JPH056293A - マイコン暴走検出装置 - Google Patents

マイコン暴走検出装置

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JPH056293A
JPH056293A JP3183378A JP18337891A JPH056293A JP H056293 A JPH056293 A JP H056293A JP 3183378 A JP3183378 A JP 3183378A JP 18337891 A JP18337891 A JP 18337891A JP H056293 A JPH056293 A JP H056293A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
capture
output
timer counter
cycle
Prior art date
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Pending
Application number
JP3183378A
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English (en)
Inventor
Shinji Bansho
信治 番匠
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェア部品による時定数の設定を不要
とするマイコン暴走検出装置を提供する。 【構成】 エッジ検出回路2のエッジ信号を基に測定し
たウォッチドックパルス1の周期をキャプチャ/コンペ
アレジスタ3にキャプチャし、以降はこれを限界値とし
てコンペアする。限界値を超えるパルスが入力された場
合、トリガコントロール回路15からトリガ信号12が
出力され、ワンショットパルス出力タイマカウンタ14
によりCPUリセット信号13が出力される。 【効果】 リセットされる毎にウォッチドックパルス1
の周期の限界値はマイクンが再設定することになり、ハ
ードウェアによる時定数の設計及び設定が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)シスタムの暴走検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の暴走検出装置の一例を示す
回路図であり、図6はその信号のタイミングチャート図
である。第1のワンショットマルチバイブレータ27は
CPUが出力するウォッチドックパルス1によりトリガ
される。抵抗R1及びコンデンサC1により決まる時定数
以内の周期で再トリガされているときは、反転出力(Q
1)は“L”出力のまま固定される。なお、反転信号は
通常記号の上にバーを付して表すが、本明細書の中で
は、便宜上、( )で囲んで反転信号とする。但し、図
面上では、通常通り、記号の上にバーを付して反転信号
を表す。ウォッチドックパルス1がCPUの暴走により
出力されなくなると、時定数後、(Q1)は“H”出力
となる。
【0003】この(Q1)出力は第2のワンショットマ
ルチバイブレータ28のトリガ信号となり、抵抗R2
びコンデンサC2により決まる時定数のワンショットパ
ルスを出力する。このワンショットパルス出力はCPU
リセット信号13であり、この信号13により暴走した
CPUをリセットする。
【0004】μPD74HC123Aは2個のワンショ
ットマルチバイブレータを1個の集積回路で実現でき、
各ワンショットパルス出力の幅PW1、PW2は夫々時定
数C11、C22と略々一致する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
マイコン暴走検出装置では、時定数を抵抗及びコンデン
サ等によるアナログ回路によって決めているため、部品
定数及び電源電圧等のセット毎のばらつきを考慮する必
要があった。
【0006】このためウォッチドックパルス出力の周期
はマージンを持って十分に短めに設定する必要があり、
これがソフトウエアの負担となっていた。また、部品定
数を変えて設計し、部品の管理をする工数が必要であ
り、場合によってはセット毎に合わせ込み等の工数をか
ける必要もあった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、アナログ的にCR時定数を調整するための
工数が不要であり、部品管理工数も削減できるマイコン
暴走検出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイコン暴
走検出装置は、ウォッチドックパルスのエッジを検出し
てエッジ信号を出力するエッジ検出回路と、エッジ信号
をカウントしてキャプチャタイミングを決めるキャプチ
ャコントロール回路と、タイマカウンタと、前記キャプ
チャコントロール回路の出力及びタイマカウンタの出力
を基に前記エッジ信号の周期を測定し、この周期をキャ
プチャすると共にその後これを限界値としてコンペアす
るキャプチャ/コンペアレジスタと、電源の立ち上がり
を検出するパワーオンリセット回路と、CPUリセット
信号を出力するワンショットパルス出力タイマカウンタ
と、各カウンタのカウンタクロックとなるクロック信号
を発振する発振回路と、タイマカウンタ出力、エッジ信
号及びパワーオンリセット信号を入力して前記ワンショ
ットパルス出力タイマカウンタのトリガタイミングを決
定するトリガコントロール回路とを有することを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明においては、タイマ回路としてディジタ
ルのタイマカウンタを使用し、キャプチャレジスタによ
り最初にCPU自身のウォッチドックパルス周期の限界
値を測定し、その値をコンペアレジスタの値とする。限
界値を超えるパルスが入力された場合は、タイマカウン
タの値のコンペアによりこれを検出し、ワンショットパ
ルス出力タイマカウンタによりCPUにリセットパルス
を出力する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0011】図1は本発明の実施例に係る暴走検出装置
を示すブロック図であり、図2はそのタイミングチャー
ト図である。エッジ検出回路2はウォッチドックパルス
1のエッジを検出する。このエッジ検出回路2の出力で
あるエッジ信号4はキャプチャコントロール回路16に
入力される。キャプチャコントロール回路16はエッジ
信号4をカウントしてキャプチャタイミングを決める。
キャプチャ/コンペアレジスタ3はこのキャプチャコン
トロール回路16の出力とタイマカウンタ9の出力をも
とに、エッジの周期を測定し、これをキャプチャ/コン
ペアする。
【0012】パワーオンリセット回路5は電源の立ち上
がりを検出する。ワンショットパルス出力タイマカウン
タ14はトリガー信号12を入力してCPUリセット信
号13を出力する。発振回路6は各カウンタのカウンタ
クロックとなるクロック信号7を発振する。トリガコン
トロール回路15はタイマカウンタ9の出力であるオー
バーフロー信号11と、一致信号10と、パワーオンリ
セット信号8とを入力してワンショットパルス出力タイ
マカウンタ14のトリガタイミングを決定する。
【0013】次に、このように構成された暴走検出装置
の動作について図2も参照して説明する。電源18の立
ち上がりによりパワーオンリセット回路5はパワーオン
リセット信号8を出力する。トリガコントロール回路1
5はこの信号を入力するとトリガ信号12を出力する。
ワンショットパルス出力タイマカウンタ14はCPUリ
セット信号13を出力する。
【0014】CPUからウォッチドックパルス1が出力
されないときは、タイマカウンタ9のカウント値19は
オーバーフロー20となり、オーバーフロー信号11が
トリガコントロール15に入力されると共に、再度CP
Uリセット信号13が出力される。
【0015】CPUからウォッチドックパルス1が出力
された場合は、キャプチャコントロール回路16は1回
目のエッジ信号でタイマカウンタ9のカウント値19を
キャプチャし、このキャプチャ値21をキャプチャ/コ
ンペアレジスタ3にストアする。その後、キャプチャ/
コンペアレジスタ3は、コンペアレジスタとして動作す
る。
【0016】クリアコントロール17はCPUリセット
信号13及びエッジ信号4によりタイマカウンタ9を0
クリアする。エッジ信号4によるクリアはタイマカウン
タ9がカウンタクロック7を更に+1カウントだけカウ
ントした後に行う。これはキャプチャ前に0クリアしな
いためである。
【0017】キャプチャ後はキャプチャした値までエッ
ジ信号4が発生しない場合、タイマカウンタ9の値がカ
ウントアップしてキャプチャした値と一致22する。一
致した場合は一致信号10がトリガコントロール15に
入力され、再度CPUリセット信号13が出力されるこ
とになる。一致前にエッジ信号4によりタイマカウンタ
9が0クリアされ続ければ、CPUリセット信号13は
出力されない。
【0018】図3は本発明の第2の実施例の一部を示す
ブロック図、図4はそのタイミングチャート図である。
【0019】本実施例では、キャプチャ/コンペアレジ
スタ(MAX)3a、キャプチャ/コンペアレジスタ
(MIN)3b、キャプチャコントロール16a、キャ
プチャコントロール16bを有する。
【0020】CPUリセット信号13が出力されると、
キャプチャ/コンペアレジスタ(MAX)3aはタイマ
カウンタ9の最大値に、またキャプチャ/コンペアレジ
スタ(MIN)3bはタイマカウンタ9の最小値、即ち
0に初期化される。
【0021】次に、最初のウォッチドックパルスのエッ
ジ信号4によりキャプチャコントロール16aを介し
て、キャプチャ/コンペアレジスタ(MAX)3aにキ
ャプチャMAX25(図4参照)がキャプチャされる。
この場合に、タイマカウンタ9の最大値までにウォッチ
ドックパルスのエッジ信号4がこないときは、最大値に
よる一致信号10aがトリガコントロール15に入力さ
れ、トリガ信号12が出力され、CPUリセットが行わ
れる。
【0022】キャプチャMAX25のキャプチャ後、次
のエッジ信号4により、タイマカウンタ9の値、キャプ
チャMIN26がキャプチャコントロール16bを介し
てキャプチャ/コンペアレジスタ(MIN)3bにキャ
プチャされる。以後、トリガコントロール12は一致信
号10aの入力又はエッジ信号4の2回の入力の間に、
一致信号10bの入力がなかったことを検出してトリガ
信号12を出力する。本実施例も図1,2に示す実施例
と同様の効果を奏する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではウォッ
チドックタイマの最大値又は最大・最小値をマイコンが
決定するので、アナログ的にCR時定数を調整する工数
をかける必要がない。また、最大値又は最大・最小値に
倍又は半分等、設計時において時定数にマージンを持た
せる必要がない。
【0024】また、セット毎のばらつき等も考慮する必
要はなく、同一の装置を使用でき、部品管理工数も省力
化できる。また、本発明の装置は全てディジタル回路で
あるため、アナログ回路のように、外来ノイズによって
時定数の誤差が出ることもない。また、ゲートアレイ等
によって容易に実現可能であり、マイクロコンピュータ
によるエミュレーションも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るマイコン暴走検出装置を
示すブロック図である。
【図2】同じくそのタイミングチャート図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るマイコン暴走検出装
置を示すブロック図である
【図4】同じくそのタイミングチャート図である。
【図5】従来の暴走検出装置を示すブロック図である。
【図6】同じくそのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1;ウォッチドックパルス 2;エッジ検出回路 3;キャプチャ/コンペアレジスタ 4;エッジ信号 5;パワーオンリセット回路 6;発振回路 7;カウンタクロック信号 8;パワーオンリセット信号 9;タイマカウンタ 10;一致信号 11;オーバーフロー信号 12;トリガ信号 13;CPUリセット信号 14;ワンショットパルス出力タイマカウンタ 15;トリガコントロール回路 16;キャプチャコントロール回路 17;クリアコントロール 18;電源 19;カウント値 20;オーバーフロー 21;キャプチャ 22;一致 23;MAX値 24;MIN値 25;キャプチャMAX 26;キャプチャMIN 3a;キャプチャ/コンペアレジスタ(MAX) 3b;キャプチャ/コンペアレジスタ(MIN) 10a;一致信号(MAX) 10b;一致信号(MIN) 16a,16b;キャプチャコントロール回路 27;ワンショットマルチバイブレータ1 28;ワンショットマルチバイブレータ2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ウォッチドックパルスのエッジを検出し
    てエッジ信号を出力するエッジ検出回路と、エッジ信号
    をカウントしてキャプチャタイミングを決めるキャプチ
    ャコントロール回路と、タイマカウンタと、前記キャプ
    チャコントロール回路の出力及びタイマカウンタの出力
    を基に前記エッジ信号の周期を測定し、この周期をキャ
    プチャすると共にその後これを限界値としてコンペアす
    るキャプチャ/コンペアレジスタと、電源の立ち上がり
    を検出するパワーオンリセット回路と、CPUリセット
    信号を出力するワンショットパルス出力タイマカウンタ
    と、各カウンタのカウンタクロックとなるクロック信号
    を発振する発振回路と、タイマカウンタ出力、エッジ信
    号及びパワーオンリセット信号を入力して前記ワンショ
    ットパルス出力タイマカウンタのトリガタイミングを決
    定するトリガコントロール回路とを有することを特徴と
    するマイコン暴走検出装置。
JP3183378A 1991-06-27 1991-06-27 マイコン暴走検出装置 Pending JPH056293A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8996026B2 (en) 2005-01-13 2015-03-31 Fujitsu Limited Scheduling system for radio communication networks

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8996026B2 (en) 2005-01-13 2015-03-31 Fujitsu Limited Scheduling system for radio communication networks
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