JPH0563686U - 生ごみ処理装置 - Google Patents
生ごみ処理装置Info
- Publication number
- JPH0563686U JPH0563686U JP349992U JP349992U JPH0563686U JP H0563686 U JPH0563686 U JP H0563686U JP 349992 U JP349992 U JP 349992U JP 349992 U JP349992 U JP 349992U JP H0563686 U JPH0563686 U JP H0563686U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam cooler
- tank
- vacuum heating
- heating tank
- food waste
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 調理場から出る生ごみを、環境を汚すことな
く処理し、かつ飼料又は肥料として有効に利用できるよ
うにする。 【構成】 流し箱4の下方に粉砕槽7が設けられ、粉砕
槽7に電動弁27、真空加熱槽28、蒸気冷却器30、
真空ポンプ32が接続され、蒸気冷却器30の下部に排
水管35が接続される。 【作用】 生ごみは、粉砕槽7中で粉砕されてペースト
状になり、これを真空加熱槽28中に送り、ここで水分
を蒸発させると乾燥した粉体になる。蒸発した水分は、
蒸気冷却器30で不純物のない水になり排水管35から
下水道に排出され、粉体は回収室37に取出される。
く処理し、かつ飼料又は肥料として有効に利用できるよ
うにする。 【構成】 流し箱4の下方に粉砕槽7が設けられ、粉砕
槽7に電動弁27、真空加熱槽28、蒸気冷却器30、
真空ポンプ32が接続され、蒸気冷却器30の下部に排
水管35が接続される。 【作用】 生ごみは、粉砕槽7中で粉砕されてペースト
状になり、これを真空加熱槽28中に送り、ここで水分
を蒸発させると乾燥した粉体になる。蒸発した水分は、
蒸気冷却器30で不純物のない水になり排水管35から
下水道に排出され、粉体は回収室37に取出される。
Description
【0001】
本考案は、外食産業、給食センタ等の調理場で廃棄される食品屑や残飯類等の 生ごみを、乾燥した粉状又は微細粒状に加工して、その後の運搬又は処理を容易 にするための装置に関する。
【0002】
生ごみを機械的に処理する装置としては、いわゆるディスポーザが知られてい る。しかし該ディスポーザは、生ごみを微粉砕して下水道に流すものであるため 、下水道の詰まりの原因になり、また、下水処理場にその処理能力を越える生ご みが流入して河川の汚染を招く不都合がある。
【0003】
本考案は、生ごみから河川を汚染する物質を殆ど排出せず、かつ生ごみを軽量 で飼料又は肥料にし易い粉末状態に変える装置を得ることを課題とする。
【0004】
本考案における前記課題の解決手段は、生ごみを微細に分断する粉砕器を備え た粉砕槽と、該粉砕槽の下部と開閉弁を介して接続された真空加熱槽と、該真空 加熱槽の上部に接続された蒸気冷却器と、該蒸気冷却器の上部に接続された真空 ポンプと、該蒸気冷却器の下部に接続された排水装置とを備えることを特徴とす る。
【0005】
以上の手段を備えるから、粉砕槽に投入された一定量の生ごみは、粉砕器で細 かに分断されてペースト状になる。ここで該粉砕槽と真空加熱槽の間の仕切り装 置を開くと、ペースト状の生ごみは、真空加熱槽の真空に引かれて該真空加熱槽 に流入する。そこで仕切り装置を閉じ、真空加熱槽を加熱しながら真空ポンプと 蒸気冷却器の運転を続けると、ペースト中の水分は急速に蒸発して乾燥した粉末 が残り、蒸発した水分は蒸気冷却器で復水し排水装置から排出される。そして、 真空加熱槽の圧力を常圧に戻して排出口を開放することにより粉末の取出しがで きる。該粉末の重量及び容積は、処理前の生ごみの1/20〜1/50となる。
【0006】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1、図2において、1は 本考案の生ごみ処理装置、2はそのケースで、アングル材よりなるフレーム2a にステンレス材の壁板2b、底板2cが張設されて箱状になっており、底面に移 動用の車輪3を備える。 ケース2の上面には、生ごみAを投入する流し箱4が固定され、その一端側に は蓋5で開閉できるシュート6が接続されている。該蓋5は、一端がヒンジ止め されており、摘み5aを持って開閉することができる。
【0007】 シュート6の下方には、粉砕槽7が設けられ、その入口7aにはシャッタ8が 開閉自在に設けられる。シャッタ8は、矢印9の方向に移動可能であり、シャッ タ駆動装置10によって動かされる。該装置10は、粉砕槽7の外面から突出す る1対のアーム11に支軸12で支持される2重のスプロケット13と、各スプ ロケット13に巻掛けられて一点でシャッタ8に固定されるチェーン14と、該 チェーン14にかみ合い、シャッタモータ15で駆動される駆動スプロケット1 6からなり、該シャッタモータ15は、図外の手段により粉砕槽7に固定される 。
【0008】 したがって、シャッタモータ15の回転によりチェーン14を矢印9方向に移 動させ、これに固定されたシャッタ8を同方向に移動させることにより入口7a を開閉することができる。なお、シャッタ8の開閉動作は、シャッタ8上の生ご みの重量を検出して自動的に行なうことができる。
【0009】 粉砕槽7には、生ごみを粉砕するための粉砕器17が上方から挿入されており 、底部に排水弁18が設けられる。粉砕器17は、筒状の固定刃19中で板状の カッタ20が回転する形式のもので、固定刃19は、下端に開口21及びスリッ ト22を有し、これらが吸入口とされ、上方に吐出口23、24が設けられてお り、前記カッタ20はモータ25で回転される。 そして、生ごみと水は、カッタ20の回転による遠心作用を受けて開口21と スリット22から吸引され、カッタ20のエッジ及び吐出口23、24のエッジ で切断作用を受けながら該吐出口23、24から放出され、この作用を繰返すこ とにより生ごみはペースト状になる。
【0010】 粉砕槽7の底部には、移送部26、電動弁27を介して真空加熱槽28が接続 されている。該真空加熱槽28には、図示しない電熱器が装着されており、また 上部に設けた抽気管29により蒸気冷却器30が接続され、該蒸気冷却器30の 内部には冷媒を流通させる冷却管31が設けられている。
【0011】 そして、該蒸気冷却器30の上部は抽気管32により真空ポンプ33が接続さ れ、該蒸気冷却器30の下部には、電動弁34をもつ排水管35が接続されてい る。また、真空加熱槽28の下部には、排出管36を介して回収箱37が接続さ れ、排出管36には仕切弁又はコンベアの如き取出し装置38が設けられる。
【0012】 以上により、シャッタ8を開いて流し箱4から生ごみAを粉砕槽7に投入し、 適量の水の存在下で粉砕器17を作動させると、前記のように生ごみはペースト 状になる。そこで、真空ポンプ32により真空加熱槽28を減圧し、電動弁27 を開くと、ペースト化した生ごみは真空加熱槽28中に吸入される。次に電動弁 27を閉じて真空ポンプ32の作動を継続させると共に真空加熱槽28を前記の 電熱器で70℃程度に加熱すると、ペースト中の水分は急速に蒸発し、該水分は 冷却管31により凝縮して復水し、蒸気冷却器30の底部に溜まる。このとき、 生ごみ中の水分は、96〜99%まで除去され、臭い成分を含む空気も除去され るから、殆ど無臭の乾燥した粉体が残る。
【0013】 そこで、電動弁27を開いて真空加熱槽28を大気圧に戻し、内部の乾燥粉体 を取出し装置38により回収箱37に移送する。そして分離された水は電磁弁3 4を開放して下水道へ放出する。
【0014】 なお、本考案は、前記実施例に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲 に記載した事項を備える種々の態様で実施することができる。
【0015】
以上のように、生ごみ中に含有される水分は、真空乾燥により分離され、不純 物を含まない水となって放出されるから、下水道を汚染するおそれは全くないと いう優れた効果を奏する。また乾燥された生ごみは、処理前のものに比べて1/ 20〜1/50の容積及び重量になり、微粉状をなし軽量であるから、袋詰めし て運搬するのに便利であり、悪臭を発生しないからそのままの状態で飼料又は肥 料として利用できる効果を有する。
【図1】 本考案の実施例の内部を示す側面図
【図2】 同じく流し台を取外した状態の平面図
【図3】 粉砕器の側面図
【図4】 同じく下面図
4 流し台 7 粉砕槽 8 シ
ャッタ 17 粉砕器 27、34 電動弁 28
真空加熱槽 30 蒸気冷却器 32 真空ポンプ 35
排水管
ャッタ 17 粉砕器 27、34 電動弁 28
真空加熱槽 30 蒸気冷却器 32 真空ポンプ 35
排水管
Claims (1)
- 【請求項1】 生ごみを微細に分断する粉砕器を備えた
粉砕槽と、該粉砕槽の下部と開閉弁を介して接続された
真空加熱槽と、該真空加熱槽の上部に接続された蒸気冷
却器と、該蒸気冷却器の上部に接続された真空ポンプ
と、該蒸気冷却器の下部に接続された排水装置とを備え
ることを特徴とする生ごみ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP349992U JPH0563686U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 生ごみ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP349992U JPH0563686U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 生ごみ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563686U true JPH0563686U (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11559047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP349992U Pending JPH0563686U (ja) | 1992-02-03 | 1992-02-03 | 生ごみ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0563686U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100495641B1 (ko) * | 1997-11-19 | 2005-09-16 | 팔로마 고교 가부시키가이샤 | 음식물찌꺼기처리기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03188950A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-16 | Sato:Kk | 生ゴミ粉砕脱水装置 |
-
1992
- 1992-02-03 JP JP349992U patent/JPH0563686U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03188950A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-16 | Sato:Kk | 生ゴミ粉砕脱水装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100495641B1 (ko) * | 1997-11-19 | 2005-09-16 | 팔로마 고교 가부시키가이샤 | 음식물찌꺼기처리기 |
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