JPH0565255A - エナミノエステル類およびその製法 - Google Patents
エナミノエステル類およびその製法Info
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- JPH0565255A JPH0565255A JP23020491A JP23020491A JPH0565255A JP H0565255 A JPH0565255 A JP H0565255A JP 23020491 A JP23020491 A JP 23020491A JP 23020491 A JP23020491 A JP 23020491A JP H0565255 A JPH0565255 A JP H0565255A
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- JP
- Japan
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- amino
- ester
- cyclopentenecarboxylic acid
- cyclopentenecarboxylic
- alkoxy
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Abstract
(57)【要約】
【構成】本発明は、一般式
【化10】
(R1 及びR2 はC1〜C4のアルキル基)で示される
化合物、および一般式 【化11】 (R1 及びR2 はC1〜C4のアルキル基)で示される
化合物を触媒存在下、アンモニアと反応させ、化合物
(I)を効率よく製造する方法である。 【効果】抗うつ剤、強心剤、脳障害改善剤として有用な
4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジヒドロ−5H
−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より安価でか
つ効率よく製造することができる。
化合物、および一般式 【化11】 (R1 及びR2 はC1〜C4のアルキル基)で示される
化合物を触媒存在下、アンモニアと反応させ、化合物
(I)を効率よく製造する方法である。 【効果】抗うつ剤、強心剤、脳障害改善剤として有用な
4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジヒドロ−5H
−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より安価でか
つ効率よく製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗うつ剤、脳障害改善剤
として有用な4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジ
ヒドロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類(特開
昭62−70および特開昭63−183532)の新規
な合成中間体およびその製法に関するものである。
として有用な4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジ
ヒドロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類(特開
昭62−70および特開昭63−183532)の新規
な合成中間体およびその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4−(4−シアノアニリノ)−6,7−
ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を製
造するための重要な合成中間体である6,7−ジヒドロ
−3H,5H−シクロペンタ[d]ピリミジン−4−オ
ン類の製造方法としては従来、対応する2−オキソシク
ロペンタンカルボン酸エステル類をチオ尿素と反応させ
た後、ラネーニッケルで脱硫する方法(特開昭62−7
0、特開昭63−183532)のみが報告されてい
る。しかし、この方法は工業的には高価で取り扱いにく
いラネーニッケルを使用するという欠点を有していた。
ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を製
造するための重要な合成中間体である6,7−ジヒドロ
−3H,5H−シクロペンタ[d]ピリミジン−4−オ
ン類の製造方法としては従来、対応する2−オキソシク
ロペンタンカルボン酸エステル類をチオ尿素と反応させ
た後、ラネーニッケルで脱硫する方法(特開昭62−7
0、特開昭63−183532)のみが報告されてい
る。しかし、この方法は工業的には高価で取り扱いにく
いラネーニッケルを使用するという欠点を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは6,7−
ジヒドロ−3H,5H−シクロペンタ[d]ピリミジン
−4−オン類の合成法を鋭意検討した結果、新規な化合
物である3−アルコキシー2−アミノ−1−シクロペン
テンカルボン酸エステルが有用な中間体となることを見
い出し、さらにその工業的製法を確立して、本発明を完
成するに至った。
ジヒドロ−3H,5H−シクロペンタ[d]ピリミジン
−4−オン類の合成法を鋭意検討した結果、新規な化合
物である3−アルコキシー2−アミノ−1−シクロペン
テンカルボン酸エステルが有用な中間体となることを見
い出し、さらにその工業的製法を確立して、本発明を完
成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物は、一般
式
式
【0005】
【化4】
【0006】で示される3−アルコキシー2−アミノ−
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類および一般式
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類および一般式
【0007】
【化5】
【0008】で示される3−アルコキシ−2−オキソシ
クロペンタンカルボン酸エステル類を触媒存在下アンモ
ニアと反応させることを特徴とする、一般式
クロペンタンカルボン酸エステル類を触媒存在下アンモ
ニアと反応させることを特徴とする、一般式
【0009】
【化6】
【0010】で示される3−アルコキシ−2−アミノ−
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類の製法を提供
するものである。
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類の製法を提供
するものである。
【0011】前記一般式(I)および(II)中、R1
およびR2 はそれぞれ独立して炭素数1乃至4個のアル
キル基を示す。
およびR2 はそれぞれ独立して炭素数1乃至4個のアル
キル基を示す。
【0012】前記一般式(I)および(II)中、R1
およびR2 が示す炭素数1乃至4個のアルキル基は、直
鎖状または分枝状のアルキル基であり、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル及びイソブチ
ル基などがあげられ、好適にはメチル及びエチル基であ
る。
およびR2 が示す炭素数1乃至4個のアルキル基は、直
鎖状または分枝状のアルキル基であり、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル及びイソブチ
ル基などがあげられ、好適にはメチル及びエチル基であ
る。
【0013】本発明の代表的な化合物としては、例え
ば、2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカ
ルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−
1−シクロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−ア
ミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
メチルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3
−イソプロポキシ−1−シクロペンテンカルボン酸メチ
ルエステル、2−アミノ−3−イソブトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3
−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエス
テル、2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロペンテン
カルボン酸エチルエステル、2−アミノ−3−プロポキ
シ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエステル、2
−アミノ−3−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸エチルエステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−
1−シクロペンテンカルボン酸エチルエステル、2−ア
ミノ−3−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸エチルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ
−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピ
ルエステル、2−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ−3
−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピルエ
ステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ−3
−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピ
ルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペ
ンテンカルボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−エ
トキシ−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステ
ル、4−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテン
カルボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステル、2−
アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロペンテンカル
ボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−イソブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステル、2−
アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
イソプロピルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−1
−シクロペンテンカルボン酸イソプロピルエステル、2
−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテンカルボ
ン酸イソプロピルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸イソプロピルエステ
ル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロペン
テンカルボン酸イソプロピルエステル、2−アミノ−3
−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソプ
ロピルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸イソブチルエステル、2−アミノ
−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソブ
チルエステル、2−アミノ−3−プロポキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸イソブチルエステル、2−アミノ
−3−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソブ
チルエステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−
シクロペンテンカルボン酸イソブチルエステルおよび2
−アミノ−3−イソブトキシ−1−シクロペンテンカル
ボン酸イソブチルエステルなどがあげられ、好適には2
−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸メチルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−
3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエ
ステルおよび2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロペ
ンテンカルボン酸エチルエステルである。
ば、2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカ
ルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−
1−シクロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−ア
ミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
メチルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3
−イソプロポキシ−1−シクロペンテンカルボン酸メチ
ルエステル、2−アミノ−3−イソブトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−3
−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエス
テル、2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロペンテン
カルボン酸エチルエステル、2−アミノ−3−プロポキ
シ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエステル、2
−アミノ−3−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸エチルエステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−
1−シクロペンテンカルボン酸エチルエステル、2−ア
ミノ−3−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸エチルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ
−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピ
ルエステル、2−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ−3
−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピルエ
ステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸プロピルエステル、2−アミノ−3
−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸プロピ
ルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペ
ンテンカルボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−エ
トキシ−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステ
ル、4−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテン
カルボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステル、2−
アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロペンテンカル
ボン酸ブチルエステル、2−アミノ−3−イソブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸ブチルエステル、2−
アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
イソプロピルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−1
−シクロペンテンカルボン酸イソプロピルエステル、2
−アミノ−3−プロポキシ−1−シクロペンテンカルボ
ン酸イソプロピルエステル、2−アミノ−3−ブトキシ
−1−シクロペンテンカルボン酸イソプロピルエステ
ル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−シクロペン
テンカルボン酸イソプロピルエステル、2−アミノ−3
−イソブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソプ
ロピルエステル、2−アミノ−3−メトキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸イソブチルエステル、2−アミノ
−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソブ
チルエステル、2−アミノ−3−プロポキシ−1−シク
ロペンテンカルボン酸イソブチルエステル、2−アミノ
−3−ブトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸イソブ
チルエステル、2−アミノ−3−イソプロポキシ−1−
シクロペンテンカルボン酸イソブチルエステルおよび2
−アミノ−3−イソブトキシ−1−シクロペンテンカル
ボン酸イソブチルエステルなどがあげられ、好適には2
−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン
酸メチルエステル、2−アミノ−3−エトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸メチルエステル、2−アミノ−
3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸エチルエ
ステルおよび2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロペ
ンテンカルボン酸エチルエステルである。
【0014】本発明の新規な化合物である3−アルコキ
シ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エステ
ルは以下の製造方法に従って行なうことができる。
シ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エステ
ルは以下の製造方法に従って行なうことができる。
【0015】すなわち、不活性溶剤中、一般式
【0016】
【化7】
【0017】で示される3−アルコキシ−2−オキソシ
クロペンタンカルボン酸エステル類を触媒存在下で、ア
ンモニアと反応させ、 一般式
クロペンタンカルボン酸エステル類を触媒存在下で、ア
ンモニアと反応させ、 一般式
【0018】
【化8】
【0019】で示される3−アルコキシー2−アミノ−
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類を製造する方
法である。
1−シクロペンテンカルボン酸エステル類を製造する方
法である。
【0020】本発明の製法において使用される原料、前
記一般式(II)で示される3−アルコキシー2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸エステル類は、対応するア
ジピン酸エステル類をディークマン縮合する(特開昭6
3−183532)か、または、2−アルコキシシクロ
ペンタノンと炭酸エステルから容易に製造できる[G.
Traverso,D.Pirillo and E.
Damonti,Farmaco Ed.Sci.,3
3,559(1978)]。
記一般式(II)で示される3−アルコキシー2−オキ
ソシクロペンタンカルボン酸エステル類は、対応するア
ジピン酸エステル類をディークマン縮合する(特開昭6
3−183532)か、または、2−アルコキシシクロ
ペンタノンと炭酸エステルから容易に製造できる[G.
Traverso,D.Pirillo and E.
Damonti,Farmaco Ed.Sci.,3
3,559(1978)]。
【0021】本発明の製法において使用される溶剤とし
ては、反応に関与しないものであればとくに限定されな
いが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール等の低級アルコール類、
ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の
炭化水素類およびジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4ージオキサン、1,2−ジメトキシエタン等
のエーテル類などがあげられるが、好適には低級アルコ
ール類である。
ては、反応に関与しないものであればとくに限定されな
いが、例えばメタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール等の低級アルコール類、
ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、クロロホル
ム等のハロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン等の
炭化水素類およびジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、1,4ージオキサン、1,2−ジメトキシエタン等
のエーテル類などがあげられるが、好適には低級アルコ
ール類である。
【0022】使用される溶剤は単一でも前述した任意の
2以上の溶剤を混合して用いてもよく、溶剤の使用量
は、用いる3−アルコキシ−2−オキソシクロペンタカ
ルボン酸エステルに対して1乃至30倍容量で実施され
る。
2以上の溶剤を混合して用いてもよく、溶剤の使用量
は、用いる3−アルコキシ−2−オキソシクロペンタカ
ルボン酸エステルに対して1乃至30倍容量で実施され
る。
【0023】本発明の製法において使用されるアンモニ
アの量は3−アルコキシー2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸エステル類に対して1倍モル以上必要であり、
多く使用するほど反応は早くなるが、経済性を考慮する
と、好適には1乃至10倍モルである。
アの量は3−アルコキシー2−オキソシクロペンタンカ
ルボン酸エステル類に対して1倍モル以上必要であり、
多く使用するほど反応は早くなるが、経済性を考慮する
と、好適には1乃至10倍モルである。
【0024】本発明の製法において使用される触媒とし
ては、例えばリンモリブデン酸、リンタングステン酸の
ようなヘテロポリ酸類、モリブデン酸アンモン、タング
ステン酸アンモンのようなイソポリ酸塩類、モリブデン
酸ナトリウム、タングステン酸ナトリウムなどのオルト
酸塩類などがあげられる。
ては、例えばリンモリブデン酸、リンタングステン酸の
ようなヘテロポリ酸類、モリブデン酸アンモン、タング
ステン酸アンモンのようなイソポリ酸塩類、モリブデン
酸ナトリウム、タングステン酸ナトリウムなどのオルト
酸塩類などがあげられる。
【0025】触媒の使用量は使用する3−アルコキシー
2−オキソシクロペンタンカルボン酸エステル類に対し
て、好適には0.01乃至5重量%である。
2−オキソシクロペンタンカルボン酸エステル類に対し
て、好適には0.01乃至5重量%である。
【0026】本発明の製法における反応温度は0℃乃至
110℃であるが、好適には20℃乃至70℃である。
110℃であるが、好適には20℃乃至70℃である。
【0027】本発明の製法の反応時間はアンモニアの
量、触媒量、温度等に依存するが、通常、0.5乃至1
2時間であり、好適には0.5乃至5時間である。
量、触媒量、温度等に依存するが、通常、0.5乃至1
2時間であり、好適には0.5乃至5時間である。
【0028】本発明の製法において反応試剤の添加順序
にとくに制限はないが、好ましくは溶媒のアンモニア溶
液に3−アルコキシ−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸エステル類を添加する方法が推奨される。
にとくに制限はないが、好ましくは溶媒のアンモニア溶
液に3−アルコキシ−2−オキソシクロペンタンカルボ
ン酸エステル類を添加する方法が推奨される。
【0029】本発明の製造方法により得られる3−アル
コキシ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エ
ステル類を反応混合物から単離する方法としては、例え
ば、溶媒を減圧下に濃縮後、得られる残渣を蒸留、再結
晶およびカラムクロマトグラフィー等の通常の方法が採
用できる。
コキシ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エ
ステル類を反応混合物から単離する方法としては、例え
ば、溶媒を減圧下に濃縮後、得られる残渣を蒸留、再結
晶およびカラムクロマトグラフィー等の通常の方法が採
用できる。
【0030】なお、一般式(I)および(II)で示さ
れる化合物には光学異性体が存在するが、式(I)およ
び(II)はそれらの異性体の一つまたは混合物を示
す。
れる化合物には光学異性体が存在するが、式(I)およ
び(II)はそれらの異性体の一つまたは混合物を示
す。
【0031】
【発明の効果】本発明の新規化合物である3−アルコキ
シ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エステ
ル類を中間体として利用することにより、抗うつ剤、強
心剤、脳障害改善剤として有用な化合物である4−(4
−シアノアニリノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロ
ペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より安価でかつ効率よ
く製造することができる。
シ−2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エステ
ル類を中間体として利用することにより、抗うつ剤、強
心剤、脳障害改善剤として有用な化合物である4−(4
−シアノアニリノ)−6,7−ジヒドロ−5H−シクロ
ペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より安価でかつ効率よ
く製造することができる。
【0032】すなわち、例えばアルコール中、本発明の
化合物である2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン
酸エステルとホルムアミドを塩基の存在下に反応させ、
6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロペンタ[d]ピ
リミジン−4−オン類(IV)を製造し、さらに下記の
工程表に示す反応式(特開平2−295980)に従っ
て、抗うつ剤、強心剤、脳障害改善剤として有用な化合
物である4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジヒド
ロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より
安価でかつ効率よく製造することができる。
化合物である2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン
酸エステルとホルムアミドを塩基の存在下に反応させ、
6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロペンタ[d]ピ
リミジン−4−オン類(IV)を製造し、さらに下記の
工程表に示す反応式(特開平2−295980)に従っ
て、抗うつ剤、強心剤、脳障害改善剤として有用な化合
物である4−(4−シアノアニリノ)−6,7−ジヒド
ロ−5H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン類を従来より
安価でかつ効率よく製造することができる。
【0033】3−アルコキシ−2−アミノ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸エステル類の製造方法においては、
目的物を低コストで製造でき、しかも短時間で操作も簡
単であり、さらに副生物も少なく高収率で得ることがで
きる。
ペンテンカルボン酸エステル類の製造方法においては、
目的物を低コストで製造でき、しかも短時間で操作も簡
単であり、さらに副生物も少なく高収率で得ることがで
きる。
【0034】
【化9】
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0036】(実施例1)2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカルボ
ン酸メチルエステル メタノール50mlに氷冷しながらアンモニア4gを吹込
み吸収させた後、2−オキソ−3−メトキシシクロペン
タンカルボン酸メチルエステル17.2gとモリブデン
酸アンモニウム0.1gをメタノール50mlに溶解した
溶液を10分で滴下しさらに50℃で1時間反応させ
る。反応液をガスクロマトグラフィ内部標準法で定量す
ると2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカ
ルボン酸メチルエステルが16.3g生成した。反応液
を濃縮し減圧蒸留を行い2−アミノ−3−メトキシ−1
−シクロペンテンカルボン酸メチルエステルを14.5
g得た。蒸留品は結晶化する。沸点 95乃至96℃/
1.2mmHg 融点 51.5乃至52.5℃1 H−NMR (CDCl3 )δ (ppm) 1.65(1H,m,CH2 ) 2.21(1H,m,CH2 ) 2.32(1H,m,CH2 ) 2.54(1H,m,CH2 ) 3.36(3H,s,OCH3 ) 3.69(3H,s,COOCH3 ) 4.38(1H,t,J=7.2Hz,CH) 5.65(2H,bs,NH2 ) 元素分析 C:56.25%(計算値 56.11%) H: 7.75%( 〃 7.67%) N: 8.12%( 〃 8.18%) (実施例2)2−アミノ−3−メトキシー1−シクロペンテンカルボ
ン酸メチルエステル メタノール50mlにタングステン酸アンモニウム0.0
5g加えて氷冷しながらアンモニア2.5gを吹込み吸
収させた後、2−オキソ−3メトキシシクロペンタンカ
ルボン酸メチルエステル17.2gをトルエン50mlに
溶解した溶液を10分で滴下しさらに50℃で3時間反
応させる。反応液をガスクロマトグラフィ内部標準法で
定量すると2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペン
テンカルボン酸メチルエステルが16.6g生成した。
ン酸メチルエステル メタノール50mlに氷冷しながらアンモニア4gを吹込
み吸収させた後、2−オキソ−3−メトキシシクロペン
タンカルボン酸メチルエステル17.2gとモリブデン
酸アンモニウム0.1gをメタノール50mlに溶解した
溶液を10分で滴下しさらに50℃で1時間反応させ
る。反応液をガスクロマトグラフィ内部標準法で定量す
ると2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペンテンカ
ルボン酸メチルエステルが16.3g生成した。反応液
を濃縮し減圧蒸留を行い2−アミノ−3−メトキシ−1
−シクロペンテンカルボン酸メチルエステルを14.5
g得た。蒸留品は結晶化する。沸点 95乃至96℃/
1.2mmHg 融点 51.5乃至52.5℃1 H−NMR (CDCl3 )δ (ppm) 1.65(1H,m,CH2 ) 2.21(1H,m,CH2 ) 2.32(1H,m,CH2 ) 2.54(1H,m,CH2 ) 3.36(3H,s,OCH3 ) 3.69(3H,s,COOCH3 ) 4.38(1H,t,J=7.2Hz,CH) 5.65(2H,bs,NH2 ) 元素分析 C:56.25%(計算値 56.11%) H: 7.75%( 〃 7.67%) N: 8.12%( 〃 8.18%) (実施例2)2−アミノ−3−メトキシー1−シクロペンテンカルボ
ン酸メチルエステル メタノール50mlにタングステン酸アンモニウム0.0
5g加えて氷冷しながらアンモニア2.5gを吹込み吸
収させた後、2−オキソ−3メトキシシクロペンタンカ
ルボン酸メチルエステル17.2gをトルエン50mlに
溶解した溶液を10分で滴下しさらに50℃で3時間反
応させる。反応液をガスクロマトグラフィ内部標準法で
定量すると2−アミノ−3−メトキシ−1−シクロペン
テンカルボン酸メチルエステルが16.6g生成した。
【0037】(実施例3)2−アミノ−3−エトキシー1−シクロペンテンカルボ
ン酸エチルエステル エタノール70mlに氷冷しながらアンモニア3gを吹込
み吸収させた後、3−エトキシ−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸エチルエステル20.0gとリンモリブ
デン酸0.04gをエタノール50mlに溶解した溶液を
10分で滴下しさらに50℃で2時間反応させる。反応
液をガスクロマトグラフィ内部標準法で定量すると2−
アミノ−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
エチルエステルが18.7g生成した。反応液を濃縮し
減圧蒸留を行い2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸エチルエステルを16.0gを得
た。 沸点 100乃至100.5℃/0.6mmHg1 H−NMR (CDCl3 ) δ (ppm) 1.22(3H,m,OCH2 CH3 ) 1.28(3H,t,J=6.8Hz,CO2 CH2 C
H3 ) 1.64(1H,m,CH2 ) 2.21(1H,m,CH2 ) 2.32(1H,m,CH2 ) 2.53(1H,m,CH2 ) 3.46(1H,m,OCH2 CH3 ) 3.60(1H,m,OCH2 CH3 ) 4.18(2H,q,J=6.8Hz,CO2 CH2 C
H3 ) 4.43(1H,t,J=7.3Hz,CH) 5.55(2H,bs,NH2 ) 元素分析 C:60.09%(計算値 60.26%) H: 8.55%( 〃 8.62%) N: 7.16%( 〃 7.03%) (参考例)7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロ
ペンタ〔d〕ピリミジン−4−オン 28%ナトリウムメチラート77.2gとブタノール6
5mlの混合溶液を加熱し内温が100℃になるまで溶媒
を留去した。これに2−アミノ−3−メトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸メチルエステル17.1gホル
ムアミド15.8gをブタノール30mlに溶解した溶液
を2時間で滴下し、さらに100乃至110℃で2時間
反応させた。反応液を冷却し、硫酸で中和、濾過後濾液
を液体クロマトグラフィー内部標準法で定量すると7−
メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロペン
タ〔d〕ピリミジン−4−オンが15.5g生成した。
濾液を減圧濃縮しイソプロパノールで再結晶すると1
2.9gの7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5
H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン−4−オンを得た。
ン酸エチルエステル エタノール70mlに氷冷しながらアンモニア3gを吹込
み吸収させた後、3−エトキシ−2−オキソシクロペン
タンカルボン酸エチルエステル20.0gとリンモリブ
デン酸0.04gをエタノール50mlに溶解した溶液を
10分で滴下しさらに50℃で2時間反応させる。反応
液をガスクロマトグラフィ内部標準法で定量すると2−
アミノ−3−エトキシ−1−シクロペンテンカルボン酸
エチルエステルが18.7g生成した。反応液を濃縮し
減圧蒸留を行い2−アミノ−3−エトキシ−1−シクロ
ペンテンカルボン酸エチルエステルを16.0gを得
た。 沸点 100乃至100.5℃/0.6mmHg1 H−NMR (CDCl3 ) δ (ppm) 1.22(3H,m,OCH2 CH3 ) 1.28(3H,t,J=6.8Hz,CO2 CH2 C
H3 ) 1.64(1H,m,CH2 ) 2.21(1H,m,CH2 ) 2.32(1H,m,CH2 ) 2.53(1H,m,CH2 ) 3.46(1H,m,OCH2 CH3 ) 3.60(1H,m,OCH2 CH3 ) 4.18(2H,q,J=6.8Hz,CO2 CH2 C
H3 ) 4.43(1H,t,J=7.3Hz,CH) 5.55(2H,bs,NH2 ) 元素分析 C:60.09%(計算値 60.26%) H: 8.55%( 〃 8.62%) N: 7.16%( 〃 7.03%) (参考例)7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロ
ペンタ〔d〕ピリミジン−4−オン 28%ナトリウムメチラート77.2gとブタノール6
5mlの混合溶液を加熱し内温が100℃になるまで溶媒
を留去した。これに2−アミノ−3−メトキシ−1−シ
クロペンテンカルボン酸メチルエステル17.1gホル
ムアミド15.8gをブタノール30mlに溶解した溶液
を2時間で滴下し、さらに100乃至110℃で2時間
反応させた。反応液を冷却し、硫酸で中和、濾過後濾液
を液体クロマトグラフィー内部標準法で定量すると7−
メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5H−シクロペン
タ〔d〕ピリミジン−4−オンが15.5g生成した。
濾液を減圧濃縮しイソプロパノールで再結晶すると1
2.9gの7−メトキシ−6,7−ジヒドロ−3H,5
H−シクロペンタ〔d〕ピリミジン−4−オンを得た。
【0038】融点 182.5〜183.5℃。
【0039】1 H−NMR (CDCl3 ) δ(ppm) 2.04(1H,m,CH2 ) 2.45(1H,m,CH2 ) 2.72(1H,m,CH2 ) 2.93(1H,m,CH2 ) 3.56(3H,s,CH3 ) 4.73(1H,t,CH) 8.21(1H,s,CH) 13.20(1H,bs,NH)
フロントページの続き (72)発明者 布施 建策 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 【化1】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立して炭素数1乃
至4個のアルキル基を示す。)で示される3−アルコキ
シー2−アミノ−1−シクロペンテンカルボン酸エステ
ル類。 - 【請求項2】一般式 【化2】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ独立して炭素数1乃
至4個のアルキル基を示す。)で示される3−アルコキ
シ−2−オキソシクロペンタンカルボン酸エステル類を
触媒存在下で、アンモニアと反応させることを特徴とす
る、 一般式 【化3】 (式中、R1 およびR2 は前述のものと同意義を示
す。)で示される3−アルコキシー2−アミノ−1−シ
クロペンテンカルボン酸エステル類の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23020491A JP2951765B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | エナミノエステル類およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23020491A JP2951765B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | エナミノエステル類およびその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565255A true JPH0565255A (ja) | 1993-03-19 |
JP2951765B2 JP2951765B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=16904209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23020491A Expired - Fee Related JP2951765B2 (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | エナミノエステル類およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951765B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410594B1 (en) | 1996-06-14 | 2002-06-25 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Substituted cyclopentane compounds useful as neuraminidase inhibitors |
US6503745B1 (en) | 1998-11-05 | 2003-01-07 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Cyclopentane and cyclopentene compounds and use for detecting influenza virus |
US6562861B1 (en) | 1997-12-17 | 2003-05-13 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Substituted cyclopentane and cyclopentene compounds useful as neuraminidase inhibitors |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP23020491A patent/JP2951765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6410594B1 (en) | 1996-06-14 | 2002-06-25 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Substituted cyclopentane compounds useful as neuraminidase inhibitors |
US6562861B1 (en) | 1997-12-17 | 2003-05-13 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Substituted cyclopentane and cyclopentene compounds useful as neuraminidase inhibitors |
US6503745B1 (en) | 1998-11-05 | 2003-01-07 | Biocryst Pharmaceuticals, Inc. | Cyclopentane and cyclopentene compounds and use for detecting influenza virus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2951765B2 (ja) | 1999-09-20 |
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