JPH0564078A - ビデオ信号処理回路 - Google Patents

ビデオ信号処理回路

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JPH0564078A
JPH0564078A JP3245002A JP24500291A JPH0564078A JP H0564078 A JPH0564078 A JP H0564078A JP 3245002 A JP3245002 A JP 3245002A JP 24500291 A JP24500291 A JP 24500291A JP H0564078 A JPH0564078 A JP H0564078A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
color difference
level
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JP3245002A
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Inventor
Takashi Kiyofuji
隆志 清藤
Shozo Yokoyama
昭三 横山
Hiroshi Nishiyama
寛 西山
Toshio Oogami
外志夫 大上
Mamoru Miyashita
守 宮下
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望画柄箇所又はそれ以外の箇所の色消しを
正確に行なうと共に、回路規模の小規模化等を図る。 【構成】 比較回路15〜20により、デジタル化され
た輝度信号と2つの色差信号を、夫々対応する上限値と
下限値とでレベル比較し、この出力をAND回路30,
32,34,36を通して前記上限値と下限値との間に
ある3つの信号を抽出する。そして、この抽出信号をイ
クスクル−シブ・オア回路40の一端側に供給し、この
出力信号に基づき色差信号をAND回路41,42にお
いて遮断又は通過させて所望箇所の色消しを行なう。ま
た、AND回路36までの回路系の共用化を図り、この
回路系からの出力をタイトル画像としてRAM38に記
憶し、所望時に、この画像を読み出し、この信号に基づ
いてセレクタ13を切り換えて基準色信号をタイトル画
像として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカラ−カメラ等
に使用されて好適な信号処理回路に係り、特にタイトル
画像デ−タを生成したり、所定の画柄に特殊効果を施し
たりするビデオ信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カメラ一体型VTR等では、
キャラクタジェネレ−タを搭載してビデオ信号に他の画
像信号を挿入するス−パ−インポ−ズ機能を与えて、前
記キャラクタジェネレ−タによりタイトル画像情報を発
生し、前記ス−パ−インポ−ズ機能によりタイトル画像
信号をビデオ信号に挿入して記録するようにしたタイト
ラ−機能を有するものがある。また、撮像内容に応じた
タイトル情報や画像解説等のテロップ情報をビデオ信号
に重畳するための所謂タイトラ−やテロッパ−等の周辺
機器もある。
【0003】図3はそれら機器に使用される従来のタイ
トル画像デ−タ生成回路の一例である。同図において、
入力端子1からタイトル画像デ−タに使用されるアナロ
グ信号である色差信号R−Yが入来し、入力端子2から
色差信号B−Y、そして、入力端子3から輝度信号Yが
夫々入来してセレクタ4に供給される。輝度信号Yの一
方は、分岐されてコンパレ−タ5に供給され、ここで、
基準電圧とレベル比較され、レベルに応じた2値化信号
とされる。そして、この信号は、タイトルコントロ−ラ
6に供給され、ここに供給される水平同期信号HD及び
垂直同期信号VDに基づいて生成された水平及び垂直ア
ドレス信号によりデ−タバスを通じてタイトル画像デ−
タとしてRAM7に記憶される。
【0004】そして、所望時に、この記憶されたタイト
ル画像デ−タを読み出して映像信号に挿入する際には、
前記タイトルコントロ−ラ6に供給されるアドレス信号
により読み出し、セレクタ4に供給する。セレクタ4で
は、前記読み出された信号に基づき色差信号R−Y、B
−Y及び輝度信号YがOFFとされ、代わりに基準カラ
−信号が供給される。この基準カラ−信号は、例えば、
このタイトル画像に画面上に表される色がMg(マゼン
タ)、G(グリ−ン)、Cy(シアン)、Ye(イエロ
−)等となるように設定されているもので、この信号が
タイトル画像信号として出力される構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記タイト
ル画像デ−タ生成回路では、輝度信号のみを用いて、タ
イトル画像デ−タを得ているために、輝度レベルがある
レベル以下、又はあるレベル以上で色の異なる部分を判
別出来ないという問題点に加え、カメラ一体型VTR等
では、近年益々多機能化が望まれ、タイトル画像作成機
能の他、撮影画像の所望の画柄を無色にしたり、それ以
外の画柄の箇所を無色にしたりする色消し機能の装備も
望まれている。しがしながら、これらの機能を装備する
ためには、回路規模が大きくなったり、製造価格が高く
なってしまう、という問題点があった。そこで、本発明
が解決しようとする課題は、前記問題点を解決する点に
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路は、以
上のような課題を解決するものであり、以下の1)〜
3)の構成より成る。即ち、 1)入来するデジタル化された輝度信号と第1及び第2
の色差信号とに基づいて信号処理するビデオ信号処理回
路において、前記3つの信号の夫々と、前記3つの信号
の夫々に対応して設定される第1のレベルと第2のレベ
ルとをそれぞれ比較するための比較手段と、前記比較手
段の比較結果に基づき、前記第1及び第2のレベル間に
ある前記3つの信号を抽出するための抽出手段と、この
抽出手段からの出力信号を一端側に入力し、他端側に制
御信号が供給せられて正転又は反転した信号を出力する
第1の論理回路と、この第1の論理回路からの出力信号
を一端側に入力し、他端側に前記第1及び第2の色差信
号を入力する第2の論理回路とから成り、前記正転又は
反転した信号に応じて前記第1及び第2の色差信号を遮
断、又は通過させる構成にしたことを特徴とするビデオ
信号処理回路。
【0007】2)請求項1記載のビデオ信号処理回路に
おいて、抽出手段からの出力信号を記憶するための記憶
手段と、この記憶手段から読み出された信号により、入
来する輝度信号と第1及び第2の色差信号とを遮断し、
基準色信号を出力する選択手段とを設けた構成としたこ
とを特徴とするビデオ信号処理回路。
【0008】3)請求項1記載のビデオ信号処理回路に
おいて、抽出手段からの出力信号を記憶するための記憶
手段を設け、所望時に、前記抽出手段からの出力信号に
代えて前記憶手段手段からの読み出し信号を第1の論理
回路の一端側に入力させる構成としたことを特徴とする
ビデオ信号処理回路。
【0009】
【作用】請求項1記載の回路においては、比較手段によ
りデジタル化された輝度信号、第1及び第2の色差信号
のそれぞれにおいて、第1のレベルと第2のレベルとを
それぞれ比較し、この比較結果に基づき抽出手段により
前記第1及び第2のレベル間にある前記3つの信号を抽
出する。そして、この抽出された信号を第1の論理回路
に入力して正転又は反転信号として出力し、この信号を
第2の論理回路に供給して第1及び第2の色差信号を遮
断する。
【0010】また、請求項2記載の回路においては、請
求項1記載の回路構成に記憶手段と選択手段とを追加
し、記憶手段により抽出手段からの出力信号を記憶させ
るようにし、この一旦記憶された信号を読み出してこの
信号に基づいて選択手段を切り換え、入来する輝度信号
と第1及び第2の色差信号とを遮断し、代わりに基準色
信号を出力する。
【0011】更に、請求項3記載の回路においては、請
求項1記載の回路構成に記憶手段を追加し、所望時に、
前記抽出手段からの出力信号に代えて前記憶手段手段か
らの読み出し信号を第1の論理回路の一端側に入力させ
るようにする。
【0012】
【実施例】本発明のビデオ信号処理回路の一実施例につ
き、図面を用いて詳述する。図1はそのブロック図で、
同図において、10〜12は入力端子、13はセレクタ
である。そして、前記入力端子10〜12の一方は、途
中分岐してコンパレ−タ15〜20の一端側に夫々接続
されており、これらコンパレ−タ15〜20の他端側
は、色差信号R−Y,B−Y及び輝度信号Yの上限値又
は下限値を入力するための入力端子21〜26と接続さ
れている。
【0013】そして、コンパレ−タ15の出力側はAN
D回路30の入力の一端側に接続され、この他端側はイ
ンバ−タ31を通してコンパレ−タ16と接続されてい
る。また、同様にAND回路32の入力の一端側はコン
パレ−タ17の出力側と接続され、他端側はインバ−タ
33を通してコンパレ−タ18と接続されている。同様
にAND回路34の入力の一端側はコンパレ−タ19の
出力側と接続され、他端側はインバ−タ35を通してコ
ンパレ−タ20と接続されている。更に、これらの各A
ND回路30,32,34はAND回路36に接続され
ている。そして、AND回路36はタイトルコントロ−
ラ37に接続され、このタイトルコントロ−ラ37はデ
−タバスを通じて記憶回路(RAM)38に接続される
と共に、SW1を通じてセレクタ13に接続されてタイ
トル画像を生成するための回路系を構成している。ま
た、AND回路36からの出力は、途中分岐してSW2
を通してイクスクル−シブ・オア回路40に接続され、
さらに、この出力がSW3を通じてAND回路41及び
42に接続されて、色消し回路系を構成している。
【0014】まず、タイトル画像を生成するための回路
系の動作につき詳述する。例えば、所望のタイトル画像
を記憶させたい場合には、図示しないタイトル画像作成
用のスイッチを操作すると、SW1,2,3がそれぞれ
接点a側に切り換えられて記憶モ−ドとなる。これと同
時に、被写体からの映像信号が撮像素子、アナログ/デ
ジタル変換回路、輝度・色信号分離回路等を介して輝度
信号Y、色差信号R−Y及びB−Yに分離変換されて、
入力端子10〜12より夫々入来する。入力端子10か
らは色差信号R−Yが入来し、入力端子11からは色差
信号B−Y、入力端子12からは輝度信号Yがそれぞれ
入来する。
【0015】入来したこれらの信号Y,R−Y,B−Y
の一方は、セレクタ13に供給されると共に、この内、
色差信号R−Yがコンパレ−タ15及び16の一端側に
夫々供給される。そして、コンパレ−タ15の他端側に
は、色差信号R−Yの上限値が入力され、コンパレ−タ
16の他端側には、色差信号R−Yの下限値が夫々入力
されており、コンパレ−タ15では、色差信号R−Yと
前記上限値とのレベル比較がなされ、色差信号R−Yが
上限値以下の信号であれば、“H”レベルの信号が出力
され、上限値以上の信号であれば、“L”レベルの信号
が出力される。そして、この出力信号はAND回路30
の入力の一端側に供給される。
【0016】また、コンパレ−タ16では、前記色差信
号R−Yと下限値とのレベルが比較され、色差信号R−
Y信号の方が大であれば、“L”レベルの信号が出力さ
れ、小であれば、“H”レベルの信号が出力されてイン
バ−タ31に供給される。そして、ここで、反転信号と
されて前記AND回路30の入力の他端側に供給され
る。同様に、コンパレ−タ17では、色差信号B−Yと
上限値とのレベル比較がなされ、その出力がAND回路
32の入力の一端側に供給される。このAND回路32
の他端側にはコンパレ−タ18で行われた色差信号B−
Yと下限値との比較結果がインバ−タ33を通じて供給
される。
【0017】ここで、図2は色差信号と色相との関係を
概略的に示したベクトル図で、同図も併せて参照する。
つまり、前記AND回路30では色差信号R−Yの上限
値と下限値とでR−Y軸方向の必要幅が決定され、AN
D回路32において色差信号B−Yの上限値と下限値と
でB−Y軸方向の必要幅が決定される。即ち、これらの
上下値により、所定の色信号の領域(色相及び濃度)が
決定されることになる。例えば、図2において、斜線部
で示されるようなR(赤色)信号の領域が決定されるこ
とになる。またこの他、Mg(マゼンタ),B(青),
Cy(シアン),G(緑),YL (黄)等の所望の色
(色相及び濃度)を得るためには、前記色差信号R−Y
と色差信号B−Yとの上下値を適当に変更することによ
り得られる。 そして、これら色信号の領域について
は、前記AND回路30と32との論理和により得られ
るが、輝度(明るさ)の領域については、コンパレ−タ
19における上限値とコンパレ−タ20における下限値
との比較結果に基づいて、AND回路34により輝度信
号領域が決定されることになる。
【0018】そして、最終的に、これらのAND回路3
0,32,34の出力は、AND回路36に供給せら
れ、ここで、色相、濃度、明るさが決定されることにな
る。つまり、どのような色で、どの様な濃さの、どの様
な明るさの色であるかが決定され、該当する配色部分の
画像が抽出されることになる。この抽出されたタイトル
画像信号はAND回路36より出力されて、次段のタイ
トルコントロ−ラ37に供給される。このタイトルコン
トロ−ラ37には、水平同期信号HD及び垂直同期信号
VDが供給されており、画像信号がこれらの信号に基づ
いて生成された水平及び垂直アドレスによりデ−タバス
を通じてタイトル画像としてRAM38の所定領域に記
憶されることになる。
【0019】また、このタイトル画像を所望シ−ンに挿
入したい場合は、例えば、図示しない操作スイッチによ
り読み出しモ−ドとする。これにより前記タイトルコン
トロ−ラ37に供給せられる水平同期信号HD及び垂直
同期信号VDに基づいて生成されたアドレス信号により
前記RAM38からタイトル画像デ−タが読み出され
て、SW1を通じてセレクタ13に供給される。この信
号が供給されている間はセレクタ13が切り換えられ
て、入力端子10〜12より入来する色差信号R−Y、
B−Y及び輝度信号Yを遮断し、代わりに基準カラ−信
号を選択する。この基準カラ−信号は、タイトル画像に
所定の色を施すために供給されるもので、例えば画面上
に表される色がMg(マゼンタ)、G(グリ−ン)、C
y(シアン)、Ye(イエロ−)等となるように、予め
輝度信号Y,色差信号R−Y及びB−Yが所定の比率で
設定されているものである。所望の色を選択する場合に
は、図示しない色選択スイッチを操作することにより前
記3つの信号が所定の比率で供給されることになる。
【0020】そして、この基準カラ−信号のうち輝度信
号Yはそのまま図示しない信号処理回路へ出力されると
共に、色差信号R−Y及びB−YはAND回路41及び
42の一端側にそれぞれ供給される。この時、前記AN
D回路41,42の入力の他端側にはSW3の接点aを
通じて“H”レベルの信号が供給されており、これによ
りAND回路41,42から色差信号R−Y,B−Yが
そのまま出力されることになる。従って、ここより所定
の色が施されたタイトル画像信号が出力されることにな
る。また、当然のことながら色差信号R−Y及びB−Y
の比率がゼロとされて輝度信号のみが出力されることも
ある。
【0021】次ぎに、色消し回路系の動作につき説明す
る。例えば、図示しないスイッチにより色消しモ−ド1
を選択すると、SW1及びSW3が接点b側に切り換え
られると共に、SW2が接点a側に切り換えられて、入
力端子43を通じてイクスクル−シブ・オア回路40の
一端側に“H”レベルの信号が供給される。これにより
AND回路36から“H”レベルの信号が出力された場
合には、この信号がSW2を通じてイクスクル−シブ・
オア回路40の他端側に供給され、このイクスクル−シ
ブ・オア回路40から“L”レベルの信号が出力され
る。そして、この“L”レベルの信号は、SW3を通じ
てAND回路41,42の一端側にそれぞれ供給され
る。これらAND回路41,42の他端側にはセレクタ
13を通じて色差信号R−Y,B−Yが供給されている
が、ここで、これらの色差信号R−Y,B−Yが遮断さ
れ、以後の信号処理回路には輝度信号のみが出力される
ことになる。つまり、AND回路36から“H”レベル
の信号の出力があった時(指定した画柄部分に対応した
出力があった時)には、その所定の画柄部分のみの色が
消されることになる。
【0022】また、AND回路36より“L”レベルの
信号が出力された時(指定した画柄部分以外の箇所に対
応した出力があった時)には、イクスクル−シブ・オア
回路40から“H”レベルの信号が出力されることにな
り、AND回路41,42の一端側にそれぞれ“H”レ
ベル信号が供給されて、これらAND回路41,42か
ら色差信号R−Y,B−Yが出力されることになる。し
たがって、この期間にはそのまま色信号と輝度信号とが
出力されて、所定画柄部分以外の箇所では色消しは行わ
れない。
【0023】次ぎに色消しモ−ド2を選択すると、入力
端子43を通じてイクスクル−シブ・オア回路40の一
端側に“L”レベルの信号が供給される。この場合に、
AND回路36からイクスクル−シブ・オア回路40の
他端側に“H”レベルの信号が供給されると、イクスク
ル−シブ・オア回路40は“H”レベルの信号が出力さ
れることになり、AND回路41,42から色差信号R
−Y,B−Yが出力されて、この所定の画柄部分の色消
しは行われない。また、AND回路36から“L”レベ
ルの信号が供給され他場合には、イクスクル−シブオア
回路40から“L”レベルの信号が出力され、セレクタ
13から供給される色差信号R−Y,B−YがAND回
路41,42で遮断されることになり、この所望の画柄
以外の部分について色消しが行われることになる。
【0024】また更に、前記色消しモ−ド1,2の場合
には、現在撮影中の画像の所定の画柄について色消しを
行うモ−ドであったが、本実施例によれば一旦RAM3
8に記憶したタイトル画像を再び呼び出し、この信号を
現信号に挿入して、この挿入した画柄部分のみの色消し
をしたり、それ以外の画柄部分の色消しを行うこともで
きる。次ぎにこのモ−ドにつき説明する。まず、この場
合には、色消しモ−ド3を選択することになる。この色
消しモ−ド3を選択すると、SW1及びSW3が色消し
モ−ド1,2の場合と同様、接点b側に切り換えられ、
入力端子43からイクスクル−シブ・オア回路40の一
端側に“H”レベルの信号が供給される。そして、SW
2が接点b側に切り換えられる。これにより、タイトル
コントロ−ラ37を通じてRAM38から所定の画柄が
呼び出されると、SW2を通じてイクスクル−シブ・オ
ア回路40の他端側に“H”レベルの信号が供給され、
このイクスクル−シブ・オア回路40から“L”レベル
の信号が出力される。この“L”レベルの信号は、AN
D回路41,42の一端側に供給され、これらAND回
路41,42の他端側に入来する色差信号R−Y,B−
Yを、ここで、遮断し、タイトル画像として記憶された
部分の画柄の色消しを行う。
【0025】また、RAM38からタイトル画像が読み
出されないタイミング時には、タイトルコントロ−ラ3
7から“L”レベルの信号が出力されることになり、イ
クスクル−シブ・オア回路40からは、“H”レベルの
信号が出力される。これによりAND回路41,42の
他端側に供給される色差信号R−Y,B−Yはそのまま
出力されて、この期間における色消しは行われないこと
になる。
【0026】更にまた、このタイトル画像デ−タを使用
する場合において、タイトル画像以外の部分の色消しを
行うこともできる。この場合には、色消しモ−ド4を選
択することになる。これにより入力端子43を通じて、
イクスクル−シブ・オア回路40の一端側に、“L”レ
ベルの信号が供給される。そして、RAM38から所定
のタイトル画像が呼び出されるタイミング時には、タイ
トルコントロ−ラ37を通じてイクスクル−シブ・オア
回路40の一端に“H”レベルの信号が供給され、この
イクスクル−シブ・オア回路40から“H”レベルの信
号が出力されることになり、AND回路41,42から
はセレクタ13を通じて入来する色差信号R−Y,B−
Y信号が出力され、このタイミング時には色消しは行わ
れない。
【0027】また、タイトル画像デ−タがRAM38よ
り読み出されないタイミング時にはタイトルコントロ−
ラ37から“L”レベルの信号が出力され、イクスクル
−シブ・オア回路40の出力は“L”レベルとなり、A
ND回路41,42において色差信号R−Y,B−Yの
出力が遮断され、このタイミング時において色消しが行
われることになる。
【0028】従って、本実施例によれば、タイトル画像
を生成のための回路系と色消し回路系とを共用している
ので、それぞれ二つの回路を別個に設ける必要がなく回
路規模が小さくてすみ、安価化なものとなる。しかも、
所望画柄の特定には、輝度信号に加えて色差信号の情報
を利用しているので、所望の画柄を正確に抽出できる。
また、一旦記憶させたデ−タ画像を利用して色消しが
行なえるので、一層の多機能化が図れる。
【0029】なお、前記実施例では、前記AND回路4
1,42をセレクタ13の後段側に設ける構成にした
が、セレクタ13の前段側に設ける構成としても良いこ
とは勿論である。また、前記実施例では、タイトル画像
挿入モ−ドと色消しモ−ドとを別々に作動させるように
しているが、同時に作動させるようにしても良い。その
場合には、SW1及びSW2を接点a側に、SW3を接
点b側にそれぞれ切り換える構成にすれば良い。
【0030】
【発明の効果】請求項1〜3記載の回路によれば、所望
画柄又はそれ以外の箇所の色消しを正確に行なえる。特
に、請求項2記載のビデオ信号処理回路によれば、前記
効果に加えてタイトル画像を生成するための回路系と、
色消しのための回路系とを共用しているので、回路規模
を小さくすることができ、製造価格を安価なものとする
ことができると共に、一層の多機能化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るビデオ信号処理回路の
ブロック図である。
【図2】色差信号と色相との関係を概略的に示したベク
トル図である。
【図3】従来のタイトル画像生成回路のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10〜12、21〜26 入力端子 13 セレクタ 15〜20 コンパレ−タ 30,32,34,36 AND回路 37 タイトルコントロ−ラ 38 記憶手段(RAM) 40 イクスクル−シブ・オア回路 41,42 AND回路 SW1,SW2,SW3 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大上 外志夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 宮下 守 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入来するデジタル化された輝度信号と第
    1及び第2の色差信号とに基づいて信号処理するビデオ
    信号処理回路において、 前記3つの信号の夫々と、前記3つの信号の夫々に対応
    して設定される第1のレベルと第2のレベルとをそれぞ
    れ比較するための比較手段と、前記比較手段の比較結果
    に基づき、前記第1及び第2のレベル間にある前記3つ
    の信号を抽出するための抽出手段と、この抽出手段から
    の出力信号を一端側に入力し、他端側に制御信号が供給
    せられて正転又は反転した信号を出力する第1の論理回
    路と、この第1の論理回路からの出力信号を一端側に入
    力し、他端側に前記第1及び第2の色差信号を入力する
    第2の論理回路とから成り、 前記正転又は反転した信号に応じて前記第1及び第2の
    色差信号を遮断、又は通過させる構成にしたことを特徴
    とするビデオ信号処理回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のビデオ信号処理回路にお
    いて、抽出手段からの出力信号を記憶するための記憶手
    段と、この記憶手段から読み出された信号により、入来
    する輝度信号と第1及び第2の色差信号とを遮断し、基
    準色信号を出力する選択手段とを設けた構成としたこと
    を特徴とするビデオ信号処理回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のビデオ信号処理回路にお
    いて、抽出手段からの出力信号を記憶するための記憶手
    段を設け、 所望時に、前記抽出手段からの出力信号に代えて前記憶
    手段手段からの読み出し信号を第1の論理回路の一端側
    に入力させる構成としたことを特徴とするビデオ信号処
    理回路。
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Citations (9)

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