JPH0563191U - スピーカキャビネットのイルミネーション構造 - Google Patents

スピーカキャビネットのイルミネーション構造

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JPH0563191U
JPH0563191U JP904192U JP904192U JPH0563191U JP H0563191 U JPH0563191 U JP H0563191U JP 904192 U JP904192 U JP 904192U JP 904192 U JP904192 U JP 904192U JP H0563191 U JPH0563191 U JP H0563191U
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speaker cabinet
light
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cabinet
speaker
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弘幸 熊倉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装飾品としての価値を著しく高めるスピーカキ
ャビネットのイルミネーション構造を提供する。 【構成】光源ランプ1はキャビネット3の内部に配置さ
れている。キャビネット3は透明で屈折率の高いアクリ
ルにより円柱状に形成されている。キャビネット3の上
面にはスピーカユニット2が配置されている。光源ラン
プ1から放射される光がアクリルのキャビネット3で屈
折されて外部に伝わり優れた外観を呈する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はスピーカキャビネットに係わり、特に、そのイルミネーション構造 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スピーカキャビネットの外観的な価値を高めるために、スピーカキャビ ネットの周囲に光源を配置してスピーカキャビネットを照射するものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
上記した従来のスピーカキャビネットのイルミネーション構造では、光源がス ピーカキャビネットの外部に配置されているため、光源とスピーカキャビネット との一体感がなく、単に、それらが並存するという感覚しか与えることがことが できなかった。
【0004】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ は、光源とスピーカキャビネットとが一体となって斬新な印象を与え、装飾品と しての価値を著しく高めるスピーカキャビネットのイルミネーション構造を提供 することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案のスピーカキャビネットのイルミネーション構造は、柱状または截頭 錐体状のスピーカキャビネットの全体または一部を透光性材料で形成し、内部に 配置した光源から放射する光を前記透光性材料で屈折し外部に放射するように構 成したものである。
【0006】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの全体または一部を透光 性材料で形成し、内部に配置した光源から放射する光をスピーカキャビネット内 部に配置した光反射部材で反射させた後前記透光性材料を通して外部に放射する ように構成したものである。
【0007】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの部分を線状または円環 状の透光性材料により形成し、内部に配置した棒状または円環状の蛍光灯から発 光される光を前記透光性材料を通して外部に放射するように構成したものである 。 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの全体または一部を透 光性材料で形成し、内部に光源を配置し、前記光源の周囲に光を散乱させる物質 または半透明物質を配置し外部から前記光源が見えないようにしたものである。
【0008】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの内部に配置した光源に よりスピーカキャビネットの上部に配置したスピーカユニットまたはスピーカキ ャビネットの下部を照射するように構成したものである。
【0009】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの内部に光源を配置し、 スピーカキャビネットに配置されるスピーカユニットの振動板、キャップまたは エッジを透光性材料で形成し、その透光性材料を通して前記光源から放射される 光を外部に放射するように構成したものである。
【0010】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの内部に光源を配置し、 スピーカキャビネットの上面に配置されるスピーカユニットの振動板、キャップ またはエッジを透光性材料で形成し、その透光性材料を通して前記スピーカユニ ットの上部に配置されたスピーカユニットに前記光源の光を照射して反射させ外 部に放射するように構成したものである。
【0011】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの全体または一部を透光 性材料で形成し、内部に燐光物質を配置し、外部から入る光を前記燐光物質に蓄 え、周囲が暗くなったときに燐光物質から発光する光を前記透光性材料を通して 外部に放射するように構成したものである。
【0012】 また、柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネットの内部に光源を配置し、 内部に配置した光ファイバーを通して前記光源の光を任意の位置から外部に放射 するように構成したものである。
【0013】
【作用】
この考案のスピーカキャビネットのイルミネーション構造によれば、光源が内 部に配置され、光がスピーカキャビネットを構成する透光性材料を通して放射さ れるので、光源の存在感がなくスピーカキャビネット自体が光るという感覚を与 え、装飾効果が高められる。
【0014】 特に、内部に配置した光反射部材や光を散乱させる物質を介して外部に光を放 射させると光源が直接見えないため上記の効果が強調される。
【0015】 さらに、スピーカキャビネット内部の光源でスピーカユニットを照射すると、 スピーカユニットの存在感が強調され音響機器と装飾品との結合された独特の物 品としての感覚が得られる。
【0016】 また、内部に燐光物質を配置すると夜間暗いときにも発光するため独特の装飾 効果がえられ、さらに、光ファイバーで内部の光源を導く場合は細かく任意の場 所を光らせることができ、従来の光源とは全く異なる感覚のイルミネーションを 行うことができる。
【0017】
【実施例】
この考案の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーション構造を図面 に基づいて説明する。図1はこの考案の第1の実施例であるスピーカキャビネッ トのイルミネーション構造を示す斜視図である。
【0018】 図において1は光源ランプでありキャビネット3の内部に配置されている。キ ャビネット3は透明で屈折率の高いアクリルにより円柱状に形成されている。キ ャビネット3の上面にはスピーカユニット2が配置されている。
【0019】 光源ランプ1から放射される光がアクリルのキャビネット3で屈折されて外部 に伝わり優れた外観を呈する。
【0020】 図2はこの考案の第2の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す斜視図および断面図である。
【0021】 図において1は光源ランプでありキャビネット3の内部に配置されている。キ ャビネット3は透明の材質で作られた部分3aと非透明の材質で作られた部分3 bにより円柱状に形成されている。キャビネット3の上面にはスピーカユニット 2が配置され、光源ランプ1とスピーカユニット2との間に円錐状の光反射部材 4が配置されている。
【0022】 光源ランプ1から放射される光が光反射部材4で散乱、反射されて外部に伝わ る。光反射部材4によって光放射面が拡大されるため、広範囲な放射となり優れ た外観を呈する。
【0023】 図3はこの考案の第3の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す図である。
【0024】 図において1aは棒状の蛍光灯でありキャビネット3の内部に縦に配置されて いる。1bは環状の蛍光灯でありキャビネット3の内部上方に配置されている。 キャビネット3は円柱状に形成され、蛍光灯1aの近傍に透明材質で形成された 線状の窓3cがあり、蛍光灯1bの近傍に透明材質で形成された環状の窓3dが ある。
【0025】 蛍光灯1aおよび1bから放射される光が窓3cおよび3dを通して外部に伝 わり優れた外観を呈する。
【0026】 図4はこの考案の第4の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す斜視図である。
【0027】 図において1は光源ランプでありキャビネット3の内部に配置されている。キ ャビネット3は透明な材質により円柱状に形成されている。キャビネット3の上 面にはスピーカユニット2が配置されている。スピーカユニット2の磁気回路、 ネットワークや吸音材および光源ランプ1の周囲には偏光物質のオーロラシート 5が張り巡らせてある。
【0028】 光源ランプ1から放射される光はオーロラシート5により偏光散乱され、分光 して虹色に輝く。外部より磁気回路、ネットワーク、吸音材等は一切見えず、オ ーロラシートの輝きのみが露呈し優れた外観を呈する。
【0029】 図5はこの考案の第5の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す図である。
【0030】 図において3は円柱状のキャビネットでありその上面3aは透明材質で形成さ れている。キャビネットの上面3aには高域スピーカユニット2bが取付けられ 、低域スピーカユニット2aはキャビネット内部の下方に配置されている。光源 ランプ1はキャビネット内部の上方に配置されている。
【0031】 光源ランプ1から放射される光はキャビネット上面3aを通して高域スピーカ ユニット2bを照射し優れた外観を呈する。
【0032】 図6はこの考案の第6の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す斜視図である。
【0033】 図において1は光源ランプであり円柱状のキャビネット3の内部に配置されて いる。キャビネット3の上部にはスピーカユニット2が配置されている。スピー カユニット2の振動板、エッジおよびダンパーは透明な材質で作られている。
【0034】 光源ランプ1から放射される光はスピーカユニット2の振動板、エッジおよび ダンパーを通して外部に伝えられ優れた外観を呈する。
【0035】 図7はこの考案の第7の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す斜視図である。
【0036】 図において1bは環状の蛍光灯であり円柱状のキャビネット3の内部に配置さ れている。キャビネット3の上部には低域スピーカユニット2aが配置されてい る。低域スピーカユニット2aの振動板2cは透明な材質で作られている。
【0037】 低域スピーカユニット2aの上方には高域スピーカユニット2bが配置されて いる。高域スピーカユニット2bの下側の部分は光反射部材2dで形成されてい る。
【0038】 光源ランプ1から放射される光は低域スピーカユニット2aの振動板を通して 外部に伝えられ、また、その一部は低域スピーカユニット2aの光反射部材2d で散乱、反射され広範囲な放射をすることにより優れた外観を呈する。
【0039】 図8(a)はこの考案の第8の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネ ーション構造を示す斜視図である。
【0040】 図において6は燐光物質でありキャビネット3の内部に図8(b)に示すよう に円筒状に配置されている。キャビネット3は透明な材質により円柱状に形成さ れている。キャビネット3の上面にはスピーカユニット2が配置されている。
【0041】 透明なキャビネット3の内部に配置された燐光物質6により周囲が明るいとき に光が蓄えられ、周囲が暗くなるとキャビネット3を通して光が放射され優れた 外観を呈する。
【0042】 図9はこの考案の第9の実施例であるスピーカキャビネットのイルミネーショ ン構造を示す図である。
【0043】 図において1は光源ランプでありキャビネット3の内部に縦に配置されている 。キャビネット3は円柱状に形成され、透明材質で形成された線状の窓3cと環 状の窓3dがある。線状の窓3cと環状の窓3dとは光源ランプ1と光ファイバ ー7で連結されている。
【0044】 光源ランプ1から放射される光が光ファイバー7により窓3cおよび3dに導 かれ外部に伝わり優れた外観を呈する。
【0045】 実施例は以上のように構成されているが考案はこれに限られず、例えば、キャ ビネットを角柱形状や截頭円錐形状等に形成することもできる。
【0046】
【考案の効果】
この考案のスピーカキャビネットのイルミネーション構造によれば、光源が外 部より見えにくいため光源の存在感がなくスピーカキャビネット自体が光るとい う感覚を与え、装飾効果が高められる。
【0047】 そのため、スピーカとしての機能に加え、オブジェとしての価値もありインテ リア性の付加価値が高められる。
【0048】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビネット形状により上記のオブジェとし ての価値がさらに高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例であるスピーカキャビ
ネットのイルミネーション構造を示す斜視図である。
【図2】図2(a)はこの考案の第2の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図2(b)は同イルミネーション構造を示す断面図
である。
【図3】図3(a)はこの考案の第3の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図3(b)は同イルミネーション構造を分解して示
す断面図、図3(c)は同イルミネーション構造を示す
上面図である。
【図4】この考案の第4の実施例であるスピーカキャビ
ネットのイルミネーション構造を示す斜視図である。
【図5】図5(a)はこの考案の第5の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図5(b)は同イルミネーション構造を示す断面図
である。
【図6】図6(a)はこの考案の第6の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図6(b)は同イルミネーション構造を示す断面図
である。
【図7】図7(a)はこの考案の第7の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図7(b)は同イルミネーション構造を示す断面図
である。
【図8】図8(a)はこの考案の第8の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を示す斜視
図、図8(b)は同イルミネーション構造を示す断面図
である。
【図9】図9(a)はこの考案の第9の実施例であるス
ピーカキャビネットのイルミネーション構造を一部透視
して示す斜視図、図9(b)は同イルミネーション構造
を示す外観図である。
【符号の説明】
1 光源ランプ 2 スピーカユニット 3 キャビネット 4 光反射部材 5 オーロラシート 6 燐光物質 7 光ファイバー

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの全体または一部を透光性材料で形成し、内部に
    配置した光源から放射する光を前記透光性材料で屈折し
    外部に放射するように構成したスピーカキャビネットの
    イルミネーション構造。
  2. 【請求項2】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの全体または一部を透光性材料で形成し、内部に
    配置した光源から放射する光をスピーカキャビネット内
    部に配置した光反射部材で反射させた後前記透光性材料
    を通して外部に放射するように構成したスピーカキャビ
    ネットのイルミネーション構造。
  3. 【請求項3】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの部分を線状または円環状の透光性材料により形
    成し、内部に配置した棒状または円環状の蛍光灯から発
    光される光を前記透光性材料を通して外部に放射するよ
    うに構成したスピーカキャビネットのイルミネーション
    構造。
  4. 【請求項4】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの全体または一部を透光性材料で形成し、内部に
    光源を配置し、前記光源の周囲に光を散乱させる物質ま
    たは半透明物質を配置し外部から前記光源が見えないよ
    うにしたスピーカキャビネットのイルミネーション構
    造。
  5. 【請求項5】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの内部に配置した光源によりスピーカキャビネッ
    トの上部に配置したスピーカユニットまたはスピーカキ
    ャビネットの下部を照射するように構成したスピーカキ
    ャビネットのイルミネーション構造。
  6. 【請求項6】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの内部に光源を配置し、スピーカキャビネットに
    配置されるスピーカユニットの振動板、キャップまたは
    エッジを透光性材料で形成し、その透光性材料を通して
    前記光源から放射される光を外部に放射するように構成
    したスピーカキャビネットのイルミネーション構造。
  7. 【請求項7】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの内部に光源を配置し、スピーカキャビネットの
    上面に配置されるスピーカユニットの振動板、キャップ
    またはエッジを透光性材料で形成し、その透光性材料を
    通して前記スピーカユニットの上部に配置されたスピー
    カユニットに前記光源の光を照射して反射させ外部に放
    射するように構成したスピーカキャビネットのイルミネ
    ーション構造。
  8. 【請求項8】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの全体または一部を透光性材料で形成し、内部に
    燐光物質を配置し、外部から入る光を前記燐光物質に蓄
    え、周囲が暗くなったときに燐光物質から発光する光を
    前記透光性材料を通して外部に放射するように構成した
    スピーカキャビネットのイルミネーション構造。
  9. 【請求項9】 柱状または截頭錐体状のスピーカキャビ
    ネットの内部に光源を配置し、内部に配置した光ファイ
    バーを通して前記光源の光を任意の位置から外部に放射
    するように構成したスピーカキャビネットのイルミネー
    ション構造。
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