JPH0561354U - 解体機の油圧切換装置 - Google Patents

解体機の油圧切換装置

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JPH0561354U
JPH0561354U JP820092U JP820092U JPH0561354U JP H0561354 U JPH0561354 U JP H0561354U JP 820092 U JP820092 U JP 820092U JP 820092 U JP820092 U JP 820092U JP H0561354 U JPH0561354 U JP H0561354U
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dismantling machine
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来技術の解体機では超ロングアタッチメン
トをバックホーアタッチメントに取付け替えする毎に、
基端側ブームに配置している複数個のスローリターン弁
内の可変絞り部の絞り開口度を開放にしたり、次の取付
け替え時に再び所定の絞り開口度に微調整していた。そ
の操作はやり辛く、大なる時間と労力を要していた。本
考案は、上記の問題点を解決することを目的とする。 [構成] 本考案の解体機の油圧切換装置では、超ロン
グアタッチメントの油圧シリンダ回路に介設されている
スローリターン弁の上流側と下流側とを開閉弁を介し、
バイパス管路にて接続し、超ロングアタッチメントとバ
ックホーアタッチメントとの取付け替え時に上記開閉弁
の開閉操作を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、超ロングアタッチメントを装着した構造物解体用の解体機の油圧切 換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ビルなど構造物の解体を行う解体機の側面図である。図において、1 は建設機械である油圧ショベルの本体(以下油圧ショベル1という)、2は油圧 ショベル1のフロント部に装着した超ロングアタッチメント、3は超ロングアタ ッチメント2のうちの継ぎブーム、4はインタブーム、5はアーム、6は破砕工 具、7は継ぎブームのうちの基端側ブーム、8は中継ぎブーム、9は先端側ブー ム、10は各種油圧シリンダのうちのブームシリンダ、11はインタブームシリ ンダ、12はアームシリンダ、13はバケットシリンダ(破砕工具6用の油圧シ リンダであるがバケットシリンダという)である。図5は、図4のAより見た基 端側ブーム7の要部背面図である。図において、14,14’はアームシリンダ 12のボトム側油室に通じる配管、15は配管14ー14’に介設したスローリ ターン弁、16,16’はバケットシリンダ13のロッド側油室に通じる配管、 17は配管16ー16’に介設したスローリターン弁、10,10は左右一対の ブームシリンダである。図6は、図4のBより見た基端側ブーム7の要部腹面図 である、図において、18,19はそれぞれブームシリンダ10,10のボトム 側油室に通じる配管に介設したスローリターン弁である。
【0003】 図7は、解体機の従来技術の要部油圧回路図である。図において、20は旋回 モータ、21は旋回用パイロット切換弁、22L,22Rは左右の走行用方向切 換弁、23はアーム用パイロット切換弁、24はブーム用パイロット切換弁、2 5はバケット用パイロット切換弁26,27は第1,第2ポンプ、28はパイロ ットポンプ、29はブーム用油圧リモコン弁、30,31は油圧リモコン弁29 のそれぞれパイロット弁、32はアーム用油圧リモコン弁、33,34は油圧リ モコン弁32のそれぞれパイロット弁、35は走行直進弁、符号イーイ,ローロ ,ハーハ,ニーニはそれぞれパイロット管路の接続を示す。なおスローリターン 弁15,17,18,19は、図7に示すようにそれぞれ可変絞り部(たとえば スローリターン弁15における可変絞り部36)とチェック弁(たとえばスロー リターン弁15におけるチェック弁37)とが並列に連結されて、構成されてい る。そして、超ロングアタッチメント2の関節部を所定の前方方向に屈曲回動さ せるとき、その作動速度が速くならないように、各種油圧リンダ10,10,1 2,13に対してそれぞれスローリターン弁18,19,15,17を配置して いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
破砕工具をそなえた解体機はビルなど高所の部分の破砕作業を行うために、長 大な超ロングアタッチメントを装備している。この超ロングアタッチメントの関 節部を前方に屈曲回動させるときその作動速度が速いと、転倒事故をおこすおそ れがあるので、超ロングアタッチメントの各種油圧シリンダの戻り回路にスロー リターン弁を設け、屈曲回動速度を遅くしている。ところが解体機では作業状況 あるいは解体作業量の少いときには、超ロングアタッチメントを掘削用作業アタ ッチメントに取付け替えをして掘削作業などを行う場合がある。図8は、油圧シ ョベル(1)にバックホー用作業アタッチメント48を取付け替えした状態を示 す側面図である。図において、超ロングアタッチメント(2)と共通に使用でき る部品に対しては同符号を付す。49は前部側ブーム、38はアーム、39はバ ケットである。このバックホー用作業アタッチメント48(以下バックホーアタ ッチメントという)を動かして掘削作業を行うときには、基端側ブーム7に配置 したスローリターン弁15,17,18,19を取外して各種油圧シリンダを速 く作動させる必要がある。従来技術では、スローリターン弁内に可変絞り部を設 けているので、可変絞り部の調整部をかなりの回数だけ手で回転させて、絞り開 口度を開放にしていた。そのために再び解体作業を行うときに超ロングアタッチ メントに取付け替えしたときには、上記複数個のスローリターン弁を所定の絞り 開口度に設定し直さなければならなかった。この所定の絞り開口度に設定する作 業は微調整を行うのでその操作がやり辛く、また複数個のスローリターン弁の微 調整に大なる時間を要するために取付け替え作業の能率が悪かった。本考案は、 上記の問題点を解決できる解体機の油圧切換装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、超ロングアタッチメントに装備されている油圧シリンダの油圧シ リンダ回路に介設されているスローリターン弁に対して、スローリターン弁の上 流側と下流側とを開閉弁を介し、バイパス管路にて接続し、解体機が超ロングア タッチメントを装着して解体作業を行うときには上記開閉弁を閉じ状態にし、解 体機が超ロングアタッチメントをバックホーアタッチメントに取付け替えして掘 削作業を行うときには上記開閉弁を開放状態にするようにした。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の油 圧切換装置を装備した基端側ブーム7Aの要部側面図である。図において、従来 技術と同一構成要素を使用するものに対しては同符号を付す。10はブームシリ ンダ、15はスローリターン弁、40は開閉弁であるストップバルブ、41はス トップバルブ40をそなえているバイパス管路、42はストップバルブ43をそ なえたバイパス管路である。図2は、図1のCより見た基端側ブーム7Aの要部 腹面図である。図において、44はストップバルブ45をそなえたバイパス管路 46はストップバルブ47をそなえたバイパス管路である。図3は、本考案の油 圧切換装置をそなえた解体機の要部油圧回路図である。図において、従来技術と 同一構成要素を使用するものに対して同符号を付す。
【0007】 次に、本考案の油圧切換装置の構成を図1〜図3について述べる。本考案の油 圧切換装置はブームシリンダ10,10,アームシリンダ12,バケットシリン ダ13の油圧シリンダ回路にそれぞれ配置している各スローリターン弁18,1 9,15,17に対して設けるので、代表例としてスローリターン弁15の場合 について述べる。スローリターン弁15の上流側と下流側とをストップバルブ4 0を介し、バイパス管路41にて接続し、解体機が超ロングアタッチメントを装 着して解体作業を行うときには上記ストップバルブ40を閉じ状態にし、解体機 が超ロングアタッチメントをバックホーアタッチメントに取付け替えして掘削作 業などを行うときには上記ストップバルブ40を開放状態にするようにした。
【0008】 次に、本考案の油圧切換装置の作用について述べる。解体機が超ロングアタッ チメントを装着して解体作業を行うときには、ストップバルブ40を閉じ状態に する。バイパス管路41は上記ストップバルブ40にて遮断されるので、従来技 術と同様に超ロングアタッチメントを安全に作動させることができる。次に解体 機が超ロングアタッチメントをバックホーアタッチメントに取付け替えして掘削 作業などを行うときには、上記ストップバルブ40を開放状態にする。アームシ リンダ12のボトム側油室ホに通じる給排用の作動油は、開放されているストッ プバルブ40及びバイパス管路を通過するので、アームシリンダ12は掘削作業 などに支障のない伸縮作動を行うことができる。上記本考案の実施例では超ロン グアタッチメントをバックホーアタッチメントに取付け替えして掘削作業を行う 場合について説明したが、解体機では超ロングアタッチメント先端部の破砕工具 6をバケット39に取付け替えして(図示しない)、高所より低地などの深堀り 作業を行うこともある。この深堀り作業用のバケット取付け替えに対応する本考 案の油圧切換装置の構成及び作用は、アタッチメント取付け替え時の場合と同じ である。なおストップバルブ40の開閉操作は容易かつ短時間にできるので、超 ロングアタッチメントとバックホーアタッチメントとの取付け替え作業の能率を 向上させることができる。
【0009】
【考案の効果】
従来技術の解体機では超ロングアタッチメントをバックホーアタッチメントに 取付け替えしたときには、基端側ブームに配置している複数個のスローリターン 弁内の可変絞り部の絞り開口度を開放に操作し、また再び超ロングアタッチメン トに取付け替えしたときには、再び所定の絞り開口度に微調整していた。その操 作はやり辛く、大なる時間と労力を要していた。しかし本考案の油圧切換装置で は、超ロングアタッチメントに装備されている油圧シリンダの油圧シリンダ回路 に介設されているスローリターン弁に対して、スローリターン弁の上流側と下流 側とを開閉弁を介し、バイパス管路にて接続するようにした。それにより解体機 が超ロングアタッチメントを装着して解体作業を行うときには、開閉弁を閉じ状 態にする。バイパス管路は上記開閉弁にて遮断されるので、従来技術と同様に超 ロングアタッチメントを安全に作動させることができる。次に解体機が超ロング アタッチメントをバックホーアタッチメントに取付け替えして掘削作業などを行 うときには、上記開閉弁を開放状態にする。油圧シリンダに通じる給排用の作動 油は、開放されている開閉弁及びバイパス管路を通過するので、油圧シリンダは 掘削作業などに支障のない伸縮作動を行うことができる。なお開閉弁の開閉操作 は容易かつ短時間にできるので、超ロングアタッチメントとバックホーアタッチ メントとの取付け替え作業の能率を向上させることができる。また上記開閉弁及 びバイパス管路を設けることにより、アタッチメント取付け替え時におけるスロ ーリターン弁の可変絞り部を調整する操作は不要になった。したがって、高価な 可変絞り部を、所定の開口度に設定されている安価な固定絞り部に置き換えるこ とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の油圧切換装置を装備した基端側ブーム
の要部側面図である。
【図2】図1のCより見た基端側ブームの要部腹面図で
ある。
【図3】本考案の解体機の要部油圧回路図である。
【図4】解体機の側面図である。
【図5】図4のAより見た従来技術の基端側ブームの要
部背面図である。
【図6】図4のBより見た従来技術の基端側ブームの要
部腹面図である。
【図7】解体機の従来技術の要部油圧回路図である。
【図8】解体機の超ロングアタッチメントをバックホー
アタッチメントに取付け替えした状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 (油圧ショベルの)本体 2 超ロングアタッチメント 5,38 アーム 6 破砕工具 7,7A 基端側ブーム 10 ブームシリンダ 12 アームシリンダ 13 バケットシリンダ 15,17,18,19 スローリターン弁 36 可変絞り部 37 チェック弁 39 バケット 40,43,45,47 ストップバルブ(開閉弁) 41,42,44,46 バイパス管路 48 バックホー用作業アタッチメント

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継ぎブーム,インタブーム,アーム,破
    砕工具を建設機械のフロント部に順次連結して超ロング
    アタッチメントを形成し、その超ロングアタッチメント
    を屈曲回動させる各種油圧シリンダの作動速度を遅くす
    るために、それぞれ油圧シンダ回路に絞り部及びチェッ
    ク弁をそなえたスローリターン弁を配置している構造物
    解体用の解体機であって、上記スローリターン弁の上流
    側と下流側とを開閉弁を介し、バイパス管路にて接続
    し、解体機が超ロングアタッチメントを装着して解体作
    業を行うときには上記開閉弁を閉じ状態にし、解体機が
    超ロングアタッチメントをバックホーアタッチメントに
    取付け替えして掘削作業を行うときには上記開閉弁を開
    放状態にするようにしたことを特徴とする解体機の油圧
    切換装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002038535A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd 油圧ショベルの制御回路

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JP2573122Y2 (ja) 1998-05-28

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