JPH0561762U - トナー容器 - Google Patents

トナー容器

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Publication number
JPH0561762U
JPH0561762U JP199592U JP199592U JPH0561762U JP H0561762 U JPH0561762 U JP H0561762U JP 199592 U JP199592 U JP 199592U JP 199592 U JP199592 U JP 199592U JP H0561762 U JPH0561762 U JP H0561762U
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JP
Japan
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toner
infrared
infrared rays
film
container
Prior art date
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Application number
JP199592U
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English (en)
Inventor
武雄 島
克己 室伏
喜一 細田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Showa Denko KK
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Showa Denko KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学的に消色するトナーの取り扱いが容易に
なる新規なトナー容器を提供することである。 【構成】 トナーカートリッジ10は、箱状のケース1
1と、ケース11の開口部を封止するシールフィルム1
2と、ケース11の長手方向両端部の開口部を封止する
栓13とから構成される。ケース11はアルミニウム粉
末20重量部を混入したポリスチレン樹脂で成形し、シ
ールフィルム22はポリエチレンフィルム層12a、ポ
リエチレンテレフタレート層12b、アルミニウムフィ
ルム層12cおよびポリプロピレンフィルム層12dを
積層して構成した。また栓13はアルミニウム粉末20
重量部を混入したポリエチレン樹脂で成形する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、近赤外線の照射によって色が消失するトナーを収納するトナー容器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、自然保護とくに森林資源の保護および都市部におけるゴミの削減のため 、使用済みの紙類の再利用、再生利用が見直されつつある。その一環として、企 業のオフィス内で生じる不要になった使用済みの複写紙、印刷物、ファクシミリ 用紙などの再利用などについて検討されている。
【0003】 しかしながらこれらの紙類は一般に企業秘密とされている企業内部機密書類が 大半を占めているため、これらの紙類を該企業外部で回収し、再生利用すること が極めて困難であり、しかも印刷物、複写物などの記録部分、印字部分は容易に 消去することができないため、焼却したり破砕して廃棄処分せざるをえず、この ような紙類の再利用などは事実上不可能であると考えられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案者らは、前記従来技術に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、近赤外線 を吸収して分解、消色しうる近赤外光消色型記録材料を見いだし、かかる記録材 料を用いたトナーを開発している(特願平2−194187号、特願平3−27 7725号)。
【0005】 前記消色トナーを用いて静電複写を行った場合、複写用紙に記録された画像、 印字などを近赤外線を照射するだけで消去することができ、消去後に再度の静電 複写を行うことができるので、該複写用紙の再利用が可能となり、また使用済み の複写用紙を廃棄する際には、記録された画像、印字などを近赤外線の照射によ り消去しうるので、機密事項の外部漏出を防止することができると同時に、該複 写用紙を回収し再生利用することが可能となるなどの数多くの利点がある。
【0006】 ところで、複写機あるいはプリンタ等の印字材料であるトナーは、通常、トナ ーボトルと称される瓶型の容器か、あるいはトナーカートリッジと称される箱型 もしくは丸筒型の容器に収納して室内で保管される。従来から用いられているト ナー容器は防湿対策は施されていたが、近赤外線の容器内への侵入防止対策は施 されていなかった。たとえばトナーボトルの場合、主にポリエチレン樹脂から成 形されており、乳白色を呈し、近赤外線の容器内への侵入は容易であった。また 、トナーカートリッジの場合、トナーカートリッジのケース本体は硬質のポリエ チレン樹脂あるいはABS樹脂等で成形され、開口部は軟質の透明もしくは半透 明ポリエチレンフィルムでシールされていたので、近赤外線の容器内への侵入は 容易であった。
【0007】 前記近赤外線消色型トナーをこのようなトナーボトルあるいはトナーカートリ ッジ等のトナー容器に収納して室内で保管すると、当該トナー容器内の消色トナ ーの色調がトナーの保管期間が長くなるに従い、退色(または変色)することが 確認された。
【0008】 このような収納容器内の消色トナーが退色あるいは変色する原因を調査すると 、従来の収納容器は、前述したように近赤外線の収納容器内への透過を防止する 手段が講じられておらず、このため自然光に含まれる近赤外線が保管中に当該収 納容器内に入り、前記近赤外線消色トナーを徐々に退色あるいは変色させている ことが判明した。したがって、このように従来の収納容器で近赤外線消色トナー を保管しようとすると、暗室に保管しなけらばならず、取り扱いが極めて繁雑に なるという課題を有している。
【0009】 本考案の目的は、上述の技術的課題を解消し、近赤外線の透過による該消色型 トナーの不所望な退色あるいは変色現象を有効に防止する新規なトナー容器を提 供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、近赤外線の照射によって色が消失するトナーを収納するトナー容器 であって、 近赤外線の透過を防止する材料からなる近赤外線透過防止層を含むことを特徴 とするトナー容器である。
【0011】 このトナー容器が合成樹脂材料からなる場合に、トナー容器の表面に前記近赤 外線を吸収する材料、あるいは近赤外線を反射する材料、例として金属粉あるい は無機化合物を含む流動体を塗布する。または、近赤外線を吸収する材料、ある いは近赤外線を反射する材料の例である金属粉あるいは無機化合物を当該合成樹 脂材料中に混合して形成する。またトナー容器の表面に金属膜蒸着処理を含む積 層処理を行う。また、トナー容器が箱状または円筒状のケースを有し、このケー スの一端が開口してこの開口部に合成樹脂材料からなるフィルムを貼着している 場合、このフィルムにも前記近赤外線を吸収する材料からなる層、あるいは近赤 外線を反射する材料、例として金属粉あるいは近赤外線を反射する無機化合物を 混入した層または金属膜層を積層する。
【0012】 前記近赤外線吸収剤としては、ニトロソ化合物およびその金属錯塩、フタロシ アニン系色素、ポリメチン系色素、スクアリリウム系色素およびチオールニッケ ル錯塩(コバルト、白金、パラジウム錯塩を含む)などのいずれか、あるいはこ れらの複数の組合わせが適宜用いられる。金属粉末としては、アルミニウム(A l)、銅(Cu)などが適宜用いられる。さらに無機化合物としては酸化チタン 、炭酸カルシウムなどが適宜用いられる。
【0013】
【作用】
本考案に従えば、近赤外線の照射によって色が消失するトナーを収納するトナ ー容器は、近赤外線の透過を防止する材料からなる近赤外線透過防止層を含んで 構成される。このトナー容器の表面に前記近赤外線を吸収する材料、または近赤 外線を反射する材料、例として金属粉あるいは無機化合物を含む流動体を塗布す る。あるいは、このトナー容器が合成樹脂材料からなる場合に、近赤外線を吸収 する材料、あるいは近赤外線を反射する材料の例である金属粉あるいは無機化合 物を当該合成樹脂材料中に混合して形成する。またはトナー容器の表面に金属膜 積層処理を行う。トナー容器が箱状または円筒状のケースを有し、このケースの 一端が開口してこの開口部に合成樹脂材料からなるフィルムを貼着している場合 、このフィルムに前記近赤外線を吸収する材料からなる層あるいは近赤外線を反 射する材料例である金属粉あるいは無機化合物を混入した層を積層する。または 、このフィルム表面に金属膜積層処理を行う。
【0014】 これらのいずれの実施態様を用いても、近赤外線の照射により色が消失する消 色型色素を用いる消色トナーの容器として、近赤外線の透過を防止することがで きる。したがって、消色トナーが収納されている本考案のトナー容器を室内に長 期間に亘り放置していても、内部の消色トナーは退色(または変色)することは ない。それゆえ、本考案のトナー容器を用いれば、消色トナーの取扱いが極めて 容易になる。
【0015】
【実施例】
本考案のトナー容器に収納される前記近赤外線の照射により消色するトナーは 、光学的に消色可能なトナーであり、たとえばその一例として、スチレン系樹脂 の中に色素と有機ホウ素アンモニウム塩が分散して構成される。前記色素という のは、たとえば次の化1で示される。
【0016】
【化1】
【0017】 前述したスチレン系樹脂は、トナーの結着樹脂として広く用いられる。前述の 化1で示される色素はシアニン系色素の1つであり、有機ホウ素アンモニウム塩 と共存させた場合、近赤外線を照射すると、近赤外線を吸収して非可逆反応が起 こり、青色が消えて無色透明になる。この有機ホウ素アンモニウム塩は、たとえ ば下記化2に示されるテトラブチルアンモニウムnブチルトリフェニルホウ素な どが用いられる。
【0018】
【化2】
【0019】 以下の実施例に用いた近赤外線消色型トナーは次のように作成した。スチレン 系樹脂に、色素、有機ホウ素アンモニウム塩、およびワックスを表1に示す比率 で混合し、加圧混練機で120℃×5分間混練し、混練物を冷却固化後、ジェッ トミルにて粉砕し、次に分級機で粒経約5〜20μm、平均粒経約10μmのト ナー粉を作成した。次に外添剤として、シリカ系微粉末(日本アエロジル株式会 社製シリカR972)を、トナー100重量部当たり0.5重量部添加し、ヘン シェルミキサーで混合し、トナーとした。
【0020】
【表1】
【0021】 (実施例1) 図1は本考案の一実施例である近赤外線消色型トナー収納容器であるトナーボ トル1の断面図である。トナーボトル1は、厚さ約0.7mmの本体部3とキャ ップ4とから構成される。本実施例では、このトナーボトル1をアルミニウム粉 末20重量部混入したポリエチレン樹脂で成型した。
【0022】 この本考案のトナーボトル1に前記近赤外線消色型トナー2を収納した。この 近赤外線消色型トナー2を収納したトナーボトル1の側壁に、40cmの距離を 隔てた位置からハロゲンランプを用いて近赤外線を0.5W/cm2 ×1時間照 射した。その後、近赤外線を照射した側壁を上面に向け、その側壁部を切除し、 内部の消色型トナー1の色の変化を近赤外線照射前の消色型トナーの色と比較し たが、色相の差が全く認められなかった。
【0023】 またこのトナーボトル1に前記近赤外線消色型2を収納し、明るい室内に30 日間放置した後、室内に収納された近赤外線消色型トナー2の変色状態を上述の ようにして調べたが、暗室に保管した上記トナーボトル1内の近赤外線消色型ト ナー2の色と比較し、色相の変化は全く認められなかった。
【0024】 (実施例2) 図1のトナーボトル1をフタロシアニン10重量部混入したポリウレタン樹脂 で成形した。このトナーボトル1に前記近赤外線消色型トナー2を収納し、前記 実施例1と同条件で近赤外線照射テストを行った。その結果、トナーボトル1内 の近赤外線消色型トナー2の色相は、近赤外線照射前の近赤外線消色型トナー2 の色と比較し差は全く認められなかった。
【0025】 (実施例3) 図1のトナーボトルをアルミニウム粉末などの充填剤を混入しないポリエチレ ン樹脂で成形し、このトナーボトルの外表面に約5μmのアルミニウム層を蒸着 処理により積層、またはトナーボトル1を構成した。このトナーボトル1に前記 近赤外線消色型トナー2を収納し、前記実施例1と同一条件で近赤外線照射テス トを行った。このトナーボトル1内の近赤外線消色型トナー2の色相は、近赤外 線照射前の当該近赤外線消色型トナー2の色相と比較し、差は全く認められなか った。
【0026】 (比較例1) 図1のトナーボトル1をアルミニウム粉末などの充填剤を混入しないポリエチ レン樹脂で成形し、このトナーボトル1に前記近赤外線消色型トナー2を収納し 、上述した実施例1と同一条件で近赤外線照射テストを行った。その後、上述し たように内部に収納された近赤外線消色型トナー2の色相の変化を調べると、そ の色相は大きく退色していることが確認された。
【0027】 (実施例4) 図2は本考案の他の実施例のトナー容器であるトナーカートリッジ10の断面 図であり、図3はトナー10の斜視図である。このようなトナーカートリッジ1 0において、箱状のケース11(例として板厚1.2mm)をアルミニウム粉末 20重量部混入したポリスチレン樹脂で成形した。一方、ケース11の開口部を 封止するシールフィルム12は図4の断面図に示す構造を採用した。すなわち例 として膜厚60μmのポリエチレンフィルム層12aと、膜厚12μmのポリエ チレンテレフタレートフィルム層12bと、例として膜厚15μmのアルミニウ ムフィルム層12cと、例として膜厚30μmのポリプロピレンフィルム層12 dとを積層した。またケース11の側面には、例として板厚1.2μmの栓13 を用い、この栓13はアルミニウム粉末20重量部を混入したポリエチレン樹脂 で成形した。このトナーカートリッジ10に近赤外線消色型トナー2を収納し、 シールフィルム12の上方40cmの距離から近赤外線を0.5w/cm2 ×1 時間照射した。
【0028】 その後、シールフィルム12を剥離除去し、内部の消色型トナー2の色相の変 化を近赤外線照射前の消色型トナー2の色相と比較したが、差は全く認められな かった。またこの近赤外線消色型トナー2を収納したトナーカートリッジ10を 明るい室内に30日間放置した後、内部の消色型トナー2の変色状態を調べたが 、暗室中に保管したトナーカートリッジ10の内部の近赤外線消色型トナー2の 色相と比較し、色の変化は全く認められなかった。
【0029】 (実施例5) 図5は本考案の他の実施例のトナー容器である円筒型トナーカートリッジ20 の斜視図である。このトナーカートリッジ20において、円筒型のケース21を 例として板厚1.5mmの紙管で成形し、ケース21の軸線方向一方端部に設け られる栓23(例として板厚1.2mm)をアルミニウム粉末20重量部を混入 したポリエチレン樹脂で成形した。一方、ケース21の側部の開口部を封止する シールフィルム22は図6の断面図に示す構造を採用した。すなわちシールフィ ルム22は、例として膜厚60μmのポリエチレンフィルム層22aと、例とし て膜厚12μmのポリエチレンテレフタレートフィルム層22bと、膜厚40μ mのポリプロピレンフィルム層22cとを積層して構成した。このポリプロピレ ンフィルム層22cはポリプロピレン樹脂に酸化チタン粉末20重量部を混入し て成形した。
【0030】 このようなトナーカートリッジ20に近赤外線消色型トナー2を収納し、前記 実施例4と同一条件で近赤外線の照射を行った。その後、シールフィルム22を 剥離除去して内部の消色型トナー2の色相の変化を、当該近赤外線照射前の消色 型トナー2の色相と比較したが差は全く認められなかった。
【0031】 (比較例2) 前記図4のトナーカートリッジ20において、シールフィルム22を例として 膜厚60μmのポリエチレンフィルム層22aと、膜厚12μmのポリエチレン テレフタレートフィルム層22bと、膜厚30μmのポリプロピレンフィルム層 22cとからなる3層構造としたほかは、前記実施例5と同一構造のトナーカー トリッジを作成した。このトナーカートリッジ20に近赤外線消色型トナー2を 収納し、前記実施例4と同一条件で近赤外線の照射を行った。その後、シールフ ィルム22を除去し、内部の消色型トナー2の色相の変化を近赤外線照射前の消 色型トナー2の色相と比較したが、内部に収納された消色型トナー2は大きく退 色していた。
【0032】 以上のように前記実施例1〜実施例5のいずれの実施例においても、トナー容 器内に収納された近赤外線消色型トナーの不所望な退色および変色を防止するこ とができ、このようなトナー容器を用いることにより、消色型トナーの取扱いが 格段に簡便となる。
【0033】
【考案の効果】
以上のように本考案に従えば、トナー容器が合成樹脂材料からなる場合、トナ ー容器の表面に前記近赤外線を吸収する材料、あるいは近赤外線を反射する材料 の例である金属粉あるいは無機化合物を含む流動体を塗布、あるいは形成する。 近赤外線を吸収する材料、あるいは近赤外線を遮蔽する金属粉あるいは無機化合 物を当該合成樹脂材料中に混合して形成する。トナー容器が箱状のケースを有し 、このケースの一端が開口してこの開口部に合成樹脂材料からなるフィルムを貼 着している場合、このフィルムに前記近赤外線を吸収する材料からなる層あるい は近赤外線を反射する材料例である金属粉あるいは無機化合物を混入した層を積 層する。または、このフィルムに近赤外線を吸収する材料を混入する。
【0034】 これらのいずれの実施態様を用いても、近赤外線の照射により色が消失する消 色型色素を用いる消色トナーの容器として、近赤外線の透過を防止することがで きる。また、近赤外線は可視光線より波長が長く、非可視領域にあるが、本考案 のトナー容器は近赤外線の透過を防止する機能を有しており、本件トナー容器の 取り扱いが極めて容易になり、近赤外線の照射により色が消失するトナーの不所 望な消色現象を有効に防止する新規なトナー容器を提供することができる。
【提出日】平成4年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【化2】
【提出日】平成4年2月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】 前記近赤外線吸収剤としては、ニトロソ化合物およびその金属錯塩、フタロシ アニン系色素、ポリメチン系色素、スクアリリウム系色素、ジシアノナフトキノ ン系色素およびチオールニッケル錯塩(コバルト、白金、パラジウム錯塩を含む )などのいずれか、あるいはこれらの複数の組合わせが適宜用いられる。金属粉 末としては、アルミニウム(Al)、銅(Cu)などが適宜用いられる。さらに 無機化合物としては酸化チタン、炭酸カルシウムなどが適宜用いられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 またこのトナーボトル1に前記近赤外線消色型トナー2を収納し、明るい室内 に30日間放置した後、内部に収納された近赤外線消色型トナー2の変色状態を 上述のようにして調べたが、暗室に保管した上記トナーボトル1内の近赤外線消 色型トナー2の色と比較し、色相の変化は全く認められなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のトナーボトル1の断面図で
ある。
【図2】本考案の他の実施例のトナーカートリッジ10
の正面から見た断面図である。
【図3】トナーカートリッジ10の斜視図である。
【図4】シールフィルム12の断面図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例のトナーカートリッ
ジ20の斜視図である。
【図6】シールフィルム22の断面図である。
【符号の説明】
1 トナーボトル 2 近赤外線消色型トナー 3,11,21 ケース 13,23 栓 10,20 トナーカートリッジ 11,22 シールフィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65D 65/20 9028−3E 81/30 B 9028−3E (72)考案者 細田 喜一 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近赤外線の照射によって色が消失するト
    ナーを収納するトナー容器であって、 近赤外線の透過を防止する材料からなる近赤外線透過防
    止層を含むことを特徴とするトナー容器。
JP199592U 1992-01-23 1992-01-23 トナー容器 Pending JPH0561762U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP199592U JPH0561762U (ja) 1992-01-23 1992-01-23 トナー容器

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003263015A (ja) * 2002-03-11 2003-09-19 Sharp Corp 現像剤収容容器、および画像形成装置
JP2017009694A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 トナーコンテナ、及びトナーコンテナの真贋判定方法

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