JPH0564646B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0564646B2 JPH0564646B2 JP60195542A JP19554285A JPH0564646B2 JP H0564646 B2 JPH0564646 B2 JP H0564646B2 JP 60195542 A JP60195542 A JP 60195542A JP 19554285 A JP19554285 A JP 19554285A JP H0564646 B2 JPH0564646 B2 JP H0564646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction material
- material product
- sheet
- product
- firing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は積層構造よりなるコンポジツト摩擦材
を製造する方法の改良に関するものである。
を製造する方法の改良に関するものである。
従来のこの種のコンポジツト摩擦材は第２図イ
に示すように強化繊維の編織物にマトリツクス樹
脂を含浸せしめてなる２次元編みシートから所望
の摩擦材製品の平面形状を截断しこの截断された
同一形状の摩擦材シートａを図示のように所望の
摩擦材製品の厚さ分だけ積層し、焼成することに
よつて所望の摩擦材製品を得ている。
に示すように強化繊維の編織物にマトリツクス樹
脂を含浸せしめてなる２次元編みシートから所望
の摩擦材製品の平面形状を截断しこの截断された
同一形状の摩擦材シートａを図示のように所望の
摩擦材製品の厚さ分だけ積層し、焼成することに
よつて所望の摩擦材製品を得ている。
かかる従来の摩擦材製品ではその使用時には第
２図ロに示すように摩擦材の受ける温度は摩擦面
側のシートa′は高温となるも、内部側のシート
a″はシートa′よりも低温となる。しかるに両シー
トa′，a″の界面ｂは強度が弱いため上記の表面温
度と内部温度の相違に基く熱応力により層間剥離
を生ずる欠点がある。この欠点を解消するには上
記の２次元編みシートに代えて３次元編みにする
方法も考えられるが、コスト高になり著しく不利
である。
２図ロに示すように摩擦材の受ける温度は摩擦面
側のシートa′は高温となるも、内部側のシート
a″はシートa′よりも低温となる。しかるに両シー
トa′，a″の界面ｂは強度が弱いため上記の表面温
度と内部温度の相違に基く熱応力により層間剥離
を生ずる欠点がある。この欠点を解消するには上
記の２次元編みシートに代えて３次元編みにする
方法も考えられるが、コスト高になり著しく不利
である。
本発明はかかる問題点を解決するためになされ
たもので、強化繊維とマトリツクス樹脂を主体と
してなる摩擦材シートを多数枚積層して該摩擦材
シートの面と直交する断面が摩擦材製品の平面形
状をなすブロツク体に成型し、その焼成後、これ
を所望の厚さに切出して上記の断面形状を有する
摩擦材製品を得ることにより所期の目的を収めた
ものである。
たもので、強化繊維とマトリツクス樹脂を主体と
してなる摩擦材シートを多数枚積層して該摩擦材
シートの面と直交する断面が摩擦材製品の平面形
状をなすブロツク体に成型し、その焼成後、これ
を所望の厚さに切出して上記の断面形状を有する
摩擦材製品を得ることにより所期の目的を収めた
ものである。
即ち本発明では前出の２次元編みシートをその
まま多数枚積層しこれを所定のブロツク体に成
型、焼成後、各２次元編みシートに直交する断面
で順次切出すことにより所期の製品を得るもので
ある。
まま多数枚積層しこれを所定のブロツク体に成
型、焼成後、各２次元編みシートに直交する断面
で順次切出すことにより所期の製品を得るもので
ある。
従つて第２図の従来法では摩擦材製品は１個１
個の生産であるのに対し、本発明法ではブロツク
体より切り出す方式のため多数個の同時生産が可
能であつて生産性を著しく向上せしめることがで
きる。
個の生産であるのに対し、本発明法ではブロツク
体より切り出す方式のため多数個の同時生産が可
能であつて生産性を著しく向上せしめることがで
きる。
又本発明法による摩擦材製品ではその摩擦面お
よび内部面に同様の積層構造が現われ、かついず
れも繊維で強化されているためその使用時に摩擦
面と内部面との間に温度差が生じても、それらの
間に熱応力があまり生ぜず、従つて両面の間には
従来製品におけるような層間剥離は生じない。
よび内部面に同様の積層構造が現われ、かついず
れも繊維で強化されているためその使用時に摩擦
面と内部面との間に温度差が生じても、それらの
間に熱応力があまり生ぜず、従つて両面の間には
従来製品におけるような層間剥離は生じない。
第１図において１は、強化繊維の編織物にマト
リツクス樹脂を含浸せしめてなる長尺の２次元編
みシートで、この長尺の２次元編みシート１をそ
の縦断面が摩擦材製品の平面形状を与えるように
所望の高さに積層し、これを焼成して摩擦材ブロ
ツク２とする。その際各積層シート１の形状に下
段部３、中段部３′、上段部３″でその巾を所望の
摩擦材製品の形状に対応して順次変えるが、多少
の変動はブロツクとしての成型時に矯正すること
ができる。
リツクス樹脂を含浸せしめてなる長尺の２次元編
みシートで、この長尺の２次元編みシート１をそ
の縦断面が摩擦材製品の平面形状を与えるように
所望の高さに積層し、これを焼成して摩擦材ブロ
ツク２とする。その際各積層シート１の形状に下
段部３、中段部３′、上段部３″でその巾を所望の
摩擦材製品の形状に対応して順次変えるが、多少
の変動はブロツクとしての成型時に矯正すること
ができる。
このようにして得られた摩擦材ブロツク２は図
示のようにシート１の面に直交し積層方向に沿つ
た面でカツター４により矢印方向より摩擦材製品
の厚さ分だけ順次１個あて切断し所期の摩擦材製
品を得る。
示のようにシート１の面に直交し積層方向に沿つ
た面でカツター４により矢印方向より摩擦材製品
の厚さ分だけ順次１個あて切断し所期の摩擦材製
品を得る。
第１図は本発明方法を示す説明図であり、第２
図は従来方法を示す説明図でイはその製造法を、
ロはその使用時の状態を夫々示す説明図である。 １……長尺の２次元編みシート、２……摩擦材
ブロツク、４……カツター。
図は従来方法を示す説明図でイはその製造法を、
ロはその使用時の状態を夫々示す説明図である。 １……長尺の２次元編みシート、２……摩擦材
ブロツク、４……カツター。
Claims (1)
- １ 強化繊維とマトリツクス樹脂を主体としてな
る摩擦材シートを多数枚積層して該摩擦材シート
の面と直交する断面が摩擦材製品の平面形状をな
すブロツク体に成型し、その焼成後、これを所望
の厚さに切出して上記の断面形状を有する摩擦材
製品を得ることを特徴とする摩擦材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60195542A JPS6254731A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 摩擦材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60195542A JPS6254731A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 摩擦材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254731A JPS6254731A (ja) | 1987-03-10 |
| JPH0564646B2 true JPH0564646B2 (ja) | 1993-09-16 |
Family
ID=16342826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60195542A Granted JPS6254731A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 摩擦材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6254731A (ja) |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60195542A patent/JPS6254731A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254731A (ja) | 1987-03-10 |
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