JPH0562224A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH0562224A
JPH0562224A JP22721691A JP22721691A JPH0562224A JP H0562224 A JPH0562224 A JP H0562224A JP 22721691 A JP22721691 A JP 22721691A JP 22721691 A JP22721691 A JP 22721691A JP H0562224 A JPH0562224 A JP H0562224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
light
emitting diode
light emitting
driving device
Prior art date
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Pending
Application number
JP22721691A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Onouchi
功一 尾内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対物レンズの位置を精度良く読み取るために
レンズの位置検出を行う。 【構成】 対物レンズ1を保持している可動部2の前記
対物レンズ1の位置する面上に反射膜7を取り付け、前
記反射膜7と対向する位置に発光ダイオード8と、前記
発光ダイオード8の両側にトラッキング方向に平行に並
設されて前記反射膜7の反射光10a,10bを受ける
受光センサ9a,9bとを有し、前記受光センサ9a,
9bからの出力信号によって前記対物レンズ1の位置検
出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に用い
られる光学ヘッドの対物レンズ駆動装置に関し、特に対
物レンズの位置検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の対物レンズ駆動装置を図
3(a),(b)に示す。図において、対物レンズ1を
保持している可動部2は、互いに平行であって、対物レ
ンズ1の光軸に平行な方向に運動可能な一対のフォーカ
シング用板ばね3a,3bの一方の端部によって支持さ
れ、その他端部は、中継板4を挾持して取り付けられて
いる。
【0003】また、これらの中継板4の可動部2とフォ
ーカシング用板ばね3a,3bとに囲まれた面の中央部
には、対物レンズ1の光軸と直角の方向に運動可能なト
ラッキング用板ばね5を介してフォーカシング用板ばね
3a,3b間に位置し、コの字形の形状をした固定部6
の中央部に取り付けられている。一方、可動部2には、
フォーカシング用板ばね5を湾曲させて対物レンズ1を
光軸方向及び光軸に対して直角方向にそれぞれ変位を与
える駆動部(図示せず)が設けられている。
【0004】この中継板4のトラッキング用板ばね5を
固着した反対側の面上には、反射膜7が形成されてい
る。更に、発光ダイオード6が反射膜7の中央部に対向
し、受光センサ9a,9bが発光ダイオード8の両側
に、対物レンズ1の光軸と平行な面上に垂直に配置さ
れ、且つ、トラッキング用板ばね5の運動方向に平行
に、一列に配置されている。
【0005】発光ダイオード8からの照射光10は、反
射膜7で反射され、その反射光10a,10bは、各受
光センサ9a,9bによって受光される。
【0006】ここで、可動部2が駆動部によって対物レ
ンズ1の光軸に直角な方向の力を受けてトラッキング用
板ばね5が湾曲して対物レンズ1が移動した場合、中継
板4が傾斜し、反射膜7からの反射光10a,10bの
反射角度が変化し、光量に差を生じる。それを各受光セ
ンサ9a,9bで受けて、それぞれの出力信号11a,
11bとし、差動増幅器12で増幅し、差動出力信号1
3を得ている。
【0007】この差動出力信号13の大きさを検知する
ことによって、対物レンズ1の位置検出を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の対物レ
ンズ駆動装置の原理図を図4(a),(b)に示す。図
4(a)は、対物レンズ1が全く移動していない状態を
示しており、反射光10a,10bの光量に差がなく、
差動出力信号13がゼロの場合である。
【0009】図4(b)は、対物レンズ1が矢印のA方
向に移動した状態であって、中継板4は、トラッキング
用板ばね5を支点として反時計方向に回転し、反射膜7
からの各反射光10a,10bは、矢印のB方向に移動
する。
【0010】しかしながら、発光ダイオード8及び各受
光センサ9a,9bは、固定配置されており、しかも発
光ダイオード8は、中継板4の位置の移動変化量の少な
い箇所を検知しているので、反射膜7の移動による発光
ダイオード8からの各反射光10a,10bの光量の変
化は少ない。
【0011】すなわち、対物レンズ1の位置検出感度が
低いという欠点がある。
【0012】本発明の目的は、対物レンズの位置検出感
度を向上した対物レンズ駆動装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による対物レンズ駆動装置においては、可動
部と、反射膜と、発光ダイオードと、一組の受光センサ
とを有する対物レンズの駆動装置であって、可動部は、
対物レンズを保持してトラッキング方向とフォーカシン
グ方向とに移動させるものであり、反射膜は、可動部の
対物レンズが位置する面上に設置され、対物レンズの中
心におけるトラッキング運動方向と垂直な方向にエッジ
を有するものであり、発光ダイオードは、反射膜の対向
する位置に設置され、反射膜の中央部に光線を照射する
ものであり、一組の受光センサは、発光ダイオードの両
側位置に前記トラッキング方向に平行で且つ並設され、
前記反射膜からの反射光を受光するものである。
【0014】
【作用】対物レンズのトラッキング方向へのトラッキン
グ移動量に比例して反射膜と受光センサの受光する反射
光の変化量(差)が大きくなり、差動出力信号は増大す
る。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0016】図1(a),(b)は、本発明の一実施例
を示す図である。なお、図1(a)は平面図、図1
(b)は、図1(a)の側面図である。
【0017】図において、対物レンズ1を保持している
可動部2の対物レンズ1の位置する面上に、対物レンズ
1の中心におけるトラッキング運動方向と直交し、且つ
エッジが平行な反射膜7を形成し、反射膜7に対向する
位置に前述のように発光ダイオード8から照射された照
射光10が反射膜7で反射された反射光10a,10b
をトラッキング運動方向と平行に発光ダイオードに並設
された各受光センサ9a,9bで受けて、それぞれの出
力信号11a,11bとし、差動増幅器12で差動出力
信号を得る。
【0018】ここで、発光ダイオード8と発光ダイオー
ド8の両側の受光センサ9a,9bは、カバー14に固
着され、対物レンズ1の出射光に触れない位置にある。
【0019】図2(a),(b)は、本発明の原理を示
す図であり、図1(b)を対物レンズ1方向に正面から
見た拡大図である。図2(a)は、対物レンズ1が全く
移動していない状態を示しており、図4(a)と同様に
反射光10a,10bの光量に差がなく、差動出力信号
13はゼロである。
【0020】これが図2(b)のように、対物レンズ1
がトラッキング運動方向(A方向)に移動した場合、可
動部2の対物レンズ1の位置する面上に反射膜7を有す
るため、発光ダイオード8からの照射光10は、反射膜
7のエッジ部によって回折され、且つトラッキング移動
量に相当した反射膜7からの反射光10a,10bが各
受光センサ9a,9bによって取り込まれる。
【0021】その時の各受光センサ9a,9bの出力差
は、対物レンズ1の移動量に比例する。また、対物レン
ズ1の移動量が大きい程、出力差は大きい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の対物レンズ
駆動装置によれば、対物レンズを保持している可動部の
対物レンズの位置する面上に反射膜を形成しているた
め、対物レンズのトラッキング移動方向及びトラッキン
グ移動量が反射膜と受光センサの受光する反射光の変化
量(差)を大きくでき、差動出力信号は、大きくなるの
で対物レンズ1の位置検出感度を向上でき、また、カバ
ー内に位置検出センサがあるので構成が簡素にできる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施例を示す平面図、
(b)は、(a)の側面図である。
【図2】(a),(b)は、本発明の原理を示す図であ
る。
【図3】(a)は、従来例を示す平面図、(b)は、従
来例を示す側面図である。
【図4】(a),(b)は、従来例の原理を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 可動部 3a,3b フォーカシング用板ばね 4 中継板 5 トラッキング用板ばね 6 固定部 7 反射膜 8 発光ダイオード 9a,9b 受光センサ 10 照射光 10a,10b 反射光 11a,11b 出力信号 12 差動増幅器 13 差動出力信号 14 カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動部と、反射膜と、発光ダイオード
    と、一組の受光センサとを有する対物レンズの駆動装置
    であって、 可動部は、対物レンズを保持してトラッキング方向とフ
    ォーカシング方向とに移動させるものであり、 反射膜は、可動部の対物レンズが位置する面上に設置さ
    れ、対物レンズの中心におけるトラッキング運動方向と
    垂直な方向にエッジを有するものであり、 発光ダイオードは、反射膜の対向する位置に設置され、
    反射膜の中央部に光線を照射するものであり、 一組の受光センサは、発光ダイオードの両側位置に前記
    トラッキング方向に平行で且つ並設され、前記反射膜か
    らの反射光を受光するものであることを特徴とする対物
    レンズ駆動装置。
JP22721691A 1991-09-06 1991-09-06 対物レンズ駆動装置 Pending JPH0562224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22721691A JPH0562224A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 対物レンズ駆動装置

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JP22721691A JPH0562224A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 対物レンズ駆動装置

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JPH0562224A true JPH0562224A (ja) 1993-03-12

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ID=16857318

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JP22721691A Pending JPH0562224A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 対物レンズ駆動装置

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JP (1) JPH0562224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557045B1 (ko) * 2003-12-18 2006-03-03 엘지전자 주식회사 광픽업과 기록매체간의 거리 및 틸트 측정 장치 및 방법

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KR100557045B1 (ko) * 2003-12-18 2006-03-03 엘지전자 주식회사 광픽업과 기록매체간의 거리 및 틸트 측정 장치 및 방법

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