JPH0562320U - 変速機のブリーザ通気構造 - Google Patents
変速機のブリーザ通気構造Info
- Publication number
- JPH0562320U JPH0562320U JP311492U JP311492U JPH0562320U JP H0562320 U JPH0562320 U JP H0562320U JP 311492 U JP311492 U JP 311492U JP 311492 U JP311492 U JP 311492U JP H0562320 U JPH0562320 U JP H0562320U
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブリーザ通気路から変速機内に水が侵入する
のを防止する。 【構成】 トランスミッション1ないしはトランスファ
2の内部を大気に液密に連通させる通気路21a〜21
dが、フロア式シフトレバー4の内部に設けられる。該
通気路の大気開放口22が、シフトレバー4のフロアブ
ーツ8より上方の部位に設けられている。
のを防止する。 【構成】 トランスミッション1ないしはトランスファ
2の内部を大気に液密に連通させる通気路21a〜21
dが、フロア式シフトレバー4の内部に設けられる。該
通気路の大気開放口22が、シフトレバー4のフロアブ
ーツ8より上方の部位に設けられている。
Description
【0001】
この考案は、変速機のブリーザ通気構造、例えば、4輪駆動式自動車等の悪路 走行用の車両に好適な、変速機のブリーザ通気構造に関する。
【0002】
自動車等に使用される変速機、例えば、トランスミンション、トランスファ等 では、温度変化があっても、ハウジング内の空気圧を常時大気圧に保てるように 、ハウジングの内部を大気に連通させるブリーザ通気路が設けられている。 図4には、例えば、4輪駆動式自動車のトランスミンション(変速機)50と トランスファ(変速機)51とが示されており、トランスファ51のフロア式シ フトレバー52が、フロアパネル(フロア面)53に固着されたフロアブーツ( フロア面)59を液密に貫通し、更に、車室内54に設けられたセンタコンソー ルボックス55から上方に突出している。また、トランスミンション50の上部 には、ブリーザバルブ(ブリーザ通気路)56が取り付けられ、トランスミンシ ョン50の内部を必要時に大気に開放している。また、トランスファ51のシフ トレバー52のレバーブーツ57には、ブリーザ孔(ブリーザ通気路)58が穿 設され、トランスファ51の内部を常時大気に開放している。
【0003】 しかしながら、このようなブリーザ通気構造では、トランスミンション50の ブリーザバルブ56とトランスファ51のブリーザ孔58との大気開放口が夫々 、上述したように、フロアパネル53より低い位置に設けられており、悪路走行 を目的にする4輪駆動式自動車等では、水深走行を行ったときに、ブリーザバル ブ56ないしはブリーザ孔58からトランスミンション50ないしはトランスフ ァ51内に水が侵入するという問題がある。
【0004】 このような問題に対しては、ブリーザ通気路の大気開放口63、64を、図4 に示されるように、パイプ60、61を介してエンジンルーム62の高い位置に 配置して、対策を講じている。
【0005】
しかしながら、上述した従来の、パイプ60、61を介してエンジンルーム6 2の高い位置にブリーザ通気路の大気開放口63、64を配置する方法では、長 いパイプ60、61を別途取り付けなければならず、コスト高を招き、また、組 立ラインにおける作業性を悪化させるという問題がある。また、パイプ60、6 1の大気開放口63、64が液密性の高い部位に設けられているわけではなく、 トランスミンション50等への水の侵入を完全に防止することが困難である。
【0006】 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、安価に、しかも組 立ラインにおける作業性を改善しつつ、想定される走行状態で変速機への水の侵 入をほぼ完全に防止することができるように図った、変速機のブリーザ通気構造 を提供することを目的とする。
【0007】
上述の目的を達成するために、本考案の変速機のブリーザ通気構造は、変速機 の内部を大気に液密に連通させるブリーザ通気路を、フロア式操作レバーの内部 に設け、且つ、前記ブリーザ通気路の大気開放口を、該操作レバーのフロア面よ り上方の部位に設けたことを特徴とする。
【0008】
上述の変速機のブリーザ通気構造において、ブリーザ通気路は、フロア式操作 レバーの内部に液密に設けられ、且つ、その大気開放口が、液密性の優れたフロ ア面より上方の部位、例えば、車室内に設けられているので、ブリーザ通気構造 の全体について、極めて高い液密性を確保することができる。
【0009】 なお、ブリーザ通気路およびその大気開放口は、既存のフロア式操作レバーを 利用して設けられている。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、本考案の変速機のブリーザ通気構造の外観構成を示す。 図1は、例えば、4輪駆動式自動車のトランスミッション(変速機)1と、ト ランスファ(変速機)2とを示し、トランスミッション1とトランスファ2は、 トランスファプレート3を液密に介装して一体に取り付けられている。トランス ミッション1は、自動式または手動式トランスミッションである。一方、トラン スファ2は、4輪駆動式自動車の前後輪の動力の断続等を行うものであり、フロ ア式シフトレバー(操作レバー)4が取り付けられて、車室内5から手動操作す ることができる。このシフトレバー4は、フロアパネル(フロア面)6の開口部 7に液密に固着されたゴム製のフロアブーツ(フロア面)8を介して、フロアパ ネル6を液密に貫通し、更に、センタコンソールボックス9の開口部10および コンソールブーツ11を介して、先端が車室内5に突出している。つまり、シフ トレバー4はフロアパネル6を貫通しているが、フロアブーツ8により、車室内 5は高い液密性が確保されている。
【0011】 次に、シフトレバー4の内部構造等につき、図2を参照して詳しく説明する。 トランスファ2のハウジング12の開口部12aには、エクステンションハウジ ング13が液密に固着され、エクステンションハウジング13の上端には、レバ ーリテイナ14が液密に固着されている。そして、このレバーリテイナ14には 、トランスファ2のシフトロッド15がボールジョイント方式で取り付けられて いる。シフトロッド15のトランスファ2側には、トランスファ2のギア機構1 6が連結されている。また、レバーリテイナ14の周囲には、通気孔17が設け られている。
【0012】 一方、シフトレバー4のレバー部4aは中空に形成され、上端にはノブ4bが 取り付けられている(図1参照)。レバー部4aの内部には、アッパインシュレ ータ16、スペーサ17、ロアインシュレータ18が上方からこの順に嵌挿され 、これらはワッシャ19を介在してスナップリング20で固定されている。そし て、シフトロッド15の上端部が、ワッシャ19、スナップリング20を通して 、アッパインシュレータ16、スペーサ17、ロアインシュレータ18に嵌挿さ れ、スペーサ17にピン結合されている。つまり、レバー部4aは、アッパイン シュレータ16およびロアインシュレータ18を介してシフトロッド15に取り 付けられ、トランスファ2等からの振動が、シフトロッド15を介してシフトレ バー4に伝達されないように図られている。
【0013】 また、アッパインシュレータ16と、スペーサ17、ロアインシュレータ18 、ワッシャ19、スナップリング20とには、図3にアッパインシュレータ16 の場合が例示されているように、これらを上下に貫通する通気路21a、21b が夫々設けられている。また、レバー部4aとスペーサ17との間には、環状に 通気室21cが形成され、通気路21a、21bの間を連通させている。そして 、レバー部4aのアッパインシュレータ16より上方の部位には大気開放口22 が穿設され、センタコンソールボックス9のコンソールブーツ11内に開口して いる。これにより、通気路21aが通気室21dを介して大気に連通される。
【0014】 一方、レバー部4aのフロアブーツ8より下方の部位とレバーリテイナ14と の間には、シフトロッド15とレバーリテイナ14とを外側から覆うようにゴム 製のレバーブーツ23が液密に介装されている。また、エクステンションハウジ ング13には、チューブ25がブラケット26に一体に固着されて成るチューブ アセンブリ24が螺着されている。一方、トランスミッション1のハウジング2 7には、ハウジング27の内外部を連通させるニップル28が液密に植設され、 ニップル28は、ホース29とチューブ25とを介して、レバーブーツ23に液 密に接続されている。
【0015】 このようにして、エクステンションハウジング13、通気孔17、レバーブー ツ23、通気路21b、通気室21c、通気路21a、通気室21dによりトラ ンスファ2のブリーザ通気路が構成され、また、ニップル28、ポース29、チ ューブ25と、上記のレバーブーツ23ないしは通気室21dとによりトランス ミッション1のブリーザ通気路が構成される。
【0016】 次に、本変速機のブリーザ通気構造の作用について、図2を参照して説明する 。 トランスファ2内の空気は、エクステンションハウジング13、通気孔17、 レバーブーツ23、ブリーザ通気路21b、通気室21c、通気路21a、通気 室21dを通り、大気開放口22から大気に開放される。これにより、トランス ファ2の内部と大気とが連通され、トランスファ2の内圧が常時大気圧に保持さ れる。一方、トランスミッション1内の空気は、ニップル28、ホース29、チ ューブ25を介してレバーブーツ23内に通じ、トランスファ2内の空気と合流 して、同様に大気開放口22から大気に開放される。これにより、トランスミッ ション1の内部と大気とが連通され、トランスミッション1の内圧が常時大気圧 に保持される。以上により、トランスミッション1とトランスファ2とのオイル システムが、円滑に作動される。
【0017】 一方、自動車が水深走行を行って水位がフロアバネル6より上方に達した場合 にも、フロアブーツ8により車室内5の液密性が高く保持されており、大気開放 口22からトランスミッション1とトランスファ2とに水が侵入することはない 。なお、フロアブーツ8よりも下方に取り付けられている各構成部品は、上述し たように、全て液密に取り付けられており、水の侵入が防止されている。
【0018】 なお、本車両用変速機のブリーザ通気構造では、既存のシフトレバー4、フロ アブーツ23、トランスミッション1のハウジング27等に簡単な設計変更を加 え、また、チューブアセンブリ24、ニップル28、ホース29を新設すればよ く、低コストで実施することができると共に、トランスミッション1とトランス ファ2とを結合させるサブアセンブリ行程で、考案の要部に係る組立を簡便に実 施することができ、組立ラインにおける作業性が改善される。また、本実施例で は、トランスファ2のシフトレバー4にブリーザ通気路と大気開放口とを設けた ので、トランスミッション1が自動式ないしは手動式の何れの場合にも、構成を 変更することなく実施することができる。
【0019】 なお、本考案の車両用変速機のブリーザ通気構造は、上述した一実施例に限定 されるものではなく、種々の変形が可能である。 例えば、ブリーザ通気路と大気開放口は、必ずしもトランスファ2のシフトレ バー4に設ける必要はなく、トランスミッション1が手動式シフトレバーを備え ていれば、上述したものと略同様にして、このトランスミッション1のシフトレ バーを利用して実施してもよいし、トランスミッション1とトランスファ2のシ フトレバーの夫々に、ブリーザ通気路と大気開放口とを個別に設けてもよい。
【0020】 また、操作レバーは、トランスミッション1ないしはトランスファ2のフロア 式シフトレバーにより構成する必要はなく、車両に備えられた他の変速機等のフ ロア式操作レバーにより構成してもよい。
【0021】
以上詳細に説明したように、本考案の変速機のブリーザ通気構造において、ブ リーザ通気路がフロア式操作レバーの内部に液密に設けられ、且つ、その大気開 放口が、液密性に優れたフロア面より上方の部位に設けられている。これにより 、ブリーザ通気構造の全体について、極めて高い液密性を確保することができる ので、車両が水深走行を行ったときにも、ブリーザ通気路を介して変速機の内部 に水が侵入することが確実に防止される。
【0022】 なお、ブリーザ通気路およびその大気開放口は、既存のフロア式操作レバーを 利用して設けられているため、従来例とは異なり長い配管を必要とせず、コスト 的にも安価であり、また、組立ラインにおける作業性が改善される。
【図1】本考案の変速機のブリーザ通気構造の、外観構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図2】本考案の変速機のブリーザ通気構造の、要部の
構成を示す断面側面図である。
構成を示す断面側面図である。
【図3】図2中のシフトレバー4の、矢線III-III にお
ける断面を示す断面図である。
ける断面を示す断面図である。
【図4】従来の変速機のブリーザ通気構造の、概略構成
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【符号の説明】 1 トランスミッション(変速機) 2 トランスファ(変速機) 4 シフトレバー(操作レバー) 5 車室内 6 フロアパネル(フロア面) 8 フロアブーツ(フロア面) 9 センタコンソールボックス 15 シフトロッド 21a、21b 通気路(ブリーザ通気路) 21c、21d 通気室(ブリーザ通気路) 22 大気開放口 23 シフトブーツ 25 チューブ 28 ニップル 29 ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 坂 和磨 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内
Claims (1)
- 【請求項1】 変速機の内部を大気に液密に連通させる
ブリーザ通気路を、フロア式操作レバーの内部に設け、
且つ、前記ブリーザ通気路の大気開放口を、該操作レバ
ーのフロア面より上方の部位に設けたことを特徴とする
変速機のブリーザ通気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP311492U JPH0562320U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 変速機のブリーザ通気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP311492U JPH0562320U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 変速機のブリーザ通気構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562320U true JPH0562320U (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11548328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP311492U Pending JPH0562320U (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 変速機のブリーザ通気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562320U (ja) |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP311492U patent/JPH0562320U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990119 |