JPH0561376B2 - - Google Patents

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JPH0561376B2
JPH0561376B2 JP9753985A JP9753985A JPH0561376B2 JP H0561376 B2 JPH0561376 B2 JP H0561376B2 JP 9753985 A JP9753985 A JP 9753985A JP 9753985 A JP9753985 A JP 9753985A JP H0561376 B2 JPH0561376 B2 JP H0561376B2
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JP
Japan
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cheese
spindle
rail
dyed
dyeing
Prior art date
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JP9753985A
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JPS61258066A (ja
Inventor
Nobutaka Ono
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Osaka Bobbin KK
Original Assignee
Osaka Bobbin KK
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Publication date
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Publication of JPS61258066A publication Critical patent/JPS61258066A/ja
Publication of JPH0561376B2 publication Critical patent/JPH0561376B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスピンドルへのチーズ装着より染色、
乾燥に至る工程を効率よく実施するための一連の
チーズ染色システムに関するものである。
(従来の技術) 現在、チーズ染色は通常、スピンドルへのチー
ズ充填、プレスマシンによるスピンドル方向への
チーズプレス、キヤリアーへのチーズ付スピンド
ルの装着、染色後スピンドルからのチーズ取り外
し、脱水、乾燥などの各工程を夫々他とは切り離
して単独で行つている。
そのため、夫々の工程で使用する各装置、部品
については各々独立して研究、提案されて来た。
即ち、チーズプレス機に関しては実公昭51−
27335号公報で、又、ワンタツチ式のスピンドル
止め具としては実開昭58−189193号公報で、チー
ズ取り外しのためのチーズリフト装置としては特
公昭52−31462号公報で、更に脱水機に関しては
特開昭58−137665号公報で提案されている。
しかし、これら各提案されたものは夫々の工程
を達成する上に何れもすぐれた作用を奏するとは
云え、やはり、工程を連続化しコンピユーターあ
るいはロボツトの利用による一連のシステム化の
面ではなお、充分とは云えなかつた。
ところが、時代の趨勢は次第に一連のシステム
化の方向へと傾き、これと共にこれに適合する染
色システムは強い要望となつて来た。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上述の如き時代の趨勢に対応し、上
記一連の染色システムの完成を課題とし、各工程
を連結する部材としてプールレールの開発、各種
自動化装置の利用を図り、もつて、上記の要望に
応ずることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明はチーズ染色においてスピンドル
へのチーズの充填より、染色、脱水、乾燥に至る
一連の工程を連続的に行うに好適なシステム化さ
れた方法ならびにそのための装置である。
ここで、システム化された一連の工程とは以下
の工程を言う。
ワンタツチでキヤリアーに着脱の出来るスピン
ドルを自走する台車に着装し、プレス機の前に集
積し、縦方向(スピンドル方向)に圧縮されるボ
ビンに巻き上げた糸(チーズと称する)を自動又
は手動で挿入し、一定の数量に達するとスペーサ
ーを取り付け、自動又は手動でプレス機を作動さ
せてチーズプレスを行い、次いでそのチーズを装
着したスピンドルを着装した台車を自走させて空
のキヤリアーにそのチーズ付スピンドルを自動又
は手動で装着する場所に運搬し、逐次、充填し、
染色機に入れ染色する。
次ぎに染色が終わつたキヤリアーより染色され
たスピンドルを、前記キヤリアーに充填したため
その場所で空となつている台車に自動又は手動で
着装し脱水機の前に運搬しチーズを取り外し、1
〜数個宛、別れて入る夫々の脱水機に収容して脱
水し、箱又はベルトコンベアーに自動ロボツト等
によつて載せ、乾燥機に入れ乾燥した後、排出す
る一種の流れ工程である。
本発明はかかる一連のシステムに関し、その大
要を第1〜4図にもとづいて説明すると以下の如
くである。
先ず、自走式台車1をその上に備え、空スピン
ドル2を台車1に着装し、後方所要位置まで該空
スピンドル2を運搬する空スピンドルレールA1
と、ボビンに巻き上げたチーズMを装着したチー
ズ付スピンドルを台車1に着装して運搬するチー
ズ付スピンドルレールA2と、染色後の染上がり
チーズを装着した染上がりチーズ付スピンドルを
運搬する染上がりチーズ付スピンドルレールA3
の3種のレールからなるスピンドルプールレール
Aを配設する。
そして、空スピンドル2を自走式台車1に着装
して空スピンドルレールA1上を該レールA1に従
つて運搬し、空スピンドルレールA1終端におい
てボビンに巻き上げた糸(チーズ)Mを該空スピ
ンドル2に挿入し、一定の数量に達した時、スペ
ーサーを装着し、プレス機Bを作動してチーズプ
レスを行い、止め具で止着してチーズを装着した
スピンドルとなした後、該チーズを装着したチー
ズ付スピンドルを自走式台車1に着装してチーズ
付スピンドル用レールA2に従つてターンテーブ
ルCの位置まで運搬し、該ターンテーブル上のキ
ヤリアーに前記チーズ付スピンドルを所要の本
数、装着した後、装着の終わつたキヤリアーを染
色機に入れ、チーズ染色を行い、次いで、染色終
了後、染色の終わつた染上がりチーズ付スピンド
ルをキヤリアーと共に染色機より取り出しターン
テーブルC上に戻し、その染上がりチーズ付スピ
ンドルをキヤリアーより取り外し、再びレール
A3上の自走式台車に着装して該レールA3に従つ
て移行させる。
かくして、移行して来た前記染上がりチーズ付
スピンドルよりその止め具を外して順次染上がり
チーズを取り外し、複数の脱水機列Gに並行して
設けられたコンベアー62上に該チーズを順次移
し、所要数のチーズがコンベアー上に各脱水機に
対応して貯溜すると、チーズ把持機構を作動して
該チーズを1〜数個宛、前記脱水機61内に装入
して脱水処理を行い、脱水終了後、脱水済みチー
ズを取り出し、順次、自動箱詰装置Iに移して所
要個数宛の箱詰に付し、その後、引き続き所要の
箱数宛、乾燥装置Jに挿入し、所要時間乾燥を行
つた後、取り出し、以後、排出コンベアーKを通
じて排出する方法である。
本発明は又、上記一連の染色システムを実施す
るのに使用する装置の構成を第2の発明としてお
り、以下の構成の組合せ結合によつて特色づけら
れる。
(イ) 自走式台車1をその上に備え、空スピンドル
2を台車に着装し後方所要位置へ該空スピンド
ルを運搬する空スピンドルレールA1と、ボビ
ンに巻き上げた前記チーズMを装着したチーズ
付スピンドルを台車に着装して後方所要位置へ
該チーズ付スピンドルを運搬するチーズ付スピ
ンドルレールA2と、染色後の染上がりチーズ
M′を装着した染上がりチーズ付スピンドルを
台車に着装して後方所要位置へ染上がりチーズ
付スピンドルを運搬する染上がりチーズ付スピ
ンドルレールA3の3種のレールよりなるスピ
ンドルプールレールA、 (ロ) 前記空スピンドルレールA1と、チーズ付ス
ピンドルレールA2との間の側方に位置して配
設されたチーズプールB′及び該チーズプール
で貯えられたチーズMを空スピンドルレールで
運搬された来た空スピンドル2に挿入し一定数
量に達したとき、スペーサーを装着しプレスす
るチーズプレス機B、 (ハ) チーズ付スピンドルレールA2と、染上がり
チーズ付スピンドルレールA3の間の側方に位
置して設置された、前記チーズ付スピンドルを
染色機(図示せず)へ挿入するためにキヤリア
ーに装着しあるいは染色機より取り出した染上
がりチーズスピンドルをキヤリアーと共に戻す
ためのターンテーブルCならびに前記キヤリア
ーに装着されたチーズ付スピンドルをその内部
に収納しチーズを染色するための染色機、 (ニ) 前記ターンテーブルCの後方側に隣接して設
けられた、前記染上がりチーズ付スピンドルを
順次、後続の染上がりチーズ付スピンドルレー
ルA3上の台車1に移すバランスホイストの如
きスピンドル転移装置D、 (ホ) 染上がりチーズ付スピンドルレールA3終端
位置に設置された、前記染上がりチーズ付スピ
ンドルより上方へ運びチーズ捕捉具で捕捉して
染上がりチーズを離脱させるチーズリフト装置
E、 (ヘ) 前記チーズリフト装置のチーズ捕捉具の回動
範囲内に位置し、チーズリフト装置Eで離脱さ
れた前記染上がりチーズM′をその上に載置す
る受台F、 (ト) 前記受台Fに隣接して配設され、中央に列設
された複数の脱水機61を有し、その両側に、
一側には前記受台に連続する待機用のコンベア
ー62、他側には取出保持用のコンベアー63
を備え、かつ、その上方に待機中の染上がりチ
ーズM′を把持すると同時に脱水機内の脱水済
みチーズを把持して脱水機内へチーズを装入す
ると同時に脱水済みチーズM″を前記取出保持
用コンベアー83上に取り出す上下動ならびに
脱水機列に直交する方向に設けられた摺動案内
レール68に沿つて往復摺動可能なチーズ把持
機構65を備えた脱水装置G、 (チ) 前記脱水装置G後方に連設され、脱水済みチ
ーズを箱詰する、空箱コンベアーH1及び箱詰
コンベアーH2を含む箱詰装置H、 (リ) 前記箱詰されたチーズを受止し、プールする
ため、前記箱詰装置Hの出口側に連設されたプ
ールコンベアーI、 (ヌ) 前記プールコンベアーI上にプールされた箱
詰チーズを所要個数収納し該チーズを乾燥する
真空高周波乾燥機の如き乾燥機J、 (ル) 前記乾燥機側方に連設された、乾燥済み
の箱詰チーズを排出するための排出コンベアー
K、 以上の各装置の結合である。
ここで、各部装置の詳細は以後の説明によつて
順次明らかにするが、さきに本出願人らが提案し
た夫々の装置を一連の工程の実施に備え、改良
し、あるいは市販の装置を使用するものである。
(作用) 以上のような特徴をもつ本発明によれば、空ス
ピンドルへのチーズの挿入よりキヤリアー充填、
染色、脱水、箱詰、乾燥に至る一連のチーズ染色
工程が容易に実施され、各工程間を自動ロボツト
装置を利用すれば省人化をもたらし効率的なチー
ズ染色を行うことができる。
即ち、一方において空スピンドルをレール上の
台車に着装して搬送させることにより、台車の運
行に伴つて上記の各工程における操作が順序的に
進められ、スピンドルとチーズとの分離、脱水機
への自動装填、自動取り出しなど、極力人手を省
いて最終的な箱詰された製品として他端側より排
出させることができる。
勿論、一部に、例えばスピンドルへのチーズの
挿入やワンタツチ止め具によるチーズ付スピンド
ルの止着など人手を用いあるいは手動で行うこと
も可能である。
又、本発明は染色を主体としているが、同様に
してチーズに対する他の処理を行わせることも可
能である。
(実施例) 以下、更に添付図面を用い、本発明の具体的な
実施の態様について詳述する。
第1図は本発明に係る方法ならびに装置の全体
を理解するための概要図であり、同装置は自走式
台車1をその上に備えたスピンドル運搬ならびに
プール用のプールレールAと、該レールによる運
搬経路に従つて配置されたチーズプレス機B、タ
ーンテーブルC、スピンドル転移装置D、チーズ
リフト装置E、受台F及びこれに連続するチーズ
脱水装置Gと、これに続いて設けられた箱詰装置
H、箱詰チーズプールコンベアーI、乾燥機J及
び排出コンベアーKの各部よりなる。
従つて、以下、上記夫々の装置について説明し
本発明方法を明らかにする。
(A) プールレール プールレールAは前方より空スピンドルレール
A1、チーズ付スピンドルレールA2、染上がりチ
ーズ付スピンドルレールA3からなり、各レール
はその移行連結端部において、Uターンを必要と
する個所には第2図に示す如きUターン連繋構造
が、又、Lターンを必要とする個所には第3図の
如きLターン連繋構造が施されて実質的に全体と
して連続した構成となつていて、最後の染上がり
チーズ付スピンドルレールA3の終端はL型ター
ン連繋構造を介し再び当初の空スピンドルレール
A1に還るように構成されている。
第2図に示すUターン連繋構造は、端部におい
て短尺のレールA′が通常のレール部Aに接離自
在に設けられていて、これがUターン時、独立し
て支軸aを中心として回動し、並行に配設された
次条のレールAに転回連結されるものであり、
又、第3図に示すLターン連繋構造は端部に両端
を円弧状に形成した短尺レールA″を配し、これ
が支軸a′を中心として90度回転して方向転換を図
るものである。
かかるレールの方向転換のための構造は日常、
屡々見られるところであり、容易に理解されるで
あろう。
そして、上記プールレールA上にはスピンドル
2を着装するための自走式台車1が通常、100〜
150台載架されてセツトされており、所要のタイ
ミングをもつて順次、後方側へ運搬される。
第4〜6図は自走式台車1の詳細を示し、下部
にモーター6及びこれに連動する減速ギヤ7並び
に減速ギヤ7軸に連結された駆動車輪8からなる
駆動部が収設されていると共に駆動部両側前後に
位置決めベアリング9及び荷重受けベアリング1
0が夫々配設されており、かつ、台車前方端には
当たれば台車の自走が止まるリミツトスイツチ1
1が取り付けられている。
そして、台車底面にはレール上を摺動するステ
ンレス板12が設けられ、一方、レールAには側
面に突出して集電端子13を配置した銅板14が
取り付けられていて、前記リミツトスイツチ1
1、位置決めベアリング9、集電端子13、銅板
14などの相乗的作用によつてプールレールA上
での台車の適宜所要位置での停止、進行がなされ
る。
又、台車1は前記下部における駆動系統の外、
上部にスピンドル2をワンタツチ止め具4をもつ
て台車1上に着装するための取付部3が設けられ
ており、第9図に示す下部のボス部材101と嵌
着部材102からなるワンタツチ止め具4の通
常、嵌着部材側をその取付部3に固定してスピン
ドル2の係着の簡易化を図つている。
従つて空スピンドルレールA1において台車1
は空スピンドル2を第4図の如くワンタツチ止め
具4により台車1上に着装して前方に進行し、所
要の位置で停止する。
(B) チーズプレス機 チーズプレス機Bは前記プールレールAにおけ
る空スピンドルレールA1の終端で次のチーズ付
スピンドルレールA2との間に設置されており、
空スピンドルレールA1上を台車1によつて運ば
れてきた空スピンドル2に対しチーズ、即ちボビ
ンに巻き上げられた糸Mを挿入し、プレスして以
後のキヤリアーへの装着、染色に備えるものであ
る。
従つて、この位置において、空スピンドル2に
挿入するためのチーズMのプールが必要でありチ
ーズプレス機Bには隣接してチーズプールB′が
併設される。
第7図、第8図は上記チーズプレス機の1例を
示し、以下の如き構成からなつている。
即ち、プレス基台21に本体ガイド22が立設
されており、これにスライドボツクス23が遊嵌
され、ベアリング24により本体ガイド22に沿
つてスライドボツクス23が摺動する如く設けら
れている。
一方、本体ガイド22の上方には油圧シリンダ
ー25を設けてあり、この油圧シリンダー25の
ロツド26下端を前記スライドボツクス23に取
着していて、図示しない油圧操作部の作動によつ
てスライドボツクス23が上下方向に移動するよ
うになつている。
そして、スライドボツクス23には別に4個の
ベアリング27を設けてベアリング27間に摺動
アーム28を挟設している。
この摺動アーム28はその一側にラツク34が
固設されており、スライドボツクス23に枢着せ
るハンドル29を回動することによりハンドル2
9のピニオン30との噛合によりアーム28が第
7図において左右方向に移動自在となつている。
又、この摺動アーム28はその先端にプレスア
ーム35を有しており、前記図示しない油圧操作
部及びスライドボツクス23の位置調整により任
意の位置に位置決めされる。
なお、ハンドル29を第8図左方へ引つ張ると
き、ハンドル支持部に固設せるピン32がハンド
ル軸31に固設せるストツパー33に進入し、ハ
ンドル29の回動を停止してアーム28の左右方
動を阻止する如く構成されている。
かくて、チーズプレスに際しては先ず、空スピ
ンドル2に下部スペーサー37を挿入した後、チ
ーズMをスピンドル2に挿入し、必要に応じ中間
スペーサーを挿入し、これを繰り返して複数段に
わたりチーズMをスピンドル2に挿入し、所定量
のチーズ付スピンドルとする。
そして、所定量のチーズMがスピンドルに挿入
されると最上部のチーズの上に上部のスペーサー
36を嵌着してプレスアーム35の下部に位置さ
せる。
このようにして位置が決まれば油圧操作部及び
ハンドル29を操作してプレスアーム35にてチ
ーズ付スピンドル2Aを圧下し、スライドボツク
ス23が下方へ移動し各チーズを略1/2程度まで
圧縮すれば油圧シリンダー25を停止し、プレス
アーム35を外して上部にワンタツチ止め具を嵌
着し、チーズMを圧縮状態に保持させる。
第9図はこのようにして圧縮されたチーズ付ス
ピンドル2Aを圧縮前と対比して示している。
ここで、前記のワンタツチ止め具について説明
すると、このワンタツチ止め具は、例えば、実開
昭58−189193号公報で提示されたものであり、前
記スピンドルを空スピンドルレールA1に止着す
るための下部ワンタツチ止め具と、上記のチーズ
上部を圧縮状態で保持すべく上部スペーサヒー3
6の上部に使用される上部ワンタツチ止め具4′
の両者がある。
このうち、下部ワンタツチ止め具4はチーズM
を軸方向に積み重ね、装着するスピンドル下部を
下部スペーサー37に確実に保持させるためのス
ピンドル止め具であつて、スピンドル2下部に固
着され、外周に複数の爪部101aを有し、下部
スペーサー37に対しワツシヤー103を介して
取着されるボス部材101と、該ボス部材101
の前記爪部を嵌入する複数の凹部106及び隣接
する両凹部間に拡がる係止部107を上面に有
し、前記ボス部材101の爪部101aをその凹
部106に嵌合し所要角度回転させることにより
前記ボス部材の爪部101aをその係止部107
で係止する嵌着部材102とからなつており、そ
の嵌着部材102には、その回動を規制するスト
ツパー108が設けられており、又、前記上面の
凹部及び係止部を形成する如く遊嵌ボルト104
をもつて取り付けられたプレート102bは接圧
調整ボルト105の調整により前記ボス部材の爪
部に対し接圧調整可能となつている。
一方、上部のワンタツチ止め具4′は、同第9
図よりスピンドル2の端部に螺着された係止ロツ
ド121外周にスリーブ122が摺動可能に嵌合
され、このスリーブ122上に摺動可能に装着さ
れたスプリング当接部材123と上部スペーサー
36上方端に固設した摺動リング124はその間
に介装された圧縮スプリング125によつて夫々
スリーブ122に嵌着した止め輪126,127
の方向へ付勢されており、上記スリーブ122に
は、所要の位置、図において上部止め輪126の
上方位置に半径方向のボール収容孔12は穿孔さ
れ、この孔128内に鋼球よりなるボール129
が収容されて、このボール129が前記係止ロツ
ド121に輪設した環状溝130と上記スリーブ
122の止め輪上部に装着され、スリーブ122
上において摺動し得る摺動子131の内面との間
に挟まれて保持され、係止ロツド121の半径方
向への転移が規制されるようになつていると共
に、前記摺動子131はスリーブ122の端部に
螺着したフランジ部材132の端部と該摺動子1
31の凹段部の端面との間に介設した圧縮スプリ
ング133によつて常時、止め輪126の方向に
付勢されており、且つ、その端部には面取部が形
成されていて、摺動子131をフランジ部材13
2のフランジ側面に当接するまで移動させると、
摺動子内面とボール体129との接触が外れボー
ル体が環状溝130から離れて係止ロツド121
の半径方向上方へ浮き上がることが可能となる如
く構成されている。
そして、この場合、ボールの直径はボール収納
孔128の端部と前記面取部の端部との距離より
大きいためボール収容孔128外へ脱落すること
はない。
しかも、係止ロツド121とスリーブ122と
の間及び上部スペーサー36と摺動リング124
との間に液洩れ防止パツキン134,135が介
設された構成となつている。
かくして、上記の構成によりボス部材101を
台車1あるいはチーズプレス機Bのプレス基台2
1に固定された嵌着部材102に嵌着し、回動す
ることによりワンタツチでスピンドル2をプレス
基台21あるいは台車1に着装することができ
る。
叙上のようにしてチーズプレス機Bでプレスさ
れ、圧縮状態に保持されたチーズ付スピンドル2
Aは、プレス後、チーズ付スピンドルレールA2
に着装されて次なる工程、即ち、キヤリアーへの
充填に送られる。
(C) ターンテーブル(キヤリアーへの装着) プレス工程を経て送られて来たチーズ付スピン
ドル2Aは次に染色準備のためキヤリアーに装着
される。
第10図はターンテーブルC上でチーズ付スピ
ンドル2Aをキヤリアー41に装着した状態であ
る。
このキヤリアー41へのチーズ付スピンドルの
装着はロボツトの利用又は人為操作によつてワン
タツチ止め具の嵌脱操作の繰り返しにより行われ
る。
ターンテーブルCは基台40上において軸42
を中心として、図示しないが、適宜の駆動源によ
り回動可能に設けられており、その上部に交換自
在な合成樹脂製などの受皿43を載置している。
そして、下部に設けられた一連のギヤ機構(図
示せず)によつて所望の回動がなされると共に、
受皿43上に多数のチーズ付スピンドル2Aを立
設するキヤリアー41を載置する。
しかして、多数のチーズ付スピンドル2Aがキ
ヤリアー41上に装着されると、適宜手段によつ
てキヤリアー41をターンテーブルCより取外
し、染色機内に収設し染色工程に付す。
染色機は、既知のチーズ染色機が使用可能であ
り、所定の時間、染色が行われる。
そして、染色が終わると、染上がりチーズ付ス
ピンドル2Bを立設したキヤリアー41を染色機
より取り出し、再びターンテーブルC上に戻し、
次の工程に移る。
(D) スピンドル転移装置 以上のようにしてターンテーブルC上に再び戻
されると、染上がりチーズ付スピンドル2Bを装
着したキヤリアー41から染上がりチーズ付スピ
ンドル2Bを下部のワンタツチ止め具4の解放に
より離脱させ、近傍に位置している染上がりチー
ズ付スピンドルレールA3上の自走式台車1に移
し、再びワンタツチ止め具により着装し、レール
に従つて次の工程に運搬する。
この場合、キヤリアー41より染上がりチーズ
付スピンドルレールA3上の自走式台車1に移す
には、例えば、市販のバランスホイストなどの如
き装置が使用される。
このようにして染上がりチーズ付スピンドルレ
ールA3上を運搬される染上がりチーズ付スピン
ドル2B装着の台車は所要の走行の後、チーズリ
フト装置Eに至り停止する。
(E) チーズリフト装置 チーズリフト装置は、染上がりチーズ付スピン
ドルレールA3の終端にあり、走行して来た染上
がりチーズ付スピンドルより染上がりチーズ
M′を次の脱水工程に備えて離脱させる装置であ
り、例えば特公昭52−31462号公報に開示された
如き構成の装置が使用される。
第11図はその装置の概要を示しており、機枠
51の上部にチーズを捕捉するためのチーズ捕捉
具、例えばチヤツク52がアーム53を介して上
下動ならびに少なくとも90度の角度範囲で回動可
能に設けられている。そして前記チーズ捕捉具5
2はアーム53の先端に保持され、アーム基端は
ガイド54に嵌装されて上部のエアシリンダー5
5によつて上下位置調節が可能に、又、図示しな
い側部のエアシリンダーによつて回動が可能とな
り、染上がりチーズ付スピンドルレールA3上を
運ばれて来たスピンドルに挿着されている染上が
りチーズM′をその最上部において順次、確実に
捕捉し、回動して側方回動範囲に設けられている
受台Fに順次載置する。
そのため、機枠51には前記の外、更にスピン
ドルに挿着されている染上がりチーズM′を前記
チーズ捕捉具52による捕捉に便利なように染上
がりチーズを上方に持ち上げるチーズ持上機構が
設けられている。
この持上機構は、中間に配設されたモーター5
6よりチエン、ベルトなどを介して伝動されるプ
ーリと同軸一体回転のスプロケツトホイール57
と機枠51下部側のスプロケツトホイール58と
の間に掛け渡されて回動するチエン59の一部に
チーズの下部に挿入し、持ち上げるリフト60を
設けることによつて形成されており、図では明ら
かではないが、2本のガイドに沿つて該リフト6
0が昇降動可能に保たれている。
なお、前記モーター56よりのプーリと、スプ
ロケツトホイール57とは通常、カムクラツチに
よつて適宜作動の調節が図られている。
又、前記リフト60のガイドに沿う昇降動と共
に、該ガイドに並行して更にロツドが配設され、
リフト60の上限位置、下限位置を夫々決めるリ
ミツトスイツチが図示していないが夫々取り付け
られている。
なお、図中のP,P′は夫々、スタート時のチー
ズ確認位置ならびに盲スピンドル確認用のスイツ
チであり、チーズの離脱操作を円滑ならしめるた
めに設けられている。
チーズリフト装置は以上のような構成からなり
順次、染上がりチーズM′をスピンドル2より離
脱させ次工程に進めるべく受台F上に載置する。
(F) 受台 受台Fは前記チーズリフト装置Eの近傍にあ
り、チーズリフト装置Eで引き上げられ、スピン
ドル2より離脱された染上がりチーズM′を脱水
装置に移行させるためのプールである。
ここに載せられた染上がりチーズM′は順次、
後述の脱水装置の待機用コンベアー上に進められ
る。
なお、染あ上がりーズM′がスピンドルよりす
べて離脱されると、該スピンドルは空スピンドル
2となつて再び当初の位置にある空スピンドルレ
ールA1に進められ、次の染色工程のために待機
する。
(G) チーズ脱水装置 本装置は前記受台Fに載せられた染上がりチー
ズM′を脱水するために前記受台Fに続いて設け
られる。
脱水装置としては通常、遠心脱水機が使用さ
れ、第1図における本発明の実施例にあつては該
遠心脱水機61が複数個、図示例では10基が横一
列に配設され染上がりチーズM′を1〜複数個宛、
各脱水機61に収納し、一度に脱水を行うように
なつている。
そして、上記の脱水作用を円滑ならしめるため
に1列に配設された脱水機列の両側に、一方の前
記受台Fに連なる側には待機用のコンベアー62
が付設されており、反対側には取出保持用のコン
ベアー63が付設されている。
第12図は上記の如き脱水装置Gにおいて染上
がりチーズM′の脱水機61内への装入、脱水済
みチーズの取り出しを掌る機構の1態様であるチ
ーズ10個、同時に10連の直角座標型ロボツトを示
しており、機枠64上部に摺動案内レール68が
脱水機列に直交する方向に設けられていると共
に、このレール68に上部支持部材67が摺動自
在に支持されて脱水機61と待機用コンベアー6
2上の染上がりチーズM′の中心との距離に相当
する間隔を有して下端に一対のチヤツク66をも
つチーズ把持機構65が吊設されており、待機用
コンベアー62上で待機している染上がりチーズ
M′をその一方のチヤツク66で把持すると共に
他方のチヤツク66で脱水機内の脱水済みチーズ
M″を把持して摺動により待機染上がりチーズ
M′を脱水機61内に収納する一方、脱水済みチ
ーズM″を取出保持用コンベアー63上に取り出
し得るように作られている。
従つて、染上がりチーズM′の脱水機内への装
入と、脱水済みチーズM″の脱水機よりの取り出
しはタイミングをはかり一操作で自動的に行われ
待機用のコンベアー62上に送られて来た染上が
りチーズM′を順次、所定量宛、脱水し、その後
に続く自動箱詰装置へ進める。
(H) 自動箱詰装置 前記脱水装置Gの取出保持用コンベアー63の
後方に連設されており、空箱コンベアーH1とこ
れに直交する箱詰コンベアーH2からなつていて、
空箱コンベアーH1で搬送されて来たプラスチツ
ク製コンテナの如き空箱に対し脱水済みチーズを
装填した後、該箱詰を箱詰コンベアーH2上を移
行させてプツシヤー70の押圧により後続の箱詰
チーズプールコンベアーI上に押出しす。
ここで、空箱に対する脱水済みチーズの装填は
既知の箱詰ロボツトが使用される。かかる箱詰装
置は、既に多くのものが市販されており、その具
体的構造については改めて説明するまでもない。
なお、空箱内への脱水済みチーズの装填は適宜
数でよいが、普通、6個で2段、計12個位であり
付設されている検数器71によつて検数される。
(I) 箱詰チーズプールコンベアー このコンベアーIは前記プツシヤー70により
押し出された箱詰チーズを乾燥に備えてプールす
るコンベアーであり、爾後の乾燥機の容量によつ
てプール量が決められる。
通常の場合、乾燥機は箱詰チーズを20個位収容
し乾燥するのでこれに見合うプール量を確保す
る。
(J) 乾燥機 箱詰チーズプールコンベアーに隣接して設けら
れ、プールされた箱詰チーズを所定量宛、通常、
20個位宛、収容し箱詰のまま乾燥する。
この乾燥機としては通常第13図の如き真空高
周波乾燥機が用いられ、80〜90℃の温度下で高周
波乾燥が行われる。
図中、81〜86は真空高周波乾燥機に付属す
る設備であり、81は真空発生装置、82及び8
3は電源部、84及び86は発振部、85は冷却
ポンプである。
かくして、乾燥を終えた箱詰チーズは乾燥機よ
り取り出され排出コンベアーK上に排出される。
(K) 排出コンベアー 前記乾燥機Jの取出部に隣接して配設され、前
記乾燥された箱詰チーズを受け止め、製品として
次の段階に排出する。
これによつて、本発明の一連の染色システムは
終わり、染色されたチーズは製品として搬出され
ることになる。
(発明の効果) 本発明は以上の如く空スピンドルにチーズを着
装する段階からチーズプレス、キヤリアー装着、
染色、脱水、箱詰、乾燥の各段階を経て製品に至
る工程をシステム化して一連に連続的に実施する
方法であり、従来、夫々、単独で行われていた各
工程を有機的に結合し、所定の据え付け範囲にお
いて実施することができると共に、一貫作業とし
てチーズ染色を行うことができるので、作業効率
の面はもとより、作業人員の節減、染色コストの
低減など、チーズ染色の工程改善に著しく寄与
し、染色工業における合理化の推進に顕著な効果
が期待される。
しかも、本発明装置はプールレールの利用と、
その進行方向に配設された一連の装置によつてチ
ーズを安定した状態で、かつ、確実に各工程を実
施し、特に各装置に自動化設備を配することによ
つて自動化を進めることができ、今後の染色工程
の自動化達成の指標として多大の効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の全体を示
す概要図、第2図及第3図はプールレールのUタ
ーン及びLターン部の各連繋部構造を示す平面概
要図、第4図は台車の構造を示す側面図、第5図
は台車の駆動部を示す内部構造説明図、第6図は
台車とレールとの係合状態を示すレール横断方向
正面概要図、第7図はチーズプレス機の正面図、
第8図はその駆動系統説明図、第9図はワンタツ
チ止め具の詳細図、第10図はターンテーブル上
におけるキヤリアーへのチーズ付スピンドル装着
時を示す一部省略断面図、第11図はチーズリフ
ト装置側面図、第12図は脱水装置におけるチー
ズ装入、取出しのためのチーズ把持機構の略示説
明図、第13図イ,ロは乾燥機の側面図及び正面
概要図である。 A……プールレール、A1……空スピンドルレ
ール、A2……チーズ付スピンドルレール、A3
…染上がりチーズ付スピンドルレール、B……チ
ーズプレス機、B′……チーズプール、C……タ
ーンテーブル、D……スピンドル転移装置、E…
…チーズリフト装置、F……受台、G……脱水装
置、H……箱詰装置、H1……空箱コンベアー、
H2……箱詰コンベアー、I……プールコンベア
ー、J……乾燥機、K……排出コンベアー、M…
…チーズ、M′……染上がりチーズ、M″……脱水
済みチーズ、1……自走式台車、2……空スピン
ドル、52……チーズ捕捉具、61……脱水機、
62……待機用コンベアー、63……取出保持用
コンベアー、65……チーズ把持機構、68……
摺動案内レール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 空スピンドルを自走式台車に着装して空スピ
    ンドルレール上を該レールに従つて運搬し、空ス
    ピンドルレール終端においてボビンに巻き上げた
    糸(チーズ)を該空スピンドルに挿入し、一定の
    数量に達したとき、スペーサーを装着し、プレス
    機を作動してスピンドル方向にチーズプレスを行
    い、止め具で止着してチーズを装着したスピンド
    ルとなした後、該チーズを装着したチーズ付スピ
    ンドルを自走式台車に着装してチーズ付スピンド
    ル用レールに従つてターンテーブルの位置まで運
    搬し、ターンテーブル上でキヤリアーに前記チー
    ズ付スピンドルを所要の本数、装着した後、装着
    の終わつたキヤリアーを染色機に入れ、チーズ染
    色を行い、次いで、染色終了後、染色の終わつた
    染上がりチーズ付スピンドルをキヤリアーと共に
    染色機より取り出し、ターンテーブル上に戻し、
    その染上がりチーズ付スピンドルを再びレール上
    の自走式台車に着装して該レールに従つて移行さ
    せ、次ぎに前記染上がりチーズ付スピンドルより
    1〜複数個宛順次染上がりチーズを取り外し、複
    数の脱水機列に並行して設けられたコンベアー上
    に該チーズを順次移し、所要数のチーズがコンベ
    アー上に貯溜すると、チーズ把持機構を作動して
    該チーズを1〜数個宛前記脱水機内に装入して脱
    水処理を行い、脱水終了後、脱水済みチーズを取
    り出し、逐次、自動箱詰装置に移して所要個数宛
    箱詰めに付し、その後、引き続き所要の箱数宛、
    乾燥装置に挿入し、所要時間乾燥を行つた後、取
    り出し、以後、排出することからなるチーズのス
    ピンドルへの装着から染上がりチーズの箱詰、乾
    燥に至る一連の作動をその順序に従つてシステム
    的に行うことを特徴とするチーズのシステム染色
    方法。 2 ボビンに巻き上げた糸(チーズ)をスピンド
    ルに挿入してチーズプレス、キヤリアー装着、染
    色、取り出し、脱水、箱詰、乾燥の一連の工程を
    連続的に実施するための装置であつて、下記(イ)〜
    (ル)の各部装置よりなることを特徴とするチー
    ズのシステム染色装置。 (イ) 自走式台車をその上に備え、空スピンドルを
    台車に着装し後方所要位置へ該空スピンドルを
    運搬する空スピンドルレールと、ボビンに巻き
    上げた前記チーズを装着したチーズ付スピンド
    ルを台車に着装して後方所要位置へ該チーズ付
    スピンドルを運搬するチーズ付スピンドルレー
    ルと、染色後の染上がりチーズを装着した染上
    がりチーズ付スピンドルを台車に着装して後方
    所要位置へ該染上がりチーズ付スピンドルを運
    搬する染上がりチーズ付スピンドルレールの3
    種のレールよりなるスピンドルプールレール。 (ロ) 前記空スピンドルレールと、チーズ付スピン
    ドルレールとの間の側方に位置して配設された
    チーズプール及び該チーズプールで貯えられた
    チーズを空スピンドルレールで運搬されて来た
    空スピンドルに挿入し一定数量に達したとき、
    スペーサーを装着しスピンドル方向にチーズを
    プレスするチーズプレス機。 (ハ) チーズ付スピンドルレールと、染上がりチー
    ズ付スピンドルレールの間の側方に位置して設
    置された、前記チーズ付スピンドルを染色機へ
    装入するためにキヤリアーに装着しあるいは染
    色機より取り出した染上がりチーズ付スピンド
    ルをキヤリアーと共に戻すためのターンテーブ
    ル、及び前記キヤリアーに装着されたチーズ付
    スピンドルを内部に収納しチーズを染色するた
    めの染色機。 (ニ) 前記ターンテーブルの後方側に隣接して設け
    られた、前記染上がりチーズ付スピンドルを後
    続の染上がりチーズ付スピンドルレール上の台
    車に移すバランスホイストの如き転移装置。 (ホ) 染上がりチーズ付スピンドルレール終端位置
    に設置された、前記染上がりチーズ付スピンド
    ルより染上がりチーズを1〜複数個宛、上方へ
    運び、チーズ捕捉具により捕捉して離脱させる
    チーズリフト装置。 (ヘ) 前記チーズリフト装置のチーズ捕捉具の回動
    範囲にあつて上記チーズリフト装置より離脱さ
    れた染上がりチーズをその上に受ける受台。 (ト) 前記受台に続いて設けられ、中央に複数の脱
    水機からなる脱水機列を有し、その脱水機を挟
    み両側に、一側には前記受台に受止された染上
    がりチーズを搬送する待機用コンベアーを、他
    側には脱水機より取り出された脱水済みチーズ
    を保持する取り出し保持用のコンベアーを夫々
    備えると共に、上方に前記待機中の染上がりチ
    ーズを把持すると同時に脱水機内の脱水済みチ
    ーズを把持し、脱水機内へチーズを装入すると
    同時に脱水済みチーズを前記取出保持用コンベ
    アー上に取り出す上下動ならびに脱水機列に直
    交する方向に設けられた摺動案内レールに沿つ
    て往復摺動可能なチーズ把持機構を備えた脱水
    装置。 (チ) 前記脱水装置後方に連設され、脱水済みチー
    ズを箱詰する、空箱コンベア及び箱詰コンベア
    を含む自動箱詰装置。 (リ) 前記箱詰されたチーズを受止し、プールする
    ため、前記箱詰装置の出口側に連設されたプー
    ルコンベアー。 (ヌ) 前記プールコンベアー上にプールされた箱詰
    チーズを所要個数宛その中に収納し、乾燥する
    乾燥機。 (ル) 前記乾燥機より取り出された乾燥済み箱
    詰チーズを排出するため乾燥機に連設された排
    出コンベアー。
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