JPH056217B2 - - Google Patents

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JPH056217B2
JPH056217B2 JP62297078A JP29707887A JPH056217B2 JP H056217 B2 JPH056217 B2 JP H056217B2 JP 62297078 A JP62297078 A JP 62297078A JP 29707887 A JP29707887 A JP 29707887A JP H056217 B2 JPH056217 B2 JP H056217B2
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JP
Japan
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buffer
data
area
layer
communication control
Prior art date
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Application number
JP62297078A
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English (en)
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JPH01136263A (ja
Inventor
Akinori Ito
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPH01136263A publication Critical patent/JPH01136263A/ja
Publication of JPH056217B2 publication Critical patent/JPH056217B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、階層化された通信手順を実行する計
算機システムに利用する。
〔概要〕
プログラム制御手段と複数のバツフア領域とを
備えた通信制御バツフアの管理方式において、 上記バツフア領域の各々にバツフア管理情報域
を定義し、そのバツフア領域の管理を行う階層に
対応する番号を付加し、また階層間のデータ転送
をデータの格納されたバツフア領域の管理権を転
送して行うことにより、 処理効率や記憶効率をよくし、バツフア解放の
制御を容易にするようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、国際標準化機構(ISO)の解放型システ
ム間相互接続(OSI)のような、階層化された通
信規約を実行する計算機システムでは、各層の通
信手順を実行する通信制御プログラムが個々にバ
ツフア領域を持ち、ある層を実行する通信制御プ
ログラムから他の層を実行する通信制御プログラ
ムへデータを受け渡す場合には、それらのバツフ
ア領域間で、データを転送する方式が一般的であ
る。
また、一部のシステムや、システム内の一部で
は、各層の通信制御プログラム間でバツフア領域
を共有し、データ転送を行わずにバツフアのアド
レスのみを相手プログラムに渡していく方式が行
われているが、バツフア領域に対する操作は取得
操作および解放操作しかなかつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の通信制御におけるバツフア管理
方式では、それぞれ次のような問題があつた。
バツフア領域を個々の通信制御プログラムで持
ち、プログラム間でデータを転送する方式では、
バツフアの転送を行うため処理効率が悪くなる
し、また、一時的に複数の通信制御プログラムの
バツフア領域に同一のデータが存在することにな
り、記憶効率も悪くなる。
また、各層を実行する通信制御プログラム間で
バツフアを共有してバツフアドレスのみを相手プ
ログラムに渡していく方式では、バツフア領域に
対する操作が取得操作および解放操作しかないの
で、あるプログラムがバツフア領域の解放を行う
ときに、他のプログラムとの関係を考慮しなけれ
ばならない問題がある。
特にOSIのトランスポート層のように下位層で
複数の経路の選択ができ、同一データの再送処理
を下位層と上位層で行う場合には、相手からの受
理応答だけでは下位層の再送処理が終わつている
かどうかを判定できない。このため、バツフア領
域の解放は、下位層の送信完了通知と相手システ
ムからの受理応答の両方がそろつた時点で行なわ
なければならなくなり制御が複雑になる。
本発明はこれを改良するもので、処理効率およ
び記憶効率をよくし、バツフア解放の制御を容易
にするようにした通信制御バツフアの管理方式を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
バツフア領域の各々についてその使用状況を管
理するバツフア管理情報域が定義され、階層化さ
れた手順の各層毎のプログラム制御手段は、層間
のデータ転送を上記バツフア領域にデータが格納
されたままそのバツフア領域の管理権を転送する
ことにより実行する手段と、上記バツフア管理情
報域にそのバツフア領域の管理を行う階層に対応
する番号を付加する手段とを含むことを特徴とす
る。
〔作用〕
層間のデータ転送はバツフアの転送を行うので
なく、バツフア領域にデータが格納されたままそ
のバツフア領域の管理権を転送し、通信制御の全
ての階層でバツフアが不要になるまで解放しない
方式なので、処理効率を落とすデータの転送を必
要としない。
また、各階層で共通のバツフアを使用するので
記憶効率がよくなる。
さらに、バツフア管理情報域にそのバツフア領
域の管理を行う階層に対応する番号を付加し、バ
ツフアの使用状態を各層の通信制御プログラムが
独立に知ることができこれを制御できるので、複
雑なバツフア解放待ち合わせ制御が不要となる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は全体の中で通信制御装置の位置を示す
図、第2図は本発明の一実施例を示す図、第3図
はバツフア管理情報域21を説明するための図、
第4図はバツフア取得手段12の詳細な動作を説
明するためのフローチヤート、第5図はバツフア
再取得手段13の詳細な動作を説明するためのフ
ローチヤート、第6図はバツフア解放手段14の
詳細な動作を説明するためのフローチヤートであ
る。
第1図で通信制御装置1は上位CPU2とやり
とりを行い、メモリ装置3を従え、他のシステム
と回線でつながり、階層化された通信手順により
通信を行うようになつている。
第2図を参照すると、通信制御装置1はバツフ
ア管理部および通信制御部を備えている。このバ
ツフア管理部および通信制御部は上記階層化され
た手順の各層をそれぞれ制御する層毎のプログラ
ム制御手段を含む。バツフア管理部には、まずバ
ツフア領域群11があり、これは複数のバツフア
領域からなり、各バツフア領域はその使用状況を
管理するバツフア管理情報域21を持ち、送受信
するデータを格納するデータ格納域22を持つて
いる。
第3図に示すようにバツフア管理情報域21
は、管理を行う階層に対応する番号を付加する手
段として、バツフアを使用しているか使用してい
ないかを示すバツフア使用中フラグ31と、同一
のバツフアに対して何回取得要求が行われたかを
示すバツフア取得回数数フイールド32とを備え
る。上記層毎のプログラム制御手段は、層間のデ
ータ転送を上記バツフア領域にデータを格納した
まま、そのバツフア領域の管理権を転送すること
により実行する構成である。
さらに、バツフア管理部には、バツフア管理情
報域21にそのバツフア領域の管理を行う階層に
対応する番号を付加する手段として、バツフア領
域群11の中から未使用状態のバツフア領域を得
て、バツフア取得回数に1を設定するバツフア取
得手段12と、指定されたバツフア領域のバツフ
ア取得回数を1増加させるバツフア再取得手段1
3と、指定されたバツフア領域のバツフア取得回
数を1減少させ、バツフア取得回数が0になつた
ときにバツフア領域を未使用状態にするバツフア
解放手段14がある。
また、通信制御部は複数の階層からなる。一つ
の階層は、バツフア取得手段12にバツフア領域
を要求するデータ生成手段19と、上位層からの
転送要求を受け付ける上位受付手段15と、送信
データを格納したバツフア領域を下位層に通知す
る下位送信手段16と、下位層からのバツフア領
域を受け付ける下位受信手段17と、上位層への
通知をする上位通知手段18から成つている。
まず、送信動作を説明する。
ある上位層の通信制御プログラムが送信を行う
ためにデータ生成手段19が起動される。データ
生成手段19では、バツフア取得手段12にバツ
フア領域を要求する。
バツフア取得手段12では、例えば第3図に示
すように、バツフア使用中フラグ31がオフのバ
ツフア領域をバツフア領域群から捜す(ステツプ
401)。バツフア使用中フラグ31ががオフのバツ
フアが存在したら、バツフア使用中フラグ31を
オンし、バツフア取得回数フイールド32に1を
設定し(ステツプ402)、バツフアドレスを要求元
に通知し(ステツプ403)、もしバツフア使用中フ
ラグ31がオフのバツフアがなかつたら、バツフ
アが取れなかつた旨を要求元に通知する(ステツ
プ404)。
データ生成手段19はバツフア領域が得られた
場合、そのバツフア領域のデータ格納域22に送
信データを格納し、下位送信手段16に対して、
下位層へのデータの送信を依頼する。バツフア領
域が得られなかつた場合には、一定時間後にバツ
フア領域の取得を要求する等の処理を行う。
下位送信手段16は、下位層との取り決めに従
い送信データを格納したバツフア領域を下位層に
通知する。下位の通信制御プログラムでは、上位
受付手段15で上位層からの転送要求を受け付け
るとそのバツフアの再取得をバツフア再取得手段
13に要求する。バツフア再取得手段13では、
例えば第4図に示すように、指定されたバツフア
領域のバツフア取得回数フイールド32に1を加
算する(ステツプ501)。
上位受付手段15では、バツフアの再取得が完
了したのちに通信手順に従つた通信制御情報をデ
ータに付加して下位送信手段16にデータの下位
層への送信を依頼する。
このようにして、ある階層で発生した通信デー
タは、バツフア領域内に格納され、バツフア取得
回数フイールド32が階層の数になつた状態で通
信回線に送信される。
次に受信動作に付いて説明する。
最下位層では、データを受信するために、バツ
フア取得手段12にバツフア領域の取得を依頼を
する。バツフア取得手段12の動作は、送信動作
の説明で行つたとおりであり、取得されたバツフ
ア領域のバツフア取得回数フイールド32は1に
なつている。取得されたバツフア領域にデータを
受信すると、最下位層の下位受信手段17は、受
信データを解析する。
受信データが送信したデータに対する肯定応答
の場合には、バツフア解放手段14に肯定応答が
格納されているバツフア領域と送信データが格納
されているバツフア領域とが、その層では不要と
なつたことを通知する。
バツフア解放手段14では、例えば第5図に示
すように、指定されたバツフア領域のバツフア取
得回数フイールド32から1を減算し(ステツプ
601)、バツフア取得回数フイールド32が0にな
つたか判定する(ステツプ602)。バツフア取得回
数フイールド32が0になつた場合は、バツフア
使用中フラグ31をオフにし、バツフア領域を未
使用状態にする(ステツプ603)。
バツフア取得回数フイールド32が0にならな
かつた場合には、ここでは何もしない。すなわち
解放は行わない。
下位受信手段17が受信したデータが送信デー
タの再送を必要とする否定応答の場合には、送信
データを格納してあるバツフア領域で下位送信手
段16に再送を依頼する。否定応答の格納された
バツフア領域は、バツフア解放手段14に解放を
依頼する。下位受信手段17の受信したデータが
新たな送信データを生成させる必要がある場合に
は、データ生成手段19にデータの生成を依頼す
る。データ生成手段19の動作は送信動作で説明
したとおりである。
受信データが上位層に通知すべきデータなら上
位通知手段18に上位層への通知を依頼する。こ
のとき不要な通信制御情報はこれを削除する。上
位層では、受信データは下位受信手段17で受け
付けられ同様に処理される。
このようにして、受信データを格納したバツフ
ア領域のバツフア取得回数フイールド32は常に
1で動作し、不要となつた時点でただちに解放さ
れる。
送信データを格納したバツフア領域のバツフア
取得回数フイールド32は、送信完了後も送信時
の階層の数を維持し、各層で不要と判定されるご
とに1づつ減算され、全ての層で不要になるまで
バツフア領域は解放されない。
なお、バツフア管理情報域がバツフア領域内に
存在するが、バツフア領域群とバツフア管理情報
領域とを分離しても同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によればデ
ータ転送の際に処理効率を落とさず、共通のバツ
フア領域を使用するので、記憶効率が良くなる。
さらに、複雑なバツフア解放待ち合わせ制御が
不要となる。
本発明は、階層化された通信手順を実行する計
算機システムのバツフア管理方式に用いてきわめ
て有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の中で通信制御装置の位置を示す
図。第2図は本発明の一実施例を示す図。第3図
はバツフア管理情報域を説明するための図。第4
図はバツフア取得手段の詳細な動作を説明するた
めのフローチヤート。第5図はバツフア再取得手
段の詳細な動作を説明するためのフローチヤー
ト。第6図はバツフア解放手段の詳細な動作を説
明するためのフローチヤート。 1…通信制御装置、2…上位CPU、3…メモ
リ装置、11…バツフア領域群、12…バツフア
取得手段、13…バツフア再取得手段、14…バ
ツフア解放手段、15…上位受付手段、16…下
位送信手段、17…下位受信手段、18…上位通
知手段、19…データ生成手段、21…バツフア
管理情報域、22…データ格納域、31…バツフ
ア使用中フラグ、32…バツフア取得回数フイー
ルド、401〜404,501,601〜603
…フローチヤートのステツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 階層化された通信手順により他のシステムと
    の通信を行う通信制御装置を備え、 この通信制御装置は階層化された手順の各層を
    それぞれ制御する層毎のプログラム制御手段と、 送受信するデータを一時格納する複数のバツフ
    ア領域と を備えた通信制御バツフアの管理方式において、 上記バツフア領域の各々についてその使用状況
    を管理するバツフア管理情報域が定義され、 上記層毎のプログラム制御手段は、 層間のデータ転送を上記バツフア領域にデータ
    が格納されたままそのバツフア領域の管理権を転
    送することにより実行する手段と、 上記バツフア管理情報域にそのバツフア領域の 管理の行う階層に対応する番号を付加する手段
    と を含むことを特徴とする通信制御バツフアの管理
    方式。
JP62297078A 1987-11-24 1987-11-24 通信制御バッファの管理方式 Granted JPH01136263A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62297078A JPH01136263A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 通信制御バッファの管理方式

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JP62297078A JPH01136263A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 通信制御バッファの管理方式

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JPH01136263A JPH01136263A (ja) 1989-05-29
JPH056217B2 true JPH056217B2 (ja) 1993-01-26

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ID=17841921

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JP62297078A Granted JPH01136263A (ja) 1987-11-24 1987-11-24 通信制御バッファの管理方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07143133A (ja) * 1993-06-18 1995-06-02 Nec Corp メモリ共用多層プロトコル処理装置

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JPH01136263A (ja) 1989-05-29

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