JPH0561840A - ソフトウエアのモジユール管理方法 - Google Patents
ソフトウエアのモジユール管理方法Info
- Publication number
- JPH0561840A JPH0561840A JP22544691A JP22544691A JPH0561840A JP H0561840 A JPH0561840 A JP H0561840A JP 22544691 A JP22544691 A JP 22544691A JP 22544691 A JP22544691 A JP 22544691A JP H0561840 A JPH0561840 A JP H0561840A
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- Japan
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- modules
- module
- sets
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- computers
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モジュール化したソフトウェアを分散処理コ
ンピュータシステムに組み込みながら効率良いネットワ
ーク環境にする。 【構成】 複数のモジュールの集合になるアプリケーシ
ョンを複数台の計算機にモジュール単位で分散し、モジ
ュールの集合によって1つの処理環境を構成し、異なる
計算機に存在するモジュールによる集合及び集合の重な
りと包含関係を持たせることができるようにし、モジュ
ール同志には異なる集合間では特権による通信と同報通
信機能を持たせるようにする。
ンピュータシステムに組み込みながら効率良いネットワ
ーク環境にする。 【構成】 複数のモジュールの集合になるアプリケーシ
ョンを複数台の計算機にモジュール単位で分散し、モジ
ュールの集合によって1つの処理環境を構成し、異なる
計算機に存在するモジュールによる集合及び集合の重な
りと包含関係を持たせることができるようにし、モジュ
ール同志には異なる集合間では特権による通信と同報通
信機能を持たせるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータにおける
ソフトウェアのモジュール管理方法に関する。
ソフトウェアのモジュール管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアの構造化設計で利用するモ
ジュールは、機能単位や関連した機能の集合などをひと
まとめにしたプログラム単位にされ、モジュールの集合
とモジュール間の連絡とからなるモジュール構造として
アプリケーションソフトウェアが構成される。
ジュールは、機能単位や関連した機能の集合などをひと
まとめにしたプログラム単位にされ、モジュールの集合
とモジュール間の連絡とからなるモジュール構造として
アプリケーションソフトウェアが構成される。
【0003】ところで、コンピュータシステムにおいて
は、1台のコンピュータによる集中処理と複数台のコン
ピュータによる分散処理がある。例えば、エキスパート
システムなどの推論システムは、1台の計算機上に構築
され、推論システムとデータベースや制御プログラムが
1台の計算機に組み込まれる。一方、複数台の計算機に
負荷分散や機能分散を行う推論システムも提案されてい
る。
は、1台のコンピュータによる集中処理と複数台のコン
ピュータによる分散処理がある。例えば、エキスパート
システムなどの推論システムは、1台の計算機上に構築
され、推論システムとデータベースや制御プログラムが
1台の計算機に組み込まれる。一方、複数台の計算機に
負荷分散や機能分散を行う推論システムも提案されてい
る。
【0004】この分散処理になるコンピュータシステム
において、各計算機に分散してアプリケーションのモジ
ュールを組み込むときは計算機間の通信によってモジュ
ール間通信を行う。
において、各計算機に分散してアプリケーションのモジ
ュールを組み込むときは計算機間の通信によってモジュ
ール間通信を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】1台の計算機による集
中処理、例えば推論システムとデータベース及び制御プ
ログラムが動作すると負荷が大きいため実行速度が遅く
なってしまう問題がある。また、制御プログラム等のリ
アルタイム性が要求されるプログラムには応答性に影響
がでてくる。
中処理、例えば推論システムとデータベース及び制御プ
ログラムが動作すると負荷が大きいため実行速度が遅く
なってしまう問題がある。また、制御プログラム等のリ
アルタイム性が要求されるプログラムには応答性に影響
がでてくる。
【0006】この点、分散処理の方が最適な計算機にモ
ジュールを割当てできることで好ましく、また安全性の
面でも推論システムと制御システムが別の計算機上にあ
る方が一方の故障の場合等に有利となる。
ジュールを割当てできることで好ましく、また安全性の
面でも推論システムと制御システムが別の計算機上にあ
る方が一方の故障の場合等に有利となる。
【0007】しかし、分散処理では複数の計算機間で通
信手段を介してデータの授受がなされ、モジュール間結
合度を高めるほど1つの計算機上のモジュールと他の計
算機上のモジュールとが互いに意識したデータ通信を行
う必要があり、通信が複雑になって効率的なネットワー
ク環境が構築できない問題がある。
信手段を介してデータの授受がなされ、モジュール間結
合度を高めるほど1つの計算機上のモジュールと他の計
算機上のモジュールとが互いに意識したデータ通信を行
う必要があり、通信が複雑になって効率的なネットワー
ク環境が構築できない問題がある。
【0008】本発明の目的は、分散処理コンピュータシ
ステムにしながら効率良いネットワーク環境になるモジ
ュール管理方法を提供することにある。
ステムにしながら効率良いネットワーク環境になるモジ
ュール管理方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題の解決
を図るため、複数のモジュールの集合になるアプリケー
ションソフトを複数台の計算機にモジュール単位で分散
し、前記モジュールの集合によって1つの処理環境を構
成し、該環境は互いに異なる計算機に存在するモジュー
ルを要素に持つことができかつ集合の重なり及び包含関
係を持つことができ、前記モジュール同志は異なる集合
間では集合の指定によるときのみ他の集合のモジュール
との通信ができる特権と集合に属する全てのモジュール
に対しての同報通信機能を持たせたことを特徴とする。
を図るため、複数のモジュールの集合になるアプリケー
ションソフトを複数台の計算機にモジュール単位で分散
し、前記モジュールの集合によって1つの処理環境を構
成し、該環境は互いに異なる計算機に存在するモジュー
ルを要素に持つことができかつ集合の重なり及び包含関
係を持つことができ、前記モジュール同志は異なる集合
間では集合の指定によるときのみ他の集合のモジュール
との通信ができる特権と集合に属する全てのモジュール
に対しての同報通信機能を持たせたことを特徴とする。
【0010】
【作用】モジュールの集合になるアプリケーションソフ
トを複数の計算機による分散処理システムにモジュール
を分散させかつ集合の重なり及び包含関係を持たせるこ
とでモジュールの分散と効率化を図り、またモジュール
間の通信に異なる計算機間でも同一計算機と同等に扱え
るようにし、モジュールに持たせる特権と同報通信機能
によってモジュール間通信の範囲を特定してデータ隠蔽
や複雑な通信が行えるようにする。
トを複数の計算機による分散処理システムにモジュール
を分散させかつ集合の重なり及び包含関係を持たせるこ
とでモジュールの分散と効率化を図り、またモジュール
間の通信に異なる計算機間でも同一計算機と同等に扱え
るようにし、モジュールに持たせる特権と同報通信機能
によってモジュール間通信の範囲を特定してデータ隠蔽
や複雑な通信が行えるようにする。
【0011】
【実施例】図1は本発明におけるモジュールと集合の関
係を示す。計算機1と計算機2は通信手段によって結合
され、夫々の計算機1,2に組み込まれたモジュール
A,B,DとモジュールC,Eが夫々特化した機能を持
ち他の計算機上でも動作できるようにされる。
係を示す。計算機1と計算機2は通信手段によって結合
され、夫々の計算機1,2に組み込まれたモジュール
A,B,DとモジュールC,Eが夫々特化した機能を持
ち他の計算機上でも動作できるようにされる。
【0012】各モジュールはその集合X,Yによって個
々のプログラム環境を構成し、各集合X,Yには単一の
モジュールだけでなく複数のモジュールの集合になる。
々のプログラム環境を構成し、各集合X,Yには単一の
モジュールだけでなく複数のモジュールの集合になる。
【0013】図示では、集合Xは自計算機1にあるモジ
ュールA,Bと他の計算機2にあるモジュールCを要素
に持って1つのプログラム環境を構成する。
ュールA,Bと他の計算機2にあるモジュールCを要素
に持って1つのプログラム環境を構成する。
【0014】また、集合Yは自計算機2にあるモジュー
ルEと他の計算機1にあるモジュールDを要素としてプ
ログラム環境を構成する。
ルEと他の計算機1にあるモジュールDを要素としてプ
ログラム環境を構成する。
【0015】その他に、モジュールの集合はモジュール
の重なり及び包含関係が持たされる。
の重なり及び包含関係が持たされる。
【0016】このような関係にされる集合でのモジュー
ル間のデータ授受は、集合内ではモジュール同志の自由
な通信を可能とし、異なる集合間ではモジュール間結合
度を低くして通常時には通信できなくし、データの隠蔽
機能を持たせている。
ル間のデータ授受は、集合内ではモジュール同志の自由
な通信を可能とし、異なる集合間ではモジュール間結合
度を低くして通常時には通信できなくし、データの隠蔽
機能を持たせている。
【0017】また、データの隠蔽機能に加えて集合を指
定することによって特権を得、他の集合のモジュールと
の通信を可能にする。さらに、集合を利用して集合に属
するすべてのモジュールに対しての通信、つまり同報通
信を可能にしている。
定することによって特権を得、他の集合のモジュールと
の通信を可能にする。さらに、集合を利用して集合に属
するすべてのモジュールに対しての通信、つまり同報通
信を可能にしている。
【0018】図2はモジュール間の通信態様図を示す。
同図中、通信Kは集合内通信を示し、集合Yの要素にな
るモジュールAとCでは夫々次の命令によってメッセー
ジ送信がなされる。
同図中、通信Kは集合内通信を示し、集合Yの要素にな
るモジュールAとCでは夫々次の命令によってメッセー
ジ送信がなされる。
【0019】 モジュールA:(send 'C メッセージ) モジュールC:(send 'A メッセージ) 次に、通信Lは同報通信を示し、集合Z内のモジュール
Eが同報通信を依頼する命令 モジュールE:(send -news メッセージ) によって集合Xと共通集合要素になるモジュールD及び
自集合内モジュールEに同時にメッセージを送信する。
Eが同報通信を依頼する命令 モジュールE:(send -news メッセージ) によって集合Xと共通集合要素になるモジュールD及び
自集合内モジュールEに同時にメッセージを送信する。
【0020】次に、通信Mはモジュールの特権を使って
集合を指定する命令 モジュールB:(send “FOZ” メッセージ) により異なる集合のモジュールFへのメッセージ送信を
する。
集合を指定する命令 モジュールB:(send “FOZ” メッセージ) により異なる集合のモジュールFへのメッセージ送信を
する。
【0021】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、複数の
モジュールの集合になるアプリケーションを複数台の計
算機にモジュール単位で分散し、モジュールの集合によ
って1つの処理環境を構成し、異なる計算機に存在する
モジュールによる集合及び集合の重なりと包含関係を持
たせることができるようにし、モジュール同志には異な
る集合間では特権による通信と同報通信機能を持たせる
ようにしたため、モジュールの分散と効率化及び異なる
計算機でのモジュール間通信の簡略化さらにはモジュー
ル間のデータ通信の範囲特定や通信機能拡大になり、分
散処理コンピュータシステムによる効果を奏しながら効
率良いネットワーク環境を得ることができる。
モジュールの集合になるアプリケーションを複数台の計
算機にモジュール単位で分散し、モジュールの集合によ
って1つの処理環境を構成し、異なる計算機に存在する
モジュールによる集合及び集合の重なりと包含関係を持
たせることができるようにし、モジュール同志には異な
る集合間では特権による通信と同報通信機能を持たせる
ようにしたため、モジュールの分散と効率化及び異なる
計算機でのモジュール間通信の簡略化さらにはモジュー
ル間のデータ通信の範囲特定や通信機能拡大になり、分
散処理コンピュータシステムによる効果を奏しながら効
率良いネットワーク環境を得ることができる。
【図1】本発明におけるモジュールと集合の関係図。
【図2】本発明におけるモジュール間通信態様図。
1,2…計算機、X,Y,Z…集合、A,B,C,D,
E…モジュール。
E…モジュール。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のモジュールの集合になるアプリケ
ーションソフトを複数台の計算機にモジュール単位で分
散し、前記モジュールの集合によって1つの処理環境を
構成し、該環境は互いに異なる計算機に存在するモジュ
ールを要素に持つことができかつ集合の重なり及び包含
関係を持つことができ、前記モジュール同志は異なる集
合間では集合の指定によるときのみ他の集合のモジュー
ルとの通信ができる特権と集合に属する全てのモジュー
ルに対しての同報通信機能を持たせたことを特徴とする
ソフトウェアのモジュール管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22544691A JPH0561840A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ソフトウエアのモジユール管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22544691A JPH0561840A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ソフトウエアのモジユール管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561840A true JPH0561840A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16829487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22544691A Pending JPH0561840A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | ソフトウエアのモジユール管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561840A (ja) |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP22544691A patent/JPH0561840A/ja active Pending
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