアミノ、2−,3−または4−
トルイルカルボニルアミノ、メトキシカルボニルアミ
ノ、エトキシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニル
アミノ、イソプロポキシカルボニルアミノ、ブトキシカ
ルボニルアミノ、ペンチルオキシカルボニルアミノ、ヘ
キシルオキシカルボニルアミノ、3−オキサペンチルオ
キシカルボニルアミノ、ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ、メチルスルホニルアミノ、エチルスルホニルアミ
ノ、プロピルスルホニルアミノ、イソプロピルスルホニ
ルアミノまたはブチルスルホニルアミノである。
【0026】基X1は、たとえばメトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、2−メトキシ
エトキシカルボニル、メチルカルバモイル、エチルカル
バモイル、2−メトキシエチルカルバモイル、シクロペ
ンチルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル、シクロヘプチルオキシカルボニル、シクロペンチ
ルカルバモイル、シクロヘキシルカルバモイルまたはシ
クロヘプチルカルバモイルである。
【0027】基E1およびE2は、たとえばメチレン、
1,2−エチレン、エチリデン、1,2−または1,3
−プロピレン、または1,4−,1,3−または2,3
−ブチレンである。
【0028】基Dは、たとえば
【0029】
【化9】
【0030】である。
【0031】式III:
【0032】
【化10】
【0033】[式中、Qは同じかまたは異なり、それぞ
れシアノ、C1〜C6−アルコキシカルボニルまたはC1
〜C6−モノアルキルカルバモイルを表し、その際アル
キル基はそれぞれエーテル官能基中の1個または2個の
酸素原子により中断されていてもよく、C5〜C7−シク
ロアルコキシカルボニル、C5〜C7−モノシクロアルキ
ルカルバモイル、フェノキシカルボニルまたはモノフェ
ニルカルバモイルを表し、およびZ,LおよびYはそれ
ぞれ前記のものを表す]のバイクロモフォリックメチン
染料が有利である。
【0034】更に、基Z−LおよびY−Lが式IIa〜
IIgを示す式Iのバイクロモフォリックメチン染料が
有利である。
【0035】更に、式I[式中、R1およびR5は互いに
独立に水素原子、場合によりシアノまたはアセトキシに
より置換されたC1〜C6−アルキル、ベンジルまたはシ
クロヘキシルを表し、R2は水素原子、メチル、メトキ
シまたはアセチルアミノを表し、R3は水素原子、メチ
ル、エチルまたはメトキシを表し、R4は水素原子、C1
〜C6−アルキル、場合によりメチルまたはメトキシに
より置換されたフェニル、チエン−2−イルまたはチエ
ン−3−イルを表し、かつR6は水素原子またはC1〜C
6−アルキルを表す]で示されるバイクロモフォリック
メチン染料が有利である。
【0036】Qがシアノを表す式IIIのバイクロモフ
ォリックメチン染料が特に有利である。
【0037】更に、橋員Lが式: −E1−D−E2− [式中、E1およびE2が互いに独立にC1〜C4−アルキ
レンを表し、かつDが化学結合、酸素原子、−SO
2−,−O−CO−(CH2l−CO−O−,
【0038】
【化11】
【0039】(lは2〜4であり、mは6〜10であ
る)、
【0040】
【化12】
【0041】を表す]を有する式Iのバイクロモフォリ
ックメチン染料が特に有利である。
【0042】本発明にもとづくメチン染料Iは、たとえ
ば英国特許第1201925号明細書、米国特許第35
53245号明細書、西独特許公開第1569678号
明細書、西独特許公開第2519592号明細書、西独
特許公開第3020473号明細書、米国特許第288
9335号明細書または欧州特許公開第284560号
明細書に記載されているような自体公知方法により得ら
れる。
【0043】有利な実施方法は、たとえばまず、染料中
で供与体としてはたらく2個の基ZおよびYを、相当す
る橋員で互いに結合させ、引き続き、生じる中間生成物
(以下、染料初期生成物として記載)からたとえばシア
ノビニル基の導入によりバイクロモフォリックメチン染
料Iを製造することである。
【0044】更に詳細に説明するために、所定のバイク
ロモフォリックメチン染料Iを製造するための有利な工
程図が挙げられる。該工程図において、Z,Y,Q.R
1,R2,R3,lおよびmは、それぞれ前記のものを表
す。
【0045】a)染料初期生成物の合成:
【0046】
【化13】
【0047】b)対称的な受容体基のクロモフォル中へ
の導入:
【0048】
【化14】
【0049】c)非対称的な受容体基の導入:
【0050】
【化15】
【0051】他の染料初期生成物も同様に反応させるこ
とができる。
【0052】新規染料Iは、有機溶剤中で有利な可溶性
を有する。
【0053】本発明の第2の課題は、染料を熱転写する
ための新規方法を提供することであった。
【0054】熱転写印刷法においては、支持体上の、1
種以上の結合剤中に、場合により適当な助剤といっしょ
に、熱転写可能な染料を含有する転写シートを、エネル
ギ源、たとえば加熱ヘッドで、短い加熱パルス(時間:
1秒の数分の1)により裏側から加熱し、それにより染
料が転写シートから移動し、記録媒体の表面塗布層の内
部に拡散する。この方法の著しく有利な点は、転写すべ
き染料の量(およびそれに伴う色の階調)の制御がエネ
ルギ源から発するエネルギの調節により容易に可能であ
ることである。
【0055】一般的にカラーの記録は、減色3原色、エ
ロー、マゼンタ、シアン(および場合により黒)を使用
して実施する。最もよいカラー記録を可能にするため
に、染料は以下の特性を有しなければならない:容易な
熱転写可能性、室温での記録媒体の表面塗布層の内部ま
たは外部への少ない移動、高い熱安定性および光化学的
安定性ならびに湿気および化学物質に対する耐性、減色
色混合のために適当な色調を有する、高モルの吸収係数
を有する、転写シートの貯蔵の際に結晶しない。
【0056】これらの要求は、経験的には、同時に満足
させるのがきわめて困難である。
【0057】従って、熱転写印刷に使用される公知染料
のほとんどが所望の特性プロフィールを有しない。
【0058】ところで、前記式Iの1種以上の染料を塗
布した支持体を使用すれば、加熱ヘッドを使用した、支
持体からプラスチックを塗布したシートへのバイクロモ
フォリックメチン染料の転写が有利に達成されることが
判明した。
【0059】公知方法で使用される染料に比べて、本発
明にもとづく方法で転写される染料は、一般に室温での
記録媒体中の改良された定着により、容易な熱転写可能
性、高い耐光性、湿り気および化学物質に対する高い安
定性、有機溶剤中での改良された可溶性、高いリボン安
定性および高い色調純度により優れている。
【0060】更に式Iの染料が、きわめて高い分子量を
有するにもかかわらず、良好に転写可能であり、かつ高
いリボン安定性を有することは驚くべきである。
【0061】従来公知の熱転写印刷系においては、一般
にモノクロモフォリック染料の混合物を使用し、シアン
領域内および特にマゼンタ領域内で、それぞれ入射する
白色光の約1/3を吸収する。その際、使用されるエネ
ルギ源の所定の出力で、記録媒体(受容体)の均一な着
色が得られるように、使用される染料が正確に均一な転
写反応を示さなければならないという問題が生じる。本
発明にもとづく方法においては、もはやこの欠点は生じ
ない。それにより、たとえば3色系の使用において改良
された黒色印刷を生じる。
【0062】その高いモル吸光係数および急勾配の吸収
フランク(高い光沢度)にもとづき、新規方法に使用さ
れる式Iの染料は、減色混合に必要な3色系の製造に好
適である。
【0063】良好な転写可能性は付加的に、受容体とし
て使用されるプラスチックの多くの変更を可能にし、従
って全体系(供与体/受容体)における染料のきわめて
良好な適合が可能になる。
【0064】本発明にもとづく方法に必要な染料担体を
製造するために、染料を適当な有機溶剤中でまたは溶剤
混合物中で、1種以上の結合剤を用いて、場合により助
剤を添加して、印刷インキに加工する。該印刷インキ
は、有利には分子分散した、溶けた形で染料を含有す
る。該印刷インキは、ドクタを用いて不活性の支持体の
上に塗布し、染料を空気乾燥させることができる。
【0065】染料Iのための適当な有機溶剤は、たとえ
ば該染料の可溶性が温度20℃で1重量%より高く、有
利には5重量%より高いものである。
【0066】有利には、エタノール、プロパノール、イ
ソブタノール、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、メ
チルエチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノ
ン、トルエン、クロルベンゼンまたはこれらの混合物が
挙げられる。
【0067】結合剤としては、有機溶剤中で溶解し、染
料を不活性の支持体に耐摩性に結合することができる樹
脂またはポリマー材料はすべて該当する。この場合、印
刷インキの空気乾燥後に清澄な、透明なフィルムの形で
染料を記録し、その際染料の明らかな結晶が生じない結
合剤が有利である。
【0068】そのような結合剤は、たとえば先願の欧州
特許第441282号明細書または該明細書に引用され
た相当する明細書に記載されている。更に飽和線状ポリ
エステルが挙げられている。
【0069】有利な結合剤は、エチルセルロース、エチ
ルヒドロキシセルロース、ポリビニルブチラート、ポリ
ビニルアセテートまたは飽和線状ポリエステルである。
【0070】結合剤と染料の重量比は、一般に1:1〜
10:1である。
【0071】助剤としては、たとえば先願の西独特許第
4004612号明細書5または該明細書に引用された
相当する明細書に記載されている離型剤が該当する。
【0072】適当な不活性の支持体は、たとえば先願の
欧州特許公開第441282号明細書または該明細書に
引用された相当する明細書に記載されている。染料支持
体の厚さは、一般に3〜30μm、有利には5〜10μ
mである。
【0073】染料受容層としては、転写すべき染料に対
する相容性を有する温度安定性のプラスチック層は原則
的にすべてが該当し、たとえば変性されたポリカルボネ
ートまたはポリエステルが挙げられる。このための他の
詳細については、たとえば先願の欧州特許公開第441
282号明細書または該明細書に引用された相当する明
細書から察知することができる。
【0074】転写は、エネルギ源を用いて、たとえばレ
ーザを用いてまたは加熱ヘッドを用いて実施する、その
際該エネルギ源は温度≧300℃に加熱可能でなければ
ならず、それにより染料転写をt:0<t<15msec
の時間範囲内で実施することができる。その際、染料が
転写シートから移動し、記録媒体の表面塗布層内に拡散
する。
【0075】本発明にもとづく染料は、更に有利には合
成材料、たとえばポリエステル、ポリアミドまたはポリ
カルボネートの着色に適している。特にポリエステルか
らなる繊維織物またはポリエステル−綿混合織物が挙げ
られる。
【0076】新規染料は、更に有利には着色フィルタの
製造に適しており、該フィルタはたとえば欧州特許公開
第399473号明細書に記載されている。
【0077】最後に該染料は、電子写真工業のトナーを
製造するための着色剤として有利に使用することができ
る。
【0078】
【実施例】本発明を以下の実施例により詳細に説明す
る。%は、ほかにことわりのない限り重量%を表す。
【0079】I.メチン染料の製造 例A
【0080】
【化16】
【0081】1,9−ジブロムノナン50g、4−ヒド
ロキシ安息香酸エチルエステル58.1gおよび炭酸カ
リウム94.2gを、室温でN,N′−ジメチルホルム
アミド500ml(水不含)中で撹拌し、引き続き薄層
クロマトグラフィにより出発物質がもはや検出できなく
なるまで100℃に加熱した。冷却した反応混合物を吸
引濾過し、溶剤を減圧下で除去した。残留物をメタノー
ルから再結晶させ(純粋物37.4g)、エタノール3
00mlを加え、エタノール260ml中水酸化カリウ
ム19.9gからなる混合物に加え、かつ還流温度に加
熱した。完全に鹸化した(DC制御)後室温に冷却し、
吸引濾過し、残留物を水中で撹拌し、塩酸で酸性にし、
再び吸引濾過し、かつ中性で洗浄した。純粋物28.3
gが得られた。
【0082】1H−NMR(CDCl3,TMS):δ=
1.10〜1.90(m,14H,CH2),4.05
(t,4H,OCH2),7.00(d,4H,Aromat-
H),7.90(d,4H,Aromat-H),12.15
(s,2H,COOH)ppm。
【0083】得られた生成物28gを塩化チオニル12
0ml中で撹拌し、還流温度に加熱して溶かした。完全
に反応させた後、溶液を室温に冷却し、反応生成物を石
油エーテルで析出させ、析出物を吸引濾過し、石油エー
テルで後洗浄し(IR:COCl,1760〜1740
cm-1)、その後塩化メチレン50ml中に溶かした。
この溶液を、水不含の塩化メチレン50ml中のN−
(2−ヒドロキシエチル)−N−エチル−3−メチルア
ニリン22.9g、少量の4−ジメチルアミノピリジン
およびトリエチルアミン6.5gに0〜5℃の温度で滴
加した。その後更に室温で完全に反応するまで撹拌し
た。反応混合物を氷水中に撹拌して入れ、稀釈した塩酸
で酸性にし、かつ塩化メチレンで抽出した。有機相を水
で中性に洗浄し、乾燥させ、溶剤を減圧下で除去した
(収量:42g,Rf値:0.32 トルエン/酢酸エ
ステル 5:1 v/v−DCアルミニウムホイル,シ
リカゲル60 F254,E.Merck社製)。
【0084】例B
【0085】
【化17】
【0086】式:
【0087】
【化18】
【0088】の化合物10.16gを水100mlおよ
び濃塩酸50ml中に溶かした。引き続き23重量%の
亜硝酸ナトリウム水溶液19mlを0〜5℃で滴加し、
0〜5℃で2時間後撹拌した。ニトロソ化終了後、25
重量%の水酸化アンモニウム水溶液でpH値を8に調整
し、ニトロソ化合物を塩化メチレン中で中性の形で取り
出した。マロンジニトリル4gおよび無水酢酸30ml
を添加後、短時間で70℃に加熱し、引き続き室温に冷
却した。イソプロパノール100mlおよび水10ml
を添加後、目的生成物を析出し、かつ吸引濾過した。メ
タノールで洗浄後、染料5.3g(理論値の≦35.8
%)が得られた、(沸点86℃,Rf−値:0.33,
トルエン/酢酸エステル 9:1 v/v−DC−アル
ミニウムホイル,シリカゲル 60 F254,E.Merck社
製,λmax(テトラヒドロフラン):497nm)。
【0089】例C
【0090】
【化19】
【0091】式:
【0092】
【化20】
【0093】の化合物11.12gを例Bと同じくニト
ロソ化し、かつ無水酢酸30ml中マロンジニトリル
3.4gと縮合させた。引き続き、反応混合物にイソプ
ロパノール220mlを加え、それにより油状物を析出
し、これを1週間以上放置した後結晶化した。析出物を
吸引濾過し、いくらかのイソプロパノールで洗浄した。
染料6.04g(理論値の≦40.4%)が得られた
(Rf値:0.20,トルエン/酢酸エステル 8:2
v/v−DCアルミニウムホイル,シリカゲル 60
254,E.Merck社製,λmax(テトラヒドロフラ
ン):492nm)。
【0094】同様の方法で、以下表1に記載される式:
【0095】
【化21】
【0096】の染料が得られた。
【0097】
【表1】
【0098】 a)展開剤:トルエン/酢酸エステル3:2 v/v b)展開剤:トルエン/酢酸エステル8:2 v/v それぞれPCアルミニウムホイル、シリカゲル60F
254(E.Merck社製)で展開した。
【0099】II.メチン染料の転写 染料の転写反応を定量的におよび簡単な方法で検査でき
るために、加熱ヘッドの代わりに大面積の加熱平面を使
用して熱転写を実施した、その際、転写温度は70℃<
T<120℃の範囲内で変化し、転写時間は2分に一定
にした。
【0100】α)染料を有する支持体の塗布層のための
一般的受容体:結合剤1gをトルエン/エタノール
(8:2 v/v)8ml中に40〜50℃で溶かし
た。更に染料xgからなる溶液をテトラヒドロフラン5
mlに撹拌して入れ、場合により未溶の残留物を濾別し
た。そのように得られた印刷ペーストを、80μmのド
クタでポリエステルフィルム(厚さ:6〜10μm)に
はがし、乾燥機で乾燥した。
【0101】β)熱転写可能性の検査 使用される染料を以下の方法で検査した:塗布材料(表
面)中に検査すべき染料を含有するポリエステルフィル
ム(提供体)を市販の(以下に詳細に記載される)シー
ト(受容体)の表面に配置し、圧縮した。提供体/受容
体に、更にアルミニウムホイルを巻き、2枚の加熱した
プレートの間で種々の温度T(70℃<T<120℃の
温度間隔で)に加熱した。受容体の光沢プラスチック層
内に拡散した染料の量は、光学的濃度(=吸光A)に比
例する。該濃度は測光器で測定する。付随する逆数の絶
対温度に対して、40〜110℃の温度間隔内で測定さ
れる、着色された受容シートの吸光Aの対数をプロット
できる場合は、その傾きから転写試験のための活性化エ
ネルギΔEtを算定できる直線が得られる:
【0102】
【数1】
【0103】完全に特性化するために、プロットした数
値から付加的に、着色された受容シートの吸光Aが値1
を得る温度T*[℃]を察知した。
【0104】以下表2に記載された染料をα)にもとづ
き加工し、得られた、染料を塗布した支持体の転写反応
をβ)にもとづき検査した。表にはそれぞれ熱転写温度
T*およびΔEt、染料の吸収最大値λmax(塩化メチレ
ン中で測定)、使用される結合剤ならびに染料:結合剤
の重量比を記載する。
【0105】この場合以下の略号を使用する: F:染料 B:結合剤 V:Vylon(R)290(東洋紡株式会社製) CP:セルロースプロピオネート HCVPP:日立カラービデオプリントシート(受容
体) PBTP:ポリブチレンテレフタラートホイル(受容
体)
【0106】
【表2】
【0107】同じ方法で以下のメチン染料を転写するこ
とができた:
【0108】
【化22】
【0109】
【化23】
【0110】
【化24】
【0111】
【化25】
【0112】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リユーデイガー ゼンス ドイツ連邦共和国 マンハイム 1 メデ イクスシユトラーセ 12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: A=N−Z−L−Y−W=B (I) [式中、AおよびBは同じかまたは異なり、かつ互いに
    独立にそれぞれCH−酸化合物の基を表し、 Wは窒素原子または 【化1】 で示される基を表し、 Lは基ZとYの間にπ電子の共有結合を形成しない橋員
    を表し、かつZとYは同じかまたは異なり、かつ橋員L
    と結合して互いに独立にそれぞれ式: 【化2】 で示される基を表し、上記式中、nは0または1であ
    り、R1およびR5は同じかまたは異なり、かつ互いに独
    立にそれぞれアルキル、アルコキシアルキル、アルコキ
    シカルボニルアルキルまたはアルカノイルオキシアルキ
    ルを表し、その際これらの基はそれぞれ10個までの炭
    素原子を有し、かつヒドロキシまたはシアノにより置換
    されていてもよく、水素原子、ベンジル、シクロヘキシ
    ル、フェニルまたはトルイルを表し、R2は水素原子、
    1〜C8−アルキル、C1〜C6−アルコキシまたは式:
    7−CO−NH−, R7−O−CO−NH− または
    7−SO2NH− (R7はエーテル官能基中の1個または2個の酸素原子
    により中断されていてもよいフェニル、トルイル、ベン
    ジルまたはC1〜C8−アルキルを表す)で示される基を
    表し、R3は水素原子、メチル、エチルまたはC1〜C4
    −アルコキシを表し、R4は水素原子、ハロゲン、C1
    8−アルキル、C1〜C4−アルキルまたはC1〜C4
    アルコキシにより置換されていてもよいフェニル、C1
    〜C4−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシにより置
    換されていてもよいベンジル、シクロヘキシル、チエニ
    ルまたは基−NHR1(R1は前記のものを表す)を表
    し、かつR6は水素原子またはC1〜C8−アルキルを表
    す]で示されるバイクロモフォリックメチン染料。
JP4030568A 1991-02-20 1992-02-18 バイクロモフオリツクメチン染料 Withdrawn JPH0565424A (ja)

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