JPH0563800A - リングトリツプ方式 - Google Patents

リングトリツプ方式

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JPH0563800A
JPH0563800A JP21887691A JP21887691A JPH0563800A JP H0563800 A JPH0563800 A JP H0563800A JP 21887691 A JP21887691 A JP 21887691A JP 21887691 A JP21887691 A JP 21887691A JP H0563800 A JPH0563800 A JP H0563800A
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JP
Japan
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telephone terminal
signal
terminal device
wired line
response
Prior art date
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JP21887691A
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English (en)
Inventor
Hideo Harada
英郎 原田
Tetsuya Taguchi
哲也 田口
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】交換機20は、ループ状の有線回線21にリン
グ信号を送出する。有線回線21に介挿された電話端末
装置25は、応答に伴って有線回線21による直流閉ル
ープを形成させる。この直流閉ループの形成の前後にお
ける有線回線21の電位の変化が電圧検出回路26で検
出され、この電圧検出回路26の検出出力に応答して、
出力回路27から応答検出信号が導出される。 【効果】簡単な構成で、電話端末装置25が応答したこ
とを検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話端末装置を呼び出
すとともに、呼び出した電話端末装置が応答したことを
検出するためのリングトリップ方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられているリングトリップ
方式は図3に示されている。電話回線網に接続された交
換機1は、電話端末装置2が介挿されているループ状の
有線回線3にリング信号を送出する。このリング信号
は、直流−48(V)に、16(Hz),75(VRMS
の交流信号を重畳した信号であり、切換器4が接地側か
ら発振器5(発振周波数は16(Hz))側に切り換えら
れることにより、有線回線3に送出される。このリング
信号が電話端末装置2のベル等を鳴動させることによ
り、呼出が行われる。有線回線3において発振器5など
とは反対側には、直流電圧−48(V)を発生する直流
電源6が接続されている。
【0003】電話端末装置2が、ハンドセットが装置本
体から取り上げられるなどしてオフフック状態となる
と、有線回線3による直流閉ループが形成される。すな
わち、ハンドセットが装置本体に置かれている状態など
のようなオンフック状態では、有線回線3は電話端末装
置2により遮断されている。そして、オフフック状態と
なることにより、電話端末装置2は、有線回線3による
直流閉ループを形成させる。
【0004】有線回線3には、上記直流閉ループが形成
されたときに電圧降下を生じさせてオフフック状態を検
出するための抵抗7が介挿されている。この抵抗7の両
端電圧は変換回路8により検出電圧に変換され、低域通
過フィルタ(LPF)9で交流成分が除去された後に、
比較器10に与えられる。この比較器10は、基準電圧
REF とLPF9からの信号とを比較し、LPF9から
の信号電圧が基準電圧VREF を超えたときにハイレベル
の信号を出力してフリップフロップ11をセットする。
これにより、出力回路12から、オフフック状態となっ
たことを表す応答検出信号が出力されることになる。
【0005】上記の構成では、電話端末装置2がオンフ
ック状態の場合には、有線回線3では直流的には閉ルー
プが形成されておらず、また交流的には16(Hz),7
5(VRMS )の信号に対して2(kΩ)のインピーダン
スを有している。したがって、この状態では、電話端末
装置2のベルは鳴動されるものの、抵抗7での電圧降下
は小さく、応答検出信号は出力されない。
【0006】一方、オフフック状態となって、有線回線
3による直流閉ループが形成されると、有線回線3に流
れる電流のために、抵抗7において比較的大きな電圧降
下が生じる。この結果、比較器10の出力がハイレベル
となり、応答信号が出力されることになる。このように
して、電話端末装置2が応答したことが検出される。電
話端末装置2の応答状態が検出された後には、交換機1
は、図外のスイッチ機構を制御して、発呼側の装置との
間に通話路を形成させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のリン
グトリップ方式では、電話端末装置2が応答したことを
検出するために、LPF9などを含む複雑な回路が必要
であり、交換機1の小型・軽量化や低コスト化の妨げと
なっていた。そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、簡単な構成で電話端末装置の応答を検出す
ることができるリングトリップ方式を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のリングトリップ方式は、ループ状の有線回
線にリング信号を送出する交換機または発呼側電話端末
装置と、上記ループ状の有線回線に介挿され、応答動作
に伴って上記有線回線による直流閉ループを形成させる
被呼側電話端末装置と、上記有線回線に導出される信号
波形の変化を検出する検出手段と、この検出手段が、上
記有線回線による直流閉ループが形成されたことに伴う
信号波形の変化を検出したときに、上記被呼側電話端末
装置が応答したことを表す応答検出信号を導出する応答
検出信号出力手段とを含むことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】被呼側電話端末装置が非応答状態にあるときに
は、ループ状の有線回線は遮断状態にある。そして、こ
の被呼側電話端末装置は応答動作に伴って上記有線回線
による直流閉ループを形成させる。したがって、直流閉
ループの形成の前後、すなわち被呼側電話端末装置の応
答の前後では、有線回線に導出される信号波形は変化す
ることになる。
【0010】この信号波形の変化が検出手段で検出され
る。この検出手段が直流閉ループが形成されたことに伴
う信号波形の変化を検出すると、応答検出信号出力手段
は、被呼側電話端末装置が応答したことを表す応答検出
信号を導出する。これにより、被呼側電話端末装置が応
答したことを検知できる。このように、本発明では、有
線回線に介挿した抵抗での電圧降下を検知して直流閉ル
ープが形成されたことを直接検知する従来技術とは異な
り、有線回線に導出される信号波形の変化を検知するこ
とで直流閉ループの形成を検知するようにしている。こ
のため、直流閉ループの形成の検知のために、低域通過
フィルタのような複雑な回路構成を要することがない。
【0011】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は本発明の一実施例のリングトリップ方式
の基本的な構成を示すブロック図である。電話回線網に
接続された交換機20は、ループ状の有線回線21にリ
ング信号を送出する。このリング信号は、直流電圧−4
8(V)に16(Hz),75(VRMS )の交流信号を重
畳させた信号であり、有線回線21の一端に直流電圧−
48(V)を導出する直流電源22を接続するととも
に、有線回線21の他端に切換器23を介して発振器2
4を接続することで、上記のリング信号を送出するよう
にしている。なお、切換器23は、リング信号を有線回
線21に送出するときに、接地側から発振器24側に切
り換えられるものである。
【0012】ループ状の有線回線21には、電話端末装
置25が介挿されている。この電話端末装置25は、オ
ンフック状態(すなわち非応答状態)では直流的には有
線回線21を遮断しており、オフフック状態(すなわち
応答状態)では有線回線21による直流閉ループを形成
させる。オンフック状態では、有線回線21からのリン
グ信号により電話端末装置25のベル等が鳴動し、呼出
が行われる。
【0013】電話端末装置25と切換器23との間の有
線回線21に導出される信号は、電圧検出回路26によ
り監視されている。この電圧検出回路26は、電話端末
装置25がオフフック状態となって有線回線21による
直流閉ループが形成されたときに、この閉ループの形成
に伴う有線回線21での信号波形の変化を検出するもの
である。この電圧検出回路26の検出出力に応答して、
出力回路27から応答検出信号が導出される。
【0014】交換機20は、応答検出信号が導出される
と、図外のスイッチ機構を制御して、発呼側装置と被呼
側である電話端末装置25との間の通話路を形成させ
る。電圧検出回路26は、有線回線21の電位と基準電
圧VREF を比較してハイレベルまたはローレベルの信号
を導出する比較回路26Aと、この比較回路26Aの出
力が一定時間に渡ってたとえばハイレベルに保たれたと
きに、所定の検出出力を導出する判別回路26Bとを有
している。比較回路26Aは、有線回線21の電位が基
準電圧VREF 以下のときにハイレベルの信号を出力し、
有線回線21の電位が基準電圧VREF よりも高いときに
はローレベルの信号を出力する。
【0015】図2は動作を説明するための波形図であ
る。図2(a) は交換機20が送出するリング信号の交流
成分の波形を示し、図2(b) および(c) は比較回路26
Aの出力信号を示している。ただし、(b) はオンフック
時の波形であり、(c) はオフフック時の波形である。リ
ング信号は振幅E(V)(=75(V))で振動する矩
形波であり、一定の周期で信号送出と停止とが切り換え
られる。この切換えは、切換器23を一定の周期で切り
換えることにより達成できる。図2において、期間ΔON
は信号送出期間であり、期間ΔOFF は信号停止期間であ
る。
【0016】電話端末装置25がオンフック状態にある
ときには、リング信号がE(V)となる期間aには、有
線回線21の電位が高くなるので、比較回路26Aの出
力はローレベルとなり、リング信号が−E(V)となる
期間bには、有線回線21の電位は下がり、比較回路2
6Aの出力はハイレベルとなる。さらに、リング信号が
停止されて定電圧E(V)が有線回線21に導出される
期間ΔOFF には、比較回路26Aの出力はローレベルと
なる。
【0017】一方、電話端末装置25がオフフック状態
にあるときには、直流閉ループの形成により、発振器2
4からみたインピーダンスが低下する。このため、有線
回線21の電位が降下するので、図2(c) に示されてい
るように、比較回路26Aの出力はリング信号の波形に
依らずにハイレベルとなる。この結果、リング信号の半
周期の期間を超えて比較回路26Aの出力がハイレベル
となったときには、オフフック状態であることになる。
判別回路26Bは、比較回路26Aの出力がリング信号
の半周期よりも長い所定時間にわたってハイレベルに維
持されると、これに応答して、電話端末装置22が応答
したことに対応する検出出力を導出する。この検出出力
を受けて、出力回路30が応答検出信号を導出すること
になる。
【0018】以上のように本実施例のリングトリップ方
式では、有線回線21の電位が、電話端末装置25がオ
ンフック状態からオフフック状態に変化したときに直流
閉ループが形成されることに起因して降下することを利
用して、電話端末装置25が応答したかどうかを検出す
るようにしている。換言すれば、直流閉ループの形成に
伴う有線回線21の信号波形の変化を検出することによ
り、電話端末装置25の応答状態が検出される。このた
め、従来のように低域通過フィルタなどを含む複雑な構
成の回路を要することなく、簡単な構成でオフフック状
態を検出できる。これより、交換機21の構成を格段に
簡素化することができるとともに、その小型・軽量化お
よび低コスト化にも寄与することができるようになる。
【0019】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではない。たとえば上記の実施例では、リング信号
が交換機20から送出されることとしたが、たとえば交
換機を介さずに、複数の電話端末装置が有線回線により
接続されている場合には、発呼側の電話端末装置がリン
グ信号を送出するようにしてもよい。その他、本発明の
要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すことが可
能である。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のリングトリップ方
式によれば、有線回線に導出される信号波形の変化を検
知することで直流閉ループの形成を検知するようにして
いる。このため、直流ループの形成の検知のために、低
域通過フィルタのような複雑な回路構成を要することが
なく、被呼側電話端末装置の応答を、簡単で、小型かつ
軽量な構成で検出することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のリングトリップ方式の基本
的な構成を示すブロック図である。
【図2】動作を説明するための波形図であり、(a) はリ
ング信号の波形を示し、(b) はオンフック時における比
較回路26Aの出力信号の波形を示し、(c) はオフフッ
ク時における比較回路26Aの出力信号の波形を示す。
【図3】従来のリングトリップ方式の基本的な構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
20 交換機 21 有線回線 25 電話端末装置 26 電圧検出回路 26A 比較回路 26B 判別回路 27 出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループ状の有線回線にリング信号を送出す
    る交換機または発呼側電話端末装置と、 上記ループ状の有線回線に介挿され、応答動作に伴って
    上記有線回線による直流閉ループを形成させる被呼側電
    話端末装置と、 上記有線回線に導出される信号波形の変化を検出する検
    出手段と、 この検出手段が、上記有線回線による直流閉ループが形
    成されたことに伴う信号波形の変化を検出したときに、
    上記被呼側電話端末装置が応答したことを表す応答検出
    信号を導出する応答検出信号出力手段とを含むことを特
    徴とするリングトリップ方式。
JP21887691A 1991-08-29 1991-08-29 リングトリツプ方式 Pending JPH0563800A (ja)

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JP21887691A JPH0563800A (ja) 1991-08-29 1991-08-29 リングトリツプ方式

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