JPH0561110U - 運搬具 - Google Patents

運搬具

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JPH0561110U
JPH0561110U JP234392U JP234392U JPH0561110U JP H0561110 U JPH0561110 U JP H0561110U JP 234392 U JP234392 U JP 234392U JP 234392 U JP234392 U JP 234392U JP H0561110 U JPH0561110 U JP H0561110U
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JP
Japan
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carrier
horizontal
base
footboard
bases
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Pending
Application number
JP234392U
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English (en)
Inventor
喜義 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量のある運搬物を1人で容易に、かつ安全
に運搬することができる運搬具を提供する。 【構成】 本運搬具の軸ネジ3を中心に折り曲げる。ま
た、操作基部1及び連動基部2の両端の受部9を運搬物
100に設けられた架台101の内側端部101a下側
に挿入する。そして、踏み板10を下方向に下ろし運搬
具を元の形に戻すことで架台101ごと運搬物100が
ローラ6,6と連結片1a,2aの下端の差分持ち上が
る。さらに、この運搬具を取り外すには踏み板10を上
方に引き上げれば良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、重量のある物を運搬する際に、運搬の補助として使用する運搬具に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば多種の電子機器をラック等に嵌め込み1つのシステムとした物は、高さ が2〜3m、重さが100kgにも及ぶ。こうした高さが高く重量のある運搬物は 、底面を運搬時に傷つけない為や高さの高い物では転倒防止の為に運搬物の底部 に断面略L字形状の架台が取り付けられている。 従来、この様な運搬物を運搬する際、運搬具として平板に車輪を配設した台車 を利用し、この台車に運搬物を乗せて運んでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の運搬具では、運搬物を運搬具に乗せたり、下ろ したりするのに数人の人手が必要であり、また、その作業は運搬具が動いたり滑 ったりするために容易ではなく危険を伴うものであり、運搬物を運搬具に乗せる のに時間もかかるという問題点があった。
【0004】 そこで本考案は、上記問題点を解消するために、重量のある運搬物を1人で容 易に、かつ安全に運搬することができる運搬具を提供することを目的としている 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の目的を達成するための手段を、実施例に対応する図1乃至図4を 参照して説明する。 この考案の運搬具は、断面略L字形状に形成されて垂下に延出した各片1a, 2aが長手方向にずれて背合わせされた状態で回動自在に取り付けられた2つの 基部1,2と、 該2つの基部1,2の長手方向に突出した各水平片1c,2cの底部に回動自 在に配設されたローラ6,6と 前記2つの基部1,2を水平な状態で重なり合うように規制する規制手段8, 11,12と、 前記2つの基部1,2の何方か一方の水平片1c(2c)と相反する端部の水 平面上に配設された踏み板10を具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
2つの基部1,2は回動の中心で折り曲げられ、水平片1c,2cを例えば運 搬物に取り付けられた架台等に引っかける。この状態で踏み板10は下方に押さ れローラ6,6を支点として架台ごと運搬物を持ち上げ運搬具は架台に設置され る。この設置された運搬具は規制手段8,11,12によって基部1,2を水平 な状態で重なり合うように規制される。また、運搬後は踏み板10が上方に引き 上げられることによって運搬具は架台より外れる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案による運搬具の第1実施例を示す分解斜視図、図2は同側面図、 図3は同平面図、図4は同底面図である。
【0008】 図1に示すように本考案による運搬具は、操作基部1と連動基部2により大略 構成されている。 該操作基部1と連動基部2は同一の断面略L字形状に形成されている。 この操作基部1と連動基部2は垂下に延出した連結片1a,2aを長手方向に ずらして背合わせに連結されている。
【0009】 また、操作基部1と連動基部2の背合わせされた連結片1a,2aの略中央に は、それぞれ軸穴1b,2bが穿設され、操作基部1と連動基部2は該軸穴1b ,2bを介して軸ネジ3とボルト4により回動自在に取り付けられている。 そして、図2に示すように操作基部1と連動基部2のそれぞれ長手方向に突出 した一端の水平片1c,2cの底部には、回転軸5を中心に回動自在なローラ6 ,6が両基部の垂下に延出した連結片1a,2aの下端よりも接地面を低くして 配設されている。このローラ6,6の配設された突出した部分の連結片1a,2 aより連続する垂下に延出した片の一部は、前記ローラ6,6の回動を妨げない ように削除されている。
【0010】 さらに、操作基部1と連動基部2のそれぞれ前記連結片1a,2aの削除され た端部間には、ネジ7及びボルト7aにより、操作基部1と連動基部2を水平な 状態で重なり合うように規制する規制手段としてのダンパー8が配設されている 。図3に示すように、このダンパー8の取り付けられた端部と連結片1a,2a の背合わせされた部分は、該ネジ7が当たらないように削除されている。 また、図4に示すように操作基部1と連動基部2の長手方向に突出した水平片 1c,2cの上面には、それぞれ支持手段としての板状の受部9,9が配設され ている。 そして、操作基部1の水平片1cとは反対側の他端の水平面上には板状の踏み 板10が配設されている。この踏み板10は、連動基部2の水平面上に若干被さ る突出片10aが一体に形成されている。
【0011】 上述した運搬具を使用して運搬物100を運ぶ際には、運搬具を2つ使用し、 図5(a),(b)に示すように、一方の運搬具を軸ネジ3を中心に折り曲げ、 両端の受部9,9を運搬物100の底部に取り付けられた架台101の前(又は 後ろ)側の内側端部101aに引っかける。そして、踏み板10を下方向に踏み 下ろし運搬具を元の形に戻すことで架台101ごと運搬物100がローラ6,6 と連結片1a,2aの下端の差分持ち上がる。また、架台101に設置された運 搬具はダンパー8により操作基部1と連動基部2を水平な状態で重なり合うよう に規制されて運搬中に外れることはない。 同様にもう1つの運搬具を架台101の後ろ(又は前)側に設置することによ り、運搬物100を容易に手で押して運ぶことができる。 運搬物100を目的の場所に運び終えたら、踏み板10を上方に引き上げるだ けで運搬具を簡単に外すことができる。
【0012】 次に第2の実施例について図6を参照して説明する。 上述した第1実施例において、運搬具を常に操作基部1と連動基部2を水平な 状態で重なり合うように規制するためにダンパー8を使用したが、図6に示すよ うにダンパー8の代わりにスプリング11を使用してもよい。 また、同図に示すように操作基部1の連結片1aに多数の軸穴1aaを穿設す る(又は連動基部2の連結片2aに多数の軸穴を穿設する)ことにより、運搬物 100に取り付けられた架台101の内側端部101a間の間隔にとらわれるこ となく汎用的に使用することができる。
【0013】 次に第3の実施例について図7及び図8を参照して説明する。 図7及び図8に示すように第1実施例及び第2実施例のようにダンパー8やス プリング11を使わず、踏み板10の連動基部2の水平面上に被さる突出片10 aをなくし、突出片10aが被さっていた連動基部2の水平面にストッパー12 を配設する。 この構造では、該ストッパー12は運搬物100に設置するときに操作基部1 の踏み板10の取り付け部分が上に持ち上がらないように付勢し、運搬具を外す ときにはストッパー12の上部のレバー12aを操作することにより前記操作基 部1の踏み板10の取り付け部分が上に持ち上がるので、使用時においてダンパ ー8やスプリング11がある状態と同様に使用することができる。
【0014】 なお、上述した第1,第2及び第3実施例において受部9,9を取り除き、操 作基部1と連動基部2の長手方向に突出した水平片1c,2cで架台101を直 接受けるようにしてもよい。
【0015】 次に、第4の実施例について図9乃至図12を参照して説明する。 図9に示すような机110は、台車に乗せることができず、運ぶ際には最低2 人で持ち上げて運ぶのが常である。 図10に示すように上述した第1,第2及び第3実施例の運搬具の一端の受部 9の代わりに机110の脚110aと脚110bの間のパイプ111に掛かる略 U字形状のアーム13が配設されている。このアーム13は、アーム13の取り 付け部14において内部に配設されたバネ14aにより内側方向に付勢されてい る。同様に他端にも受部10の代わりに脚110cと脚110dの間のパイプ1 12に掛かるアーム13が配設されている。
【0016】 また、前記アーム13,13の間の幅Hは、机110のパイプ111とパイプ 112の間の幅hよりも若干狭く設定されており、この実施例の運搬具を机11 0に設置した場合、アーム13,13はバネ14a,14aの復元力により内側 方向に付勢されてパイプ111及び112を押さえつけ、アーム13、13が外 れにくくなっている。 この実施例おいて、両端のアーム13,13をバネ14aにより内側方向に付 勢ていると説明したが、何方か一方のアームを固定しても他方のアームが内側方 向に付勢されているので同様の効果を得ることができる。
【0017】 また、図11に示す机120のように、引き出し121が配設されている場合 、図12に示すように運搬具の引き出し121側に対応する一方の端部には上述 した第1,第2及び第3実施例に記載した受部9が配設されている。そして、他 方の端部には上述した机110用の運搬具の端部と同様なアーム13が配設され ている。 この机120を運搬する際には、2つの運搬具の受部9を引き出し121の下 面に当接させて設置することで机120を運搬することができる。
【0018】 ところで、上述した第1,第2,第3及び第4実施例において、操作基部1と 連動基部2を同一のものとしたが、双方の長さが同一でなくても上述した実施例 と同様の効果を得ることができる。 また、操作基部1の連結片1aに長手方向の長穴を穿設し、この長穴の上側の 縁(又は下側の縁)に軸ネジ3の嵌合できる溝を多数配設しても軸穴1baを多 数穿設した場合と同様に運搬物100に取り付けられた架台101の内側端部1 01a間の間隔にとらわれることなく汎用的に使用することができる。また、連 動基部2の連結片2aに長穴を穿設して溝を多数配設しても同様である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による運搬具は、数種の運搬物に対応して簡単に着 脱でき、1人で容易に、かつ安全に運搬することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による運搬具の第1実施例を示す分解斜
視図
【図2】同運搬具の側面図
【図3】同運搬具の底面図
【図4】同運搬具の平面図
【図5】(a)同運搬具を運搬物の架台に設置するため
に動作させた側面図 (b)同運搬具を運搬物の架台に設置した側面図
【図6】運搬具の第2実施例を示す側面図
【図7】運搬具の第3実施例を示す平面図
【図8】図7におけるA−A線断面図
【図9】他の運搬物の一例を示す斜視図
【図10】図9の運搬物運搬用に変形させた運搬具の変
形例を示す一部省略側面図
【図11】図9の運搬物の変形例を示す斜視図
【図12】図11の運搬物運搬用に変形させた運搬具の
変形例を示す一部省略側面図
【符号の説明】
1…操作基部、2…連動基部、6…ローラ、8…ダンパ
ー、10…踏み板、11…スプリング、12…ストッパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面略L字形状に形成されて垂下に延出
    した各片(1a,2a)が長手方向にずれて背合わせさ
    れた状態で回動自在に取り付けられた2つの基部(1,
    2)と、 該2つの基部の長手方向に突出した各水平片(1c,2
    c)の底部に回動自在に配設されたローラ(6,6)と
    前記2つの基部を水平な状態で重なり合うように規制す
    る規制手段(8,11,12)と、 前記2つの基部の何方か一方の水平片と相反する端部の
    水平面上に配設された踏み板(10)を具備したことを
    特徴とする運搬具。
JP234392U 1992-01-27 1992-01-27 運搬具 Pending JPH0561110U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP234392U JPH0561110U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 運搬具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP234392U JPH0561110U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 運搬具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561110U true JPH0561110U (ja) 1993-08-10

Family

ID=11526644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP234392U Pending JPH0561110U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 運搬具

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