JPH0561019A - フラツトデイスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置 - Google Patents
フラツトデイスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置Info
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- JPH0561019A JPH0561019A JP22424491A JP22424491A JPH0561019A JP H0561019 A JPH0561019 A JP H0561019A JP 22424491 A JP22424491 A JP 22424491A JP 22424491 A JP22424491 A JP 22424491A JP H0561019 A JPH0561019 A JP H0561019A
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Abstract
を与えるという懸念を解消するため、液晶表示パネルか
らの電界輻射を低減させる。 【構成】 液晶表示パネル3の周辺部に電極5を配置
し、液晶表示パネル3に備える共通電極に印加される交
番電圧を、位相反転回路8により位相反転して得られた
電圧を電極5に印加する。 【効果】 共通電極に印加される交番電圧とは逆極性の
電圧が電極に印加されることになり、それによって、液
晶表示パネルから輻射される電界がキャンセルされる。
Description
ズマ表示装置のようなフラットディスプレイ装置からの
電界輻射を抑制する装置に関するものである。
DT)における電界輻射、特に5Hz〜400kHzの
電界輻射が、人体に悪影響を与えるということで問題と
なっている。
と、液晶表示装置は、電界輻射が小さいとされている
が、液晶表示装置に含まれるバックライト、インバー
タ、交流駆動される表示パネル、等から輻射される電界
が問題となる。
面すなわち表示面以外の領域では、金属板等からなるシ
ールド材によって効果的にシールドすることができる。
ネルの前面にあっては、画像を目で見えるように表示し
なければならないため、金属板等によるシールドを単純
に適用することはできない。
膜または導電フィルタを設けることも考えられるが、こ
れらの手法を採用するには高いコストが必要であり、ま
た、高コストの割には、そのシールド効果は十分ではな
い。
置以外であっても、交流駆動されるものであれば、たと
えばプラズマ表示装置なども含めて、フラットディスプ
レイ装置全般において遭遇する。
ディスプレイ装置の表示面から輻射される電界を効果的
に抑制できる装置を提供しようとすることである。
ディスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置は、前
述したようなシールドによるのではなく、輻射された電
界を積極的にキャンセルしようとするものであって、上
述した技術的課題を解決するため、交流駆動されるフラ
ットディスプレイ装置の表示パネルの周辺部に電極を配
置し、この電極に、表示パネルより輻射される電界とは
逆極性の電圧を印加することを特徴としている。
は、逆極性の電圧の振幅調整を行なう手段を含んでいる
ことが好ましい。
共通電極を備える液晶表示パネルを備える液晶表示装置
に適用することが特に好ましい。この場合、前記逆極性
の電圧は、交番電圧を位相反転することによって与えら
れる。
するシャーシフレーム上に配置されても、表示パネルの
周囲を覆うように配置されるフロントパネル上に配置さ
れてもよい。
の表示パネルより輻射される電界は、電極に印加された
逆極性の電圧によりキャンセルされる。
ネルより輻射される電界が、効果的に抑制される。この
抑制の効果は、電極に印加される逆極性の電圧が、表示
パネルより輻射される電界に対して、波形が相似であ
り、同期がとれているときに最も顕著である。
影響を与えることが懸念されている電界輻射を安価に低
減することができる。
ば、表示パネルより輻射される電界に対して、波形が相
似する電圧を容易に得ることができる。
ては、液晶表示パネルに備える共通電極に印加される交
番電圧が、表示パネルから輻射される電界の主たる原因
となる。それゆえに、この場合には、交番電圧を位相反
転したものを、電極に印加すれば、表示パネルから輻射
される電界を効果的にキャンセルすることができる。
この実施例は、交流駆動される液晶表示装置1からの電
界輻射を抑制しようとするものである。
シャーシフレーム2を備え、このシャーシフレーム2に
よって、液晶表示パネル3が保持されている。液晶表示
パネル3は、図示しないが、共通電極を備える。この液
晶表示装置1が駆動されている間、共通電極には、交番
電圧が印加され続けている。シャーシフレーム2の背面
には、バックライト4が設けられる。
ーシフレーム2上には、電極5が、絶縁フィルム(図示
せず)を介して貼り付けられる。電極5は、液晶表示パ
ネル3の周縁部を取り囲むように、ループ状をなしてお
り、たとえば、金属板または金属シートから構成され
る。
示パネル3に備える前述した共通電極には、導線7を介
して位相反転回路8が接続され、位相反転回路8の出力
は、導線6を介して電極5に与えられる。位相反転回路
8は、演算増幅器9および振幅調整機能を与える可変抵
抗器10を備える。
述した共通電極に印加される交番電圧に同期する電界が
表示パネル3の前面から輻射される。この電界をキャン
セルするため、共通電極に接続された導線7が位相反転
回路8に接続される。そのため、位相反転回路8に入力
される信号は、たとえば、“11”で示すような波形を
有している。位相反転回路8から出力される信号は、波
形11を反転した波形12を有し、これらは互いに同期
している。位相反転回路8に含まれる可変抵抗器10に
より、電界をキャンセルするのに最も有効な振幅となる
ように、位相反転回路8の出力信号が調整され、この出
力信号が、導線6を介して、電極5に与えられる。すな
わち、この出力信号は、液晶表示パネル3から輻射され
る電界とは逆極性の電圧を有している。
射される電界が、その電界とは逆極性の電圧を電極5に
印加することにより、効果的にキャンセルされる。
演算増幅器9は、たとえばトランジスタを用いた回路の
ように、他の位相反転機能を有する回路または素子に置
換えられてもよく、また、可変抵抗器10についても、
他の振幅調整機能を有する回路または素子に置換えられ
てもよい。
加するための電極の設け方に関して変更されたこの発明
の他の実施例がそれぞれ示されている。
および下辺の各々に沿うように、シャーシフレーム2上
に、金属板または金属シートからなる電極13aおよび
13bが配置されている。これら電極13aおよび13
bには、導線14を介して、キャンセル電圧が印加され
る。
の側辺の各々に沿うように、シャーシフレーム2上に、
金属板または金属シートからなる電極15aおよび15
bが配置される。これら電極15aおよび15bには、
導線16を介して、キャンセル電圧が印加される。
うに配置されるフロントパネル17の背面が示されてい
る。このフロントパネル17の開口部18の周囲を取り
囲むように、ループ状の金属板または金属シートからな
る電極19が貼付される。この電極19には、導線20
を介して、キャンセル電圧が印加される。フロントパネ
ル17が樹脂から構成される場合には、このフロントパ
ネル17と電極19との間の電気的絶縁は不要である。
しかしながら、この電極19が、金属からなるシャーシ
フレームに接触する可能性がある場合には、このシャー
シフレームとの間で電気的絶縁を施す必要がある。
液晶表示装置1に関連して説明し、キャンセル電圧を共
通電極から取り出したが、他の回路部分からこのような
キャンセル電圧を取り出すようにしてもよい。
とえばプラズマ表示装置のようなフラットディスプレイ
装置にも適用することができる。それゆえに、抑制しよ
うとする電界の原因は、フラットディスプレイ装置の種
類により異なり、したがって、キャンセル電圧も、抑制
しようとする電界の種類によって異なるが、いずれにし
ても、抑制しようとする電界を作り出している電圧から
派生する電圧をキャンセル電圧として用いることが好ま
しい。
の電界輻射を抑制する装置を示すもので、液晶表示装置
1の斜視図および電界輻射を抑制するための電圧を得る
ための回路図が含まれている。
正面図である。
置1の正面図である。
ネル17の背面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 交流駆動されるフラットディスプレイ装
置の表示パネルの周辺部に配置された電極と、 前記表示パネルより輻射される電界とは逆極性の電圧を
前記電極に印加する手段とを備える、フラットディスプ
レイ装置からの電界輻射を抑制する装置。 - 【請求項2】 前記逆極性の電圧を前記電極に印加する
手段は、前記逆極性の電圧の振幅調整を行なう手段を含
む、請求項1に記載のフラットディスプレイ装置からの
電界輻射を抑制する装置。 - 【請求項3】 前記表示パネルは、交番電圧が印加され
る共通電極を備える液晶表示パネルを備える、請求項1
または2に記載のフラットディスプレイ装置からの電界
輻射を抑制する装置。 - 【請求項4】 前記逆極性の電圧を前記電極に印加する
手段は、前記交番電圧を位相反転する手段を含む、請求
項3に記載のフラットディスプレイ装置からの電界輻射
を抑制する装置。 - 【請求項5】 さらに、前記表示パネルを保持するシャ
ーシフレームを含み、前記電極は、前記シャーシフレー
ム上に配置される、請求項1ないし4のいずれかに記載
のフラットディスプレイ装置からの電界輻射を抑制する
装置。 - 【請求項6】 さらに、前記表示パネルの周囲を覆うよ
うに配置されるフロントパネルを含み、前記電極は、前
記フロントパネル上に配置される、請求項1ないし4の
いずれかに記載のフラットディスプレイ装置からの電界
輻射を抑制する装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224244A JP3036913B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | フラットディスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置 |
DE69207227T DE69207227T2 (de) | 1991-02-20 | 1992-02-19 | Gerät zur Unterdrückung der Strahlung einer Anzeigevorrichtung |
EP92301371A EP0500349B1 (en) | 1991-02-20 | 1992-02-19 | Apparatus for suppressing field radiation from display device |
US07/837,756 US5260626A (en) | 1991-02-20 | 1992-02-19 | Apparatus for suppressing field radiation from display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224244A JP3036913B2 (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | フラットディスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561019A true JPH0561019A (ja) | 1993-03-12 |
JP3036913B2 JP3036913B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=16810753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3224244A Expired - Fee Related JP3036913B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-09-04 | フラットディスプレイ装置からの電界輻射を抑制する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3036913B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19703427A1 (de) * | 1997-01-30 | 1998-08-06 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Flachbildschirm in LCD-Bauweise |
US6388646B1 (en) | 1999-01-29 | 2002-05-14 | Shapr Kabushiki Kaisha | Display device |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP3224244A patent/JP3036913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19703427A1 (de) * | 1997-01-30 | 1998-08-06 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Flachbildschirm in LCD-Bauweise |
DE19703427C2 (de) * | 1997-01-30 | 1999-02-04 | Siemens Nixdorf Inf Syst | Flachbildschirm in LCD-Bauweise |
US6388646B1 (en) | 1999-01-29 | 2002-05-14 | Shapr Kabushiki Kaisha | Display device |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3036913B2 (ja) | 2000-04-24 |
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