JPH056198Y2 - - Google Patents

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JPH056198Y2
JPH056198Y2 JP19355087U JP19355087U JPH056198Y2 JP H056198 Y2 JPH056198 Y2 JP H056198Y2 JP 19355087 U JP19355087 U JP 19355087U JP 19355087 U JP19355087 U JP 19355087U JP H056198 Y2 JPH056198 Y2 JP H056198Y2
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cam
operating lever
turning position
solenoid
movable
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用方向指示器の自動復帰装置に
係り、特に、ステイアリングホイールの戻し回転
に応じてソレノイドが励磁し、操作レバーを中立
位置へ自動復帰させる構成の改良に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種の技術としては、例えば、実開昭
58−56643号公報に係る技術のような構成である。
これは、操作レバーが中立復帰位置へ付勢され、
ソレノイドがその付勢された方向にカム盤を移動
させる構成である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例によれば、中立復帰位置への付勢力
がソレノイドへ直接作用するので、該ソレノイド
はその付勢力に抗して作動することになり、大駆
動力を必要とし大型化になる問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記問題点に鑑み考案されたもので
あり、ケースに回転自在に支持した操作レバー
と、該操作レバーの一端部に連結した可動盤と、
該可動盤に進退自在に挿入し、かつ圧縮バネで付
勢した節度ピンと、該節度ピンを支持する前記可
動盤が、前記操作レバーの中立位置から左折方向
位置または右折方向位置に回動したとき、該可動
盤を左折方向位置または右折方向位置に保持する
第1カムと、該第1カムに隣設し、前記可動盤を
左折方向位置または右折方向位置から中立位置へ
復帰させる第2カムと、前記第1カム及び第2カ
ムを有するカム盤と、ステイアリングホイールの
戻し回転に応じて励磁し、前記カム盤の節度ピン
が圧接する位置を前記第1カムから前記第2カム
に移動すべく、前記カム盤を吸引移動させるソレ
ノイドと、を備えた車両用方向指示器の自動復帰
装置を構成し、上記問題点を解消する。
〔作用〕
上記した構成によれば、ソレノイドが、操作部
材の中立復帰位置への付勢方向に対して、略直角
方向にカム盤を移動させるので、作動が円滑にな
り、ソレノイドの駆動力が小さくなり小型化を図
るとができる。
〔実施例〕
本考案に係る好適な一実施例を、添付図面に基
づき説明する。
1はケース、2は該ケース1へ揺動自在に軸支
された操作レバー、3は該ケース1内において該
操作レバー2へ固着された可動盤である。可動盤
3の一端には、圧縮バネ4によつて下方に付勢さ
れた節度ピン5を嵌入している。また、可動盤3
の他端には、圧縮バネ6によつて基板7側へ付勢
された可動接片8を嵌入している。尚、該可動盤
3は、操作レバー2と一体に形成し、前記ケース
1に軸支してもよい。基板7は固定接点9を固着
し、ケース1内に配設している。
10はソレノイドであり、ケース1の内壁に固
着し、ステイアリングホイール(図示せず)の戻
し回転作動に応じて励磁し、内蔵した圧縮バネ
(図示せず)の付勢力に抗して軸10aを退行さ
せる。軸10aにはカム盤11をピン12で固着
している。カム盤11は第3図で示すように第1
カム111と第2カム112を移動方向に並設し
ている。また、カム盤11における各カム11
1,112はその移動方向に対して直角方向にカ
ム面を形成している。節度ピン5の付勢方向とカ
ム盤11の移動方向とは、第1図で示すように略
直角に配列している。ソレノイド10側に配置す
る第1カム111のカム形状は、略中央に谷底1
11aを形成し、その両側に沿つて斜面状となし
その頂部に山111b,111cを形成する。そ
して、該各山111b,111cの斜面の中腹に
は各々対向して段差部111d,111eを形成
している。第1カム111の外側に配置する第2
カム112のカム形状は、略中央を谷底112a
とした略V字形の斜面112b,112cで形成
している。各谷底111aと112aはほぼ同一
線上に位置する。また、山111b及び111c
の頂点111f,111gは、斜面112b及び
112cの略中腹部に相当する位置に設定してい
る。更に、各山111b及び111cの傾斜角は
各斜面112b及び112cより立上りが急峻な
角度に形成している。
13はガイド部であり、第2図で示すようにカ
ム盤11を摺動自在に案内するものであり、ケー
ス1へ固着している。
次に、上記構成の車両用方向指示器の自動復帰
装置の作用を説明する。
通常状態にあつては、ソレノイド10が非励磁
であり、節度ピン5は第1カム111に対し第2
図で示す中立位置Nで係合し、保持されている。
従つて、操作レバー2及び可動盤3も中立位置に
ある。
今、車両を左折走行するために、操作レバー2
を第1図において手前側に持ち上げる。すると、
可動盤3が揺動することにより、節度ピン5が山
111cの頂点111gを乗り越えて、第2図で
示す左折方向位置Lに位置する。可動盤3はこれ
以上の揺動をケース1により規制されており、節
度ピン5が第1カム111により係合保持され
る。この時、可動接片8が固定接点9と導通し、
左折指示灯(図示せず)を点滅させる。また、操
作レバー2及び可動盤3はこの左折操作された状
態に保持される。
その後、車両の左折走行を終了しステイアリン
グホイールを戻し回転すると、ソレノイド10は
一時的に短時間だけ励磁し、軸10aを退行させ
る。従つて、カム盤11はソレノイド10側に移
動し、節度ピン5との係合を第3図で示す左折方
向位置Lから位置L0へ移行させる。而して、節
度ピン5は第2カム112の斜面112cを滑り
谷底112aへ位置する。その後にソレノイド1
0が非励磁状態へ復帰することにより、該ソレノ
イド10内の圧縮バネの付勢力で軸10aが伸出
して、カム盤11を元の位置へ復帰させる。よつ
て、節度ピン5は中立位置Nで第1カム111と
係合保持する。而して、可動盤3及び操作レバー
2が中立状態に復帰し、可動接片8は固定接点9
と非導通になり、左折指示灯を消灯させる。
一方、車両を右折走行するために、操作レバー
2を第1図において後方へ押し下げた場合には、
左折時と同様に節度ピン5が第2図で示す右折方
向位置Rに位置し、右折指示灯(図示せず)を点
滅させる。
尚、第1カム111における段差部111d,
111eは,操作レバー2を軽く操作した場合に
節度ピン5が位置して、レーンチエンジ走行を指
示するために操作上のクリツク感を付与するもの
である。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、ソレノイ
ドが、操作レバーの中立復帰位置への付勢方向に
対して、略直角方向にカム盤を移動させるので、
作動が円滑となり、該ソレノイドの小型化を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係る車両用方向
指示器の自動復帰装置の一実施例を示し、第1図
は組立断面図、第2図は第1図における矢視A−
A線方向の拡大断面図、第3図は第1図における
カム盤の拡大斜視図である。 2……操作レバー、3……可動盤、5……節度
ピン、10……ソレノイド、11……カム盤、1
11……第1カム、112……第2カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケースに回転自在に支持した操作レバーと、該
    操作レバーの一端部に連結した可動盤と、該可動
    盤に進退自在に挿入し、かつ圧縮バネで付勢した
    節度ピンと、 該節度ピンを支持する前記可動盤が、前記操作
    レバーの中立位置から左折方向位置または右折方
    向位置に回動したとき、該可動盤を左折方向位置
    または右折方向位置に保持する第1カムと、該第
    1カムに隣設し、前記可動盤を左折方向位置また
    は右折方向位置から中立位置へ復帰させる第2カ
    ムと、 前記第1カム及び第2カムを有するカム盤と、
    ステイアリングホイールの戻し回転に応じて励磁
    し、前記カム盤の節度ピンが圧接する位置を前記
    第1カムから前記第2カムに移動すべく、前記カ
    ム盤を吸引移動させるソレノイドと、 を備えたことを特徴とする車両用方向指示器の自
    動復帰装置。
JP19355087U 1987-12-22 1987-12-22 Expired - Lifetime JPH056198Y2 (ja)

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JP19355087U JPH056198Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JPH0198041U JPH0198041U (ja) 1989-06-29
JPH056198Y2 true JPH056198Y2 (ja) 1993-02-17

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JP2007314062A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Tokai Rika Co Ltd 車両用方向指示装置

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JPH0198041U (ja) 1989-06-29

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