JPH0561490A - アクテイブ消音装置 - Google Patents

アクテイブ消音装置

Info

Publication number
JPH0561490A
JPH0561490A JP3224365A JP22436591A JPH0561490A JP H0561490 A JPH0561490 A JP H0561490A JP 3224365 A JP3224365 A JP 3224365A JP 22436591 A JP22436591 A JP 22436591A JP H0561490 A JPH0561490 A JP H0561490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
sound
filter
size parameter
step size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3224365A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Hiei
武彦 樋江井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP3224365A priority Critical patent/JPH0561490A/ja
Publication of JPH0561490A publication Critical patent/JPH0561490A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】適応型FIRフィルタを用いたアクティブ消音
装置において、フィルタ係数の収束時間を短縮すると共
に、収束時での適正値との誤差を小さくして、短時間で
且つ消音効果が高く得られる消音装置を提供する。 【構成】ステップS3で騒音d(k)と反転音信号y
(k)との誤差e(k)を算出し、その2乗平均値ms
e(k)が設定値msemin 以上のとき(mse(k)
≧msemin )は、ステップS6での適応型FIRフィ
ルタのフィルタ係数W(k)の演算式でのステップ・サ
イズ・パラメータμとして初期値μmax を用い、mse
(k)<msemin のときは、ステップS8で最小値μ
min に変更する。フィルタ係数Wは当初は適正値に向っ
て素早く更新され、該適正値近傍になると、徐々に更新
されて適正値に向う。従って、フィルタ係数の適正値へ
の収束時間を短縮できると共に、収束誤差を小さくでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダクト等の音波の伝播
通路内の非定常的な広帯域の騒音に対して、これとは逆
位相で且つ同振幅の反転音を作用させて消音を行うアク
ティブ消音装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のアクティブ消音方法
として、適応型FIR(Finite Inpulse Response)
フィルタを使用して、騒音信号に対して逆位相で同振幅
の反転音信号をFIRフィルタにより生成した後、該反
転音信号を付加音源に入力して反転音をダクト等の被消
音空間に放射するとともに、上記被消音空間の所定観測
点にモニタマイクロホンを配置し、該観測点にて騒音と
上記付加音源から放射された反転音との合成音を該マイ
クロホンにより検出し、該合成音を低減音レベルとして
上記適応型FIRフィルタにフィードバックして、該低
減音レベルを小さくするように上記適応型FIRフィル
タのフィルタ係数を逐次更新することにより、上記観測
点周辺の音圧レベルを低減するようにしたものが知られ
ている(例えば電子情報通信学会の技術研究報告の19
88年EA−88−29参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
アクティブ消音装置では、適応型FIRフィルタのフィ
ルタ係数の更新は、その更新の進度を決定するステップ
・サイズ・パラメータを用いて行われる(例えばアメリ
カ国1986年4月、 IEEE TRANSACTI
ONS.SPEECH.AND SIGNAL PRO
CESSING.vol assp-34.no2 の「A Variable
Step (VS)Adaptive Filter Algorithm」発明
者RICHARD W HARRIS等を参照)。
【0004】しかしながら、上記の如きステップ・サイ
ズ・パラメータは一定値に固定設定されているため、例
えば該ステップ・サイズ・パラメータを大値に設定した
場合には、フィルタ係数の収束は素早く行われ収束時間
は短縮できるものの、該フィルタ係数が収束すべき適正
値近傍で変動し、収束誤差が大になる欠点が生じる。一
方、ステップ・サイズ・パラメータを小値に設定した場
合には、フィルタ係数は収束の適正値近傍に良好に収束
しその収束誤差を小さくできる反面、フィルタ係数の収
束に時間を要し収束時間が長くなる欠点が生じる。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上記の如き適応型FIRフィルタを
用いたアクティブ消音装置において、フィルタ係数の収
束時間を短縮すると共に、同時に収束誤差をも小さくす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、ステップ・サイズ・パラメータを固定
設定せず、適宜に可変設定することとする。
【0007】つまり、請求項1記載の発明の具体的な解
決手段は、騒音信号に対して逆位相で同振幅の反転音信
号を生成するFIRフィルタと、該FIRフィルタによ
り生成した反転音信号を受けて反転音を被消音空間に放
射する付加音源と、上記被消音空間の所定観測点に配置
され該観測点の低減音レベルを検出するモニタマイクロ
ホンと、該モニタマイクロホンにより検出された低減音
信号により上記観測点周辺の音圧レベルを低減するよう
に上記FIRフィルタのフィルタ係数を所定のステップ
サイズパラメータにより更新する制御手段とを備えたア
クティブ消音装置を前提として、上記モニタマイクロホ
ンにより検出された低減音信号に基いて上記制御手段の
ステップサイズパラメータの値を変更する変更手段を設
ける構成としている。
【0008】また、請求項2記載の発明では、上記請求
項1記載の発明の変更手段を特定して、モニタマイクロ
ホンにより検出された低減音信号の2乗平均値が設定値
未満になったとき、制御手段のステップサイズパラメー
タを小さく変更するもので構成している。
【0009】
【作用】以上の構成により、請求項1及び請求項2記載
のアクティブ消音装置では、適応型FIRフィルタのフ
ィルタ係数は、モニタマイクロホンにより検出した低減
音レベルに基いて逐次更新され、やがて収束して、観測
点での音圧レベルが小さくなって、ダクト等の音波の伝
播通路内の騒音が有効に軽減される。
【0010】その場合、ステップ・サイズ・パラメータ
の値が観測点の低減音レベルに基いて変更手段により変
更され、特に請求項2記載の発明では低減音レベルが設
定値以上の状況、つまりフィルタ係数が収束すべき適正
値に対して大きく隔てた値の場合には、予め設定した大
値のステップ・サイズ・パラメータによって更新の進度
が早められ、その収束適正値に向って素早く収束する。
【0011】そして、観測点での低減音レベルが設定値
未満になった場合には、フィルタ係数は収束適正値の近
傍の値にあって、ステップ・サイズ・パラメータが変更
手段により上記の大値から小値に変更される。このこと
により、フィルタ係数は徐々に収束適正値に向って収束
するので、該収束適正値に精度良く収束し、その収束誤
差が小さくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアクティ
ブ消音装置によれば、適応型FIRフィルタのフィルタ
係数のステップ・サイズ・パラメータを、モニタマイク
ロホンで検出した低減音レベルに基いて変更し、フィル
タ係数が収束適正値から隔てた値の場合には大値に設定
し、フィルタ係数が収束適正値の近傍の値にある場合に
は小値に変更したので、フィルタ係数の適正値への収束
時間を短縮できると共に、収束誤差を小さくできて、短
時間で高い消音効果が得られる効果を奏する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0014】図1はアクティブ消音装置の全体構成を示
し、(1)は音波の伝播通路としてのダクトである。
(2)は該ダクト(1)における騒音の矢印で示す伝播
方向に所定間隔隔てて配置されて該ダクト(1)内の騒
音を検出する第1のマイクロホン(2a)及び第2のマ
イクロホン(2b)よりなる検出マイクロホン、(3)
は該検出マイクロホン(2)の騒音伝播方向の下流側に
配置されて騒音とは逆位相で且つ同振幅の反転音をダク
ト(1)の被消音空間に放射するための付加音源として
のスピーカである。
【0015】上記検出マイクロホン(2)において、騒
音伝播方向の下流側に配置された第2のマイクロホン
(2b)には、上記スピーカ(3)から放射された反転
音が該第2のマイクロホン(2b)までに伝播するのに
要する伝播時間τ1だけ第2のマイクロホン(2a)の
検出信号を遅延させる遅延回路(4)が配置され、その
後段には差動アンプ(5)が配置され、その+端子に上
記第1のマイクロホン(2a)の検出信号が入力され、
−端子に第2のマイクロホン(2b)の検出信号を遅延
回路(4)で遅延した信号が入力されている。以上の構
成により、ダクト(1)内を図中矢印で示す方向に進行
する騒音のみを検出するように検出マイクロホン(2)
に指向性を持たせている。
【0016】また、(8)は上記差動アンプ(5)の出
力信号を受ける適応型FIRフィルタであって、該適応
型FIRフィルタ(8)は、消音フィルタ(FIRフィ
ルタ)(8a)及び適応制御用の制御部(8b)を有
し、該消音フィルタ(8a)は上記差動アンプ(5)か
ら受けた騒音信号とは基本的に逆位相で同振幅の反転音
信号を生成するものである。また、制御部(8b)は、
最小二乗平均法(LMS;Least Mean Square)アル
ゴリズムによる適応制御を行うものであって、上記差動
アンプ(5)を通して受ける騒音信号を遅延した信号
と、後述するモニタマイクロホン(10)からフィード
バックされる低減音信号とに基いて、ダクト(1)内の
後述する観測点周辺の音圧レベルを低減するようにLM
Sの制御パラメータとしての上記消音フィルタ(8a)
のフィルタ係数を更新して、消音フィルタ(8a)の反
転音信号を適応制御し補正するものである。
【0017】そして、上記適応型FIRフィルタ(8)
の消音フィルタ(8a)により生成した反転音信号は、
上記のスピーカ(3)に入力される。
【0018】また、ダクト(1)内には、スピーカ
(3)の騒音伝播方向下流側の所定観測点に2個のマイ
クロホン(10a),(10b)より成るモニタマイク
ロホン(10)が配置されている。該両マイクロホン
(10a),(10b)は、進行する騒音を上記スピー
カ(3)から放射された反転音の作用により低減した低
減音レベルをその観測点にて検出するものであって、両
者は上記の検出マイクロホン(2)と同様に、騒音の伝
播方向に所定距離隔てて配置されている。下流側に配置
された第2のマイクロホン(10b)には、上記スピー
カ(3)から放射された反転音が該第2のマイクロホン
(10b)までに伝播するのに要する伝播時間τ2だけ
該第2のマイクロホン(2a)の検出信号を遅延させる
遅延回路(11)が配置され、更にその後段には、上記
第1のマイクロホン(10a)の検出信号を+端子に入
力し、−端子に第2のマイクロホン(10b)の検出信
号を遅延回路(11)で遅延した信号が入力される差動
アンプ(12)が配置されていて、モニタマイクロホン
(10)に指向性を持たせている。そして、上記差動ア
ンプ(12)からの低減音信号が、上記適応型FIRフ
ィルタ(8)にフィードバックされていて、その低減音
信号に基いて該適応型FIRフィルタ(8)のLMSの
制御パラメータとしての消音フィルタ(8a)のフィル
タ係数を更新するようにしている。
【0019】次に、上記制御部(8b)による適応型F
IRフィルタ(8)のフィルタ係数の更新を図2の更新
フローに基いて説明する。同図において、ステップS1
で更新回数kをk=0に初期設定すると共に、ステップ
・サイズ・パラメータμを最大値μmax に初期設定(μ
=μmax )する。
【0020】その後、ステップS2で適応型FIRフィ
ルタ(8)の出力y(k)を、フィルタ係数ベクトルW
(k)及び適応型FIRフィルタ(8)の入力ベクトル
X(k)に基いて下記式に基いて畳み込み演算する。
【0021】 y(k)=ΣW(k)×X(k) また、ステップS3ではモニタマイクロホン(10)の
低減音信号、つまり騒音d(k)に対する反転音信号y
(k)の誤差e(k)(=d(k)−y(k))を算出
する。
【0022】その後、ステップS4で上記誤差e(k)
の2乗平均誤差mse(k)(=Σ(e(k))2 )を
算出する。
【0023】続いて、ステップS5で上記2乗平均誤差
mse(k)を予め設定した境界値msemin と比較
し、mse(k)≧msemin の場合には、ステップS
6で適応型FIRフィルタ(8)のフィルタ係数ベクト
ルW(k)を従来公知の下記の更新式に基いて更新す
る。
【0024】 W(k+1)=W(k)+2・e(k)×μ×X(k) そして、以後はステップS7で更新回数kを「1」加算
してステップS2に戻って上記の動作を繰返す。
【0025】一方、上記ステップS5でmse(k)<
msemin の場合には、ステップS8でステップ・サイ
ズ・パラメータμを最小値μmin に変更(μ=μmin )
して、ステップS6にてフィルタ係数W(k)を更新す
ることを繰返す。
【0026】よって、上記図2の更新フローのステップ
S6により、モニタマイクロホン(10)からフィード
バックされた低減音信号(誤差信号e(k))に基いて
ダクト(1)内空間のモニタマイクロホン(10)の配
置された観測点周辺の音圧レベルを低減するように、消
音フィルタ(8a)のフィルタ係数ベクトルW(k)を
所定のステップ・サイズ・パラメータμにより更新する
ようにした制御手段(15)を構成している。
【0027】また、同更新フローのステップS4,S5
及びS8により、モニタマイクロホン(10)により検
出された低減音信号e(k)に基いて上記制御手段(1
5)によるフィルタ係数の上記更新式におけるステップ
・サイズ・パラメータμの値を変更し、該低減音信号e
(k)の2乗平均値mse(k)が設定値msemin未
満になったとき、該ステップ・サイズ・パラメータμを
最大値μmax から最小値μmin に小さく変更するように
した変更手段(16)を構成している。
【0028】したがって、上記実施例においては、ダク
ト(1)内の騒音のみが検出マイクロホン(2)及び差
動アンプ(5)で検出されると、その騒音信号が適応型
FIRフィルタ(8)に入力され、該適応型FIRフィ
ルタ(8)の消音フィルタ(8a)によって上記騒音信
号とは逆位相で且つ同振幅の反転音信号が生成されるの
で、この反転音信号がスピーカ(3)に入力されて反転
音がダクト(1)内に放射されると、ダクト(1)内の
騒音が、該反転音により良好に低減される。
【0029】さらに、観測点では、低減された騒音のみ
がモニタマイクロホン(10)及び差動アンプ(12)
により検出され、この低減された騒音信号,つまり低減
音信号が適応型FIRフィルタ(8)の制御部(8b)
にフィードバックされて、この低減音信号に基いてLM
Sの制御パラメータとしての消音フィルタ(8a)のフ
ィルタ係数ベクトルWが上記更新式に基いて逐次更新さ
れるので、消音フィルタ(8a)による反転音信号の生
成がダクト(1)内の騒音に対して経時的に精度良く行
われて、該フィルタ係数ベクトルWが収束した際にはダ
クト(1)内の観測点周辺の音圧レベルが最も良好に低
減されることになる。
【0030】ここに、フィルタ係数ベクトルWのステッ
プ・サイズ・パラメータμは、モニタマイクロホン(1
0)にて検出した誤差信号の2乗平均値mse(k)が
設定値msemin 以上であって、フィルタ係数ベクトル
Wが適正値に対して隔てた値にある際には大値の初期値
μmax であるので、図3に示すようにフィルタ係数Wの
更新の進度が良くなって該フィルタ係数ベクトルWは適
正値に向って素早く更新され、その収束時間が短縮され
る。
【0031】そして、フィルタ係数ベクトルWの更新に
伴い該ベクトルWが適正値近傍の値となり、誤差信号の
2乗平均値mse(k)が設定値msemin未満になる
と、この時点(図3にて記号Aで示す)でステップ・サ
イズ・パラメータμが最小値μmin に小さく変更され
る。このことにより、フィルタ係数ベクトルWは適正値
に向って精度良く小刻みに更新されるので、その収束誤
差が小さくなる。
【0032】従って、上記実施例によれば、図4に示す
ようにステップ・サイズ・パラメータμを小さな値に固
定設定する従来例1の場合に比して、該従来例1と同様
に収束誤差を小さくしながら、フィルタ係数を適正値に
短時間で近付けて収束時間を短縮できるという効果が得
られる(図6も参照)。
【0033】また、本実施例によれば、図5に示すよう
にステップ・サイズ・パラメータμを大きな値に固定設
定する従来例2に比し、該従来例2と同様に収束時間を
短縮しながら、収束誤差を有効に小さくできる(図7も
参照)。
【0034】尚、上記実施例では、誤差信号の2乗平均
値mse(k)が設定値msemin未満になったときス
テップ・サイズ・パラメータμを最大値μmax から最小
値μmin に小さく変更したが、請求項1記載の発明はこ
れに限定されず、その他、例えば誤差信号の2乗平均値
mse(k)が小さくなるのに応じてステップ・サイズ
・パラメータμを大値から小値に逐次変更するものも含
むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクティブ消音装置全体の概略構成を示す図で
ある。
【図2】適応型FIRフィルタの消音フィルタのフィル
タ係数の更新を示すフローチャート図である。
【図3】本発明におけるフィルタ係数の収束の様子を示
すシュミレーション結果図である。
【図4】ステップ・サイズ・パラメータを小値に固定設
定した従来例でのフィルタ係数の収束の様子を示すシュ
ミレーション結果図である。
【図5】ステップ・サイズ・パラメータを大値に固定設
定した従来例でのフィルタ係数の収束の様子を示すシュ
ミレーション結果図である。
【図6】ステップ・サイズ・パラメータを小値に固定設
定した従来例と本発明とで誤差信号の2乗平均値の減少
する様子を比較した図である。
【図7】ステップ・サイズ・パラメータを大値に固定設
定した従来例と本発明とで誤差信号の2乗平均値の減少
する様子を比較した図である。
【符号の説明】
1 ダクト(被消音空間) 3 スピーカ(付加音源) 8 適応型FIRフィルタ 8a 消音フィルタ(FIRフィルタ) 8b 制御部 10 モニタマイクロホン 15 制御手段 16 変更手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】騒音信号に対して逆位相で同振幅の反転音
    信号を生成するFIRフィルタと、該FIRフィルタに
    より生成した反転音信号を受けて反転音を被消音空間に
    放射する付加音源と、観測点に配置され該観測点の低減
    音レベルを検出するモニタマイクロホンと、該モニタマ
    イクロホンにより検出された低減音信号により上記観測
    点周辺の音圧レベルを低減するように上記FIRフィル
    タのフィルタ係数を所定のステップサイズパラメータに
    より更新する制御手段とを備えるとともに、上記モニタ
    マイクロホンにより検出された低減音信号に基いて上記
    制御手段のステップサイズパラメータの値を変更する変
    更手段とを備えたことを特徴とするアクティブ消音装
    置。
  2. 【請求項2】変更手段は、モニタマイクロホンにより検
    出された低減音信号の2乗平均値が設定値未満になった
    とき、制御手段のステップサイズパラメータを小さく変
    更するものであることを特徴とする請求項1記載のアク
    ティブ消音装置。
JP3224365A 1991-09-04 1991-09-04 アクテイブ消音装置 Withdrawn JPH0561490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3224365A JPH0561490A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 アクテイブ消音装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3224365A JPH0561490A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 アクテイブ消音装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561490A true JPH0561490A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16812618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3224365A Withdrawn JPH0561490A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 アクテイブ消音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0561490A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011042960A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 パイオニア株式会社 能動型振動騒音制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011042960A1 (ja) * 2009-10-07 2011-04-14 パイオニア株式会社 能動型振動騒音制御装置
JP5312604B2 (ja) * 2009-10-07 2013-10-09 パイオニア株式会社 能動型振動騒音制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6429174B2 (ja) 信号処理装置、プログラム、レンジフード装置、および信号処理装置における周波数ビンの選択方法
JPH0567948A (ja) 適応型デイジタルフイルタ
WO2016178309A1 (ja) 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、レンジフード装置
JP6384784B2 (ja) 信号処理装置、プログラム、レンジフード装置
JPH06202669A (ja) 能動消音装置
JPH0561490A (ja) アクテイブ消音装置
JPH0561480A (ja) アクテイブ消音方法及び消音装置
JPH07219559A (ja) 適応形能動消音装置
JPH0635482A (ja) アクティブ消音方法及び消音装置
JP2872545B2 (ja) 消音装置
JPH10187201A (ja) 適応型能動的消音装置
JPH04127697A (ja) アクティブ消音装置および消音方法
US20230282196A1 (en) Active noise cancellation device and method
JPH0340598A (ja) アクティブ消音装置および消音方法
JP4350917B2 (ja) 能動型雑音除去装置
JP3316259B2 (ja) 能動型消音装置
JPH05323974A (ja) アクティブ消音方法及び消音装置
JPH06318083A (ja) アクティブ消音装置
JPH0619482A (ja) アクティブ消音方法及び消音装置
JP2791510B2 (ja) アクティブ消音装置
JP5430220B2 (ja) 多点適応等化制御方法および多点適応等化制御システム
JPH07114392A (ja) 能動型騒音制御装置及び能動型振動制御装置
Okano et al. Feedback Path-Tracking Pre-Inverse Type Active Noise Control
JPH05134682A (ja) 適応型firフイルタを備えた装置
JPH0720878A (ja) アクティブ消音装置の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203