JPH0563131A - 振動体のリード線の引出し方法 - Google Patents
振動体のリード線の引出し方法Info
- Publication number
- JPH0563131A JPH0563131A JP3245188A JP24518891A JPH0563131A JP H0563131 A JPH0563131 A JP H0563131A JP 3245188 A JP3245188 A JP 3245188A JP 24518891 A JP24518891 A JP 24518891A JP H0563131 A JPH0563131 A JP H0563131A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solder
- wire
- lead wire
- vibrator
- fine line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動体用リード線の耐久性を高めること。
【構成】 電纜の単線化部分並に軟化部分を高分子系の
樹脂でもって保護をする方法を基本とする構成。 【効果】 本発明の高分子系樹脂による保護方法により
4倍以上の耐久性を得る事が出来た。
樹脂でもって保護をする方法を基本とする構成。 【効果】 本発明の高分子系樹脂による保護方法により
4倍以上の耐久性を得る事が出来た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動体のリード線の引
出し方法に関するものである。
出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に代表的な断面図(a)と平面図
(b)を示す如く振動体21の一部に導電性接着剤、例
えば半田22を用いてリード線として電纜或は、リッツ
(Litz)線の如き多数本の細線から構成されたもの
を耐久性を長くする目的で使用する事が多かったが、細
線の集合体である電纜の内部の或る位置24までは半田
が侵入し、細線の集団を機械的には単線化してしまう。
この場合、半田が侵入した位置よりも僅か離れた位置2
5まで半田の熱が達して細線は軟化し、機械的に振動体
が運動した場合にこの位置が最も機械的に弱くなる為に
この部分に機械的な折曲げ作用が集中し破損するという
欠陥があった。
(b)を示す如く振動体21の一部に導電性接着剤、例
えば半田22を用いてリード線として電纜或は、リッツ
(Litz)線の如き多数本の細線から構成されたもの
を耐久性を長くする目的で使用する事が多かったが、細
線の集合体である電纜の内部の或る位置24までは半田
が侵入し、細線の集団を機械的には単線化してしまう。
この場合、半田が侵入した位置よりも僅か離れた位置2
5まで半田の熱が達して細線は軟化し、機械的に振動体
が運動した場合にこの位置が最も機械的に弱くなる為に
この部分に機械的な折曲げ作用が集中し破損するという
欠陥があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リード線の耐久性を強
くする事。
くする事。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した如く、電纜の細
線に導電性を有する接着剤の浸入により細線が結合され
単線化してしまい、電纜としての撓みに対する機能が劣
化してしまい、振動体のリード線としての耐久性がなく
なる。或は、半田等の高温に加熱処理による接着剤を利
用する場合は、その加熱された接着剤の余熱によって細
線が軟化し機械的な強度も劣化する。この部分を含めて
被覆或は、その軟化した部分を保護するべく弾力性を有
する接着剤を用いて接合する。図1は、電纜線13をリ
ード線として振動体11の一部に半田12を用いて接合
したる場合の断面図(a)と平面図(b)を示すもので
ある。すなわち、電纜13の内部の細線群13−1の端
部に半田12を装填して振動体11と接合させる。この
場合充分に溶融した半田は、細線群の先端部からリード
側に侵入した位置14まで達する。この結果、半田の侵
入した近傍の細線域15は、熱によって機械的強度が低
下するので弾力性を有する接着剤16を細線域15の半
田付けの反対側の位置17に図1の如く配置付けをする
事によってリード線の断線を防止する事が出来る。
線に導電性を有する接着剤の浸入により細線が結合され
単線化してしまい、電纜としての撓みに対する機能が劣
化してしまい、振動体のリード線としての耐久性がなく
なる。或は、半田等の高温に加熱処理による接着剤を利
用する場合は、その加熱された接着剤の余熱によって細
線が軟化し機械的な強度も劣化する。この部分を含めて
被覆或は、その軟化した部分を保護するべく弾力性を有
する接着剤を用いて接合する。図1は、電纜線13をリ
ード線として振動体11の一部に半田12を用いて接合
したる場合の断面図(a)と平面図(b)を示すもので
ある。すなわち、電纜13の内部の細線群13−1の端
部に半田12を装填して振動体11と接合させる。この
場合充分に溶融した半田は、細線群の先端部からリード
側に侵入した位置14まで達する。この結果、半田の侵
入した近傍の細線域15は、熱によって機械的強度が低
下するので弾力性を有する接着剤16を細線域15の半
田付けの反対側の位置17に図1の如く配置付けをする
事によってリード線の断線を防止する事が出来る。
【0005】
【作用】電纜の細線が導電性の接着剤の侵入により単線
化して、撓み性を損い断線をする或は、熱による導電性
接着剤の処理の影響により細線が軟化し、機械的な強度
が劣化する。これ等の単線化或は軟化した細線を保護す
るべく高分子系の樹脂特に弾力性をキュアー後も持続す
る接着剤を引出側に塗布する事によって機械的に損傷を
受けた部分を保護する事によって、耐久性を著しく向上
させる作用がある。
化して、撓み性を損い断線をする或は、熱による導電性
接着剤の処理の影響により細線が軟化し、機械的な強度
が劣化する。これ等の単線化或は軟化した細線を保護す
るべく高分子系の樹脂特に弾力性をキュアー後も持続す
る接着剤を引出側に塗布する事によって機械的に損傷を
受けた部分を保護する事によって、耐久性を著しく向上
させる作用がある。
【0006】
【実施例】リード線の種類として、0.06mmφの銅
線が5本毎24束でクロス状に編まれた電纜を用いて、
100gの重りを設けて垂らし、半田の侵入により単線
化した部分、半田熱により細線群が軟化した部分と本発
明で主張する高分子系樹脂で上記の部分を保護したもの
の3通りの試料を作り、前後60゜に折曲げ試験をした
結果、半田による単線化の部分12回,半田の熱による
軟化部分51回,本発明による保護処理222回と本発
明の効果は、従来の少なくとも4倍以上の耐久性がある
事が判明した。
線が5本毎24束でクロス状に編まれた電纜を用いて、
100gの重りを設けて垂らし、半田の侵入により単線
化した部分、半田熱により細線群が軟化した部分と本発
明で主張する高分子系樹脂で上記の部分を保護したもの
の3通りの試料を作り、前後60゜に折曲げ試験をした
結果、半田による単線化の部分12回,半田の熱による
軟化部分51回,本発明による保護処理222回と本発
明の効果は、従来の少なくとも4倍以上の耐久性がある
事が判明した。
【0007】
【発明の効果】電纜を振動体のリード線として採用し、
本発明の高分子系の樹脂による保護処理の結果、従来の
4倍以上の耐久性の改良が見られその効果は甚大であ
る。
本発明の高分子系の樹脂による保護処理の結果、従来の
4倍以上の耐久性の改良が見られその効果は甚大であ
る。
【図1】図1(a)は本発明の代表的なリード線の保護
処理の方法の縦断面図、又同図(b)はその平面図であ
る。
処理の方法の縦断面図、又同図(b)はその平面図であ
る。
【図2】図2(a)は従来のリード線の接合方法の縦断
面図、又同図(b)はその平面図である。
面図、又同図(b)はその平面図である。
11,21 振動体 12,22 半田(導電性接着剤) 13,23 電纜細線 13−1,23−1 細線群 14,24 半田(導電性接着剤)の侵入によ
る単線化部分 15,25 熱による軟化部分 16 高分子系樹脂 17 高分子系樹脂の配置の位置
る単線化部分 15,25 熱による軟化部分 16 高分子系樹脂 17 高分子系樹脂の配置の位置
Claims (2)
- 【請求項1】 振動体の導電部に導電体で電纜の一部を
接合し、その点より離れたる点を高分子系の接着剤で接
合したる事を特徴とする振動体のリード線の引出し方
法。 - 【請求項2】 上記請求範囲に於いて、導電体が電纜の
各線間に浸透した部分よりも離れたる位置に高分子系の
接着剤を用いて接合したる事を特徴とする振動体の電纜
リード線引出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245188A JPH0563131A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 振動体のリード線の引出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245188A JPH0563131A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 振動体のリード線の引出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563131A true JPH0563131A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17129929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3245188A Pending JPH0563131A (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 振動体のリード線の引出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0563131A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8040178B2 (en) | 2007-07-31 | 2011-10-18 | Panasonic Corporation | Oscillator, and receiving device and electronic device using the oscillator |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3245188A patent/JPH0563131A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8040178B2 (en) | 2007-07-31 | 2011-10-18 | Panasonic Corporation | Oscillator, and receiving device and electronic device using the oscillator |
US8183915B2 (en) | 2007-07-31 | 2012-05-22 | Panasonic Corporation | Oscillator, and receiving device and electronic device using the oscillator |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071121 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081121 |