JPH0564375A - 電磁誘導充電回路 - Google Patents
電磁誘導充電回路Info
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- JPH0564375A JPH0564375A JP3222634A JP22263491A JPH0564375A JP H0564375 A JPH0564375 A JP H0564375A JP 3222634 A JP3222634 A JP 3222634A JP 22263491 A JP22263491 A JP 22263491A JP H0564375 A JPH0564375 A JP H0564375A
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J50/00—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
- H02J50/10—Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は充電作業が安全で、信頼性の高い無
接点の充電方式を実現することを目的としている。 【構成】 高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイ
ル5と、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平滑
手段8と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成
する直流電源回路10と、前記平滑された電圧をスイッ
チングするパワー素子11と、スイッチングされた電圧
を再び平滑し出力する平滑手段15と、この出力電圧と
出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器20と、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路21と、こ
の三角波出力と前記比較増幅器20の出力を比較し前記
パワー素子11を駆動する比較器22とで構成され、ダ
イオード16を介して2次電池4に接続されるものであ
る。
接点の充電方式を実現することを目的としている。 【構成】 高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイ
ル5と、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平滑
手段8と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成
する直流電源回路10と、前記平滑された電圧をスイッ
チングするパワー素子11と、スイッチングされた電圧
を再び平滑し出力する平滑手段15と、この出力電圧と
出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器20と、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路21と、こ
の三角波出力と前記比較増幅器20の出力を比較し前記
パワー素子11を駆動する比較器22とで構成され、ダ
イオード16を介して2次電池4に接続されるものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2次電池を搭載した
コ−ドレス機器等に搭載され、無接点で充電を行なう電
磁誘導充電回路に関するものである。
コ−ドレス機器等に搭載され、無接点で充電を行なう電
磁誘導充電回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2次電池を搭載したコードレス機
器への充電は、電極を接続して直流電流を直接電池に流
し込む方式で実行していた。
器への充電は、電極を接続して直流電流を直接電池に流
し込む方式で実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電極を接続する方式で
は、接点がむき出しとなるため、高電圧高電流の場合に
はこの充電作業は危険なものである。又低電圧低電流の
場合には、接点の腐食等で接触不良を生じやすく、充電
動作の信頼性が悪いものであった。従って、充電作業が
安全で、信頼性の高い無接点の充電方式が望まれてい
た。
は、接点がむき出しとなるため、高電圧高電流の場合に
はこの充電作業は危険なものである。又低電圧低電流の
場合には、接点の腐食等で接触不良を生じやすく、充電
動作の信頼性が悪いものであった。従って、充電作業が
安全で、信頼性の高い無接点の充電方式が望まれてい
た。
【0004】本発明は上記課題を解決しようとするもの
で、充電作業が安全で、信頼性の高い無接点の充電方式
を実現することを第一の目的としている。
で、充電作業が安全で、信頼性の高い無接点の充電方式
を実現することを第一の目的としている。
【0005】また充電作業時に、高周波の周期と三角波
の周期との周波数差によるうなりの発生や干渉の無い安
定した動作を行うことができる装置を提供することを第
二の目的としている。
の周期との周波数差によるうなりの発生や干渉の無い安
定した動作を行うことができる装置を提供することを第
二の目的としている。
【0006】更に充電作業時に、パワー素子に生ずるロ
スを最小限に抑えることができる装置を提供すること
を、第三の目的としている。
スを最小限に抑えることができる装置を提供すること
を、第三の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成する本
発明の第一の手段は、高周波の電磁誘導により電圧を誘
起するコイルと、誘起された高周波電圧を整流平滑する
整流平滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源
を構成する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイ
ッチングするパワー素子と、スイッチングされた電圧を
再び平滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基
準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、スイッチン
グ周期を構成する三角波発生回路と、この三角波出力と
前記比較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動す
る比較器とで構成され、ダイオードを介して2次電池に
接続される電磁誘導充電回路とするものである。
発明の第一の手段は、高周波の電磁誘導により電圧を誘
起するコイルと、誘起された高周波電圧を整流平滑する
整流平滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源
を構成する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイ
ッチングするパワー素子と、スイッチングされた電圧を
再び平滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基
準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、スイッチン
グ周期を構成する三角波発生回路と、この三角波出力と
前記比較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動す
る比較器とで構成され、ダイオードを介して2次電池に
接続される電磁誘導充電回路とするものである。
【0008】第二の目的を達成する本発明の第二の手段
は、高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイルと、
誘起された高周波電圧からスイッチング周期を構成する
同期手段と、前記誘起された高周波電圧を整流平滑する
整流平滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源
を構成する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイ
ッチングするパワー素子と、スイッチングされた電圧を
再び平滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基
準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、前記同期手
段の出力からスイッチング周期を構成する三角波発生回
路と、この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し
前記パワー素子を駆動する比較器とで構成され、ダイオ
ードを介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路と
するものである。
は、高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイルと、
誘起された高周波電圧からスイッチング周期を構成する
同期手段と、前記誘起された高周波電圧を整流平滑する
整流平滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源
を構成する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイ
ッチングするパワー素子と、スイッチングされた電圧を
再び平滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基
準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、前記同期手
段の出力からスイッチング周期を構成する三角波発生回
路と、この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し
前記パワー素子を駆動する比較器とで構成され、ダイオ
ードを介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路と
するものである。
【0009】また第三の目的を達成する本発明の第三の
手段は、高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイル
と、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平滑手段
と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成する直
流電源回路と、前記平滑された電圧をスイッチングする
パワー素子と、スイッチングされた電圧を再び平滑し出
力する平滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧を比較
増幅し出力する比較増幅器と、スイッチング周期を構成
する三角波発生回路と、この三角波出力と前記比較増幅
器の出力を比較し前記パワー素子を駆動する比較器と、
出力電流をモニターし出力が所定の電流以上となると三
角波発生回路に出力する電流検出回路で構成され、ダイ
オードを介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路
とするものである。
手段は、高周波の電磁誘導により電圧を誘起するコイル
と、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平滑手段
と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成する直
流電源回路と、前記平滑された電圧をスイッチングする
パワー素子と、スイッチングされた電圧を再び平滑し出
力する平滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧を比較
増幅し出力する比較増幅器と、スイッチング周期を構成
する三角波発生回路と、この三角波出力と前記比較増幅
器の出力を比較し前記パワー素子を駆動する比較器と、
出力電流をモニターし出力が所定の電流以上となると三
角波発生回路に出力する電流検出回路で構成され、ダイ
オードを介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路
とするものである。
【0010】
【作用】本発明の第一の手段は、コイルに誘起された高
周波電圧を一旦整流平滑し、これを独自のスイッチング
周期を構成する三角波発生回路と、出力電圧と出力基準
電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、この三角波出
力と比較増幅器の出力を比較する比較器の出力で再びス
イッチングし、平滑して、定電圧を構成するものであ
り、スイッチングするパワー素子のロスを抑えた構成と
している。又、コイルに誘起された電圧を利用して電源
回路を構成し、定電圧制御回路である三角波発生回路と
比較増幅器と比較器を動作させており、コイルに誘起さ
れた電圧だけを入力とする簡単な構成で動作するもので
ある。
周波電圧を一旦整流平滑し、これを独自のスイッチング
周期を構成する三角波発生回路と、出力電圧と出力基準
電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、この三角波出
力と比較増幅器の出力を比較する比較器の出力で再びス
イッチングし、平滑して、定電圧を構成するものであ
り、スイッチングするパワー素子のロスを抑えた構成と
している。又、コイルに誘起された電圧を利用して電源
回路を構成し、定電圧制御回路である三角波発生回路と
比較増幅器と比較器を動作させており、コイルに誘起さ
れた電圧だけを入力とする簡単な構成で動作するもので
ある。
【0011】本発明の第二の手段は、コイルに誘起され
た高周波電圧から同期手段で高周波の周期を取り出し、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路を動作させ
るもので、一つの周期でスイッチング動作を行うため、
高周波の周期と三角波の周期との周波数差によるうなり
の発生や干渉の無い安定した動作を行うものである。
た高周波電圧から同期手段で高周波の周期を取り出し、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路を動作させ
るもので、一つの周期でスイッチング動作を行うため、
高周波の周期と三角波の周期との周波数差によるうなり
の発生や干渉の無い安定した動作を行うものである。
【0012】本発明の第三の手段は、出力が所定の電流
以上となると三角波発生回路の動作を停止させる電流検
出回路を設けたものであり、三角波発生の基本周期によ
るパワー素子の制御を妨げずに電流制限をかけ、パワー
素子のロスを最小限に抑えたものである。
以上となると三角波発生回路の動作を停止させる電流検
出回路を設けたものであり、三角波発生の基本周期によ
るパワー素子の制御を妨げずに電流制限をかけ、パワー
素子のロスを最小限に抑えたものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明の電磁誘導充電回路の第一の手
段の実施例について、図1に基づいて説明する。電力供
給側である誘導磁界発生装置1を構成するコイル2は、
高周波磁界3を形成する。本実施例は、この高周波磁界
3から電力を受けて最終段にある2次電池4へ電力を安
定して供給するものである。
段の実施例について、図1に基づいて説明する。電力供
給側である誘導磁界発生装置1を構成するコイル2は、
高周波磁界3を形成する。本実施例は、この高周波磁界
3から電力を受けて最終段にある2次電池4へ電力を安
定して供給するものである。
【0014】つまり、コイル5は高周波磁界3を受けて
高周波電圧を誘起する。コイル5には、誘起された高周
波電圧を整流平滑するダイオード6とコンデンサ7とで
構成される整流平滑手段8が接続されている。この整流
平滑手段8の出力には、制御回路電圧9を構成する直流
電源回路10と、パワー素子11とが接続されている。
またパワー素子11の出力には、スイッチングされた電
圧を再び平滑し出力するコイル12とコンデンサ13並
びにダイオード14とで構成される平滑手段15が接続
され、2次電池4からの逆流防止用のダイオード16を
介して、2次電池4へ接続されている。ダイオード16
の前段の出力電圧は、抵抗17・18で分圧され、出力
基準電圧19と共に比較増幅器20の入力に接続されて
いる。比較増幅器20の出力は、スイッチング周期を構
成する三角波発生回路21の出力と共に比較器22の入
力に接続され、比較器22の出力で、パワー素子11を
スイッチングしている。
高周波電圧を誘起する。コイル5には、誘起された高周
波電圧を整流平滑するダイオード6とコンデンサ7とで
構成される整流平滑手段8が接続されている。この整流
平滑手段8の出力には、制御回路電圧9を構成する直流
電源回路10と、パワー素子11とが接続されている。
またパワー素子11の出力には、スイッチングされた電
圧を再び平滑し出力するコイル12とコンデンサ13並
びにダイオード14とで構成される平滑手段15が接続
され、2次電池4からの逆流防止用のダイオード16を
介して、2次電池4へ接続されている。ダイオード16
の前段の出力電圧は、抵抗17・18で分圧され、出力
基準電圧19と共に比較増幅器20の入力に接続されて
いる。比較増幅器20の出力は、スイッチング周期を構
成する三角波発生回路21の出力と共に比較器22の入
力に接続され、比較器22の出力で、パワー素子11を
スイッチングしている。
【0015】本発明の第二の手段の実施例である図2の
構成は、前記図1の構成に、コイル5に誘起された高周
波電圧から高周波の周期を取り出す同期手段30を加え
たものである。同期手段30の出力は三角波発生回路2
1に接続し、三角波の周期はコイル5に誘起された高周
波電圧の周期と同一となるようにしている。
構成は、前記図1の構成に、コイル5に誘起された高周
波電圧から高周波の周期を取り出す同期手段30を加え
たものである。同期手段30の出力は三角波発生回路2
1に接続し、三角波の周期はコイル5に誘起された高周
波電圧の周期と同一となるようにしている。
【0016】また本発明の第三の手段の実施例である図
3の構成は、前記図1の構成に、出力電流が所定の値を
超えると三角波発生回路21の動作を停止させ、電流制
限を行なう電流検出回路40を加えたものである。電流
検出回路40の出力は、三角波発生回路21に接続して
いる。
3の構成は、前記図1の構成に、出力電流が所定の値を
超えると三角波発生回路21の動作を停止させ、電流制
限を行なう電流検出回路40を加えたものである。電流
検出回路40の出力は、三角波発生回路21に接続して
いる。
【0017】次に、これらの電磁誘導充電回路の動作に
ついて説明する。本発明の第一の手段の実施例である図
1による回路は、以下のように動作する。コイル5に誘
起された高周波電圧は、整流平滑手段8によって一旦整
流平滑される。整流平滑手段8の出力は、三角波発生回
路21と比較増幅器20と比較器22から構成した独自
の定電圧制御回路によって制御し、安定した出力電圧を
得ているものである。すなわち、三角波発生回路21が
スイッチングの周期をつくりだし、充電回路出力の抵抗
17・18による分圧電圧で出力電圧を検出して、出力
基準電圧19と比較増幅器20により比較・増幅して、
この比較増幅器20の出力をフィードバックする。また
三角波発生回路21の出力と比較増幅器20の出力を比
較器22で比較し、比較器22の出力でパワー素子11
をスイッチングし、平滑手段15で平滑して定電圧をつ
くりだすようにしている。従ってパワー素子11は、三
角波発生回路21が発生する三角波の周期と常に一致
し、安定したスイッチング動作をするものである。また
パワー素子11への入力も、整流平滑手段8によって一
旦整流平滑してあるため、パワー素子11が必要以上に
高速でスイッチングされたりすることはないものであ
る。従って本実施例の回路は、パワー素子11のロスを
抑えた動作を実行する。なおまた本実施例の回路は、コ
イル5に誘起された電圧を整流平滑して得た直流電圧だ
けを使用して直流電源回路10を構成して、三角波発生
回路21・比較増幅器20・比較器22を動作させてい
る。つまり、コイル5に誘起された電圧だけを入力とし
て動作する非常に簡単な回路構成となっているものであ
る。
ついて説明する。本発明の第一の手段の実施例である図
1による回路は、以下のように動作する。コイル5に誘
起された高周波電圧は、整流平滑手段8によって一旦整
流平滑される。整流平滑手段8の出力は、三角波発生回
路21と比較増幅器20と比較器22から構成した独自
の定電圧制御回路によって制御し、安定した出力電圧を
得ているものである。すなわち、三角波発生回路21が
スイッチングの周期をつくりだし、充電回路出力の抵抗
17・18による分圧電圧で出力電圧を検出して、出力
基準電圧19と比較増幅器20により比較・増幅して、
この比較増幅器20の出力をフィードバックする。また
三角波発生回路21の出力と比較増幅器20の出力を比
較器22で比較し、比較器22の出力でパワー素子11
をスイッチングし、平滑手段15で平滑して定電圧をつ
くりだすようにしている。従ってパワー素子11は、三
角波発生回路21が発生する三角波の周期と常に一致
し、安定したスイッチング動作をするものである。また
パワー素子11への入力も、整流平滑手段8によって一
旦整流平滑してあるため、パワー素子11が必要以上に
高速でスイッチングされたりすることはないものであ
る。従って本実施例の回路は、パワー素子11のロスを
抑えた動作を実行する。なおまた本実施例の回路は、コ
イル5に誘起された電圧を整流平滑して得た直流電圧だ
けを使用して直流電源回路10を構成して、三角波発生
回路21・比較増幅器20・比較器22を動作させてい
る。つまり、コイル5に誘起された電圧だけを入力とし
て動作する非常に簡単な回路構成となっているものであ
る。
【0018】図2に示す本発明の第二の手段の実施例
は、以下のように動作する。同期手段30は、コイル5
に誘起された高周波電圧から高周波の周期を取り出し、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路21を動作
させている。つまり三角波発生回路21は、入力の高周
波電圧の周期でスイッチング動作を行うため、高周波電
圧の周期と三角波発生回路21が発生する三角波の周期
との間には周波数差が存在しないものである。
は、以下のように動作する。同期手段30は、コイル5
に誘起された高周波電圧から高周波の周期を取り出し、
スイッチング周期を構成する三角波発生回路21を動作
させている。つまり三角波発生回路21は、入力の高周
波電圧の周期でスイッチング動作を行うため、高周波電
圧の周期と三角波発生回路21が発生する三角波の周期
との間には周波数差が存在しないものである。
【0019】従って本実施例によれば、前記周波数差が
原因して生ずるうなり音や干渉が生ずることがなく、安
定した動作を行うことができるものである。
原因して生ずるうなり音や干渉が生ずることがなく、安
定した動作を行うことができるものである。
【0020】また図3に示す本発明の第三の手段の実施
例は、以下のように動作する。電流検出回路40は、出
力電流をモニターし、出力が所定の電流以上となると三
角波発生回路21に信号を出力して三角波発生回路21
の動作を停止させ、出力電流を制限している。つまり、
三角波発生回路21の基本周期によるパワー素子11の
制御を妨げずに電流制限を行うものである。
例は、以下のように動作する。電流検出回路40は、出
力電流をモニターし、出力が所定の電流以上となると三
角波発生回路21に信号を出力して三角波発生回路21
の動作を停止させ、出力電流を制限している。つまり、
三角波発生回路21の基本周期によるパワー素子11の
制御を妨げずに電流制限を行うものである。
【0021】従って本実施例によれば、パワー素子11
は基本周期以上に高速でスイッチングされることはな
く、パワー素子11のロスを最小限に抑えることができ
るものである。
は基本周期以上に高速でスイッチングされることはな
く、パワー素子11のロスを最小限に抑えることができ
るものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、高周波の電磁誘
導により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波電
圧を整流平滑する整流平滑手段と、この平滑された電圧
から制御回路電源を構成する直流電源回路と、前記平滑
された電圧をスイッチングするパワー素子と、スイッチ
ングされた電圧を再び平滑し出力する平滑手段と、この
出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増幅
器と、スイッチング周期を構成する三角波発生回路と、
この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し前記パ
ワー素子を駆動する比較器とで構成され、ダイオードを
介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路とするこ
とによって、充電作業が安全で、信頼性の高い無接点の
充電方式を実現することができるものである。
導により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波電
圧を整流平滑する整流平滑手段と、この平滑された電圧
から制御回路電源を構成する直流電源回路と、前記平滑
された電圧をスイッチングするパワー素子と、スイッチ
ングされた電圧を再び平滑し出力する平滑手段と、この
出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増幅
器と、スイッチング周期を構成する三角波発生回路と、
この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し前記パ
ワー素子を駆動する比較器とで構成され、ダイオードを
介して2次電池に接続される電磁誘導充電回路とするこ
とによって、充電作業が安全で、信頼性の高い無接点の
充電方式を実現することができるものである。
【0023】本発明の第二の手段は、高周波の電磁誘導
により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波電圧
からスイッチング周期を構成する同期手段と、前記誘起
された高周波電圧を整流平滑する整流平滑手段と、この
平滑された電圧から制御回路電源を構成する直流電源回
路と、前記平滑された電圧をスイッチングするパワー素
子と、スイッチングされた電圧を再び平滑し出力する平
滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出
力する比較増幅器と、前記同期手段の出力からスイッチ
ング周期を構成する三角波発生回路と、この三角波出力
と前記比較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動
する比較器とで構成され、ダイオードを介して2次電池
に接続される電磁誘導充電回路として、前記本発明の第
一の手段による効果に加え、充電作業時に、高周波の周
期と三角波の周期との周波数差によるうなりの発生や干
渉の無い安定した動作を行うことができる装置を提供す
ることができるものである。
により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波電圧
からスイッチング周期を構成する同期手段と、前記誘起
された高周波電圧を整流平滑する整流平滑手段と、この
平滑された電圧から制御回路電源を構成する直流電源回
路と、前記平滑された電圧をスイッチングするパワー素
子と、スイッチングされた電圧を再び平滑し出力する平
滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出
力する比較増幅器と、前記同期手段の出力からスイッチ
ング周期を構成する三角波発生回路と、この三角波出力
と前記比較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動
する比較器とで構成され、ダイオードを介して2次電池
に接続される電磁誘導充電回路として、前記本発明の第
一の手段による効果に加え、充電作業時に、高周波の周
期と三角波の周期との周波数差によるうなりの発生や干
渉の無い安定した動作を行うことができる装置を提供す
ることができるものである。
【0024】また本発明の第三の手段は、高周波の電磁
誘導により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波
電圧を整流平滑する整流平滑手段と、この平滑された電
圧から制御回路電源を構成する直流電源回路と、前記平
滑された電圧をスイッチングするパワー素子と、スイッ
チングされた電圧を再び平滑し出力する平滑手段と、こ
の出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増
幅器と、スイッチング周期を構成する三角波発生回路
と、この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し前
記パワー素子を駆動する比較器と、出力電流をモニター
し出力が所定の電流以上となると三角波発生回路に出力
する電流検出回路で構成され、ダイオードを介して2次
電池に接続される電磁誘導充電回路とすることによっ
て、前記本発明の第一の手段による効果に加え、充電作
業時に、パワー素子に生ずるロスを最小限に抑えること
ができる装置を提供することができるものである。
誘導により電圧を誘起するコイルと、誘起された高周波
電圧を整流平滑する整流平滑手段と、この平滑された電
圧から制御回路電源を構成する直流電源回路と、前記平
滑された電圧をスイッチングするパワー素子と、スイッ
チングされた電圧を再び平滑し出力する平滑手段と、こ
の出力電圧と出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増
幅器と、スイッチング周期を構成する三角波発生回路
と、この三角波出力と前記比較増幅器の出力を比較し前
記パワー素子を駆動する比較器と、出力電流をモニター
し出力が所定の電流以上となると三角波発生回路に出力
する電流検出回路で構成され、ダイオードを介して2次
電池に接続される電磁誘導充電回路とすることによっ
て、前記本発明の第一の手段による効果に加え、充電作
業時に、パワー素子に生ずるロスを最小限に抑えること
ができる装置を提供することができるものである。
【図1】本発明の第一の手段の実施例を示す電磁誘導充
電回路の回路図
電回路の回路図
【図2】同第二の手段の実施例を示す電磁誘導充電回路
の回路図
の回路図
【図3】同第三の手段の実施例を示す電磁誘導充電回路
の回路図
の回路図
4 2次電池 5 コイル 8 整流平滑手段 10 直流電源回路 11 パワー素子 15 平滑手段 16 ダイオード 20 比較増幅器 21 三角波発生回路 22 比較器 30 同期手段 40 電流検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高木 祥史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 高周波の電磁誘導により電圧を誘起する
コイルと、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平
滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成
する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイッチン
グするパワー素子と、スイッチングされた電圧を再び平
滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧
を比較増幅し出力する比較増幅器と、スイッチング周期
を構成する三角波発生回路と、この三角波出力と前記比
較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動する比較
器とで構成され、ダイオードを介して2次電池に接続さ
れる電磁誘導充電回路。 - 【請求項2】 高周波の電磁誘導により電圧を誘起する
コイルと、誘起された高周波電圧からスイッチング周期
を構成する同期手段と、前記誘起された高周波電圧を整
流平滑する整流平滑手段と、この平滑された電圧から制
御回路電源を構成する直流電源回路と、前記平滑された
電圧をスイッチングするパワー素子と、スイッチングさ
れた電圧を再び平滑し出力する平滑手段と、この出力電
圧と出力基準電圧を比較増幅し出力する比較増幅器と、
前記同期手段の出力からスイッチング周期を構成する三
角波発生回路と、この三角波出力と前記比較増幅器の出
力を比較し前記パワー素子を駆動する比較器とで構成さ
れ、ダイオードを介して2次電池に接続される電磁誘導
充電回路。 - 【請求項3】 高周波の電磁誘導により電圧を誘起する
コイルと、誘起された高周波電圧を整流平滑する整流平
滑手段と、この平滑された電圧から制御回路電源を構成
する直流電源回路と、前記平滑された電圧をスイッチン
グするパワー素子と、スイッチングされた電圧を再び平
滑し出力する平滑手段と、この出力電圧と出力基準電圧
を比較増幅し出力する比較増幅器と、スイッチング周期
を構成する三角波発生回路と、この三角波出力と前記比
較増幅器の出力を比較し前記パワー素子を駆動する比較
器と、出力電流をモニターし出力が所定の電流以上とな
ると三角波発生回路に出力する電流検出回路で構成さ
れ、ダイオードを介して2次電池に接続される電磁誘導
充電回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22263491A JP3303306B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電磁誘導充電回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22263491A JP3303306B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電磁誘導充電回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564375A true JPH0564375A (ja) | 1993-03-12 |
JP3303306B2 JP3303306B2 (ja) | 2002-07-22 |
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ID=16785531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22263491A Expired - Fee Related JP3303306B2 (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | 電磁誘導充電回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3303306B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929598A (en) * | 1996-07-03 | 1999-07-27 | Uniden Corporation | Noncontact charging device, charger, cordless electric equipment, and noncontact charger |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP22263491A patent/JP3303306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5929598A (en) * | 1996-07-03 | 1999-07-27 | Uniden Corporation | Noncontact charging device, charger, cordless electric equipment, and noncontact charger |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3303306B2 (ja) | 2002-07-22 |
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