JPH0561808A - システムのi/o構成を動的に変更する方法及び装置 - Google Patents

システムのi/o構成を動的に変更する方法及び装置

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JPH0561808A
JPH0561808A JP4032527A JP3252792A JPH0561808A JP H0561808 A JPH0561808 A JP H0561808A JP 4032527 A JP4032527 A JP 4032527A JP 3252792 A JP3252792 A JP 3252792A JP H0561808 A JPH0561808 A JP H0561808A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データの保全性を保証しつつ、データ処理シ
ステムのハードウェア又はソフトウェアのI/O構成を
動的に変更すること。 【構成】 現行のシステムI/O構成112を定義する
ソースI/O定義ファイル(IODF)と将来のI/O
構成113を定義する目標IODFとを作成する。活性
化機能を起動し、目標IODFに対応するように、シス
テムのハードウェア及びソフトウェア定義を変更する。
比較機能がソース及び目標IODFを比較し、構成変更
ブロック(CCB)117を作成し、効率的に変更過程
を行なわせる。確認機能が、提案した変更が有効である
ことを確認し、変更過程は、ハードウェア及びソフトウ
ェア構成定義115、116を更新する。変更過程が成
功すれば、通知を送る。成功しなければ、取消し過程が
I/O構成をその初期状態に復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、I/Oを再構成可能な
データ処理システムの分野に関する。より具体的には、
本発明は、このようなシステムのI/O構成をシステム
の動作の中断を最短にしつつ変更することに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】本発明の技術分野におけるデータ処理シス
テムは、典型的には、I/Oサブシステム内の1つ以上
の制御装置及びそれらに関連するI/O装置に(または
他のプロセッサ複合体と)接続した中央プロセッサ複合
体と、中央記憶装置とを備えている。また、CPUは、
算術論理装置(ALU)、レジスタ、高速バッファ及び
プロセッサ制御装置とからなる。このようなシステム
は、典型的には、IBMのMVS/ESAのような制御
プログラムによって管理されている。
【0003】このようなシステムは高度にモデュール化
されているので、システム内で制御装置やI/O装置を
追加、削除、または交換すること、またチャンネル経路
構成を変更することは、機械的な操作である。システム
のチャンネル・サブシステム及びオペレーティング・シ
ステム・ソフトウェアの双方に対して、特定のI/O構
成を定義せねばならないので、I/O装置の追加、削
除、または交換に起因するI/O構成の変更は、ハード
ウェア及びソフトウェアの定義の変更に反映されなくて
はならない。
【0004】過去において、実際の処理即ちシステムを
中断せずに、そのシステムのI/O構成を変更すること
は、かなり困難なことであった。通常行なわれる過程
は、新たな定義の組を作成し、システム上の業務処理を
停止し、物理的に接続、切断、または再接続を行なうこ
とによって装置及び制御装置を追加、削除、または交換
し、次に、ハードウェアをPORし、オペレーティング
・システムをIPLして、正しいハードウェア及びソフ
トウェアの定義を再度作成し、そして業務処理を再開す
ること、から成るものである。
【0005】再構成を行なっている間、システムを恐ら
く長時間アイドル状態にしておく必要があること自体、
受入れ不可能な程崩壊的かつ高価であると認められてい
る。したがって、システムの処理への打撃を低減するた
めのスキームが考えだされた。このようなスキームの1
つは、I/O構成を「過定義」することを包含するもの
であった。即ち、(目下のところ)存在しない装置のた
めの定義(制御ブロック)を設定し、後に新たな装置を
付加える時に、それを利用できるようにしたものであ
る。しかしながら、このスキームには限界がある。即
ち、確保される定義の多くは主として知的な推測作業を
要するものであり、用いられない制御ブロックの確保に
よって空間が無駄になり、このスキームは装置の定義を
削除するのではなく追加することを考慮したものであ
り、更に、ある種の変更(装置の「形式」の不正確な指
定等)はやはりシステムの再初期化を必要とするからで
ある。
【0006】また、制御ブロックの事前の確保を必要と
しないで、装置の定義を動的に追加するための、他のス
キームも提供されたが、これは装置定義の削除を扱うも
のではなかった。なぜなら削除は、削除すべき装置を使
用している稼働中のシステムの作業の取扱いという、新
たな問題を引き起こすからである。そしてまた、この状
況を取扱う伝統的な方法は、進行中の処理に不利な影響
を与えることなく、その装置を切断し、装置定義を削除
することができるように、システムを「沈黙(quie
sce)」させる(新たな作業を開始することなく進行
中の作業を完成する)ことであった。更に他のスキーム
に、既存の装置定義の特性の変更を扱ったものがある
が、これも実際の作業を停止してはならないか否かとい
う問題、及び装置の追加または削除の扱い方の問題を未
解決のまま放置している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タの保全性を保証しつつ、データ処理システムのハード
ウェア及びソフトウェアのI/O構成のいずれかまたは
双方を動的に変更するためのメカニズムを提供すること
である。
【0008】本発明の更なる目的は、ハードウェア定義
及びソフトウェア定義の双方を作成するために用いるこ
とができる単一のI/O構成定義を作成できるようにす
ることである。
【0009】本発明の更なる目的は、システムを第1の
I/O構成から第2のI/O構成に移行させるための効
果的な機構を提供することである。
【0010】本発明の更に別の目的は、第1の構成定義
から第2の構成定義への遷移が認められ得ることを確認
できるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、システムのI
/O構成の定義がI/Oサブシステム(ハードウェア)
及びオペレーティング・システム(ソフトウェア)にと
って既知であるとき、その定義を動的に変更するための
基本的過程を記載するものである。
【0012】
【作用】動作中、1つのプログラムが、動的に変更可能
な記憶装置内で、システムI/Oの構成に関連した制御
ブロックの「現行の」状態を定義するファイルを作成す
る。次に、1つのプログラムが、「未来」のI/O構成
のファイル(実際には以前の構成でもよい)を作成す
る。システム構成をこの「未来の」構成に変更すること
が望ましい時、比較機能が2つの構成定義を比較し、必
要に応じて、ハードウェア及び/またはソフトウェア定
義制御ブロックに効果的な変形を施すのに必要な変更を
表わす構成変更ブロックを作成し、更に、依存する過程
に対して完了信号を発生する。ハードウェア制御ブロッ
クの更新の際、「グループ化トークン」を用いて効果的
な記憶装置の使用を保証する。
【0013】
【実施例】図1は、アイビーエム社の従来技術のシステ
ムの構成定義メカニズムを高いレベルで例示したもので
ある。I/O構成定義101をハードウェアI/O構成
プログラム(IOCP)で処理して、I/O構成データ
・セット(IOCDS)102をプロセッサ・コントロ
ーラ103内に作成する。これとは独立して、同一の
(あるいは異なる)I/O構成定義101をMVS構成
プログラム(MVSCP)によって処理し、システムI
PLで選択して、制御プログラム(共通)記憶装置内に
構成(104)の制御ブロック定義を作成する。IOC
DS102を、ハードウェアのパワーオン・リセット
(POR)時にシステムのハードウェア・システム領域
(HSA)記憶装置内に定義構造(definitio
nal structure)を発生するために用いて
いる。
【0014】図2は、IBM/MVSの実施例におけ
る、本発明の改善された構成定義メカニズムを高いレベ
ルで示したものである。構成定義プログラム(ハードウ
ェア構成定義(HCD))111は、I/O定義ファイ
ル(IODF)内に現行システムのI/O構成112を
表したものを作成し、そして次に、同一(または異な
る)ファイル113内に未来の構成を表したものを作成
する。(付録Bは、IODFのレイアウトを、これを示
している図21、22に関連して、より詳細に記載して
いる。)従来技術のシステムでのように、現行の構成定
義112を用いてIOCDS114(プロセッサ制御装
置内)を作成してもよく、このIOCDSを次にPOR
で処理し、HSA内に定義構造115を作成する。再び
従来例でのように、定義112を用いて、共通プログラ
ム記憶装置内に制御ブロック定義116を作成してもよ
い。次に、活性化(ACTIVATE)機能が、現行の
定義112と未来の定義113との間の比較を開始し、
ハードウェア及びソフトウェア定義の差を表す構成変更
ブロック(CCB)117を作成し、変更を行う(そし
て、データの保全性を保ちつつ変更を行うことができる
ことを確認する。)。このCCBは、次に、ソフトウェ
ア定義116及びハードウェア定義115に必要とされ
る変更を行う。(ハードウェア定義の変更の仕組みは、
本発明と同日に出願され、同一譲渡人に譲渡されたアー
ル.クウィアカラ等の出願「システムI/O構成定義の
動的変更」(IBM docket number P
O9−91−012)。参考のため本明細書に援用す
る)に記載されている。この過程を次に更に詳しく説明
する。
【0015】処理の概要 現行の構成から未来の(目標とする)構成への変更に用
いる動的I/O構成過程の概要は、以下の通りであり、
図3に示してある。
【0016】1.ユーザは、HCD内の活性化機能によ
って構成の変更を開始する。ユーザが活性化要求に関し
て指定すべき情報には次のものが含まれる。
【0017】目標IODF これは、ユーザが変更を所
望しているI/O構成定義を含むIODFである。
【0018】EDT ID 新たなEDT(「適格な装
置テーブル」の略で、従来技術では知られている制御ブ
ロックである)を構成するのに用いられる目標IODF
内のデータを識別する。
【0019】ソフトウェアのみの変更を行うべきか。
【0020】試験機能を行うべきか。
【0021】IOCDSを作成すべきか。
【0022】書き込んだIOCDSを次のPORでデフ
ォルトとすべきか。
【0023】2.システムが現在実行中のI/O構成定
義を含むIODFであるソースIODFと目標とするI
ODFとを比較して(201)、CCBを作成する。
(I/O構成比較過程の一部は、LCU(論理制御装
置)の分割または合併が、計画したI/O構成の変更に
よって発生しないという、実施の制限を強制するもので
ある。詳細な説明については、付録Cを参照。)この作
成過程は、更に図10及び添付の下記の本文に記載され
ている。
【0024】3.MVSは、IOSアドレス空間202
に切り換え、構成変更を行う。IODF比較処理が行わ
れるMVSアドレス空間は、TSOアドレス空間であ
る。TSOアドレス空間は、ユーザがTSOに対してロ
グオフ(logoff)を行なうと終了する。構成変更
が完全に達成することを確実にするために、MVSはI
OSアドレス空間に切り換え、構成変更を行う。このI
SOアドレス空間は、ユーザが終了させることができな
いアドレス空間である。
【0025】4.MVSは構成の変更を行うために必要
な直列化(serialization)203を得
る。MVSは、I/Oの変更に影響を与え得る他の過程
と共に直列化しなくてはならない。具体的には、MVS
は、動的リソース上でキューに入れて(enqueu
e)、他の動的な構成変更が起こるのを防止する。
【0026】再構成リソース上でキューに入れて、装置
及び装置経路の再構成(即ちオンラインの変更及びオフ
ラインの変更)を防止する。
【0027】動的装置再構成(DDR)リソース上でキ
ューに入れて、DDRの交換を防止する。
【0028】割り当てTRリソース上でキューに入れ
て、オフラインのTP及びCTC装置への割り当てを防
止する。
【0029】比較及び交換によってミッシング・インタ
ラプト・ハンドラ(MIH)リソース上で直列化し、M
IH時間間隔に対する更新を防止する。
【0030】5.MVSは次に、構成の変更は有効であ
ることを確認する(204)。この過程を、図4、5、
6A,6B,6Cと以下に添付する本文に記載する。
【0031】6.この確認が成功すれば、I/O構成の
ハードウェア及びソフトウェアの表現が更新され(20
5)、新しいI/O構成定義を反映することになる。こ
の過程を、図8及び以下に添付する本文に記載する。
【0032】7.ハードウェア及びソフトウェアの更新
が成功したのなら、MVSは信号206を発し、プログ
ラムに、構成の変更が首尾よく完了したことを知らせ
る。(この信号は、図4のステップ307で発せられる
信号と共に、システムの構成装置、サブシステム及び
(それを予期することを望んでいる)アプリケーション
に、動的構成変更を行う前に準備するか、或いはその後
に反応し、更にそれらが保持している内部テーブルを調
整する機会を与える。)更に、構成の変更に関する情報
を、ロギングする目的のために記録する(207)。
【0033】8.ハードウェア及びソフトウェアの更新
が不成功であった場合、MVSは構成の変更208をバ
ックアウト(back out)し、I/O構成をその
元の状態に復元する。
【0034】構成の変更の確認 この確認フェーズの概要を図4に示す。より詳細な説明
を必要とするステップを図5、6A,6B,6Cに記載
する。
【0035】最初に図4を参照すると、MVSは次のこ
とを確認する。
【0036】− 構成の変更の基準として用いられるソ
ースI/O定義ファイル(IODF)が、システムが現
在実行中のHSA内の構成定義と一致している(図4の
301)こと。
【0037】− 削除される各装置302に対して、 − 装置サポート・コードが動的をサポートしているこ
と(図5の401)。(以下に示す「静的」及び「動
的」装置の議論を参照。) − その装置は、動的と定義される(図5の402)。
【0038】この規則に対する1つの例外は、装置がイ
ンストレーション・スタティックから動的に変更されて
いる時である。この遷移が許されるのは、ソースIOD
Fの定義と(その装置に対する)目標のIODFの定義
との間の唯一の違いが、ソースはその装置がインストレ
ーション・スタティックとして定義されていることを示
しているのに対し、目標のIODFが動的として定義さ
れている装置を有していることである時のみである。こ
の場合、システムの保全性を危険に晒すことなくそれを
UCBチェーンから安全に除去する方法がないので、イ
ンストレーション・スタティックUCBを古いデータ構
造のまま残すが、それは機能的に無効とされる。そし
て、新たな動的UCBを追加する。
【0039】この規則に対する他の例外は、サブチャン
ネルのみが削除されており、UCBは削除しない(ハー
ドウェアのみの削除)時である。この場合、装置サポー
ト・コードが動的をサポートしているか、またはその装
置が動的と定義されているかに係わらず、サブチャンネ
ルの削除が許される。
【0040】− 装置がオフラインである(図5の40
3)。
【0041】− 追加される各装置303に対して、 − 装置サポート・コードをIPLにロードした(図6
Aの411)。
【0042】従来技術のシステムでは、MVSは、I/
O構成内の装置に対する装置サポート・コードのみを、
IPLにロードしていた。本発明によれば、動的をサポ
ートする装置の形式に対する全ての装置サポート・コー
ドもIPLにロードすべきことをインストレーションが
指示することができる。この選択肢を選択すれば、動的
をサポートする装置の形式のものならどれでも動的に追
加することができることを保証する。
【0043】− 装置サポート・コードは動的をサポー
トする(図6Aの412)。
【0044】これらの条件のいずれかまたは双方が満た
されれば、装置をハードウェア定義に追加することが許
可される。そして、サブチャンネルが作成されるが(ソ
フトウェアのみの構成の変更でないなら)、UCB及び
その他の装置に関連する制御ブロックは作成されない。
ソフトウェア定義が作成される同一のIODFの次のI
PLにて、その装置を使用することができるようにな
る。
【0045】− 削除されている各装置経路304に対
して、 − 装置サポート・コードが動的をサポートする(図6
Cの431)。
【0046】− 装置を動的として定義する(図6Cの
432)。
【0047】− 装置経路はオフラインである(図6C
の433)。
【0048】− 追加されている各装置経路304に対
して、 − 装置サポート・コードは動的をサポートする(図6
Bの421)。
【0049】− 装置を動的として定義する(図6Bの
422)。
【0050】− 削除される各チャンネル経路に対し
て、チャンネル経路をオフライン305に構成しなくて
はならない。
【0051】− 構成の変更がソフトウェアのみの変更
ではない場合、ハードウェア・システム領域(HSA)
306に、ハードウェアI/O構成への更新を収容する
ための十分な空間があることをシステムは確認する。
【0052】上述の確認ステップの全ては、確認をパス
しないような要求があっても、処理され、構成の変更が
何故処理されなかったかに関する情報をできるだけ多く
ユーザに与えるようにする。
【0053】構成の変更がそれまで有効であるなら(エ
ラーが発見できないなら)、システムは以下のことを実
行する。
【0054】− 事象通知機能(ENF)信号307を
発し、プログラムに構成の変更に対して準備するように
通知する。例えば、削除すべき装置を使用しているプロ
グラムは、その装置に関連するUCBのアドレスを制御
ブロックから除去する、即ちUCBをアンピン(unp
in、下記を参照)することなどによって、削除すべき
装置に対する準備をしなくてはならない。
【0055】同様に、デバイス・サービス出口(DS
E)と呼ばれる装置サポート・コード出口を呼び出し、
装置サポート・コードに、構成の変更(例えば、装置サ
ポート・コードは、その装置のために作業領域として用
いられている記憶装置を解放する必要がある場合があ
る)のための準備をするように、通知する。
【0056】− 装置に関連するサブチャンネルを不能
化し、その装置を閉じ込める(box)ことにより、I
/O要求に対して使用するように全ての削除すべき装置
を使用不能にする(308)。サブチャンネルを不能化
することにより、I/Oの中断がその装置によって起こ
されるのを防止する。また、装置を閉じ込めることによ
って、I/O要求がその装置ヘ発されるのを防止する。
【0057】− 削除すべき全ての装置がピン(pi
n)されていないことを確認する(309)。ある装置
がピンされていないと、その装置に関連するUCBは
「発見不可」と印され、それによって、それが使用され
るのを防止するようになっている。ピンニング(pin
ning)は、UCB及び関連する装置が動的I/O構
成変更によって削除されるのを防止するために、プログ
ラムが使用することのできる直列化技法である。削除す
べき装置のいずれかがピンされている場合、エラーを指
示し、バックアウトを要求する(310)。(図9及び
それを説明する本文を参照。) − 削除すべき全ての装置経路がピンされていないこと
を確認する(311)。ある装置経路がピンされていな
いと、それに関連するUCBは「経路ピン不可」と印さ
れ、そのUCBに関連する装置経路がピンされるのを防
止する。装置経路のピンニングは、UCBのピンニング
と同様であるが、装置経路のピンニングは装置経路が削
除されるのを防止すると共に、UCB及び関連する装置
も削除されるのを防止する点で異なる。削除すべき装置
経路のいずれかがピンされている場合、エラーを指示
し、バックアウトを要求する(312)。(図9及びそ
れを説明する本文を参照。)構成定義の更新 構成の変更が有効であれば(確認フェーズ中何のエラー
も発見されなかったなら)、図7及び図8に示すように
I/O構成を更新する。
【0058】− 新しいUCBルックアップテーブル
(ULUT)を構築する(図7の501)。ULUT
は、システム中の全てのUCBへのポインタを含むもの
である。新たなULUTは追加されたUCBに対する項
目を含み、削除されるUCBに対する項目は含まないこ
とになる。
【0059】− ソフトウェアI/O構成に追加された
各装置に対して、新たなUCBを構築する(502)。
加えて、装置に関連するエラー・データを保持するため
に用いる装置統計テーブル(DST)のような、その他
の装置に関連した制御ブロックを構築する。測定ブロッ
ク・インデックス(MBI)をある追加されたUCB
(例えば、DASDまたはTAPE)に対して確立し、
これにより、装置のために性能データの測定を行うこと
ができる。UCBが関連する装置の階級に対するデフォ
ルトMIHの時間間隔を各追加されたUCBに対して確
立し、誤った割り込みを装置のために検出できるように
する。
【0060】− EDT再構築過程を開始する(50
3)。このEDT再構築の最初の段階は、削除されるU
CBを含まない新たな中間EDTを作成することであ
る。もしEDT再構築の最初の段階が失敗したなら、エ
ラーを指示し、バックアウトを要求し、更新過程から出
る。その他の場合、更新過程を継続する。
【0061】− 次に、ハードウェア構成を更新する
(504)。この過程を更に図8に記載する。まず、I
/O構成装置を特定の順番で、グループ化トークンによ
り、更新する。グループ化トークンは、I/O構成装置
に対する変更をまとめてグループ化し、I/O構成装置
を表す構造のために用いられるHSA記憶装置を最小化
するための手段である。同じ論理制御ユニット(LC
U)内の全ての装置及び制御ユニットは同じグループ化
トークンを持つことになる。LCUはハードウェア・エ
ンティティであり、1組の制御ユニットと装置とからな
り、制御ユニットが同じ組の装置にアクセスするように
している。(それは装置を共通に有する1組の制御ユニ
ットである。)以下に、ハードウェアのI/O構成装置
を更新する順序を説明する。
【0062】− 構成の変更に関連する各グループ化ト
ークンに対して、ハードウェアI/O構成装置を以下の
順序で更新する。
【0063】− 装置から制御ユニットを除去する(図
8の601)。
【0064】− 装置を削除する(602)。
【0065】− ユニット・アドレスを制御ユニットか
ら削除する(603)。
【0066】− チャンネル経路を制御ユニットから削
除する(604)。
【0067】− 制御ユニットを削除する(605)。
【0068】− 次に、チャンネル経路を削除する全て
の要求を実行し(606)、次いでチャンネル経路を追
加する全ての要求を実行する(607)。チャンネル経
路の構成の変更を行う順序は、グループ化トークンが支
配するものではない。チャンネル経路はLCU構造の一
部ではなく、したがってグループ化トークンは、チャン
ネル経路に対しては、HSAの記憶の効率的な利益を与
えることはない。
【0069】− そして、構成の変更に関連する各グル
ープ化トークンに対して、残りの構成変更を次の順序で
行う。
【0070】− 制御ユニットを追加する(608)。
【0071】− チャンネル経路を制御ユニットに追加
する(609)。
【0072】− 制御ユニットにユニット・アドレス範
囲を追加する(610)。
【0073】− 装置を追加する(611)。
【0074】− 制御ユニットを装置に追加する(61
2) −装置の特徴を修正する(613)。
【0075】あるI/O構成装置を削除できるようにな
る前に、階層中でそれより下位に位置する全てのI/O
構成装置を削除しなくてはならないので、上述の順序を
遵守しなくてはならない。即ち、1つのチャンネル経路
を除去できるようになる前に、それに取り付けられてい
る全ての制御ユニットを削除しなくてはならない。ま
た、1つの制御ユニットを除去できるようになる前に、
その制御ユニットに取り付けられている全ての装置を削
除しなくてはならない。同様に、あるI/O構成装置を
追加できるようになる前に、階層でそれより上位にある
全てのI/O構成装置を追加しなくてはならない。即
ち、1つの装置を追加できるようになる前に、その装置
に取り付けられる全ての制御ユニットを追加しなくては
ならない。また、1つの制御ユニットを追加できるよう
になる前に、その制御ユニットに取り付けられる全ての
チャンネル経路を追加しなくてはならない。CCB作成
論理はこれを保証するものである。
【0076】I/O構成装置を更新する変更が成功しな
かった場合、エラーを指示し、バックアウトを要求し、
ハードウェア更新過程から出る。その他の場合、このハ
ードウェア更新過程を継続する。ハードウェア更新過程
がエラーなく完了したなら、I/O構成更新過程を継続
する。
【0077】− 図7の流れに戻り、システムが保持し
ているチャンネル経路を更新し(505)、追加するチ
ャンネル経路についての情報を含ませ、削除するチャン
ネル経路についての情報を除去する。
【0078】− ULUTロックを得て、ULUT及び
MVSI/O構成トークンに対する更新を直列化する。
以前の及び新しいULUTを切り替え(506)、新し
いULUTを現行のULUTとする。一旦新しいULU
Tを現行のULUTとすると、追加したUCBが使用可
能となり、バックアウトによって取り去ることができな
くなるので、この時点以降、構成変更のバックアウトは
不可能となる。MVS I/Oトークンを更新し(以下
に示す図13に関する詳細な説明にある、このトークン
の説明を参照。ここで更新されるのはシーケンス番号、
WWUV、オペレーティング・システムID等のもので
ある)、ULUTのロックを解放する。
【0079】− チャンネル・リポート・ワード(CR
W)をシミュレートして、装置を関連するUCBに接続
することにより、追加された装置を使用可能にし(50
7)、その装置をI/O要求可能にする。同様に、削除
した装置をUCBから切断する。次に、追加された装置
−経路を、CRWをシミュレートしてその装置経路を関
連するUCBに追加することにより、使用可能とし、そ
れにより、これらの経路はI/O要求可能となる。各追
加された装置に対して、関連するDSEを呼び出し、そ
の装置から構成データを読み出し、及び/または他の装
置に依存した機能を行う。
【0080】− 第2段階、即ち最終EDT再構築段階
を次に実行する(508)。この段階は、完全な新しい
構成を含み、追加されたUCB及び装置グループ化及び
装置優先順位におけるあらゆる変更を含んだ最終EDT
を構築するものである。この最終EDTは、目標となる
IODFから直接構築する。
【0081】− 最後に、削除された装置に対する全て
の装置に関連する制御ブロックを削除する(509)。
これは、ソフトウェアのバックアウトのための十分な記
憶領域を保証するために前もっては行なわない。即ち、
ULUTを切り換える前に、削除される装置に対する装
置関連制御ブロックを前もって削除し、構成変更が失敗
した場合、この構成変更を取り消すためにその制御ブロ
ックを再び加入しなくてはならない。しかしながら、制
御ブロックを再追加するのに十分な記憶領域があるとい
う保証はない(何故ならシステムは動作し続け、残りの
構成に対して生成作業をおこなっているからである)。
したがって、バックアウトがもはやできなくなるまで
は、制御ブロックを削除しないようにする。
【0082】構成変更のバックアウト 構成変更が成功せず(確認フェーズまたは更新フェーズ
中にエラーが発見された場合)、バックアウトが必要と
なる場合、その構成変更を取り消す。バックアウトの目
的は、構成変更を試みる前の元の状態にI/O構成を復
元することである。このバックアウト過程を図9に示
す。
【0083】− エラーが発生する前にいずれかのハー
ドウェア更新を行っていた場合、そのハードウェア更新
を取り消す(701)。例えば、ある装置が削除された
なら、それが再び加入され、ある制御ユニットが削除さ
れたのなら、それが再び加入される、という具合であ
る。ハードウェア更新のバックアウトは、それらが更新
されたのと逆の順序で行われる。
【0084】− 使用不可能にされた全ての装置につい
ては、サブチャンネルを可能化し、更にその装置をアン
ボックスする(unbox)ことによって再び使用でき
るようにする(702)。
【0085】− 構成変更の準備をするようにプログラ
ムに伝えられた場合、その構成変更が拒否されたことを
プログラムに知らせるために、信号を発生する(70
3)。削除すべき装置を既に解放したプログラムは、こ
の時その装置を再び使用することができるようになる。
【0086】− 第1段階のEDT再構築が行われたな
ら、EDT再構築過程を取り消す(704)。
【0087】− 次に、追加された装置のために作成さ
れた全ての装置関連制御ブロックを記憶装置から削除す
る(705)。
【0088】静的、インストレーション・スタティック
及び動的装置 多くのプログラムがUCBに対して依存性を有するの
で、本発明は次の概念を導入する。
【0089】− 動的をサポートする装置の形式。
【0090】これは、HCD(Hardware Co
nfigurationDialog)からの装置依存
型の出口であるユニット情報モデュールによって示され
る。UIMはUCB内の装置依存型データを定義する。
【0091】− 動的として定義される装置。
【0092】動的をサポートする装置形式の各装置に対
して、HCDユーザは、その装置を設置静的または動的
として定義することができる。
【0093】これらの新しい概念から、次にあげる3つ
の装置定義のソフトウェア区分が得られる。
【0094】静的(static):動的能力をサポー
トしない装置形式に設定される装置サポート・コード。
【0095】インストレーション・スタティック:動的
能力をサポートする装置形式であるが、装置定義におい
て、インストレーションは装置が削除または変更を許さ
れていないことを指定する。
【0096】これによって、既存の静的データ構造に依
存するプログラムにアクセス可能となるように、設置が
装置を定義することができる。
【0097】動的(dynamic):動的能力をサポ
ートする装置形式であり、装置が削除または変更を許さ
れていることを、設置が指定する。
【0098】UCBが削除または変更のために適格であ
るためには、装置形式は動的をサポートしていなければ
ならず、その装置をインストレーションによって動的と
して定義していなければならない。
【0099】次にあげる規則は、UCB(及び全ての関
連する装置関連制御ブロック)の動的削除に対して準備
されていないプログラムが予期せぬエラーに遭遇しない
ことを保証する助けとなるものである。
【0100】− 動的として定義された装置に対するU
CBは、UCBアドレスを得るための従来技術のプログ
ラミング・サービスを用いるプログラムには、アクセス
することができない。
【0101】− 装置関連事象(例えば装置のオンライ
ンの変更)のための従来技術のENF信号を受けるプロ
グラムは、動的として定義された装置の事象について知
らされない。
【0102】本発明は、全てのUCBを含む装置関連動
作のためのENF信号の新たな組と共に用いるものであ
る。ENF信号の変換アルゴリズムを用いて、ENF信
号源(signaller)が、どの装置が動的として
定義されたかに感じないようにする。このENF信号変
換アルゴリズムは以下のことを行なう。
【0103】− 装置が動的として定義されている場
合、信号XをX’に変換する。
【0104】− 装置が静的またはインストレーション
・スタティックとして定義されている場合、信号Xと信
号X’との両方を発する。
【0105】したがって、信号Xを受ける既存のプログ
ラムは、UCBが静的またはインストレーション・スタ
ティックである場合の動作のみを通知される。信号X’
を受けるプログラムは、いずれのUCBの動作でも通知
される。
【0106】CCBの作成 図3の201で示した2つのIODFの比較の結果か
ら、構成変更ブロック(CCB)を作成する。このCC
Bは、ハードウェア及びソフトウェアの構成定義に対す
る変更を行なうために用いられる。
【0107】本発明によるCCBの一般的な構造を第1
0図に示す。好適実施例で議論したように、CCBは、
実際には、CCBプロパー801と、CCBヘッダ80
3内の項目によって指摘されたCCBエクステンション
(CCBX)802とからなる。CCBプロパーは、一
連のCCB項目804を含んでおり、このCCB項目の
フォーマットを更に詳しく805に示している。各項目
は、ヘッダ806と項目形式指定情報807とを含んで
いる。項目ヘッダは、項目によって指示された構成変更
の形式を指示する形式指示806A(装置、制御ユニッ
ト、またはチャンネル経路ID(CHPID))と、要
求が追加、削除、または修正要求のいずれであるかを指
示する要求形式指示806Bと、フラグ806Cとを含
んでいる。フラグ806Cは、(1)変更がハードウェ
ア構成定義なのか、或いはソフトウェア構成定義なの
か、(2)インストレーション・スタティック装置を動
的装置に変更するのか、(3)グループ化トークンが有
効か、を指示する。項目ヘッダは、グループ化トークン
806Dも含んでいる。これの使用法については後に詳
細に説明する。各項目は、更に図11に示すように、形
式指定情報807も含んでいる(後述する)。CCBX
802はIODFレコードを与え、これは動的追加、削
除及び修正を制御するために用いられることになり、形
式指定CCB項目807内のフィールドによってインデ
ックスされる。要求が構成装置を追加することであれ
ば、CCBXは新しいIODFからのレコードを含んで
いる。また、要求がレコードを削除することであれば、
CCBは古いIODFからのレコードを含んでいる(し
たがって、バックアウトの場合、その構成装置を再び加
入することができる)。(付録BにIODFについて更
に詳細に記載してある。)図11は、装置項目901、
制御ユニット項目902及びCHPID項目903用の
CCB項目内の項目形式指定情報の一般的なフォーマッ
トを示すものである。
【0108】装置項目は、装置番号901Aと、項目が
「修正」要求でありCHPIDを装置に/から追加/削
除する場合にこの装置から追加/削除されることになる
CHPIDアレイ901Gに含まれているCHIPDの
マスク901Bと、この項目が制御ユニットを装置に/
から追加/削除するための修正要求のために発生された
場合にその装置に/から追加/削除されることになる物
理的制御ユニット番号(IODF DVRレコードに含
まれている。図21参照)のマスク901Cと、装置レ
コードのCCBXへのオフセット901Dと、装置アタ
ッチメント・レコード定義のCCBXへのオフセット9
01Eと、新しいIODF(IODFDARからの)に
対する装置アタッチメント・レコードのCCBXへのオ
フセット901Fと、項目がCHPIDを装置(IOD
F LCRレコードから得られた)に/から追加/削除
するための「修正要求」のためになされた場合にこの装
置に/から追加/削除されることになるCHPIDのア
レイ901Gと、MVS装置定義(IODF MDR、
図22参照))のCCBXへのオフセット901Hとを
含んでいる。
【0109】制御ユニット(CU)項目は、CU番号9
02Aと、項目がCHPIDをCUに/から追加/削除
するための「修正」要求のためのものである場合にこの
CUに/から追加/削除されることになるCHPIDの
マスク902B(CHPID及び連結アドレスはCAR
アドレスに含まれている。図21を参照)と、物理的C
Uレコード(図21のCUR)のCCBXへのオフセッ
ト902Cと、CUアタッチメント・レコード定義(図
21のCAR)のCCBXへのオフセット902Dと、
要求がユニット・アドレス範囲を修正するためのもので
ある場合に追加または削除されるユニット・アドレスの
範囲902Eと、その範囲内のユニット・アドレスのカ
ウント902Fと、開始ユニット・アドレス902Gと
を含んでいる。
【0110】CHPID項目は、CHPID903A
と、チャンネル経路レコードのCCBXへのオフセット
903Bとを含んでいる。
【0111】CCB項目を作成する際、次にあげる全体
的規則を適用する。
【0112】− CCB内には二重項目はない。2つの
異なる理由から同じ項目が結果的に得られた場合、1つ
のみを発生する。
【0113】− この装置に対するCCB内に1つの追
加/削除ハードウェア項目がある場合、修正装置項目を
作成しない。
【0114】− この制御ユニットに対するCCB内に
1つの追加/削除項目がある場合、変更制御ユニット項
目を作成しない。
【0115】− フォローアップ項目を作成するための
1つの共通論理がある。これの詳細は、「フォローアッ
プ項目構造」という題の章で説明する。
【0116】CCB項目を以下の順序で分類する(報告
の目的のためにデータを都合よくアクセスでき、新しい
ULUTの構築を容易にするためである)。
【0117】− 装置番号順の装置項目。
【0118】− 削除要求を追加要求の前に配置する。
【0119】− 変更要求を最後にする。
【0120】− 制御ユニット番号順の制御ユニット項
目。
【0121】− 削除要求を追加要求の前に配置する。
【0122】− 変更要求を最後にする。
【0123】− チャンネル経路番号順のチャンネル経
路項目。
【0124】− 追加(要求)の前に削除(要求)を配
置する。
【0125】次にあげる一般的コメントを注記した形式
のCCB項目に適用する(CCBの作成のための疑似コ
ードが付録Aに含まれている)。
【0126】CHPID用として可能性のあるCCBに
は次の2つの形式がある。
【0127】1.CHPIDの削除、 2.CHPIDの追加。
【0128】各チャンネル経路項目は、ハードウェア制
御ブロックを更新すべきこととソフトウェア制御ブロッ
クは変更しないこととを(項目ヘッダのフラグによっ
て)指示する。
【0129】削除CHPID CCB項目 CHPIDを削除するためのCCB項目は、次の理由に
よって作成される。
【0130】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、新しいIODFにCHPIDが見つからない時、C
HPIDを構成から削除しなくてはならない。
【0131】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、CHPIDの定義が変更している時、CHPIDを
構成から削除し、再び加入しなくてはならない。
【0132】追加CHPID CCB項目 CHPIDを追加するためのCCB項目は、次の理由に
よって作成される。
【0133】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、古いIODFにCHPIDが見つからない時、CH
PIDを構成に追加しなくてはならない。
【0134】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、CHPIDの定義が変更していることが発見された
時、削除CHPID項目と追加CHPID項目との双方
を作成する。追加項目は、新しいIODFに対応するC
HPIDレコードを発見したことと、それによってCH
PIDを作成したこととを表す。
【0135】他の項目への依存性 削除及び/または追加項目を、CHPIDに対して作成
する時はいつでも、これは他の項目への依存性を有して
いる。全ての依存性に関する詳細な説明については、
「フォローアップ項目構造」という章を参照されたい。
【0136】制御ユニットCCB項目 制御ユニット用として可能性のある項目には次の3つの
形式がある。
【0137】1.制御ユニットを削除する。
【0138】2.制御ユニットを追加する。
【0139】3.制御ユニットを修正する。
【0140】各制御ユニット項目は、ヘッダ・フラグに
より、ハードウェア制御ブロックを更新すべきこととソ
フトウェア制御ブロックは変更しないこととを指示す
る。
【0141】削除制御ユニット項目 制御ユニットを削除するためのCCB項目は次の理由に
より作成される。
【0142】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、新しいIODFに制御ユニットが見つからない時、
制御ユニットを構成から削除しなければならない。
【0143】− 古いIODFを新しいIODFと比較
し、制御ユニット定義が変更している時(「修正」では
包含できないものとして注記した例外に対して)、制御
ユニットを構成から削除し、その後再び加入しなければ
ならない。
【0144】追加制御ユニット項目 制御ユニットを追加するためのCCB項目は、次の理由
によって作成する。
【0145】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、古いIODF内に制御ユニットが見つからない時、
制御ユニットを構成に追加しなければならない。
【0146】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、制御ユニット定義が変更していることが発見された
時(「修正」の下で包含されないものとして注記した例
外に対して)、削除制御ユニット項目と追加制御ユニッ
ト項目との両方を作成する。追加項目は、対応する制御
ユニット・レコードを新しいIODF内で発見したこと
及びそれにしたがって制御ユニットを作成したことを示
す。
【0147】他の項目への依存性 制御ユニットに対して削除及び/または追加項目を作成
した時はいつでも、これは他の項目への依存性を有して
いる。全ての依存性についての詳細な説明は、「フォロ
ーアップ項目構造」という章を参照されたい。
【0148】修正制御ユニット項目 制御ユニットを修正するためのCCB項目は、次の条件
のいずれかが検出された時に作成される。
【0149】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、CHPIDが新しいIODF内の制御ユニット定義
から削除されているのが発見された時、CCB項目を作
成して、制御ユニット定義から対応するCHPIDの組
を除去するために、制御ユニットを変更しなければなら
ないことを指示する。
【0150】CHPIDを追加または削除するために修
正される各制御ユニットに対して、その制御ユニット上
の各装置も、CHPIDを削除するために、修正しなけ
ればならない。CCBは、各影響を受ける装置のために
修正装置項目を含んでいなければならない。
【0151】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、CHPIDが新しいIODF内の制御ユニット定義
に追加されているのが発見された時、CCB項目を作成
して、対応するCHPIDの組を制御ユニット定義内に
追加するために、制御ユニットを修正しなければならな
いことを指示する。もし共通のCHPIDがないなら、
このような例外的な場合は、「修正」ではなく、「削
除」または「追加」で処理することになる。
【0152】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、ユニット・アドレスの追加または削除が発見された
とき、CCB項目を作成して、ユニット・アドレス範囲
を追加または削除するために制御ユニットを修正しなく
てはならないことを、指示する。共通のユニット・アド
レスがないならば、このような例外的な場合は、「修
正」ではなく、「削除」または「追加」で処理すること
になる。
【0153】追加または削除された全てのユニット・ア
ドレスは、ユニット・アドレス範囲内に整列される。追
加された新しいユニット・アドレス範囲毎に1つの修正
があり、削除された古いユニット・アドレス範囲毎に1
つの項目がある。
【0154】装置CCB項目 装置用として可能性のある項目には、次の3つの形式が
ある。
【0155】1.装置を削除する。
【0156】2.装置を追加する。
【0157】3.装置を修正する。
【0158】装置用の各CCB項目は、ハードウェアま
たはソフトウェア構成定義を更新すべきことを指示する
ことができる。これによって、サブチャンネルを作成ま
たは削除することなしにUCBを追加及び削除できる柔
軟性、及びUCBを追加または削除することなしにサブ
チャンネルを追加及び削除できる柔軟性を得ることがで
きる。
【0159】以下の章では、いつこれらの項目を作成
し、CCB内に配置するのかについて説明する。
【0160】装置の削除 装置を削除するためのCCB項目は、次の理由によって
作成される。
【0161】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、古いIODF(ハードウェア及び/またはソフトウ
ェア)内の装置定義が新しいIODF内に見つからない
時、その装置定義をシステムから削除しなければならな
い。
【0162】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、装置定義が変更していた時、その装置定義を除去
し、次いで再びシステム内に追加しなければならない
(「修正」の下で定義された場合を除く)。したがっ
て、2つのCCB項目を作成することになる。最初の項
目は、装置を削除すべきことを指示する。2番目の項目
は、新しい定義を用いて装置を作成すべきことを指示す
る。
【0163】装置追加項目 装置を追加するための項目は、次の理由により作成され
る。
【0164】− 新しいIODFを古いIODFと比較
し、古いIODF内には含まれていなかった装置定義
(ハードウェアまたはソフトウェア)が新しいIODF
内で見つかった時、その装置定義をシステムに追加しな
ければならない。
【0165】− ある装置が属性を変更してある時、そ
の装置をシステムから削除し、再び加入しなければなら
ない(「修正」の下で記載された場合を除く)。追加装
置項目は、CCBの中に配置する。
【0166】装置修正 装置を修正するためのCCB項目は、新しいIODFを
古いIODFと比較し、次にあげる条件のいずれかが検
出された時のみ作成される。
【0167】− 制御ユニットを装置に追加あるいは装
置から削除する。新しいIODFと古いIODFとの間
に共通の制御ユニットがないなら、その装置を削除し、
再び加入する。
【0168】それに続くのは、装置から/へ全ての制御
ユニットの経路を削除または追加するための項目であ
る。
【0169】− 装置に接続された既存の制御ユニット
への経路を追加または削除する。
【0170】− 違法な状態検出設定を変更した(可能
化または不能化)。
【0171】− インターフェース・タイムアウトの設
定を変更した(可能化または不能化)。
【0172】− 好適なチャンネル経路を変更した。
【0173】上述の条件の各々に対して、CCB項目を
作成し、装置定義を修正しなければならないことを指示
する。
【0174】これらの修正項目は全てハードウェアのみ
の変更である。
【0175】フォローアップ項目構造 いくつかの項目を作成することによって、それに続いて
別の形式の項目を追加したり、既存の項目を変更する結
果となる。
【0176】例えば、CHPIDを削除すると、これ
は、そのCHPIDを削除するための制御ユニットを修
正する項目を追加する結果となる。
【0177】または、1つの制御ユニットから全てのC
HPIDを削除すると、全制御ユニットを削除するよう
に項目を変更しなくてはならない。
【0178】このようなフォローアップ項目についての
規則を図12に示す。この図では、矢印毎に2つの項目
間のフォローアップ関係を示している。異なる形式の項
目(例えば装置/制御ユニット)が関連する時、これは
項目の追加を指示する。図12内の文字は以下のことを
意味する。
【0179】a:削除されたCHPID(チャンネル経
路)毎に、CHPID上の全ての制御ユニットからCH
PIDを削除するための項目がなければならない。
【0180】b:追加されたCHPID毎に、CHPI
D上の全ての制御ユニットにCHPIDを追加するため
の項目がなければならない。
【0181】c:全てのCHPIDを制御ユニットから
削除した時、その制御ユニットを削除し、再び加入する
ために項目を変更しなければならない。
【0182】d:全てのチャンネル経路を1つの制御ユ
ニットに追加する時、その制御ユニットを削除し、再び
加入するために、項目を変更しなければならない。
【0183】e:制御ユニットから削除されたチャンネ
ル経路毎に、制御ユニット上の全ての装置からCHPI
Dを削除するための項目がなければならない。
【0184】f:制御ユニットに追加されたCHPID
毎に、制御ユニット上の全ての装置にCHPIDを追加
するための項目がなければならない。
【0185】g:削除された制御ユニット毎に、その制
御ユニット上の全ての装置からその制御ユニットを削除
するための項目がなければならない。
【0186】h:追加された制御ユニット毎に、その制
御ユニット上の全ての装置にその制御ユニットを追加す
るための項目がなければならない。
【0187】i:装置から削除された制御装置毎に、そ
の装置からの制御ユニットに関連する装置からのチャン
ネル経路を全て削除するための項目がなければならな
い。
【0188】j:装置に追加された制御ユニット毎に、
その制御ユニットのCHPIDを全てその装置に追加す
るための項目がなければならない。
【0189】k:装置から全ての制御ユニットを削除す
る時、その装置を削除し、再び加入するために、項目を
変更しなければならない。
【0190】この遷移が有効な時、遷移mも有効でなけ
ればならない。
【0191】l:全ての制御ユニットを装置に追加する
とき、その装置を削除し、再び加入するために、項目を
変更しなければならない。
【0192】この遷移が有効なとき、遷移nも有効でな
ければならない。
【0193】m:全てのCHPIDを装置から削除する
時、その装置を削除し、再び加入するために項目を変更
しなければならない。
【0194】この遷移が有効な時、遷移kも有効でなけ
ればならない。
【0195】n:全てのCHPIDを装置に追加する
時、その装置を削除し、再び加入するために、項目を変
更しなければならない。
【0196】この遷移が有効な時、遷移lも有効でなけ
ればならない。
【0197】I/O構成変更の検出 本発明のこの実施例に記載するMVS環境において、上
述のように、ユニット制御ブロック(UCB)と適格装
置テーブル(EDT)とは、オペレーティング・システ
ムへの装置の組を記述するものである(図1の104及
び図2の116)。上述のように、装置の構成定義を動
的に追加、削除或いは修正する時、MVSは動的にUC
Bを追加及び削除し、更にEDTを再構築する。これら
の変更を検出するためのメカニズムが以下に述べるよう
にするために必要となる。
【0198】− I/O構成を表わすUCBの組を変更
した時、現行のI/O構成についての情報を得る必要の
あるプログラムが(例えば、構成を表わすUCBのグル
ープを走査することにより)一貫性のない結果に遭遇し
ないようにする。
【0199】− 装置定義を一つの装置形式から別のも
のに動的に修正する時、装置番号とUCBとの間の関係
に感じるプログラムが、一貫性のない結果に遭遇しない
ようにする(例えば、最初に3350DASDとして定
義された装置番号を、後に3380DASDまたはTA
PE装置として定義することができる)。
【0200】− あるUCBを動的に削除し、後に別の
UCBを動的に同じ記憶アドレスに加入する時、UCB
のアドレスリストを保持し、ある与えられたUCBアド
レスを、それを用いる前に確認するプログラムが、一貫
性のない結果に遭遇しないようにする。
【0201】− 装置の論理的グループ化を動的に変更
する時、割り当ての目的のために装置の論理的グループ
化に感じるプログラムが、一貫性のない結果に遭遇しな
いようにする。
【0202】同様なメカニズムは、動的装置の再構成
(DDR)の交換(従来技術では既知である)が起こ
り、2つのUCBの内容を交換する時にも必要となる。
DDRの交換は、装置番号とその交換に関係のある装置
のUCBとの間の関係を変更するものである。
【0203】図13は、本発明の制御ブロック構造の核
心を示し、このI/O構成変更の検出を行なうための、
次にあげる構成を図示したものである。
【0204】MVS I/O構成トークン(1101) MVS I/O構成トークン・テーブル(1102) UCBトークン・テーブル・インデックス(1103
A)MVS I/O構成トークン 1101 MVS I/O構成トークンの目的は、全体として、I
PLの寿命の期間、I/O構成の現行の状態をMVSに
独自に識別させることである。
【0205】MVS I/O構成トークンは、MVSプ
ログラミング・サービスと共に、そのサービスから受取
った情報がトークンによって表わされる構成定義と一貫
性があることを保証するために用いることができる。
【0206】トークン・フォーマット MVS I/O構成トークンは次のデータから構成され
る。
【0207】− IODF ワールド・ワイド・ユニー
ク・バリュー(WWUV)1101A 注記:IODFは、MVSが初期化に必要とする全ての
I/O構成定義データを含んでいるI/O構成ファイル
である。このファイルを初期化過程の間にMVSが読み
取り、I/O構成のためのUCB及びEDTを構築す
る。IODFはIODFを独特に識別するワールド・ワ
イド・ユニーク・バリュー(WWUV)を含んでいる。
【0208】また、WWUVは次のものからなる。
【0209】CPUアドレス1101B CPU連番1101C CPU型番1101D TODクロック1101E(IODFの作成時) − オペレーション・システム構成識別子1101F
(IODF内の特定の構成に対して独特である任意の8
バイト文字列) − シーケンス番号1101G − DDR交換の番号1101H − EDT識別子1101J MVS I/O構成トークンは、オペレーティング・シ
ステムが初期化過程を完了した時に初期プログラム・ロ
ード過程の一部として作成される。
【0210】− IPUに対して選択したIODFから
IODF WWUVを得る。
【0211】− 何も指定されておらず、IPLに用い
られるIODF内に1つのオペレーティング・システム
のみが存在する場合に、オペレーティング・システム識
別子はIPLまたはデフォルト識別子のための設置によ
って指定される。
【0212】− シーケンス番号をゼロに初期化する。
【0213】− DDR交換の番号をゼロに初期化す
る。
【0214】− 何も指定されておらず、かつIPLに
用いられるIODF内に1つのオペレーティング・シス
テムのみが存在する場合に、初期EDT識別子はIPL
またはデフォルト識別子のために指定する。
【0215】MVS I/O構成トークンは、次にあげ
る事象の各々に対して更新するようにする。
【0216】− 新しいI/O構成定義を活性化する
時。
【0217】この場合、新しいIOD WWUV及び新
しいオペレーティング・システム構成識別子を構成トー
クン内に記憶する。更に、構成トークン・シーケンス番
号を増加する。EDTを再構築する場合、EDT識別子
を更新する。
【0218】− DDR交換が起こる時。
【0219】構成トークン内のDDR交換カウントを増
加する。
【0220】MVS I/O構成トークン・テーブル
1102 MVS I/O構成トークン・テーブルは、n個の要素
の配列からなるものである(好適なMVSの実施は、1
6項目のテーブル・サイズを示している)。配列内の各
要素は、有効なMVS I/O構成トークンを表わして
いる。
【0221】システムの初期化中、初期MVS I/O
構成トークンをこのテーブルの最初のスロットに記憶す
る。MVS I/O構成トークンを変更する度に、即ち
以下のことが起こる時にはいつでも、新しいトークンを
テーブルに追加する。
【0222】− 新しいI/O構成定義の活性化の成功
の時。
【0223】− 2つのUCBの内容を交換するDDR
交換の時。
【0224】このトークン・テーブルが満配になったな
ら、連続する構成変更が各々、このテーブル内のトーク
ンをシフトさせ、最も古いトークンを除去するようにし
ている(即ち、最新の16個が保持されている)。ま
た、これは、各UCB1103A内のトークン・テーブ
ル・インデックスの値を適当なトークンを指し示すよう
に更新することも必要とする(UCBトークン・テーブ
ル・インデックスの説明については「UCBトークン・
テーブル・インデックス」を参照されたい)。
【0225】UCBトークン・テーブル・インデックス
1103A UCBトークン・テーブル・インデックスは、MVS
I/O構成トークン・テーブルへのインデックスを含む
UCBフィールドである。このインデックスは、このU
CB定義を追加した時または最後に変更した時のMVS
I/O構成トークンを表わすものである。
【0226】トークン・テーブル値の管理は次のように
機能する。
【0227】− IPLにおいて構築された全てのUC
Bは0のインデックスを含んでいる。
【0228】− トークン・テーブル内の初期項目(0
のインデックスを有する)は、IPLにおけるI/O構
成定義を表わすMVS I/O構成トークンを含んでい
る。
【0229】− 動的構成変更またはDDR交換が起こ
った時はいつでも、新しいMVSI/O構成トークンを
作成し、トークン・テーブルに追加する。
【0230】− UCBを動的に追加したか、あるいは
動的に修正した時はいつでも、そのUCB内のトークン
・テーブル・インデックスを、トークン・テーブル内の
現行のトークンのインデックスに設定する。
【0231】− DDR交換が起こった時はいつでも、
両方の影響をうけるUCB内のトークン・テーブル・イ
ンデックス値を、トークン・テーブル内の現行のトーク
ンのインデックスに設定する。
【0232】− トークン・テーブルが満配になった
ら、連続する構成変更が各々、このテーブル内のトーク
ンをシフトさせ、最も古いトークンを除去し、最新の1
6個を保持するようにする。また、これは、各UCB内
のトークン・テーブル・インデックス値を、適当なトー
クンを指し示すように変更することも必要とする。
【0233】注記:UCBインデックスが既にゼロであ
れば、それはゼロのまま放置する。したがって、MVS
構成トークンを検索した後、構成変更が17回起こる
と、トークンの不整合を検出して装置定義が変化したこ
とを指示するサービスが行なわれる。MVS I/O構成トークンの使用 注記したように、トークンは、サービスから受取った情
報が入力されたトークンと一貫性があることを保証する
ために、MVSプログラミング・サービスと共に用いる
ことができる。
【0234】ある動的構成変更に対し、トークンの影響
を受ける部分のみを更新する。プログラミング・サービ
スは、戻されるデータに関して一貫性を保証する。例え
ば、動的構成変更がEDTを更新するのみであれば、U
CB情報を戻すプログラミング・サービスは、何かに一
貫性がないということを指示することはない。
【0235】トークンは、次の4つの場合を検出するの
に用いることができる。
【0236】− UCBの組を動的に変更した。
【0237】− 特定の装置の定義を動的に変更した。
【0238】− EDTを動的に再構築した。
【0239】− 装置がDDR交換に関係があった。
【0240】MVS I/O構成トークンの概念によっ
て、プログラムはUCBアドレスまたは装置番号のリス
トを、構成トークンがリストに保持されているという条
件の下で、全てのUCBをリスト内に固定し続けること
なく維持することができる。また、構成トークンは、U
CB定義がその構成トークンによって表わされる構成と
一貫性があることを保証するために、システム・サービ
スによって用いられる。具体的には、サービスは、入力
装置番号またはUCBアドレスに対する装置定義が入力
構成トークンが表わす時点から変化していないことを保
証する。UBC内のトークン・インデックスが、入力と
して受取ったトークンよりも新しい構成トークンを表わ
しているならば、サービスは装置定義が入力されたトー
クンとは一貫性がないことを示す(サービスからのリタ
ーン・コードによって)。
【0241】注記:MVSの実施においては、最新の1
6トークンのみを保持するようにしているので、プログ
ラムが構成トークンを検索し得ること、17回の動的I
/O構成変更が起こること、そして特定の装置定義が変
っていなくてもプログラムがトークンの不整合を検出す
ることが可能である。
【0242】構成トークンによって、プログラムは他の
方法では検出されないような、次にあげる場合を検出で
きるようになる。
【0243】− 特定の装置番号に対する構成定義を変
更する(サービスは、UCBがその装置番号のために存
在することと、装置定義がトークンと一貫性があること
との双方を確認するからである)。
【0244】− あるUCBを削除し、後に異なるUC
Bを同じ記憶アドレスに加入する(サービスは、UCB
アドレスが有効なUCBを表わすことと、装置定義がト
ークンと一貫性があることとの両方を確認するからであ
る)。
【0245】装置ピンニング(pinning) 上記したように、本発明は、データの保全性の目的のた
めのピン・メカニズムを提供するものであるので、シス
テムによって用いられている装置定義には、削除不適格
として印すことができる。このピン・メカニズムは次に
あげる処理を提供する。
【0246】− 装置のピンニング。
【0247】− UCB(及びそれと関連する装置に関
係したデータ構造)に削除不適格と印すことを、許可さ
れたプログラムに要求させる。
【0248】− ある装置への全ての経路に削除不適格
と印すことを、許可されたプログラムに要求させる。こ
れは、装置のピンニングよりも粒状(granula
r)である。経路もピンされていないならば、装置ピン
ニングから経路ピンニングを分離すれば、ピンされてい
る装置から経路を動的に削除することができる。
【0249】このピン・メカニズムにとって重要なデー
タ構造を図13に示す。この構造は次のものを含んでい
る。
【0250】ピン・キュー・ヘッダ 1104 ピン・キュー・ヘッダはUCB(1103B)にアンカ
ーされ、次のフィールドからなるものである。
【0251】制御ブロック・バージョン番号 1104
A PQEのカウントが有効でない時を示すフラグ 110
4B PQEチェーン上のPQEのカウント 1104C PQEチェーン上の最初のPQEのアドレス 1104
D PQEチェーン上の最後のPQEのアドレス 1104
E UCBのアドレス 1104Fピン・キュー要素 1105 ピン・キュー要素は、PQEから二重ヘッド・二重スレ
ッド・キュー(double headed,doub
le threaded queue)にアンカーさ
れ、次のフィールドからなるものである。
【0252】制御ブロック・バージョン番号 1105
A フラグ 1105B − 要求がアドレス空間の終端を越えて続く場合の指示
部。
【0253】− ピンをタスク・モード呼び出し部に対
して行なった場合の指示部。
【0254】−要求が、装置への全ての経路を固定する
ためのものであった場合の指示部。
【0255】− NIPの間に要求が行なわれたことの
指示部。
【0256】最初の次のPQEのアドレス 1105C 以前のPQEのアドレス 1105D PQHのアドレス 1105E ピン・シーケンス・カウント 1105F 現行の主要アドレス空間に対するSTOKEN 110
5G(ピンニングを行なったアドレス空間を示す) 要求元の構成物ID 1105H SRBモード・ピンナー(pinner)のピンナーI
D 1105J ASID; タスク・モード・ピンナーに対するジョブ・ステップT
CBのアドレス。
【0257】ピンの時間及び日付け 1105K ピン・テキスト 1105Lピン・トークン 1106 装置のピンナーには、8バイトのピン・トークンが戻さ
れる。ピン・トークンは次の2つの機能を備えている。
【0258】− 削除すべきPQEを独特に識別する。
【0259】− 削除すべきPQEのための高速検索を
行なう。
【0260】ピン・トークンは、次の2つのフォーマッ
トを有する。
【0261】PQEアドレス 1106A ピン・シーケンス・カウント 1106B ピン・サービス機能を図14に示す。1201にて、必
要な直列化及び確認を行なう。即ち、ロック(ULUT
ロック)を得て、動的構成に対抗して直列化し、UCB
をロックしてピン・キューを直列化する。装置番号を抽
出し、UCBの検索を行ない、結果として得られたUC
Bアドレスが入力されたUCBアドレスと整合すること
を保証することによって、UCBアドレスを確認する
(UCBをロックする前に)。もしPQHが存在しない
なら(1202)、PQHを1つ構築し(1203)、
UCBから開放する(図13の1104を参照)。そし
て、ピン・シーケンス・カウント(ピン・トークンの独
特性を保証するためのカウンタ)を更新し(図13の1
105F)、PQHをチェーンに加入(1204)する
(図13の1105)。次に、タスクまたはアドレス空
間情報をPQEに追加し(1205)、タスク・モード
・ピンをジョブ・ステップ・タスクTCBに関連付ける
と共に、関連するSRBモード・ピンを主要アドレス空
間に関連付ける(図13の1105Jを参照)。最後
に、ロックを開放し(1206)、ピン・トークンを構
成し、戻す。
【0262】アンピン(unpin)機能を図15に示
す。1221で、入力されたピン・トークン(図13の
1106を参照)を確認し(PQEアドレスが有効なP
QEであることと、ピン・トークン内のピン・シーケン
ス・カウントがPQE(図13の1105Fを参照)内
のシーケンス・カウントと整合することを保証すること
によって)、UCBのロックを得てピン・キューを直列
化する。そして、PQEをPQEチェーンから除去し
(1222)、このチェーン上にPQEが残っていない
ならば(1223)、PQHを除去する(図13の11
03B、1104参照)。最後に、UCBロックを解く
(1225)。
【0263】グループ直列化 上記したように、直列化技法の別の主要な部分は、グル
ープ定義の変更が許可されている間に、複数の装置グル
ープに対する直列化要求を処理するグループ直列化メカ
ニズムである。
【0264】従来技術では、ユーザがユニット名または
属名を与え、装置にそれらを割り当てるように要求でき
ることが知られている。オペレーティング・システムの
「割り当て」機能は、これらの要求を具体的な装置番号
(または装置番号の組)に対する要求に変換する。IB
MのMVS/ESAオペレーティング・システムは、装
置番号のグループを「割り当てグループ」に分割し、こ
の機能を達成することで知られており、ここでは、割り
当てグループとは、同一の総称的装置形式に属する装置
の組として定義され、ユニット名の同じ組に正確に定義
される。図16Aは7つのこのような割り当てグループ
定義を示しており、図16Bは、装置571(以前のグ
ループ6に属する。図16Aの1301)がユニット名
T2からユニット名T1(同じくグループ5に属する。
図16Bの1302)に再定義された後の同じシステム
内の7つの割り当てグループを示している。
【0265】更に、特定のユニット名内に含まれる1つ
または複数の割り当てグループを表わす「グループ・マ
スク」をEDT内に含むことも、従来技術では知られて
いる。図17は、図16A内の定義に対応するグループ
・マスクを示したものである。例えば、ユニット335
0は、3つのビットがオンになっており(1303)、
このユニット名が割り当てグループ2、3及び4に及ぶ
ことを示すものとして、示されている。これらのグルー
プ・マスクは、過去においては、共通記憶装置内の「グ
ローバル・マスク」と共に用いて、特定のグループへの
アクセスを直列化していた。図17に示す例では、グロ
ーバル・マスク(1304)では、グループ5がロック
されていることを示すビットがオンになっており、した
がって、グループ5(図17の例における3480また
はT1)に及ぶいかなるユニット名を割り当てるユーザ
の試みも待たなくてはならない。
【0266】本発明は、動的に修正可能なI/O構成
(「再構成」)を提供するので、装置571が図16A
と16Bとの間でそうであったように、装置番号を割り
当てグループ間で移動することが可能となる。したがっ
て、更にアコモデーションを要することなく、再構成前
のロックするグループ5は、再構成後にグループの全て
の装置部分をロックすることはない(特に、装置57
1)。
【0267】この問題を解決するために、本発明の好適
実施例は、図18の1401に示すように、「グループ
・マスク変換テーブル」(GMCT)をEDTの一部と
して含むこととした。このテーブルは各割り当てグルー
プに対応する行を備え、再構成中のEDT(「新しいE
DT」)内の入力グループ・マスクから「変換された」
グループ・マスクを作成するのに用いられる。図16
A,16B,17の再構成の例を用いて、対応するGM
CT(図18の1401)を次のようにして構成する。
GMCT内の各行は、新しいEDT内の割り当てグルー
プに対応する。各列は、古いEDT内の割り当てグルー
プ番号に対応する。(新しい)割り当てグループX内の
装置が(古い)割り当てグループY内に発生したなら、
行X列Yにビットを設定する。このように、装置570
及び571(新しい割り当てグループ5)は古い割り当
てグループ5(装置570)及び6(装置571及び5
72)に及ぶので、行1402(新しい割り当てグルー
プ5に対する。図16Bを参照)はビット5及び6(図
16Aを参照)を有する。
【0268】次に、GMCTを入力マスク(直列化すべ
き特定の割り当てグループの特定の組を表わす)と共に
用いて、次のように「変換されたマスク」を作成する。
入力されたマスク内に設定された各ビット組を用いて、
GMCTから1つの行を選択し、その行を論理的にオア
(OR)し、構築中の変換されたマスクに入れる。例え
ば、ユニット3480に対する入力マスクが図18の1
403に示されている。この入力マスクを用いると、G
MCT1401の行5と6とを論理的にオアする結果に
なり、変換されたマスク1404を生成する。
【0269】図19は、これらの概念をいかに連結して
1つの割り当てグループへの排他的アクセスを得るかを
示したものである。1501において、グループの変更
が進行中であるか試験を行なう(古いEDTのユーザが
新しいEDTのユーザと同時に存在していたなら、変更
は進行中である。これは、新しいEDT内の指示によっ
て知らされる)。進行中であるなら、上述した方法によ
って、GMCTと入力されたグループ・マスクとを用い
て、変換されたグループ・マスクを作成する(150
2)。次に、適切な直列化ロックを得て、グループへの
アクセスを要求している他の過程との直列化を行なう
(1503)。入力マスク及び変換されたマスクを用い
て、必要なグループへのアクセスを得る試みを行なう
(1504、1507)。ここで、入力マスクは、新し
いEDTと関連する(第1の)グローバル・マスク
(「ロックされた」グループを表わす)に対抗して用い
られ、変換されたマスクは、古いEDTに関連する(第
2の)グローバル・マスクに対抗して用いられる。(例
示すると、図17の1304のグローバル・マスクは、
グループ5がロックされているが、他の全グループはロ
ックされていないことを示している。グループ2、3及
び4は現在ロックされていないので、「3350」を割
り当てる試み(1303)は成功する。続いて、グロー
バル・マスク1304とマスク1303とで「オア」を
取り、これら3ビットをオンにして、これら3つのグル
ープは現在ロックされていることを示す。アンドを取る
試みが失敗すると、後の待機過程の後の「ポスト(po
st)」のための、従来の「待機状態」となる(150
9)(既に保持されている任意の元のグループをまず開
放する)。最後に直列化ロックを解き、このルーチンを
終了する。
【0270】図20は、1つのグループ内の装置への排
他的アクセスを開放するために必要な制御の流れを示し
たものである。この論理は既に述べたアクセスを得るた
めのそれと非常に類似している。即ち、グループの変更
がいまだ進行中であるかを試験し(1601、160
5)、変換されたマスクを作成し(1602)、ロック
し、ロックを解く(1603、1609)。大きな違い
は、入力マスクと元のグローバル・マスクとで排他的論
理和を取り(1604)、変換されたマスクと2次側の
グローバル・マスクとで排他的論理和を取る(160
6)ことによって、グループへのアクセスを無条件に開
放することであり、この場合いかなる待機過程も、終了
以前に従来通り「ポスト(post)」されている(1
608)。
【0271】付録A プロセッサ及びO/S構成IDを Find 古いIODFでの各装置毎に DO FOR 新しいIODFに装置を Find IF 古いIODFでの装置が新しいIODFに見出されない THEN CCBに“装置削除"の項目を Create ELSE IF ソフトウェア定義が変更された THEN 古い装置を削除し、 項目にソフトウェアのみとしてマー
クするために、CCBに“装置削除”の項目を Create 新しい装置を追加し、 項目にソフトウェアのみとして
マークするために、CCBに“装置追加”の項目を Create IF 古い装置と新しい装置との間に共通の制御ユニット
がない THEN If この装置に対する、ソフトウェアのみが“装置削
除”の項目がCCBにある THEN “装置削除”及び“装置追加”の項目をハードウェア及
びソフトウェアとして Mark ELSE 装置に対する“装置削除”の項目を Create 装置に対する“装置追加”の項目を Create ELSE 共通に幾つかのCUがある IF 新しい装置が制御ユニットを持つ THEN 制御ユニットを追加するために“装置修正”の項目を C
reate IF 新しいIODFでの装置が制御ユニットを失いつつある
制御ユニットを削除するために“装置修正”の項目を C
reate IF サブチャンネル特性が変更された装置特性を変更す
るために“装置修正”の項目を Create (好ましい経路、インターフェース・タイムアウト又は不
法な状態の検出) ENDDO 新しいIODFにおいて各装置毎に DO FOR 古いIODFに制御ユニットを Find IF 装置が見出されない THEN 新しい装置を追加するために“装置追加”の項目を Cre
ate ENDDO 古いIODFにおいて各制御ユニット毎に DO FOR 新しいIODFに制御ユニットを Find IF 古い制御ユニットが新しいIODFに見出されない THEN 制御ユニットを削除するために“制御ユニット削除”の
項目をCreate ELSE IF 古いIODFでの制御ユニットと新しいIODFでの制御ユ
ニットとの間に共通のCHPIDがない OR 制御ユニット定
義がユニット・アドレス範囲を除いて変更された THEN “制御ユニット削除”の項目を Create まだ“装置削除項目”又は“装置追加項目”を生成され
ない制御ユニット上の各装置に対する経路を除去するた
めに“装置修正項目”をCreate。IF 装置に対する、ソフ
トウェア削除又は追加の項目が既にあるならば、ハード
ウェア及びソフトウェアの変更を行うため削除及び追加
の項目をchange “制御ユニット追加”の項目を Create まだ“装置削除項目”又は“装置追加項目”を生成され
ない制御ユニット上の各装置に対する経路を追加するた
めに“装置修正項目”を Create IF 装置に対する、ソフトウェア削除又は追加項目が既に
あるならば、ハードウェア及びソフトウェア変更を行う
ために削除及び追加の項目をchange ELSE IF 制御ユニットが追加のCHPIDを持つ THEN CHPIDを追加するために“制御ユニット修正”の項目をc
reate まだ“装置削除項目”又は“装置追加項目”が生成され
ない制御ユニット上の各装置に対する経路を追加するた
めに“装置修正項目”をCreate。IF 装置に対する、ソ
フトウェア削除又は追加の項目があるならば、 ハードウ
ェア及びソフトウェア変更を行うため削除 及び追加の
項目をchange IF 制御ユニットがCHPIDを除去された THEN CHPIDを削除するため“制御ユニット削除”の項目をCre
ate まだ“装置削除項目”又は“装置追加項目”が生成され
ない生成ユニット上の各装置に対する経路を除去するた
めに“装置修正項目”を Create IF 制御ユニット、ユニット・アドレス範囲が変わった TH
EN U/A範囲を変更するために“制御ユニット修正”の項目
をCreate ENDDO 古いIODFにおいて各制御ユニット毎に DO FOR 古いIODFに制御ユニットを Find IF 制御ユニットが見出されない THEN “制御ユニット追加”の項目を Create ENDDO 古いIODFにおいて各CHPID毎に DO FOR 新しいIODFにCHPIDを Find IF CHPID定義が変更された THEN “CHPID削除”の項目を Create ELSE IF CHPID定義が変更された THEN CHPID削除項目を Create CCBに削除項目又は追加項目を既に持つ制御ユニットを
除いて(制御ユニットが他の経路を持つかどうかに依存
して)CHPID上の各制御ユニットに対して“制御ユニット
修正”又は“制御ユニット削除”の項目を Create CCBに装置削除項目を既に持つ制御ユニットを除いて(装
置への交互の経路があるかどうかに依存して)CHPID上の
各制御ユニット上の各装置に対して“装置削除”の項目
の“装置修正”の項目を Create。ソフトウェアのみ削
除及び項目があるならば、ハードウェア及びソフトウェ
ア変更へ変換される CHPID追加の項目を Create 上記ステップで経路が除去された又は追加された各制御
ユニットに対して“制御ユニット修正”の項目を Creat
e 上で経路が除去された各制御ユニット上の各装置に対し
て“装置修正”の項目又は“装置追加”の項目を Creat
e ENDDO 新しいIODFにおいて各CHPID毎に DO FOR 古いIODFにCHPIDを Find IF CHPIDが見出されない THEN “CHPID追加”の項目を Create ENDDO付録B I/O定義ファイル(IODF) I/O定義ファイル(IODF)と呼ばれるハードウェ
ア定義をファイルにセーブする。このファイルは1つ以
上のプロセッサのためのI/O定義情報を含んでいる。
また、次の処理に必要な情報も含んでいる。
【0272】− 各プロセッサに対してIOCDSメン
バを構築する。
【0273】− I/O定義内の装置に対してUCBを
構築する。
【0274】− I/O定義ファイル内の装置に対して
1つ以上の適格装置テーブル(EDT)を構築する。
【0275】一般に、I/O定義ファイルは、木状に順
序付けられていて共に接続されたレコードの組からなる
ものである。
【0276】I/O定義ファイルは、特定のセクション
(例えば、オペレーティング・システム装置情報、属
(Generic)定義テーブル、及び割り当て定義テ
ーブル)に収集されたレコードの幾つかに対して、ブロ
ック化された連続アクセスを可能とし、組み込まれた連
鎖可能性(chaining possibiliti
es)を用いることなく、高性能をもたらすように構成
する。
【0277】レコード形式の幾つかを隣接する記憶位置
に収集することに加えて、異なる関係を有するレコード
を共に隣接領域にグループ化するように、IODF内に
特別な定義の組を設けている。このような定義の組は、
属定義テーブル(GDT)及び割り当て定義テーブル
(ADT)であり、ADT自体は割り当て定義領域(A
DA)に収集される。上記定義された領域を再びオペレ
ーティング・システム毎に共にグループ化する。これに
ついては図21、22、17を参照されたい。
【0278】I/O定義ファイルは、次のセクションか
ら成る。
【0279】− HCDが用いる制御情報を含むファイ
ル・ヘッダ。
【0280】このセクションは、制御情報と共に、IO
DFの別のセクションへのオフセットも含んでいる。ヘ
ッダは、IODF線形空間の原点に常駐しており、40
96バイトの長さを有する。
【0281】− オペレーティング・システム記録(O
SS)セクション。このセクションは、IODFの原点
に関するページ境界上で開始する。これは、共にグルー
プ化された全てのオペレーティング・システムのレコー
ドを含む。
【0282】OSR... − 次にあげるセクションは共にグループ化され、各オ
ペレーティング・システムの構成定義に対して繰り返さ
れるものである。
【0283】− オペレーティング・システムが用いる
属定義テーブル(GDT)セクション。このセクション
はIODFの原点に関するページ境界上で開始する。こ
れは、次のような属定義レコードを含んでいる。
【0284】(GGR GRR ...)... − オペレーティング・システムが用いる割り当て定義
領域(ADA)セクション。このセクションは、IOD
Fの原点に関するページ境界上で開始する。これは、A
TRによってアドレスされる複数の異なる割り当て定義
テーブルを含んでいる。ADA内の異なる割り当て定義
レコードの組織は、次のようになっている。
【0285】ADT...、一方、ADTは(GU
R...)(EGR ER R...)...によって
設定される。
【0286】− オペレーティング・システムが用いる
割り当て定義テーブル・インデックス・セクション。こ
のセクションは、IODFの原点に関するページ境界上
で開始する。これはオペレーティング・システムのユニ
ーク制御情報を含み、割り当て定義テーブルのヘッダ・
レコード(ATR)から成る。このセクションの長さ
は、定義された割り当て定義テーブルの数に従って変え
ることができる。
【0287】ATR... − オペレーティング・システムが用いるMVS装置レ
コード・セクション。このセクションは、IODFの原
点に関するページ境界上で開始する。これは、4バイト
の装置番号で順序付けたオペレーティング・システム装
置レコード(例えば、MDR)を含んでいる。
【0288】MDR... − オペレーティング・システムが用いるNIPコンソ
ール・セクション。このセクションは、IODFの原点
に関するページ境界上で開始する。
【0289】これはNIPコンソール・レコードを含ん
でいる。
【0290】NCR... − オペレーティング・システムからは独立している領
域 − チャンネル経路レコードセクション(CPS)。こ
のセクションは、IODFの原点に関するページ境界で
開始する。これは、各プロセッサに対して共にグループ
化された全てのCPRレコードを含んでいる。
【0291】CPR... − 制御ユニット・アタッチメント・レコード・セクシ
ョン(CAS)。このセクションは、IODFの原点に
関するページ境界上で開始する。これは、各プロセッサ
に対して共にグループ化された全てのCARレコードを
含んでいる。
【0292】CAR... − 装置アタッチメント・レコード・セクション(DA
S)。このセクションは、IODFの原点に関するペー
ジ境界上で開始する。これは、各プロセッサに対して共
にグループ化された全てのDARレコードを含む。
【0293】DAR... − 装置レコード・セクション(DVS)。このセクシ
ョンは、IODFの原点に関するページ境界上で開始す
る。これは、装置番号で順序付けられた全てのDVRレ
コードを含んでいる。
【0294】DVR... − 制御ユニット・レコード・セクション(CUS)。
このセクションは、IODFの原点に関するページ境界
上で開始する。これは制御ユニット番号で順序付けた全
てのCURレコードを含んでいる。
【0295】CUR... − 未指定セクション。このセクションは、IODFの
原点に関するページ境界上で開始する。これは、IOD
Fの残ったレコード全てを含んでいる。レコードは、グ
ループ化せずに、長さによって降順に記憶されている。
これらをアドレスするには、対応する木構造の埋め込ま
れたフィールドを用いるのみでよい。
【0296】I/O定義ファイルは、次のレコードから
成る。
【0297】− IODFヘッダ・レコード(IHR) これは、HCDが用いる制御情報(例えば、WWU
V)、木の根、即ちIODFセクションの開始と終了へ
のオフセット、異なるレコードの長さ、カウンタ等を含
んでいる。
【0298】− オペレーティング・システム・レコー
ド(OSR)。
【0299】オペレーティング・システム構成毎に1つ
の定義されたOSRがある。
【0300】− プロセッサ・レコード(PRR) IODF内で定義された各プロセッサ(プロセッサ構成
定義)に対して1つのプロセッサ・レコード(PRR)
がある。定義された各PRRは、特定のプロセッサに関
する制御情報を含んでいる。定義することができるプロ
セッサの最大数は、4096である。
【0301】各プロセッサは、ユーザによって指定され
且つプロセッサのためのPRRをアドレスするために用
いられる、8個までの英数字の名前で定義されなくては
ならない。
【0302】− チャンネル経路レコード(CPR) IODF内に定義されている各プロセッサに対して、2
56個で1組のチャンネル経路レコードがある。各定義
されたCPRは、そのプロセッサに取り付けられたチャ
ンネル経路に関する制御情報を含んでいる。ある与えら
れたプロセッサのプロセッサ名を用いて、そのプロセッ
サ用の1組256個のCPRをインデックスする。ある
与えられたプロセッサ上で定義することができるチャン
ネル経路識別子(CHPID)を、プロセッサ情報テー
ブル(PIT)によって制御する。
【0303】− 区画レコード IODF内に定義された各プロセッサに対して、256
個で1組の区画レコードがある。定義された各区画レコ
ードは、8文字の区画名、区画識別子、及び区画に指定
されたチャンネル経路のカウントを含んでいる。
【0304】注記:PARに対して定義されているプロ
セッサのみが、定義されたPARを有することになる。
ある与えられたプロセッサのプロセッサ名を用いて、そ
のプロセッサ用の1組256個のPARをインデックス
する。ある与えられたプロセッサに対して定義すること
ができる区画の最大数を、関連するプロセッサ情報テー
ブル(PIT)によって制御する。
【0305】− IOCDSレコード(ICR) IODF内に定義されている各プロセッサに対して1組
のIOCDSレコードがある。各IOCDSレコード
は、IOCDSデータ・セットの名称、及びそのデータ
セットを最後に更新したのはいつかを示す情報を含む。
【0306】ある特定のプロセッサに対するIOCDS
の最大数は、関連するプロセッサ情報テーブル(PI
T)によって制御する。
【0307】− 制御ユニット・レコード(CUR,C
AR) 物理的制御ユニットに関する情報は次の2つの形式のレ
コードに分けられる。
【0308】1.物理的制御ユニット・レコード(CU
R) 2.制御ユニット・アタッチメント・レコード(CA
R) 物理的制御ユニット・レコードは、ユニット、モデル、
取り付けられている装置のカウント、及び取り付けられ
ている装置のユニット・アドレス範囲のような、制御ユ
ニットに関するプロセッサに独立な情報を含んでいる。
IODFには1組のCURがある。IODF内で定義す
ることのできるCURの数は65536である。
【0309】各物理的制御ユニットを定義する毎に、そ
れに0000からFFFFまでの範囲の16進数の識別
子を指定する。この識別子は、ユーザが指定し、その物
理的制御ユニットに対するCURをアドレスするために
用いる。
【0310】制御ユニット・アタッチメント・レコード
は、取り付けられたチャンネル経路のID、及び物理的
制御ユニットが所属する論理的制御ユニットに対するL
CRの数等の、プロセッサの特定情報を含んでいる。あ
る与えられたプロセッサに取り付けられている各CUR
に対して、1組のCARがある。物理的制御ユニット識
別子を用いて、ある与えられたプロセッサのCARをア
ドレスする。ある与えられたプロセッサのプロセッサ名
を用いて、そのプロセッサに対するCARの組をアドレ
スする。
【0311】− 論理制御ユニット・レコード(LC
R) IODF内に定義されている各プロセッサに対して、1
組のLCRがある。定義された各LCRは、そのプロセ
ッサに接続されている論理的制御ユニットに関する制御
情報を含んでいる。ある与えられたプロセッサのプロセ
ッサ名を用いて、そのプロセッサに対するLCRの組を
アドレスする。IODFは、LPARを二重にした制御
ユニットに対するLCRを含まない。これらは、IOC
DSを構築している際に、動的に発生するものである。
ある与えられたプロセッサに対して定義することができ
る論理的制御ユニットの数は、そのプロセッサ用のプロ
セッサ情報テーブル(PIT)内に指定されている最大
論理的ユニット・カウントを越えることはできない。L
CRと論理的制御ユニットの番号は、ハードウェア構成
ルーチンによって動的に作成される。LCRの番号は、
ある特定のプロセッサに対する0と限界値との間の最初
の未使用番号を探して与えられる。
【0312】− 装置レコード(DVR、DAR) 装置に関する情報は次の2つの形式のレコードに分ける
ことができる。
【0313】1.装置レコード(DVR) 2.装置アタッチメント・レコード(DAR) 装置レコードは、ユニット、モデル、特徴、取り付けら
れた物理的制御ユニットのカウント、及び取り付けられ
た物理的制御ユニットの数等の、装置に関する、プロセ
ッサから独立した情報を含んでいる。IODF内には1
組のDVRがある。この組の中のDVRの数は6553
6に制限される。
【0314】各装置を定義する毎に、それに0000か
らFFFFまでの範囲の16進の番号を指定する。この
番号は、ユーザが指定し、装置のDVRをアドレスする
のに用いる。
【0315】装置アタッチメント・レコードは、好適な
チャンネル経路のような、プロセッサの特定情報を含ん
でいる。ある与えられたプロセッサに取り付けられてい
る各DVRに対して、1組のDARがある。装置番号
は、ある与えられたプロセッサのDARをアドレスする
ために用いられる。ある与えられたプロセッサのプロセ
ッサ名を用いて、そのプロセッサのDARの組をアドレ
スする。
【0316】− 位置及びユニット識別レコード(LO
R) これらのレコードは随意的である。これらは、プロセッ
サ(PRR)、制御ユニット(CUR)、装置(DV
R)、及びチャンネル経路(CPR)のための付加的情
報を含んでいる。これらは、拡張部として基本レコード
に連結されている。これらは一緒に連結されることはな
く、リポジタリ・ユーザに対してはトランスペアレント
である。したがって、基本レコードのほうが短く、処理
ルーチンによる読み取り処理が向上する。これらのレコ
ードは、位置識別、及び対応するハードウェア・ユニッ
トの連番を含んでいる。
【0317】− NIPコンソール・レコード(NC
R) どの装置をNIPコンソールとして用いることができる
かを定義するための1組のNCRがある。最大128個
のNIPコンソールを指定することが可能である。NC
Rをシステムに加入するには、それらの順番(番号1〜
256を使用することができる)を定義し、ユーザが装
置をNIPコンソールとして選択することを希望するよ
うにしなければならない。
【0318】NCRは、コンソールの16進装置番号
を、ユニット及びモデル指定と共に含んでいる。IOD
Fヘッダ(IHR)は、NCRへのオフセット及び指定
されたNCRのカウントを含むことになる。
【0319】− オペレーティング・システム装置レコ
ード(例えば、MVS用のMDR)これは、オペレーテ
ィング・システムに依存する装置の情報を含んでいる。
【0320】− 装置使用レコード(DUR) IODS内に定義されている各装置に対して1組のDU
Rがある。同じ装置のDURを共に連結し、このチェー
ンを対応するDVRレコードに接続する。
【0321】DURは、エソテリック(esoteri
c)グループ・レコード(EGR)または装置が指定さ
れているNIPコンソール・レコード(NCR)のいず
れかへのオフセットを含んでいる。
【0322】− 属装置グループ・レコード(GGR) 全てのGGRを共に連結する。アンカー(ancho
r)をオペレーティング・システムレコード内に配置す
る。GGRのオフセットを、参考のためにDVRレコー
ド内に記憶しておく。
【0323】GGRは、用いられている属装置グループ
の名称を含んでいる。これは、属範囲定義レコード(G
RR)のアンカー点である。これは、GGRに連結され
ているGRRの数を含んでいる。
【0324】− 割り当て定義テーブル・レコード(A
TR) これは、ADTをアドレスするためのインデックス・レ
コードである。各ADTに対して1つのATR項目があ
る。各ADTを定義する毎に、ユーザは2バイトの英数
字の識別子を指定する。異なるADTのATRが共に連
結される。アンカーをオペレーティング・システム・レ
コードの中に配置する。
【0325】ATRは割り当て定義テーブルを構築する
レコードのアンカー点である。
【0326】ATRはADTの作成及び更新についての
情報を含んでいる。これらは、エソテリック装置グルー
プ・レコード(EGR)に対してアドレスする可能性、
及びADTの属更新レコード(GUR)に対してアドレ
スする可能性を与えるものである。
【0327】− 属更新レコード(GUR) 同じADTのGURを共に連結する。チェーン・ヘッダ
をATR内に配置する。
【0328】GURは、属装置グループの名称によって
識別され、対応する属仕様への重ね書きを含んでいる。
これは、属に対してユーザが定義した優先番号を指定
し、どの属がVIOに対して適格かを指示する。GUR
に接続されるGRRはない。システムの属定義テーブル
(GDT)内の対応するGGRのGRRは、装置仕様を
含んでいる。
【0329】− エソテリック装置グループ・レコード
(EGR) 同じADTのEGRを共に鎖状に連結する。チェーン・
アンカーをATR内に配置する。
【0330】EGRは、ADTに関連するエソテリック
範囲定義レコード(ERR)のアンカー点である。
【0331】EGRは、既に定義されたエソテリック装
置グループの名称を含んでいる。また、これはどのエソ
テリックがVIOに対して適格かを指示する。これは、
EGRに連結されたERRの数と、逆方向参照のための
ATRオフセットとを含んでいる。
【0332】− 属範囲定義レコード(GRR) GRRはGDTと共に用いる。
【0333】同じGDTのGRRを共に連結する。チェ
ーン・ヘッダをグループ・レコード(GGR)内に配置
する。
【0334】GRRは、ある属グループに属する一連の
連続装置番号に対する、範囲仕様を含んでいる。GRR
内に記憶してある装置番号を用いて、対応するDVRを
アドレスすることができる。
【0335】− エソテリック範囲定義レコード(ER
R) ERRはADTと共に用いる。
【0336】同じADTのERRを共に連結する。チェ
ーン・ヘッダをグループ・レコード(EGR)内に配置
する。
【0337】ERRは、あるエソテリック・グループに
属する一連の連続装置番号の範囲指定を含んでいる。E
RR内に記憶されている装置番号を用いて、対応するD
VRをアドレスすることができる。
【0338】付録C LCUの分割/組み合わせ 論理的制御ユニット(LCU)は、チャンネル・サブシ
ステムによって用いられる従来技術の実施構成であり、
物理的または論理的にI/O装置を共通に取り付ける1
組の物理的制御ユニットを表わすためのものである。I
OCPは、I/O構成を定義するために与えられた入力
からLCUを構築する。PORにおいて、LCUは、ハ
ードウェア・システム領域(HSA)内に含まれるI/
O構成定義の一部となる。
【0339】LCUはIOCPによって、次のために作
成される。
【0340】− I/O装置のない各物理的制御ユニッ
ト。
【0341】− 他の物理的制御ユニットとI/O装置
を共用しない各物理的制御ユニット。
【0342】− I/O装置を共用する制御ユニットの
各グループ。
【0343】上述の実施例は、新しいI/O構成定義を
活性化(ACTIVATE)する時は、LCUの分割ま
たは組み合わせをサポートしない。LCUの分割が起こ
るのは、ある制御ユニットからあるI/O装置への経路
またはあるI/O装置を削除し、その削除によってLC
Uの一部であった物理的制御ユニットがもはや共通のI
/O装置を持たなくなった場合である。同様に、LCU
の組み合わせが起こるのは、ある制御ユニットからある
I/O装置への経路またはあるI/O装置を追加し、そ
の追加によって異なるLCUの一部であった物理的制御
ユニットがあるI/O装置に共通に接続されることとな
った場合である。
【0344】LCUの分割または組み合わせは、LCU
の内の1つがどの装置にも取りつけられない場合にのみ
許される。この制限は、必要な変更の組を決定する前
に、ソースと目標の構成定義との間の比較処理の一部と
して実施される。この実施を前もって行ない、1組の計
画した変更の中でのディスラプションを防止する。用い
る方法の詳細については、以下のリストを参照された
い。
【0345】古いIODFの全装置を介して Loop If 装置が2以上のPCUに接続される then 装置を分割に対する可能な候補として consider - do 古いIODFの装置に接続された全PCUを介して Loop 新たなIODFにも存在するそれら全部のPCUを Collect 古い装置上の全PCUを介してのループを end 新しいIODFの収集されたPCUの各対を Compare - do If 両方のPCUが異なるLCU上にある then 分割がここで実行された - do (不法な分割を check) If LCUとPCUとが新しいIODFに所属し、古いIODFでのLCU
の部分であった装置であって古いIODFと新しいIODFとの
間でPCUを共有する少なくとも1つの装置を含む then *
**** 不法な分割 ***** end end end 全装置を介してのループを End 新しいIODFを介して全装置を Loop If 装置が2個以上のPCUと接続される then 装置を組み合わせの可能な候補として consider - do 新しいIODFの装置に接続された全PCUを介して Loop 古いIODFにも存在するそれらの全PCUを Collect 新しい装置上の全PCUを介してのループを end 古いIODFの収集されたPCUの各対を Compare -do If 両方のPCUが異なるLCU上にある then 組み合わせがここで実行された - do (不法な組み合わ
せをcheck) If 古いIODFに所属するLCUとPCUとが、新しいIODFのLCU
の部分であった装置であって新しいIODFと古いIODFとの
間でPCUを共有する少なくとも1つの装置を含むthen ***** 不法な分割 ***** end end end 全装置を介してのループを End
【0346】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、デー
タの保全性を保証しつつ、データ処理システムのハード
ウェア及びソフトウェアのI/O構成のいづれか又は双
方を動的に変更するメカニズムを提供することができ、
ハードウェア定義及びソフトウェア定義を作成するため
に用いることができる単一のI/O構成定義を作成する
ことができ、システムを第1のI/O定義から第2のI
/O定義に移行させ、その遷移が認められ得ることを確
認できるという格別の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】既存のシステム構成定義機構を例示する従来例
のブロック図である。
【図2】本発明のシステム構成機構のブロック図であ
る。
【図3】本発明の動的I/O構成過程の全体を表わす流
れ図である。
【図4】構成の変更を確認するための流れ図である。
【図5】装置削除を確認するための流れ図である。
【図6】Aは装置追加を確認するための流れ図であり、
Bは装置経路の追加を確認するための流れ図であり、C
は装置経路の削除を確認するための流れ図である。
【図7】I/O構成を更新するための流れ図である。
【図8】I/Oハードウェア構成を更新するための流れ
図である。
【図9】I/O構成の変更を取消すための流れ図であ
る。
【図10】A及びBはそれぞれ、CCB及びCCBXの
構造を例示する制御ブロック図である。
【図11】A、B及びCはそれぞれ、CCBの装置、制
御ユニット、チャンネル及び経路ID(CHPID)項
目の構造を例示する制御ブロック図である。
【図12】フォローアップCCB項目を作成するのに係
わる論理を例示する論理流れ図である。
【図13】本発明にとって重要な制御ブロックを示す制
御ブロック図である。
【図14】ピン機能を示す流れ図である。
【図15】アンピン機能を示す流れ図である。
【図16】Aは従来技術による割り当てグループの第1
のグループを示す図であり、Bは従来技術による割り当
てグループの第2のグループを示す図である。
【図17】A及びBはそれぞれ、従来技術によるEDT
グループ・マスクとグローバル・マスクを示す図であ
る。
【図18】入力マスクを/GMCTに用いて変換したマ
スクを作成することを示す図である。
【図19】ある割り当てグループへの独占的アクセスを
得るための制御の流れを示す流れ図である。
【図20】ある割り当てグループへの独占的アクセスを
解除するための制御の流れを示す流れ図である。
【図21】IODFの構造を例示する論理的構造図であ
る。
【図22】IODFの構造を例示する論理的構造図であ
る。
【符号の説明】
101...I/O構成定義 102...I/O構成データ・グループ(IOCD
S) 111...構成定義プログラム(ハードウェア構成定
義(HCD)) 112...現行システムのI/O構成 113...未来のシステムのI/O構成 115...定義構造 116...制御ブロック定義 117...構成変更ブロック(CCB)
フロントページの続き (72)発明者 リチヤード・クウイアカラ アメリカ合衆国12590、ニユーヨーク州 ワツピンガーズ・フオールズ、エツジヒ ル・ドライブ 118番地 (72)発明者 マーク・ジヨセフ・フアンタコン アメリカ合衆国12603、ニユーヨーク州 ポウキープシー、フオツクス・ラン 93番 地 (72)発明者 ジエフレイ・ダグラス・ハガー アメリカ合衆国12603、ニユーヨーク州 ポウキープシー、フオツクス・ラン 105 番地 (72)発明者 デニス・デイーン・コレン アメリカ合衆国12524、ニユーヨーク州 フイツシユキル、ミルホランド・ドライブ 10番地 アイ (72)発明者 アラン・サミユエル・メリツト アメリカ合衆国12603,ニユーヨーク州 ポウキープシー、サツトン・パーク・ロー ド 21番地 (72)発明者 ミヒヤエル・シユルテ ドイツ連邦共和国 7400、 トウビンゲ ン、オイゲンシユトラーセ 25番地 (72)発明者 ハリー・モーリス・ユデンフレンド アメリカ合衆国12590、ニユーヨーク州 ワツピンガーズ・フオールズ、オール・エ ンジエルズ・ヒル・ロード 112番地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央プロセッサと、該中央プロセッサに
    取り付けられているI/Oサブシステム内のI/Oユニ
    ットと、オペレーティング・システムとを有するコンピ
    ュータ・システムにおける、1つ以上の前記I/Oユニ
    ットの動的再構成のためのシステムであって、 A)構成定義ファイル上に、前記1つ以上の前記I/O
    装置の関連した構成を表わす1つ以上の構成インスタン
    スを作成するための定義手段と、 B)前記定義手段によって作成され、第1の関連した構
    成を表わす現行の構成インスタンスと、 C)前記定義手段によって作成され、第2の関連した構
    成を表わす将来の構成インスタンスと、 D)前記現行の構成インスタンスから、前記第1の関連
    した構成を前記オペレーティング・システムに記述する
    1つ以上の動的に変更可能なソフトウェア制御ブロック
    を作成するためのシステム初期化手段と、 E)前記現行の構成インスタンスから、前記第1の関連
    した構成を前記I/Oサブシステムに記述する1つ以上
    の動的に変更可能なハードウェア制御ブロックを作成す
    るためのハードウェア初期化手段と、 F)前記第1の関連した構成から前記第2の関連した構
    成へ変更するとき、前記現行の構成インスタンスと前記
    将来の構成インスタンスとから、前記ソフトウェア制御
    ブロック及び前記ハードウェア制御ブロックに成される
    変更を記述する構成変更ブロックを作成するための活性
    化手段と、 G)前記構成変更ブロックから、前記ハードウェア制御
    ブロック及び前記ソフトウェア制御ブロックへの変更を
    作成し、前記変更の作成が成功の場合、前記ソフトウェ
    ア制御ブロックは、前記第2の関連した構成を前記オペ
    レーティング・システムに記述し、前記ハードウェア制
    御ブロックは、前記第2の関連した構成を前記I/Oサ
    ブシステムに記述し、前記変更の作成が失敗したとき、
    変更作成エラー指示を設定するようにした動的作用手段
    と、 を具備するシステム。
  2. 【請求項2】 前記活性化手段に連結され、前記変更が
    有効であるかを検出し、前記変更が無効であることが発
    見されたならば、確認エラー指示を設定するための確認
    手段を更に備えている請求項1記載のシステム。
JP4032527A 1991-03-28 1992-02-20 「i/oユニットを動的に再構成するための装置及び方法」 Expired - Lifetime JPH0760420B2 (ja)

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US676603 1991-03-28

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JPH0760420B2 JPH0760420B2 (ja) 1995-06-28

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