JPH0560321A - ガスバーナの制御装置 - Google Patents

ガスバーナの制御装置

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JPH0560321A
JPH0560321A JP24403591A JP24403591A JPH0560321A JP H0560321 A JPH0560321 A JP H0560321A JP 24403591 A JP24403591 A JP 24403591A JP 24403591 A JP24403591 A JP 24403591A JP H0560321 A JPH0560321 A JP H0560321A
Authority
JP
Japan
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control
gas
signals
load
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP24403591A
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English (en)
Inventor
Norikazu Kubota
伯一 久保田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 独立した二個のコントロールモータによりガ
ス制御弁とエアダンパとをそれぞれ負荷に応じて開閉
し、燃料制御と空燃比制御とを行う比例制御のガスバー
ナにおいて、負荷信号Xをガスまたは空気用コントロー
ルモータへの出力信号Yに換算する際、例えば負荷率0
%の時のモータへの出力Yをaとし、負荷率 100%の時
の同出力Yを 100-bとし、負荷率50%の時のオフセット
値をqとして、出力信号 Y=2(a-b+2q) ×10-4×X2+(10
0-3a+b-4q)×10-2×X+a と近似した演算式のパラメータ
a、b、qを現地試運転に基づいて設定し、これから演
算される出力によってモータを駆動し制御弁を操作す
る。 【効果】 現地試運転に基づいたパラメータを用いるの
で実機に即した精確な制御が可能であり、負荷に対して
弁をリニアに制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス吸収冷温水機やガ
スボイラーなどに用いられているガスバーナの制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、コントロールモータの回転駆動
力を機械的なリンケージ機構により、ガス制御弁および
エアダンパに伝達し、ガス制御弁とエアダンパとを同時
に開閉制御していた。
【0003】しかし、上記従来のガスバーナの制御装置
においては機械的なリンケージ機構による開閉制御であ
るため、弁の開度と流量特性はリニアな関係にない。し
たがって負荷に対応して制御弁の開度をリニアに制御す
ることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のガス
バーナ制御装置においては、ガス制御弁やエアダンパの
開度と流量特性とがリニアな関係にないため、ガスや空
気の供給量を負荷に応じて精確に制御することが困難で
あり、この点の解決が課題とされていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するための具体的手段として、独立した二個
のコントロールモータによりガス制御弁とエアダンパと
をそれぞれ負荷に応じて開閉し、燃料制御と空燃比制御
とを行う比例制御のガスバーナにおいて、負荷信号をガ
ス制御弁、エアダンパそれぞれの流量特性に応じた制御
信号に変換して出力する演算式に現地試運転に基づく運
転データをパラメータとして入力し、負荷信号を実機に
即した制御信号に変換してそれぞれのコントロールモー
タに出力することを特徴とするガスバーナの制御装置を
提供することにより、前記した従来技術の課題を解決す
るものである。
【0006】
【作用】現地試運転のデータから、例えば負荷が0%、
50%、100%のときの弁の開度を適宜選定し、負荷
信号から弁の開度を演算する演算式にパラメータ入力す
ることにより、容易に実機に即した制御信号を出力する
ことができる。そして、ガス制御弁やエアダンパの流量
特性はほぼ二次関数に近似できるため、負荷信号を制御
信号に変換する場合も例えば出力信号の上下限界と中間
のオフセット値により二次関数にて近似することが可能
であり、このように上記演算式を定めればガスおよび空
気供給量と負荷との関係をリニアに制御することができ
る。
【0007】
【実施例】本発明になるガスバーナの制御装置の一実施
例を図面に基づいて説明すると、1はガスバーナ、2は
ガス流路に設けられたガス制御弁、3はこのガス制御弁
を開閉操作するために軸に直結して設けられたガス用コ
ントロールモータ、4は送風機、5はこの空気流路に設
けられたエアダンパ、6はこのエアダンパを開閉するた
めに軸に直結して設けられた空気用コントロールモー
タ、7は制御盤であり、それぞれ図1のように配設され
ている。
【0008】制御盤7はオン/オフなどの通常の機能と
共に演算器71と調節器72とを有しており、演算器7
1は入力された負荷信号Xからガス用コントロールモー
タ3への出力信号Y1 と、空気用コントロールモータ6
への出力信号Y2 とをそれぞれ所定の演算式に従って変
換して調節器72に出力するものであり、調節器72に
は演算器71からの前記出力信号Y1およびY2 と、ガ
ス用コントロールモータ3、空気用コントロールモータ
6が出力するそれぞれの位置信号(モータは弁の軸に直
結されているため弁の開度に等しい)Z1 とZ2 とが入
力され、Y1=Z1 となるようにガス用コントロールモ
ータ3を駆動制御し、Y2 =Z2 となるように空気用コ
ントロールモータ6を駆動制御する。
【0009】負荷信号Xをガスまたは空気用コントロー
ルモータへの出力信号Y(Y1 またはY2 )に換算する
演算式を、現地試運転の燃焼データに基づいて例えば図
3のようにパラメータ入力して決定する。 負荷率0%の位置が低燃焼位置であり、このときの
コントロールモータへの出力Y=aを、例えばa=2〜
10%の間で決定する。 負荷率100%の位置が定格燃焼位置であり、この
ときのコントロールモータへの出力Y=100−bを、
例えばb=5〜40%の間で決定する。 負荷率50%のときのコントロールモータへの出力
Y=50%からのオフセット値qを例えば±(5〜2
0)%の間で決定する。 このようにパラメータa、b、qを定めたとき、負荷信
号Xからコントロールモータへの出力信号Yに変換する
演算式(二次関数)は、上記三つのパラメータを用いて
次のように近似される。 Y=2(a−b+2q)×10-4×X2 +(100−3a+b−4q)×10-2×X+a なお、負荷率0〜100%の範囲の負荷信号Xが例えば
4〜20mAの電流値で入力されるときには、これに対
応する0〜100%のコントロールモータへの出力Yに
対する具体的出力信号(制御信号)も同じ4〜20mA
の電流値で出力される。
【0010】例えば、現地試運転を行った結果、ガス供
給に関するパラメータをa1 =5、b1 =20、q1
10とし、空気供給に関するパラメータをa2 =2、b
2 =10、q2 =20と選定した制御装置の場合には上
記演算式が、 Y1 =0.001X2 +0.65X+5 Y2 =0.0064X2 +0.24X+2 と定められる。
【0011】上記演算式を用いて具体的には図4のよう
に制御される。すなわち、上側に示した曲線が負荷率を
コントロールモータへの出力Yに変換する演算関数であ
り、下側に示した曲線がこれを流量に換算する関数であ
る。例えば、負荷信号Xが負荷率75%として入力され
ると、これからコントロールモータには出力59%が換
算して出力され、弁の開度が59%の位置に調節され
る。そして、この弁開度における流量は流量率75%と
なって、負荷に見合った燃焼量へのリニアな制御が可能
になる。
【0012】図4における流量率は、ガス制御弁2の場
合は定格ガス流量に対する比率であり、エアダンパ5の
場合は定格燃焼時に必要な空気量に対する比率である。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、パラメータa、bおよびqは火力調節
が最適に行われるようにガスバーナの構成、具体的には
ガス供給管や空気供給管の形状(太さ、長さなど)、火
力範囲、ガス圧力など現地試運転の燃焼データを参考に
して適宜決定されれば良い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明になるガスバ
ーナの制御装置は、負荷信号をガス制御弁、エアダンパ
それぞれの流量特性に応じた制御信号に変換して出力す
る演算式に現地試運転に基づく運転データをパラメータ
として入力し、負荷信号を実機に即した制御信号に変換
してそれぞれのコントロールモータに出力する制御装置
であるので、現地試運転のデータから例えば負荷が0
%、50%、100%のときの弁の開度を適宜選定し、
負荷信号から弁の開度を演算する演算式にパラメータ入
力することにより、容易に実機に即した制御信号を出力
することができる。しかも、ガス制御弁やエアダンパの
流量特性はほぼ二次関数に近似できるので、負荷信号を
制御信号に変換する場合に出力信号の上下限界と中間の
オフセット値により二次関数にて近似すればガスおよび
空気供給と負荷との関係をリニアに制御することが可能
であり、空燃比を一定に維持する上で威力を発揮する制
御となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の装置を示す説明図である。
【図2】一実施例の制御のフローを示す説明図である。
【図3】パラメータの決定要領をを示す説明図である。
【図4】負荷率から流量率を求める要領の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ガスバーナ(本体) 2 ガス制御弁 3 ガス用コントロールモータ 4 送風機 5 エアダンパ 6 空気用コントロールモータ 7 制御盤 71 演算器 72 調節器 X 負荷信号 Y コントロールモータへの出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立した二個のコントロールモータによ
    りガス制御弁とエアダンパとをそれぞれ負荷に応じて開
    閉し、燃料制御と空燃比制御とを行う比例制御のガスバ
    ーナにおいて、負荷信号をガス制御弁、エアダンパそれ
    ぞれの流量特性に応じた制御信号に変換して出力する演
    算式に現地試運転に基づく運転データをパラメータとし
    て入力し、負荷信号を実機に即した制御信号に変換して
    それぞれのコントロールモータに出力することを特徴と
    するガスバーナの制御装置。
JP24403591A 1991-08-30 1991-08-30 ガスバーナの制御装置 Pending JPH0560321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006000366A1 (de) * 2004-06-23 2006-01-05 Ebm-Papst Landshut Gmbh Verfahren zur regelung und steuerung einer feuerungseinrichtung und feuerungseinrichtung
JP2007024363A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Seigyo Giken:Kk 室圧制御装置

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US8636501B2 (en) 2004-06-23 2014-01-28 Landshut GmbH Method for regulating and controlling a firing device and firing device
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