JPH0563793U - ワ−ク把持装置 - Google Patents

ワ−ク把持装置

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Publication number
JPH0563793U
JPH0563793U JP954492U JP954492U JPH0563793U JP H0563793 U JPH0563793 U JP H0563793U JP 954492 U JP954492 U JP 954492U JP 954492 U JP954492 U JP 954492U JP H0563793 U JPH0563793 U JP H0563793U
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JP
Japan
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work
gripping
drive shaft
moving blocks
heads
Prior art date
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Application number
JP954492U
Other languages
English (en)
Inventor
安敏 小野里
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開放された中空部を持つワークを、任意のワ
ーク幅に対応可能に把持する。 【構成】 左右一対の移動ブロック17、18、および
その内側において左右一対の把持ヘッド19、20をい
ずれもガイドシャフト16上に摺動可能に設ける。移動
ブロック17、18は、右ねじ部22aと左ねじ部22
bとを持つ駆動軸22に螺合し、駆動軸22を回転させ
ることで、左右に移動する。移動ブロック17、18に
エアシリンダ24、25を設け、このエアシリンダ2
4、25で左右の把持ヘッド19、20を左右に駆動す
る。把持装置11全体を下降させ、把持爪19b、20
bをワーク2の中空部内に挿入する。次いで、エアシリ
ンダ24、25により把持ヘッド18、19を外側に広
げ、把持爪19b、20bをワーク2の中空部内壁に押
し当てることで、ワーク2を掴む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば角筒形のシェル内にピンを設けた雄コネクタ等のような開 放された中空部を持つワークをハンドリングする場合に用いるワーク把持装置で あって、ワーク幅に対してフレキシブルなワーク把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばプリント基板の実装ライン等において、例えばコネクタをプリント基板 に自動挿入する作業の自動化を図る場合、コネクタにはピン数の多数があり幅の 大小があるので、パーツフィーダから供給される部品をプリント基板上にハンド リングするハンドリング装置側では、種々のコネクタ幅に対応しなければならな い。この種の従来のハンドリング装置を図4、図5に示す。図4において、符号 1は部品を供給するパーツフィーダとしての振動式ボールフィーダであり、この ボールフィーダ1内に多数投入されたコネクタ等の部品2は、振動する螺旋状の 上向き傾斜の通路1aに沿って移動しつつ出口部1bに向い、その間図示略のガ イド等で次第に姿勢を揃えられ、引き続き直線状の搬出路1cを経て取り出し台 3に送られ、例えばねじ調整式によるストッパ4により位置決めされる。取り出 し台3の側方には、エアシリンダ5のピストンロッドに押し出しプレート6を取 り付けてなる切り離し装置7が設けられており、プリント基板への部品挿入の際 には、エアシリンダ5を作動させ押し出しプレート6で部品2を押し出して、こ れを後続の部品2から切り離し、切り離した部品2をロボット8の把持部8aで 左右外側(部品幅方向の外側)から挟持して掴み、図示略のプリント基板上にハ ンドリングする。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のハンドリング装置では、部品2の幅が種々ある場合に、部品幅Bが変わ るごとに、その部品幅Bに合った幅Wを持つ押し出しプレート5と交換する必要 があり、煩雑であった。
【0004】 本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもので、開放された中空部 を有するワークをハンドリングする場合に、ワークの任意の幅に対応可能なワー ク把持装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、開放された中空部を有するワークをハンドリン グする場合に用いるワーク把持装置であって、右ねじ部と左ねじ部とを左右部分 に持つ駆動軸と、この駆動軸を回転駆動するモータと、前記駆動軸の右ねじ部お よび左ねじ部にそれぞれ螺合して対称的に左右に移動可能な左右一対の移動ブロ ックと、前記左右の移動ブロック間で左右対称に配置され、各移動ブロックに設 けた駆動装置により左右に駆動される左右1対の把持ヘッドと、この把持ヘッド に一体に取り付けられた、ワークの中空部内に挿入可能な把持爪とを備えたこと を特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成において、ハンドリング対象のワークの幅に応じて駆動軸を回転させ てその右ねじ部および左ねじ部に螺合する移動ブロックを対称的に移動させ、ワ ーク幅に合った適切な位置に位置させる。把持動作の際には、把持装置全体を下 降させ、把持ヘッドの把持爪をワークの中空部内に入り込ませる。次いで、移動 ブロックに設けた駆動装置を作動させて左右の把持ヘッドをそれぞれ外側に移動 させ、各把持爪をワークの中空部内壁に押し当てることで、ワークを掴む。次い で、把持装置全体を上昇させることで、ワークを持ち上げることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1は本考案一実施 例の把持装置11の斜視図を示す。この把持装置11は、左右両側に側板部12 aを持ち中央上側に取付部12bを持つ左右に長いフレーム12を持つ。この把 持装置11は前記取付部12bにて図示略のハンドリング装置本体(ロボット等 )の取付軸14に固定され、取付軸14部分を昇降させて把持装置11を昇降さ せることができ、かつ所望の位置に移動させることができる。
【0008】 前記フレーム12の左右の側板部12a間に2本のガイドシャフト16が平行 に固定され、このガイドシャフト16に、左右一対の移動ブロック17、18お よび両移動ブロック17、18間の同じく左右一対の把持ヘッド19、20がガ イドシャフト16に沿って摺動可能に設けられている。前記一対の移動ブロック 17、18は、右ねじ部22aと左ねじ部22bとを左右部分に持ちガイドシャ フト16と平行に設けた駆動軸22の前記右ねじ部22aおよび左ねじ部22b にそれぞれ螺合し、駆動軸22を回転させることで、左右に対称的に移動可能で ある。駆動軸22は、把持ヘッド19、20に対しては、各把持ヘッド17、1 9にあけた穴19a、20aを単に貫通している。前記駆動軸22を駆動するモ ータ23は、一方の側板部12aに設けられている。前記の移動ブロック17、 18のそれぞれ外側の面に駆動装置としてのエアシリンダ24、25が設けられ 、このエアシリンダ24、25のピストンロッド24a、25aに前記把持ヘッ ド19、20が連結されている。また、各把持ヘッド19、20は、ワーク2の 中空部に挿入可能な下方に延びる把持爪19b、20bを一体に備えている。図 示例のワーク2は、角筒形のシェル2a内にピン2bを設けた雄コネクタである 。また、一方の移動ブロック17には、当該ワーク2に接触している隣接するワ ーク2’の連れ上がりを防ぐための連れ上がり防止装置26が設けられている。 この連れ上がり防止装置26は、上下に摺動可能なロッド26aの下端にパッド 26bを取り付け、パッド26bを下方に付勢するばね26cを設けた構造であ る。
【0009】 上記の把持装置11において、ハンドリング動作を開始する前に、モータ23 を作動させて駆動軸22を回転駆動し、その右ねじ部22aおよび左ねじ部22 bに螺合した移動ブロック17、18をワーク2の中空部内幅W’に対して適切 な位置に移動させる。ワーク2は図示は省略するが図4に示した振動式ボールフ ィーダのごときパーツフィーダにより隣接するものどうしが互いに接触する状態 で整列して送られ、先端のワーク2はストッパ27に当たって位置決めされる。 ここで、図示略のハンドリング装置の取付軸14とともに把持装置11を下降さ せて、把持ヘッド19、20の把持爪19b、20bをワーク2の中空部内に挿 入する。この時、パッド26bは隣接するワーク2’に当たりこれをばね26c の力で押し付ける。続いて、エアシリンダ24、25を作動させ、把持ヘッド1 9、20をそれぞれ外側に駆動させ、左右の把持爪19b、20bをそれぞれワ ーク2の中空部内壁に押し当てることで、ワーク2を掴む。続いて、ハンドリン グ装置の取付軸14とともに把持装置11を上昇させると、把持爪19b、20 bで掴まれたワーク2が持ち上げられる。その際、ばね26cの反力がなくなる までの間は、パッド26bが隣接するワーク2’を押さえているので、この隣接 するワーク2’の連れ上がりは防止され、確実に1個ずつ持ち上げることができ る。ハンドリング装置はこの把持装置11を所定の位置まで移動させて、ワーク 2を図示略のプリント基板上の所定位置に挿入する。
【0010】 図3(イ)、(ロ)に把持ヘッド19、20の把持爪19b、20b部分につ いての他の実施例を示す。同図(イ)は左右の把持爪19b、20bに、下端側 がそれぞれ内側に狭まるように屈折した段付き形状のアタッチメント30を着脱 可能に取り付けたものであり、同図(ロ)は同じく左右の把持爪19b、20b に、下端側がそれぞれ外側に広がるように屈折した段付き形状のアタッチメント 31を着脱可能に取り付けたものである。
【0011】 前記の内側に狭まるように屈折した形状のアタッチメント30によれば、ワー ク2が小さいために、把持爪19b、20bがワーク2の中空部内に入りにくい 場合に好適である。また、前記の外側に広がるように屈折した形状のアタッチメ ント31によれば、ワーク2が大きい場合等に好適である。
【0012】 なお、実施例では、角筒形のシェル内にピンを設けた雄コネクタをハンドリン グする場合について述べたが、把持する対象のワークとしてはこれに限らず、開 放された中空部を有するものであれば、本考案を適用可能である。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、左右一対の把持爪がワークの中空部内に挿入され、中空部内 壁を外側に押し当ててワークを掴むので、互いに接触して整列したワークを1個 ずつ確実に持ち上げる把持動作が可能となる。しかも、ワークの幅が種々あって も、ツールの取り換えを必要とせずに容易にこれに対応することができる。
【0014】 請求項2によれば、把持爪でワークを持ち上げる際に、ばねの反力がなくなる までワークを押さえ続けるので、隣接するワークの連れ上がり防止が確実に行わ れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す把持装置の斜視図であ
る。
【図2】図1における要部の正面図である。
【図3】同図(イ)は把持爪部分についての他の実施例
を示す正面図、同図(ロ)は同じく把持爪部分のさらに
他の実施例を示す正面図である。
【図4】従来例を示すものでパーツフィーダおよびハン
ドリング装置部分の平面図である。
【図5】図4における要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
2 ワーク(コネクタ) 11 把持装置 12 フレーム 14 ハンドリング装置の取付軸 16 ガイドシャフト 17、18 移動ブロック 19、20 把持ヘッド 19b、20b 把持爪 22 駆動軸 22a 右ねじ部 22b 左ねじ部 23 モータ 24 エアシリンダ(駆動装置) 26 連れ上がり防止装置 26a ロッド 26b パッド 26c ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放された中空部を有するワークをハン
    ドリングする場合に用いるワーク把持装置であって、 右ねじ部と左ねじ部とを左右部分に持つ駆動軸と、この
    駆動軸を回転駆動するモータと、前記駆動軸の右ねじ部
    および左ねじ部にそれぞれ螺合して対称的に左右に移動
    可能な左右一対の移動ブロックと、前記左右の移動ブロ
    ック間で左右対称に配置され、各移動ブロックに設けた
    駆動装置により左右に駆動される左右1対の把持ヘッド
    と、この把持ヘッドに一体に取り付けられた、ワークの
    中空部内に挿入可能な把持爪とを備えたことを特徴とす
    るワーク把持装置。
  2. 【請求項2】前記移動ブロックの一方に、上下動可能な
    ロッドと、このロッドの下端に取り付けたパッドと、こ
    のパッドを下方に付勢するばねとからなる連れ上がり防
    止装置を設けたことを特徴とする請求項1記載のワーク
    把持装置。
JP954492U 1992-01-31 1992-01-31 ワ−ク把持装置 Pending JPH0563793U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011194523A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Denso Wave Inc 電動ハンド
JP2012196760A (ja) * 2012-07-02 2012-10-18 Denso Wave Inc 電動ハンド
JP2017074638A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 広島県 エンドエフェクタ

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JP2011194523A (ja) * 2010-03-19 2011-10-06 Denso Wave Inc 電動ハンド
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