JPH0564369A - 電源スイツチ装置 - Google Patents
電源スイツチ装置Info
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- JPH0564369A JPH0564369A JP3246731A JP24673191A JPH0564369A JP H0564369 A JPH0564369 A JP H0564369A JP 3246731 A JP3246731 A JP 3246731A JP 24673191 A JP24673191 A JP 24673191A JP H0564369 A JPH0564369 A JP H0564369A
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- JP
- Japan
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- power
- power supply
- circuit
- switch
- side circuit
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コスト低減と小型化に寄与するとともに、絶
縁性能を高め、しかも、無用な電力消費を解消する。 【構成】 自動復帰形の電源ON用スイッチ2と、例え
ばリチウム電池を用いた起動用電池3と、電源ON用ス
イッチ2のONにより、起動用電池3から電流を流して
電源部Pの一次側回路Pfを閉にし、かつ電源部Pの二
次側回路Psの出力により、一次側回路Pfを閉に維持
するとともに、電源OFF用信号Soの入力により、一
次側回路Pfを開にする制御機能部4を備える。
縁性能を高め、しかも、無用な電力消費を解消する。 【構成】 自動復帰形の電源ON用スイッチ2と、例え
ばリチウム電池を用いた起動用電池3と、電源ON用ス
イッチ2のONにより、起動用電池3から電流を流して
電源部Pの一次側回路Pfを閉にし、かつ電源部Pの二
次側回路Psの出力により、一次側回路Pfを閉に維持
するとともに、電源OFF用信号Soの入力により、一
次側回路Pfを開にする制御機能部4を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワークステーション等を
構築するコンピュータシステムに用いて好適な電源スイ
ッチ装置に関する。
構築するコンピュータシステムに用いて好適な電源スイ
ッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ワークステーション等のコンピュ
ータシステムではコンピュータ本体を設置するに際し、
机の横や下等のデッドスペースを利用するケースが増加
しているため、キーボード側から電源をON−OFFさ
せる必要性も高まり、そのための望ましい電源スイッチ
装置が要求されている。
ータシステムではコンピュータ本体を設置するに際し、
机の横や下等のデッドスペースを利用するケースが増加
しているため、キーボード側から電源をON−OFFさ
せる必要性も高まり、そのための望ましい電源スイッチ
装置が要求されている。
【0003】このような要求に応える従来のスイッチ手
段としては、主に、図2に示す電源スイッチ装置が知ら
れている。同図に示す電源スイッチ装置30は電源部P
oの他にスイッチ用電源回路31を別途設け、同電源回
路31の一次側は商用交流電源に直接接続する。また、
スイッチ用電源回路31の二次側には電源スイッチ部3
2及びリレーコイル33を直列接続するとともに、リレ
ーコイル33によって制御されるリレースイッチ34を
電源部Poの一次側回路35に直列接続する。なお、3
6は商用交流電源の入力コネクタである。
段としては、主に、図2に示す電源スイッチ装置が知ら
れている。同図に示す電源スイッチ装置30は電源部P
oの他にスイッチ用電源回路31を別途設け、同電源回
路31の一次側は商用交流電源に直接接続する。また、
スイッチ用電源回路31の二次側には電源スイッチ部3
2及びリレーコイル33を直列接続するとともに、リレ
ーコイル33によって制御されるリレースイッチ34を
電源部Poの一次側回路35に直列接続する。なお、3
6は商用交流電源の入力コネクタである。
【0004】したがって、スイッチ用電源回路31は常
時給電状態となるため、電源スイッチ部32をON又は
OFFすれば、リレーコイル33は励磁又は非励磁とな
り、リレースイッチ34がON又はOFFする。よっ
て、電源部Poの一次側回路35をON又はOFFさせ
ることができる。なお、電源スイッチ部32は自己保持
回路と組合わせることにより、キーボードのキー等を利
用することができる。
時給電状態となるため、電源スイッチ部32をON又は
OFFすれば、リレーコイル33は励磁又は非励磁とな
り、リレースイッチ34がON又はOFFする。よっ
て、電源部Poの一次側回路35をON又はOFFさせ
ることができる。なお、電源スイッチ部32は自己保持
回路と組合わせることにより、キーボードのキー等を利
用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の電源スイッチ装置30は別途の電源回路が必要とな
るため、次のような問題があった。
来の電源スイッチ装置30は別途の電源回路が必要とな
るため、次のような問題があった。
【0006】第一に、二つの電源部分が必要となるた
め、コストアップや電源全体の大型化を招くとともに、
トランスや配線が増加するため、全体の絶縁性能を高め
ることが容易でない。
め、コストアップや電源全体の大型化を招くとともに、
トランスや配線が増加するため、全体の絶縁性能を高め
ることが容易でない。
【0007】第二に、スイッチ用電源回路31は非使用
時であっても給電状態となるため、無用な電力消費を招
くとともに、これに伴う発熱を生じる。
時であっても給電状態となるため、無用な電力消費を招
くとともに、これに伴う発熱を生じる。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、コスト低減と小型化に寄与
するとともに、絶縁性能を高め、しかも、無用な電力消
費を解消できる電源スイッチ装置の提供を目的とする。
課題を解決したものであり、コスト低減と小型化に寄与
するとともに、絶縁性能を高め、しかも、無用な電力消
費を解消できる電源スイッチ装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源スイッ
チ装置1は、図1に示すように、自動復帰形の電源ON
用スイッチ2と、例えばリチウム電池を用いた起動用電
池3と、電源ON用スイッチ2のONにより、起動用電
池3から電流を流して電源部Pの一次側回路Pfを閉に
し、かつ電源部Pの二次側回路Psの出力により、一次
側回路Pfを閉に維持するとともに、電源OFF用信号
Soの入力により、一次側回路Pfを開にする制御機能
部4を備えてなることを特徴とする。
チ装置1は、図1に示すように、自動復帰形の電源ON
用スイッチ2と、例えばリチウム電池を用いた起動用電
池3と、電源ON用スイッチ2のONにより、起動用電
池3から電流を流して電源部Pの一次側回路Pfを閉に
し、かつ電源部Pの二次側回路Psの出力により、一次
側回路Pfを閉に維持するとともに、電源OFF用信号
Soの入力により、一次側回路Pfを開にする制御機能
部4を備えてなることを特徴とする。
【0010】この場合、制御機能部4は電源部Pの一次
側回路Pfに接続した、例えば、サイリスタ5sを用い
た開閉回路5と、開閉回路5に出力部6o−6oを接続
したフォトカプラ6と、電源ON用スイッチ2のONに
より、起動用電池3からフォトカプラ6の入力部6i−
6iに電流を流し、これに基づき電源部Pの二次側回路
Psから当該入力部6i−6iに電流を流すとともに、
電源OFF用信号Soにより、当該入力部6i−6iに
流れる電流を遮断する制御回路7を備えて構成できる。
側回路Pfに接続した、例えば、サイリスタ5sを用い
た開閉回路5と、開閉回路5に出力部6o−6oを接続
したフォトカプラ6と、電源ON用スイッチ2のONに
より、起動用電池3からフォトカプラ6の入力部6i−
6iに電流を流し、これに基づき電源部Pの二次側回路
Psから当該入力部6i−6iに電流を流すとともに、
電源OFF用信号Soにより、当該入力部6i−6iに
流れる電流を遮断する制御回路7を備えて構成できる。
【0011】
【作用】本発明に係る電源スイッチ装置1によれば、ま
ず、電源をONする際には、電源ON用スイッチ2をO
Nすることにより、起動用電池3から制御機能部4にお
けるフォトカプラ6の入力部6i−6iに電流が流れ
る。これにより、フォトカプラ6の出力部6o−6oに
出力電流が流れ、開閉回路5を制御することにより電源
部Pの一次側回路Pfを閉にする。この結果、電源部P
の二次側回路Psから入力部6i−6iに電流が流れ、
一次側回路Pfを閉に維持する自己保持機能を発揮す
る。したがって、電源ON用スイッチ2が自動復帰して
も電源はON状態に維持される。
ず、電源をONする際には、電源ON用スイッチ2をO
Nすることにより、起動用電池3から制御機能部4にお
けるフォトカプラ6の入力部6i−6iに電流が流れ
る。これにより、フォトカプラ6の出力部6o−6oに
出力電流が流れ、開閉回路5を制御することにより電源
部Pの一次側回路Pfを閉にする。この結果、電源部P
の二次側回路Psから入力部6i−6iに電流が流れ、
一次側回路Pfを閉に維持する自己保持機能を発揮す
る。したがって、電源ON用スイッチ2が自動復帰して
も電源はON状態に維持される。
【0012】一方、電源をOFFする際には、電源OF
F用信号Soを制御機能部4に付与することにより、フ
ォトカプラ6の入力部6i−6iに流れる電流は遮断さ
れる。この結果、フォトカプラ6の出力部6o−6oの
出力電流は零となり、開閉回路5により一次側回路Pf
は開となる。即ち、電源はOFF状態となる。この場
合、電源OFF用信号Soはキーボード等のキー操作に
よりCPUから付与されるコマンドデータでよく、例え
ば、LANシステムにおいて、中央コンピュータから端
末機の電源をリモートコントロールによりOFFさせる
ことができる。
F用信号Soを制御機能部4に付与することにより、フ
ォトカプラ6の入力部6i−6iに流れる電流は遮断さ
れる。この結果、フォトカプラ6の出力部6o−6oの
出力電流は零となり、開閉回路5により一次側回路Pf
は開となる。即ち、電源はOFF状態となる。この場
合、電源OFF用信号Soはキーボード等のキー操作に
よりCPUから付与されるコマンドデータでよく、例え
ば、LANシステムにおいて、中央コンピュータから端
末機の電源をリモートコントロールによりOFFさせる
ことができる。
【0013】なお、起動用電池3は電源をONする際に
のみ用いられ、また、流れる電流も僅かなため、例え
ば、自己放電のないリチウム電池等を利用すれば、使用
するコンピュータシステムの償却年数の間は十分な寿命
を維持できる。さらにまた、フォトカプラ6により電源
部Pの一次側回路Pfと電源スイッチ装置1の主要部は
電気的に絶縁される。
のみ用いられ、また、流れる電流も僅かなため、例え
ば、自己放電のないリチウム電池等を利用すれば、使用
するコンピュータシステムの償却年数の間は十分な寿命
を維持できる。さらにまた、フォトカプラ6により電源
部Pの一次側回路Pfと電源スイッチ装置1の主要部は
電気的に絶縁される。
【0014】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
面に基づき詳細に説明する。
【0015】まず、本発明に係る電源スイッチ装置1の
構成について、図1を参照して説明する。
構成について、図1を参照して説明する。
【0016】図1中、Pは電源部(スイッチングレギュ
レータ)であり、この電源部Pは一次側回路Pfと二次
側回路Psを備える。そして、一次側回路Pfは整流回
路Fを介して商用交流電源の入力コネクタAに接続する
とともに、一次側回路Pfには本発明に係る電源スイッ
チ装置1を直列接続する。
レータ)であり、この電源部Pは一次側回路Pfと二次
側回路Psを備える。そして、一次側回路Pfは整流回
路Fを介して商用交流電源の入力コネクタAに接続する
とともに、一次側回路Pfには本発明に係る電源スイッ
チ装置1を直列接続する。
【0017】電源スイッチ装置1は大別して、電源ON
用スイッチ2、起動用電池3、制御機能部4により構成
し、さらに、制御機能部4は開閉回路5、フォトカプラ
6、制御回路7により構成する。
用スイッチ2、起動用電池3、制御機能部4により構成
し、さらに、制御機能部4は開閉回路5、フォトカプラ
6、制御回路7により構成する。
【0018】電源ON用スイッチ2は自動復帰形であり
一端を接地する。電源ON用スイッチ2は、例えば、L
ANシステムにおける端末機やコンピュータ本体に設け
られる。一方、起動用電池3の負側はコネクタ11を介
して電源ON用スイッチ2の他端に接続する。起動用電
池3はリチウム電池を用いることが望ましい。また、起
動用電池3の正側は制御回路7に接続する。即ち、同電
池3の正側はダイオードD1、抵抗R1、抵抗R2、ダ
イオードD2の直列回路を介して、電源部Pの二次側回
路Psに接続するとともに、さらに、同電池3の正側は
抵抗R3を介してトランジスタQのベースに接続する。
なお、トランジスタQのエミッタは接地する。
一端を接地する。電源ON用スイッチ2は、例えば、L
ANシステムにおける端末機やコンピュータ本体に設け
られる。一方、起動用電池3の負側はコネクタ11を介
して電源ON用スイッチ2の他端に接続する。起動用電
池3はリチウム電池を用いることが望ましい。また、起
動用電池3の正側は制御回路7に接続する。即ち、同電
池3の正側はダイオードD1、抵抗R1、抵抗R2、ダ
イオードD2の直列回路を介して、電源部Pの二次側回
路Psに接続するとともに、さらに、同電池3の正側は
抵抗R3を介してトランジスタQのベースに接続する。
なお、トランジスタQのエミッタは接地する。
【0019】他方、フォトカプラ6の一方の入力部6i
は抵抗R1とR2の接続部に接続するとともに、他方の
入力部6iはトランジスタQのコレクタに接続するとと
もに、抵抗R4、インバータ12を介して電源OFF用
信号Soが入力する入力端子13に接続する。なお、電
源ON用スイッチ2がLANシステムの端末機に設けら
れた場合、電源OFF用信号Soは中央コンピュータに
おけるキーボード等のキー操作によりCPUから付与さ
れるコマンドデータ、即ち、「O」データとなり、中央
コンピュータからリモートコントロールで端末機の電源
をOFFさせることができる。なお、電源がON状態の
ときは、CPUから「1」データが付与される。
は抵抗R1とR2の接続部に接続するとともに、他方の
入力部6iはトランジスタQのコレクタに接続するとと
もに、抵抗R4、インバータ12を介して電源OFF用
信号Soが入力する入力端子13に接続する。なお、電
源ON用スイッチ2がLANシステムの端末機に設けら
れた場合、電源OFF用信号Soは中央コンピュータに
おけるキーボード等のキー操作によりCPUから付与さ
れるコマンドデータ、即ち、「O」データとなり、中央
コンピュータからリモートコントロールで端末機の電源
をOFFさせることができる。なお、電源がON状態の
ときは、CPUから「1」データが付与される。
【0020】また、フォトカプラ6の出力部6o−6o
は開閉回路5に接続する。開閉回路5は一次側回路Pf
に直列接続したサイリスタ5sを備え、サイリスタ5s
のゲートは一方の出力部6oに接続するとともに、他方
の出力部6oはサイリスタ5sの入力側に接続する。な
お、図中、C1、C2はコンデンサ、R5、R6は抵抗
である。
は開閉回路5に接続する。開閉回路5は一次側回路Pf
に直列接続したサイリスタ5sを備え、サイリスタ5s
のゲートは一方の出力部6oに接続するとともに、他方
の出力部6oはサイリスタ5sの入力側に接続する。な
お、図中、C1、C2はコンデンサ、R5、R6は抵抗
である。
【0021】次に、電源スイッチ装置1の動作について
説明する。
説明する。
【0022】まず、電源をONする場合について説明す
る。この場合、電源ON用スイッチ2のONにより、起
動用電池3から抵抗R3を介してトランジスタQのベー
スにバイアス電流が流れる。この結果、トランジスタQ
がオンし、起動用電池3からダイオードD1、抵抗R
1、フォトカプラ6の入力部6i−6i、トランジスタ
Qの経路で電流が流れる。よって、フォトカプラ6の出
力部6o−6oに出力電流が流れ、サイリスタ5sのゲ
ートにバイアス電流が流れることにより、サイリスタ5
sがオンする。この結果、電源部Pの一次側回路Pfは
閉となり、電源はON状態となる。そして、入力端子1
3にはCPUから「1」データが付与され、抵抗R4は
接地状態となる。よって、電源部Pの二次側回路Psか
らダイオードD2、抵抗R2、フォトカプラ6の入力部
6i−6i、抵抗R4、インバータ12の経路で電流が
流れ、電源ON用スイッチ2が自動復帰しても電源はO
N状態に維持される。なお、二次側回路Psから流れる
電流により発生する抵抗R1と抵抗R2間の電位を起動
用電池3の電圧よりも大きく設定すれば、ON時のみ起
動用電池3から電流を流すことができる。
る。この場合、電源ON用スイッチ2のONにより、起
動用電池3から抵抗R3を介してトランジスタQのベー
スにバイアス電流が流れる。この結果、トランジスタQ
がオンし、起動用電池3からダイオードD1、抵抗R
1、フォトカプラ6の入力部6i−6i、トランジスタ
Qの経路で電流が流れる。よって、フォトカプラ6の出
力部6o−6oに出力電流が流れ、サイリスタ5sのゲ
ートにバイアス電流が流れることにより、サイリスタ5
sがオンする。この結果、電源部Pの一次側回路Pfは
閉となり、電源はON状態となる。そして、入力端子1
3にはCPUから「1」データが付与され、抵抗R4は
接地状態となる。よって、電源部Pの二次側回路Psか
らダイオードD2、抵抗R2、フォトカプラ6の入力部
6i−6i、抵抗R4、インバータ12の経路で電流が
流れ、電源ON用スイッチ2が自動復帰しても電源はO
N状態に維持される。なお、二次側回路Psから流れる
電流により発生する抵抗R1と抵抗R2間の電位を起動
用電池3の電圧よりも大きく設定すれば、ON時のみ起
動用電池3から電流を流すことができる。
【0023】次に、電源をOFFする場合について説明
する。この場合には、キーボード等のキー操作により、
CPUから電源OFF用信号So、即ち、「0」データ
を入力端子13に付与する。これにより、インバータ1
2を介してフォトカプラ6の入力部6iに「1」デー
タ、即ち、ハイレベル信号が付与される。この結果、フ
ォトカプラ6における入力部6i−6i間の電位が平衡
し、入力部6i−6iに流れる電流は遮断される。この
結果、フォトカプラ6における出力部6o−6oの出力
電流は零となり、サイリスタ5sのオフにより一次側回
路Pfは開となる。即ち、電源はOFF状態となる。
する。この場合には、キーボード等のキー操作により、
CPUから電源OFF用信号So、即ち、「0」データ
を入力端子13に付与する。これにより、インバータ1
2を介してフォトカプラ6の入力部6iに「1」デー
タ、即ち、ハイレベル信号が付与される。この結果、フ
ォトカプラ6における入力部6i−6i間の電位が平衡
し、入力部6i−6iに流れる電流は遮断される。この
結果、フォトカプラ6における出力部6o−6oの出力
電流は零となり、サイリスタ5sのオフにより一次側回
路Pfは開となる。即ち、電源はOFF状態となる。
【0024】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、起動用電池はリチウム電池が望ましいが、他の
電池の使用を妨げるものではない。また、起動用電池と
はバッテリを含む概念であり、例えば、電源のON時に
充電させるようにしてもよい。また、制御機能部は例示
以外の任意の回路構成を採用できる。その他、細部の回
路構成等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任
意に変更できる。
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、起動用電池はリチウム電池が望ましいが、他の
電池の使用を妨げるものではない。また、起動用電池と
はバッテリを含む概念であり、例えば、電源のON時に
充電させるようにしてもよい。また、制御機能部は例示
以外の任意の回路構成を採用できる。その他、細部の回
路構成等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任
意に変更できる。
【0025】
【発明の効果】このように、本発明に係る電源スイッチ
装置は自動復帰形の電源ON用スイッチと、起動用電池
と、電源ON用スイッチのONにより、起動用電池から
電流を流して電源部の一次側回路を閉にし、かつ電源部
の二次側回路の出力により、一次側回路を閉に維持する
とともに、電源OFF用信号の入力により、一次側回路
を開にする制御機能部を備えてなるため、次のような顕
著な効果を奏する。
装置は自動復帰形の電源ON用スイッチと、起動用電池
と、電源ON用スイッチのONにより、起動用電池から
電流を流して電源部の一次側回路を閉にし、かつ電源部
の二次側回路の出力により、一次側回路を閉に維持する
とともに、電源OFF用信号の入力により、一次側回路
を開にする制御機能部を備えてなるため、次のような顕
著な効果を奏する。
【0026】 起動用電池の利用により、電源スイッ
チ用の電源部分、特に、トランス等が不要となり、コス
ト低減と電源全体の小型化に寄与できる。
チ用の電源部分、特に、トランス等が不要となり、コス
ト低減と電源全体の小型化に寄与できる。
【0027】 電源をONさせるときのみ起動用電池
から僅かな電流を流すのみのため、無用な電力消費を生
じないとともに、発熱も生じない。
から僅かな電流を流すのみのため、無用な電力消費を生
じないとともに、発熱も生じない。
【0028】 フォトカプラにより電源部の一次側回
路と電源スイッチ装置の主要部が電気的に絶縁されるな
ど、全体の絶縁性能を高めることができる。
路と電源スイッチ装置の主要部が電気的に絶縁されるな
ど、全体の絶縁性能を高めることができる。
【図1】本発明に係る電源スイッチ装置の電気回路図、
【図2】従来の技術に係る電源スイッチ装置の電気回路
図、
図、
1 電源スイッチ装置 2 電源ON用スイッチ 3 起動用電池 4 制御機能部 5 開閉回路 5s サイリスタ 6 フォトカプラ 6i 入力部 6o 出力部 7 制御回路 P 電源部 Pf 一次側回路 Ps 二次側回路
Claims (4)
- 【請求項1】 自動復帰形の電源ON用スイッチと、起
動用電池と、電源ON用スイッチのONにより、起動用
電池から電流を流して電源部の一次側回路を閉にし、か
つ電源部の二次側回路の出力により、前記一次側回路を
閉に維持するとともに、電源OFF用信号の入力によ
り、前記一次側回路を開にする制御機能部を備えてなる
ことを特徴とする電源スイッチ装置。 - 【請求項2】 起動用電池はリチウム電池を用いること
を特徴とする請求項1記載の電源スイッチ装置。 - 【請求項3】 制御機能部は電源部の一次側回路に接続
した開閉回路と、開閉回路に出力部を接続したフォトカ
プラと、電源ON用スイッチのONにより、起動用電池
からフォトカプラの入力部に電流を流し、これに基づき
電源部の二次側回路から当該入力部に電流を流すととも
に、電源OFF用信号により、当該入力部に流れる電流
を遮断する制御回路を備えることを特徴とする請求項1
記載の電源スイッチ装置。 - 【請求項4】 開閉回路はサイリスタを用いて構成する
ことを特徴とする請求項3記載の電源スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24673191A JP3277255B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電源スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24673191A JP3277255B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電源スイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564369A true JPH0564369A (ja) | 1993-03-12 |
JP3277255B2 JP3277255B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17152809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24673191A Expired - Fee Related JP3277255B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 電源スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277255B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247653A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP24673191A patent/JP3277255B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012247653A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3277255B2 (ja) | 2002-04-22 |
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