JPH0562885A - Sor露光システム - Google Patents

Sor露光システム

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JPH0562885A
JPH0562885A JP3222889A JP22288991A JPH0562885A JP H0562885 A JPH0562885 A JP H0562885A JP 3222889 A JP3222889 A JP 3222889A JP 22288991 A JP22288991 A JP 22288991A JP H0562885 A JPH0562885 A JP H0562885A
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JP
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exposure
sor
mirror
ring
shutter
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JP3222889A
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Makiko Mori
真起子 森
Mitsuaki Amamiya
光陽 雨宮
Kunitaka Ozawa
邦貴 小澤
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 X線反射ミラーで反射されたSOR光を用い
てマスク上のパターンを半導体ウェハに転写するSOR
露光システムにおいて、SORリングへの電子注入時及
びSORリング停止時に,SORリングから発生するガ
ンマ線等の放射線から人体を保護すると共に、X線反射
ミラーの放射線損傷を低減し、安定した反射率とメンテ
ナンスの容易化を可能にする。 【構成】 SORリングと露光装置の間に設けられるビ
ームポート中で、SORリングとX線反射ミラーの間に
少なくともガンマ線を遮断する第1シャッタ5とX線を
遮断する第2シャッタ8を配置すると共に、該ミラーと
露光装置の間にX線の露光量を制御する露光量制御用シ
ャッタ11を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SORリングからのシ
ンクロトロン放射光を用いるSOR露光システム、特に
は半導体装置の製造分野でマスク上のパターンを半導体
ウェハ上に転写するために利用されるSOR露光システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、X線露光の光源としてシンクロト
ロン放射光(以下SOR光と記す)を用いることが提案
され、SOR光のシートビームをミラーを用いて鉛直方
向に拡大し、露光領域を確保する方法が考えられてい
る。この方法において、X線によるミラーの損傷を低減
するために特開平2−98121号公報に開示されてい
るように、露光時間を制御する露光量調節シャッタとは
別に、ミラーよりもX線源に近い側にX線を遮断するミ
ラー保護シャッタを設置、開閉制御する方法が提案され
ている。
【0003】また、SORリングに電子注入を行う時、
およびSORリングを停止させる時には、X線ばかりで
はなく、人体に有害なα粒子、β粒子、ガンマ線、中性
子等の放射線が発生することが問題となっている。これ
らの放射線を遮断するために、図9に示すように、SO
Rリング1と露光装置2を別部屋に配置し、仕切6をコ
ンクリートなどの放射線シール壁にする方法が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、仕切壁6に
は必要なX線3を通すためのダクト穴8からの放射線漏
れには対策がなされていなかった。この放射線はまた、
X線遮断用に作られているミラー保護シャッタをも透過
し、ミラーにも損傷を与える。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑み、人
体の保護及び、長期にわたるミラー反射率の安定化とメ
ンテナンスの容易化を図ったSOR露光システムを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のSOR露光シス
テムは、この目的を達成するため、シンクロトロン放射
光を発生するSORリングと前記シンクロトロン放射光
に露光処理を行なう少なくとも1つの露光装置と、前記
SORリングと前記露光装置の各々とを接続し前記シン
クロトロン放射光を導くビームポートと、前記ビームポ
ート中に設けられ、前記シンクロトロン放射光を鉛直方
向に拡大させるためのX線反射ミラーにより構成される
SOR露光システムにおいて、前記ビームポート中の前
記SORリングと前記ミラーとの間に、少なくともガン
マ線を遮断する第1遮断手段と、X線を遮断する第2遮
断手段を設けると共に、前記ミラーとウェハとの間にマ
スク上の回路パターンを前記ウェハに転写する際の露光
量を制御する露光量調節手段とを設けられている。
【0007】
【作用】これにより、SORリングへの電子注入時や停
止時にのみ発生するガンマ線などの放射線が人体に及ぼ
す悪影響及びミラーの損傷を除去することができる。ま
た、X線遮断用のミラー保護シャッタは露光毎に開閉す
るのが望ましいが、ガンマ線遮断用のシャッタは鉛など
の重金属で厚く作られるため重いものとなるので、これ
らを別個に設けることによって、前者は軽く耐久性の良
いもの、後者は電子注入時のみの開閉であるから高速で
なくてもよく、確実に放射線を遮断するもの、といった
ように機能を重視して設計することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の実施例の概略構成を示す図
である。同図では1つのSORリングを用いて露光を行
なう2つの露光装置2A、2Bが示されている。各露光
装置は同様に構成されているので、同一のものには同一
符号の後にA、Bをそれぞれ付し、説明はAが付された
ものについてのみ行なう。
【0010】同図において、1はSOR光を発するとこ
ろのSORリング、2Aは露光処理を行う露光装置、3
AはSORリング1と露光装置2Aとを接続し、SOR
光4をSORリング1から露光装置2Aに導くビームポ
ートである。
【0011】ビームポート3Aの構成としては、SOR
リング1側より、α粒子、β粒子、ガンマ線、中性子等
の放射線を遮断するための第1の遮断手段である鉛シャ
ッタ5A、X線を遮断するための第2の遮断手段である
ミラー保護シャッタ8A、SOR光4を反射・拡大して
露光に要する領域にX線を照射するためのX線ミラー9
A、ミラーチャンバ7A側の超高真空雰囲気と露光装置
2A内の雰囲気(例えば減圧He雰囲気)とを分離する
と同時に、SORリング1から発生する露光に有害な電
磁波を遮蔽する窓10Aが順に設けられており、ミラー
保護シャッタ8AとX線ミラー9Aは超高真空のミラー
チャンバー7Aの中に配置されている。さらに鉛シャッ
タ5Aの近傍にビームポート3Aが通過する遮蔽壁6が
設けられている。
【0012】露光装置2Aの内部には、X線ミラー9A
で拡大されたSOR光4を用いてマスク12A上の回路
パターンをウェハ13Aに転写する際のX線の露光量を
制御する露光量調節シャッタ11Aが設けられている。
【0013】次にSOR露光システムの制御系について
説明する。
【0014】21はSOR制御装置であり、SORリン
グ1を制御する。また、鉛シャッタ駆動部24Aを介し
て鉛シャッタ5の開閉を制御する。
【0015】22Aは露光装置制御系Aであって、露光
装置2Aを制御する。また、ミラー保護シャッタ駆動部
25Aを介してミラー保護シャッタ8Aの開閉を制御
し、露光量調節シャッタ駆動部26Aを介して露光量調
節シャッタ11Aの開閉を制御する。
【0016】23はSOR制御装置21と各露光装置制
御系22とを結ぶ通信系であり、SORを中心として通
信ラインを接続してもよいし、LANなどで構成しても
よい。
【0017】図2は本発明の実施例に係わるSOR制御
装置21の動作手順を示すフローチャートである。
【0018】ステップS201では、イニシャライズ、
真空排気、自己診断等の立ち上げ処理を行う。次にステ
ップS202で全ビームポートの鉛シャッタ閉信号(鉛
シャッタ開信号OFF)を出し、ステップS203で全
ビーチポートの鉛シャッタ5を閉める。そしてSORリ
ング1がフルエネルギーになるまで電子注入及び加速、
蓄積を行う(ステップS204〜S206)。フルエネ
ルギーになるとSOR運転信号を各露光装置制御系22
に対して出し、各ビームポートの鉛シャッタ5を開いて
対応する鉛シャッタ開信号を出す(ステップS207〜
S209)。このとき、各ビームポートが使用されてい
るか否かをSOR制御装置21は知る必要がなく、放射
線を発する注入時に確実に鉛シャッタ5を閉めていれば
よい。
【0019】これで通常運転状態にはいるので、ステッ
プS210でオペレータからの立ち下げ指示があるかチ
ェックし、あれば鉛シャッタを閉め、鉛シャッタ開信号
をOFFし、立ち下げ処理をして停止する(ステップS
211〜S213)。立ち下げ指示がなければステップ
S214でエネルギー低下をチェックする。低下してい
なければステップS210に戻って通常運転を続け、低
下していればステップS215でSOR停止警報を各露
光装置制御系22に対して出す。そして、稼働中の全て
の露光装置制御系22からSOR停止了承信号を受ける
まで待ち、その後にSOR運転信号をおとし、SOR停
止警報もおとす(ステップS216〜S218)。そし
てステップS202に戻って電子注入・加速を再開す
る。
【0020】次に露光装置制御系22の動作手順につい
て図3を用いて説明する。同図では1つの露光装置制御
系の処理を示してあるが、他の露光装置制御系について
も全く同様である。ステップS301ではイニシャライ
ズ、自己診断、雰囲気コントロール等の立ち上げ処理を
行う。そしてステップS302からS304でマスク1
2およびウェハ13を各ステージ上に供給する。
【0021】ステップS305からS311が1ショッ
トの露光処理である。SOR運転信号がON、SOR停
止警報がOFF、且つ使用しているビームポートの鉛シ
ャッタ開信号がONであることを確認する。そして、オ
ートフォーカス(AF)、オートアライメント(AA)
を行ってマスク12とウェハ13を所定の位置関係と
し、ミラー保護シャッタを開けた後、露光処理を行う。
【0022】X線反射ミラー9及び露光量調節シャッタ
11の実施例の一態様として、図4に揺動ミラー9およ
び回転板11を用いた場合を示す。揺動ミラー9は、ミ
ラーを揺動することによってSOR光4を鉛直方向に拡
大するものであるが、反射角によってX線の反射率が異
なり、同図によると上方向ほどX線強度が弱い。それを
補正するように回転板11の開口部を設けてあるので、
実際の露光処理としては、露光量調節シャッタ駆動部2
6を介して回転板11を回転させ、遮光部で停止するよ
うに駆動するだけでよい。
【0023】1ショットの露光が終了すると、ステップ
S312で1枚のウェハの全ショットの露光が終了した
否かを判断する。終了していなければステップS313
で次のショットへウェハ13をステップ移動し、ステッ
プS305に戻って次ショット露光を行う。1ウェハの
露光が終了していた場合には、ステップS314で露光
済みのウェハを回収し、ステップS315でウェハカセ
ット内の全ウェハの露光が終了したか否かを判断する。
終了していなければステップS304に戻って次ウェハ
の露光を行う。
【0024】1ウェハカセットの露光が終了していた場
合には、ステップS316で露光済みのウェハカセット
を回収し、ステップS317でオペレータからの立ち下
げ指示があるか判断する。立ち下げ指示がなければ、ス
テップS318でマスク交換の指示があるか判断し、な
ければそのままステップS303に戻り、あればステッ
プS319でマスク12を回収し、ステップS302に
戻って次のウェハカセット露光処理に移る。ステップS
317で立ち下げ指示がでていればステップS320で
立ち下げ処理を行なって停止する。
【0025】SORリング1が停止していてSOR運転
信号が出ていないときには、ステップS305からS3
22に分岐してオペレータからの露光装置立ち下げ指示
があるか判断する。指示があればステップS320で立
ち下げ処理をして停止し、指示がなければステップS3
05に戻り、SORリング1の復旧を待つ。エネルギー
低下により、SOR停止警報が出ているときには、ステ
ップS306からS321に分岐してSOR制御装置2
1に対してSOR停止了承信号を出し、ステップS32
2に移り、以降前述の処理を行う。ステップS307か
ら鉛シャッタが閉じていることによって分岐してきた場
合もステップS322以降、同様である。
【0026】次に第2の実施例として図5を用いて露光
装置制御系22の処理を説明する。ステップS501か
らS507までは図3のステップS301からS307
と同様である。ステップS508では、SOR光4の照
度プロファイル測定がなされているか否かをチェックす
る。なされていればそのままステップS512に処理を
移し、なされていなければミラー保護シャッタを開けて
照度プロファイルを測定する(ステップS509〜S5
11)。
【0027】プロファイル測定について図6を用いて詳
細に説明する。同図は本実施例に係わるX線ミラー9お
よび露光量調節シャッタ11の一態様として、シリンド
リカルミラーと、開口部を備えた幅広のベルトを2本の
円筒ドラムの間にかけたシャッタを用いた場合の概略構
成図である。露光量調整シャッタ11以降は省略してい
る。各構成要素は図1と同一のものには同一の符号を付
している。61はベルト、62は駆動ドラム、63はア
イドルドラム、64は駆動ドラム62を回転させるため
のアクチュエータ、65は露光制御用開口部、66は露
光制御用開口部65の前縁、67は露光制御用開口部6
5の後縁、68は後面開口部、69はベルト61の移動
方向である。SORリング1から出るSOR光4はX方
向(水平方向)には均一で、Y方向(鉛直方向)に非常
に薄いガウシャン分布を持ったシートビームであり、そ
れをシリンドリカルミラーを用いてY方向に拡大する
と、ウェハ13上に照射されるX線強度分布は図7に示
すようになる。この不均一な分布を図5のステップS5
10で測定し、プロファイルが測定済であることを示す
フラグをステップS511でONにする。
【0028】ここで、ミラー保護シャッタを閉めてもよ
いが、すぐに露光処理を行なうので本実施例では特に閉
動作をしていない。そして、ステップS512〜S51
4で先の実施例と同様にオートフォーカス(AF)、オ
ートアライメント(AA)を行い、ミラー保護シャッタ
を開けた後、露光処理を行う。露光処理はSOR光4の
照度プロファイルに基づいて計算された駆動方法によっ
て露光量調節シャッタ駆動部26を介して露光量調節シ
ャッタ11を駆動する。具体的には、ステップS510
の測定結果に基づいて、ウェハ13上に塗布されたレジ
ストの感光度が均一となるように露光量調節シャッタの
ベルト61を可変速駆動する。即ち、あるY点におい
て、露光制御用開口部65の前縁66が通過してから後
縁67が通過するまでの時間(露光時間)を制御するの
みである。
【0029】この方式において、ベルト61の移動方向
69を一方向固定とし、露光制御は図6の表側に露光制
御用開口部65があるときのみとすると、1ショット露
光後にベルト61を元の露光開始位置まで戻す必要があ
る。その戻し駆動の際にも露光制御用開口部65と後面
開口部68とが同時に開状態になることがあるので、戻
し駆動時には露光量調節シャッタ11にはX線が照射し
ていてはならない。そこで、本例では図5のステップS
515でミラー保護シャッタ8を閉めた後、ステップS
517のステップ移動、あるいはステップS518のウ
ェハ回収の際に露光量調節シャッタ11のベルト61を
戻している。ここでは、ミラー保護シャッタ8はミラー
の保護だけでなく、望まない露光を避けるための補助シ
ャッタとしての機能を兼ねている。
【0030】以降、ステップS515〜S526は図3
のステップS311〜S322と同様である。但し、本
実施例ではSORリングに電子注入をする度に照度プロ
ファイルを測定するので、ステップS527でプロファ
イル測定済フラグをOFFするという処理が入る。
【0031】以上述べたように、本発明ではX線ミラー
9や露光量制御シャッタ11の構成を特に限定すること
なく、種々の露光装置に用いることができる。
【0032】なお、上記実施例では、ウェハカセットを
回収した後にマスクを交換することになっているが、ウ
ェハカセットの全ウェハが露光終了する前にマスクを交
換することも可能である。
【0033】また、第1の遮断手段として鉛シャッタと
記述してきたが、前述したα粒子、β粒子、ガンマ線、
中性子等の放射線を遮断する材料を選べばよく、タング
ステン、鉄、ステンレス、銅等の金属等を用いてもよ
い。
【0034】鉛シャッタを設置する位置は遮蔽壁の上流
でも下流でも良いが、露光室内の任意の位置から見て、
遮蔽壁も鉛シャッタも通さずにSORリング1を見込む
角が存在しないことが条件である。
【0035】図8に示すように、仕切壁6のダクト穴8
を対角線状に結んだ線を延長した線をl1、鉛シャッタ
5の端と、その点からも最も近いダクト穴の端とを結ん
だ線を延長した線をl2とすると、l1よりも角度が浅
く、l2よりも角度が深い領域(同図上に斜線で示した
範囲)は、露光室から望むことができる。したがって、
この範囲内にSORリング1が存在しないように鉛シャ
ッタを配置すれば上記条件を満たしたといえる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビームポート中のSORリングとミラーとの間に鉛シャ
ッタを設け、SOR制御装置から制御するようにしてい
るので、露光装置が稼働中か否かを考慮することなくS
ORリングの電子注入・停止の際に発生するガンマ線な
どの放射性を確実に遮断することができ、人体に及ぼす
影響を除くと同時にミラーに損傷をも低減させ、長期に
わたるミラー反射率の安定化及びメンテナンスの容易化
をなす効果がある。また、それぞれのシャッタの機能が
明確にわかれているので、機能重視の最適な設計が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるSOR露光システムの
概略構成図である。
【図2】上記実施例におけるSOR制御装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例における露光装置制御系の動作手順
を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例のX線ミラー、露光量調節シャッタ
部分の構成の一態様を示す概略構成図である。
【図5】上記実施例における露光装置制御系の動作手順
の他の例を示すフローチャートである。
【図6】図5の実施例のX線ミラー、露光量調節シャッ
タ部分の構成の一態様を示す概略構成図である。
【図7】図5の実施例におけるウェハ上に照射されるX
線の強度分布を示すフラグである。
【図8】鉛シャッタの設置位置を説明するための配置図
である。
【図9】従来のSOR露光システムの部屋配置を示す該
略図である。
【符号の説明】
1 SORリング 2 X線露光装置 5 鉛シャッタ 8 ミラー保護シャッタ 9 X線反射ミラー 11 露光量調節シャッタ 21 SOR制御装置 22 露光装置制御系

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクロトロン放射光を発生するSOR
    リングと前記シンクロトロン放射光に露光処理を行なう
    少なくとも1つの露光装置と、前記SORリングと前記
    露光装置の各々とを接続し前記シンクロトロン放射光を
    導くビームポートと、前記ビームポート中に設けられ、
    前記シンクロトロン放射光を鉛直方向に拡大させるため
    のX線反射ミラーにより構成されるSOR露光システム
    において、 前記ビームポート中の前記SORリングと前記ミラーと
    の間に、少なくともガンマ線を遮断する第1遮断手段
    と、X線を遮断する第2遮断手段を設けると共に、前記
    ミラーとウェハとの間にマスク上の回路パターンを前記
    ウェハに転写する際の露光量を制御する露光量調節手段
    とを設けたことを特徴とするSOR露光システム。
  2. 【請求項2】 前記第1遮断手段は前記ガンマ線が発生
    する際に遮断状態とされ、前記第2遮断手段は露光処理
    を行なう際に透過状態とされることを特徴とする請求項
    1に記載のSOR露光システム。
  3. 【請求項3】 前記第1遮断手段は前記SORリングを
    制御するSOR制御装置によって制御され、前記第2遮
    断手段は前記X線露光装置を制御する露光装置制御系に
    よって制御され、前記SOR制御装置と前記露光装置制
    御系がそれぞれの制御状態を通信する事を特徴とする請
    求項2に記載のSOR露光システム。
JP3222889A 1991-09-03 1991-09-03 Sor露光システム Pending JPH0562885A (ja)

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