JP3305769B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3305769B2
JP3305769B2 JP24927692A JP24927692A JP3305769B2 JP 3305769 B2 JP3305769 B2 JP 3305769B2 JP 24927692 A JP24927692 A JP 24927692A JP 24927692 A JP24927692 A JP 24927692A JP 3305769 B2 JP3305769 B2 JP 3305769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば複数の計算
機を用いてジョブを処理する分散処理システムなどの、
非同期放送通信を用いる通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば電算機システムの各分野
においては、要求の多様化および技術の高度化などにと
もなってシステムが大規模化し、かつ複雑化する傾向に
ある。このため、複数の計算機を用いてジョブを処理す
る分散処理システムの需要が高まっている。この種の処
理システムにあっては、各計算機が通信によって互いに
情報の交換(送受信)を行うことから、以降では計算機
を通信主体と呼ぶことにする。
【0003】さて、このような分散処理システムの場
合、複数の通信主体が仮に信頼性の低い通信路で結合さ
れているとすると、メッセージが欠落する事態が発生し
やすい。こうした状況に対しては、欠落したメッセージ
を特定し、そのメッセージを再送することが望まれる。
【0004】そこで、従来においては、通信路を多重化
し、受信メッセージを比較することで信頼性を高めた
り、2つのアプリケーションプログラム間で仮想的に1
対1の通信路を設定し、そのプログラム間で受信確認の
メッセージをやり取りすることによって対応していた。
【0005】しかしながら、通信路を多重化する方法の
場合、多重化された通信路の管理が複雑になり、しかも
複数のメッセージの受信待ち合わせが生じるため、シス
テム全体の処理速度が低下するという問題があった。
【0006】また、仮想的な通信路を用いる方法の場
合、正常時でも受信確認のメッセージを待ち合わせなけ
ればならないため、システム全体の処理速度が低下し、
かつ放送通信が扱えないといった制約を受けるものであ
った。
【0007】この放送通信を実用に供するためには、仮
想的な通信路を設けることなく、かつ待ち合わせなどの
処理のオーバヘッドのない信頼性の高い通信装置を実現
する必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、高い信頼性を持つ通信(放送通信を含む)
を実用化するため、通信路を多重化したり、仮想的な通
信路を設ける方法を用いたが、通信路の管理が複雑にな
ったり、受信確認のためのメッセージやその受信待ち合
わせなどの処理のオーバヘッドが大きくなり、システム
全体の処理速度が低下するなどの欠点があった。そこ
で、この発明は、複雑な操作を要することなく、しかも
処理のオーバヘッドが小さくて済む信頼性の高い通信装
置を提供することを目的としている。
【0009】上記の目的を達成するため、本発明に係る
第1の通信装置は、通信路へメッセージを送出する機能
と通信路上のメッセージを受信する機能とを備えた複数
の通信主体からなる通信装置において、前記通信主体の
各々は、自通信主体と他の通信主体との間でメッセージ
を送受信する毎に送受信回数を累積的に計数して累積計
数値を得る計数手段と、この計数手段により得られた累
積計数値を記憶する記憶手段と、自通信主体から前記通
信路へ送出するメッセージに前記記憶手段に記憶されて
いる最新の累積計数値を付加する付加手段と、前記記憶
手段に記憶されている累積計数値と自通信主体で受信し
た前記通信路上のメッセージに付加されている累積計数
値とを比較し、該受信したメッセージに付加されている
累積計数値が前記記憶手段に記憶されている累積計数値
より大きいとき、自通信主体で受信すべきメッセージの
欠落が起こっていると判断する判断手段とを具備したこ
とを特徴とする。また、第1の通信装置において、前記
通信主体の各々は、前記判断手段が自通信主体で受信す
べきメッセージの欠落が起こっていると判断した場合
に、その欠落したメッセージの再送要求を行う再送要求
手段とを更に具備したことを特徴とする。また、第1の
通信装置において、前記通信主体の各々は、他の通信主
体からメッセージの再送要求を受信した場合に、再送要
求がなされているメッセージを特定するとともに、自通
信主体がその特定されたメッセージの送信元であるか否
かを判断し、自通信主体が送信元であればその特定され
たメッセージを再送する再送手段を更に具備したことを
特徴とする。
【0010】本発明に係る第2の通信装置は、通信路へ
メッセージを送出する機能と通信路上のメッセージを受
信する機能とを備えた複数の通信主体からなる通信装置
において、前記通信主体の各々は、自通信主体と他の通
信主体との間でメッセージを送受信する毎に送受信回数
を累積的に計数して累積計数値を得る計数手段と、この
計数手段により得られた累積計数値を記憶する記憶手段
と、自通信主体から前記通信路へ送出するメッセージに
前記記憶手段に記憶されている最新の累積計数値を付加
する付加手段と、前記記憶手段に記憶されている累積計
数値と自通信主体で受信した前記通信路上のメッセージ
に付加されている累積計数値とを比較し、該受信したメ
ッセージに付加されている累積計数値が前記記憶手段に
記憶されている累積計数値より小さいとき、該受信した
メッセージを前記通信路へ送出した通信主体で受信べき
メッセージの欠落が起こっていると判断する判断手段と
を具備したことを特徴とする。また、第2の通信装置に
おいて、前記通信主体の各々は、前記判断手段が前記メ
ッセージを前記通信路へ送出した通信主体で受信すべき
メッセージの欠落が起こっていると判断した場合に、そ
の欠落したメッセージを特定するとともに、自通信主体
がその特定されたメッセージの送信元であるか否かを判
断し、自通信主体が送信元であればその特定されたメッ
セージを再送する再送手段を更に具備したことを特徴と
する。さらに、第1または第2の通信装置において、前
記記憶手段は、前記計数手段により得られた累積計数値
の履歴を記憶するとともに、該累積計数値のうち自通信
主体が送信元であるメッセージに対応する累積計数値に
対応させて、該メッセージを格納する送信メッセージバ
ッファへのポインタを記憶することを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明は、上記した手段により、通信主体に
おけるメッセージの欠落を推定し、かつその欠落してい
ると思われるメッセージを特定できるようになるため、
通信主体間での受信確認のための通信やその受信待ち合
わせが不要となり、処理のオーバヘッドを極力小さくし
ながらも欠落したメッセージの再送が可能となるもので
ある。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかるシステムの概
略構成を示すものである。このシステムは、通信路1
と、これに接続された複数の通信主体(計算機)2a,
2b,2c,〜とからなっている。
【0013】通信主体2a,2b,2c,〜のそれぞれ
は、各通信主体ごとに固有の処理を実行する本処理部3
と、上記の通信路1に接続されて通信主体間での放送に
よる情報の交換を実行する通信処理部4とによって構成
されている。
【0014】すなわち、通信主体2a,2b,2c,〜
の各本処理部3は、それぞれの通信処理部4を介して通
信路1にメッセージを送出、あるいは通信路1上のメッ
セージを受け入れることによって、他の通信主体との間
で情報交換を行うようになっている。図2は、通信主体
2aを例に、本処理部3および通信処理部4の構成を概
略的に示すものである。
【0015】本処理部3は、ここでの処理を担当するC
PU(Central Processing Uni
t)3a、ROM(Read Only Memor
y)3b、RAM(Random Access Me
mory)3c、およびこれらを接続するシステムバス
3dを有して構成されている。
【0016】通信処理部4は、ここでの処理を担当する
CPU4a、ROM4b、RAM4c、DMA(Dyn
amic Memory Access)コントローラ
4d、SCU(Serial Communicati
on Unit)4e、これらを接続するローカルバス
4f、上記SCU4eと通信路1との間に設けられたラ
インレシーバ(Line Receiver)4gおよ
びラインドライバ(Line Driver)4hを有
して構成されている。
【0017】しかして、送出すべき送信メッセージは、
SCU4eを経由して通信路1上に送出され、通信路1
上の受信メッセージは、SCU4eを経由して受け入れ
られる。
【0018】なお、通信処理部4のDMAコントローラ
4dは、上記本処理部3のシステムバス3dにも接続さ
れており、このDMAコントローラ4dを介して本処理
部3と通信処理部4との間のメッセージ交換が行われる
ようになっている。図3は、上記した通信処理部4の構
成を機能ブロック化して示すものである。
【0019】すなわち、通信処理部4は、通信累積量付
加手段11、送信処理部12、通信履歴テーブル13、
通信累積量計数手段14、送受信メッセージバッファ1
5、通信累積量比較手段16、および受信処理部17の
各ブロックからなっている。
【0020】上記通信累積量付加手段11は、メッセー
ジの送出時に、前記本処理部3からのメッセージ本体に
上記通信累積量計数手段14を介して得られる最新の通
信累積量を付加して送信メッセージを生成するととも
に、その送信メッセージの送出(放送)を送信処理部1
2に対して依頼するものである。上記送信処理部12
は、上記通信累積量付加手段11にて生成された送信メ
ッセージの、前記通信路1への送出にかかる処理を行う
ものである。
【0021】上記通信履歴テーブル13は、送受される
メッセージに付加された通信累積量と、上記送受信メッ
セージバッファ15中の送信メッセージバッファ内に一
時的に記憶される送信メッセージのポインタアドレスを
記録するレコードとから構成されるものである。
【0022】上記通信累積量計数手段14は、上記通信
履歴テーブル13および送受信メッセージバッファ15
を管理するものであり、上記通信累積量付加手段11ま
たは通信累積量比較手段16からの指示にもとづいて処
理を行うものである。
【0023】上記送受信メッセージバッファ15は、上
記送信処理部12により送出されるメッセージ本体を順
に記憶する送信メッセージバッファと、上記通信累積量
比較手段16によって受信ミス(メッセージの欠落)が
検出されたときに、受信メッセージを記憶しておくため
の再送待ちキューよりなる。
【0024】上記通信累積量比較手段16は、上記受信
処理部17を介して受け入れた受信メッセージに付加さ
れている通信累積量と、上記通信履歴テーブル13上に
記録されている通信累積量とを比較することによって送
信メッセージの受信ミスを検出するとともに、正常に受
信した受信メッセージを前記本処理部3に送るものであ
る。
【0025】上記受信処理部17は、他の通信主体より
送出された送信メッセージを前記通信路1より受け入
れ、これを受信メッセージとして上記通信累積量比較手
段16に送るものである。
【0026】ちなみに、上記通信累積量比較手段16で
受信ミスが検出された場合は、上記通信累積量計数手段
14に対して、通信累積量比較手段16より再送すべき
メッセージの通信累積量の指定と再送の要求とが行われ
る。
【0027】そして、上記通信累積量比較手段16から
再送の要求が行われた場合は、上記通信累積量計数手段
14により、上記通信履歴テーブル13および送受信メ
ッセージバッファ15中の送信メッセージバッファから
上記の指定に対応する通信累積量を付加して送出したメ
ッセージが求められるとともに、欠落メッセージとして
の送信メッセージを再生成し直して送出するよう、もし
くは再送要求メッセージを送出するよう、上記通信累積
量付加手段11に対して指示が出される。図4は、上記
した通信履歴テーブル13と送受信メッセージバッファ
15中の送信メッセージバッファとの関係を示すもので
ある。
【0028】通信履歴テーブル13は、たとえばリング
バッファとして用いられるもので、送受信したメッセー
ジ(メッセージの詳細については後述する)に付加され
た通信累積量Taと、前記した送信メッセージバッファ
中における各送信メッセージの記憶領域へのポインタア
ドレスなるレコードを複数保持するバッファポインタT
bとからなっている。
【0029】ここで、通信累積量Taとは、それぞれの
通信主体2a,2b,2c,〜が送受信したメッセージ
の累積値であり、ここでは、システムの立ち上げ後にお
ける、全システム中での送受信の回数、つまり何回目の
通信かを示す送受信回数となっている。
【0030】バッファポインタTbは、再送の要求に対
応する欠落メッセージ(欠落したと思われる送信メッセ
ージ)を再送する際に使用するもので、たとえば通信累
積量Taに送受信回数を用いた場合には、送信メッセー
ジバッファ中のそれぞれの送信メッセージが格納された
バッファ領域の先頭アドレスとなっている。
【0031】ポインタTbの値が「−1」とあるのは、
対応する通信累積量Taをもつメッセージが他の通信主
体からの受信メッセージであることを指すものである。
すなわち、送信メッセージバッファに記憶されるのは送
信メッセージのみであり、受信メッセージには送信メッ
セージバッファのアドレスが存在しないことによる。
【0032】図4では、通信累積量Taの「0」と
「2」を付加したメッセージを送信し、通信累積量Ta
の「1」と「3」の付加されたメッセージを受信したと
きの、通信履歴テーブルと送信メッセージバッファの状
態を示している。
【0033】なお、上記した通信累積量Taとしては、
本実施例で用いた送受信の回数の他に、たとえばチェッ
クサム値またはメッセージ長などを採用することも可能
である。図5は、送受信されるメッセージ(正常時)の
フォーマット例を示すものである。
【0034】メッセージMは、たとえば送信先Ma、送
信元Mb、前記通信履歴テーブル13内の通信累積量T
aに相当する値がセットされる通信累積量部Mc、通信
のモードを示す値がセットされる通信フラグMd、およ
びメッセージ本体Meの5つの項より構成されている。
【0035】通信フラグMdとしては、たとえば正常
(通常)時にセットされる「正常」、再送を要求する
「再送要求」、および再送時にセットされる「再送」の
3つの値が用意されている。次に、上記した構成におけ
る動作について説明する。図6は、メッセージの放送に
かかる処理の流れを示すものである。
【0036】たとえば今、通信主体2aからメッセージ
を放送する場合、通信主体2aの本処理部3からの送信
要求が、通信処理部4内の通信累積量付加手段11に渡
される。
【0037】すると、送信すべきメッセージは、通信累
積量計数手段14を介して送受信メッセージバッファ1
5に送られ、送信メッセージバッファ内に保存される
(ステップ601)。また、その保存されたバッファ領
域の先頭アドレスが引き数とされ、これにより通信履歴
テーブル13上の最新の通信累積量Taが要求される
(ステップ602)。
【0038】すなわち、通信履歴テーブル13に送られ
た送信メッセージが保存されたバッファの先頭アドレス
は、その最新の通信累積量Taを示すレコードのバッフ
ァポインタTbのエリアに登録される(ステップ60
3)。そして、その最新の通信累積量Taの値が、通信
累積量計数手段14を介して通信累積量付加手段11に
戻される(ステップ604)。
【0039】こうして、得られた最新の通信累積量Ta
が送信メッセージMの通信累積量部Mcの値として、ま
た通信フラグMdに「正常」が、さらに送信メッセージ
本体がメッセージ本体Meにセットされることによって
送信メッセージMが構成される(ステップ605)。
【0040】この後、この送信メッセージMは、送信処
理部12を経由して前記の通信路1上に送出されること
により、通信主体2aからの放送が行われる(ステップ
606)。なお、再送時には、通信フラグMdとして
「再送」がセットされた再送メッセージが、送信処理部
12を経由して通信路1上に放送されることになる。
【0041】また、再送要求時には、通信フラグMdと
して「再送要求」がセットされた再送要求メッセージ
が、送信処理部12を経由して通信路1上に放送される
ことになる。図7は、メッセージの受信にかかる処理の
流れを示すものである。
【0042】まず、前記の送信メッセージMを、たとえ
ば通信主体2bが受信する場合について説明すると、通
信路1上を放送される当該メッセージMは、通信主体2
bの通信処理部4によって受信される(ステップ70
1)。
【0043】そして、受信処理部17にて受け入れら
れ、さらに通信累積量比較手段16に渡されることによ
り、その受信メッセージMについての正しさの確認が行
われる。すなわち、受け取った受信メッセージMに付加
されている通信フラグMdの値に応じて、以下の処理が
個々に行われる(ステップ702)。
【0044】たとえば、通信フラグMdの値が「正常」
の場合には、メッセージの欠落がないか否かが、受信メ
ッセージM中の通信累積量部Mcの値と通信履歴テーブ
ル13中の最新の通信累積量Taの値との比較によりチ
ェックされる(ステップ706)。
【0045】この場合、受信メッセージM中の通信累積
量部Mcの値と、通信累積量計数手段14を介して得ら
れる通信履歴テーブル13中の最新の通信累積量Taの
値とが等しければ、メッセージの欠落はなく、正しく受
信されているとみなされる(ステップ707)。等しく
なければ、メッセージの欠落が生じていると判断され、
後述する再送要求の処理が行われる。
【0046】受信メッセージM中の通信累積量部Mcの
値と、通信累積量計数手段14を介して得られる通信履
歴テーブル13中の最新の通信累積量Taの値とが等し
く、正しく受信されていることが確認されると、通信累
積量比較手段16から通信累積量計数手段14に正常受
信が伝えられる。
【0047】これにより、通信履歴テーブル13内の最
新の通信累積量Taに対応するバッファポインタTbに
受信メッセージMの受信済みを示す「−1」の値がセッ
トされるとともに、さらに最新の通信累積量Taの値に
「1」を加えた新たな通信累積量Taが次のレコードに
セットされる(ステップ708)。
【0048】また、この正常受信の判断によって、当該
受信メッセージMが本処理部3に渡されることにより、
本処理部3による受信メッセージ処理が行われる(ステ
ップ709)。なお、前記の送信メッセージMは、通信
主体2c,〜によっても同様にして受信され、同様に処
理されることになる。続いて、メッセージの欠落が生じ
てメッセージの再送が必要となる場合について説明す
る。
【0049】ここでは、たとえば存在する3つの通信主
体2a,2b,2cにおいて、通信主体2aが通信主体
2cからのメッセージm0の受信を1つミスし、各通信
主体2a,2b,2cで管理される通信履歴テーブル1
3の最新の通信累積量(初期値は「0」)Taの値がそ
れぞれ「0」,「1」,「1」となっている状態で、さ
らに通信主体2bが新たに通信累積量部Mcの値として
「1」を付加したメッセージm1を送信する場合を例に
示す。
【0050】今、通信主体2aによって通信主体2bか
らのメッセージm1が受信されたとする。すると、上記
したステップ706での通信累積量のチェックにより、
通信累積量Taの値が「0」に相当するメッセージが1
つ欠落していることが、受信メッセージm1中の通信累
積量部Mcの値(「1」)と、自己が管理する通信履歴
テーブル13上の最新の通信累積量Taの値(「0」)
とから判断される。
【0051】この場合、ステップ707にて通信累積量
エラーとなって、上記の通信累積量部Mcの値と通信累
積量Taの値との大小関係により、次の処理が選択的に
行われる(ステップ710)。
【0052】すなわち、受信メッセージm1中の通信累
積量部Mcの値と、通信累積量計数手段14を介して得
られる通信履歴テーブル13上の最新の通信累積量Ta
の値との比較結果により、受信メッセージm1中の通信
累積量部Mcの値の方が大きい場合には、当該受信メッ
セージm1を通信累積量計数手段14を介して送受信メ
ッセージバッファ15中の再送待ちキュー(queu
e)に登録する(ステップ711)。
【0053】そして、欠落メッセージ再送のため、通信
履歴テーブル13上の最新の通信累積量Taの値「0」
に相当するメッセージm0の再送要求の依頼が、通信累
積量付加手段11を経由して送信処理部12に対して行
われる(ステップ712)。
【0054】この再送要求が行われると、再送要求メッ
セージとして、通信フラグMdに「再送要求」がセット
され、通信累積量部Mcに通信累積量計数手段14を介
して通信累積量比較手段16にて検出された欠落メッセ
ージに付加されていた通信累積量の値「0」がセットさ
れた後、通信路1上に送出されて全通信主体2b,2c
に向けて放送される(ステップ713)。
【0055】これに対し、通信主体2b,2cで再送要
求メッセージが受信されると(ステップ701)、その
メッセージは受信処理部17を介して通信累積量比較手
段16に渡される。そして、メッセージ中の通信フラグ
Mdが「再送要求」であることが判断されることにより
(ステップ702)、各通信主体2b,2cにおいて欠
落したメッセージの検索が行われる(ステップ71
6)。
【0056】すなわち、再送要求メッセージ中の通信累
積量部Mcの値「0」に該当する、通信履歴テーブル1
3上の通信累積量Taに相当するバッファポインタTb
より、再送すべきメッセージは自通信主体が放送したも
のであるか否かの検索が行われる(ステップ717)。
【0057】この場合、通信主体2bでは、当該バッフ
ァポインタTbの値「−1」より、そのメッセージm0
を受信していることが判断されるため、メッセージm0
は放送していないとして処理が終了される。
【0058】一方、通信主体2cでは、当該バッファポ
インタTbとして、再送すべきメッセージm0が保存さ
れている送信メッセージバッファの先頭アドレスが記録
されていることにより、そのメッセージm0を送信して
いることが判断される。
【0059】すると、再送すべきメッセージの先頭アド
レスと欠落メッセージを特定する通信累積量Taの値
「0」を引き数とする再送要求とが、通信累積量計数手
段14から通信累積量付加手段11を経由して送信処理
部12に送られる(ステップ718)。
【0060】これにより、バッファ15中の送信メッセ
ージバッファの指定のアドレスより対応するメッセージ
m0が読み出され、それにモードを「再送」とする通信
フラグMd、通信累積量の値を「0」とする通信累積量
部Mc、および再送を要求した通信主体2aとしての送
信先Maなどが付加された後、通信路1上に送出される
ことにより、通信主体2cより再送メッセージm0´が
放送される(ステップ719)。
【0061】この通信主体2cからの再送メッセージm
0´が通信主体2aで受信されると(ステップ70
1)、当該メッセージm0´は、受信処理部17を介し
て通信累積量比較手段16に渡される。
【0062】そして、メッセージm0´中の通信フラグ
Mdが「再送」であることが判断されることにより(ス
テップ702)、当該メッセージm0´は、通信累積量
比較手段16から本処理部3に渡され受信処理される
(ステップ703)。
【0063】この後、上記ステップ711にて送受信メ
ッセージバッファ15a中の再送待ちキューに登録され
た受信メッセージm1が存在する場合には(ステップ7
04)、その再送待ちとなっていた受信メッセージm1
を通信累積量計数手段14を介して受け取り、本処理部
3に渡し受信処理する(ステップ705)。
【0064】ここで、再送待ちキューに登録されている
受信メッセージm1とは、本来は、通信主体2aで欠落
したメッセージm0の後に受信すべきメッセージであ
り、再送されたメッセージm0´の後に処理すべきメッ
セージである。したがって、このように順序が逆となっ
て先に受信されたメッセージを再送待ちキユーに登録し
ておくことで、送信の順序にそった正しい順序での処理
が可能となる。このようにして、受信をミスした通信主
体が他の通信主体からの正常なメッセージを受信する場
合には、同様に処理が進められる。
【0065】なお、メッセージ受信ミスサイトがメッセ
ージを受信した場合(通信履歴テーブル13上の最新の
通信累積量Taが受信メッセージ中の通信累積量部Mc
の値よりも小さいとき)の、たとえば上述した受信をミ
スしている通信主体2aが、正常な他の通信主体2b,
2cからのメッセージを受信した場合の、受信ミスの検
出と再送処理の流れを、図8に示している。
【0066】また、図9に、上記のメッセージm0´の
再送処理完了後の各通信主体2a,2b,2cにおけ
る、通信履歴テーブル13と送受信メッセージバッファ
15中の送信メッセージバッファの内容とを示してい
る。最後に、メッセージの欠落が生じている通信主体が
メッセージを送信し、正常な通信主体でそのメッセージ
を受信する場合について説明する。
【0067】ここでは、たとえば通信主体2aが通信主
体2cからのメッセージm2の受信を1つミスし、各通
信主体2a,2b,2cで管理される通信履歴テーブル
13の最新の通信累積量(初期値は「0」)Taの値が
それぞれ「0」,「1」,「1」となっている状態で、
さらに通信主体2aが新たに通信累積量部Mcの値とし
て「0」がセットされたメッセージm3を送信した場合
を例に示す。
【0068】今、通信主体2aから新たなメッセージm
3が放送されたとする。この場合、通信主体2aでは受
信のミスを知らないため、通信フラグMdに「正常」が
セットされ、通信累積量部Mcに通信履歴テーブル13
上の最新の通信累積量Taとしての「0」が付加された
メッセージm3が放送される。
【0069】このとき、通信主体2bは、通信主体2c
からのメッセージm2をすでに受信した状態となってい
るため、その通信履歴テーブル13中の最新の通信累積
量Taの値は「1」となっている。したがって、通信主
体2aからのメッセージm3の受信時においては、上記
ステップ706での通信累積量のチェックによってメッ
セージの欠落が生じていることが、受信メッセージm3
中の通信累積量部Mcの値(「0」)と、自己が管理す
る通信履歴テーブル13上の最新の通信累積量Taの値
(「1」)とから判断される。
【0070】この場合、ステップ707にて通信累積量
エラーとなって、上記の通信累積量部Mcの値と通信累
積量Taの値との大小関係により、次の処理が選択的に
行われる(ステップ710)。
【0071】すなわち、受信メッセージm3中の通信累
積量部Mcの値と、通信累積量計数手段14を介して得
られる通信履歴テーブル13上の最新の通信累積量Ta
の値との比較の結果により、受信メッセージm3中の通
信累積量部Mcの値の方が小さい場合には、送信元であ
る通信主体2aでメッセージの欠落が生じていることが
判断される。
【0072】そして、通信主体2bでは、その受信メッ
セージm3が正常受信時と同様に通信履歴テーブル13
上に登録された後(ステップ714)、さらに受信メッ
セージは本処理部3に渡され受信処理が行われる(ステ
ップ715)。
【0073】また、再送要求メッセージの受信時と同様
に、通信主体2aで受信ミスとなった欠落メッセージの
送信元を特定すべく、自身(通信主体2b)において欠
落していると思われる送信メッセージの検索が行われる
(ステップ716)。
【0074】すなわち、受信メッセージm3中の通信累
積量部Mcの値「0」に該当する、通信履歴テーブル1
3上の通信累積量Taに相当するバッファポインタTb
より、欠落メッセージは自通信主体が放送したものであ
るか否かの検索が行われる。
【0075】この場合、通信主体2bでは、当該バッフ
ァポインタTbの値「−1」より、そのメッセージm2
を受信していることが判断されるため、メッセージm2
の送信元でないとして処理が終了される(ステップ71
7)。
【0076】一方、通信主体2cは、通信累積量部Mc
に「0」を付加したメッセージm2の送信元であるた
め、その通信履歴テーブル13上の最新の通信累積量T
aの値は「1」となっている。したがって、通信主体2
aからのメッセージm3の受信時においては、上記ステ
ップ706での通信累積量のチェックにより、同様にメ
ッセージの欠落が生じていることが、受信メッセージm
3中の通信累積量部Mcの値(「0」)と、自己が管理
する通信履歴テーブル13上の最新の通信累積量Taの
値(「1」)とから判断される。
【0077】そして、ステップ707にて通信累積量エ
ラーとなり、さらにステップ710にて受信メッセージ
m3中の通信累積量部Mcの値と、通信累積量計数手段
14を介して得られる通信履歴テーブル13上の最新の
通信累積量Taの値との比較の結果により、受信メッセ
ージm3中の通信累積量部Mcの値の方が小さい場合に
は、送信元である通信主体2aでメッセージの欠落が生
じていることが判断される。
【0078】この場合、通信主体2bでは、その受信メ
ッセージm3が正常受信時と同様に通信履歴テーブル1
3上に登録された後(ステップ714)、さらに受信メ
ッセージは本処理部3に渡され受信処理が行われる(ス
テップ715)。
【0079】また、再送要求メッセージの受信時と同様
に、通信主体2aで受信ミスとなった欠落メッセージの
送信元を特定すべく、自身(通信主体2c)において欠
落していると思われる送信メッセージの検索が行われる
(ステップ716)。
【0080】すなわち、受信メッセージm3中の通信累
積量部Mcの値「0」に該当する、通信履歴テーブル1
3上の通信累積量Taに相当するバッファポインタTb
より、欠落メッセージは自通信主体が放送したものであ
るか否かの検索が行われる。
【0081】この場合、通信主体2cでは、当該バッフ
ァポインタTbとして、通信累積量部Mcに「0」を付
加したメッセージm2が保存されている送信メッセージ
バッファの先頭アドレスが記録されていることにより、
そのメッセージm2を送信していることが判断される。
【0082】すると、再送すべきメッセージの先頭アド
レスと欠落メッセージを特定する通信累積量Taの値
「0」を引き数とする再送要求とが、通信累積量付加手
段11を経由して送信処理部12に送られる(ステップ
718)。
【0083】これにより、バッファ15の指定のアドレ
スより対応するメッセージm2が読み出され、それにモ
ードを「再送」とする通信フラグMd、通信累積量の値
を「0」とする通信累積量部Mc、およびメッセージの
欠落している通信主体2aとしての送信先Maなどが付
加された後、通信路1上に送出されることにより、通信
主体2cより再送メッセージm2´が放送される(ステ
ップ719)。
【0084】この通信主体2cからの再送メッセージm
2´が通信主体2aで受信されると(ステップ70
1)、当該メッセージm2´は、受信処理部17を介し
て通信累積量比較手段16に渡される。
【0085】そして、メッセージm2´中の通信フラグ
Mdが「再送」であることが判断されることにより(ス
テップ702)、当該メッセージm2´は、通信累積量
比較手段16から本処理部3に渡され受信処理される
(ステップ703)。このようにして、受信をミスした
通信主体が他の通信主体に正常なメッセージを送信する
場合には、同様に処理が進められる。
【0086】上記の場合、通信主体2aでのメッセージ
の受信の順序はメッセージm3,メッセージm2の順と
なり、他の通信主体2b,2cではメッセージm2,メ
ッセージm3の順となっている。
【0087】このように、全通信主体2a,2b,2c
は同一順序で各メッセージを受信することはできない
が、通信主体2aが受信ミスしたにもかかわらず、メッ
セージを送信できるのは、通信主体2aでのメッセージ
m3の送信処理がメッセージm2に依存していないため
であり、もし依存していたならば、メッセージm2を受
信しない限り、メッセージm3を送信することはできな
い。
【0088】たとえば、メッセージに処理の依存関係が
ない場合には、分散処理システムで問題となる処理の非
決定性の問題と等価に扱うことができる、つまり実行タ
イミングによって処理の実行順序が変わってしまい、処
理の度に結果が異なるという問題であり、メッセージの
受信ミスの有無とは直接的に関連性がないので、ここで
は扱っていない。
【0089】すなわち、通信装置としては、メッセージ
に依存関係が存在する場合にはその順序を保証するが、
そうでない場合には、すべてのメッセージを全通信主体
が受信ミスなく受信できることを保証することができ
る。
【0090】なお、メッセージ受信ミスサイトがメッセ
ージを送信した場合(通信履歴テーブル13上の最新の
通信累積量Taが受信メッセージ中の通信累積量部Mc
の値よりも大きいとき)の、たとえば上述した受信をミ
スしている通信主体2aが、正常な他の通信主体2b,
2cにメッセージを送信した場合の、受信ミスの検出と
再送処理の流れを、図10に示している。
【0091】上記したように、受け入れたメッセージの
累積量からそれを送出した通信主体におけるメッセージ
の欠落を推定し、かつその欠落していると思われるメッ
セージを特定できるようにしている。
【0092】すなわち、放送するメッセージの送受信回
数を管理するとともに、これと受信したメッセージに付
加されている送受信回数とを比較することにより、メッ
セージの受信ミスの有無を検出するようにしている。こ
れにより、通信主体間での受信確認のための通信やその
受信待ち合わせを必要とすることなく、しかも処理のオ
ーバヘッドを極力小さくしながらも欠落したメッセージ
の再送が可能となる。したがって、アクノレッジを得ら
れないような場合の分散システムにおいて、より確実性
の高い放送通信を実現できるものである。なお、この発
明は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨
を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿
論である。
【0093】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、複雑な操作を要することなく、しかも処理のオーバ
ヘッドが小さくて済む信頼性の高い通信装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるシステムの概略構
成を示すブロック図。
【図2】同じく、本処理部および通信処理部の構成を概
略的に示すブロック図。
【図3】同じく、通信処理部の構成を機能ブロック化し
て示す図。
【図4】同じく、通信履歴テーブルと送信メッセージバ
ッファとの関係を示す図。
【図5】同じく、送受信されるメッセージ(正常時)の
フォーマット例を示す図。
【図6】同じく、メッセージの放送にかかる処理の流れ
を説明するために示すフローチャート。
【図7】同じく、メッセージの受信にかかる処理の流れ
を説明するために示すフローチャート。
【図8】同じく、メッセージ受信ミスサイトがメッセー
ジを受信した場合の、受信ミスの検出と再送処理の流れ
を説明するために示す図。
【図9】同じく、メッセージ受信ミスサイトがメッセー
ジを受信した場合の、再送処理完了後の各通信主体にお
ける、通信履歴テーブルと送信メッセージバッファの内
容とを示す図。
【図10】同じく、メッセージ受信ミスサイトがメッセ
ージを送信した場合の、受信ミスの検出と再送処理の流
れを説明するために示す図。
【符号の説明】
1…通信路、2a,2b,2c…通信主体、3…本処理
部、4…通信処理部、11…通信累積量付加手段、12
…送信処理部、13…通信履歴テーブル、14…通信累
積量計数手段、15…送受信メッセージバッファ、16
…通信累積量比較手段、17…受信処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路へメッセージを送出する機能と通
    信路上のメッセージを受信する機能とを備えた複数の通
    信主体からなる通信装置において、 前記通信主体の各々は、 自通信主体と他の通信主体との間でメッセージを送受信
    する毎に送受信回数を累積的に計数して累積計数値を得
    る計数手段と、 この計数手段により得られた累積計数値を記憶する記憶
    手段と、 自通信主体から前記通信路へ送出するメッセージに前記
    記憶手段に記憶されている最新の累積計数値を付加する
    付加手段と、 前記記憶手段に記憶されている累積計数値と自通信主体
    で受信した前記通信路上のメッセージに付加されている
    累積計数値とを比較し、該受信したメッセージに付加さ
    れている累積計数値が前記記憶手段に記憶されている累
    積計数値より大きいとき、自通信主体で受信すべきメッ
    セージの欠落が起こっていると判断する判断手段とを具
    備したことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記通信主体の各々は、前記判断手段が
    自通信主体で受信すべきメッセージの欠落が起こってい
    ると判断した場合に、その欠落したメッセージの再送要
    求を行う再送要求手段とを更に具備したことを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記通信主体の各々は、他の通信主体か
    らメッセージの再送要求を受信した場合に、再送要求が
    なされているメッセージを特定するとともに、自通信主
    体がその特定されたメッセージの送信元であるか否かを
    判断し、自通信主体が送信元であればその特定されたメ
    ッセージを再送する再送手段を更に具備したことを特徴
    とする請求項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 通信路へメッセージを送出する機能と通
    信路上のメッセージを受信する機能とを備えた複数の通
    信主体からなる通信装置において、 前記通信主体の各々は、 自通信主体と他の通信主体との間でメッセージを送受信
    する毎に送受信回数を累積的に計数して累積計数値を得
    る計数手段と、 この計数手段により得られた累積計数値を記憶する記憶
    手段と、 自通信主体から前記通信路へ送出するメッセージに前記
    記憶手段に記憶されている最新の累積計数値を付加する
    付加手段と、 前記記憶手段に記憶されている累積計数値と自通信主体
    で受信した前記通信路上のメッセージに付加されている
    累積計数値とを比較し、該受信したメッセージに付加さ
    れている累積計数値が前記記憶手段に記憶されている累
    積計数値より小さいとき、該受信したメッセージを前記
    通信路へ送出した通信主体で受信すべきメッセージの欠
    落が起こっていると判断する判断手段とを具備したこと
    を特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 前記通信主体の各々は、前記判断手段が
    前記メッセージを前記通信路へ送出した通信主体で受信
    べきメッセージの欠落が起こっていると判断した場合
    に、その欠落したメッセージを特定するとともに、自通
    信主体がその特定されたメッセージの送信元であるか否
    かを判断し、自通信主体が送信元であればその特定され
    たメッセージを再送する再送手段を更に具備したことを
    特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は、前記計数手段により得
    られた累積計数値の履歴を記憶するとともに、該累積計
    数値のうち自通信主体が送信元であるメッセージに対応
    する累積計数値に対応させて、該メッセージを格納する
    送信メッセージバッファへのポインタを記憶するもので
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記
    載の通信装置。
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