JPH0562055B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0562055B2 JPH0562055B2 JP21800184A JP21800184A JPH0562055B2 JP H0562055 B2 JPH0562055 B2 JP H0562055B2 JP 21800184 A JP21800184 A JP 21800184A JP 21800184 A JP21800184 A JP 21800184A JP H0562055 B2 JPH0562055 B2 JP H0562055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible tube
- pipe
- partition plates
- substantially elliptical
- elliptical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 45
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 18
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 6
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 5
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C53/00—Shaping by bending, folding, twisting, straightening or flattening; Apparatus therefor
- B29C53/22—Corrugating
- B29C53/30—Corrugating of tubes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C67/00—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
- B29C67/0014—Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 for shaping tubes or blown tubular films
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、略楕円形フレキシブルチユーブの製
造方法及びその製造装置に関するものである。
造方法及びその製造装置に関するものである。
一般に、自動車エンジンのマニホールドと触媒
コンバータ（又はマフラ）との間には、両者間の
相対変位を吸収するため及び保温のために、フレ
キシブルチユーブが取り付けられている。
コンバータ（又はマフラ）との間には、両者間の
相対変位を吸収するため及び保温のために、フレ
キシブルチユーブが取り付けられている。
然し、この種のフレキシブルチユーブは、断面
形状が真円であるため、車高が高くないと接地し
てしまうという不具合がある。
形状が真円であるため、車高が高くないと接地し
てしまうという不具合がある。
そこで、小径にしたフレキシブルチユーブを採
用することが提案されているが、それでは排気抵
抗が大きくなると共に、排気量が小さくなり、好
ましくない。
用することが提案されているが、それでは排気抵
抗が大きくなると共に、排気量が小さくなり、好
ましくない。
次に、従来の真円のフレキシブルチユーブを成
形する場合を、第７図に基づいて説明する。
形する場合を、第７図に基づいて説明する。
パイプｅを載置するための複数の仕切板ｂが、
二つ割りの型ａ内に対峙して挿着されている。
二つ割りの型ａ内に対峙して挿着されている。
この仕切板ｂには、半円状に切り欠いた凹部ｃ
が形成されており、二つ割りの型ａを合わせた
時、パイプｅが丁度凹部ｃ内に内包されるように
なつている。
が形成されており、二つ割りの型ａを合わせた
時、パイプｅが丁度凹部ｃ内に内包されるように
なつている。
型ａの両端には、パイプｅを取り付けるための
芯金ｄが設けられている。
芯金ｄが設けられている。
芯金ｄは、パイプｅに加圧油を導入するための
孔を有しており、パイプｅを固定すると共に、パ
イプｅに所望の液圧を掛けることができるように
なつている。
孔を有しており、パイプｅを固定すると共に、パ
イプｅに所望の液圧を掛けることができるように
なつている。
このように構成された型ａにパイプｅを載置
し、芯金ｄで両端を固定すると共に、型ａを閉
じ、芯金ｄからパイプｅ内に所望の液圧を加え
る。
し、芯金ｄで両端を固定すると共に、型ａを閉
じ、芯金ｄからパイプｅ内に所望の液圧を加え
る。
液圧は、パイプｅに均等に加わるので、仕切板
ｂに規制される部分は、くびれ部ｇとなり、その
他の部分は、一定の高さの膨張部ｆとなる。
ｂに規制される部分は、くびれ部ｇとなり、その
他の部分は、一定の高さの膨張部ｆとなる。
これまでの工程を通常フリーバルジ工程と称し
ている。
ている。
次に、パイプｅに掛ける液圧をフリーバルジ工
程時よりは下げた状態で、一方の芯金ｄを他方の
芯金ｄ方向に押圧する。
程時よりは下げた状態で、一方の芯金ｄを他方の
芯金ｄ方向に押圧する。
これに伴い、各仕切板ｂがくびれ部ｇを節とし
てパイプｅの膨張部ｆを押圧し、各膨張部ｆは順
次押し潰され、蛇腹状のフレキシブルチユーブが
形成される。
てパイプｅの膨張部ｆを押圧し、各膨張部ｆは順
次押し潰され、蛇腹状のフレキシブルチユーブが
形成される。
この工程を通常成形バルジ工程と称している。
このように真円のフレキシブルチユーブは、フ
リーバルジ工程と成形バルジ工程とを同一の型で
行うことができる。
リーバルジ工程と成形バルジ工程とを同一の型で
行うことができる。
然し、例えば、第８図及び第９図に示す如き上
下面ｉが平らとなつた略楕円形状のフレキシブル
チユーブｈにおいては、下記に示すような理由か
ら、上記真円のフレキシブルチユーブのように同
一の型でフリーバルジ工程と成形バルジ工程とを
行うことができなかつた。
下面ｉが平らとなつた略楕円形状のフレキシブル
チユーブｈにおいては、下記に示すような理由か
ら、上記真円のフレキシブルチユーブのように同
一の型でフリーバルジ工程と成形バルジ工程とを
行うことができなかつた。
上記の如き略楕円形状のフレキシブルチユーブ
を得るには、先ず、フリーバルジ工程にて略楕円
形状のパイプの外周部に一定の高さの等ピツチの
膨張部を形成するが、この時、第１０図のように
パイプを膨張部形状と同じ形状の外型ｊで膨出量
を規制しなければ、一定の高さの等ピツチの膨張
部は形成できない。
を得るには、先ず、フリーバルジ工程にて略楕円
形状のパイプの外周部に一定の高さの等ピツチの
膨張部を形成するが、この時、第１０図のように
パイプを膨張部形状と同じ形状の外型ｊで膨出量
を規制しなければ、一定の高さの等ピツチの膨張
部は形成できない。
即ち、この規制がないと、第１１図のように上
下面ｉが平らとならない。
下面ｉが平らとならない。
従つて、第９図に示すような上下面が平らとな
る略楕円形状のフレキシブルチユーブｈを成形す
るには、膨張部形状を規制するための外型ｊを有
するフリーバルジ工程の型と、膨張部を順次押し
潰して蛇腹を形成するため、仕切板ｂ，ｂ間がフ
リー空間となつている成形バルジ工程の型との二
つの型が必要であつた。
る略楕円形状のフレキシブルチユーブｈを成形す
るには、膨張部形状を規制するための外型ｊを有
するフリーバルジ工程の型と、膨張部を順次押し
潰して蛇腹を形成するため、仕切板ｂ，ｂ間がフ
リー空間となつている成形バルジ工程の型との二
つの型が必要であつた。
このため、途中で型を交換しなければならない
という欠点があり、工程が煩雑で、製品コストが
高いものとなつていた。
という欠点があり、工程が煩雑で、製品コストが
高いものとなつていた。
本発明は上述した従来の問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、一つの型で
フリーバルジ工程と成形バルジ工程とができるよ
うにした略楕円形フレキシブルチユーブの製造方
法及びその製造装置を提供することにある。
になされたものであり、その目的は、一つの型で
フリーバルジ工程と成形バルジ工程とができるよ
うにした略楕円形フレキシブルチユーブの製造方
法及びその製造装置を提供することにある。
本発明に係る略楕円形フレキシブルチユーブの
製造法は、フレキシビイリテイを付与するための
蛇腹を有する略楕円形フレキシブルチユーブの製
造法において、略半楕円形状の凹部を有すると共
に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか一方
を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入部を
有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切板
を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期し
て摺動するように挿着する二つの割りの一組の金
型を用いて、断面が略楕円形状のパイプに、所望
間隔で膨張部とくびれ部を形成するフリーバルジ
工程と、各膨張部間を押し潰してフレキシブルチ
ユーブ構造に加工する成形バルジ工程とを連続し
て行うものである。
製造法は、フレキシビイリテイを付与するための
蛇腹を有する略楕円形フレキシブルチユーブの製
造法において、略半楕円形状の凹部を有すると共
に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか一方
を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入部を
有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切板
を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期し
て摺動するように挿着する二つの割りの一組の金
型を用いて、断面が略楕円形状のパイプに、所望
間隔で膨張部とくびれ部を形成するフリーバルジ
工程と、各膨張部間を押し潰してフレキシブルチ
ユーブ構造に加工する成形バルジ工程とを連続し
て行うものである。
又、本発明に係る略楕円形フレキシブルチユー
ブの製造装置は、略半楕円形状の凹部を有すると
共に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか一
方を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入部
を有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切板
を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期し
て摺動するように挿着する二つの割りの一組の金
型と、上記芯金を介して金型内に液圧を供給する
加圧手段と、上記芯金を押圧して両芯金間に取り
付けられたパイプを押し潰す押圧手段とで構成し
たものである。
ブの製造装置は、略半楕円形状の凹部を有すると
共に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか一
方を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入部
を有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切板
を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期し
て摺動するように挿着する二つの割りの一組の金
型と、上記芯金を介して金型内に液圧を供給する
加圧手段と、上記芯金を押圧して両芯金間に取り
付けられたパイプを押し潰す押圧手段とで構成し
たものである。
本発明において、略半楕円形状の凹部を有する
と共に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか
一方を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入
部を有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切
板を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期
して摺動するように挿着する二つの割りの一組の
金型を用いて、断面が略楕円形状のパイプに、所
望間隔で膨張部とくびれ部を形成するフリーバル
ジ工程と、各膨張部間を押し潰してフレキシブル
チユーブ構造に加工する成形バルジ工程とを連続
して行うものである。
と共に、この凹部に隆起部或いは没入部の何れか
一方を有する複数の仕切板と、両端にパイプ挿入
部を有する芯金とを備え、且つ、上記複数の仕切
板を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期
して摺動するように挿着する二つの割りの一組の
金型を用いて、断面が略楕円形状のパイプに、所
望間隔で膨張部とくびれ部を形成するフリーバル
ジ工程と、各膨張部間を押し潰してフレキシブル
チユーブ構造に加工する成形バルジ工程とを連続
して行うものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る製造装置の一実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
この製造装置は、コ字状をなす二つ割りの成形
型１，２からなる一組の金型Ｋと、この金型Ｋの
内部に軸方向に摺動自在に設けられた複数の仕切
板５，５…と、金型Ｋの軸方向両端に設けられた
一対の芯金８，８とからなる。
型１，２からなる一組の金型Ｋと、この金型Ｋの
内部に軸方向に摺動自在に設けられた複数の仕切
板５，５…と、金型Ｋの軸方向両端に設けられた
一対の芯金８，８とからなる。
前記仕切板５は、両成形型１，２の型割面と面
一にる大きさをなし、相互に対峙する端面に、陸
上競技のレーシングトラツクを折半した略半楕円
形状に切り欠かれた凹部６が設けられており、金
型Ｋを閉じた時相互に対峙した凹部６，６が協働
して前記レーシングトラツク状の楕円形状を形成
し、ここに略楕円形状のパイプ１２が載置される
ようになつている。
一にる大きさをなし、相互に対峙する端面に、陸
上競技のレーシングトラツクを折半した略半楕円
形状に切り欠かれた凹部６が設けられており、金
型Ｋを閉じた時相互に対峙した凹部６，６が協働
して前記レーシングトラツク状の楕円形状を形成
し、ここに略楕円形状のパイプ１２が載置される
ようになつている。
更に、凹部６，６は、略楕円形状のパイプ１２
の上下面が当接する面に、中央部が最高部となつ
ているなだらかな丘状の隆起部７が形成されてい
る。
の上下面が当接する面に、中央部が最高部となつ
ているなだらかな丘状の隆起部７が形成されてい
る。
即ち、凹部６，６に略楕円形状のパイプ１２を
載置して型締めすると、略楕円形状のパイプ１２
は、その平行状の上下面がこの隆起部７，７によ
り内側に凸状変形するようになつている。
載置して型締めすると、略楕円形状のパイプ１２
は、その平行状の上下面がこの隆起部７，７によ
り内側に凸状変形するようになつている。
そして、仕切板５，５…は、前記フリーバルジ
工程では、両成形型１，２に等間隔に、且つ、相
互に対峙して設けられており、一方、成形バルジ
工程では、成形型の軸方向に摺動自在になるよう
にフリーに設けられている。
工程では、両成形型１，２に等間隔に、且つ、相
互に対峙して設けられており、一方、成形バルジ
工程では、成形型の軸方向に摺動自在になるよう
にフリーに設けられている。
これらは、成形工程に同期して作動するように
構成されたリンク機構により、切り換えられるよ
うになつている。
構成されたリンク機構により、切り換えられるよ
うになつている。
前記芯金８は、略楕円形状のパイプ１２を固定
支持するためのもので、略楕円形状のパイプ１２
の内周形状をしたパイプ挿入部９と、このパイプ
挿入部９に連設した大径の円柱状の圧力受け１０
とからなり、その一方の芯金８の中心部には、略
楕円形状のパイプ１２に加圧油を供給するための
貫通孔１１が設けられてある。
支持するためのもので、略楕円形状のパイプ１２
の内周形状をしたパイプ挿入部９と、このパイプ
挿入部９に連設した大径の円柱状の圧力受け１０
とからなり、その一方の芯金８の中心部には、略
楕円形状のパイプ１２に加圧油を供給するための
貫通孔１１が設けられてある。
そして、前記成形型１，２には、この芯金８，
８を挿着するための、パイプ挿入部９が載置され
る略半楕円形状の凹部３，３と、圧力受け１０，
１０が載置される大径凹部４，４とが設けられて
いる。
８を挿着するための、パイプ挿入部９が載置され
る略半楕円形状の凹部３，３と、圧力受け１０，
１０が載置される大径凹部４，４とが設けられて
いる。
次に、上記製造装置を用いて略楕円形状のフレ
キシブルチユーブを製造する方法を工程を追つて
説明する。
キシブルチユーブを製造する方法を工程を追つて
説明する。
先ず、フリーバルジ工程を説明する。
第１図のように複数の仕切板５を所望間隔で配
置した両成形型１，２を用意する。
置した両成形型１，２を用意する。
次いで、予め陸上競技のレーシングトラツク形
の略楕円形状に成形されたパイプ１２を、型開き
している成形型１，２内に載置した後、パイプ１
２の両端に芯金８，８のパイプ挿入部９，９をセ
ツトして、成形型１，２を型締めする。
の略楕円形状に成形されたパイプ１２を、型開き
している成形型１，２内に載置した後、パイプ１
２の両端に芯金８，８のパイプ挿入部９，９をセ
ツトして、成形型１，２を型締めする。
この際、パイプ１２には、仕切板５，５…の隆
起部７，７…により、内側に隆起部形状に沿つた
凸状部１７，１７が形成される（第２図参照）。
起部７，７…により、内側に隆起部形状に沿つた
凸状部１７，１７が形成される（第２図参照）。
そして、常法に従つて、両成形型１，２をバル
ジ成形装置にセツトし、芯金８に連通するパイプ
１２により貫通孔１１を介して外部より所定の圧
力で液体をパイプ１２内に圧送して各仕切板５以
外の部位を外側に膨出させる。
ジ成形装置にセツトし、芯金８に連通するパイプ
１２により貫通孔１１を介して外部より所定の圧
力で液体をパイプ１２内に圧送して各仕切板５以
外の部位を外側に膨出させる。
この際、液圧はパイプ１２の内側からパイプ壁
に対してどこにも一定に掛かるため、従来の通常
の金型では、強度の有る円弧部Ｒ（第２図参照）
よりも上下の平面１３，１３が先に変形しようと
する。
に対してどこにも一定に掛かるため、従来の通常
の金型では、強度の有る円弧部Ｒ（第２図参照）
よりも上下の平面１３，１３が先に変形しようと
する。
然し、本実施例の金型では、各仕切板５には、
くびれ部１４を形成させるための略楕円形状の凹
部６に隆起部７が形成してあるため、パイプ１２
はその内側に隆起部７の形状に沿つた凸状部１
７，１７を有しており、この凸状部１７，１７の
形成に伴う内側への張力が作用し、上下の平面１
３，１３が外側に膨張しようとする力が相殺され
て、第２図に示すように上下の平面１３，１３
は、平面のまま維持される。
くびれ部１４を形成させるための略楕円形状の凹
部６に隆起部７が形成してあるため、パイプ１２
はその内側に隆起部７の形状に沿つた凸状部１
７，１７を有しており、この凸状部１７，１７の
形成に伴う内側への張力が作用し、上下の平面１
３，１３が外側に膨張しようとする力が相殺され
て、第２図に示すように上下の平面１３，１３
は、平面のまま維持される。
斯して、上下の平面１３，１３は平坦面として
確保される。
確保される。
次に、成形バルジ工程について説明する。
上記フリーバルジ工程に要した圧力よりやや低
い液圧にした後、第３図に示すように一方の芯金
８に油圧ジヤツキ等の押圧装置１６を取り付け、
通常の真円のフレキシブルチユーブの折り畳み加
工と同様にして、膨張部１５とくびれ部１４とを
交互に設けた略楕円形状のパイプ１２を押し潰し
ていく。
い液圧にした後、第３図に示すように一方の芯金
８に油圧ジヤツキ等の押圧装置１６を取り付け、
通常の真円のフレキシブルチユーブの折り畳み加
工と同様にして、膨張部１５とくびれ部１４とを
交互に設けた略楕円形状のパイプ１２を押し潰し
ていく。
斯して、第２図に示す如く、蛇腹部を有したレ
ーシングトラツク状の略楕円形状のフレキシブル
チユーブＡを得ることができる。
ーシングトラツク状の略楕円形状のフレキシブル
チユーブＡを得ることができる。
上述した如く、本実施例によれば、任意間隔で
金型Ｋ内に配されると共に、凹部６に隆起部７を
備えた複数の仕切板５が、フリーバルジ工程にお
いて、パイプ１２の内側に隆起部７の形状に沿つ
た凸状部１７，１７を有するくびれ部１４を形成
すると共に、外側への膨張量を規制した膨張部１
５を形成し、且つ、成形バルジ工程において、膨
張部１５押し潰して蛇腹を形成する押圧体として
機能するため、フリーバルジ工程と成形バルジ工
程とを一つの金型で行うことができる。
金型Ｋ内に配されると共に、凹部６に隆起部７を
備えた複数の仕切板５が、フリーバルジ工程にお
いて、パイプ１２の内側に隆起部７の形状に沿つ
た凸状部１７，１７を有するくびれ部１４を形成
すると共に、外側への膨張量を規制した膨張部１
５を形成し、且つ、成形バルジ工程において、膨
張部１５押し潰して蛇腹を形成する押圧体として
機能するため、フリーバルジ工程と成形バルジ工
程とを一つの金型で行うことができる。
従つて、従来方式のようにフリーバルジ工程と
成形バルジ工程とを別々に行うという不具合が解
消され、生産性が向上する。
成形バルジ工程とを別々に行うという不具合が解
消され、生産性が向上する。
尚、陸上競技のレーシングトラツク形の略楕円
形状のフレキシブルチユーブは、上述した如く、
車高制限から上下面が平坦であることが望ましい
が、スペース的にゆとりがある車種においては、
例えば、第５図及び第６図に示すように上下面１
３を任意の円弧状にしたものが採用できる。
形状のフレキシブルチユーブは、上述した如く、
車高制限から上下面が平坦であることが望ましい
が、スペース的にゆとりがある車種においては、
例えば、第５図及び第６図に示すように上下面１
３を任意の円弧状にしたものが採用できる。
第５図のフレキシブルチユーブは、前述の実施
例より前記凹部６の隆起部７の隆起割合を小さく
したもので、このようにすることにより、正楕円
形のものが形成できる。
例より前記凹部６の隆起部７の隆起割合を小さく
したもので、このようにすることにより、正楕円
形のものが形成できる。
第６図のフレキシブルチユーブは、これらの実
施例と異なり、前記凹部６の隆起部７とは逆に、
僅かな没入部を凹部６に形成し、フリーバルジ工
程と成形バルジ工程とを行うことにより形成され
る。
施例と異なり、前記凹部６の隆起部７とは逆に、
僅かな没入部を凹部６に形成し、フリーバルジ工
程と成形バルジ工程とを行うことにより形成され
る。
即ち、この第６図の実施例では、前記隆起部７
による膨張部１５の過度の膨張を相殺する力は働
かず、むしろ膨張を助長する力が加わり、膨張部
１５が増大した上下面１３が形成される。
による膨張部１５の過度の膨張を相殺する力は働
かず、むしろ膨張を助長する力が加わり、膨張部
１５が増大した上下面１３が形成される。
以上説明した如く、本発明によれば、略楕円形
状のフレキシブルチユーブを真円のフレキシブル
チユーブと同様に、一つの成形型で製造すること
が可能となり、生産性が向上し、装置が簡略化で
きる等の利点を有する。
状のフレキシブルチユーブを真円のフレキシブル
チユーブと同様に、一つの成形型で製造すること
が可能となり、生産性が向上し、装置が簡略化で
きる等の利点を有する。
第１図は本発明の一実施例を示す斜視図であ
る。第２図は本発明の一実施例による成形時にお
けるパイプの成形状態を示す説明図である。 第３図は本発明の一実施例におけるフリーバル
ジ後の略楕円形状のパイプを押し潰し加工する状
態を示す要部断面図である。第４図は本発明の一
実施例により製造された略楕円形状のフレキシブ
ルチユーブの側面図である。第５図及び第６図は
本発明の別の実施例による略楕円形状のフレキシ
ブルチユーブの要部断面図である。第７図は真円
のフレキシブルチユーブの製造例を示す要部断面
図である。第８図は略楕円形状のフレキシブルチ
ユーブの側面図である。第９図はその断面図であ
る。第１０図は従来の略楕円形状のフレキシブル
チユーブの製造例を示す要部断面図である。第１
１図はその成形時に形成される上下面の膨張状態
を示す断面図である。 〔符号の説明〕、１，２……成形型、５……仕
切板、６……凹部、７……隆起部、８……芯金、
９……パイプ挿入部、１２……パイプ、１４……
くびれ部、１５……膨張部、Ｋ……金型。
る。第２図は本発明の一実施例による成形時にお
けるパイプの成形状態を示す説明図である。 第３図は本発明の一実施例におけるフリーバル
ジ後の略楕円形状のパイプを押し潰し加工する状
態を示す要部断面図である。第４図は本発明の一
実施例により製造された略楕円形状のフレキシブ
ルチユーブの側面図である。第５図及び第６図は
本発明の別の実施例による略楕円形状のフレキシ
ブルチユーブの要部断面図である。第７図は真円
のフレキシブルチユーブの製造例を示す要部断面
図である。第８図は略楕円形状のフレキシブルチ
ユーブの側面図である。第９図はその断面図であ
る。第１０図は従来の略楕円形状のフレキシブル
チユーブの製造例を示す要部断面図である。第１
１図はその成形時に形成される上下面の膨張状態
を示す断面図である。 〔符号の説明〕、１，２……成形型、５……仕
切板、６……凹部、７……隆起部、８……芯金、
９……パイプ挿入部、１２……パイプ、１４……
くびれ部、１５……膨張部、Ｋ……金型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ フレキシビイリテイを付与するための蛇腹を
有する略楕円形フレキシブルチユーブの製造法に
おいて、 略半楕円形状の凹部６を有すると共に、この凹
部６に隆起部７或いは没入部の何れか一方を有す
る複数の仕切板５と、両端にパイプ挿入部９を有
する芯金８とを備え、且つ、上記複数の仕切板５
を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期し
て摺動するように挿着する二つの割りの一組の金
型Ｋを用いて、 断面が略楕円形状のパイプ１２に、所望間隔で
膨張部１５とくびれ部１４を形成するフリーバル
ジ工程と、 各膨張部１５間を押し潰してフレキシブルチユ
ーブ構造に加工する成形バルジ工程と を連続して行うことを特徴とする略楕円形フレキ
シブルチユーブの製造法。 ２ 略半楕円形状の凹部６を有すると共に、この
凹部６に隆起部７或いは没入部の何れか一方を有
する複数の仕切板５と、両端にパイプ挿入部９を
有する芯金８とを備え、且つ、上記複数の仕切板
５を、該フレキシブルチユーブの成形工程に同期
して摺動するように挿着する二つの割りの一組の
金型Ｋと、 上記芯金８を介して金型Ｋ内に液圧を供給する
加圧手段と、 上記芯金８を押圧して両芯金８間に取り付けら
れたパイプ１２を押し潰す押圧手段と で構成したことを特徴とする略楕円形フレキシブ
ルチユーブの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21800184A JPS6195927A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 略楕円形フレキシブルチユ−ブの製造法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21800184A JPS6195927A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 略楕円形フレキシブルチユ−ブの製造法及びその製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6195927A JPS6195927A (ja) | 1986-05-14 |
| JPH0562055B2 true JPH0562055B2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=16713065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21800184A Granted JPS6195927A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 略楕円形フレキシブルチユ−ブの製造法及びその製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6195927A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09148513A (ja) * | 1995-11-21 | 1997-06-06 | Kofu Nippon Denki Kk | 表面実装部品のリード |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4827747A (en) * | 1986-05-21 | 1989-05-09 | Hitachi, Ltd. | Method for producing a bellows with oval cross section and apparatus for carrying out the method |
| JP2502348B2 (ja) * | 1988-09-28 | 1996-05-29 | 株式会社日立製作所 | 楕円形ベロ―ズの製造方法 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP21800184A patent/JPS6195927A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09148513A (ja) * | 1995-11-21 | 1997-06-06 | Kofu Nippon Denki Kk | 表面実装部品のリード |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6195927A (ja) | 1986-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1109636B1 (en) | Method of hydroforming tubular members | |
| US5101561A (en) | Heat exchanger and a method for a liquid-tight mounting of an end plate to an array heat exchanging elements of the heat exchanger | |
| EP0799369B1 (de) | Doppelwandiges gehäuse, insbesondere für abgas-katalysatoren von kraftfahrzeugen | |
| US4364252A (en) | Method for the manufacture of diaphragm bellows | |
| US4928509A (en) | Method for manufacturing a pipe with projections | |
| US3914101A (en) | Apparatus for forming corrugated tubing | |
| US4053275A (en) | Apparatus for making flexible corrugated rubber tubing | |
| US6010668A (en) | End cone assembly and method for catalytic converter | |
| US2818636A (en) | Method of manufacturing reinforced flexible conduit | |
| JP5352155B2 (ja) | 中空管体の製造方法 | |
| JPH0562055B2 (ja) | ||
| US6209372B1 (en) | Internal hydroformed reinforcements | |
| US3833699A (en) | Method of forming corrugated tubing using a mandrel having inflatable sleeves adjacent the ends | |
| JPH1052721A (ja) | 二重管の製造方法 | |
| CN110239476A (zh) | 用于机动车气囊系统的气体发生器模块的壳体和制造方法 | |
| KR100333783B1 (ko) | 금속재 벨로우즈관의 제조방법 및 이를 이용한 금속재 벨로우즈관 | |
| EP1033482B1 (en) | Bellows tube | |
| JP2003524123A (ja) | 弾性連結部に対して圧縮による予備拘束を適用する方法 | |
| US20030094026A1 (en) | Aluminum extrusion material for hydraulic bulge forming and hydraulic bulge forming method using the extrusion material | |
| JP2517610B2 (ja) | 突起付きパイプの製造方法 | |
| KR101147827B1 (ko) | 금속제 벨로우즈 튜브 및 그 제조방법 | |
| CA1247842A (en) | Method and apparatus for manufacturing a furnace heat exchanger and plate assembly | |
| CN1110989A (zh) | 用于冶金炉的气固喷吹装置及制造方法 | |
| JP2732310B2 (ja) | Ω形蛇腹管の製造法 | |
| JP2006264204A (ja) | ゴム構造体の製造方法 |